JP2562341Y2 - 粉粒体充填装置 - Google Patents

粉粒体充填装置

Info

Publication number
JP2562341Y2
JP2562341Y2 JP5385192U JP5385192U JP2562341Y2 JP 2562341 Y2 JP2562341 Y2 JP 2562341Y2 JP 5385192 U JP5385192 U JP 5385192U JP 5385192 U JP5385192 U JP 5385192U JP 2562341 Y2 JP2562341 Y2 JP 2562341Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
filling
bag
powder
deaeration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5385192U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH068206U (ja
Inventor
眞 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP5385192U priority Critical patent/JP2562341Y2/ja
Publication of JPH068206U publication Critical patent/JPH068206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562341Y2 publication Critical patent/JP2562341Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は粉粒体充填装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の粉粒体充填装置の先端ノズ
ル1の概略構成を示す軸方向断面図である。先端ノズル
1が充填袋3の上部に在る弁部6に差し込まれ、先端ノ
ズル1と袋の弁部6の間は、吹込ノズル2とその外周に
巻かれたゴム製膨張管4との間に送気管5により矢印C
方向に圧縮空気を入れて膨張管4を膨らませることによ
り密封している。圧縮空気に乗った粉粒体が先端ノズル
1の先端の吹込口9から矢印Aの方向に袋3の中に流入
する。
【0003】流入してきた粉粒体のみを袋3の中に留
め、圧縮空気を排出するため、先端ノズル1の内側に沿
って細い脱気管7が取り付けられている。この脱気管7
は従来、先端ノズル1の内側下部に設けられていたが、
この下部は粉粒体で詰まり易いので、先端ノズル1の内
側上面に沿って設けられる場合もある。例えば実公平4
ー14323号に開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、袋3の
中に粉粒体が次第に充填されて来るにしたがって、袋3
はふくらみ、その上面が下がってきて脱気管7の入口7
aを塞ぎ、その結果、袋の中の空気が排出しにくく、ま
たは排出できなくなるので、粉粒体の袋詰めができない
ようになり、さらには袋が膨張してパンクし、粉粒体を
周辺にまき散らすようになる。
【0005】本考案は上述の点にかんがみてなされたも
ので、粉粒体を圧縮空気に乗せて充填している袋の内部
から空気を連続的に円滑に排出して袋詰めを連続的にス
ムースに行うことができる粉粒体充填装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は粉粒体の貯留部と、先端が充填袋の充填口
に挿入される先端ノズルを可撓性スリーブを介して後端
ノズルに連結してなる充填ノズル装置と、貯留部内の粉
粒体を充填ノズル装置に搬送する搬送手段とを有する粉
粒体充填装置において、前記先端ノズルが粉粒体の流通
路を中心部に有する略円筒形の吹込ノズルと、該吹込ノ
ズルの外周に被覆されたゴム製膨張管と、前記吹込ノズ
ルの内部上面に沿って設けられて前記先端ノズルの先端
部上面に入口を有しかつ前記吹込ノズルの後端部外面に
出口を有する脱気管とを具備し、該脱気管に前記袋内の
空気を誘引するため該脱気管の入口に連通する脱気溝を
前記先端ノズルの外周に設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】たとえ、粉粒体の袋詰め作業中に袋の中の先端
ノズルの空気入り口の上部が袋で覆われても、袋の中の
空気が先端ノズルの外周に設けた脱気溝を通じて、先端
ノズルの空気入り口の横方向から先端ノズルの中に流入
して袋の外部に排出される。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0009】図3は本考案の粉粒体充填装置の概略構成
を示す断面図である。
【0010】図3において、11は充填装置全体を示
し、12はその上部の粉粒体貯留部(ホッパー)、13
は撹拌羽根、14はホッパーの下部に配置された上段ス
クリュウーであり、回転によってホッパー12からの粉
粒体を先端側の落口15に送給して、下段スクリュウー
16の手前側端部に粉粒体を連続的に落下供給する。下
段スクリュウー16の先端は充填装置11の側面に固定
的に設けられた後端ノズル17(ラッパ管)の根元開口
に対向して臨むようにされている。
【0011】後端ノズル17は金属製連結管18と可撓
性スリーブ19を介して先端ノズル(吹込管)1に連結
されて充填ノズル装置を構成する。先端ノズル1は計量
機26の吊フック26aによって吊るされた計量台25
をもった計量装置の支持フレーム24に支持されて、こ
の計量台25に載置された充填袋3の充填口である弁部
6に挿入され、所定の粉粒体の吹込充填をなすようにな
っている。
【0012】図1は本考案の粉粒体充填装置に使用され
る先端ノズル1の軸方向断面図である。図2は本考案の
粉粒体充填装置に使用される先端ノズル1の外形図であ
る。本考案の先端ノズル1は、粉粒体充填装置の前面部
に突き出すように取り付けられている。先端ノズル1は
粉粒体の流通路10を中心部に有し、先端に吹込口9を
備え、先端部外周を滑らかなとび口の形状にした略円筒
形の吹込ノズル2と、吹込ノズル2の外周に被覆された
ゴム製膨張管4と、吹込ノズル2の内部上面に沿って設
けられた脱気管7とを具備している。脱気管7は先端ノ
ズル1の先端部の上面に入口7aを有しかつ後端部の外
面に出口7bを有している。
【0013】吹込ノズル2とゴム製膨張管4との間に送
気管5が挿入されている。先端ノズル1の後端は粉粒体
充填装置の押込用スクリューフィーダ(図示せず)に接
続されている。吹込ノズル2の外周に空気抜きのための
脱気溝8が形成されている(図2参照)。この脱気溝8
は先端ノズル1の上面に開口した脱気管7の入口7aに
連通している(図1参照)。
【0014】上記構成になる本考案の先端ノズル1の使
用方法について説明する。
【0015】紙や合成樹脂で作られた粉粒体を入れる充
填袋3は粉粒体充填装置の前面の計量台25に載置され
ている。袋3の端部の弁部6が先端ノズル1の先端に嵌
められる。先端ノズル1と袋の弁部6の間は、吹込ノズ
ル2とその外周に巻かれたゴム製膨張管4との間に送気
管5より矢印C方向に圧縮空気を入れて膨張管4を膨ら
ませることにより密着される。
【0016】この際、脱気管7の入口7aは袋3の中に
あり、脱気管7の出口7bは袋3の外にある。押込用ス
クリューフィーダから粉粒体が圧縮空気とともに先端ノ
ズル1の流通路10を流れ、吹込口9から矢印A方向に
袋3の中に流入し詰められる。粉粒体は袋3の中に貯留
され、一方、空気は吹込ノズル2の外周の脱気溝8から
脱気管7の入口7a、脱気管7、その出口7bを通って
矢印B方向に袋3の外に排出される。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の粉粒体充
填装置は内側上面に沿って脱気管を備え、この脱気管の
入口に接続した脱気溝を吹込ノズルの外周に形成したの
で、粉粒体の充填作業時に充填袋の荷重が変わっても、
その中の主に空気がその圧力により先端ノズルの外周か
ら脱気溝に入り、さらに脱気管を通じて充填袋の外に排
出される。このようにして、充填袋の内部から空気を連
続的に円滑に排出して粉粒体充填装置の袋詰め作業を連
続的にスムースに行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粉粒体充填装置に使用される先端ノズ
ルの軸方向断面図である。
【図2】本考案の粉粒体充填装置に使用される先端ノズ
ルの外形図である。
【図3】本考案の粉粒体充填装置の概略構成を示す断面
図である。
【図4】従来の粉粒体充填装置の先端ノズルの概略構成
を示す軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 先端ノズル 2 吹込ノズル 3 充填袋 4 膨張管 6 弁部 7 脱気管 8 脱気溝 10 流通路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体の貯留部と、先端が充填袋の充填
    口に挿入される先端ノズルを可撓性スリーブを介して後
    端ノズルに連結してなる充填ノズル装置と、貯留部内の
    粉粒体を充填ノズル装置に搬送する搬送手段とを有する
    粉粒体充填装置において、前記先端ノズルが粉粒体の流
    通路を中心部に有する略円筒形の吹込ノズルと、該吹込
    ノズルの外周に被覆されたゴム製膨張管と、前記吹込ノ
    ズルの内部上面に沿って設けられて前記先端ノズルの先
    端部上面に入口を有しかつ前記吹込ノズルの後端部外面
    に出口を有する脱気管とを具備し、該脱気管に前記袋内
    の空気を誘引するため該脱気管の入口に連通する脱気溝
    を前記先端ノズルの外周に設けたことを特徴とする粉粒
    体充填装置。
JP5385192U 1992-07-07 1992-07-07 粉粒体充填装置 Expired - Lifetime JP2562341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5385192U JP2562341Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 粉粒体充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5385192U JP2562341Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 粉粒体充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH068206U JPH068206U (ja) 1994-02-01
JP2562341Y2 true JP2562341Y2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=12954278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5385192U Expired - Lifetime JP2562341Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 粉粒体充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562341Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003165501A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Nisshin Seifun Group Inc 粉粒体充填装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH068206U (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0257683B1 (en) Powder dispensing apparatus
JPS61190410A (ja) 垂直式チユーブ状バツグ製造機
US10661921B2 (en) Apparatus and method for filling an open container
EP0007692A3 (en) Apparatus and method for filling a valve bag with particulate material
JP3814090B2 (ja) 粉粒体排出制御装置、及び粉粒体充填装置
JPH11342901A (ja) 充填装置及び方法
US3265098A (en) Method and apparatus for packaging loose aggregate materials
JP2005502560A (ja) 微粒子状、粉末状、粒状または顆粒状で搬送される材料を保管容器から作業容器または運搬容器、あるいは同等の収容空間内に搬送する装置および搬送方法
JP2562341Y2 (ja) 粉粒体充填装置
US3151427A (en) Method for adhesively bonding surfaces
US6315011B1 (en) Air-relief filter nozzle assemblies
JP3761321B2 (ja) 粉体供給装置
JP3457717B2 (ja) 粉体充填装置
US3323559A (en) Container filling method and apparatus
JPH0414323Y2 (ja)
JPH0720001Y2 (ja) 粉粒体充填装置
JP3929165B2 (ja) 材料投入装置
JP3798435B2 (ja) トナー粉体充填方法
JPH018486Y2 (ja)
JPS6313123Y2 (ja)
JPH09193901A (ja) 脱気型粉体充填機及粉粒体充填機
JPH0542102U (ja) 粉粒体の定量袋詰装置
JP2715140B2 (ja) プラスチック原料の供給方法
JPS63274821A (ja) 粉粒体の計量装置
JP2002347947A (ja) 粉粒体保管排出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970925

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 10