JP5066354B2 - 建物ユニットおよびユニット式建物 - Google Patents

建物ユニットおよびユニット式建物 Download PDF

Info

Publication number
JP5066354B2
JP5066354B2 JP2006254594A JP2006254594A JP5066354B2 JP 5066354 B2 JP5066354 B2 JP 5066354B2 JP 2006254594 A JP2006254594 A JP 2006254594A JP 2006254594 A JP2006254594 A JP 2006254594A JP 5066354 B2 JP5066354 B2 JP 5066354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
unit
floor
building
balconi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006254594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008075313A (ja
Inventor
泰嗣 伊倉
正樹 西森
仁史 泉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP2006254594A priority Critical patent/JP5066354B2/ja
Publication of JP2008075313A publication Critical patent/JP2008075313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5066354B2 publication Critical patent/JP5066354B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

本発明は、建物ユニットおよびユニット式建物に関し、詳しくは、略直方体状に形成された骨組みを有する建物ユニット、この建物ユニットを複数配置して構成されるユニット式建物に関する。
略直方体状に形成された骨組みを有する建物ユニットを左右および上下に複数配置して構成される建物本体と、この建物本体の上階側面から片持ち状にバルコニユニットを取り付けて構成されるバルコニとを備えたユニット式建物がある(例えば、特許文献1参照)。このユニット式建物では、バルコニユニットに上下2段の床部が設けられており、これらの床部の間に収納空間が形成され、上の床部の上側空間がバルコニとして利用できるようになっている。
特開平10−266331号公報
しかしながら、特許文献1で示される従来のユニット式建物のバルコニ構造では、バルコニユニットが建物本体から片持ち状に取り付けられているため、バルコニユニットの出寸法がさほど大きくできず、バルコニの広さが限られてしまうという問題がある。また、建物本体の居室からバルコニに出入りするための階段を設けなければならず(同文献の図3参照)、バルコニを利用する上での利便性が劣ってしまうという問題もある。
本発明の目的は、バルコニの面積を広くすることができ、バルコニへの出入りの利便性も向上させることができる建物ユニットおよびユニット式建物を提供することにある。
この目的を達成するために本発明の建物ユニットおよびユニット式建物は、以下の構成を備える。
すなわち、図面も参照して説明すると、本発明の建物ユニットは、四隅の柱21、上梁22および下梁23から略直方体状に形成された骨組みを有し、その上側に屋根4が設けられる上階建物ユニット20A,20Cとして用いられる建物ユニットであって、内部が中間床25で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間S4または吹き抜け空間S3と、前記中間床の上側のうちの少なくとも一部に設けられて上方が前記屋根で覆われる上部居室空間S5と、この上部居室空間に隣接した前記中間床の上側部分に設けられて外部に開放されるバルコニ空間5と、前記上部居室空間と前記バルコニ空間とを仕切る外壁体6,7とを有して構成されており、前記収納空間S4または前記吹き抜け空間S3が前記バルコニ空間5の下側に設けられ、前記外壁体6,7が、対向する前記上梁22よりも上方に突出していることを特徴とする。
また、本発明のユニット式建物は、四隅の柱、上梁および下梁から略直方体状に形成された骨組みを有する建物ユニットを複数配置して構成されるユニット式建物であって、前記複数の建物ユニットのうち、上側に屋根が設けられる少なくとも1つの上階建物ユニット20A,20Cは、その内部が中間床25で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間S4または吹き抜け空間S3と、前記中間床の上側のうちの少なくとも一部に設けられて上方が前記屋根で覆われる上部居室空間S5と、この上部居室空間に隣接した前記中間床の上側部分に設けられて外部に開放されるバルコニ空間5と、前記上部居室空間と前記バルコニ空間とを仕切る外壁体6,7とを有して構成されており、前記収納空間S4または前記吹き抜け空間S3が前記バルコニ空間5の下側に設けられ、前記外壁体6,7が、対向する前記上梁22よりも上方に突出していることを特徴とする。
この発明によれば、上階建物ユニットの内部に中間床を設け、この中間床の上側に上部居室空間とバルコニ空間とを設けたことで、片持ち状にバルコニユニットを取り付ける場合のように出寸法の制約を受けることがなく、上階建物ユニットの大きさの範囲内でバルコニ空間の領域を任意に設定することができ、バルコニの面積を容易に広くする、特に、上部居室空間から室外側に向かう奥行き寸法を大きくすることができる。
また、上部居室空間およびバルコニ空間をともに中間床の上側に設けたことで、上部居室空間の床面とバルコニ空間の床面との段差を小さくすることができ、上部居室空間からバルコニへの出入りがし易くなって利便性を向上させることができる。
この際、本発明のユニット式建物では、前記上階建物ユニットには、前記上部居室空間側に隣接して隣接上階ユニット20Bが配置され、前記隣接上階ユニットは、その内部が中間床25で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間S4または吹き抜け空間と、前記中間床の上側に設けられた上部居室空間S5とを有して構成され、前記上階建物ユニットおよび前記隣接上階ユニットにおいて、互いの前記上部居室空間同士が連通されるとともに、互いの前記収納空間または吹き抜け空間同士が連通されていることが好ましい。
この構成によれば、隣接上階ユニットの内部に設けた中間床の上側の上部居室空間を上階建物ユニットの上部居室空間に連通させる、すなわち上階建物ユニットおよび隣接上階ユニットに跨った上部居室空間を形成することで、上部居室空間の広さを十分に確保することができる。さらに、隣接上階ユニットの中間床の下側に設けた収納空間または吹き抜け空間を上階建物ユニットの収納空間または吹き抜け空間に連通させる、すなわち上階建物ユニットおよび隣接上階ユニットに跨った収納空間または吹き抜け空間を形成することで、収納空間または吹き抜け空間を拡大することができる。
また、本発明のユニット式建物では、前記上階建物ユニットには、前記バルコニ空間側に隣接して片持ち状のバルコニユニット40が取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、上階建物ユニットのバルコニ空間側にバルコニユニットを片持ち状に取り付けたことで、上階建物ユニットのバルコニ空間とバルコニユニットのバルコニ空間とが連続したバルコニを形成することができ、バルコニの面積をより一層拡大することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3には、本発明の第1実施形態に係るユニット式建物1が示されている。
図1は、本実施形態のユニット式建物1を示す斜視図であり、図2は、ユニット式建物1を示す断面図である。図3は、ユニット式建物1におけるバルコニ5部分を構成する建物ユニット20Aの一部を省略して示す斜視図である。
図1および図2において、ユニット式建物1は、基礎2の上に設けられた複数(6個)の下階建物ユニット10と、これらの下階建物ユニット10の上に設けられた複数(6個)の上階建物ユニット20と、で構成された建物本体3を備えて構成されている。そして、建物本体3の上側には、通常の小屋組みで構成されるか、あるいは屋根ユニットで構成された屋根4が設置されている。下階建物ユニット10および上階建物ユニット20は、それぞれ四隅に立設された4本の柱と、これらの柱の上端同士を結合する4本の上梁と、柱の下端同士を結合する4本の下梁と、から略直方体状に形成された骨組みを有して構成されている。また、上階建物ユニット20のうち、2階のバルコニ5部分を構成するバルコニ用建物ユニット20Aと、これに隣接する隣接上階ユニットとしての上部居室用建物ユニット20Bとは、各々の内部に後述する中間床25が設けられて構成されている。
また、図2に示すように、下階建物ユニット10および上階建物ユニット20は、それぞれ、所定の幅寸法W(短辺方向幅寸法)および高さ寸法Hを有して形成され、各々の内部には、床面材や、天井面材、内壁等が予め取り付けられ、外部には、外壁、サッシ窓、その他の艤装部材等が予め工場で取り付けられている。そして、下階建物ユニット10で構成される1階の内部空間には、リビングルーム等の居室空間S1が設けられ、上階建物ユニット20で構成される2階の内部空間には、寝室等の居室空間S2が設けられている。一方、バルコニ用建物ユニット20Aでは、根太や床面材が省略されるとともに、その下側に位置する下階建物ユニット10では、天井小梁や天井面材が省略されることで、バルコニ用建物ユニット20Aの中間床25下側には、居室空間S1と連通された吹き抜け空間S3が形成されている。また、上部居室用建物ユニット20Bの内部における中間床25の下側には、収納空間S4が形成されている。
一方、バルコニ用建物ユニット20Aにおける中間床25の上側かつバルコニ5と窓サッシ6および外壁7で仕切られた室内側、および上部居室用建物ユニット20Bにおける中間床25の上側には、上部居室空間S5が形成されている。この上部居室空間S5は、バルコニ用建物ユニット20Aおよび上部居室用建物ユニット20Bと、屋根4の小屋裏部分とに跨って形成された空間であり、2階の居室空間S2よりも略半階分だけ高い位置に設けられ、図示しない廊下および階段等を通って行き来できるようになっている。そして、上部居室空間S5とバルコニ5とは、適宜な床仕上げや防水仕上げ等の差分の段差があるものの、略同一高さ位置に設けられており、上部居室空間S5からバルコニ5への出入りが容易にできるようになっている。
次に、図3をも参照し、バルコニ用建物ユニット20Aの構造について詳しく説明する。
バルコニ用建物ユニット20Aは、四隅に立設された4本の柱21と、これらの柱21の上端同士を結合する3本の上梁22と、柱21の下端同士を結合する4本の下梁23とからなる骨組みを有し、柱21の中間位置には、中間梁24が連結され、この中間梁24に支持される中間床25が設けられている。そして、バルコニ用建物ユニット20Aでは、上部居室用建物ユニット20Bに隣接する1本の上梁が省略され、これに対向する位置の上部居室用建物ユニット20Bの上梁も省略されている。また、バルコニ用建物ユニット20Aには、窓サッシ6および外壁7を支持する門形フレーム30が設けられており、この門形フレーム30は、バルコニ用建物ユニット20Aの互いに対向する短辺方向の上梁22の上側に立設固定される一対の束柱31と、これらの束柱31の上端部同士を連結する連結梁32とを互いに剛接合して形成されている。門形フレーム30の束柱31の下端部は、適宜なブラケットやベースプレート、ボルト−ナット等を介して上梁22に固定されている。また、門形フレーム30には、屋根4の小屋組み材(斜材)が支持されるようになっている。そして、窓サッシ6は、中間床25および門形フレーム30間に窓フレーム35を介して支持されており、この窓サッシ6および外壁7によって本実施形態の外壁体が構成されている。
以上のようなバルコニ用建物ユニット20Aにおいて、中間床25は、バルコニ用建物ユニット20Aの下端部(下梁23の下面)から中間床25の上面までの高さ寸法と、中間床25の上面からバルコニ用建物ユニット20Aの上端部(上梁22の上面)までの高さ寸法とが略同一になる位置、すなわち、バルコニ用建物ユニット20Aの高さ寸法Hの略中間位置に設けられている。そして、門形フレーム30は、バルコニ用建物ユニット20Aの上端部(上梁22の上面)から連結梁32の上面までの高さ寸法が、バルコニ用建物ユニット20Aの下端部から中間床25の上面までの高さ寸法と略同一になる高さ位置に設けられている。従って、窓サッシ6としては、通常の階高を有した建物ユニットに設置するサッシと略同一の高さ寸法を有したものが適用可能になり、上部居室空間S5からバルコニ5への出入りに不都合を生じることがないようになっている。
以上のような実施形態によれば以下の効果がある。
(1)バルコニ用建物ユニット20Aの内部に設けられた中間床25の上側に上部居室空間S5とバルコニ5とが設けられているので、片持ち状にバルコニユニットを取り付ける場合のように出寸法の制約を受けることがなく、バルコニ用建物ユニット20Aの大きさの範囲内でバルコニ5の領域を任意に設定することができ、バルコニ5の面積を容易に広くすることができる。
(2)また、上部居室空間S5およびバルコニ5がともに中間床25の上側に設けられているので、上部居室空間S5の床面とバルコニ5の床面との段差を小さくすることができ、上部居室空間S5からバルコニ5への出入りがし易くなって利便性を向上させることができる。
(3)さらに、バルコニ用建物ユニット20Aおよび上部居室用建物ユニット20Bの中間床25の上側の空間を連通させて上部居室空間S5が形成されているので、つまり複数の上階建物ユニット20に跨って上部居室空間S5が形成されているので、その広さを十分に確保することができる。
(4)また、バルコニ用建物ユニット20Aの上梁22上に設けられた門形フレーム30で窓サッシ6や外壁7が支持されているので、バルコニ用建物ユニット20Aから上方に突出した窓を設けることができ、窓の開口寸法を確保して開放感のある室内環境が実現できる。さらに、バルコニ用建物ユニット20A内の任意の位置に窓を設け、この窓の室外側をバルコニとして利用することができるので、窓サッシ6の取付位置の自由度が向上し、これによりバルコニ用建物ユニット20A内にインナーバルコニを容易に形成することができる。
(5)また、バルコニ用建物ユニット20Aの中間床25の下側に設けた吹き抜け空間S3が下階の居室空間S1に連通されているので、居室空間S1の天井高さを高くすることができ、開放感を高めて居住性を向上させることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図4および図5に基づいて説明する。
図4は、本実施形態のユニット式建物1Aを示す断面図である。図5は、ユニット式建物1Aにおけるバルコニ5部分を拡大して示す断面図である。
本実施形態のユニット式建物1Aでは、第1実施形態と略同様に配置された建物ユニット10,20から建物本体3が構成される一方、第1実施形態のバルコニ用建物ユニット20Aに代えてバルコニ用建物ユニット20Cが用いられるとともに、このバルコニ用建物ユニット20Cのバルコニ空間側に片持ち状のバルコニユニット40が取り付けられ、これらのバルコニ用建物ユニット20Cおよびバルコニユニット40によってバルコニ5が構成されている点が第1実施形態と相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
バルコニ用建物ユニット20Cは、バルコニ用建物ユニット20Aから上部居室用建物ユニット20Bと反対側の上梁22が省略されるとともに、下梁23位置に根太や床面材が設けられて中間床25の下側に空間を有して形成されている。そして、バルコニ用建物ユニット20Cの中間床25の下側の空間と、上部居室用建物ユニット20Bの中間床25の下側の空間とは、互いに連通されて収納空間S4が形成されている。また、バルコニ用建物ユニット20Cの中間床25の上側には、門形フレーム30に支持された窓サッシ6および外壁7が設けられており、この外壁体よりも室外側がバルコニ5とされ、室内側が上部居室空間S5とされている。
一方、バルコニユニット40は、4本の梁41を矩形状に枠組みし、その上側に床板42を固定して形成された床パネル43を有し、この床パネル43上に手摺り44を取り付けて構成されている。そして、バルコニユニット40は、梁41をバルコニ用建物ユニット20Cの中間梁24に接合することで、建物本体3から片持ち状に突出して取り付けられている。また、バルコニユニット40の床板42は、バルコニ用建物ユニット20Cの中間床25と互いの上面同士が連続するように設けられており、これらの上面に防水シート等を設けることでバルコニ5の床面が構成されている。
以上のような実施形態によれば、前記(1)〜(4)の効果に加えて以下の効果がある。
(6)バルコニ用建物ユニット20Cにバルコニユニット40を片持ち状に取り付けたことで、これらのバルコニ空間同士を連続させてバルコニ5を形成することができ、バルコニ5の面積をより一層拡大することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、2階建ての建物1,1Aの2階部分にバルコニ用建物ユニット20A,20Cを設けたが、これに限らず、建物の3階やそれ以上の階にバルコニ用建物ユニット20A,20Cを設けてもよい。
また、前記第1実施形態では、バルコニ用建物ユニット20Aの中間床25下側に吹き抜け空間S3が設けられていたが、この吹き抜け空間S3に代えて収納空間を設けてもよく、この収納空間と上部居室用建物ユニット20Bの収納空間S4とを連通させてもよい。
本発明は、住宅等の建物や、店舗等の建物に利用できる。
本発明の第1実施形態に係るユニット式建物を示す斜視図である。 前記ユニット式建物を示す断面図である。 前記ユニット式建物におけるバルコニ部分を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るユニット式建物を示す断面図である。 前記ユニット式建物におけるバルコニ部分を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1,1A ユニット式建物
4 屋根
5 バルコニ(バルコニ空間)
6 窓サッシ(外壁体)
7 外壁(外壁体)
10,20 建物ユニット
20A,20C バルコニ用建物ユニット(上階建物ユニット)
20B 上部居室用建物ユニット(隣接上階ユニット)
21 柱
22 上梁
23 下梁
25 中間床
40 バルコニユニット
S3 吹き抜け空間
S4 収納空間
S5 上部居室空間。

Claims (4)

  1. 四隅の柱、上梁および下梁から略直方体状に形成された骨組みを有し、その上側に屋根が設けられる上階建物ユニットとして用いられる建物ユニットであって、
    内部が中間床で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間または吹き抜け空間と、
    前記中間床の上側のうちの少なくとも一部に設けられて上方が前記屋根で覆われる上部居室空間と、
    この上部居室空間に隣接した前記中間床の上側部分に設けられて外部に開放されるバルコニ空間と、
    前記上部居室空間と前記バルコニ空間とを仕切る外壁体とを有して構成されており、
    前記収納空間または前記吹き抜け空間が前記バルコニ空間の下側に設けられ、
    前記外壁体が、対向する前記上梁よりも上方に突出している
    ことを特徴とする建物ユニット。
  2. 四隅の柱、上梁および下梁から略直方体状に形成された骨組みを有する建物ユニットを複数配置して構成されるユニット式建物であって、
    前記複数の建物ユニットのうち、上側に屋根が設けられる少なくとも1つの上階建物ユニットは、その内部が中間床で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間または吹き抜け空間と、
    前記中間床の上側のうちの少なくとも一部に設けられて上方が前記屋根で覆われる上部居室空間と、
    この上部居室空間に隣接した前記中間床の上側部分に設けられて外部に開放されるバルコニ空間と、
    前記上部居室空間と前記バルコニ空間とを仕切る外壁体とを有して構成されており、
    前記収納空間または前記吹き抜け空間が前記バルコニ空間の下側に設けられ、
    前記外壁体が、対向する前記上梁よりも上方に突出している
    ことを特徴とするユニット式建物。
  3. 請求項2に記載されたユニット式建物において、
    前記上階建物ユニットには、前記上部居室空間側に隣接して隣接上階ユニットが配置され、
    前記隣接上階ユニットは、その内部が中間床で上下に仕切られるとともに、この中間床の下側に設けられた収納空間または吹き抜け空間と、前記中間床の上側に設けられた上部居室空間とを有して構成され、
    前記上階建物ユニットおよび前記隣接上階ユニットにおいて、互いの前記上部居室空間同士が連通されるとともに、互いの前記収納空間または吹き抜け空間同士が連通されていることを特徴とするユニット式建物。
  4. 請求項2または請求項3に記載されたユニット式建物において、
    前記上階建物ユニットには、前記バルコニ空間側に隣接して片持ち状のバルコニユニットが取り付けられていることを特徴とするユニット式建物。
JP2006254594A 2006-09-20 2006-09-20 建物ユニットおよびユニット式建物 Expired - Fee Related JP5066354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006254594A JP5066354B2 (ja) 2006-09-20 2006-09-20 建物ユニットおよびユニット式建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006254594A JP5066354B2 (ja) 2006-09-20 2006-09-20 建物ユニットおよびユニット式建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008075313A JP2008075313A (ja) 2008-04-03
JP5066354B2 true JP5066354B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=39347661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006254594A Expired - Fee Related JP5066354B2 (ja) 2006-09-20 2006-09-20 建物ユニットおよびユニット式建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5066354B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7095833B2 (ja) * 2017-10-23 2022-07-05 トヨタホーム株式会社 外階段構造及びユニット建物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3751401B2 (ja) * 1997-03-17 2006-03-01 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物
JP2003313955A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2005240476A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Sumitomo Forestry Co Ltd バルコニーユニット
JP4150707B2 (ja) * 2004-09-09 2008-09-17 ミサワホーム株式会社 建物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008075313A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5501571B2 (ja) 連結部材及びユニット式建物
JP4648736B2 (ja) ユニット式建物
JP2005240358A (ja) ユニット式建物
JP5066354B2 (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP4159405B2 (ja) 壁式構造の建物
JP5312163B2 (ja) ユニット式建物
JP4898346B2 (ja) ユニット式建物
JP4031452B2 (ja) ユニット式建物およびそのユニット式建物の施工方法
JP5501725B2 (ja) ユニット式建物
JP4927472B2 (ja) 採光構造部分を備える建物
JP4989280B2 (ja) ユニット式建物
JP4783703B2 (ja) ユニット式建物
JP3924050B2 (ja) ユニット式建物
JP4898314B2 (ja) ユニット式建物
JPH08311999A (ja) ユニット建物
JP6371212B2 (ja) 外壁材保持ブラケット及びユニット式建物
JP4007953B2 (ja) 建物の施工方法
JP4226091B2 (ja) 2方向傾斜ユニットおよびそのユニットを使用したユニット式建物
JP2002167859A (ja) 建物ユニット
JP2000336753A (ja) ユニット式建物
JPH11222939A (ja) ユニット式建物
JPH10252153A (ja) ユニット式建物
JP2019065637A (ja) 板状建築物の柱梁構造
JPH0672457B2 (ja) 住宅ユニット
JPH09151536A (ja) 建築物

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5066354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees