JP7462451B2 - 直貼床構造 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態に係る直貼床構造を示したものである。この直貼床構造は、事務所、営業所等のオフィス、イベント会場、スポーツ施設及び公共の施設等で主に施工される。そして、この直貼床構造は、前記施設において、床上に設置される事務機器等の設備に係る配線、或いはガス管、水道管等の配管の施工が行える環境、また床の衝撃音に対する緩衝性が改善される環境等を提供する。また、直貼りにより床の施工性を改善する。
緩衝材4は板状であり、その板厚は2mm~10mmの範囲、好ましくは3~5mmのものが適度な緩衝効果が得られる。緩衝材4の材質は、ゴム材又は合成樹脂材等のシート状の弾性材等が用いられる。また、緩衝材4として厚手の不織布等を用いることもできる。
また、床下地材6の形状は、正方形で一辺が500mm~1000mm、例えば900mmのものを用いる。床下地材6の形状として、他に長方形、多角形(三角形、六角形等)の使用も可能である。長方形の床下地材6では、例えば610mm×1820mm、910mm×1820mm等のものを用いる。前記形状の床下地材6は、配置箇所の面積等、必要により切断して用いてもよい。
床下地材6を配置する際には、隣接する床下地材6同士の間には空隙部10として筋状(トンネル状)の隙間を設け、配線路等のスペースを確保する。勿論、空隙部10が不要な箇所では床下地材6同士を隙間なく配置し、敢えて隙間を設ける必要はない。
緩衝材4と床下地材6とを組み合わせ、これら緩衝材4及び床下地材6の各板厚を調整すること等により、衝撃音性能を自由にかつ簡単に調整することが可能であり、床衝撃音の軽減が図れる。
フローリング材の板厚は例えば12mm~18mmのものを用いるが、これ以外の板厚であっても必要な床表面の強度が得られるものであれば使用可能である。フローリング材は、板厚が厚いほうがより遮音性が高くなる。
なお、配線等の場合、床上の事務機器等との配線或いは配管のため、仕上げ材8の一部に配線(配管)用孔部を設けておいてもよい。また、配線等の分岐等の箇所については、その上の所定範囲の仕上げ材8を着脱可能(蓋状)に形成し、これを床点検口として便宜を図ることもできる。
また施工に関しても、床躯体3上に、緩衝材4、床下地材6、及び仕上げ材8を順に配置して仕上げるという簡単な床構造であるため、施工が容易で高度なスキルも要せず迅速に作業が行なえ施工期間が短縮される。
床躯体3は、建物の部屋等の基礎面(スラブ)を形成するもので、床躯体3の表面は平坦にしておくことが望ましい。なお、床躯体3の表面に多少の凸凹があっても、緩衝材4で凸凹を吸収可能(緩衝材4の表面は平坦)な程度であれば問題はなく、また表面の全体が傾斜している場合等についても、特に差し障りはない。そして、床躯体3の上部に、縦横に配線路としての空隙部10が形成された直貼床を形成する。
この床下地材6の配置形態により、配線、配管等を行うための配線(配管)路としての空隙部10が確保できる。空隙部10は、例えば碁盤の目のように縦と横に直交する状態に形成しても良く、また配線等に必要な箇所のみ空隙部10を形成するようにしてもよい。
通常、前記空隙部10の全てを配線路等として使用することはないが、この場合、そのまま空隙部10を残しておいても良い。あるいは、配線路等として使用しない空隙部10の箇所については、床下地材6同士を密着させて配置してもよい。
空隙部10の高さ(h)は、床下地材6の板厚(例えば15mm~25mm)により定まる。
これにより、直貼床構造2として、床躯体3の上に緩衝材4、床下地材6及び仕上げ材8を重ねた三層からなる床構造が形成される。
空隙部10を利用した配線、配管等の工事は、床下地材6を配置した後、或いは床下地材6の上部に仕上げ材8を敷設した後に行うことができる。
この際処理では、際根太材22を用い、この際根太材22を配置した箇所には前記緩衝材4を配置しない床構造を構築する。この場合、際根太材22としては緩衝材4よりも硬い材料を用いる。ここでは、際根太材22として木質の角材を用いる。また際根太材22として、床下地材6又は仕上げ材8より硬めの材料を用いてもよい。
この床構造の場合、際根太材22の上部に仕上げ材8を載置した形態であるため、際処理が簡単であり施工も容易である。また、壁際部20の幅の大小を調整することで、耐荷重性の高い範囲、また緩衝性の範囲の各広さが調整可能である。
また、際根太材22と床下地材6との間に隙間を形成することも可能であり、この場合には隙間を空隙部10として配線等に利用可能である。
このような際根太材22を用いた際処理を行うことにより、壁際部20と中央寄りの(緩衝材4を配置)床構造との間の緩衝効果に差異を持たせたることができる。これにより、壁際部20において耐荷重性等が得られ、また重量物等の設置が可能となる。
4 緩衝材
6 床下地材
8 仕上げ材
10 空隙部
20 壁際部
22 際根太材
Claims (7)
- 床躯体上に床材を直貼りした直貼床構造であって、
床躯体の上部に敷設されるシート状の緩衝材と、
前記緩衝材の上部に配置される床下地材と、
前記床下地材の上部に敷設される仕上げ材と、を有し、
前記緩衝材の厚さを3~5mmとし、
前記床下地材を、木質板材で形成し、その厚さを15~25mmとし、
前記床下地材を配置する際、隣り合う床下地材同士の間に隙間を空けて空隙部を形成し、当該空隙部を配線、配管に利用し、
前記空隙部同士の交差点に、前記仕上げ材を着脱可能な蓋状に形成した床点検口を設け、
前記床躯体の壁際部には、際構造として、前記床躯体の上部に前記床下地材より硬めの木質からなる際根太材を配置し、その上部に前記仕上げ材を配置することを特徴とする直貼床構造。 - 床躯体上に床材を直貼りした直貼床構造であって、
床躯体の上部に敷設されるシート状の緩衝材と、
前記緩衝材の上部に配置される床下地材と、
前記床下地材の上部に敷設される仕上げ材と、を有し、
前記緩衝材の厚さを3~5mmとし、
前記床下地材を、木質板材で形成し、その厚さを15~25mmとし、
前記床下地材を配置する際、隣り合う床下地材同士の間に隙間を空けて空隙部を形成し、当該空隙部を配線、配管に利用し、
前記空隙部同士の交差点に、前記仕上げ材を着脱可能な蓋状に形成した床点検口を設け、
前記床躯体の壁際部には、際構造として、前記床躯体の上部に前記床下地材より硬めの木質からなる際根太材を配置し、その上部に前記床下地材及びこの上部に前記仕上げ材を配置することを特徴とする直貼床構造。 - 床躯体上に床材を直貼りした直貼床構造であって、
床躯体の上部に敷設されるシート状の緩衝材と、
前記緩衝材の上部に配置される床下地材と、
前記床下地材の上部に敷設される仕上げ材と、を有し、
前記緩衝材の厚さを3~5mmとし、
前記床下地材を、木質板材で形成し、その厚さを15~25mmとし、
前記床下地材を配置する際、隣り合う床下地材同士の間に隙間を空けて空隙部を形成し、当該空隙部を配線、配管に利用し、
前記空隙部同士の交差点に、前記仕上げ材を開閉可能な蓋状に形成した床点検口を設け、
前記床躯体の壁際部には、際構造として、前記床躯体の上部に前記緩衝材よりも硬質の緩衝材を配置し、その上部に前記床下地材より硬めの木質からなる際根太材を配置し、この上部に前記仕上げ材を配置することを特徴とする直貼床構造。 - 前記床下地材同士の間に、50mm~100mmの幅の前記空隙部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の直貼床構造。
- 前記緩衝材の材料としてゴム材、又は合成樹脂材を用いたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の直貼床構造。
- 前記床下地材の材料としてパーティクルボード、又は合板を用いたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の直貼床構造。
- 前記仕上げ材として、厚さ12~18mmのフローリング材を用いたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の直貼床構造。
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