JP2000247445A - 粉粒体制御装置及びこの装置を備えた粉粒体充填装置 - Google Patents

粉粒体制御装置及びこの装置を備えた粉粒体充填装置

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JP2000247445A JP11045462A JP4546299A JP2000247445A JP 2000247445 A JP2000247445 A JP 2000247445A JP 11045462 A JP11045462 A JP 11045462A JP 4546299 A JP4546299 A JP 4546299A JP 2000247445 A JP2000247445 A JP 2000247445A
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繁 荒木
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肇 森本
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    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品同士を密着させる機械的動作によらない
で、粉粒体の流出を確実、且つ瞬時に止めるようにす
る。 【解決手段】 粉粒体制御装置は120は、筒状に形成
された筒状フィルター140と、筒状フィルターの外周
に形成された負圧室176とを備え、粉粒体が流出する
粉粒体流出部125aに取り付けられて、負圧室176
内のエアを吸引し、筒状フィルターの内周内を所定の負
圧以上にすることによって、筒状フィルターの内周内を
流れる粉粒体の排出を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の排出を止
める粉粒体制御装置と、この装置を粉粒体流出部に備え
て、粉粒体を充填する粉粒体充填装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬品、食料品等には、粉状、或
は粒状(総称して「粉粒体」と称する)のものがある。
一般に、これらの粉粒体は、袋に詰められ、或は容器に
詰められて取り扱われることが多い。
【0003】粉粒体を袋詰めする装置の1例として、図
10に示す粉粒体充填装置がある。
【0004】この粉粒体充填装置20は、支持フレーム
21に設けられて粉粒体を収容する円錐状のホッパ22
と、ホッパ22の下部に設けられて粉粒体の落下を案内
する落下案内筒23と、ホッパ22の上部に位置する駆
動モータ24に連結されて落下案内筒内に収納された回
転可能なオーガー(別名、スクリュー)25と、落下案
内筒23に設けられて落下案内筒23からの粉粒体の排
出を止める粉粒体制御装置26とを備えている。
【0005】粉粒体制御装置26は、落下案内筒23に
設けられた1対のプランジャ27,27と、このプラン
ジャ27によって昇降し、落下案内筒23の粉粒体流出
部23aを開閉する樹脂製の円錐状の開閉弁28とを備
えている。
【0006】ホッパ22に粉粒体を投入し後、駆動モー
タ24を始動し、オーガー25を回転させると、ホッパ
内の粉粒体は、落下案内筒内23に流れ込む。しかし、
粉粒体は、オーガー25によって落下が調整され、回転
するオーガー25によって下方へ送られる。
【0007】粉粒体制御装置26のプランジャ27が作
動していないと、開閉弁28は落下案内筒23の下部か
ら離れて、落下案内筒23の粉粒体流出部23aを開放
している。粉粒体Pは、落下案内筒23の下部を受け入
れている透明な、例えばビニール袋29内に落下する。
【0008】ビニール袋内に、粉粒体が所定重量落下し
たとき、プランジャ27が作動して、開閉弁28を引き
上げる。開閉弁28は落下案内筒23の粉粒体流出部2
3aに密着し、粉粒体流出部23aを閉じ、粉粒体の排
出を止める。
【0009】最後に、ビニール袋29の前後から(紙面
の表裏方向)1対の袋閉じ片30(図10では重なって
1つに見えている)が互いに接近し、ビニール袋29の
上部を挟む。1対の袋閉じ片30は、加温されており、
ビニールを溶着させてビニール袋29を密封する。
【0010】なお、ビニール袋は、粉粒体制御装置を囲
撓して供給されるビニール筒を袋閉じ片30によって閉
じられて形成されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の粉粒
体制御装置26は、円錐状の開閉弁28が粉粒体流出部
23aに密着して粉粒体の排出を止めるため、次の問題
を有していた。
【0012】開閉弁28と粉粒体流出部23aとの間に
粉粒体が挟まり、隙間が生じて、その隙間から粉粒体が
僅かに流出し続けて、粉粒体の排出を完全に止めること
ができない。
【0013】長期間使用すると、樹脂製の開閉弁が粉粒
体流出部23aに接触する部分に摩耗が生じ、開閉弁2
8が粉粒体流出部23aを確実に密閉することができな
くなり、開閉弁の交換が必要である。
【0014】1対のプランジャ27の作動音が騒音の原
因になる。
【0015】1対のプランジャ27の作動時の振動によ
り、開閉弁28と粉粒体流出部23aとが振動し、開閉
弁28と粉粒体流出部23aとの接触部分が互いにずれ
て隙間が生じ、その隙間から粉粒体が漏れ落ちることが
ある。
【0016】開閉弁28が、プランジャ27に連動して
いる開閉弁支持板31に設けられているため、小型にす
ることが困難である。
【0017】また、粉粒体の排出を確実に止めることの
できない上記従来の粉粒体制御装置を備えた粉粒体充填
装置は、次の問題を有していた。
【0018】粉粒体の充填量にばらつきが生じ、充填精
度が悪い。
【0019】開閉弁28を支持してプランジャ27に連
動されている開閉弁支持板31を、袋の中に入れるた
め、袋の最小サイズを小さくすることができない。
【0020】粉粒体流出部23aから排出され粉粒体
が、開閉弁28と、粉粒体流出部23aの下方を横切る
開閉弁支持板31とにぶつかりながら落下するため、袋
が透明な袋である場合、袋29内で舞い上がり、袋29
内の透明度が低下し、袋29内の充填状態を外部から確
認することが困難である。
【0021】袋がビニール袋である場合、ビニール袋2
9内で舞い上がった粉粒体は、ビニール袋29内の上部
にまで付着するため、加温された1対の袋閉じ片30に
よって、ビニール袋29の上部を溶着させてビニール袋
29を密封するとき、ビニール同士が密着しにくくな
り、ビニール袋29を完全に密封することが困難であ
る。
【0022】1対のプランジャ27の作動時の振動によ
り、例えば、粉粒体の重量を測る重量測定手段の測定精
度が低下し、充填精度を高めることが困難である。
【0023】そこで、振動の少ない粉粒体制御装置とし
て、回転する開閉弁によって、粉粒体流出部を開閉する
バタフライバルブ(図示省略)を備えた装置がある。
【0024】この粉粒体制御装置は、開閉弁が回転して
振動が少ないが、開閉弁と粉粒体流出部の内壁との間に
粉粒体が挟まり、隙間が生じ、その隙間から粉粒体が漏
れ落ちることがある。
【0025】また、開閉弁と粉粒体流出部の内壁との間
に粉粒体が咬み込まれると、その後、開閉弁が開動作で
きなくなることがある。
【0026】いずれにしても、従来の粉粒体制御装置
は、部品同士を密着させる機械的動作によって粉粒体の
排出を止めていたため、粉粒体の排出を止める部品同士
の間に隙間が生じ、確実に、且つ瞬時にして粉粒体の排
出を止めることができないことがあった。
【0027】(目的)本発明は、部品同士を密着させる
機械的動作によらないで、粉粒体の排出を確実、且つ瞬
時に止める粉粒体制御装置を提供することを目的として
いる。
【0028】本発明は、長期間使用しても、部品に摩耗
が生じることのない構造にして、部品交換の必要性が殆
どない粉粒体制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0029】本発明は、振動が殆ど発生しない構造にし
て、振動と騒音が殆ど生じない粉粒体制御装置を提供す
ることを目的としている。
【0030】本発明は、粉粒体流出部の下方を横切る部
材を無くして、小型にした粉粒体制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0031】本発明は、粉粒体を咬み込むことのない構
造にして、不作動状態になることのない粉粒体制御装置
を提供することを目的としている。
【0032】また、本発明は、粉粒体の排出を確実に止
める上記の粉粒体制御装置を備えて、充填量にばらつき
の少ない、充填精度の高い粉粒体充填装置を提供するこ
とを目的としている。
【0033】本発明は、小型の上記粉粒体制御装置を備
えて、袋の最小サイズを小さくすることのできる粉粒体
充填装置を提供することを目的としている。
【0034】本発明は、粉粒体流出部から排出された粉
粒体が、落下の途中においてぶつかる部品を無くした上
記粉粒体制御装置を備えて、袋内での粉粒体の舞い上が
りを少なくして、袋が透明の袋である場合、袋内の充填
状態を外部から確認し易い粉粒体充填装置を提供するこ
とを目的としている。
【0035】本発明は、粉粒体流出部から排出された粉
粒体が、落下の途中においてぶつかる部品を無くした上
記粉粒体制御装置を備えて、袋がビニール袋である場
合、ビニール袋内での粉粒体の舞い上がりを少なくし
て、ビニール同士の溶着性を高め、ビニール袋を完全に
密封する粉粒体充填装置を提供することを目的としてい
る。
【0036】本発明は、振動の少なく上記粉粒体制御装
置を備えて、例えば、粉粒体の重量を測る、重量測定手
段の測定精度を高めて、充填精度の高い粉粒体充填装置
を提供することを目的としている。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体制御装置
は、筒状に形成された筒状フィルターと、前記筒状フィ
ルターの外周に形成された負圧室と、を備え、粉粒体が
流出する粉粒体流出部に取り付けられて、前記負圧室内
のエアを吸引し、前記筒状フィルターの内周内を所定の
負圧以上にすることによって、前記筒状フィルターの内
周内を流れる前記粉粒体の排出を止めることを特徴とし
ている。
【0038】上記本発明の粉粒体制御装置は、粉粒体流
出部に取り付けられて使用される。粉粒体は、粉粒体流
出部から流出し、筒状フィルターの内周内を通過して排
出される。
【0039】粉粒体の排出を止めるには、負圧室内のエ
アを吸引し、筒状フィルターの内周内を所定の負圧以上
にする。粉粒体は、筒状フィルターの内壁に吸着され、
粉粒体による2次フィルター層ができる。筒状フィルタ
ーの内周内のエアは、粉粒体による2次フィルター層と
筒状フィルターとを通過して、吸引される。
【0040】2次フィルター層は、筒状フィルターの内
周にできた粉粒体の固定装置であり、負圧室内のエアの
吸引量により調節することが可能である。又、筒状フィ
ルターは、2次フィルター層により粉粒体に直接接触せ
ず、2次フィルター層の通気が持続される限り、目詰ま
りが生じない。従って、2次フィルター層は、フィルタ
ー筒の目詰まりによってできた層ではなく、むしろ、フ
ィルター筒の目詰まりを防止して、エアの吸引効率を高
めている。
【0041】エアの吸引にともなって、筒状フィルター
の内周内の粉粒体が筒状フィルター内に締った、嵩密度
の高い状態で詰まり、排出が止められる。
【0042】すなわち、粉粒体は、排出を止められると
ともに、粉粒体自身が粉粒体の流れを止める弁の役目を
して、それ以降の粉粒体の排出を止める。
【0043】このように、上記発明の粉粒体制御装置
は、部品同士を密着させて、粉粒体の排出を止めるので
はなく、筒状フィルター内を負圧にすることによって粉
粒体の排出を止め、且つ、排出を止められた粉粒体に、
それ以降の粉粒体の排出を止める弁の役目をさせて、機
械的動作に頼らずに粉粒体の排出を正確、且つ瞬時に止
めるようになっている。
【0044】本発明の粉粒体制御装置は、前記粉粒体流
出部が下向きになっており、前記筒状フィルターの内周
内の負圧を、前記所定の負圧以上にして、前記筒状フィ
ルターの内周内を流れる前記粉粒体の流れを止め、前記
所定の負圧を越えない圧力にして、前記筒状フィルター
内の粉粒体を排出させるようになっている。
【0045】上記本発明の粉粒体制御装置は、筒状フィ
ルターの内周内の負圧を、所定の負圧以上にすると、筒
状フィルターの内周内を流れる粉粒体の排出を止められ
る。所定の負圧を越えない圧力にすると、筒状フィルタ
ー内の粉粒体は、筒状フィルターに対する吸着が解放さ
れて排出される。
【0046】本発明の粉粒体制御装置は、前記粉粒体を
案内する案内筒内に前記粉粒体を押し出す粉粒体搬送手
段を設け、前記案内筒の先端を前記粉粒体流出部とし、
前記筒状フィルターの内周内の負圧を前記所定の負圧以
上にした状態で、前記粉粒体搬送手段の作動により前記
粉粒体を排出し、かつ前記粉粒体搬送手段の作動を停止
することにより前記粉粒体の排出を止めるようになって
いる。
【0047】上記本発明の粉粒体制御装置は、案内筒の
先端の粉粒体流出部に取りつけられる。粉粒体は、粉粒
体搬送手段によって案内筒内を搬送され、筒状フィルタ
ー内に入る。一方、筒状フィルターの内周内の負圧を所
定の負圧以上にしておく。
【0048】筒状フィルター内に搬送された粉粒体は、
常時、筒状フィルターの内周内に締って嵩密度が高い、
詰まった状態に保持される。
【0049】粉粒体搬送手段の作動を停止させると、粉
粒体は、筒状フィルター内に詰まった状態に保持された
ままになっており、流出が停止させられる。
【0050】粉粒体搬送手段を作動させると、粉粒体が
搬送されて排出される。筒状フィルター内に詰まった粉
粒体が排出されると、新たな粉粒体が筒状フィルター内
に流れ込み筒状フィルター内に保持される。
【0051】従って、上記発明の粉粒体制御装置は、筒
状フィルターが保持している粉粒体を、粉粒体搬送手段
の作動によって排出するようになっている。
【0052】なお、粉粒体を排出するとき、筒状フィル
ターの内周内の負圧を解除し、粉粒体の排出を止める直
前に、筒状フィルターの内周内を負圧にしてもよい。こ
の場合、負圧の変動によって、粉粒体搬送手段による粉
粒体の排出を助けることになる。
【0053】本発明の粉粒体制御装置の前記筒状フィル
ターは、筒状のフィルター筒と、フィルター筒の内周と
外周を筒状の網筒を介して各々保持する筒状の内多孔筒
と外多孔筒とを有し、前記網筒と前記内多孔筒と前記外
多孔筒とにエアが通り抜けるエア通過孔が多数形成され
ている。
【0054】本発明の粉粒体制御装置の前記負圧室は、
前記筒状フィルターの両端を密封状態で固定したケーシ
ングの内周と、前記筒状フィルターの外周との間に形成
されている。
【0055】上記発明の粉粒体制御装置において、筒状
フィルターに生じる2次フィルター層は、内多孔筒の
孔、及び粉粒体搬送手段の外周と内多孔筒との間の空間
にできた粉粒体の固定層として発生し、負圧室内のエア
の吸引量により調節することが可能である。又、筒状フ
ィルター筒は、2次フィルター層により粉粒体と直接接
触せず、2次フィルター層の通気が持続されている限
り、目詰まりが生じない。
【0056】負圧室は、筒状フィルターの両端を密封状
態で固定したケーシングの内周と、筒状フィルターの外
周との間に形成されているため、エアが吸引されると、
負圧になる。これにともなって、筒状フィルター内のエ
アが、通過孔を通過して負圧室内に流れ込み、筒状フィ
ルター内も負圧になる。この結果、粉粒体が筒状フィル
ター内に吸引吸着されて保持される。
【0057】上記粉粒体搬送手段は、前記粉粒体流出部
より前記粉粒体の排出方向に所定量突出している。
【0058】粉粒体搬送手段は、粉粒体の排出方向に突
出して、粉粒体流出部に設けられた粉粒体制御装置内に
進入している。このため、粉粒体搬送手段は、粉粒体制
御装置の筒状フィルター内に保持されている粉粒体を確
実に排出する。
【0059】上記粉粒体搬送手段は、前記粉粒体の排出
初期と後期において低速で作動し、排出途中において高
速で作動するようになっている。
【0060】粉粒体搬送手段は、粉粒体の排出途中にお
いて、高速で作動することによって、粉粒体の排出効率
を高めている。
【0061】上記粉粒体搬送手段は、回転中心軸に羽根
を螺旋状に有するオーガーである。
【0062】オーガーは、螺旋状の羽根の回転によっ
て、粉粒体を搬送する。
【0063】本発明の粉粒体充填装置は、粉粒体を貯留
しておく粉粒体貯留手段と、前記粉粒体貯留手段から供
給された前記粉粒体を前記粉粒体収納体に充填する上記
いずれか1つの粉粒体制御装置と、を備えている。
【0064】上記粉粒体収納体は、前記粉粒体制御装置
を囲撓して供給される筒状のビニール筒の中間部が熱に
よって閉じる袋形成手段によって閉じられ、且つ前記粉
粒体制御装置によって前記粉粒体が充填されながら前記
ビニール筒が下降し、前記袋形成手段によって前記中間
部より上方が閉じられて形成されたビニール袋である。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の粉粒
体制御装置と、この装置を備えた粉粒体充填装置とを図
1乃至図9に基づいて説明する。
【0066】(粉粒体充填装置と粉粒体制御装置の構
成)図1乃至図3において、粉粒体充填装置120は、
固定支柱121と、固定支柱121に高さ位置調整可能
に設けられた昇降支柱122と、昇降支柱122と一体
の支持フレーム123に設けられて粉粒体を収容する円
錐状のホッパ124と、ホッパ124の下部に設けられ
て粉粒体の落下を案内する落下案内筒125と、昇降支
柱122の上部に設けられた駆動モータ126に連結さ
れて落下案内筒125内に収納された回転可能なオーガ
ー(別名、スクリュー)127と、落下案内筒125に
取り外し可能に取り付けられて落下案内筒125からの
粉粒体の流出を止める粉粒体制御装置130と、粉粒体
制御装置130の下部にねじ込まれた粉粒体分散リング
131とを備えている。
【0067】ホッパ124の上部には、粉粒体を投入す
る投入口132と、ホッパ124内の粉粒体の貯蔵オー
バを検知する検知センサ133とが設けられている。
【0068】オーガー127は、回転中心軸128に螺
旋状の羽根129が設けられて、落下案内筒125内の
粉粒体の落下を制御するようになっている。
【0069】粉粒体制御装置130は、筒状に形成され
たフィルター層140と、フィルター層140の内周を
開放してフィルター層140の外周を包み、且つ落下案
内筒125の粉粒体流出部125aに設けられるケーシ
ング141と、ケーシング141の上部に設けられた吸
引口金142とを備えている。
【0070】ケーシング141は、円板状の上部フラン
ジ143と、筒状の部材に鍔145が設けられた下部フ
ランジ144と、両方のフランジ143,144を一体
化する円筒状の外部リング146とを備えている。
【0071】上部フランジ143は、吸引口金142が
ねじ込まれ、その吸引口金142に連通する吸引孔14
7が形成され、内周に落下案内筒125の下部に形成さ
れたねじ148にねじ込まれる雌ねじ149が形成さ
れ、さらに、下部にフィルター層140の上部内周に嵌
合する環状突片150が下向きに突設されている。
【0072】下部フランジ144は、粉粒体分散リング
131の雌ねじ151がねじ込まれるねじ152が形成
され、上部にフィルター層140の下部内周に嵌合する
環状突片153が上向きに突設されている。
【0073】外部リング146は、上部フランジ143
に溶接によって一体化され、下部フランジ144にねじ
154によって一体化されている。外部リング146と
下部フランジ144との接続部には、下部フランジ14
4の外周に装着されたOリング155によって隙間が生
じないようになっている。
【0074】フィルター層140は、内側から円筒状の
内多孔筒160、内金網筒161、フィルター筒16
2、及び外金網筒163が、層状に重ねられて、最も外
側に外多孔筒164が設けられている。外多孔筒164
は、半円状に2つに分轄された多孔筒片165,165
の端部同士を、ボルト166によって締めつけてフィル
ター層140全体を締め付けている。また、内、外多孔
筒160,164は、内、外金網筒161,163を介
してフィルター筒162の変形を防止しており、多数の
孔167,168,169,170が形成されている。
この孔167,168,169,170はエアが通過す
るため、互いに一致する位置に形成されている。各孔1
67,168,169,170の占有面積は、約(1/
2)である。また、孔167は、後述する2次フィルタ
ー層の粉粒体のエアを吸引するようになっている。な
お、金網筒の変わりに樹脂製の網筒であってもよい。
【0075】フィルター筒162のフィルターは、各種
構造のものを使用し得るが、濾過精度や製作精度の観点
から、例えば、金属もしくは非金属繊維又はセラミック
粉体を成型燒結した燒結型濾過材が使用される。また、
内、外金網筒161,163は、フィルター筒162を
補強し且つその表面の目詰まりを防止する保護層となっ
ている。
【0076】粉粒体制御装置130は、上部、下部フラ
ンジ143,144の環状突片150にフィルター層1
40を装着した後、上部、下部フランジ143,144
に外部リング146を装着し、上部フランジ143と外
部リング146とを溶接し、且つ、下部フランジ144
と外部リング146とをねじ154で止め、上部、下部
フランジ143,144と外部リング146とが一体化
されている。上部、下部フランジ143,144とフィ
ルター層140の上下端との間には、ドーナツ状の金網
筒177,177が介在し、フィルター層140の上下
端は密閉されている。
【0077】粉粒体分散リング131には、粉粒体制御
装置130の下部に形成されたねじ152にねじ込まれ
る雌ねじ151と、放射状の複数の桟171とが形成さ
れている。
【0078】(粉粒体充填装置と粉粒体制御装置の動
作)粉粒体制御装置130は、落下案内筒125の下部
のねじ148に上部フランジ143の雌ねじ149をね
じ込んで、落下案内筒125に取り付けられる。
【0079】落下案内筒125の下部に袋172を待機
させておき、ホッパ124の投入口132から粉粒体を
投入し、駆動モータ126を始動し、オーガー127を
回転させると、粉粒体が自重とオーガー127の回転と
によってホッパ124から落下案内筒125内を落下す
る。その後、オーガー127を停止させる。
【0080】そして、吸引口金142に接続されている
パイプ137によって、フィルター層140の外周とケ
ーシング141の内周との間の負圧室176内のエアを
吸引すると、フィルター層140内のエアも、内多孔筒
160、内金網筒161、外金網筒163、外多孔筒1
64の各孔167,168,169,170とフィルタ
ー筒162をエアが通過して、吸引される。
【0081】このとき、粉粒体は、フィルター層140
の内壁に吸着され、粉粒体による2次フィルター層17
4ができる。この2次フィルター層174は、内多孔筒
160の孔167、及び羽根129の外周と内多孔筒1
60との間の空間にできた粉粒体の固定層であり、負圧
室176内のエアの吸引量により調節することが可能で
ある。又、フィルター層140は、2次フィルター層1
74により粉粒体と直接接触せず、2次フィルター層1
74の通気が持続されている限り、目詰まりが生じな
い。従って、2次フィルター層174は、フィルター筒
162の目詰まりによってできた層ではなく、むしろ、
フィルター筒の目詰まりを防止して、エアの吸引効率を
高めている。
【0082】フィルター層140内の粉粒体Pは、フィ
ルター層140内に締った状態で、嵩密度の高い状態で
詰まり、流れが止められている。
【0083】すなわち、粉粒体は、排出が止められると
ともに、粉粒体自身が粉粒体の流れを止める弁の役目を
して、それ以降の粉粒体の排出も止められる。
【0084】粉粒体を流出させるには、オーガー127
を回転させて、フィルター層140内に詰まっている粉
粒体を強制的に排出させる。所定量の粉粒体がビニール
袋172内に落下した後、オーガー127の回転を停止
させると、粉粒体はフィルター層140内に吸引保持さ
れたまま排出されるようなことがない。
【0085】粉粒体をビニール袋内に速やかに、且つ所
定量正確に排出できるようにするには、所定量の約9割
の粉粒体をオーガー127の始動後、回転を速くして排
出させ、残りの約1割をゆっくりと回転させて排出させ
るようにするとよい。
【0086】また、フィルター層140内の負圧を、粉
粒体の流出を止めるとき所定の負圧にし、且つ粉粒体を
流出させるとき大気圧或は所定の負圧より大気圧に近い
負圧にして、粉粒体を排出し易くし、オーガー127に
よる排出を助けるようにしてもよい。
【0087】粉粒体がビニール袋172内に落下すると
き、粉粒体は、粉粒体制御装置130によって締った、
嵩密度の高い状態になって排出されるため、固まった状
態でビニール袋内に落下する恐れがあるが、粉粒体制御
装置130の下部に設けられた粉粒体分散リング131
の桟171によって分散され、粉末状になって舞い上が
ることなく均一にビニール袋内に落下する。
【0088】粉粒体がビニール袋内に所定量落下したと
き、ビニール袋172は、加温された袋閉じ片175に
よって閉じられる。
【0089】ビニール袋は、粉粒体制御装置を囲撓して
上方から供給される筒状のビニール筒の中間部を袋閉じ
片175が閉じ、且つ粉粒体制御装置によって粉粒体が
充填されながらビニール筒が下降し、再度、袋閉じ片1
75によって中間部より上方が閉じられて形成される。
【0090】フィルター筒162の交換は、下部フラン
ジ144のねじ154を外し、下部フランジ144とフ
ィルター層140とを上部フランジ143と外部リング
146とから抜き取ることによって行なうことができ
る。
【0091】また、フィルターの目詰まりは、吸引口金
142から、高圧エアを吹き込むことによって解消さ
れ、メンテナンスが容易である。
【0092】さらに、上記の粉粒体充填装置120は、
落下案内筒125と、この落下案内筒125の長さとほ
ぼ同じ長さのオーガー127とを有しているが、図9に
示す粉粒体充填装置220のように、落下案内筒を省略
し、オーガー227の長さを短くして、螺旋状の羽根2
29を1巻分だけ形成してもよい。
【0093】また、上記2つの実施形態の粉粒体充填装
置120,220のオーガー127,227の下端は、
粉粒体制御装置130内に進入しているが、必ずしも進
入している必要がなく、オーガー127,227の長さ
は、粉粒体制御装置130の上端近くまでの長さであっ
てもよい。
【0094】なお、オーガー127,227は、必ずし
も必要でない。
【0095】この場合、粉粒体の排出を止めるには、エ
アを吸引して、フィルター層140内を所定の負圧以上
にして、粉粒体をフィルター層140内に吸引吸着し
て、排出を阻止する。排出させるには、エアの吸引を停
止してフィルター層内の圧力を大気圧に戻すか、或は粉
粒体の排出を許容する程度の負圧にして、粉粒体を自重
で落下排出させる。
【0096】従って、上記の粉粒体制御装置120は、
部品同士を密着させて、粉粒体の排出を止めるのではな
く、フィルター層140内を負圧にすることによって粉
粒体の排出を止め、且つ、排出を止められた粉粒体に、
それ以降の噴流体の排出を止める弁の役目をさせて、機
械的動作に頼らずに粉粒体の排出を止めるので、粉粒体
を正確、且つ瞬時に止めることができる。
【0097】
【発明の効果】本発明の粉粒体制御装置は、部品同士を
密着させて、粉粒体の排出を止めるのではなく、筒状フ
ィルター内を負圧にすることによって粉粒体の排出を止
め、且つ、排出を止められた粉粒体に、それ以降の粉粒
体の排出を止める弁の役目をさせているので、次ぎの効
果を奏する。
【0098】粉粒体の排出を確実、且つ瞬時に止めるこ
とができる。
【0099】振動と騒音が殆ど生じるようなことがな
い。
【0100】粉粒体を咬み込むようなことがなく、不作
動状態になることがない。
【0101】また、本発明の粉粒体制御装置は、長期間
使用しても、摩耗が生じる部品を備えていないので、部
品を交換する必要が殆どないという効果も奏する。
【0102】さらに、本発明の粉粒体制御装置は、粉粒
体流出部の下方を横切る部材を無くしたので、小型にす
ることができるという効果を奏する。
【0103】また、粉粒体流出部の下方を横切る部材が
無いと、粉粒体収納体が袋である場合、袋内の粉粒体の
舞い上がりを少なくして、袋が透明の袋である場合、袋
内の充填状態を外部から容易に確認することができると
いう効果も奏する。
【0104】さらに、筒状フィルターが保持している粉
粒体を粉粒体搬送装置によって排出すると、粉粒体搬送
装置を停止させたとき、粉粒体を確実、且つ瞬時に止め
ることができる。
【0105】しかも、粉粒体搬送手段が、粉粒体流出部
から突出していると、筒状フィルター内に進入し、筒状
フィルター内に保持されている粉粒体を確実に排出させ
ることができる。
【0106】さらに、粉粒体搬送手段を粉粒体の排出途
中において、高速で作動させると、排出効率を高めるこ
とができる。
【0107】本発明の粉粒体充填装置は、粉粒体の排出
を確実に止める上記の粉粒体制御装置を備えているの
で、充填量のばらつきを少なくして、充填精度を高くす
ることができる。
【0108】本発明の粉粒体充填装置は、小型の上記粉
粒体制御装置を備えているので、袋の最小サイズを小さ
くすることができる。
【0109】本発明の粉粒体充填装置は、粉粒体流出部
の下方を横切る部材を無くしたので、袋内での粉粒体の
舞い上がりを少なくして、袋が透明の袋である場合、袋
内の充填状態を外部から容易に確認することができると
ともに、袋がビニール袋である場合、ビニール袋内での
粉粒体の舞い上がりを少なくして、ビニール同士の溶着
性を高め、ビニール袋を完全に密封することができる。
【0110】本発明の粉粒体充填装置は、振動の少なく
上記粉粒体制御装置を備えて、例えば、粉粒体の重量を
測る、重量測定手段の測定精度を高めて、粉粒体の充填
精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の粉粒体制御装置を備えた粉
粒体充填装置の正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】粉粒体充填装置の粉粒体流出部の斜視図と、粉
粒体制御装置の分解斜視図である。
【図5】粉粒体充填装置の粉粒体流出部と、粉粒体制御
装置との正面断面である。
【図6】図5中、6−6矢視断面図である。
【図7】粉粒体分散リングの平面図である。
【図8】粉粒体を流出させている状態の粉粒体制御装置
と、粉粒体充填装置の粉粒体流出部との正面断面であ
る。
【図9】他の実施形態の粉粒体充填装置の正面図であ
る。
【図10】従来の粉粒体制御装置を備えた粉粒体充填装
置の正面図である。
【符号の説明】
P 粉粒体 120,220 粉粒体充填装置 124 ホッパ(粉粒体貯留手段) 125 落下案内筒 125a 粉粒体流出部 127,227 オーガー(粉粒体搬送手段) 128 回転中心軸 129,229 羽根 130 粉粒体制御装置 140 フィルター層(筒状フィルター) 141 ケーシング 142 吸引口金 148 ねじ 149 雌ねじ 160 内多孔筒 161 内金網筒(網筒) 162 フィルター筒 163 外金網筒(網筒) 164 外多孔筒 167,168,169,170 孔(エア通過孔) 172 袋(粉粒体収納体) 174 2次フィルター層 176 負圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F075 AA08 BA02 BB01 CA02 CA09 CC04 CC05 CC09 CC21 CD20 DA26 3H055 CC01 CC21 FF16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された筒状フィルターと、 前記筒状フィルターの外周に形成された負圧室と、を備
    え、 粉粒体が流出する粉粒体流出部に取り付けられて、前記
    負圧室内のエアを吸引し、前記筒状フィルターの内周内
    を所定の負圧以上にすることによって、前記筒状フィル
    ターの内周内を流れる前記粉粒体の排出を止めることを
    特徴とする粉粒体制御装置。
  2. 【請求項2】 前記粉粒体流出部が下向きであり、前記
    筒状フィルターの内周内の負圧を、前記所定の負圧以上
    にして、前記筒状フィルターの内周内を流れる前記粉粒
    体の流れを止め、前記所定の負圧を越えない圧力にし
    て、前記筒状フィルター内の粉粒体を排出させる請求項
    1に記載の粉粒体制御装置。
  3. 【請求項3】 前記粉粒体を案内する案内筒内に前記粉
    粒体を押し出す粉粒体搬送手段を設け、前記案内筒の先
    端を前記粉粒体流出部とし、 前記筒状フィルターの内周内の負圧を前記所定の負圧以
    上にした状態で、前記粉粒体搬送手段の作動により前記
    粉粒体を排出し、かつ前記粉粒体搬送手段の作動を停止
    することにより前記粉粒体の排出を止める請求項1に記
    載の粉粒体制御装置。
  4. 【請求項4】 前記筒状フィルターが、筒状のフィルタ
    ー筒と、前記フィルター筒の内周と外周を筒状の網筒を
    介して各々保持する筒状の内多孔筒と外多孔筒とを有
    し、前記網筒と前記内多孔筒と前記外多孔筒とにエアが
    通り抜けるエア通過孔が多数形成されている請求項1,
    2又は3に記載の粉粒体制御装置。
  5. 【請求項5】 前記負圧室が、前記筒状フィルターの両
    端を密封状態で固定したケーシングの内周と、前記筒状
    フィルターの外周との間に形成されている請求項1,2
    又は3に記載の粉粒体制御装置。
  6. 【請求項6】 前記粉粒体搬送手段が、前記粉粒体流出
    部より前記粉粒体の排出方向に所定量突出している請求
    項3に記載の粉粒体制御装置。
  7. 【請求項7】 前記粉粒体搬送手段が、前記粉粒体の排
    出初期と後期において低速で作動し、排出途中において
    高速で作動する請求項3又は6に記載の粉粒体制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記粉粒体搬送手段が、回転中心軸に羽
    根を螺旋状に有するオーガーである請求項3,5又は7
    に記載の粉粒体制御装置。
  9. 【請求項9】 粉粒体を貯留しておく粉粒体貯留手段
    と、 前記粉粒体貯留手段から供給された前記粉粒体を前記粉
    粒体収納体に充填する請求項1乃至8の内、何れか1項
    に記載の粉粒体制御装置と、 を備えたことを特徴とする粉粒体充填装置。
  10. 【請求項10】 前記粉粒体収納体が、前記粉粒体制御
    装置を囲撓して供給される筒状のビニール筒の中間部が
    熱によって閉じる袋形成手段によって閉じられ、且つ前
    記粉粒体制御装置によって前記粉粒体が充填されながら
    前記ビニール筒が下降し、前記袋形成手段によって前記
    中間部より上方が閉じられて形成されたビニール袋であ
    る請求項9記載の粉粒体充填装置。
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