JPH0489964A - 組立式浮床工法 - Google Patents

組立式浮床工法

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JPH0489964A
JPH0489964A JP20438090A JP20438090A JPH0489964A JP H0489964 A JPH0489964 A JP H0489964A JP 20438090 A JP20438090 A JP 20438090A JP 20438090 A JP20438090 A JP 20438090A JP H0489964 A JPH0489964 A JP H0489964A
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JP
Japan
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floating floor
floor
construction method
floating
prefabricated
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Pending
Application number
JP20438090A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
謙一 中村
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SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は組立式浮床工法に係わるもので、更に詳しくは
インテリジェントビル・コンピュータールーム・一般事
務室等に使用する耐震性浮床の工法に係わるものである
[従来の技術] 従来の浮床工法は (1)方形の浮床板の四隅が床基盤上に立てた支柱の上
端に繋正する様装置したものか (2)四脚を有する個々の浮床を近接して並べるか の何れかの方法であった。
(1)の場合浮床板の四隅が支柱頭部のツメに嵌合して
おり、支柱の基部は床基盤に接着固定されているので、
地震の際支柱の基部は床基盤の振動と共に動こうとする
が、支柱の頭部には浮床板が乗り更に重い機器が乗って
いるので、浮床と機器とは慣性の原理により静止を続け
ようとする。その為支柱の頭部と基部には相半する力が
作用し、支柱基部の接着は外れて支柱が倒れ、浮床は倒
壊し、従って機器も転倒する。
又(2)の場合、各浮床が四脚を有するので上部からの
圧力には強いが高さが高い(即ち脚が長い)ので振動に
よる横揺れに弱く、高マグニチュードの地震の際浮床は
倒壊し、従って機器類も転倒する。
現在総ての情報はコンピューター(CP U )化され
、情報センターからの指示で総て制禦されているので、
そのCPUが倒壊したならば立どころに企業の全機能が
麻痺する場合が多く、地震からCPUの倒壊を防ぐ事は
焦眉の急といわれているが未だに完全な耐震構造は発見
されていない。
[発明者が解決しようとする問題点コ 発明者は軟土の状況に鑑み建物がg4壊しない限り浮床
上に設置した機器類が転倒する事のない新しい浮床工法
を提供せんとするものである。
[発明の開示] 如何なる物体もその高さに比して接地面積が非木に大き
い場合は、大きな振動を与えても倒れない 同様に高さに比して接地面積の非常に大きな機器を床面
に固定することなく載置した場合は地震により床面が大
きく上下及び横方向に震動しても機器は固定されていな
い為建物の振幅と異なる震幅で震動し、建物が倒れない
限り機器が倒れる事はない。
発明者はこの原理を応用し個々の浮床を連結して部屋全
体の床を一体化して、浮床結合体を造りその上にコンピ
ューター等の機器類を固定した。
この様にして個々の機器と浮床結合体は一体となり、部
屋全体の大きな床面積を共有した機器となる。之等を床
基盤上に強固に固定した支柱群の上に横滑り可能な状態
で水平に載置すれば、地震の時その震動が激しくても建
物と浮床結合体は別個の振幅を以て震動し機器類は浮床
結合体と共に震動するだけで、建物が倒壊しない限り倒
壊する恐れのない事が実−験で判明した。
以下本発明を更に詳述する。
浮床板は通常方形であるが、必ずしも方形である必要は
なく、互いに連結して部屋全体の浮床板が一体に結合で
きれば良い。浮床板を相互に連結するには如何なる方法
を使用してもがまわないが通常連結板を使用し、連結板
に立てたボルトに浮床板の隅部に設けた孔を嵌合させ、
之をナツトもしくはロックで固定する。この様にして部
屋全体の浮床板を一体とした浮床結合体を支柱群の上に
水平に載置する。
支柱の位置は連結板の直下が望ましい。支柱は基部に固
定用7ランジを設け、上端に高さ調節可能な調整スタl
ドを設ける。
支柱基部の固定用7ランジは、アンカーボルトにより床
基盤(通常コンクリートスラブ)に強固に固定される。
支柱上端、即ち調整スタッドの上端は大きな球状の一部
になる様仕上げ、浮床結合体下面と常に点接触する様に
するか、或は容易に回転するキャスターを調整スタンド
上端に取り付け、浮床結合体下面と点接触または線接触
させる。
又調整スタッドの上端が球状の一部を為しているか或は
キャスター状になっている事は、床基盤の仕上がりが多
少粗雑で完全な水平がでていなくても常に支柱と浮床結
合体が点接触または線接触する働きをする。
従って床板結合体は支柱群と多くの点を介して接触して
おり、相互の摩擦係数は点接触もしくはころがり接触で
あるから非常に小さい。この為地震に際して支柱群が床
基盤と共に震動しても、床板結合体は支柱群と全く別な
震動を行い、振幅も遥かに小さい。
床板結合体と支柱群との摩擦係数が小さく、且お互いに
フリーに震動する為支柱群を押倒す程の力が作用せず支
柱群は倒れないから、浮床結合体も之に固定された機器
類も倒壊する恐れは無い。
マグニチュードの大きな激震に於ては床基盤は建物と共
に震動し最大300 m/m程度の振幅で震動すると言
われており、従って浮床結合体が床基盤と別個な振幅で
震動する場合部屋の周縁の壁面とぶつかるので、之を防
ぐ為浮床結合体と部屋周縁の壁面との間に輻300 m
/so以上の振幅吸収機構を設けなければならない。
即ち部屋の周縁に300 m/m幅以上の柔軟な素材か
らなる床を設け、之を支持する台は上下方向の荷重に強
く横方向の荷重に弱い機構とする。この部分は強い地震
の際破壊される事を期待し、この部分のみを修理する事
により機器全部の倒壊を防止する安全弁の役割をはなす
ものである。
浮床板の材質は、従来金属のダイキャスト製品にPVC
の床材を貼り付けた物が多いが、この材質では万一火災
が生じた時PvCは分解してC,fガスを出し、このガ
スを人間が呼吸すると僅か15秒で中枢神経が麻痺され
て死亡するが、本発明に於ては、浮床板が導電性を有す
る木質系床材であり、その裏側に補強金属板を固定した
ものであって、且この木質系床材がJIS@燃3級の試
験に合格する素材であるので人間に有害なガスを発生す
る恐れが無く、且防腐性・防虫性・防鼠性を有するので
、寒冷地や酷暑地に於ても冷害や白蟻に蚕蝕される心配
もなく、木質系床材の体積固有抵抗値は106Ωcm以
下で、アース端子を浮床下部から取るので完全にアース
される。又電線被覆を傷付ける事を防ぐ為基礎ボルトの
頭を被覆する函を設けるが、この函も前述と同様の木質
系素材を使用するので同様の効果があり、浮床下が鼠の
運動場になりtaを食い破られる事も無い。
[実施例及び効果] 以下その実施例を述べるが、本発明はこれら実施例にの
み限定されるものではない。
実施例1゜ 第1図〜第5図に実施例1を図示した。
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は浮床板の側
面図、第4図は隅部の斜視図、第5図は部屋周縁部の断
面図を示す。
浮床板■は薄鉄板■に補強リブ■を溶接した補強板を成
形金型内にインサートして難燃性木質系素材■を加熱加
圧成形したもので四隅に孔■を設は連結板■に植え付け
たボルト■に嵌合しナンド■により固定連結され、この
様にして部屋全体の床板が相互に連結されて浮床結合体
を構成する。
連結板の固定ボルト■及びナツト■を被覆する為被覆面
Oを嵌入する。■の取り外しを容易にする為中央に取り
外し用ナツトOを設け、■に取り外し用具をネジ止めし
て■を引き上げる。連結板の直下もしくは連結板切欠部
の直下に支柱■を設ける。
支柱■は下端に7ランジOを上端に高さを調節する調整
スタッド■を有し、7ランジOは基礎ボルト@に嵌合し
固定ナツト@により床基盤であるコンクリートスラブに
固定される。
調整スタッド■は一定の水準に高さを調整後、ナツト■
により固定される。調整スタッド■の頂部は球状の一部
を為し連結板■の下面と点接触する。
固定ナツト@の頭がtL線を傷付ける恐れがあるので之
を防止する為被覆面[相]を設ける。
浮床板■及び被覆面■[相]の材質は発明者が既に特許
出願中の難燃性木質製品〈特願昭62−303777号
62−3126799)を使用し、■及び[相]はこの
材質100部に対し更に炭素粒子5 Q Omeshを
重量比で、3部投入混合すれば導電性は良くなり、体積
固有抵抗は10 ’Qcm以下となるのでアース性も良
くなり、電磁波を防止することが出来る。
■は上述と同上難燃性木質製品で造り、之にこの材質1
00重量部に対し更に2重量部のシクロへキシミド(ナ
ラマイシン)を添加するとシクロへキシミドの毒性を鼠
が嫌い、その為床下が鼠の運動場になり電線が噛じられ
る被害がなくなる。
第5図に於て部屋全体の浮床板を一体に連結した浮床結
合体[相]と部屋周縁の壁面[相]の間に350m/m
幅のゴム製浮床■を設け、■を支持する機構Oを設ける
。■は上下方向の圧力に強く、横方向の圧力に弱い構造
とする。
以上第1図〜第5図に示す構造にすれば浮床結合体及び
その上に固定されたCPU等機器類は、床基盤に強く固
定された支柱群と多くの点で接触しつつ水平に載置され
た状態となり、相互の摩擦係数は小さいので、激震の場
合支柱群と床基盤が一体となって震動した時、浮床結合
体とCPU等機器類は慣性の原理で静止を続けようとし
、点接触の部分で摺動して支柱群と同じ震動をしない。
激震の際床基盤は、最大300 m/mの振幅で震動す
ると云われているが、浮床結合体と壁面の間に350 
m/m輻のゴム床■による緩衝地帯が設けられるので、
之の支持機構Oは破壊されても支柱群は倒壊する事もな
く、従って浮床結合体とCPU等機器類は安全である。
実施例2゜ 第6図は実施例2を図示した正面図である。
浮床板■を連結板■のボルト■及びナツト■により相互
に連結して部屋全体を一枚の浮床結合体とすることは実
施例1.と同様であり、支柱■の下端に7ランジOを設
ける事も実施例1.と同様であるが、調整スタッド■の
代わりに自由に回転し得るキャスターOをネジ込み高さ
を調整して固定ナツト[有]により固定する。
キャスターのローラー■はナイロン製で硬度も硬く、連
結板■の下面と点または線で接触する。
この様にして浮床結合体は床基盤に固定された多くの支
柱群の上端に取り付けられたキャスターのローラーと点
または僅かな線で接触して静置された状態となる。
従って地震の際、支柱群が床基盤と共に振動しても、キ
ャスターの作用により浮床結合体はその上を滑り、支柱
群と別の小さい振幅で震動し、支柱群には之を倒す様な
大きな力は働かず、支柱群が倒れる事が無いから浮床結
合体及び之に固定されたCPU他の機器類も転倒せず安
全である。部屋周縁部に於て壁との間に一定幅のゴム製
浮床を支持する機構 を設けることは実施例1と同様で
ある。
又浮床板■、被覆由■、及び基礎ボルト被覆函■は実施
例1と同じく導電性とともに、難燃性・防腐性・防蟻性
・防鼠性を具備した木質系素材からなるものである。以
上の構造により実施例1と同様の作用効果が得られる。
[発明の効果] 本発明により現在社会の中枢神経と云われるコンピュー
ターの耐震性が保たれ、如何なる激震に対しても床基盤
が倒壊しへい限りコンピューター等重要機器類を設置し
た部l(の浮床が倒壊せず、重要m6類の安全を保持で
きることにより、激震の際でも社会の中枢神経が保たれ
て混乱を防止できる事はその社会的、Q、義が入きい 考許比按人 −」ヒ」ニー1= 手  続  補  正  書 平成2年11月6日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浮床板を相互に固定して部屋全体の床を一体化し
    た浮床結合体を造り、これを床基盤に固定した複数の支
    柱上に、摺動できる状態で載置する事を特徴とする組立
    式浮床工法。
  2. (2)浮床板が方形であって、その4隅に於て連結板に
    より相互に結合一体化する事を特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の組立式浮床工法。
  3. (3)浮床結合体に於て各方形浮床板が相接する接合点
    の直下に支柱を設ける事を特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の組立式浮床工法
  4. (4)支柱の上端部の頂面が球状もしくはコロの一部で
    あって浮床結合体と点接触もしくは線接触する事を特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の組立式浮床工法
  5. (5)浮床板が導電性を有する木質系床材であってその
    裏側に補強金属板を固定する事を特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の組立式浮床工法。
  6. (6)浮床板を相互に固定する連結板上の固定機構をカ
    バーする被覆函を設ける事を特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の組立式浮床工法。
  7. (7)部屋全体の浮床板を一体化した浮床結合体の周縁
    と部屋の壁との間に必要幅の振幅吸収機構を設ける事を
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の組立式浮床
    工法。
  8. (8)支柱を床基盤に固定する基礎ボルトの頭を被覆す
    る函を設け、その材質に殺鼠性又は嫌鼠性を保持させる
    事を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の組立式
    浮床工法。
  9. (9)特許請求の範囲第(5)項記載の木質系床材並び
    に第(6)項及び第(8)項記載の被覆函が木質を主体
    としJIS難燃3級以上の試験に合格する難燃性並びに
    防腐性・防白蟻性・防鼠性を有する素材からなる事を特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の組立式浮床工
    法。
JP20438090A 1990-07-31 1990-07-31 組立式浮床工法 Pending JPH0489964A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001073473A (ja) * 1999-03-09 2001-03-21 Sekisui Chem Co Ltd 免震建築物の出入り口構造、及び該出入り口構造を備えたユニット式免震建物並びに建物ユニット
CN103590568A (zh) * 2013-10-28 2014-02-19 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 沉降缝处理结构
JP2015218517A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 ナカ工業株式会社 免震床構造およびその固定支承部材

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