JP4007953B2 - 建物の施工方法 - Google Patents

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本発明は、高さ寸法の異なる壁パネルが配置された下階部及び上階部を備えた建物を施工する方法に関する。
建物では、物品を収納するための十分な収納空間を確保するため、居室以外に押し入れや納戸などの収納区画が形成されることが多い。このような収納区画は、建物の間取り等の制限から、蔵型収納区画とも呼ばれる、天井高が規定寸法より低くなったものが知られている(例えば、特許文献1)。
また、建物を施工するにあたっては、複数のパネルを組み合わせるパネル工法がある(例えば、特許文献2)。このパネル工法は、あらかじめ工場において床パネル、壁パネル、天井パネル等を製造して、建築現場においてこれらのパネルを組み立てていくことにより建物を構築していく手段である。このパネル工法で施工された建物にも前記の蔵型収納区画が形成されることがある。
このようなパネル工法で施工され、蔵型収納区画が形成された建物においても、図5に示される通り、建物100の一階部分101の高さ寸法H1が、二階部分102の高さ寸法H2よりも高いことが多い。この場合、居室103のほか、建物の一階部分101に対して蔵型収納区画104が形成されることが一般的である。
特開平7−180370号公報 特開平7−158185号公報
そして、図5で示される建物100では、一階部分101が二階部分102より高くなるが、建物1を建てる建主の希望によっては、これとは逆に、二階部分102を一階部分101よりも高くするとともに、蔵型収納区画104を形成したい場合がある。
この場合にあっては、二階部分102を構成する壁パネルと一階部分101を構成する壁パネルとは別々に設計・製造することになるため、建物の施工コストが高くなってしまう問題があった。
従って、既製サイズのパネル材料を用いてこのような問題の解決を図ることが望まれていた。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、収納区画が形成される建物において、二階部分が一階部分よりも高くなる場合であっても、一階部分が二階部分より高くなる場合に用いられる場合と共通する壁パネルによって、建物を施工する方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の建物1の施工方法は、図面を参照して説明すると、図1〜図4に示すように、それぞれ居室が形成されるとともに高さ寸法の異なる壁パネル201,301が配置された下階部20及び上階部30を備え、高さ寸法の高い壁パネル301が配置される下階部20または上階部30に天井高が規定寸法より低くなった収納区画35が形成される建物1を施工する方法であって、高さ寸法の高い壁パネル301には、予め、当該高さ寸法の高い壁パネル301の高さ方向で中心位置から離れた位置に支持部材306が形成され、高さ寸法の高い壁パネル301を下階部20に用いる場合には、支持部材306が中心位置よりも上方となる向きにして用いて、支持部材306に収納区画用天井パネル303を係止させて、高さ寸法の高い壁パネル301の上部に収納区画35を形成し、また、高さ寸法の高い壁パネル301を上階部30に用いる場合には、高さ寸法の高い壁パネル301の上下方向を逆にして、支持部材306が中心位置よりも下方となる向きにして用いて、支持部材306に収納区画用天井パネル303を係止させて、高さ寸法の高い壁パネル301の下部に収納区画35を形成することを特徴とする。
この本発明によれば、高さ寸法の高い壁パネルの構成を、下階部に用いる場合と前記上階部に用いる場合とで共通化したので、下階部分を上階部分より高くして下階部分に収納区画を形成する場合に用いられる壁パネルを、上階部分を下階部分より高くして上階部分に収納区画を形成する場合にそのまま用いることができるので、部品点数の減少を図ることができる。このため、異なるレイアウトの建物を施工する場合にあっても、施工コストを低いものにできる。
また、高さ寸法の高い壁パネルの上下方向の用い方を変えることにより、上部に蔵型収納区画を形成したり、または下部に蔵型収納区画を形成したりするなど、バリエーションを多彩とすることができる。
また、高さ寸法の高い壁パネルを、上下方向を逆にするだけで下階部と上階部の両方について用いることができるため、部品点数の減少を一層好適に図ることができる。
本発明では、高さ寸法の高い壁パネル301を上階部30に用い、高さ寸法の短い壁パネル201を下階部20に用い、上階部30の上に屋根70が施工され、屋根70の小屋裏80は高さ寸法の高い壁パネル301の上端部より高い位置に形成されていることが好ましい。
この本発明によれば、高さ寸法の高い壁パネルを上階部に用い、上階部の上に屋根が施工され、この屋根の小屋裏は高さ寸法の高い壁パネルの上端部より高い位置に形成されているため、上階部分の居室の天井高さを高くできる。
本発明では、壁パネルは予め工場で製造され、工場から建設現場までトラックで搬送された後、建物1が建設現場で組み立てられることが好ましい。
この本発明では、工場で規格化されて製造されたパネルを用いることができるため、現場で効率良く建物の施工を行うことができる。すなわち、建物の精度が高くなることや、現場作業が少なく、建築工期が短くて済むといった利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における建物1の各階の構成を示した断面図である。
この建物1は、それぞれ居室が形成された下階部である一階20、及び当該一階20より高さが高い上階部である二階30を備えた二階建て建物1であって、当該上階部である二階30の二階床部60の上部に対して、天上高が規定寸法より低くなった収納区画35を設けた構成をとっている。
また、建物1の各階には、必要に応じて居室以外の図示しない空間(例えば、トイレ等)が設けられており、更には、図1における一階壁部21、及び二階壁部31には、図示しない窓や出入り口が設けられている。
かかる建物1において、まず、建物1を構成している一階20は、基礎2の上面に床パネル501を敷き詰めて構築された一階床部50に対して、一階壁パネル201を垂直に立設して構築された一階壁部21から形成されている。
また、建物1における一階20の内部は、一階仕切壁パネル202により仕切られており、これにより一階居室23,24が形成されている。
本実施形態における建物1の、前記した一階壁パネル201及び一階仕切壁パネル202により決定される一階20の高さは、後記する二階30の高さよりも低く、本実施形態においては、高さが約2.73m(約9尺)の一階壁パネル201及び一階仕切壁パネル202が使用されており、一階20の階高もかかる一階壁パネル201等の高さにより決定される。なお、一階壁パネル201及び一階仕切壁パネル202は、かかる高さには限定されない。
次に、建物1を構成する二階30には、前記した一階20と同様に、床パネル601を敷き詰めて構築された二階床部60に対して、高さが前記した一階壁パネル201より高い二階壁パネル301を垂直に立てて構築された二階壁部31から構成されているものである。
このうち、床パネル601は、一階20を構成する前記した一階壁パネル201及び一階仕切壁パネル202の上に敷き詰められて、二階床部60を構築している。
この建物1における二階30の内部は、二階仕切壁パネル302により仕切られて二階居室A33、及び二階居室B34が形成されていることについては一階20の内部と同様であるが、二階床部60の上面には、二階仕切壁パネル302と、二階壁パネル301と二階仕切壁パネル302に係止される収納区画用天井パネル303により囲まれた収納区画35が設けられている。
なお、かかる収納区画用天井パネル303が二階壁パネル301に係止される位置は、二階壁パネル301の高さ方向での中心位置から離れた位置である。
この収納区画35は、物品の収納部屋等に使用することができ、後記する二階居室A33と隣接して設けられている。収納区画35の高さは、前記したように、通常規定される寸法(居室の高さ寸法)より低い高さであり、本実施形態においては、約1.36m(約4.5尺)としている。収納区画35の高さは、その目安として、人が屈んで歩ける程度の高さから、大人が背伸びをして手が届く程度の高さがあればよいと考えられており、一般には、約1.1m〜2.2m程度であれば問題はない。
なお、本実施形態において、収納区画35は、図1の奥側に向かって2つが連なって隣り合わせに配置されていてもよく、このように、収納区画35を隣り合わせに配置する場合にあっては、2つの収納区画35の間に対して、図示しない踊り場を設けてもよい。また、収納区画35の間に設けられる踊り場に対しては、一階20に連なる図示しない室内階段を設けてもよい。更には、2つの収納区画35には、前記した踊り場から収納区画35内に出入りするための図示しない出入り口を設けてもよい。
また、建物1の二階30の内部において、収納区画35の隣り(図1における右側)には、二階居室A33が設けられている。
二階居室A33の高さは、二階壁パネル301及び二階仕切壁パネル302の高さにより決定される。一方、図1に示されるように、かかる高さは、何れも前記した一階壁パネル201(及び一階仕切壁パネル202)よりも高く、本実施形態においては、二階壁パネル301は約3.94m(約13尺)、二階仕切壁パネル302は二階壁パネル301より高い寸法とされているが、これには限定されない。
従って、建物1における二階居室A33の高さ、及び二階30の高さは、一階20の階高よりも高いものとすることができ、このため、建物1の二階においても高さの高い居室(二階居室A33)を配設することができる。
更には、建物1の二階30の内部においては、前記した二階居室A33に隣接して、収納区画35の直上方に位置する状態で、二階居室B34が設けられている。
そして、建物1における二階居室B34の高さは、図1に示されるように、二階30の階高から収納区画35の高さ分だけ減じた高さとなり、例えば、本実施形態においては、約2.58m(約8.5尺)となるが、この高さには限定されない。
建物1の二階30内部の上方には、傾斜天井パネル401及び水平天井パネル402が配設され、建物1の天井部40を構成することとなる。
そして、傾斜天井パネル401及び水平天井パネル402の外面に対して、屋根70を構成する屋根パネル701を備えることにより、建物1が構築されることになる。また、本実施形態の建物1には小屋裏80が形成されることになり、この小屋裏80の形成位置は、二階壁パネル301の上端部より高い位置に形成されることになる。
以上が図1に示した建物1の構成であり、一階壁パネル201よりも高さが高い二階壁パネル301を二階30に設置している態様を示したものであるが、かかる高さの高い二階壁パネル301は、上下を反転させるだけで、一階20を構成する壁パネルとしても使用可能である。
まず、図2は、前記した図1の部分拡大図であり、この態様では、一階20に高さの低い一階壁パネル201が設置されている。また、二階30には高さの高い二階壁パネル301が設置されるとともに、二階壁パネル301の中心位置から離れた位置に対して、収納区画用天井パネル303が係止され、収納区画35が形成されている。
また、図3は、建物1を構築する二階壁パネル301の一例を示した全体斜視図である。二階壁パネル301には、二階壁パネル301の中心位置から離れた位置に埋木307が入っており、また、工場で接合されるパネル分割部のある部位に支持部材306が形成されている。そして、かかる支持部材306が形成された位置に対して、収納区画用天井パネル303が係止されることになる。
なお、建物1を構成する二階壁パネル301等の木質パネルは、木の枠材に構造用合板304を取り付け、断熱材305等の材料を一体化して形成される板状部材であり、図3においても、断熱材305を構造用合板304で挟み込む構成を採用している。なお、断熱材305のほか、防湿材等を挟み込むような構成を採用してもよく、また、断熱材305等を用いずに、防湿材を挟み込むようにしてもよい。
一方、図4は、前記した図3に示す二階壁パネル301を上下反転させた状態で(図3の矢印方向を上にした状態で)一階20に据え付け、当該二階壁パネル301を一階20に設置した状態を示したものである。また、かかる二階壁パネル301の支持部材306が形成された位置に対して収納区画用天井パネル303が係止されており、一階20の上方に対して、収納区画35が形成されるものである。
なお、二階30には、図1及び図2で用いられた高さの低い一階壁パネル201が据え付けられることになる。
このようにして、本発明の建物1の施工方法においては、高さ寸法の高い壁パネルである二階壁パネル301を、一階20に用いる場合と二階30に用いる場合とで共通化することができる。
次に、図1に従って、前記した建物1の施工手順について説明すると、前記した壁パネル等のパネル材料を予め工場で製造し、製造されたパネル材料を工場から建物1を設置する建設現場まで搬送する。そして、例えば下記の手順で建物1を組み立てればよい。
まず、基礎2等の一階20の床パネル501を支持する部分を公知の手段により形成した後、かかる基礎2の上面に床パネル501を敷き詰めて、一階床部50を構築する。
当該基礎2及び床パネル501からなる一階床部50上に必要により図示しない床板を載置した後、更にその上部に一階壁パネル201の下端部201aを載置して、一階壁パネル201と基礎2とが床パネル501を介して固定される。
また、一階壁パネル201により形成された一階20の内部には、一階仕切壁パネル202が取り付けられる。
次に、図示しない二階用床根太を配置すると共に、その上部に床パネル601を敷き詰めることにより、二階床部60が構築される。
一階20と同様に、床パネル601からなる二階床部60の上に必要により図示しない床板を載置した後、更にその上部に二階壁パネル301の下端部301aを載置して、二階壁パネル301と一階壁パネル201とが床パネル601を介して固定される。
また、二階壁パネル301により形成された二階30の内部には、二階仕切壁パネル302、及び二階居室A33、二階居室B34、収納区画35を形成するための収納区画用天井パネル303が取り付けられる。
そして、二階壁パネル301及び二階仕切壁パネル302の上部に、天井部40を構成する傾斜天井パネル401及び水平天井パネル402を固定する。かかるパネル401、402の固定後、あらかじめ外装材が仕上げられた屋根パネル701を設置して屋根70が設けられる。このようにして、建物1が好適に構築されることになる。
ここで、本実施形態における建物1を構成するパネル相互の接合手段としては、公知の手段を適宜採用すればよいが、例えば、組み立て前にパネルの接合面に接着剤を塗布し、接合面同士を接着した後、スクリュー釘等によりパネル相互を緊結していくことにより建物を形づくっていく手段等を好適に用いることができる。また、パネル相互の接合に際しては、任意の形状の支持部材を用いて、パネル相互における接合強度を向上させるようにしてもよい。
このような本実施形態による本発明の建物1の施工方法によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)建物1を施工するにあたり、下階部である一階20と上階部である二階30において、高い壁パネルである二階壁パネル301の構成を共通化しているため、一階20を二階30より高くして一階20に収納区画35を形成する場合に用いられる壁パネルを、二階30を一階20より高くして二階30に収納区画35を形成する場合にそのまま用いることができるので、部品点数の減少を図ることができる。このため、異なるレイアウトの建物1を施工する場合にあっても、施工コストをできる限り低いものにできる。
(2)建物1中の収納区画35は、二階壁パネル301に係止される収納区画天井部である収納区画用天井パネル303を備えており、この収納区画用天井パネル303が二階壁パネル301に係止される二階壁パネル301の中心位置から離れて構成としているので、二階壁パネル301の上下方向の用い方を変えることにより、二階壁パネル301の上部に収納区画35を形成したり、あるいは下部に収納区画35を形成したりするなど、バリエーションを多彩とすることができる。
(3)建物1における二階壁パネル301を下階部20に用いる場合と上階部30に用いる場合とで二階壁パネル301の上下方向を逆にして(反転させて)用いているので、二階壁パネル301を、上下方向を逆に反転するだけで下階部と上階部の両方について用いることができ、部品点数の減少を一層好適に図ることができる。
(4)建物1における二階壁パネル301(高さ寸法の高い壁パネル)を上階部30に用い、一階壁パネル201(高さ寸法の低い壁パネル)を下階部20に用い、上階部30の上部に屋根70が施工され、当該屋根70の小屋裏80は二階壁パネル301の上端部より高い位置に形成されているため、上階部30の二階居室A33の天井高さを高くすることができる。
(5)建物1が、壁パネルが予め工場で製造され、工場から建設現場までトラックで搬送された後、建設現場で組み立てられるため、工場で規格化されて製造されたパネルを用いることができ、現場で効率良く建物1の施工を行うことができることとなる。このため、例えば、建物1の精度が高くなることや、現場作業が少なく、建築工期が短くて済むというメリットがある。
なお、本発明は、前述の各実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
例えば、本実施形態においては、建物1の一階20及び二階30に対して一階仕切壁パネル202、及び二階仕切壁パネル302を一枚ずつ配設する構成を示したが、これには限定されず、一階仕切壁パネル202、及び二階仕切壁パネル302は各階に複数枚設けられていても問題はない。
収納区画35は、図1の奥側に向かって2つの収納区画35が連なって隣り合わせに配置されている例を示したが、これには限定されず、収納区画35の数は1つであっても、3つ以上であってもよい。また、収納区画35を複数設ける場合における収納区画35の配置も、必ずしも連なって隣り合わせに配置する必要はない。
各パネルの接合手段として、建物1の組み立て前に各パネルの接合面に接着剤を塗布し、接合面同士を接着した後、スクリュー釘等によりパネル相互を緊結していくことにより建物を形づくっていく手段を示したが、これには限定されず、パネルの接合手段としては任意の手段を用いることができる。
その他、本発明の実施における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明の建物の施工方法は、パネル工法により構築されており、各階にそれぞれ居室を備え、収納区画が形成された二階建てあるいは三階建て以上の建物の施工に適用される建物の施工方法として利用できる。
本発明の建物の施工方法により構築された建物の各階の構成を示した断面図である。 図1の建物の部分拡大図である。 高さの高い壁パネル(二階壁パネル)の一例を示した全体斜視図である。 高さの高い壁パネル(二階壁パネル)を下階部である一階に設置した態様を示した建物の部分拡大図である。 従来の蔵型収納区画付き建物の一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1…建物、2…基礎、20…下階部(一階)、21…一階壁部、23,24…居室、30…上階部(二階)、31…二階壁部、33…二階居室A、34…二階居室B、35…収納区画、40…天井、50…一階床部、60…二階床部、70…屋根、80…小屋裏、201…一階壁パネル、202…一階仕切壁パネル、301…二階壁パネル、302…二階仕切パネル、303…収納区画用天井パネル、304…構造用合板、305…断熱材、306…支持部材、307…埋木、401…傾斜天井パネル、402…水平天井パネル、501,601…床パネル、701…屋根パネル

Claims (3)

  1. それぞれ居室が形成されるとともに高さ寸法の異なる壁パネルが配置された下階部及び上階部を備え、高さ寸法の高い壁パネルが配置される下階部または上階部に天井高が規定寸法より低くなった収納区画が形成される建物を施工する方法であって、
    前記高さ寸法の高い壁パネルには、予め、当該高さ寸法の高い壁パネルの高さ方向で中心位置から離れた位置に支持部材が形成され、
    前記高さ寸法の高い壁パネルを前記下階部に用いる場合には、前記支持部材が中心位置よりも上方となる向きにして用いて、前記支持部材に収納区画用天井部を係止させて、前記高さ寸法の高い壁パネルの上部に前記収納区画を形成し、
    前記高さ寸法の高い壁パネルを前記上階部に用いる場合には、当該高さ寸法の高い壁パネルの上下方向を逆にして、前記支持部材が中心位置よりも下方となる向きにして用いて、前記支持部材に収納区画用天井部を係止させて、前記高さ寸法の高い壁パネルの下部に前記収納区画を形成することを特徴とする建物の施工方法。
  2. 請求項1に記載された建物の施工方法において、
    前記高さ寸法の高い壁パネルを前記上階部に用い、高さ寸法の短い壁パネルを下階部に
    用い、
    前記上階部の上部に屋根が施工され、
    前記屋根の小屋裏は前記高さ寸法の高い壁パネルの上端部より高い位置に形成されてい
    ることを特徴とする建物の施工方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載された建物の施工方法において、
    前記壁パネルが予め工場で製造され、
    工場から建設現場までトラックで搬送された後、
    建物が建設現場で組み立てられることを特徴とする建物の施工方法。
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