JPH0754402A - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物Info
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- JPH0754402A JPH0754402A JP20632493A JP20632493A JPH0754402A JP H0754402 A JPH0754402 A JP H0754402A JP 20632493 A JP20632493 A JP 20632493A JP 20632493 A JP20632493 A JP 20632493A JP H0754402 A JPH0754402 A JP H0754402A
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Abstract
間等を自由に設けることができ、自由な間取り設計が可
能となるユニット式建物を提供する。 【構成】 共に標準の高さ寸法を有する複数個の1階建
物ユニット2と2階建物ユニット3との間に、標準の高
さよりも高さ寸法が小さな複数個の中間ユニット4を介
在させてユニット式建物1を構成する。中間ユニット4
のうち、1つの中間ユニット4Bが第1収納空間16A 、3
つの中間ユニット4C〜4Eが第2収納空間16B 、3つの中
間ユニット4F〜4Hが1階建物ユニット2に連続する吹抜
け空間19として利用される。
Description
組合わせて建てられるユニット式建物に関する。
複数の建物ユニット等を建設現場で組合わせて建てられ
ている。この建物ユニット6は、図9に示すように、四
隅に立設される4本の柱50とこれらの柱50の上端間同士
および下端間同士を結合する各4本の上梁51,下梁52か
らなる骨組み53を有し、この骨組み53は、標準長さL,
標準幅W,標準高さHを有するとともに、この骨組み53
に天井材や床材,内壁,外壁等が取付けられる。また、
建物ユニット6における標準高さHは、このユニット6
を建設現場に運ぶため1個だけトラックに積載した際、
輸送制限を満足して輸送できる高さとなっている。
ニット式建物を建てる場合、ユーザの要望は、例えば十
分な収納スペースを確保すること、吹抜け空間を設ける
こと、あるいは設備物等が他の居室等に影響なく配置さ
れていること等多種多様である。ところが、一般的なユ
ニット式建物では、上下に組合わされた各建物ユニット
6の高さがそれぞれ同一の標準高さHとなっているため
に、ユーザの要望を十分に満足させる間取り設計が出来
にくいという問題があった。
収納スペースを設ける場合、建物ユニット6に大きな収
納スペースを確保して、例えば天井裏収納部または床下
収納部を設けるためには、天井部を下げ、あるいは床部
を上げる等しなければならない。そうすると、その分だ
け室内の高さスペースが小さくなるので、居室スペース
が制限される等、設計の自由度が制限される。
2によって吹抜け空間を形成する場合、下階建物ユニッ
トと上階建物ユニットとを上下に貫通させた吹抜け空間
とすれば、居室等の通常の室内の高さの2倍の天井高さ
を有する吹抜け空間となる。しかし、ユーザの要望が、
上記2倍の天井高さの吹抜け空間よりは天井高さが低い
もので、例えば上階建物ユニットの途中程度の天井高さ
の吹抜け空間である場合、上記2倍の天井高さは不必要
な高さとなる。そこで、要望に対応するために、上階建
物ユニットの上下方向の途中に天井部を設ける等して吹
抜け空間を形成する場合が考えられるが、このようにす
れば、ユーザの要望には対応できる一方で、上階建物ユ
ニットが、例えば収納等にしか使用できないようにな
り、自由な間取り設計ができない。
空調機の室内器等の設備物を配置する場合、それらが配
置される分、他の居室等が狭くなったりして制限され、
特に、上階建物ユニットに堀込み式の浴槽を配置する場
合、上階建物ユニットの床部を上げれば上階建物ユニッ
トの室内高さが低くなり、一方、浴槽の底部を下階建物
ユニット側に突出させれば下階建物ユニットの天井部が
低くなり、間取り設計の自由度が低下する。
け空間および設備物の配置空間等を自由に設けることが
でき、自由な間取り設計が可能となるユニット式建物を
提供することにある。また、本発明の他の目的は、建物
ユニットを効率よく輸送できるユニット式建物を提供す
ることにある。
ット式建物は、共に標準の高さ寸法を有する下階建物ユ
ニットと上階建物ユニットとの間に、これらの建物ユニ
ットよりも高さ寸法が小さい中間ユニットが介在されて
いることを特徴としたものである。
は、標準の高さ寸法を有する建物ユニットと小屋裏が居
室になった屋根との間に、前記標準の高さ寸法よりも高
さ寸法が小さい中間ユニットが介在されていることを特
徴としたものである。
ニットの高さ寸法は標準の高さ寸法の略半分とされてい
ることが好ましい。また、これらのユニット式建物にお
いて、中間ユニットの内部は収納空間となっていてもよ
く、あるいは前記下階建物ユニットと上階建物ユニット
の少なくとも一方と連続する吹抜け空間を形成していて
もよい。さらに、中間ユニットの内部は設備物の配置空
間を形成するものであってもよい。
ユニットは建物ユニットと連続する吹抜け空間を形成し
ていてもよい。
高さ寸法が小さい中間ユニットが、標準の高さ寸法を有
する上下階建物ユニットの間に介在されてユニット式建
物が建てられる。中間ユニットの高さ寸法は標準の高さ
寸法よりも小さいので、この中間ユニットと上下階建物
ユニットの少なくともいずれか一方とを、例えば階段等
で行き来できるようにすれば、中間ユニットを上下階建
物ユニットのいずれかの収納空間として使用でき、ま
た、中間ユニットを上下階建物ユニットの少なくともい
ずれか一方と連通させれば吹抜け空間として使用でき、
あるいは、中間ユニットを設備物の配置空間等に使用で
きる。そのため、建物の自由な間取りが可能となり、間
取り設計の自由度が広がる。
さ寸法よりも高さ寸法が小さい中間ユニットが、標準の
高さ寸法を有する建物ユニットと小屋裏が居室になった
屋根との間に介在されている。中間ユニットの高さ寸法
は標準の高さ寸法よりも小さいので、この中間ユニット
を建物ユニットと小屋裏の少なくともいずれか一方と
を、例えば階段等で行き来できるようにすれば、中間ユ
ニットを建物ユニットと小屋裏のいずれかの収納空間に
使用でき、また、中間ユニットを建物ユニットと小屋裏
の少なくともいずれか一方と連通させれば吹抜け空間と
して使用でき、あるいは、中間ユニットを設備物の配置
空間等に使用できる。そのため、建物の自由な間取りが
可能となり、間取り設計の自由度が広がる。
中間ユニットの高さ寸法が標準の高さ寸法の略半分とさ
れている場合は、この中間ユニットを2段重ねでトラッ
ク輸送できるので、輸送効率が向上する。
て、中間ユニットの内部が収納空間となっていれば、こ
の中間ユニットを介して下階建物ユニットから上階建物
ユニットへ、あるいは建物ユニットから小屋裏へ上る階
段をそれぞれ設けること等により、前記収納空間は、上
階,下階建物ユニット共用、あるいは建物ユニット,小
屋裏共用の収納空間となる。従って、上階,下階建物ユ
ニット、あるいは建物ユニット,小屋裏にそれぞれ別の
収納空間を設けなくてもよく、上階,下階建物ユニッ
ト、あるいは建物ユニット,小屋裏を収納空間に制限さ
れずに間取り設計ができる。
ットが下階建物ユニットと上階建物ユニットの少なくと
も一方と連続する吹抜け空間を形成している場合、ある
いは中間ユニットが建物ユニットと連続する吹抜け空間
を形成している場合、それらを組合わせるだけで、下階
あるいは上階建物ユニットと中間ユニットとを合わせた
高さの吹抜け空間、および建物ユニットと中間ユニット
とを合わせた高さの吹抜け空間を有するユニット式建物
をそれぞれ建てることができ、吹抜け空間の形成が容易
である。さらに、中間ユニットの内部が設備物の配置空
間を形成するものである場合、中間ユニットの内部が大
きな空間となっているので作業がしやすく、設備物の配
置やメンテナンス等が容易に行え、かつ、上下の建物ユ
ニットの居室等室内のスペースを狭めずにすむ。
する。図1〜4には、第1実施例に係るユニット式建物
1が示されている。図1に示すように、ユニット式建物
1は、下階建物ユニットである複数の1階建物ユニット
2と上階建物ユニットである複数の2階建物ユニット3
との間に、各建物ユニット2,3よりも高さ寸法が小さ
な複数の中間ユニット4が介在され、さらに、2階建物
ユニット3に取付けられた屋根パネル5等を備えて構成
されている。
として、図9で示した標準の高さ寸法Hを有する略箱型
の建物ユニット6が、図3にも示すように、それぞれ8
個ずつ使用されている。ここで、図3は中間ユニット4
の配置を示しているが、1階建物ユニット2と2階建物
ユニット3も中間ユニット4と同様に配置されて積載さ
れせている。なお、2階建物ユニット3のうち図1で2
個示された2階建物ユニット3Aは、断面変形四角形とさ
れており、また、これら2個の2階建物ユニット3Aに挟
まれた2階建物ユニット3Bは、図2に示すような断面変
形四角形とされており、他のユニット3と短辺,長辺の
方向が逆となっている。
示すように、前記標準の高さの建物ユニット6と高さ寸
法を除いて略同様の箱型のユニット55が、図3に示すよ
うに、8個使用されている。このユニット55は四隅に立
設される4本の柱56等で形成された骨組み53を備えてお
り、標準長さL,標準幅Wに形成されているが、高さ
H′のみは標準高さHの略半分に形成されている。この
ユニット55、つまり中間ユニット4の高さH′は、ユニ
ット4を2段重ねでトラック輸送しても、輸送制限を満
足する高さとなっている。なお、図10において、図9中
で使用された部材と同一部材には同一符号を付してあ
る。
ト4の内部は、収納空間16,吹抜け空間19および階段踊
り場12として利用されている。すなわち、ユニット式建
物1の内部には、1階建物ユニット2から1つの中間ユ
ニット4Aに至る第1階段ユニット10と、中間ユニット4A
から1つの2階建物ユニット3Bに至る第2階段ユニット
11とが、ユニット式建物1の短辺方向と平行に、かつ、
長辺方向の略中間位置に設けられている。第1階段ユニ
ット10を上った階段踊り場12の、図3において右側の中
間ユニット4Bには長辺方向の間仕切り壁14が設けられ、
この中間ユニット4Bの内部が収納空間16を構成する1つ
の床面積の小さな第1収納空間16A とされている。ま
た、階段踊り場12の左側には、3個の中間ユニット4C,4
D,4Eにわたる間仕切り壁15が設けられ、この3個の中間
ユニット4C,4D,4Eの内部が収納空間16を構成する床面積
の大きな第2収納空間16B となっている。なお、第1,
2収納空間16A ,16B には各種収納物が収納可能であ
り、この収納空間16A ,16B を、例えば主寝室のクロー
ゼット、書庫等に使用することができる他、玩具置場を
兼ねた子供室等にも使用することができる。
踊り場12に面して例えば引き戸式の扉18が設けられてい
る。なお、各収納空間16A ,16B の内部の間仕切り壁1
4,15 を含んだ壁や天井および扉18の内側には、例えば
石膏ボード等が被覆され、これにより、中間ユニット4
が耐火構造とされていれることが好ましい。また、各収
納空間16A ,16B の内部には、図示しない簡易火災警報
装置が取付けられ、その他、換気のための開口あるいは
換気扇が取付けられている。
ニット4において第1,2収納空間16A ,16B に接した
3つの中間ユニット4F,4G,4Hの内部は、1階建物ユニッ
ト2から連続する吹抜け空間19となっている。なお、中
間ユニット4Hの長辺方向の長さは他の中間ユニット4F等
の長さの略半分とされており、略直方体の箱型となって
いる。
は、まず、予め工場で製作された複数の1,2階建物ユ
ニット2,3や、内部が第1,2収納空間16A ,16B を
形成する中間ユニット4Bおよび4C〜4E、吹抜け空間19を
形成する中間ユニット4F〜4H等を建設現場に搬入する。
次いで、現場で、全部の1階建物ユニット2を基礎上に
設置し、この1階建物ユニット2上に8つ全部の中間ユ
ニット4を載せそれぞれを接合する。その後、中間ユニ
ット4上に8つ全部の2階建物ユニット3を載せそれぞ
れを接合し、さらに2階建物ユニット3に屋根パネル5
等を取付ける。
効果がある。すなわち、中間ユニット4のうち1つの中
間ユニット4Bが第1収納空間16A を形成し、3つの中間
ユニット4C〜4Eが第2収納空間16B を形成しており、こ
れらの収納空間16A ,16B を1,2階建物ユニット2,
3用に使用すれば、各建物ユニット2,3に天井裏また
は床下収納空間を設けなくてもよく、従って、間取り設
計の自由度が向上する。
場12に面して設けられているので、出入りしやすい上
に、収納物の横方向の移動ができるので、収納作業が容
易である。さらに、第1,2収納空間16A ,16B に接し
た3つの中間ユニット4F〜4Hは、1階建物ユニット2に
連続する吹抜け空間19となっており、この吹抜け空間19
は、1階建物ユニット2の天井部と3つの中間ユニット
4F〜4Hの床部とを設けない状態で、それらを接合するだ
けで形成できるので、吹抜け空間が容易に形成でき、従
って、間取り設計の自由度が向上する。
1,2階建物ユニット2,3の高さである標準高さ寸法
Hの略半分となっており、この中間ユニット4を2段積
み重ねても輸送制限を満足する高さとされている。従っ
て、中間ユニット4を2段重ねでトラック輸送できるの
で、輸送効率が向上する。
ット式建物20が示されている。本実施例では、複数個の
中間ユニット4の内部が、建物の設備物である浴槽26の
配置空間21とされている。すなわち、ユニット式建物20
を構成する2階建物ユニット3が浴室24とされており、
浴室24には、堀込み設置式とされた浴槽26が設置されて
いる。この浴槽26は下部26A を有しており、2階建物ユ
ニット3の床部22の所定の位置には、前記下部26A を嵌
込むための切欠き部29が形成されている。また、複数個
の中間ユニット4のうち2つの中間ユニット4J,4Kの内
部は配置空間21となっており、そのうちの1つの中間ユ
ニット4Jの天井部の一部は形成されておらず、前記切欠
き部29に対応している。従って、浴槽26は下部26A を床
部22の切欠き部29と中間ユニット4Jの天井部を貫通して
取付けられている。そのため、下部26A は前記配置空間
21に入り込んで設置されていることになる。また、浴槽
26の排水管27や浴室24の排水管28、および図示しない給
水管,給湯管等も中間ユニット4内に配管されている。
なお、前記第1実施例で使用した部材と同一部材には同
一符号を付し、その説明は省略してある。
の配置空間21とされたユニット式建物20を建てるには、
まず、予め工場で製作された複数個の1,2階建物ユニ
ット2,3、および中間ユニット4等を建設現場に搬入
する。次いで、現場で、全部の1階建物ユニット2を基
礎上に設置し、この1階建物ユニット2上に全部の中間
ユニット4を載せ両者2,4を接合する。その後、中間
ユニット4上に全部の2階建物ユニット3を載せ両者
4,3を接合し、さらに2階建物ユニット3に屋根パネ
ル5等を取付ける。この際、1つの中間ユニット4Jの上
に、床部22の切欠き部29が対応するように載せ、切欠き
部29から中間ユニット4Jに埋込み部26A を配置して堀込
み設置式の浴槽26を設置するとともに、浴槽26用と浴室
24用の排水管27,28等を配管する。
効果がある。すなわち、2階建物ユニット3が浴室24と
なっており、その内部に堀込み設置式の浴槽26が配置さ
れるようになっているが、浴槽26の下部26A が1つの中
間ユニット4J内の設置空間21に入り込んでいる。そのた
め、浴室24の床部22を建物ユニットにおける通常の床部
の位置より上げなくてもよく、従って浴室24の天井高さ
を低くせずにすむ。また、浴槽26の縁が床部22から高く
ならないので、浴槽26内に入りやすく使用勝手がよいと
いう効果もある。
の中間ユニット4J,4Kの内部は堀込み設置式の浴槽26の
配置空間21となっており、その内部に浴槽26の下部26A
が入り込んで配置されるが、配置空間21は十分なスペー
スを有しているので、浴槽26の配置作業や配管等の作業
が容易に行えるとともに、メンテナンスも容易に行え
る。
ット式建物40が示されている。本実施例では、複数個の
中間ユニット4のうち1つの中間ユニット4Pの内部が、
設備物である空調機の室内機28の配置空間41とされてい
る。すなわち、前記中間ユニット4Pに仕切り壁30が設け
られるとともに床部31が形成されており、この床部31に
1階建物ユニット2用の室内機28が設置されている。仕
切り壁30の側面にはエアの開口部30A が形成されてお
り、ここからエアが1階建物ユニット2の室内に供給さ
れるようになっている。また、中間ユニット4Pの一部と
他の中間ユニット4Qの内部は1階建物ユニット2に連続
しており、これにより1階建物ユニット2から中間ユニ
ット4P,4O に至る吹抜け空間32が形成されている。な
お、前記第1実施例で使用した部材と同一部材には同一
符号を付し、その説明は省略してある。
内機28が設置されるユニット式建物40を建てる際は、複
数個の建物ユニット4のうち1つの中間ユニット4P内に
室内機28を予め工場で取付けておき、このような中間ユ
ニット4Pを、他の複数個の中間ユニット4とともに複数
個の1階建物ユニット2と2階建物ユニット3との間に
介在させ、それらを接合してユニット式建物40を建て
る。
効果がある。すなわち、複数個の中間ユニット4のうち
1つの中間ユニット4Pが空調機の室内機28の配置空間41
となっているので、室内機28を設けるために1階建物ユ
ニット2の天井裏を広くしたりせずにすみ、1階建物ユ
ニット2の間取り設計が自由となる。また、室内機28が
配置される配置空間41は中間ユニット4Pが使用されてい
るので、十分なスペースを有しており、工場での室内機
28の配置作業や配管等の作業が容易であるとともに、現
場での配管等の作業やメンテナンスが容易である。
ット式建物60が示されている。このユニット式建物60
は、複数個の1階建物ユニット62と複数個の2階建物ユ
ニット63との間に複数個の中間ユニット64を介在させる
とともに、複数個の2階建物ユニット63と小屋裏61が居
室とされた屋根65との間にも複数個の中間ユニット74を
介在させて構成されている。そして、各中間ユニット6
4,74の内部は、それぞれ収納空間、あるいは設備物の
配置空間とされている。また、中間ユニット64の内部
は、1階建物ユニット62と2階建物ユニット63とのいず
れかに連続する吹抜け空間とされ、中間ユニット74の内
部は、2階建物ユニット63に連続する吹抜け空間とされ
ている。なお、屋根65は屋根ユニットを用いたものでも
よく、または屋根パネルを用いたものでもよい。
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1実施例では、複数個の中間ユニット4のうち、階
段踊り場12の左右に、中間ユニット4Bで形成する第1収
納空間16A と、中間ユニット4C〜4Eで形成する第2収納
空間16B とを形成し、第1収納空間16A と第2収納空間
16Bとに接し、かつ、中間ユニット4F〜4Hを1階建物ユ
ニット2に連続させて吹抜け空間19を形成したが、これ
に限らず、吹抜け空間19の部分を第1収納空間16A に連
続する収納空間としてもよい。あるいは、第2収納空間
16B 側の一部に吹抜け空間を形成してもよい。
物1における複数個の中間ユニット4のうち、3つの中
間ユニット4F〜4Hを1階建物ユニット2に連続させて吹
抜け空間19を形成したが、この吹抜け空間19は1階建物
ユニット2と中間ユニット4との間でのものに限らず、
例えば図8に示すようなものでもよい。すなわち、この
実施例では、中間ユニット4のうち1つの建物ユニット
4Tと2階建物ユニット3とが連続され、これらにより吹
抜け空間35が形成されたユニット式建物45となってい
る。
A,A6B を階段踊り場12に面するように設け、1,2階建
物ユニット2,3に共用の収納空間としたが、これに限
らず、1つの中間ユニットを、例えば梯子等で上り下り
できる1階建物ユニット2用の天井裏収納としてもよ
い。このようにすれば、1階建物ユニットに例えば台所
を設け、前記1つの中間ユニットを台所用パントリとし
て使用することもでき、使用勝手のよい台所を構成でき
る。あるいは、前記1つの中間ユニットを、2階建物ユ
ニット2用の床下収納としてもよい。
第1実施例では、収納空間16と吹抜け空間19とし、第2
実施例では、設備物の配置空間21としたが、これらを組
み合わせたものでもよく、例えば収納空間16の隣りに設
備物の配置空間21を設けてもよい。また、全部の中間ユ
ニット4を吹抜け空間19とし、その全部を1,2階建物
ユニット2,3のいずれか一方に連続させてもよく、あ
るいはその一部を1,2階建物ユニット2,3のいずれ
か一方に連続させてもよい。このようにすれば、変化に
富んだ室内を有するユニット式建物となる。
ト式建物によれば、標準の高さ寸法よりも高さ寸法が小
さい中間ユニットが標準の高さ寸法を有する上下階建物
ユニットの間に介在されているので、この中間ユニット
を上下階建物ユニットの少なくともいずれか一方と連通
させれば、中間ユニットを、例えば上下階建物ユニット
用の収納空間に使用でき、また吹抜け空間として使用で
き、あるいは、設備物の配置空間等に使用できる。その
ため、間取り設計の自由度が向上する。
標準の高さ寸法よりも高さ寸法が小さい中間ユニット
が、標準の高さ寸法を有する建物ユニットと小屋裏が居
室になった屋根との間に介在されているので、この中間
ユニットを建物ユニットと小屋裏の少なくともいずれか
一方と連通させれば、中間ユニットを、例えば建物ユニ
ットと小屋裏用の収納空間に使用でき、あるいは、設備
物の配置空間等に使用できる。そのため、建物の自由な
間取りが可能となり、間取り設計の自由度が向上する。
て、中間ユニットの高さ寸法は、標準の高さ寸法の略半
分とされており、2段重ねても輸送制限に触れない高さ
となっている。従って、中間ユニットを2段ずつ重ねて
トラック輸送できるので、輸送効率が向上する。
す全体斜視図である。
面図である。
図である。
す斜視図である。
す全体図である。
す全体図である。
す全体図である。
示す全体図である。
みを示す斜視図である。
ニットの骨組みを示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 共に標準の高さ寸法を有する下階建物ユ
ニットと上階建物ユニットとの間に、これらの建物ユニ
ットよりも高さ寸法が小さい中間ユニットが介在されて
いることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項2】 標準の高さ寸法を有する建物ユニットと
小屋裏が居室になった屋根との間に、前記標準の高さ寸
法よりも高さ寸法が小さい中間ユニットが介在されてい
ることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項3】 請求項1,2記載のいずれかのユニット
式建物において、前記中間ユニットの高さ寸法は前記標
準の高さ寸法の略半分であることを特徴とするユニット
式建物。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載のいずれかのユニット
式建物において、前記中間ユニットの内部は収納空間と
なっていることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項5】 請求項1,3記載のいずれかのユニット
式建物において、前記中間ユニットは前記下階建物ユニ
ットと上階建物ユニットの少なくとも一方と連続する吹
抜け空間を形成していることを特徴とするユニット式建
物。 - 【請求項6】 請求項1〜3記載のいずれかのユニット
式建物において、前記中間ユニットの内部は設備物の配
置空間を形成していることを特徴とするユニット式建
物。 - 【請求項7】 請求項2記載のユニット式建物におい
て、前記中間ユニットは前記建物ユニットと連続する吹
抜け空間を形成していることを特徴とするユニット式建
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20632493A JP3254310B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ユニット式建物 |
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JP20632493A JP3254310B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ユニット式建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0754402A true JPH0754402A (ja) | 1995-02-28 |
JP3254310B2 JP3254310B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16521417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20632493A Expired - Fee Related JP3254310B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3254310B2 (ja) |
Cited By (4)
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JP2008002266A (ja) * | 2007-09-21 | 2008-01-10 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2008014045A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Toyota Motor Corp | 建物 |
JP2014066022A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2017122368A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP20632493A patent/JP3254310B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3254310B2 (ja) | 2002-02-04 |
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