JP3254310B2 - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP3254310B2
JP3254310B2 JP20632493A JP20632493A JP3254310B2 JP 3254310 B2 JP3254310 B2 JP 3254310B2 JP 20632493 A JP20632493 A JP 20632493A JP 20632493 A JP20632493 A JP 20632493A JP 3254310 B2 JP3254310 B2 JP 3254310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の建物ユニットを
組合わせて建てられるユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、予め工場で生産された
複数の建物ユニット等を建設現場で組合わせて建てられ
ている。この建物ユニット6は、図に示すように、四
隅に立設される4本の柱50とこれらの柱50の上端間同士
および下端間同士を結合する各4本の上梁51,下梁52か
らなる骨組み53を有し、この骨組み53は、標準長さL,
標準幅W,標準高さHを有するとともに、この骨組み53
に天井材や床材,内壁,外壁等が取付けられる。また、
建物ユニット6における標準高さHは、このユニット6
を建設現場に運ぶため1個だけトラックに積載した際、
輸送制限を満足して輸送できる高さとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、住宅等のユ
ニット式建物を建てる場合、ユーザの要望は、例えば十
分な収納スペースを確保すること、吹抜け空間を設ける
こと、あるいは設備物等が他の居室等に影響なく配置さ
れていること等多種多様である。ところが、一般的なユ
ニット式建物では、上下に組合わされた各建物ユニット
6の高さがそれぞれ同一の標準高さHとなっているため
に、ユーザの要望を十分に満足させる間取り設計が出来
にくいという問題があった。
【0004】すなわち、前述のようなユニット式建物に
収納スペースを設ける場合、建物ユニット6に大きな収
納スペースを確保して、例えば天井裏収納部または床下
収納部を設けるためには、天井部を下げ、あるいは床部
を上げる等しなければならない。そうすると、その分だ
け室内の高さスペースが小さくなるので、居室スペース
が制限される等、設計の自由度が制限される。
【0005】また、上下に組合わされた各建物ユニット
2によって吹抜け空間を形成する場合、下階建物ユニッ
トと上階建物ユニットとを上下に貫通させた吹抜け空間
とすれば、居室等の通常の室内の高さの2倍の天井高さ
を有する吹抜け空間となる。しかし、ユーザの要望が、
上記2倍の天井高さの吹抜け空間よりは天井高さが低い
もので、例えば上階建物ユニットの途中程度の天井高さ
の吹抜け空間である場合、上記2倍の天井高さは不必要
な高さとなる。そこで、要望に対応するために、上階建
物ユニットの上下方向の途中に天井部を設ける等して吹
抜け空間を形成する場合が考えられるが、このようにす
れば、ユーザの要望には対応できる一方で、上階建物ユ
ニットが、例えば収納等にしか使用できないようにな
り、自由な間取り設計ができない。
【0006】さらに、ユニット式建物に、例えば浴槽や
空調機の室内器等の設備物を配置する場合、それらが配
置される分、他の居室等が狭くなったりして制限され、
特に、上階建物ユニットに堀込み式の浴槽を配置する場
合、上階建物ユニットの床部を上げれば上階建物ユニッ
トの室内高さが低くなり、一方、浴槽の底部を下階建物
ユニット側に突出させれば下階建物ユニットの天井部が
低くなり、間取り設計の自由度が低下する。
【0007】ここに、本発明の目的は、収納空間や吹抜
け空間および設備物の配置空間等を自由に設けることが
でき、自由な間取り設計が可能となるユニット式建物を
提供することにある。また、本発明の他の目的は、建物
ユニットを効率よく輸送できるユニット式建物を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係るユニ
ット式建物は、共に標準の高さ寸法を有するとともにそ
れぞれ複数個設けられる下階建物ユニットと上階建物ユ
ニットとの間に、これらの下階および上階建物ユニット
よりも高さ寸法が小さく、かつ箱形に形成された複数個
の中間ユニットが介在され、これらの中間ユニットのう
ち所定の中間ユニット内部全部が収納空間とされるとと
もに、当該中間ユニットの側面に前記収納空間への出入
り口が設けられていることを特徴としたものである。
の場合、複数個の中間ユニットにおける残りの中間ユニ
ットの内部は全部の床部が取り除かれて前記下階建物ユ
ニットと連続し、上下2つのユニットに連続する吹抜け
空間を形成していてもよい。
【0009】
【0010】さらに、本発明に係る他のユニット式建物
は、共に標準の高さ寸法を有するとともにそれぞれ複数
個設けられる下階建物ユニットと上階建物ユニットとの
間に、これらの下階および上階建物ユニットよりも高さ
寸法が小さく、かつ箱形に形成された複数個の中間ユニ
ットが介在され、これらの中間ユニットのうち所定の中
間ユニット内部は前記下階建物ユニットに連続する吹抜
け空間を形成し、前記複数の中間ユニットにおける残り
の中間ユニット内部に、エア開口部を有する仕切り壁が
設けられるとともに、この仕切り壁で仕切られた空間に
室内機が収納され、この室内機により送られる清浄空気
は前記エア開口部から前記吹抜け空間を経由して前記下
階建物ユニットの室内に到達することを特徴としたもの
である。
【0011】また、これらのユニット式建物において、
前記中間ユニットの高さ寸法は前記標準の高さ寸法の略
半分であることが好ましい。
【0012】
【作用】このような本発明では、標準の高さ寸法よりも
高さ寸法が小さい複数個の中間ユニットが、標準の高さ
寸法を有する複数個の上下階建物ユニットの間に介在さ
れてユニット式建物が建てられる。これらの中間ユニッ
トのうち所定の中間ユニットの内部全部は収納空間とさ
れているので、中間ユニットを上階建物ユニットの収
納空間として使用できる。従って、上階建物ユニット
に別の収納空間を設けなくてもよいので、上階建物ユ
ニットを収納空間に制限されずに間取り設計ができる。
また、中間ユニットの側面には、収納空間への出入り口
が設けられているので、収納物を収納する際、横方向へ
の移動が可能となり、収納作業が容易である。 また、複
数の中間ユニットのうち残りの中間ユニットは床部が取
り除かれて下階建物ユニットと連続する吹抜け空間が形
成されている場合、下階建物ユニットに、例えばリビン
グを配置することで天井の高い空間を有するリビングと
することができる。
【0013】
【0014】また、本発明のさらに他のユニット式建物
では、下階および上階建物ユニットよりも高さ寸法が小
さく、かつ箱形に形成された複数個の中間ユニットのう
ち、所定の中間ユニット内部に室内機が収納されるとと
もに、エア開口部を有する仕切り壁が設けられているの
で、室内機により送られるエアはエア開口部から吹抜け
空間に供給される。中間ユニットの内部が大きな空間と
なっているので、室内機を配置しやすく、また、メンテ
ナンスも容易となる。さらに、室内機を下階建物ユニッ
トに設けなくてもよいので、下階建物ユニットの室内を
広く使用できる。
【0015】さらに、これらのユニット式建物におい
て、中間ユニットの高さ寸法が標準の高さ寸法の略半分
とされている場合は、この中間ユニットを2段重ねでト
ラック輸送できるので、輸送効率が向上する。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4には、第1実施例に係るユニット式建物
1が示されている。図1に示すように、ユニット式建物
1は、下階建物ユニットである複数の1階建物ユニット
2と上階建物ユニットである複数の2階建物ユニット3
との間に、各建物ユニット2,3よりも高さ寸法が小さ
な複数の中間ユニット4が介在され、さらに、2階建物
ユニット3に取付けられた屋根パネル5等を備えて構成
されている。
【0017】1階建物ユニット2と2階建物ユニット3
として、図で示した標準の高さ寸法Hを有する略箱型
の建物ユニット6が、図3にも示すように、それぞれ8
個ずつ使用されている。ここで、図3は中間ユニット4
の配置を示しているが、1階建物ユニット2と2階建物
ユニット3も中間ユニット4と同様に配置されて積載さ
れせている。なお、2階建物ユニット3のうち図1で2
個示された2階建物ユニット3Aは、断面変形四角形とさ
れており、また、これら2個の2階建物ユニット3Aに挟
まれた2階建物ユニット3Bは、図2に示すような断面変
形四角形とされており、他のユニット3と短辺,長辺の
方向が逆となっている。
【0018】これに対して、中間ユニット4は、図
示すように、前記標準の高さの建物ユニット6より高さ
寸法は低いが構造は略同様の箱型のユニット55が、図3
に示すように、8個使用されている。このユニット55は
四隅に立設される4本の柱56等で形成された骨組み53を
備えており、標準長さL,標準幅Wに形成されている
が、高さH′のみは標準高さHの略半分に形成されてい
る。このユニット55、つまり中間ユニット4の高さH′
は、ユニット4を2段重ねでトラック輸送しても、輸送
制限を満足する高さとなっている。なお、図におい
て、図中で使用された部材と同一部材には同一符号を
付してある。
【0019】図2〜4に示すように、8個の中間ユニッ
ト4の内部は、収納空間16,吹抜け空間19および階段踊
り場12として利用されている。すなわち、ユニット式建
物1の内部には、1階建物ユニット2から1つの中間ユ
ニット4Aに至る第1階段ユニット10と、中間ユニット4A
から1つの2階建物ユニット3Bに至る第2階段ユニット
11とが、ユニット式建物1の短辺方向と平行に、かつ、
長辺方向の略中間位置に設けられている。第1階段ユニ
ット10を上った階段踊り場12の、図3において右側の中
間ユニット4Bには長辺方向の間仕切り壁14が設けられ、
この中間ユニット4Bの内部が収納空間16を構成する1つ
の床面積の小さな第1収納空間16A とされている。ま
た、階段踊り場12の左側には、3個の中間ユニット4C,4
D,4Eにわたる間仕切り壁15が設けられ、この3個の中間
ユニット4C,4D,4Eの内部が収納空間16を構成する床面積
の大きな第2収納空間16B となっている。なお、第1,
2収納空間16A ,16B には各種収納物が収納可能であ
り、この収納空間16A ,16B を、例えば主寝室のクロー
ゼット、書庫等に使用することができる他、玩具置場を
兼ねた子供室等にも使用することができる。
【0020】各収納空間16A ,16B の出入口には、階段
踊り場12に面して例えば引き戸式の扉18が設けられてい
る。なお、各収納空間16A ,16B の内部の間仕切り壁1
4,15 を含んだ壁や天井および扉18の内側には、例えば
石膏ボード等が被覆され、これにより、中間ユニット4
が耐火構造とされていれることが好ましい。また、各収
納空間16A ,16B の内部には、図示しない簡易火災警報
装置が取付けられ、その他、換気のための開口あるいは
換気扇が取付けられている。
【0021】図2,4に示すように、このような中間ユ
ニット4において第1,2収納空間16A ,16B に接した
3つの中間ユニット4F,4G,4Hの内部は、1階建物ユニッ
ト2から連続する吹抜け空間19となっている。なお、中
間ユニット4Hの長辺方向の長さは他の中間ユニット4F等
の長さの略半分とされており、略直方体の箱型となって
いる。
【0022】このようなユニット式建物1を建てるに
は、まず、予め工場で製作された複数の1,2階建物ユ
ニット2,3や、内部が第1,2収納空間16A ,16B を
形成する中間ユニット4Bおよび4C〜4E、吹抜け空間19を
形成する中間ユニット4F〜4H等を建設現場に搬入する。
次いで、現場で、全部の1階建物ユニット2を基礎上に
設置し、この1階建物ユニット2上に8つ全部の中間ユ
ニット4を載せそれぞれを接合する。その後、中間ユニ
ット4上に8つ全部の2階建物ユニット3を載せそれぞ
れを接合し、さらに2階建物ユニット3に屋根パネル5
等を取付ける。
【0023】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、中間ユニット4のうち1つの中
間ユニット4Bが第1収納空間16A を形成し、3つの中間
ユニット4C〜4Eが第2収納空間16B を形成しており、こ
れらの収納空間16A ,16B を1,2階建物ユニット2,
3用に使用すれば、各建物ユニット2,3に天井裏また
は床下収納空間を設けなくてもよく、従って、間取り設
計の自由度が向上する。
【0024】また、各収納空間16A ,16B は、階段踊り
場12に面して設けられているので、出入りしやすい上
に、収納物の横方向の移動ができるので、収納作業が容
易である。さらに、第1,2収納空間16A ,16B に接し
た3つの中間ユニット4F〜4Hは、1階建物ユニット2に
連続する吹抜け空間19となっており、この吹抜け空間19
は、1階建物ユニット2の天井部と3つの中間ユニット
4F〜4Hの床部とを設けない状態で、それらを接合するだ
けで形成できるので、吹抜け空間が容易に形成でき、従
って、間取り設計の自由度が向上する。
【0025】また、中間ユニット4の高さ寸法H′は、
1,2階建物ユニット2,3の高さである標準高さ寸法
Hの略半分となっており、この中間ユニット4を2段積
み重ねても輸送制限を満足する高さとされている。従っ
て、中間ユニット4を2段重ねでトラック輸送できるの
で、輸送効率が向上する。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】図5には、本発明の第2実施例に係るユニ
ット式建物40が示されている。本実施例では、複数個の
中間ユニット4のうち1つの中間ユニット4Pの内部が、
設備物である空調機の室内機28の配置空間41とされてい
る。すなわち、前記中間ユニット4Pに仕切り壁30が設け
られるとともに床部31が形成されており、この床部31に
1階建物ユニット2用の室内機28が設置されている。仕
切り壁30の側面にはエアの開口部30A が形成されてお
り、ここからエアが1階建物ユニット2の室内に供給さ
れるようになっている。また、中間ユニット4Pの一部と
他の中間ユニット4Qの内部は1階建物ユニット2に連続
しており、これにより1階建物ユニット2から中間ユニ
ット4P,4O に至る吹抜け空間32が形成されている。な
お、前記第1実施例で使用した部材と同一部材には同一
符号を付し、その説明は省略してある。
【0031】このような中間ユニット4内に空調機の室
内機28が設置されるユニット式建物40を建てる際は、複
数個の建物ユニット4のうち1つの中間ユニット4P内に
室内機28を予め工場で取付けておき、このような中間ユ
ニット4Pを、他の複数個の中間ユニット4とともに複数
個の1階建物ユニット2と2階建物ユニット3との間に
介在させ、それらを接合してユニット式建物40を建て
る。
【0032】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、複数個の中間ユニット4のうち
1つの中間ユニット4Pが空調機の室内機28の配置空間41
となっているので、室内機28を設けるために1階建物ユ
ニット2の天井裏を広くしたりせずにすみ、1階建物ユ
ニット2の間取り設計が自由となる。また、室内機28が
配置される配置空間41は中間ユニット4Pが使用されてい
るので、十分なスペースを有しており、工場での室内機
28の配置作業や配管等の作業が容易であるとともに、現
場での配管等の作業やメンテナンスが容易である。
【0033】
【0034】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1実施例では、複数個の中間ユニット4のうち、階
段踊り場12の左右に、中間ユニット4Bで形成する第1収
納空間16A と、中間ユニット4C〜4Eで形成する第2収納
空間16B とを形成し、第1収納空間16A と第2収納空間
16Bとに接し、かつ、中間ユニット4F〜4Hを1階建物ユ
ニット2に連続させて吹抜け空間19を形成したが、これ
に限らず、吹抜け空間19の部分を第1収納空間16A に連
続する収納空間としてもよい。あるいは、第2収納空間
16B 側の一部に吹抜け空間を形成してもよい。
【0035】さらに、前記第1実施例では、収納空間16
A,A6B を階段踊り場12に面するように設け、1,2階建
物ユニット2,3に共用の収納空間としたが、これに限
らず、1つの中間ユニットを、例えば梯子等で上り下り
できる1階建物ユニット2用の天井裏収納としてもよ
い。このようにすれば、1階建物ユニットに例えば台所
を設け、前記1つの中間ユニットを台所用パントリとし
て使用することもでき、使用勝手のよい台所を構成でき
る。あるいは、前記1つの中間ユニットを、2階建物ユ
ニット2用の床下収納としてもよい。
【0036】
【0037】
【発明の効果】このような本発明では、標準の高さ寸法
よりも高さ寸法が小さい複数個の中間ユニットが、標準
の高さ寸法を有する複数個の上下階建物ユニットの間に
介在されてユニット式建物が建てられる。これらの中間
ユニットのうち所定の中間ユニットの内部全部は収納空
間とされているので、中間ユニットを上階建物ユニッ
トの収納空間として使用できる。従って、上階建物ユ
ニットに別の収納空間を設けなくてもよいので、上
建物ユニットを収納空間に制限されずに間取り設計がで
きる。また、中間ユニットの側面には、収納空間への出
入り口が設けられているので、収納物を収納する際、横
方向への移動が可能となり、収納作業が容易である。
た、複数の中間ユニットのうち残りの中間ユニットは床
部が取り除かれて下階建物ユニットと連続する吹抜け空
間が形成されている場合、下階建物ユニットに、例えば
リビングを配置することで天井の高い空間を有するリビ
ングとすることができる。
【0038】
【0039】本発明のユニット式建物において、中間ユ
ニットの高さ寸法が標準の高さ寸法の略半分とされてい
る場合は、この中間ユニットを2段重ねでトラック輸送
できるので、輸送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るユニット式建物を示
す全体斜視図である。
【図2】第1実施例におけるユニット式建物を示す縦断
面図である。
【図3】第1実施例におけるユニット式建物を示す平面
図である。
【図4】第1実施例におけるユニット式建物の要部を示
す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るユニット式建物を示
す全体図である。
【図6】標準的な高さ寸法を有する建物ユニットの骨組
みを示す斜視図である。
【図7】標準的な高さ寸法より高さ寸法が小さい建物ユ
ニットの骨組みを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 2 下階建物ユニットである1階建物ユニット 3 上階建物ユニットである2階建物ユニット 4 中間ユニット 6 標準高さを有する建物ユニット 16 収納空間 19 吹抜け空間 20 ユニット式建物 28 空調機の室内機 32 吹抜け空間 H 建物ユニットの標準高さ寸法 H′標準高さ寸法より小さい高さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−97035(JP,A) 特開 昭53−107113(JP,A) 特開 平5−179713(JP,A) 特開 平5−60342(JP,A) 特開 平5−195583(JP,A) 実開 平2−53406(JP,U) 実開 平3−48002(JP,U) 実開 平4−41004(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/348

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共に標準の高さ寸法を有するとともにそ
    れぞれ複数個設けられる下階建物ユニットと上階建物ユ
    ニットとの間に、これらの下階および上階建物ユニット
    よりも高さ寸法が小さく、かつ箱形に形成された複数個
    の中間ユニットが介在され、これらの中間ユニットのう
    ち所定の中間ユニット内部全部が収納空間とされるとと
    もに、当該中間ユニットの側面に前記収納空間への出入
    り口が設けられていることを特徴とするユニット式建
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、前記複数個の中間ユニットにおける残りの中間ユニ
    ットの内部は全部の床部が取り除かれて前記下階建物ユ
    ニットと連続し、上下2つのユニットに連続する吹抜け
    空間を形成していることを特徴とするユニット式建物。
  3. 【請求項3】 共に標準の高さ寸法を有するとともにそ
    れぞれ複数個設けられる下階建物ユニットと上階建物ユ
    ニットとの間に、これらの下階および上階建物ユニット
    よりも高さ寸法が小さく、かつ、箱形に形成された複数
    個の中間ユニットが介在され、これらの中間ユニットに
    おける所定の中間ユニット内部は前記下階建物ユニット
    に連続する吹抜け空間を形成し、前記複数の中間ユニッ
    トにおける残りの中間ユニット内部に、エア開口部を有
    する仕切り壁が設けられるとともに、この仕切り壁で仕
    切られた空間に室内機が収納され、この室内機により送
    られるエアは前記エア開口部から前記吹抜け空間に供給
    されることを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のユニット式建物において、前記中間ユニットの高さ
    寸法は前記標準の高さ寸法の略半分であることを特徴と
    するユニット式建物。
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