JP3751401B2 - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物 Download PDF

Info

Publication number
JP3751401B2
JP3751401B2 JP06311297A JP6311297A JP3751401B2 JP 3751401 B2 JP3751401 B2 JP 3751401B2 JP 06311297 A JP06311297 A JP 06311297A JP 6311297 A JP6311297 A JP 6311297A JP 3751401 B2 JP3751401 B2 JP 3751401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
building
ceiling
unit
building unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06311297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10252153A (ja
Inventor
郁夫 中井
康彦 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP06311297A priority Critical patent/JP3751401B2/ja
Publication of JPH10252153A publication Critical patent/JPH10252153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3751401B2 publication Critical patent/JP3751401B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井面に段差が形成された折上げ天井が形成されているユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、工場で製造した箱状の建物ユニットを、建築現場で複数組み合わせて建築されるユニット式建物が利用されている。
ユニット式建物を形成する建物ユニットとしては、図10に示されるように、四隅の柱91の上下端を天井梁92および床梁93で連結した直方体状のフレーム94を有するものが一般的である。
ここで、建物ユニットのフレーム94の天井梁92としては、長短二種類の天井長辺梁92A および天井短辺梁92B が採用されている。このうち、天井長辺梁92A の間には、図示しない天井面材を支持するために、複数の天井小梁95が架け渡されている。
また、建物ユニットのフレーム94の床梁93としては、天井梁92と同様に、長短二種類の床長辺梁93A および床短辺梁93B が採用されている。このうち、床長辺梁93A の間には、図示しない床面材を支持するために、複数の根太96が架け渡されている。
この建物ユニットのフレーム94には、天井面材および床面材の他、部屋を仕切る間仕切壁等の内装材や、軽量気泡コンクリート等で形成された外壁材等が工場で組付けられる。
このようなユニット式建物によれば、工場において、建物ユニットに対して内装材や外壁材の組付作業まで行うので、建築現場で建物ユニットを相互に接合すれば、建物が完成するようになり、建築現場での作業が大幅に削減され、建築工事を短期間で完了できるというメリットが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のユニット式建物では、建物ユニットの天井長辺梁92A に架け渡した天井小梁95に天井面材を支持させる構造であるので、単なる平面で構成されたもの以外の天井は、採用していない。
ユニット式建物に、単なる平面で構成されたもの以外の天井、例えば、天井面に段差が形成された折上げ天井を採用することは不可能ではないが、段差等を有する天井を備えた建物ユニットは、通常の建物ユニットの天井とは異なり、天井が複雑な構造となることから、建物ユニット全体の製造効率を阻害する要因となるという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、建物ユニットの製造効率を阻害せずに、天井面に段差を有する折上げ天井が形成可能なユニット式建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下階建物ユニットの天井に開口部が部分的に形成され、上階建物ユニットの床に凸部が形成され、前記下階の開口部が前記上階の凸部で塞がれ、かつ、前記下階建物ユニットの天井および前記上階建物ユニットの凸部によって、天井面に段差が形成された折上げ天井が形成されていることを特徴とする。
このような本発明では、下階建物ユニットが形成する天井に開口部を部分的に設けることにより、天井の一部の製作作業が省略される。
また、上階建物ユニットの床に凸部を形成するにあたり、一の上階建物ユニットの床全体を通常の高さレベルよりも上方の位置に形成し、この通常よりも高い位置にある床を凸部の上段水平部分とし、かつ、この上階建物ユニットに隣接する別の上階建物ユニットの床を凸部の下段水平部分とする。
そして、上階建物ユニットの床の上に、凸部の立ち上がり部を立設すれば、各上階建物ユニットの床は、単なる水平面として形成される。
しかも、凸部の立ち上がり部としては、間仕切壁等と同様の構造のものが採用可能なため、床の構造を何ら変更しない。
このため、上階建物ユニットに凸部を形成するとともに、下階建物ユニットに開口部を形成しても、これらの建物ユニットの製造効率を阻害する要因が一切生じることがない。
そして、下階の開口部を上階の凸部で塞げば、下階建物ユニットの天井および上階建物ユニットの凸部によって、天井面に段差が形成された折上げ天井が形成される。
【0006】
以上において、前記開口部として、一個の下階建物ユニットに形成されたものを採用し、かつ、前記凸部として、複数の上階建物ユニットにまたがって形成されたものを採用することができる。
あるいは、前記開口部として、複数の下階建物ユニットにまたがって形成されたものを採用し、かつ、前記凸部として、複数の上階建物ユニットにまたがって形成されたものを採用することもできる。
このようにすれば、折上げ天井に形成される上下段の各天井面を、必要に応じた広さに設定することが可能となる。
また、前記下階建物ユニットの開口部を、平面視で前記上階建物ユニットの凸部よりも小さする、換言すれば、前記折上げ天井の上段の天井面を、前記開口部よりも大きく広げれば、折上げ天井に形成される上下段の天井面の間に、水平方向に凹んだ凹部が形成可能となる。そして、この凹部の内部に照明を設ければ、間接照明を形成することが可能となる。
さらに、前記上階建物ユニットの凸部の上段の床面には、下段の床面との間の往来を行うための階段が接続されていることが望ましい。
このように、階段で凸部の上下段の床を接続すれば、凸部の高さ寸法を大きく設定することが可能となり、折上げ天井の上下段の天井面の間隔を拡大することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、既に説明した部材と同一の部材には同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略にする。
図1には、本発明の第1実施形態に係るユニット式建物1が示されている。このユニット式建物1は、基礎2の上において、複数の建物ユニット10, 11, 20, 21を組み合わせて形成された二階建てのものである。
ユニット式建物1の一階部分には、図2に示されるように、直方体状の建物ユニット10A 〜10I が長方形を形成するように、縦横に配列されている。
これらの建物ユニット10A 〜10I のうち、中央手前の建物ユニット10D には、長辺方向に沿った外壁部分が凹んだ建物ユニット11が隣接配置されている。
一方、建物ユニット10D の裏側に配置された建物ユニット10F には、建物ユニット10A 〜10I と同様の直方体状の建物ユニット10J が隣接配置されている。
なお、建物ユニット10A 〜10H ,10Jは、図10に示した建物ユニットと同様に直方体状のフレームを有する通常の建物ユニットである。
また、建物ユニット10I は、玄関ポーチ12A の周縁部分の梁を省略した玄関ユニットである。
さらに、建物ユニット11は、凹んだ外壁部分の出隅部分および入隅部分の各々に沿って図示しない間柱を有する建物ユニットである。
【0008】
図中右側に配列された建物ユニット10A 〜10C は、ダイニング・キッチン13を形成している。
図中、中央に配列された建物ユニット11,10D〜10F,10J のうち、建物ユニット11,10Dおよび建物ユニット10E の半分は、リビングルーム14を形成し、建物ユニット10E の残り半分は、廊下15を形成している。建物ユニット10F は、玄関ホール12B 、階段室16およびパントリ17A を形成し、建物ユニット10J は、パントリ17A と一続きとなった洗濯室17B 、および、これらとは壁で仕切られたトイレ18を形成している。
図中左側に配列された建物ユニット10G 〜10I のうち、建物ユニット10G, 10Hは、和室19を形成し、建物ユニット10I は、前述の玄関ポーチ12A および玄関土間12C を形成している。
【0009】
ユニット式建物1の二階部分には、図3に示されるように、直方体状の建物ユニット20A 〜20I が長方形を形成するように、縦横に配列されている。
これらの建物ユニット20A 〜20I のうち、正面中央の建物ユニット20D には、長辺方向に沿った外壁部分が凹んだ建物ユニット21が隣接配置されている。
一方、建物ユニット20D の裏側に配置された建物ユニット20F には、建物ユニット20A 〜20I と同様の直方体状の建物ユニット20J が隣接配置されている。
なお、建物ユニット20A 〜20Jは、図10に示した建物ユニットと同様に直方体状のフレームを有する通常の建物ユニットである。
また、建物ユニット21は、凹んだ外壁部分の出隅部分および入隅部分の各々に沿って図示しない間柱を有する建物ユニットである。
そして、図中右側に配列された建物ユニット20A 〜20C は、第1の寝室22を形成している。
図中、中央に配列された建物ユニット21,20D〜20F,20J のうち、建物ユニット21,20D〜20F は、他の部分よりも床の高さレベルが高くなったステージ23A を有する二階ホール23を形成し、建物ユニット10J は、トイレ24、洗面所25およびバスルーム26を形成している。
また、図中左側に配列された建物ユニット20G 〜20I は、第2の寝室27を形成している。
【0010】
ここで、図4に示されるように、一階の建物ユニット11,10Dおよび建物ユニット10E の半分によって形成されるリビングルーム14は、天井面31に段差32が形成された折上げ天井3を備えている。
すなわち、下階建物ユニットである建物ユニット11,10Eには、平面状の天井3A, 3Bがそれぞれ設けられている。これらの建物ユニット11,10Eに挟まれた建物ユニット10D の上面は、開口されている。これにより、建物ユニット11,10D,10Eが形成する天井3には、部分的に開口部33が形成されている。
上階建物ユニットである建物ユニット21,20D,20Eには、平面状の床4A,4B,4Cがそれぞれ設けられている。このうち、建物ユニット20D の床4Bは、建物ユニット22,20Eの床4A, 4Cよりも高い位置に設けられている。
建物ユニット21の床4Aには、建物ユニット20D の床4Bに応じた高さの立ち上がり部41が床4Bと隣接して設けられている。
建物ユニット20E の床4Cには、建物ユニット20D の床4Bに応じた階段42が床4Bと隣接して設けられている。
これにより、二階には、複数の建物ユニット21,20D,20Eにまたがって凸部43が形成され、この凸部43の上段の床4Bがステージ23A の床となっている。
この凸部43には、前述の階段42が接続されており、この階段42により、上下段の床4Bおよび床4Cの床面の間は、相互に往来可能となっている。
【0011】
凸部43の内側には、水平方向に延びる天井面材34および鉛直方向に延びる天井面材35が張り付けられている。開口部33の内周面には、鉛直方向に延びる天井面材36が張り付けられている。
このような凸部43で開口部33を塞ぐことにより、折上げ天井3が形成されている。なお、凸部43の内側下面の天井面材34により、折上げ天井3の上段の天井3Cが形成されている。
また、凸部43の内側面の天井面材35および開口部33の内周の天井面材36により、折上げ天井3の折上げ部3D, 3Eが形成され、さらに、建物ユニット11,10Eの天井3A, 3Bは、折上げ天井3の下段の天井となっている。
この際、開口部33は、平面視で凸部43よりも小さく、かつ、折上げ天井3の上段の天井3Cの天井面は、開口部33よりも大きく広がっている。これにより、開口部33の上側には、水平方向に凹んだ凹部37が形成されている。
この凹部37には、図示しない照明が上向きに取り付けられ、これにより、リビングルーム14に、間接照明が設けられている。
また、凸部43の内周に張り付けられた天井面材35には、部分的に図示しないルーバーが取り付けられ、このルーバーが二階の階段42の内部に設けられた空調機44の給気口となっている。
【0012】
ここで、一階の開口部33の上に設けられた建物ユニット20D は、図5に示されるように、柱91の中間部分が中間梁5A, 5Bで連結されたフレーム6を備えたものである。中間梁5A, 5Bは、凸部43の上段側の床4Bを支持するために設けられたものである。このうち、長辺に沿った一対の中間梁5Aの間には、複数の根太96が架け渡されている。
中間梁5A, 5Bの端部は、接合作業を容易にするために、柱91の側面にピン接合されている。このうち、主に床4Bの荷重を支持することとなる中間梁5Aは、その中間部分が所定の距離をおいて設けられた二本の束7により、上方の天井長辺梁92A と連結さている。そして、束7の下端と柱91の上端とがブレース8で連結されている。
これらの束7およびブレース8により、中間梁5Aは、剛接合でなくピン接合で柱91に連結されたものであっても、床荷重により撓まないようになっている。
【0013】
前述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、一階の天井を形成する建物ユニット11,10D,10Eのうち、建物ユニット10D に開口部33を設ける一方、二階の床を形成する建物ユニット21,20D,20Eのうち、建物ユニット20D の床4B全体を通常の高さレベルよりも上方の位置に形成し、複数の建物ユニット21,20D,20Eにまたがる凸部43を形成し、一階の開口部33を二階の凸部43で塞いで、天井面に段差が形成された折上げ天井3を形成したので、建物ユニット10Dの天井の製作作業が省略され、建物ユニット11,10Eの各天井3A,3C,3Bおよび建物ユニット21,20E,20Dの各床4A,4B,4Cは、単なる平面状となり、複雑な形状の床や天井を作製することがなく、建物ユニット11,10D,10E,21,20E,20D の製造するにあたり、折上げ天井3を形成するようにしても、その効率が損なわれることがない。
【0014】
また、凸部43を形成するにあたり、間仕切壁等と同様の構造を有するとともに、建物ユニット20D の床4Bに応じた高さの立ち上がり部41を建物ユニット21の床4Aに設け、この立ち上がり部41を床4Bと隣接して設け、建物ユニット21の床構造を変更不要としたので、この点からも、建物ユニットの製造効率が損なわれることがない。
【0015】
さらに、建物ユニット20D の床4Bと隣接するように、建物ユニット20D の床4Bの高さに応じた階段42を建物ユニット20E の床4Cに設けたので、凸部43の高さ寸法を大きくしても何ら支障がなく、折上げ天井3の上下段の天井面の間を拡大することができる。
【0016】
また、平面視で開口部33を凸部43よりも小さし、折上げ天井3の上段の天井3Cの天井面を開口部33よりも大きく広げ、開口部33の上側に水平方向に凹んだ凹部37を形成し、この凹部37に照明を上向きに取り付けたので、リビングルーム14の照明を間接照明とすることができる。
【0017】
さらに、凸部43の内周に張り付けられた天井面材35にルーバーを設け、このルーバーを、二階の階段42の内部に設けられた空調機44の給気口としたので、階段42の内部に空調機44を設けても何ら問題が生じず、階段42の内部空間を有効利用することができる。
【0018】
また、通常の建物ユニットよりも床4Bの高さレベルが高い建物ユニット20D のフレーム6に、中間梁5Aと天井長辺梁92A とを連結する束7、および、この束7の下端と柱91の上端とを連結するブレース8を設けたので、中間梁5A, 5Bの端部をピン接合で柱91の側面に接合しても、中間梁5Aが床荷重により撓まないようになるので、中間梁5A, 5Bを有する建物ユニット20D の製造を容易とできる。
【0019】
図6ないし図8には、本発明の第2実施形態に係るユニット式建物1Aが示されている。本第2実施形態は、前記第1実施形態における一の建物ユニット10D に設けた開口部33を、複数の下階建物ユニットにまたがって形成された開口部としたものである。
すなわち、図6の如く、一階のリビングルーム14に形成された折上げ天井3は、上段の天井3Cの天井面が建物ユニット11の内部まで拡張されている。これに伴い、図7の如く、二階の二階ホール23のステージ23A が建物ユニット21の内部まで拡張されている。
ここで、折上げ天井3の開口部33は、図8の如く、一階に設けられた複数の建物ユニット11,11Dにまたがって形成され、また、凸部43の上段の床4Bは、二階に設けられた複数の建物ユニット21, 20Dにまたがって設けられている。
なお、建物ユニット11,10D,21,20Dの互いに近接配置されている梁92A, 93Aの計4本は、リビングルーム14の内部を通過している。
【0020】
これら4本の梁92A, 93Aは、図9に示されるように、断面コ字形状のチャンネル材からなり、表面が図示しないクロスで仕上げられた石膏ボード等の面材9により隠蔽されている。
また、梁92A, 93Aの各々には、該梁92A, 93Aのフランジ51の間に嵌め込まれるとともに、該梁92A, 93Aの長手方向に延びる補強材52が溶接されている。
補強材52は、梁92A, 93Aと同一のチャンネル材のフランジに段付部53を形成したものである。
この際、梁92A, 93A 側のフランジ51の先端と、補強材52の段付部53との間に溝54が形成されている。この溝54を溶接代として利用することで、溶接が容易に行えるようになっている。
また、梁92A, 93A 側のフランジ51の間に、補強材52の段付部53を嵌め込んだ状態では、梁92A, 93A 側の上面および底面が、それぞれ補強材52の上面および底面と同一面を形成するので、面材9が容易に取り付け可能となっている。
このような本実施形態においても前記第1実施形態と同様な作用、効果を奏することができる。
【0021】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、上階建物ユニットの凸部の上段面をステージとしたが、これに限らず、トイレや洗面室等、水回りに係る部屋の床としてもよい。このような水回り用の部屋の床とすれば、天井が低くても支障がないので、折上がり天井の段差の拡張を図ることができる。
また、折上げ天井としては、鉛直方向に延びる折上げ部を有するものに限らず、段差の上段および下段の天井面を相互に連結する天井面材を傾斜配置する等により、斜めに折れ上がった折上げ部を有するものでもよく、折上げ天井の段差の形状は、実施にあたり適宜選択することができる。
【0022】
【発明の効果】
前述のように、本発明によれば、建物ユニットの製造効率を阻害せずに、天井面に段差を有する折上げ天井を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るユニット式建物を示す斜視図である。
【図2】前記第1実施形態のユニット式建物の一階部分を示す平面図である。
【図3】前記第1実施形態のユニット式建物の二階部分を示す平面図である。
【図4】前記第1実施形態の要部を示す拡大断面図である。
【図5】前記第1実施形態における上階建物ユニットのフレームを示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す図2と同様の図である。
【図7】前記第2実施形態を示す図3と同様の図である。
【図8】前記第2実施形態を示す図4と同様の図である。
【図9】前記第2実施形態に用いられた合わせ梁を示す拡大断面図である。
【図10】一般的な建物ユニットのフレームを示す斜視図である。
【符号の説明】
1, 1A ユニット式建物
3 折上げ天井
4A,4B,4C 二階の建物ユニットの床
10D,10E,11 下階建物ユニットである一階の建物ユニット
20D,20E,21 上階建物ユニットである二階の建物ユニット
32 段差
33 開口部
42 階段
43 凸部

Claims (5)

  1. 下階建物ユニットの天井に開口部が部分的に形成され、上階建物ユニットの床に凸部が形成され、前記下階の開口部が前記上階の凸部で塞がれ、かつ、前記下階建物ユニットの天井および前記上階建物ユニットの凸部によって、天井面に段差が形成された折上げ天井が形成されていることを特徴とするユニット式建物。
  2. 請求項1に記載のユニット式建物において、前記開口部は、一個の下階建物ユニットに形成され、前記凸部は、複数の上階建物ユニットにまたがって形成されていることを特徴とするユニット式建物。
  3. 請求項1に記載のユニット式建物において、前記開口部は、複数の下階建物ユニットにまたがって形成され、前記凸部は、複数の上階建物ユニットにまたがって形成されていることを特徴とするユニット式建物。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のユニット式建物において、前記下階建物ユニットの開口部は、平面視で前記上階建物ユニットの凸部よりも小さく、前記折上げ天井の上段の天井面は、前記開口部よりも大きく広がっていることを特徴とするユニット式建物。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のユニット式建物において、前記上階建物ユニットの凸部の上段の床面には、下段の床面との間の往来を行うための階段が接続されていることを特徴とするユニット式建物。
JP06311297A 1997-03-17 1997-03-17 ユニット式建物 Expired - Fee Related JP3751401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06311297A JP3751401B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 ユニット式建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06311297A JP3751401B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 ユニット式建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10252153A JPH10252153A (ja) 1998-09-22
JP3751401B2 true JP3751401B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=13219893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06311297A Expired - Fee Related JP3751401B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 ユニット式建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3751401B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4520598B2 (ja) * 2000-08-23 2010-08-04 ミサワホーム株式会社 建物
JP4898346B2 (ja) * 2006-08-21 2012-03-14 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物
JP5066354B2 (ja) * 2006-09-20 2012-11-07 ミサワホーム株式会社 建物ユニットおよびユニット式建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10252153A (ja) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3751401B2 (ja) ユニット式建物
JP4609283B2 (ja) 建物ユニット及びこれを用いたユニット建物
JP6233395B2 (ja) 建物架構
JP6233394B2 (ja) 住宅
JP4146969B2 (ja) ユニット式建物
JP5066354B2 (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
WO2021245739A1 (ja) 建物架構
JPH06272317A (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP3871413B2 (ja) 2方向異傾斜ユニットおよびそのユニットを使用したユニット式建物
JP3686732B2 (ja) ユニット式建物
JP5380586B2 (ja) 車庫用建物ユニット
JP3994556B2 (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP4226091B2 (ja) 2方向傾斜ユニットおよびそのユニットを使用したユニット式建物
JP4567866B2 (ja) 建物ユニット
JP2592186B2 (ja) ユニット住宅の構造
JP7040720B2 (ja) 狭小建物
JP4163325B2 (ja) ユニット式建物
JP3924050B2 (ja) ユニット式建物
JP6444689B2 (ja) 建物ユニット
JP6371212B2 (ja) 外壁材保持ブラケット及びユニット式建物
JPH08158483A (ja) 階段室ユニット
GB2609516A (en) House
JP5845164B2 (ja) ユニット式建物の屋根構造
JPH08109681A (ja) 勾配屋根を有するユニット建物
JPH06146414A (ja) ユニット式建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees