JP2715140B2 - プラスチック原料の供給方法 - Google Patents

プラスチック原料の供給方法

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JP2715140B2 JP10818289A JP10818289A JP2715140B2 JP 2715140 B2 JP2715140 B2 JP 2715140B2 JP 10818289 A JP10818289 A JP 10818289A JP 10818289 A JP10818289 A JP 10818289A JP 2715140 B2 JP2715140 B2 JP 2715140B2
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は紛状または粒状プラスチック原料の供給方
法に関し、特には袋状コンテナからこれらの原料を受容
器に供給する方法に関する。
(従来の技術) 塩化ビニル、ポリエチレンに代表されるプラスチック
原料は、その殆ど粉状原料または該粉状原料をペレット
化した粒状原料であり、その多くは原料メーカーから成
形加工メーカーに25kg詰めの紙袋または500〜1000kg詰
めの袋状コンテナで供給される。これら原料はその後押
出成形機等の各種成形加工機のホッパー等に供給され、
所定の製品に成形される。
ところでホッパー等への原料供給に際し、紙袋詰めに
あってはさほど重量もなく心力による供給も可能である
が、前記のように多量の原料を収容した袋状コンテナ詰
めにあっては、人力では不可能であり、圧力空気或は真
空吸引を利用した空気輸送供給装置が多用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしこのような圧力空気または真空吸引を利用した
供給方法にあっては、圧力ポンプまたは真空ポンプが必
要であり、供給装置が大型となりやすく、供給装置に費
用がかさむ欠点を有している。
(課題を解決するための手段) よって本発明は、このような重量コンテナから簡単な
装置によって原料を供給する方法を提供しようとするも
のであって、その要旨とするところは、上部に拡開部を
有し、下部にパイプ状供給部を有する供給装置を使用
し、該供給装置の供給部下端を受容器の中に位置させる
一方、供給装置上部の拡開部内にコンテナの口部が位置
するように袋状コンテナを吊り下げ保持し、該コンテナ
口部の閉鎖を解くようにことによりコンテナ内収容原料
の自重によって該口部端縁を供給装置の拡開部内面に圧
接しながらコンテナ内原料を供給装置内に移動させ、供
給部を通して受容器に供給すると共に供給部下端におけ
る原料の吐出圧力を堆積原料の移動に要する力により小
としながら受容器に原料を供給することを特徴とする粉
状または粒状プラスチック原料の供給方法にある。
(作用) コンテナ口部の閉鎖を解くと、該口部は原料の自重に
よって口部端縁が供給装置の拡開部内面に密着するよう
にして圧接されるため、コンテナ内原料は拡開部から溢
れることなく供給装置内に落下するようにして移動す
る。その移動した原料は次いでパイプ状供給部を通って
受容器に供給される。このとき受容器が空であれば、供
給部の下端が開放状態であるため、自重によって受容器
内に落下流出する。流出した原料は受容器内に堆積し
て、その表面は次第に落下する。そして、その表面が供
給部の下端に達すると供給部から流出しようとする原料
が堆積した原料によって遮られ、流出が停止する。
これは供給部の出口(面積)が小さく、またその下端
からコンテナ内の原料表面までの距離、言い換えればコ
ンテナ内および供給装置内の単位面積当りの原料の重力
が小さいこと、それによる原料の流出圧力が堆積した原
料に伝わるとき、原料が粉状または粒状であるため、そ
の方向はランダムな方向に分散され、またその原料間の
摩擦力が大きく、堆積原料の重力と相俟った抗力が前記
原料の流出圧力に打ち勝つからである。すなわち堆積し
た原料の移動に要する力(いわゆる押し広げる力)より
小となるからである。従って、流出堆積する原料は僅か
に供給部下端を覆う位置でその流出を停止する。
(実施例) 以下本発明を実施例に基づいて説明する。図は押出成
形機のホッパーに粉状原料を供給する方法を示す一部切
欠立面図である。
供給装置10は漏斗状装置からなり、上部に原料を受け
入れる拡開部11、下部に原料を供給するパイプ状供給部
12を有している。パイプ状供給部12にはその中途に弁13
が設けられており、供給部12内の供給路が開閉可能とさ
れている。なお弁13より下の供給部(パイプ)は屈曲可
能としておくのが望ましい。この供給装置10は所望の受
容器、例えば押出成形機30の原料投入口であるホッパー
31の上に装置される。このとき供給部12の下端がホッパ
ー31内に位置するように保持される。そして該供給装置
10により、コンテナ20内に収容された粉状または粒状の
原料40は、次のようにして供給される。
先ず、原料40の入った袋状コンテナ20がその閉鎖され
た口部21を下にして天井(図示せず。)等から吊り下げ
られる。このときその口部21は前記供給装置10の拡開部
11内に位置させる。なおコンテナ20の口部21と供給装置
10の拡開部11との関係は、コンテナ口部21の大きさを拡
開部11のそれより小とすると共にコンテナ口部21の閉鎖
を解いたとき、その口部端縁が筒状に垂れ下がるように
しておくのが望ましい。この状態において、コンテナ20
の口部21の閉鎖を解く。口部21が開いたときの状態を一
点鎖線で示す。するとコンテナ20内の原料が自重によっ
て下がるため、コンテナの口部21はその端縁が供給装置
の拡開部11内面に密着するようにして圧接される。それ
によりコンテナ20内の原料40は供給装置10の拡開部11か
ら溢れることなく、供給装置10内に流下し移動する。流
下した原料40は、拡開部11から弁13を通り、供給部12に
よってホッパー31等の受容器に供給される。このとき供
給部12の下端はホッパー31の口部より下に位置するた
め、供給部12から出た原料40はホッパー31を満たすよう
に堆積する。そしてその上面が迫り上がり、供給部12下
端に達すると、供給装置から流出しようとする原料40
は、堆積した原料の摩擦等により抗力のため自動的に供
給を停止する。その後、成形機30による原料の消費につ
れてホッパー31内の原料表面が低下すれば、その低下に
応じて僅かずつ供給装置10から供給される。なお、ホッ
パー31への原料供給を途中で停止したい場合は、弁13を
閉じればよい。
原料40が粉状物からなるときは、ホッパー31等の受容
器口部に、カバー等の蓋を被着するのが好ましい。受容
器の口部が小さく、カバーの必要がないときはもちろん
省略することができる。
下記は、一実施例の仕様である。
袋状コンテナ(高さ=約1.2m): 500kgの粉状塩化ビニル樹脂を収容 (原料嵩密度=約0.7) 供給装置: 高さ(拡開部上端から供給部下端)約80cm 供給部径 約8cm この仕様によって、袋状コンテナから受容器に原料を
供給したところ、堆積原料が供給部下端を数ミリメート
ル覆う位置で原料の流出が停止した。
前記においては、成形機30のホッパー31に直接原料40
を供給する例について説明したが、これに限るものでは
なく、例えば、コンテナ20の原料40を複数の受容器(図
示せず)に小分けする場合においても、同様に実施でき
ることは容易に理解されるであろう。そのとき供給装置
下端を受容器の口部より中に位置させ、供給が停止した
後、弁13を閉鎖して受容器を移動交換させるとき、該弁
13から下の供給部12内にある原料が落下することによる
受容器からの溢れを防止するのが好ましい。
図中14は供給装置10の指示板であり、支柱(図示せ
ず。)等によって支持されている。
(効果) 本発明は以上のように、重量コンテナから原料をホッ
パー等の受容器に供給または小分けするのに、原料の自
重による吐出圧力および堆積した原料の摩擦力等による
抗力を利用するものであるから、簡単な装置で供給また
は小分け等することが可能であり、経済的に優れるもの
である。またその操作も半自動で行うことができると共
に原料が溢れる虞もない等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明供給方法を示す、供給装置を中心とした一部
切欠立面図である。 記号の簡単な説明 10……供給装置、11……拡開部、12……供給部、13……
弁、20……コンテナ、21……コンテナの口部、30……成
形機、31……ホッパー(受容器)、40……原料

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋状コンテナから受容器にプラスチック原
    料を供給する方法であって、上部に拡開部を有し、下部
    にパイプ状供給部を有する漏斗状供給装置を使用し、該
    供給装置の供給部下端を受容器の中に位置させる一方、
    上部の拡開部内にコンテナの口部が位置するように袋状
    コンテナを吊り下げ保持し、該コンテナ口部の閉鎖を解
    くことによりコンテナ内原料の自重によってコンテナの
    口部端縁を拡開部内面に圧接しながらコンテナ内原料を
    供給装置の拡開部内に移動させ、供給部を通して受容器
    に供給すると共に供給部下端における原料の流出圧力を
    堆積原料の移動に要する力より小としながら受容器に原
    料を供給することを特徴とする粒状物または粉状物の供
    給方法。
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