JP2592186B2 - ユニット住宅の構造 - Google Patents

ユニット住宅の構造

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JP2592186B2
JP2592186B2 JP3194776A JP19477691A JP2592186B2 JP 2592186 B2 JP2592186 B2 JP 2592186B2 JP 3194776 A JP3194776 A JP 3194776A JP 19477691 A JP19477691 A JP 19477691A JP 2592186 B2 JP2592186 B2 JP 2592186B2
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JP
Japan
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unit
housing
side wall
housing unit
units
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JP3194776A
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廣久 徳成
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅の構造に
係り、特に住宅ユニットの居室構成に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、予め工場で屋根ユニットや居室
ユニット等の住宅ユニットを製造しておき、建築現場で
これらの住宅ユニットを組み立てることにより、短期間
で施工を完了可能にしたプレハブ式ユニット住宅があ
る。
【0003】このようなユニット住宅には、居室部分の
床から天井までの室内高さを高くするために、図2に示
されるように、通常の住宅ユニット20より背の高いいわ
ゆる階高住宅ユニット21が用いられている。このような
階高住宅ユニット21の高さ寸法H2を住宅ユニット20の高
さ寸法H1より寸法G0だけ大きく設定すれば、室内高さ寸
法G2も通常の室内高さ寸法G1より寸法G0だけ高くするこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなユニット住宅では、工場で完成させた住宅ユニット
を鉄道やトラック等の輸送手段で建築現場に輸送しなけ
ればならず、背の高い階高住宅ユニット21は、輸送手段
側の高さ制限により輸送が困難になるという問題があ
る。本発明の目的は通常の高さ寸法の住宅ユニットで室
内高さの高い居室部分が形成できるユニット住宅の構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の住宅ユ
ニットを組合わせて形成されるユニット住宅の構造であ
って、上下に組合わされた箱状の住宅ユニットを備え、
上方に配置された住宅ユニットは、上面部分に天井が形
成されるとともに、下面部分の全体が開口され、下方に
配置された住宅ユニットは、上面部分の全体が開口され
るとともに、下面部分に床が形成され、これらの住宅ユ
ニットの間には、高さ寸法が前記住宅ユニットよりも小
さくされた補助的な住宅ユニットである縦断面H形状の
延長ユニットが介装され、この延長ユニットは、前記上
下に組合わされた箱状の住宅ユニットの両方の側壁部分
と連続する筒状の側壁部分と、この側壁部分の高さ方向
の中間位置に設けられるとともに、当該筒状の側壁部分
を上下に仕切る水平面部とを有し、前記側壁部分は、前
記水平面部の上方の部分が、前記上方の住宅ユニットの
側壁の一部分を形成し、前記水平面部の下方の部分が、
前記下方の住宅ユニットの側壁の一部分を形成し、前記
水平面部は、上面が前記上方の住宅ユニットの床を形成
するとともに、下面が前記下方の住宅ユニットの天井を
形成することを特徴とする。
【0006】
【作用】このような本発明では、高さ寸法が前記住宅ユ
ニットよりも小さくされた補助的な住宅ユニットである
延長ユニットを設け、この延長ユニットを介して二つの
住宅ユニットを接合することにより、延長ユニットに設
けられた側壁部分の水平面部よりも上方の部分が、上方
の住宅ユニットの側壁の一部分となり、延長ユニットに
設けられた水平面部よりも下方の部分が、下方の住宅ユ
ニットの側壁の一部分となり、さらに、延長ユニットの
水平面部が上方の住宅ユニットの床および下方の住宅ユ
ニットの天井となる。これにより、上方の住宅ユニット
により形成される居室部分は、床から天井までの寸法
が、延長ユニットの水平面部の上面から側壁部分の上端
までの寸法だけ延長され、下方の住宅ユニットにより形
成される居室部分は、床から天井までの寸法が、延長ユ
ニットの水平面部の下面から側壁部分の下端までの寸法
だけ延長される。従って、室内高さを大きくとっても住
宅ユニットの高さ寸法は標準のもので済み、また、室内
高さは延長ユニットで調整可能となり、これらにより前
記目的が達成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係る住宅ユニットである
ボックス状の居室ユニット1,2が一部破断されて示さ
れている。下方に設置される居室ユニット1は、上面部
分の全体が開口されるとともに、下面部分に形成された
床部分3と、この床部分3の周縁に沿って形成された側
壁部分4とを備えている。上方に設置される居室ユニッ
ト2は、上面部分に形成された天井部分5と、この天井
部分5の周縁に沿って形成された側壁部分6を備えると
ともに、下面部分の全体が開口されている。これらの居
室ユニット1,2は、各々の開口を向き合わせるととも
に、縦断面H形状の延長ユニット10を介して接合され
る。
【0008】延長ユニット10は、高さ寸法が居室ユニッ
ト1,2よりも小さくされた補助的な住宅ユニットであ
り、居室ユニット1,2の側壁部分4,6の両方に連続
する筒状の側壁部分11を備え、上下面の各々が開口され
ている。側壁部分11の内側における、その高さ方向の中
間位置には、当該筒状の側壁部分11の内側を上下に仕切
水平面部12が設けられている。側壁部分11は、水平面
部12よりも上方の部分が、居室ユニット2の側壁の一部
分となり、水平面部12よりも下方の部分が、居室ユニッ
ト1の側壁の一部分を形成するようになっている。水平
面部12は、上面が居室ユニット2の床を形成するととも
に、下面が居室ユニット1の天井を形成するようになっ
ている。
【0009】ここで、居室ユニット1,2の高さ寸法は
通常の居室ユニットと同じ高さ寸法H1とされ、その上下
方向の内法寸法はG3となっている。一方、延長ユニット
10の高さ寸法はH3となっており、下方の開口から水平面
部12までの内法寸法および水平面部12から上方の開口ま
での内法寸法がそれぞれG4, G5となっており、これらの
寸法G4, G5はほぼ等しくなっている。
【0010】このような本実施例では、延長ユニット10
を介して二つの居室ユニット1,2を接合することによ
り、延長ユニット10の水平面部12が居室ユニット1の天
井および居室ユニット2の床となり、延長ユニット10に
より上下の各階の居室部分の床から天井までの寸法がそ
れぞれG4,G5だけ延長される。
【0011】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、相互接合された居室ユニット
1,2に延長ユニット10を介することにより、上下の各
階の居室部分の床から天井までの寸法を延長するように
したので、通常の居室ユニットと同じ高さ寸法H1の居室
ユニット1,2で室内高さの高い居室部分を形成でき
る。従って、従来の階高住宅ユニットのように輸送が困
難になることがない。
【0012】また、上下の各階の居室部分の床、天井間
の寸法をそれぞれ延長するため、上下階の居室部分の室
内高さを両方とも高くすることができる。
【0013】さらに、高さ寸法H3や内法寸法G4, G5がそ
れぞれ異なる延長ユニット10を各種用意することによ
り、居室ユニット1,2側の高さ寸法を変えずに用途に
応じた室内高さの居室部分を容易に形成できる。
【0014】また、居室ユニット1,2を構成する柱や
梁等の部材が通常の居室ユニットのものと同サイズで済
むため、通常の居室ユニットと部材を共用することがで
きる。
【0015】なお、本発明は前述の一実施例に限定され
るものではなく、次に示すような変形などを含むもので
ある。すなわち、住宅ユニットは、ボックス状の居室ユ
ニット1,2に限らず、例えば、ユニット住宅の屋根を
形成する屋根ユニット等でもよい。この場合、下面が開
口された屋根ユニットを、延長ユニット10を介して居室
ユニット1等に接合すれば、屋根ユニット側に小屋裏部
屋を形成できる。
【0016】また、延長ユニット10は、内法寸法G4, G5
がほぼ等しいものに限らず、例えば、内法寸法G4を内法
寸法G5より大きくし、水平面部12を上方に偏らせたもの
でもよく、延長ユニット10の各内法寸法は実施にあたり
適宜設定すればよい。
【0017】
【発明の効果】前述のように本発明のユニット住宅の構
造によれば、通常の高さ寸法の住宅ユニットを用いて室
内高さの高い居室部分を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るユニット住宅の構造の
分解状態を示す一部破断した斜視図である。
【図2】従来例の階高住宅ユニットおよび通常の住宅ユ
ニットを示す一部破断した斜視図である。
【符号の説明】
1 住宅ユニットである居室ユニット 2 住宅ユニットである居室ユニット 10 延長ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の住宅ユニットを組合わせて形成され
    るユニット住宅の構造であって、 上下に組合わされた箱状の住宅ユニットを備え、 上方に配置された住宅ユニットは、上面部分に天井が形
    成されるとともに、下面部分の全体が開口され、 下方に配置された住宅ユニットは、上面部分の全体が開
    口されるとともに、下面部分に床が形成され、 これらの住宅ユニットの間には、高さ寸法が前記住宅ユ
    ニットよりも小さくされた補助的な住宅ユニットである
    縦断面H形状の延長ユニットが介装され、この延長ユニ
    ットは、前記上下に組合わされた箱状の住宅ユニットの
    両方の側壁部分と連続する筒状の側壁部分と、この側壁
    部分の高さ方向の中間位置に設けられるとともに、当該
    筒状の側壁部分を上下に仕切る水平面部とを有し、前記側壁部分は、前記水平面部の上方の部分が、前記上
    方の住宅ユニットの側壁の一部分を形成し、前記水平面
    部の下方の部分が、前記下方の住宅ユニットの側壁の一
    部分を形成し、 前記 水平面部は、上面が前記上方の住宅ユニットの床を
    形成するとともに、下面が前記下方の住宅ユニットの天
    井を形成することを特徴とするユニット住宅の構造。
JP3194776A 1991-07-08 1991-07-08 ユニット住宅の構造 Expired - Lifetime JP2592186B2 (ja)

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JPH0518009A JPH0518009A (ja) 1993-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53107113A (en) * 1977-02-28 1978-09-18 Nat Jutaku Kenzai Unitttype dwelling house
JPS5933152B2 (ja) * 1977-06-06 1984-08-14 株式会社日立製作所 防食用充てん剤

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JPH0518009A (ja) 1993-01-26

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