JP2000129776A - 複数階床建物の枠組壁工法と同工法による複数階床建物及びその壁パネル - Google Patents
複数階床建物の枠組壁工法と同工法による複数階床建物及びその壁パネルInfo
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- JP2000129776A JP2000129776A JP10304933A JP30493398A JP2000129776A JP 2000129776 A JP2000129776 A JP 2000129776A JP 10304933 A JP10304933 A JP 10304933A JP 30493398 A JP30493398 A JP 30493398A JP 2000129776 A JP2000129776 A JP 2000129776A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つの共通の壁パネルで各種の階高寸法を簡
易に設定することが可能な複数階床建物の枠組壁工法、
同工法による複数階床建物、及びその壁パネルを提供す
る。 【解決手段】 複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した壁
パネルを建て込む方法によって建物を建築する複数階床
建物の枠組壁工法において、前記壁パネル1に上階床用
の床梁受け5、5を複数の異なる高さ位置A、Bに設
け、これら床梁受け5、5から選択して床梁11を架設
する工程により上階床を形成する。
易に設定することが可能な複数階床建物の枠組壁工法、
同工法による複数階床建物、及びその壁パネルを提供す
る。 【解決手段】 複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した壁
パネルを建て込む方法によって建物を建築する複数階床
建物の枠組壁工法において、前記壁パネル1に上階床用
の床梁受け5、5を複数の異なる高さ位置A、Bに設
け、これら床梁受け5、5から選択して床梁11を架設
する工程により上階床を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数階床建物の枠
組壁工法と同工法による複数階床建物、及びその壁パネ
ルに関し、特に、一つの共通の壁パネルで各種の階高寸
法を簡易に設定することが可能な複数階床建物の枠組壁
工法と同工法による複数階床建物、及びその壁パネルに
関する。
組壁工法と同工法による複数階床建物、及びその壁パネ
ルに関し、特に、一つの共通の壁パネルで各種の階高寸
法を簡易に設定することが可能な複数階床建物の枠組壁
工法と同工法による複数階床建物、及びその壁パネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】枠組壁工法は、工場生産による一定の規
格パターンの壁パネルの建て込みと、幅広い選択枝によ
る内外装仕上げ材とにより、建物の多様なバリエーショ
ンを可能としつつ、低コストで高品質の建物を短工期で
建築することができる。また、枠組壁工法は、壁パネル
によって各階層を積層して構成し、又は、二階建てや三
階建て等の長尺の壁パネルを使用することにより、複数
階床建物を建築することができ、住環境に対する多様な
要求に対応することができる。
格パターンの壁パネルの建て込みと、幅広い選択枝によ
る内外装仕上げ材とにより、建物の多様なバリエーショ
ンを可能としつつ、低コストで高品質の建物を短工期で
建築することができる。また、枠組壁工法は、壁パネル
によって各階層を積層して構成し、又は、二階建てや三
階建て等の長尺の壁パネルを使用することにより、複数
階床建物を建築することができ、住環境に対する多様な
要求に対応することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、枠組壁
工法は標準化された壁パネルを中心とする一連の構成部
材の組み合わせによって成り立つものであり、また、階
高寸法は建物構造の基本寸法をなすことから、高い天井
による室内空間等、階高寸法の多様化の要請について
は、壁パネルを中心とする一群の構成部材を各種それぞ
れの階高寸法に応じて準備する必要があり、製造コスト
及び流通在庫等の点で枠組壁工法の利点が損なわれるこ
ととなり、その解決が待たれていた。
工法は標準化された壁パネルを中心とする一連の構成部
材の組み合わせによって成り立つものであり、また、階
高寸法は建物構造の基本寸法をなすことから、高い天井
による室内空間等、階高寸法の多様化の要請について
は、壁パネルを中心とする一群の構成部材を各種それぞ
れの階高寸法に応じて準備する必要があり、製造コスト
及び流通在庫等の点で枠組壁工法の利点が損なわれるこ
ととなり、その解決が待たれていた。
【0004】本発明の目的は、一つの共通の壁パネルで
各種の階高寸法を簡易に設定することが可能な複数階床
建物の枠組壁工法、同工法による複数階床建物、及びそ
の壁パネルを提供することにある。
各種の階高寸法を簡易に設定することが可能な複数階床
建物の枠組壁工法、同工法による複数階床建物、及びそ
の壁パネルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した壁パネルを建
て込む方法によって建物を建築する複数階床建物の枠組
壁工法において、前記壁パネルに上階床用の床梁受けを
複数の異なる高さ位置に設け、これら床梁受けから選択
して床梁を架設する方法により上階床を形成し、また
は、複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した枠組壁工法用
の壁パネルと、建て込んだ壁パネルに架設した床梁によ
る上階床とを備える複数階床建物において、前記壁パネ
ルは、上階用の床梁を受ける床梁受けを異なる高さ位置
に選択可能に備えるべく構成した。
に、複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した壁パネルを建
て込む方法によって建物を建築する複数階床建物の枠組
壁工法において、前記壁パネルに上階床用の床梁受けを
複数の異なる高さ位置に設け、これら床梁受けから選択
して床梁を架設する方法により上階床を形成し、また
は、複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した枠組壁工法用
の壁パネルと、建て込んだ壁パネルに架設した床梁によ
る上階床とを備える複数階床建物において、前記壁パネ
ルは、上階用の床梁を受ける床梁受けを異なる高さ位置
に選択可能に備えるべく構成した。
【0006】これにより、上記複数階床建物の枠組壁工
法は、同工法による複数階床建物を含め、複数階に及ぶ
壁パネルの床梁受けから選択して上階用床梁を架設する
ことから、一つの共通の壁パネルによって階高寸法を選
択して設定することができるので、高い天井による室内
空間等の住環境の多様化に容易に対応することができ
る。
法は、同工法による複数階床建物を含め、複数階に及ぶ
壁パネルの床梁受けから選択して上階用床梁を架設する
ことから、一つの共通の壁パネルによって階高寸法を選
択して設定することができるので、高い天井による室内
空間等の住環境の多様化に容易に対応することができ
る。
【0007】また、複数階床に及ぶ一体の壁体をなす壁
パネルにおいて、前記壁体に上階の床梁を受ける床梁受
けを異なる高さ位置に選択可能に構成することにより、
選択によって階高寸法を容易に設定することができるの
で、高い天井による室内空間等の住空間の縦寸法の多様
化に容易に対応することができる。
パネルにおいて、前記壁体に上階の床梁を受ける床梁受
けを異なる高さ位置に選択可能に構成することにより、
選択によって階高寸法を容易に設定することができるの
で、高い天井による室内空間等の住空間の縦寸法の多様
化に容易に対応することができる。
【0008】また、壁板材とその周縁に取付けた補強枠
をなす縦部材と横部材とからなり、複数階床に及ぶ一体
の壁体をなす壁パネルにおいて、前記補強枠は隣接配置
した壁パネルとの間で相互に当接可能に構成し、かつ、
同補強枠の縦部材間に複数の横掛部材を異なる高さ位置
に掛け渡し、これら横掛部材によって上階の床梁を受け
る床梁受けを形成した。この壁パネルは、壁板材と隣接
接続用の補強枠と複数の横掛部材による床梁受けとから
なる複数階床建物用の壁体をなすことから、壁板材と補
強枠とによって強度を確保しつつ隣接の壁パネルと容易
に相互接続ができ、かつ、床梁受けの選択によって上階
の床梁を架設する高さを簡易に設定することができる。
をなす縦部材と横部材とからなり、複数階床に及ぶ一体
の壁体をなす壁パネルにおいて、前記補強枠は隣接配置
した壁パネルとの間で相互に当接可能に構成し、かつ、
同補強枠の縦部材間に複数の横掛部材を異なる高さ位置
に掛け渡し、これら横掛部材によって上階の床梁を受け
る床梁受けを形成した。この壁パネルは、壁板材と隣接
接続用の補強枠と複数の横掛部材による床梁受けとから
なる複数階床建物用の壁体をなすことから、壁板材と補
強枠とによって強度を確保しつつ隣接の壁パネルと容易
に相互接続ができ、かつ、床梁受けの選択によって上階
の床梁を架設する高さを簡易に設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】上記解決手段をなす技術的思想の
実施の形態について以下に説明する。図1は本発明の複
数階床建物用の壁パネルの正面図である。壁パネル1
は、主たる強度部材をなす壁板材2と、その周縁部に取
付けた補強枠をなす両側部の縦部材3、3および上端部
と下端部の横部材4a、4bと、両縦部材3、3間の異
なる高さ位置に、例えば、普通の高さ位置とその上方の
高い位置に掛け渡した複数の横掛部材5、5とからなる
壁体をなす。上記横掛部材5、5の数とその間隔は必要
に応じて定める。
実施の形態について以下に説明する。図1は本発明の複
数階床建物用の壁パネルの正面図である。壁パネル1
は、主たる強度部材をなす壁板材2と、その周縁部に取
付けた補強枠をなす両側部の縦部材3、3および上端部
と下端部の横部材4a、4bと、両縦部材3、3間の異
なる高さ位置に、例えば、普通の高さ位置とその上方の
高い位置に掛け渡した複数の横掛部材5、5とからなる
壁体をなす。上記横掛部材5、5の数とその間隔は必要
に応じて定める。
【0010】上記補強枠をなす縦部材3、3および横部
材4a、4bは、隣接する壁パネル等と接続するための
接続材を兼ね、隣接時に相互の外側面を対向当接するべ
く構成する。また、必要により、縦部材3、3と平行す
る間柱6…と、これら縦部材3、3および間柱6…の間
に中差7を設けて補強し、この壁体の懐にグラスウール
等の断熱材8を内設し、その上から石膏ボード等の内板
9で塞いで壁パネル1を構成する。
材4a、4bは、隣接する壁パネル等と接続するための
接続材を兼ね、隣接時に相互の外側面を対向当接するべ
く構成する。また、必要により、縦部材3、3と平行す
る間柱6…と、これら縦部材3、3および間柱6…の間
に中差7を設けて補強し、この壁体の懐にグラスウール
等の断熱材8を内設し、その上から石膏ボード等の内板
9で塞いで壁パネル1を構成する。
【0011】上記壁パネル1は、複数階床の範囲、例え
ば一階から二階までの範囲に及ぶ一定幅寸法の一体の壁
体ユニットをなす。その複数の横掛部材5、5は異なる
高さ位置をなし、上階の床梁11…を受ける床梁受けを
形成し、その何れかを選択することにより、上階の床板
12を何れかの高さ位置A,Bに設定することができ
る。
ば一階から二階までの範囲に及ぶ一定幅寸法の一体の壁
体ユニットをなす。その複数の横掛部材5、5は異なる
高さ位置をなし、上階の床梁11…を受ける床梁受けを
形成し、その何れかを選択することにより、上階の床板
12を何れかの高さ位置A,Bに設定することができ
る。
【0012】図2は図1の壁パネルによる上階の床組を
一部破断して示す斜視図である。下階の天井高さを通常
より高く構成する場合は、下階の床Cに立設した壁パネ
ル1の横掛部材5、5について、上段側の横掛部材5を
床梁受けとして選択する。標準の高さの場合は下段側の
横掛部材5を選択する。上記壁パネル1は、その補強枠
4bを基礎C等の下階の床面と、また、側部の補強枠3
を隣接相互に対向当接して接続固定する。
一部破断して示す斜視図である。下階の天井高さを通常
より高く構成する場合は、下階の床Cに立設した壁パネ
ル1の横掛部材5、5について、上段側の横掛部材5を
床梁受けとして選択する。標準の高さの場合は下段側の
横掛部材5を選択する。上記壁パネル1は、その補強枠
4bを基礎C等の下階の床面と、また、側部の補強枠3
を隣接相互に対向当接して接続固定する。
【0013】図示しない反対側の壁パネルについても同
様とし、選択した横掛部材5にその懐部を利用して上階
の床梁11の端部を掛け、固定金具13を介して縦部材
3に釘止め固定することにより各床梁11を架設する。
この床梁11…に床板12を貼ることにより上階の床が
形成されるとともに、下階に所定の天井高さが確保され
る。
様とし、選択した横掛部材5にその懐部を利用して上階
の床梁11の端部を掛け、固定金具13を介して縦部材
3に釘止め固定することにより各床梁11を架設する。
この床梁11…に床板12を貼ることにより上階の床が
形成されるとともに、下階に所定の天井高さが確保され
る。
【0014】図3は図1の壁パネルによる複数階床建物
の枠組壁工法の施工手順を示す斜視図である。壁パネル
1…は工場生産される各種の幅寸法と開口種別の中から
選択し、これを組み合わせて使用する。施工現場に搬入
した壁パネル1…を基礎C等の下階の床上に建て込み、
壁パネル上端に頭繋ぎを取付け、互いに接続固定するこ
とによって複数階床の建物壁を形成する(図3参照)。
の枠組壁工法の施工手順を示す斜視図である。壁パネル
1…は工場生産される各種の幅寸法と開口種別の中から
選択し、これを組み合わせて使用する。施工現場に搬入
した壁パネル1…を基礎C等の下階の床上に建て込み、
壁パネル上端に頭繋ぎを取付け、互いに接続固定するこ
とによって複数階床の建物壁を形成する(図3参照)。
【0015】次に、互いに対向する壁パネル1、1間
に、その選択した床梁受けについて上階の床梁11…を
架設する(図4参照)。これに床材を貼ることにより上
階の床を所定の高さ位置に構成する。この後、上階の天
井梁、屋根架構材、屋根パネル等の上部工事により複数
階床の建物躯体が構成され、枠組壁工法の利点を損なう
ことなく、低コストで高品質の建物を短工期で建築する
ことができる。
に、その選択した床梁受けについて上階の床梁11…を
架設する(図4参照)。これに床材を貼ることにより上
階の床を所定の高さ位置に構成する。この後、上階の天
井梁、屋根架構材、屋根パネル等の上部工事により複数
階床の建物躯体が構成され、枠組壁工法の利点を損なう
ことなく、低コストで高品質の建物を短工期で建築する
ことができる。
【0016】このように、本発明の壁パネルによる複数
階床建物の枠組壁工法は、複数階に及ぶ壁パネルの床梁
受けから選択して上階用床梁を架設することから、一つ
の標準的な壁パネルによって階高寸法を選択して設定す
ることができるので、高い天井による室内空間等の住環
境の多様化に簡易に対応することができる。
階床建物の枠組壁工法は、複数階に及ぶ壁パネルの床梁
受けから選択して上階用床梁を架設することから、一つ
の標準的な壁パネルによって階高寸法を選択して設定す
ることができるので、高い天井による室内空間等の住環
境の多様化に簡易に対応することができる。
【0017】したがって、本発明の複数階床建物の枠組
壁工法、同工法による複数階床建物、及びその壁パネル
は、一つの共通の壁パネルにより建物構造の基本寸法を
なす階高寸法の選択が可能となることから、壁パネルを
中心とする一群の構成部材について各種それぞれの階高
寸法に応じた品揃えを要することなく、製造コスト及び
流通在庫等の問題を解決しつつ、住空間の多様化に対応
することができる。
壁工法、同工法による複数階床建物、及びその壁パネル
は、一つの共通の壁パネルにより建物構造の基本寸法を
なす階高寸法の選択が可能となることから、壁パネルを
中心とする一群の構成部材について各種それぞれの階高
寸法に応じた品揃えを要することなく、製造コスト及び
流通在庫等の問題を解決しつつ、住空間の多様化に対応
することができる。
【0018】図5は、図1の壁パネルによる上階の床組
の他例を一部破断して示す斜視図であり、壁パネル1の
補強枠3に横板材14を釘等で固着し、この横板材14
に固定金具15を釘16で固着する。この固定金具15
に床梁11を支受けさせた後に釘17で固着するように
すると、上記の実施例と同様の作用効果を有し、その
他、適宜の構築位置に応じて壁パネル1に床梁11を固
着するようにすれば良い。
の他例を一部破断して示す斜視図であり、壁パネル1の
補強枠3に横板材14を釘等で固着し、この横板材14
に固定金具15を釘16で固着する。この固定金具15
に床梁11を支受けさせた後に釘17で固着するように
すると、上記の実施例と同様の作用効果を有し、その
他、適宜の構築位置に応じて壁パネル1に床梁11を固
着するようにすれば良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の複数階床建物の枠組壁工法、同
工法による複数階床建物、及びその壁パネルは以下の効
果を奏する。複数階床建物の枠組壁工法は、同工法によ
る複数階床建物を含め、複数階に及ぶ一つの標準的な壁
パネルの床梁受けから選択して上階用床梁を架設するこ
とから、壁パネルを中心とする一群の構成部材について
各種それぞれの階高寸法に応じた品揃えを要することな
く、製造コスト及び流通在庫の問題を解決しつつ、余裕
指向による高い天井等の住空間の多様化に対応すること
ができる。
工法による複数階床建物、及びその壁パネルは以下の効
果を奏する。複数階床建物の枠組壁工法は、同工法によ
る複数階床建物を含め、複数階に及ぶ一つの標準的な壁
パネルの床梁受けから選択して上階用床梁を架設するこ
とから、壁パネルを中心とする一群の構成部材について
各種それぞれの階高寸法に応じた品揃えを要することな
く、製造コスト及び流通在庫の問題を解決しつつ、余裕
指向による高い天井等の住空間の多様化に対応すること
ができる。
【図1】本発明の複数階床建物用の壁パネルの正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の壁パネルによる上階の床組の一例を一部
破断して示す斜視図である。
破断して示す斜視図である。
【図3】図1の壁パネルによる複数階床建物の枠組壁工
法の施工手順を示す斜視図である。
法の施工手順を示す斜視図である。
【図4】図1の壁パネルによる複数階床建物の枠組壁工
法の施工手順を示す斜視図である。
法の施工手順を示す斜視図である。
【図5】図1の壁パネルによる上階の床組の他例を一部
破断して示す斜視図である。
破断して示す斜視図である。
1 壁パネル(壁体) 2 壁板材 3 補強枠(縦部材) 4a 補強枠(横部材) 4b 補強枠(横部材) 5 横掛部材(床梁受け) 11 床梁 12 床板 13 固定金具 A,B 高さ位置 C 下階床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 佳弘 東京都中央区日本橋人形町2−33−6 株 式会社日本システム設計内 Fターム(参考) 2E002 EA01 EA02 EB12 FA03 FA09 FB05 FB07 FB16 FB17 GA01 GA02 HA02 HB01 KA01 LB02 LB03 LB04 LB13 LC01 LC02 MA03 MA07
Claims (4)
- 【請求項1】 複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した壁
パネルを建て込む方法によって建物を建築する複数階床
建物の枠組壁工法において、前記壁パネルに上階床用の
床梁受けを複数の異なる高さ位置に設け、これら床梁受
けから選択して床梁を架設することにより上階床を形成
することを特徴とする複数階床建物の枠組壁工法。 - 【請求項2】 複数階床に及ぶ壁体を一体に形成した枠
組壁工法用の壁パネルと、建て込んだ壁パネルに架設し
た床梁による上階床とを備える複数階床建物において、
前記壁パネルは、上階用の床梁を受ける床梁受けを異な
る高さ位置に選択可能に備えることを特徴とする複数階
床建物。 - 【請求項3】 複数階床に及ぶ一体の壁体をなす壁パネ
ルにおいて、前記壁体に上階の床梁を受ける床梁受けを
異なる高さ位置に選択可能に設けたことを特徴とする壁
パネル。 - 【請求項4】 壁板材とその周縁に取付けた補強枠をな
す縦部材と横部材とからなり、複数階床に及ぶ一体の壁
体をなす壁パネルにおいて、前記補強枠は隣接配置した
壁パネルとの間で相互に当接可能に構成し、かつ、同補
強枠の縦部材間に複数の横掛部材を異なる高さ位置に掛
け渡し、これら横掛部材によって上階の床梁を受ける床
梁受けを形成したことを特徴とする壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304933A JP2000129776A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 複数階床建物の枠組壁工法と同工法による複数階床建物及びその壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304933A JP2000129776A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 複数階床建物の枠組壁工法と同工法による複数階床建物及びその壁パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129776A true JP2000129776A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17939072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10304933A Pending JP2000129776A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 複数階床建物の枠組壁工法と同工法による複数階床建物及びその壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000129776A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235378A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Ichiro Nagao | 木造軸組仕口緊結金物と、そのシステム工法 |
JP2004019117A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Misawa Homes Co Ltd | 蔵階付き建物 |
GB2489811A (en) * | 2011-04-05 | 2012-10-10 | Ian Kelly | A method of erecting a multi-storey building using multi-storey panels |
JP6383891B1 (ja) * | 2018-05-17 | 2018-08-29 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
JP6434187B1 (ja) * | 2018-07-11 | 2018-12-05 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP10304933A patent/JP2000129776A/ja active Pending
Cited By (8)
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JP2002235378A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Ichiro Nagao | 木造軸組仕口緊結金物と、そのシステム工法 |
JP4704587B2 (ja) * | 2001-02-07 | 2011-06-15 | 一朗 長尾 | 木造軸組仕口緊結金物と、そのシステム工法 |
JP2004019117A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Misawa Homes Co Ltd | 蔵階付き建物 |
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GB2489811B (en) * | 2011-04-05 | 2017-04-26 | Kelly Ian | Building method using multi-storey panels |
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JP2019199793A (ja) * | 2018-07-11 | 2019-11-21 | みやび建設株式会社 | 壁形成パネル、壁構造、及び建築物 |
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