JP2001073473A - 免震建築物の出入り口構造、及び該出入り口構造を備えたユニット式免震建物並びに建物ユニット - Google Patents

免震建築物の出入り口構造、及び該出入り口構造を備えたユニット式免震建物並びに建物ユニット

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JP2001073473A
JP2001073473A JP2000033991A JP2000033991A JP2001073473A JP 2001073473 A JP2001073473 A JP 2001073473A JP 2000033991 A JP2000033991 A JP 2000033991A JP 2000033991 A JP2000033991 A JP 2000033991A JP 2001073473 A JP2001073473 A JP 2001073473A
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Japan
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building
entrance
plate
seismic isolation
base
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JP2000033991A
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Inventor
Yuzuru Kawazoe
譲 川副
Atsushi Chiyomatsu
淳 千代松
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はね出し板を軽量化できると共に、それの上
部構造体に対する取付構造も簡素化でき、免震性能への
影響が少なく、制約の少ない建築計画と良好な施工性及
び低コスト化を実現できる免震建築物の出入り口構造を
提供すること。 【解決手段】 免震建築物の上部構造体(建物ユニット
3)より玄関ステップ5上にはね出したはね出し板6を
有する免震建築物の出入り口構造において、玄関ステッ
プ5に、はね出し板6の突き出し端6b近傍を支承する
支持体11、13を配置し、はね出し板6の自重及び当
該はね出し板6に作用する荷重を支持体11、13によ
って支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、免震建築物の出
入り口構造、及びユニット式免震建物並びに建物ユニッ
トに関し、特に、戸建て住宅等の免震建築物の出入り口
構造及び該出入り口構造を備えたユニット式免震建物並
びに該ユニット式免震建物の上部構造物をなす建物ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】戸建て住宅等において、上部構造物を積
層ゴム支承、転がり支承、滑り支承等により基礎より相
対変位可能に支承し、地震エネルギが上部構造物に作用
することを阻止、緩和し、建物の地震による崩壊を避け
る試みは、既に種々の態様で行われており、このように
支承された建物を免震建築物と云う。この種の免震建築
物は、上部構造物が工場で組立生産されるラーメン構造
の建物ユニットであるユニット式免震建物にも適用され
る。免震建築物では、地震時に上部構造体と地盤とが相
対変位できるよう、上部構造体と玄関ステップとの間に
余裕空間が設けられており、そこを渡って通行できるよ
うに、上部構造体より玄関ステップ上にはね出したはね
出し板が設けられている。
【0003】このはね出し板は、玄関ステップ側が突き
出し端である片持ち梁をなし、そこを通行する者の荷
重、建築基準法上の積載荷重に耐え、最大相対変位に対
応した設計のものになっている。また、ユニット式免震
建物では、建物ユニットと基礎との間に配置された積層
ゴム等による免震装置により建物ユニットが基礎より免
震支承される構造になり、免震装置の設置は、たとえ
ば、特開平6−158909号公報に示されているよう
に、全て建築現地で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の免震建築物の出
入り口構造では、上述のような設計荷重による曲げ応力
に耐え、しかも、撓みの無い良好な歩行感が得られるよ
う、片持ち梁によるはね出し板は、断面設計寸法が大き
くなり、はね出し板の基端における上部構造物との取付
部の取付強度を相当高くする必要が生じる。このため、
はね出し板の自重も大きくなり、コストも上昇する。特
に、ユニット式免震建物等による軽量な戸建て免震住宅
の場合、はね出し板の自重による偏荷重のために、免震
性能に影響を与えることがあり、また、はね出し板の取
付設計によって建築計画に制約を与えることがある。
【0005】従来のユニット式免震建物では、免震装置
の設置が全て建築現地で行われているため、免震装置の
設置のための建築現地の施工工数が増え、また、工場で
組立生産された建物ユニットは、トラック等による建築
現地への輸送過程で、走行振動等を受け、組立精度が低
下する虞れがある。
【0006】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、はね出し板を軽量化できると共
に、それの上部構造体に対する取付構造も簡素化でき、
免震性能への影響が少なく、制約の少ない建築計画と良
好な施工性及び低コスト化を実現できる免震建築物の出
入り口構造及びユニット式免震建物と、免震装置の設置
のための建築現地での施工工数削減と建築現地への輸送
過程での組立精度の低下を回避できるユニット式免震建
物用の建物ユニットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明による免震建築物の出入り
口構造は、免震建築物の上部構造体より地盤に設けられ
た立上げ部上にはね出したはね出し板を有する免震建築
物の出入り口構造において、前記立上げ部には、前記は
ね出し板の突き出し端近傍を支承する支持体が配置さ
れ、前記はね出し板の自重及び当該はね出し板に作用す
る荷重を前記支持体によって支持するものである。この
構成によれば、はね出し板の突き出し端側が支持体によ
り相対変位可能に支承され、該支持体によってはね出し
板の自重及び当該はね出し板に作用する荷重を支持する
ことができる。
【0008】上述の目的を達成するために、請求項2に
記載の発明による免震建築物の出入り口構造は、前記立
上げ部を、玄関、勝手口又は掃き出し窓のステップとし
ている。この構成によれば、上部構造体に設けられた玄
関、勝手口、掃き出し窓のステップからの出入りが容易
に行える。なお、前記玄関、勝手口、掃き出し窓のステ
ップは、その上面がはね出し板の上面との間では段差を
生ずるものの、地盤に続く階段状の段差については備え
ていないものであっても良い。
【0009】また、上述の目的を達成するために、請求
項3に記載の発明による免震建築物の出入り口構造は、
前記支持体に、上下高さ調整機構が組み込まれているも
のである。この構成によれば、上下高さ調整機構により
支持体の設置高さの調整を行うことができ、該支持体に
より、はね出し板の突き出し端側を隙間なく支承するこ
とができる。
【0010】請求項4に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記支持体が、転がり支持体あるいは
摩擦支持体であることとしている。この構成によれば、
はね出し板の突き出し端側は、転がり支持体によって低
抵抗に支承され、あるいは摩擦支持体により相対変位可
能に支承され、はね出し板の自重及び当該はね出し板に
作用する荷重を支持することができる。
【0011】請求項5に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記支持体が、前記立上げ部上の3箇
所に平面視で3角形状をなす位置関係で配置されている
ものである。この構成によれば、3個の支持体が全体で
見て面状(3角形面状)に配置され、支持体によるはね
出し板の支持剛性が向上する。
【0012】請求項6に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記支持体が、前記立上げ部上の4箇
所に平面視で4角形状をなす位置関係で配置されている
ものである。この構成によれば、4個の支持体が全体で
見て面状(4角形面状)に配置され、支持体によるはね
出し板の支持剛性が向上する。
【0013】請求項7に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記立上げ部が、前記上部構造体から
所定間隔離れた余裕空間を有して設けられた化粧壁であ
り、前記上部構造体から前記余裕空間を閉塞する閉塞部
材を延設したものである。この構成によれば、上部構造
体と地盤との水平方向の相対変位を阻害することなく、
上部構造体と化粧壁との間の余裕空間を閉塞することが
できる。
【0014】請求項8に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記はね出し板の側に接続された上側
化粧板と、前記立上げ部の側に接続された下側化粧板と
を有し、前記上側化粧板の下縁は立上げ部の上面より高
い位置にあり、前記下側化粧板の上縁は立上げ部の上面
とほぼ同じ高い位置にあるものである。この構成によれ
ば、上部構造体と地盤との水平方向の相対変位を阻害す
ることなく、上部構造体と地盤との間の空隙を上側化粧
板と下側化粧板とで閉塞することができる。
【0015】請求項9に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、前記立上げ部がたたきにより構成さ
れ、前記はね出し板にステップが一体化されている共
に、当該はね出し板の側に化粧板が接続され、前記たた
きの上面は前記化粧板の下縁より低い高さ位置にあり、
前記はね出し板の下底面は、前記化粧板の下縁にほぼ同
じ高さ位置で、且つ建物基礎の上面より高い位置にある
ものである。この構成によれば、上部構造体と地盤との
水平方向の相対変位を阻害することなく、上部構造体と
地盤との間の空隙を化粧板によって閉塞することができ
る。
【0016】また、上述の目的を達成するために、請求
項10に記載の発明によるユニット式免震建物は、工場
で組立生産される建物ユニットを基礎上に免震装置を介
して据え置かれてなるユニット式免震建物において、請
求項1〜9の何れかに記載の出入り口構造を適用されて
いるものである。この構成によれば、ユニット式免震建
物において、建物ユニットよりはね出したはね出し板の
突き出し端側が転がり支持体あるいは摩擦支持体により
相対変位可能に支承され、転がり支持体あるいは摩擦支
持体によってはね出し板の自重及び当該はね出し板に作
用する荷重を支持することができる。
【0017】また、上述の目的を達成するために、請求
項11に記載の発明による建物ユニットは、工場で組立
生産され、基礎上に免震装置を介して据え置かれること
でユニット式免震建物を構成する建物ユニットにおい
て、建物ユニットの下面に前記免震装置が工場で取り付
けられ、前記免震装置を取り付けられた状態で建設現地
に輸送されるものである。この構成によれば、建物ユニ
ットの下面に免震装置が工場で取り付けられ、建物ユニ
ットは免震装置を取り付けられた状態で建設現地に輸送
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1はこの発明による免震建築物の出
入り口構造を適用されたユニット式免震建物の全体構造
を示している。ユニット式免震建物は、地盤上の基礎1
上に積層ゴム等による免震装置2を介して上部構造体で
ある建物ユニット3が据え置かれる。これにより、建物
ユニット3は免震装置2によって基礎1に対して水平方
向に相対変位可能に免震支承される。
【0019】なお、一階の建物ユニット3の角部の下に
もレール支承等による免震装置2が配置されているが、
図示は省略している。建物ユニット3の一つは、玄関開
口4を有しており、玄関開口4の前方部に余裕空間をお
いて地盤に設けられた立上げ部として玄関ステップ5が
設けられ、上部構造体である建物ユニット3より玄関ス
テップ5上にはね出す形態ではね出し板6が設けられ
る。
【0020】はね出し板6を有する出入り口構造を図
2、図3を参照して説明する。なお、図2、図3におい
て、7は玄関ドア、8ははね出し板6上に建てられたポ
ーチ柱、9はポーチ柱8により支持された玄関ポーチで
ある。はね出し板6の基端6aは建物ユニット3の床梁
等に固定接続されており、突き出し端6b側は玄関ステ
ップ5の上方にオーバーラップしている。玄関ステップ
5には、ボール10を転動可能に有する転がり支持体1
1が設置されており、転がり支持体11がボール10に
よってはね出し板6の突き出し端6b近傍を低抵抗で水
平方向に相対変位可能に支承している。
【0021】この支承構造により、はね出し板6は、玄
関ステップ5との水平方向の相対変位を許容された状態
で、自重及びはね出し板6に作用する荷重を転がり支持
体11によって支持され、単純梁状になっている。な
お、転がり支持体11は、はね出し板6の幅方向に複数
個設けられている。上述の構成により、片持ち梁の場合
に比してはね出し板6の断面設計寸法を小さくでき、は
ね出し板6を軽量化できると共に、はね出し板6の建物
ユニット3に対する取付構造も簡素化でき、免震性能へ
の影響が少なく、制約の少ない建築計画と、良好な施工
性及び低コスト化を実現できる。
【0022】転がり支持体11は、はね出し板6の幅方
向に複数個一列に配置する以外に、図4、図5に示され
ているように、玄関ステップ5上の3箇所に平面視で3
角形状をなす位置関係や、玄関ステップ5上の4箇所に
平面視で4角形状をなす位置関係で配置されていてもよ
い。これらの場合は、3個の転がり支持体11が全体で
見て面状(3角形面状)に配置、あるいは4個の転がり
支持体11が全体で見て面状(4角形面状)に配置さ
れ、転がり支持体11によるはね出し板6の支持剛性が
向上する。
【0023】これにより、人の通行等によってはね出し
板6が撓むことが効果的に抑制され、はね出し板6の撓
みによってはね出し板6と玄関ステップ5とが干渉する
ことを避けるために、はね出し板6と玄関ステップ5と
の間に設ける間隙を狭くでき、その間隙での挟み込みを
防止できる。また、はね出し板6の剛性を低減でき、は
ね出し板6の部材断面の低減と軽量化を図ることがで
き、はね出し板6の生産性や施工性を向上できる。ま
た、はね出し板6の支持荷重を分散でき、はね出し板6
と建物ユニット3の取付部を簡素化できる。
【0024】(実施の形態2)図6、図7はこの発明に
よる免震建築物の出入り口構造の実施の形態2を示して
いる。なお、図6、図7において、図2、図3に対応す
る部分は、図2、図3に付した符号と同一の符号を付け
て、その説明を省略する。実施の形態2では、上部にフ
ッ素樹脂等の低摩擦材による低摩擦部材12を取り付け
られた摩擦支持体13が玄関ステップ5上に設置されて
おり、摩擦支持体13が低摩擦部材12によって、はね
出し板6の突き出し端6b近傍を低抵抗で水平方向に相
対変位可能に支承している。
【0025】この支承構造により、はね出し板6は、玄
関ステップ5との水平方向の相対変位を低抵抗で許容さ
れた状態で、自重及びはね出し板6に作用する荷重を摩
擦支持体13によって支持され、単純梁状になってい
る。従って、実施の形態2においても、片持ち梁の場合
に比してはね出し板6の断面設計寸法を小さくでき、は
ね出し板6を軽量化できると共に、はね出し板6の建物
ユニット3に対する取付構造も簡素化でき、免震性能へ
の影響が少なく、制約の少ない建築計画と、良好な施工
性及び低コスト化を実現できる。
【0026】図8、図9は摩擦支持体13の具体的構造
例を示している。摩擦支持体13は、取付基板14上に
取付ボルト15によってブロック部材16と板状の低摩
擦部材12を固定したものである。取付基板14は矩形
をなし、該取付基板14の四隅に形成されたねじ孔14
aの各々には、中空雄ねじ状の高さ調整スリーブ17が
ねじ係合されている。該高さ調整スリーブ17内には、
玄関ステップ5に固定されたアンカボルト18が貫通し
ており、該アンカボルト18は、高さ調整スリーブ17
の上方にて締め付けナット19と螺合している。
【0027】この摩擦支持体13は、高さ調整スリーブ
17をねじ孔14aに対してねじ込むことにより、高さ
調整スリーブ17の下端が取付基板14の下底面より下
方に突出し、その突出量を高さ調整スリーブ17のねじ
孔14aに対するねじ込み量によって連続的に調整する
ことができるものである。よって、玄関ステップ5上に
おける取付基板14並びに摩擦支持体13の上下高さを
調整することが可能になり、玄関ステップ5に施工誤
差、部材加工誤差があっても、低摩擦部材12をはね出
し板6の下面に当てがうことができるため、はね出し板
6を水平状態で支承できる。
【0028】なお、上述のような上下高さ調整機構は実
施の形態1の転がり支持体11にも同様に適用すること
ができる。また、摩擦支持体13の配置は、はね出し板
6の幅方向に複数個一列以外に、実施の形態1と同様
に、玄関ステップ5上の3箇所に平面視で3角形状をな
す位置関係や、玄関ステップ5上の4箇所に平面視で4
角形状をなす位置関係にすることもできる。
【0029】(実施の形態3)図10〜図12はこの発
明によるユニット式免震建物用の建物ユニットの実施の
形態を示している。ラーメン構造等による建物ユニット
3は、工場で組立生産され、工場にてユニット下面に積
層ゴム等による免震装置2を取り付けられている。
【0030】この建物ユニット3は、図10に示されて
いるように、免震装置2を取り付けられた状態で、免震
装置2を衝撃吸収座としてトラックTの荷台に積載さ
れ、トラックTによって建設現地に輸送される。これに
より、輸送過程の走行振動等が建物ユニット3に作用す
ることが緩和され、建築現地への輸送過程での建物ユニ
ット3の組立精度の低下を回避できる。建物ユニット3
は、図10に示されているように、建築現地にて基礎1
上に免震装置2を介在された状態で据え付けられる。二
階屋の場合には、上階の建物ユニット3は免震装置2を
介在された状態で下階の建物ユニット3上に据え付けら
れている。なお、一階と二階との間の免震装置はなくて
も良い。
【0031】図12は免震装置2と基礎1との固定構造
を示している。基礎1にはガイドピン付きのアンカボル
ト20が設けられており、建物ユニット3の下面に既に
固定されている免震装置2の取付フランジ部2aに形成
されたボルト通し孔2bにアンカボルト20を通し、ア
ンカボルト20にナット21を締め付けることにより、
免震装置2の装着と同時に建物ユニット3の据え付けが
完了する。
【0032】(実施の形態4)図13、図14はこの発
明による免震建築物の出入り口構造の実施の形態4を示
している。なお、図13、図14においても、前記した
図2、図3の実施の形態1と同様に、図示はしていない
が、地盤上の基礎上に積層ゴム等の免震装置を介して上
部構造体である建物ユニット3が据え置かれる構成であ
る。
【0033】実施の形態4では、出入り口構造は勝手口
の構造を示している。この勝手口の構造は、通常、勝手
口は出入りの頻度が低く、建物の配置計画においても勝
手口は南側以外の隣地境界に隣接して計画されることが
多く、スペース的にもコンパクトなものが望まれるか
ら、勝手口ステップ及びはね出し板の突出量は玄関のも
のと比して短くなっている。このため、勝手口25のは
ね出し板26は、地盤に設けられた立上げ部としての化
粧壁27上に突出配置された支持体27aにより、突き
出し端近傍を支承されている。支持体27aは前記した
実施の形態1又は2に示される転がり支持体11や摩擦
支持体13が用いられ、はね出し板26の突出量が小さ
いため、突き出し端側の略中心の1点を支持する構成で
ある。
【0034】化粧壁27は上部構造体3から所定間隔離
れた余裕空間28を有して、コンクリートブロック積み
等により立ち上げて設けられたものであり、所定の肉厚
をもって上部構造体3の全外周に亙って外枠のように設
けられている。化粧壁27の外側には、勝手口ステップ
29がモルタル等により形成され、化粧壁27に沿って
側面に階段部29aが形成されている。また、勝手口ス
テップ29の大きさは、免震装置の最大変位量に対して
最小限の余裕を持った大きさLに設定してあるため、小
型化できて隣地境界に近接して計画できる。
【0035】上部構造体3の下部には、全外周に亙って
剛接続された架台30が設けられており、この架台30
に勝手口のはね出し板26の一端が支持されている。そ
して、上部構造体3に剛接続された架台30から、上部
構造体3と化粧壁27との間の余裕空間28を閉塞する
閉塞部材として犬走り31が延設されている。犬走り3
1は取付板32、傾斜犬走り板33、野縁34から構成
され、勝手口25のはね出し板26を除く部分の上部構
造体3から外側へ張り出して設けられ、化粧壁27との
間に上下方向の僅かな空隙dが形成されている。このた
め、地震等により地盤と上部構造体3との間に相対変位
が生じても、その変位が阻害されることはない。
【0036】このように、上部構造体3と化粧壁27と
の間の余裕空間28を犬走り31等の閉塞部材で閉塞し
ているので、建物外観の見栄えを良くすると共に、余裕
空間28から免震層への人(特に子供)や小動物の侵入
を防止することができ、地震時に挟まれる危険が無い。
また、閉塞部材を不燃材にて構成することにより、延焼
を防ぐことができる効果も得られる。
【0037】(実施の形態5)図15、図16はこの発
明による免震建築物の出入り口構造の実施の形態5を示
している。この実施の形態では、建物ユニット3側のは
ね出し板35が上段側の玄関ステップ部36を一体に有
しており、はね出し板35は立上げ部をなす下段ステッ
プ37上にはね出している。はね出し板35は全体をタ
イル仕上げとされ、下段ステップ37はモルタル仕上げ
とされている。
【0038】建物ユニット3と基礎1との間の免震層を
覆う化粧板として、建物ユニット3、はね出し板35の
側に上側化粧板38が接続され、下段ステップ37の側
に下側化粧板39が接続され、はね出し板35は上側化
粧板38と連動して下段ステップ37に対して変位可能
になっている。上側化粧板38の下縁38aは下段ステ
ップ37の上面37aより高い位置にあり、下側化粧板
39の上縁39aは下段ステップ37の上面37aとほ
ぼ同じ高い位置にある。上述の構成によれば、上側化粧
板38と下側化粧板39とによって上部構造体である建
物ユニット3と地盤との間の空隙が閉塞され、免震層へ
の人(特に子供)や小動物の侵入を防止することができ
る。
【0039】上側化粧板38の下縁38aは下段ステッ
プ37の上面37aより高い位置にあり、下側化粧板3
9の上縁39aは下段ステップ37の上面37aとほぼ
同じ高い位置にあるから、建物ユニット3と地盤との間
で変位が生じても、干渉が生じることがなく、化粧板構
造が上部構造体と地盤との水平方向の相対変位を阻害す
ることがない。また、下段ステップ37を低くできるか
ら、はね出し板35をタイル仕上げ、下段ステップ37
をモルタル仕上げとして、タイル目地のずれの問題を解
消でき、はね出し板35と下段ステップ37での多少の
残留変位は目立たない。
【0040】(実施の形態6)図17、図18はこの発
明による免震建築物の出入り口構造の実施の形態6を示
している。この実施の形態では、立上げ部がモルタル仕
上げの低いたたき40により構成され、たたき40上に
はね出たはね出し板41に玄関ステップ42の全体が一
体形成されており、はね出し板41全体がタイル仕上げ
されている。はね出し板41の側には化粧板43が接続
されている。たたき40の上面40aは化粧板43の下
縁43aより低い高さ位置にあり、はね出し板41の下
底面41aは、化粧板43の下縁43aにほぼ同じ高さ
位置で、且つ建物の基礎1の上面1aより高い位置にあ
る。
【0041】上述の構成によれば、化粧板43によって
上部構造体である建物ユニット3と地盤との間の空隙が
閉塞され、免震層への人(特に子供)や小動物の侵入を
防止することができる。たたき40の上面40aは化粧
板43の下縁43aより低い高さ位置にあり、はね出し
板41の下底面41aは、化粧板43の下縁43aにほ
ぼ同じ高さ位置で、且つ建物の基礎1の上面1aより高
い位置にあるから、建物ユニット3と地盤との間で変位
が生じても、干渉が生じることがなく、化粧板構造が上
部構造体と地盤との水平方向の相対変位を阻害すること
がない。
【0042】また、はね出し板41に玄関ステップ42
の全体が一体化されているから、出し板35をタイル仕
上げしても、タイル目地のずれの問題を解消でき、はね
出し板35と下段ステップ37での多少の残留変位は目
立たない。なお、前記した実施形態では、出入り口構造
として玄関、勝手口の例を示したが、掃き出し窓や他の
開口部に適用することができるのは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1に記載の発明による免震建築物の出入り口構造によれ
ば、免震建築物の上部構造体より地盤に設けられた立上
げ部上にはね出したはね出し板を有する免震建築物の出
入り口構造において、前記立上げ部には、はね出し板の
突き出し端近傍を支承する支持体が配置され、はね出し
板の自重及び当該はね出し板に作用する荷重を支持体に
よって支持する構成としたので、はね出し板の突き出し
端側が支持体により相対変位可能に支承され、該支持体
によってはね出し板の自重及び当該はね出し板に作用す
る荷重が支持され、単純梁状になり、これにより、片持
ち梁の場合に比してはね出し板の断面設計寸法を小さく
でき、はね出し板を軽量化できると共に、はね出し板の
上部構造体に対する取付構造も簡素化でき、免震性能へ
の影響が少なく、制約の少ない建築計画と、良好な施工
性及び低コスト化を実現できる。
【0044】請求項2に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造によれば、前記立上げ部は、玄関、勝手口
又は掃き出し窓のステップであり、上部構造体に設けら
れた玄関、勝手口、掃き出し窓のステップを利用して容
易に出入りが行える。請求項3に記載の発明による免震
建築物の出入り口構造によれば、前記支持体は、上下高
さ調整機構が組み込まれている構成としたので、上下高
さ調整機構により支持体の設置高さの調整を行うことが
でき、施工誤差、部材加工誤差があっても該支持体によ
り、はね出し板の突き出し端側を隙間なく支承でき、は
ね出し板を水平状態で支承できる。
【0045】請求項4に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造によれば、前記支持体が、転がり支持体あ
るいは摩擦支持体である構成としたので、はね出し板の
突き出し端側は、転がり支持体によって低抵抗に支承さ
れ、あるいは摩擦支持体により相対変位可能に支承さ
れ、はね出し板の自重及び当該はね出し板に作用する荷
重を支持することができる。
【0046】請求項5に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造によれば、3個の支持体が全体で見て面状
(3角形面状)に配置されているから、支持体によるは
ね出し板の支持剛性が向上し、人の通行によってはね出
し板が撓むことが効果的に抑制される。請求項6に記載
の発明による免震建築物の出入り口構造によれば、4個
の支持体が全体で見て面状(4角形面状)に配置されて
いるから、支持体によるはね出し板の支持剛性が向上
し、人の通行によってはね出し板が撓むことが効果的に
抑制される。
【0047】請求項7に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造によれば、立上げ部は、上部構造体から所
定間隔離れた余裕空間を有して設けられた化粧壁であ
り、上部構造体から余裕空間を閉塞する閉塞部材を延設
したので、建物外観の見栄えを良くすると共に、余裕空
間から免震層への子供や小動物の侵入を防止することが
できる。
【0048】請求項8に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造によれば、はね出し板の側に上側化粧板が
接続され、立上げ部の側に下側化粧板が接続され、上側
化粧板の下縁は立上げ部の上面より高い位置にあり、下
側化粧板の上縁は立上げ部の上面とほぼ同じ高い位置に
あるから、上部構造体と地盤との水平方向の相対変位を
阻害することなく、上部構造体と地盤との間の空隙を上
側化粧板と下側化粧板とで閉塞することができ、免震層
への子供や小動物の侵入を防止することができる。
【0049】請求項9に記載の発明による免震建築物の
出入り口構造は、立上げ部がたたきにより構成され、は
ね出し板にステップが一体化されている共に、当該はね
出し板の側に化粧板が接続され、たたきの上面は化粧板
の下縁より低い高さ位置にあり、はね出し板の下底面
は、化粧板の下縁にほぼ同じ高さ位置で、且つ建物基礎
の上面より高い位置にあるから、上部構造体と地盤との
水平方向の相対変位を阻害することなく、上部構造体と
地盤との間の空隙を化粧板によって閉塞することがで
き、免震層への子供や小動物の侵入を防止することがで
きる。
【0050】請求項10に記載の発明によるユニット式
免震建物によれば、工場で組立生産される建物ユニット
を基礎上に免震装置を介して据え置かれてなるユニット
式免震建物において、請求項1〜9の何れかに記載の出
入り口構造を適用される構成としたので、ユニット式免
震建物において、建物ユニットよりはね出したはね出し
板の突き出し端側が転がり支持体あるいは摩擦支持体に
より相対変位可能に支承され、転がり支持体あるいは摩
擦支持体によってはね出し板の自重及び当該はね出し板
に作用する荷重が支持され、単純梁状になり、これによ
り、片持ち梁の場合に比してはね出し板の断面設計寸法
を小さくでき、はね出し板を軽量化できると共に、はね
出し板の建物ユニットに対する取付構造も簡素化でき、
免震性能への影響が少なく、制約の少ない建築計画と、
良好な施工性及び低コスト化を実現できる。
【0051】請求項11に記載の発明による建物ユニッ
トによれば、工場で組立生産され、基礎上に免震装置を
介して据え置かれることでユニット式免震建物を構成す
る建物ユニットにおいて、該建物ユニットの下面に前記
免震装置が工場で取り付けられ、前記免震装置を取り付
けられた状態で建設現地に輸送される構成としたので、
建物ユニットは免震装置を衝撃吸収座としてトラックの
荷台に積載され、輸送過程の走行振動等が建物ユニット
に作用することが緩和され、建築現地への輸送過程での
建物ユニットの組立精度の低下を回避でき、併せて免震
装置の設置のための建築現地での施工工数を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る免震建築物の出入り
口構造が適用されたユニット式免震建物の全体構造を示
す斜視図である。
【図2】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形態
1を示す正面図である。
【図3】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形態
1を示す側面図である。
【図4】図1の免震建築物の出入り口構造の変形例を示
す斜視図である。
【図5】図1の免震建築物の出入り口構造の他の変形例
を示す斜視図である。
【図6】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形態
2を示す正面図である。
【図7】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形態
2を示す側面図である。
【図8】図1の免震建築物の出入り口構造で使用される
摩擦支持体の具体的構成を示す平面図である。
【図9】図1の免震建築物の出入り口構造で使用される
摩擦支持体の具体的構成を示す一部断面側面図である。
【図10】図1のユニット式免震建物用の建物ユニット
の輸送状態を示す説明図である。
【図11】図1のユニット式免震建物用の建物ユニット
の据え付け状態を示す説明図である。
【図12】図1のユニット式免震建物用の建物ユニット
の基礎に対する取付構造を示す側面図である。
【図13】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形
態4を示す要部斜視図である。
【図14】(a)は図13のはね出し板部分の断面図、
(b)は図13の犬走り部分の断面図である。
【図15】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形
態5を示す斜視図である。
【図16】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形
態5を示す側面図である。
【図17】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形
態6を示す斜視図である。
【図18】図1の免震建築物の出入り口構造の実施の形
態6を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 免震装置 3 建物ユニット(上部構造体) 4 玄関開口 5 玄関ステップ 6、26 はね出し板 6b はね出し板の突き出し端 10 ボール 11 転がり支持体 12 低摩擦部材 13 摩擦支持体 17 高さ調整スリーブ(上下高さ調整機構) 25 勝手口 27 化粧壁 27a 支持体 28 余裕空間 29 勝手口ステップ 31 閉塞部材(犬走り) 35 はね出し板 37 下段ステップ 38 上側化粧板 39 下側化粧板 40 たたき台 41 はね出し板 43 化粧板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 免震建築物の上部構造体より地盤に設け
    られた立上げ部上にはね出したはね出し板を有する免震
    建築物の出入り口構造において、 前記立上げ部には、前記はね出し板の突き出し端近傍を
    支承する支持体が配置され、前記はね出し板の自重及び
    当該はね出し板に作用する荷重を前記支持体によって支
    持することを特徴とする免震建築物の出入り口構造。
  2. 【請求項2】 前記立上げ部は、玄関、勝手口又は掃き
    出し窓のステップであることを特徴とする請求項1に記
    載の免震建築物の出入り口構造。
  3. 【請求項3】 前記支持体に、上下高さ調整機構が組み
    込まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    免震建築物の出入り口構造。
  4. 【請求項4】 前記支持体は、転がり支持体又は摩擦支
    持体であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項
    に記載の免震建築物の出入り口構造。
  5. 【請求項5】 前記支持体は、前記立上げ部上の3箇所
    に平面視で3角形状をなす位置関係で配置されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の免震
    建築物の出入り口構造。
  6. 【請求項6】 前記支持体は、前記立上げ部上の4箇所
    に平面視で4角形状をなす位置関係で配置されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の免震
    建築物の出入り口構造。
  7. 【請求項7】 前記立上げ部は、前記上部構造体から所
    定間隔離れた余裕空間を有して設けられた化粧壁であ
    り、前記上部構造体から前記余裕空間を閉塞する閉塞部
    材を延設したことを特徴とする請求項1〜5の何れか一
    項に記載の免震建築物の出入り口構造。
  8. 【請求項8】 前記はね出し板の側に接続された上側化
    粧板と、前記立上げ部の側に接続された下側化粧板とを
    有し、前記上側化粧板の下縁は立上げ部の上面より高い
    位置にあり、前記下側化粧板の上縁は立上げ部の上面と
    ほぼ同じ高い位置にあることを特徴とする請求項1〜5
    の何れか一項に記載の免震建築物の出入り口構造。
  9. 【請求項9】 前記立上げ部はたたきにより構成され、
    前記はね出し板にステップが一体化されてはね出し板が
    接続されている共に、当該はね出し板の側に化粧板が接
    続され、前記たたきの上面は前記化粧板の下縁より低い
    高さ位置にあり、前記はね出し板の下底面は、前記化粧
    板の下縁にほぼ同じ高さ位置で、且つ建物基礎の上面よ
    り高い位置にあることを特徴とする請求項1〜5の何れ
    か一項に記載の免震建築物の出入り口構造。
  10. 【請求項10】 工場で組立生産される建物ユニットを
    基礎上に免震装置を介して据え置かれてなるユニット式
    免震建物において、 請求項1〜9の何れか一項に記載の出入り口構造が適用
    されていることを特徴とするユニット式免震建物。
  11. 【請求項11】 工場で組立生産され、基礎上に免震装
    置を介して据え置かれることでユニット式免震建物を構
    成する建物ユニットにおいて、 該建物ユニットの下面に前記免震装置が工場で取り付け
    られ、前記免震装置を取り付けられた状態で建設現地に
    輸送されることを特徴とする建物ユニット。
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