JPH07127126A - ユニット式バルコニー - Google Patents

ユニット式バルコニー

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Publication number
JPH07127126A
JPH07127126A JP27945293A JP27945293A JPH07127126A JP H07127126 A JPH07127126 A JP H07127126A JP 27945293 A JP27945293 A JP 27945293A JP 27945293 A JP27945293 A JP 27945293A JP H07127126 A JPH07127126 A JP H07127126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balcony
floor
unit
story
around
Prior art date
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Pending
Application number
JP27945293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Kitamoto
康人 北本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP27945293A priority Critical patent/JPH07127126A/ja
Publication of JPH07127126A publication Critical patent/JPH07127126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現地での組付け工数の削減を図ると共に、バ
ルコニーの強度を有効に向上させることにより重量を低
減させることができるユニット式バルコニーを提供す
る。 【構成】 下階用バルコニー床部10の周囲に下階用手
摺部11が設けられた下階バルコニー体4と、上階用バ
ルコニー床部16の周囲に上階用手摺部17が設けられ
た上階バルコニー体5とを4本の柱6で連結して一体と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上階用のバルコニー
と下階用のバルコニーが一体となったユニット式バルコ
ニーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数階建ての集合住宅等の建築
物には、上階と下階に各々バルコニーが設けられたもの
がある。
【0003】例えば特開平3ー208928号公報に記
載されたものは、予め床部に手摺部が組み付けられてバ
ルコニーが形成され、このバルコニーを上階と下階の建
物ユニット毎にレッカーで吊上げ、順次建築物に固定す
るようにしている。
【0004】また、特開昭56ー81745号公報に記
載されたものは、1階ベランダ本体と2階ベランダ本体
の両側中央を一対の支柱で連結するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、特開平3ー208928号
公報に記載されたものでは、バルコニーを各階毎にレッ
カーで吊り上げて取り付けるようにしているため、現地
での取付作業工数が増大すると共に、各階毎のバルコニ
ーは独立しているものであるため、バルコニーの強度を
確保するのに、建築物の梁や柱及びバルコニーの梁等の
強度を向上させる必要があり、重量増加を招く虞があ
る。
【0006】また、特開昭56ー81745号公報に記
載されたものでは、1階ベランダ本体と2階ベランダ本
体とが支柱で連結されているが、左右1本づつの支柱で
連結しているものであるため、1階ベランダ本体と2階
ベランダ本体の一体感をそれ程大きくすることができな
いことから、その連結による強度向上をそれ程期待でき
ず、この場合でも強度確保のために梁等の強度を向上さ
せる必要があり、重量増加を招く虞がある。
【0007】そこで、この発明は、現地での組付け工数
の削減を図ると共に、バルコニーの強度を有効に向上さ
せることにより重量を低減させることができるユニット
式バルコニーを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、下階用バルコニー床部の周囲に下階用手
摺部が設けられた下階バルコニー体と、上階用バルコニ
ー床部の周囲に上階用手摺部が設けられた上階バルコニ
ー体とを3本以上の柱で連結して一体としたユニット式
バルコニーとしたことを特徴としている。
【0009】また、柱は、4本設けられ、四角形状の下
階バルコニー体と上階用バルコニー体との四隅に配設す
るようにすることもできる。
【0010】
【作 用】かかる手段によれば、下階バルコニー体と上
階バルコニー体とを3本以上の柱で連結して一体として
いるため、下階バルコニー体と上階バルコニー体との連
結強度を有効に確保でき、従来より梁等を細くして重量
を低減させることができる。
【0011】また、一体となったユニット式バルコニー
を建築物に取り付けるだけで、上下階のユニットの配置
ができるため、従来のように各階毎にバルコニーを吊り
上げて取り付けるものと比較すると、取付作業性が向上
する。
【0012】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0013】図1及び図2はこの発明の一実施例を示す
ものである。
【0014】まず構成を説明すると、図中符号1は3階
建ての建築物で、この建築物1の外壁に、2階,3階用
のユニット式バルコニー3が取り付けられるようになっ
ている。
【0015】このユニット式バルコニー3は、下階バル
コニー体4と上階バルコニー体5とが計4本の柱6で連
結されている。
【0016】詳しくは、下階バルコニー体4は、長方形
状の床梁8に床板9が設けられて下階用バルコニー床部
10が形成され、この床部10の周囲に下階用手摺部1
1が設けられている。
【0017】また、上階バルコニー体5も同様に、長方
形状の床梁14に床板15が設けられて上階用バルコニ
ー床部16が形成され、この床部16の周囲に上階用手
摺部17が設けられている。
【0018】そして、4本の柱6が四隅に設けられて、
上下階バルコニー体4,5が連結されている。
【0019】さらに、各柱6の間には、両側部側に斜め
に筋交い12が配設されている。
【0020】かかる構成のユニット式バルコニー3は、
上下階バルコニー体4,5が計4本の柱6で連結されて
ボックスタイプとなっているため、現場では、これをレ
ッカーで吊り上げて、建築物1の各階毎に設けられた床
部取付用金具1bに、ユニット式バルコニー3の下階用
バルコニー床部10及び上階用バルコニー床部16を図
示省略のボルトで固定するようにしている。
【0021】従って、従来のように各階毎にバルコニー
をレッカーで吊り上げて固定するものと比較すると、取
付け作業を簡単に行うことができる。
【0022】また、上下階バルコニー体4,5が計4本
の柱6で連結されてボックスタイプとなっているため、
従来のように2本に柱で連結するもの(特開昭56ー8
1745号公報)又は各階毎にバルコニーが独立してい
るもの(特開平3ー208928号公報)と比較する
と、強度を有効に向上させることができる。従って、各
部材自体の強度を低下させることができて重量低減等を
図ることができる。
【0023】なお、この発明の実施例を図面に基づいて
説明してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られ
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、柱
は、3本あるいは5本以上でも良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、下階用バルコニー床部の周囲に下階用手摺部が設
けられた下階バルコニー体と、上階用バルコニー床部の
周囲に上階用手摺部が設けられた上階バルコニー体とを
3本以上の柱で連結して一体とすることにより、現場で
のバルコニー組付け作業性が良好であると共に、ユニッ
ト式バルコニーをボックスタイプとすることにより、有
効に強度を向上させることができて重量低減を図ること
ができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例を示すユニット式バルコニーを建築物
に取り付けた状態の側面図である。
【符号の説明】
1 建築物 3 ユニット式バルコニー 4 下階バルコニー体 5 上階バルコニー体 6 柱 10 下階用バルコニー床部 11 下階用手摺部 16 上階用バルコニー床部 17 上階用手摺部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下階用バルコニー床部の周囲に下階用手
    摺部が設けられた下階バルコニー体と、上階用バルコニ
    ー床部の周囲に上階用手摺部が設けられた上階バルコニ
    ー体とを3本以上の柱で連結して一体としたことを特徴
    とするユニット式バルコニー。
  2. 【請求項2】 前記柱は、4本設けられ、四角形状の下
    階バルコニー体と上階用バルコニー体との四隅に配設さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のユニット式バ
    ルコニー。
JP27945293A 1993-11-09 1993-11-09 ユニット式バルコニー Pending JPH07127126A (ja)

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JP27945293A JPH07127126A (ja) 1993-11-09 1993-11-09 ユニット式バルコニー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932102A (ja) * 1995-07-25 1997-02-04 Natl House Ind Co Ltd オーバーハング部の架構体の構造
WO2007006872A1 (en) * 2005-07-13 2007-01-18 Insinööritoimisto Cm-Rakentajat Oy Balcony structure and method for manufacturing it
WO2022018317A1 (es) 2020-07-22 2022-01-27 Universitat Internacional De Catalunya, Fundació Privada Módulo de extensión prefabricado acoplable en voladizo a una fachada de un edificio y método de instalación

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