JP2016041600A - 粉粒体充填装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトで製造コストが低く、充填装置による充填量の精度が高い粉粒体充填装置を提供すること。
【解決手段】包装容器Aを間歇的に搬送する搬送装置1と、搬送装置1の搬送軌道上に設置された1つの主充填装置2、主計量装置3、及び1つの補正充填装置4と、制御装置6とを備え、主充填装置2は包装容器内Aへ最終充填重量に満たない規定重量の粉粒体を投入する大型オーガスクリューを有し、主計量装置3は主充填装置により包装容器内に充填された粉粒体の重量を測定して測定値を制御装置6に出力し、補正充填装置4は包装容器A内へ最終充填重量に達するまで粉粒体を投入する小型オーガスクリューを有し、制御装置6は、主計量装置3から入力された測定値と規定重量との誤差に基づき、大型オーガスクリューによる投入量を規定重量に近付くよう調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙袋、紙とプラスチックフィルムとの積層材を素材とする袋等の包装容器に粉粒体を充填する粉粒体充填装置に関する。
従来、間欠移送される袋内へ粉粒体を充填する粉粒体充填装置が種々知られている。
例えば、特許文献1には、大投入・中投入・小投入の3段階で充填を行う粉粒体充填装置が記載されている。即ち、1次ポジションにて袋内へ粉粒体の一次粗充填・計量(大投入)を行い、2次ポジションにて粉粒体を中量充填・計量(中投入)する。さらに、3次ポジションにて補正充填・計量(小投入)が行なわれ、袋内へ粉粒体が正確な充填量まで充填される。
しかし、この粉粒体充填装置は、粉粒体充填機を3カ所に設けてあるので、装置が大掛かりで製造コストも高くつく。また、各ポジションにおいて、重量計で重量を計測しながら、計測した重量が設定重量に達するまで充填を行うので、前記各ポジションでの粉粒体充填に時間を要し、充填のための全体的な作業時間が長くなり、充填能力に悪影響している。さらに、粉粒体が落下する勢いで計測値に誤差が生じやすい。
特許文献2には、最前位に配置したメイン充填機で粉末を包袋内へ充填し、その後位に配置した第1重量計で包袋内の重量を測定すると共に、この測定値を入力する制御器により、さらに後位に配置した補助充填機による補充量を設定し、補助充填機の後位に配置した第2重量計で最終重量を計測し、第2重量計の測定値が許容値を超過した時に包袋をメイン充填機へ戻し、スクリューを逆転させて包袋内の超過重量を許容値内に修正する粉末充填装置が開示されている。
この粉末充填装置は、粉粒体充填機の配置を2カ所にすることで、粉粒体充填機を1基削減できて、重量計の測定値に基づいて各包袋内の粉末の重量を修正するだけであって、粉粒体充填機の投入量そのものを修正する機能を備えていない。このため、粉粒体の充填過程が進んでも充填機による充填重量の精度を高めることはできなかった。
なお、特許文献3には粉粒体を送り出す案内筒の下端部に筒状フィルターと負圧室を備えた粉粒体制御装置を取付け、オーガーの作動を停止し、筒状フィルターの内面を負圧にすることによって粉粒体の排出を止め、充填量の精度を高める粉粒体充填装置が記載されている。
特許第3453097号公報 特開2006−16039号公報 特許第3814090号公報
本発明が解決しようとする課題は、コンパクトで製造コストが削減され、粉粒体充填機による充填重量の精度が高く、高速度充填の粉粒体充填装置を提供することにある。
本発明の粉粒体充填装置は、包装容器を間歇的に搬送する搬送装置と、この搬送装置の軌道上に設置された1つの主充填装置、主計量装置、及び1つの補正充填装置と、制御装置とを備える。主充填装置は、搬送装置で搬送される包装容器内に、最終充填重量に満たない規定重量の粉粒体を投入する大型オーガスクリューを有する。主計量装置は、主充填装置により包装容器内に充填された粉粒体の重量を測定して測定値を前記制御装置に出力するものである。補正充填装置は、主充填装置及び主計量装置を経由した包装容器内へ最終充填重量に達するまで粉粒体を投入する小型オーガスクリューを有する。制御装置は、主計量装置から入力された測定値と前記規定重量との差に基づき、前記大型オーガスクリューによる投入量を前記規定重量に近付くよう調整するものである。
前記制御装置は、前記大型オーガスクリューの回転量及び回転速度を制御し、前記大型オーガスクリューの回転量を増減することにより投入量を調整し、前記主充填装置による充填前半では前記大型オーガスクリューを高速回転させると共に、充填後半では低速回転させるとよい。
前記主充填装置は、包装容器を支持して上下動する容器昇降装置を備え、容器昇降装置は、前記主充填装置による充填開始前に上昇して包装容器の底部を主充填装置の粉粒体排出口に接近させると共に、前記主充填装置による充填開始後に充填量に応じた設定した量で下降するものであり、前記容器昇降装置の下降速度は、前記主充填装置の粉粒体排出口と前記包装容器内の粉粒体上面との距離を一定に維持するよう、前記大型オーガスクリューの回転速度に比例して制御されることがある。
請求項1に係る発明によれば、大型オーガスクリューによる主充填と、小型オーガスクリューによる補正充填の2段階で充填を行うので、充填能力が高く、また、充填重量の精度が高い。しかも、粉粒体を充填する実質的な充填機が2基で済むため製造コストを削減できる。
主充填後の重量計測結果によって主充填装置による投入量が修正されるので、充填精度が高まる。
請求項2に係る発明によれば、充填前半は高速で効率良く充填し、充填後半は低速で慎重に充填するので、さらに作業効率が向上し、高い充填精度が得られる。
請求項3に係る発明によれば、包装容器の下降速度を大型オーガスクリューの回転速度に応じて制御して、粉粒体排出口から包装容器内の粉粒体上面までの距離を一定に維持することにより、粉粒体を粉粒体排出口から包装容器へ投入する際の粉粒体の舞い上がりを有効に抑えることができ、粉粒体が落着することによる計測重量の増加減少を抑制することができる。また、粉粒体上面の位置を実際に確認する装置が不要である。
本発明の実施例を示す粉粒体充填装置の平面図である。 本発明の実施例に係る袋供給部分を示し、(イ)は袋供給機構の側面図、(ロ)は袋開口機構の平面図である。 本発明の実施例に係る充填機を示し、(イ)は側面図、(ロ)は正面図である。 本発明の実施例に係る主充填装置を示し、(イ)は充填開始時における側面図、(ロ)は充填終了時における側面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例の粉粒体充填装置は間欠回転するロータリー式充填装置の一つであり、袋A(包装容器)に粉ミルクB(粉粒体)を充填する(図1,2,4)。この粉粒体充填装置は間歇的に回転して袋Aを搬送する搬送装置1と、搬送装置1の搬送軌道上に設置された1つの主充填装置2、主計量装置3、1つの補正充填装置4、及び充填重量計測装置5と、装置全体の動きを制御する制御装置6とを備える。また、搬送装置1の搬送軌道側方には、主充填装置2の上流側に臨んで袋ストックヤード7が設置されると共に、充填重量計測装置5の下流側に臨んで袋封緘装置8が設置されている。
なお、袋Aは、クラフト紙を3層重ね、その内面にポリエチレンフィルムを積層した積層材を素材とする。また、袋A内への粉ミルクBの最終充填重量は25.03kgに設定してある。
前記の搬送装置1は、袋Aの開口部を開いた状態で把持する8個のクランプ装置9を有し、これらのクランプ装置9は回転円に沿って等間隔に配置されていて、次の8ポジション、すなわち、袋受取位置1a、主充填位置1b、重量測定位置1c、補正充填位置1d、第1袋成型位置1e、第2袋成型位置1f、クランプからの離脱位置1g、クランプからの離脱位置1gと袋受取位置1aとの中間の空位置1hへ回転し、また、それぞれの各ポジションで停止する。
図2の(イ)に示すように、袋受取位置1aは袋ストックヤード7に近接しており、袋受取位置1aで停止したクランプ装置9へ袋供給機構によって袋Aが受け渡される。
袋ストックヤード7には必要袋数の袋Aが積み重ねてあり、袋ストックヤード7の上方には袋取り上げ吸盤10が揺動及び昇降可能に設置されている。袋取り上げ吸盤10が袋ストックヤード7の袋Aを1袋吸着して袋受取位置1aのクランプ装置9へ受け渡す。このクランプ装置9で把持された袋Aの投入口は、図2の(ロ)に示すように、対向して互いに接離可能に配置された袋開口吸盤11によって六角形に開口される。袋Aを受け取ったクランプ装置9は主充填位置1bへ回転(移動)する。
主充填位置1bには前記の主充填装置2が設置される。主充填装置2は、主充填機12及び袋昇降装置13を備える。
主充填装置2の主充填機12は、図3に示すように、原料ホッパー14と、原料ホッパー14から下方へ延びる大型投入筒15と、大型投入筒15の内部に回転可能に配置された大型オーガスクリュー16と、大型オーガスクリュー16を駆動する主充填用パルスモーター17を有する。
原料ホッパー14には原料投入管18が連結され、この原料投入管18を流れる空気流に乗って、図示しない原料貯蔵タンクから粉ミルクBが原料ホッパー14内に送られる。また、原料ホッパー14には粉ミルクBの貯蔵量を検出するレベルセンサー19が設けられ、原料ホッパー14内には常時一定量の粉ミルクBが貯蔵されるようになっている。
大型投入筒15は139.8mm〜165mmの均一な内径を有し、大型オーガスクリュー16が回転すると、原料ホッパー14内の粉ミルクBが大型投入筒15を通して流れ落ち、その下端の粉粒体排出口21から排出されるようになっている。粉粒体排出口21は主充填位置1bに停止したクランプ装置9が把持する袋Aの開口部よりやや上方に位置しているが、昇降操作ハンドル22を手動で操作することにより、大型投入筒15を少し昇降させて粉粒体排出口21の高さを調節できるようになっている。
また、大型投入筒15の下端部には脱気フィルター20が装着され、大型投入筒15を通る粉ミルクBは脱気フィルター20の箇所を通過して排出される。脱気フィルター20は、大型オーガスクリュー16の下端部を囲む筒状フィルターを備え、大型オーガスクリュー16を停止するとき、前記筒状フィルターの内周内を所定の負圧以上にして、筒状フィルターの内周内に嵩密度が高くなった粉ミルクBの層を形成して、粉ミルクBが余計に排出されてしまうのを停止させるものである。
大型オーガスクリュー16は、制御装置6によって回転速度及び回転量が制御され、1回の充填動作により最終充填重量(25.03kg)の約95%である規定重量の粉ミルクBを送り出す。
また、大型オーガスクリュー16は2段階で規定重量の粉ミルクBを送り出す。本実施例では、大型オーガスクリュー16を駆動する主充填用パルスモーター17の回転速度と回転パルス数が、予め、1段目では850rpm,17000plsにそれぞれ設定され、2段目では350rpm,3500plsにそれぞれ設定される。即ち、大型オーガスクリュー16は充填前半に高速回転して効率良く大量の粉ミルクBを排出し、充填後半に低速回転して少量の粉ミルクBを送り出すことにより、高い精度で規定重量の充填を行うようになっている。そして、粉ミルクBを充填する所要時間が短縮され、作業効率が向上する。
袋昇降装置13は、主充填位置1bに停止したクランプ装置9が把持する袋Aを昇降させる装置であって、図4に示すように、架台23と、一端が架台23の上部に固定されたチェーン24と、滑車を介してチェーン24の他端に取り付けられた昇降アーム25と、架台23に取り付けられてチェーン24の巻き上げ・巻き降ろしを行う昇降駆動モーター26と、昇降駆動モーター26を挟んで昇降アーム25の逆側に設けた昇降ホイール27と、昇降アーム25の上方において架台23に取り付けられたチェーンホイール28と、袋Aの上限位置を検出する位置センサ29とを備える。
チェーン24は、昇降ホイール27の下面に係合して、昇降駆動モーター26で駆動されるスプロケットに噛み合い、さらにチェーンホイール28に案内されて昇降アーム25に達している。また、昇降ホイール27には、袋Aに充填される粉ミルクBの重量と吊合うよう錘30を取り付けてある。
昇降アーム25は、主充填位置1bに進んで停止したクランプ装置9と係合し、主充填機12による充填が終了するとクランプ装置9との係合を解放する。
昇降駆動モーター26は、昇降アーム25とクランプ装置9が係合すると作動してチェーン24を巻き上げ、チェーン24の他端に取り付けられた昇降アーム25を上昇させる。そして、図4の(イ)に示すように、昇降アーム25と係合したクランプ装置9で把持した袋Aが上限位置に達し、位置センサ29が袋Aを検出すると、昇降駆動モーター26が停止する。この結果、主充填機12の粉粒体排出口21が袋A内へ差し込まれる。また、位置センサ29の検出信号は制御装置6に送られる。
粉ミルクBが落下することによる粉ミルクBの舞い上がりを防ぐために、粉粒体排出口21と袋Aの底との距離は、昇降駆動モーター26を駆動してクランプ装置9を持ち上げることにより、粉ミルクBの投入の邪魔にならない範囲で可能な限り小さくなるよう設置されている。これにより、舞い上がった粉ミルクBが落着することによって充填計測値が変動することも抑制できる。
制御装置6は、位置センサ29の検出信号を受けると主充填機12の主充填用パルスモーター17を作動させる。主充填用パルスモーター17が作動して大型オーガスクリュー16が回転を始め、粉粒体排出口21からの粉ミルクBの投入が始まると、昇降駆動モーター26が逆転してチェーン24が粉ミルクBの投入量に応答して巻き降ろされ、昇降アーム25とクランプ装置9及びクランプ装置9が把持した袋Aが下降する。
昇降駆動モーター26が逆転する速度、即ち、袋Aの下降速度は、制御装置6により、粉粒体排出口21と袋A内の粉ミルクB上面との距離が一定に維持されるように、大型オーガスクリュー16の回転速度に比例して制御される。
なお、粉粒体排出口21と袋A内の粉ミルクB上面との距離は、粉粒体排出口21の高さを昇降操作ハンドル22で調節することにより、一定に保つべき前記の距離を随時調整できる。
大型オーガスクリュー16が規定重量の粉ミルクBを投入して停止し、図4の(ロ)に示すように、昇降アーム25及びクランプ装置9が元の高さに戻ると、昇降アーム25とクランプ装置9との係合状態が解放される。そして、クランプ装置9は袋Aを保持したまま重量測定位置1cへ進む。
重量測定位置1cには主計量装置3が設置されている。主計量装置3は、3個の均等に配置されたロードセルより成り、重量測定位置1cに停止したクランプ装置9が把持する粉ミルクBが充填されたた袋Aの重量(グロス)を、3個のロードセルが検出する重量の平均値をもって測定している。主計量装置3の測定値は制御装置6に向けて出力され、制御装置6に設けた表示パネルに表示される。
制御装置6は、主計量装置3から入力された測定値と予め設定されている規定重量(25.03kg)を比較し、設定以上の差があるとき、主充填用パルスモーター17の設定を変更して大型オーガスクリュー16の回転量を制御し、大型オーガスクリュー16の投入量が設定した前記の規定重量に近付くよう調整する。大型オーガスクリュー16の投入量によって、大型オーガスクリュー16の回転速度も調整する。
主計量装置3による測定の後、クランプ装置9は袋Aと共に補正充填位置1dに進む。
補正充填位置1dには前記の補正充填装置4及び充填重量計測装置5が設置されている(図1)。
補正充填装置4は、主充填機12を小型にしたものであり構造的に同じである。このため、図3において、補正充填装置4の説明として必要となる対応部分には符号にダッシュを付けて表示している。
補正充填装置4と主充填機12の違いは、主充填機12では大型投入筒15の内径が139.8mm〜165mmであるのに対して、補正充填装置4では内径63.5mm程度の小型投入筒15’であって、その内部に大型オーガスクリュー16より小径の小型オーガスクリュー16’が設置されており、小型オーガスクリュー16’を補正充填用パルスモーター17’で駆動することである(図3)。補正充填用パルスモーター17’の回転速度は30rpmの低速に設定される。また、小型投入筒15’及び小型オーガスクリュー16’を大型投入筒15及び大型オーガスクリュー16より小径としたことにより、補正充填装置4の充填能力は主充填機12の約15パーセントとなっている。
この補正充填装置4は、小型投入筒15’の下端部が補正充填位置1dで停止した袋Aの開口部の直上に位置するよう設置されている。
クランプ装置9で把持した袋Aが補正充填装置4の下方で停止すると、補正充填用パルスモーター17’が作動して小型オーガスクリュー16’が回転し、袋A内へ最終充填重量の約5%の粉ミルクBを投入し、袋A内の粉ミルクBの重量を最終充填重量とする。
充填重量計測装置5は、ロードセルより成り、補正充填装置4による粉ミルクBの投入が終了した後、粉ミルクBが入った袋Aの重量を測定する。充填重量計測装置5の測定値は制御装置6の表示パネルに表示される。また、表示パネルには押釦スイッチが設けられ、充填重量計測装置5の測定値を確認して、押釦スイッチを1回押す度に、補正充填装置4による投入量を±5.0g補正できるようになっている。
補正充填装置4による充填と充填重量計測装置5による測定が終了すると、クランプ装置9は第1袋成型位置1eへ進んで停止し、次いで第2袋成型位置1fへ進んで停止する。
第1袋成型位置1e及び第2袋成型位置1fにはそれぞれバイブレーター等の製品脱気装置が設置され、後続する袋封緘装置8での封緘作業に支障が無いよう、粉ミルクBが充填された袋Aが脱気され、安定した形状に成型される。
第1袋成型位置1e及び第2袋成型位置1fを経由したクランプ装置9はクランプからの離脱位置1gに進んで停止する。クランプからの離脱位置1gには袋Aを袋封緘装置8へ移送する移送装置が連絡され、クランプからの離脱位置1gで停止したクランプ装置9から移送装置へ袋Aが受け渡される。移送装置へ袋Aを渡したクランプ装置9は何らの作業も行わない空位置1hを経由して袋受取位置1aに戻る。
移送装置に受け渡された粉ミルクBが充填されている袋Aは袋封緘装置8へ運ばれて封緘される。袋封緘装置8の直後には最終重量計が設置されており、最終重量計による測定値が25kg(粉ミルクの内容量として表示される重量)未満のもの、及び、前記の規定値25.03kg(+−20g)の範囲を超えるものは、袋封緘装置8の直後に不良品として払出装置にて排出される。不良品となった袋A内の粉ミルクBは原料タンクに戻される。
なお、包装容器に充填される粉ミルクBの重量によって、主充填装置2の充填量、補正充填装置4による充填量、許容される超過重量等は適宜変更される。
また、主充填装置2及び補正充填装置4において、原料ホッパー、原料ホッパーに粉粒体を供給する機構、投入筒の下端部等の構造は上記実施例のものに限定されない。
なお、粉粒体は粉ミルクBに限らず、穀粒や樹脂成型材料のペレット、穀粉、無機材の粉、あるいは粉状、粒状、顆粒状の薬剤なども包含するものである。
A 袋(包装容器)
B 粉ミルク(粉粒体)
1 搬送装置
2 主充填装置
3 主計量装置
4 補正充填装置
5 充填重量計測装置
6 制御装置
7 袋ストックヤード
8 袋封緘装置
9 クランプ装置
10 袋取り上げ吸盤
11 袋開口吸盤
12 主充填機
13 袋昇降装置
14 原料ホッパー
15 大型投入筒
15’小型投入筒
16 大型オーガスクリュー
16’小型オーガスクリュー
17 主充填用パルスモーター
17’補正充填用パルスモーター
18 原料投入管
19 レベルセンサー
20 脱気フィルター
21 粉粒体排出口
22 昇降操作ハンドル
23 架台
24 チェーン
25 昇降アーム
26 昇降駆動モーター
27 昇降ホイール
28 チェーンホイール
29 位置センサ
30 錘

Claims (3)

  1. 包装容器を間歇的に搬送する搬送装置と、この搬送装置の搬送軌道上に設置された1つの主充填装置、主計量装置、及び1つの補正充填装置と、制御装置とを備え、前記主充填装置は、前記搬送装置で搬送される包装容器内に、最終充填重量に満たない規定重量の粉粒体を投入する大型オーガスクリューを有し、前記主計量装置は、前記主充填装置により包装容器内に充填された粉粒体の重量を測定して測定値を前記制御装置に出力し、前記補正充填装置は、前記主充填装置及び主計量装置を経由した包装容器内へ最終充填重量に達するまで粉粒体を投入する小型オーガスクリューを有し、前記制御装置は、前記主計量装置から入力された測定値と前記規定重量との誤差に基づき、前記大型オーガスクリューによる投入量を前記規定重量に近付くよう調整するものであることを特徴とする粉粒体充填装置。
  2. 前記制御装置は、前記大型オーガスクリューの回転量及び回転速度を制御し、前記大型オーガスクリューの回転量を増減することにより投入量を調整し、前記主充填装置による充填前半では前記大型オーガスクリューを高速回転させると共に、充填後半では低速回転させるものであることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体充填装置。
  3. 前記主充填装置は、包装容器を支持して上下動する容器昇降装置を備え、容器昇降装置は、前記主充填装置による充填開始前に上昇して包装容器を主充填装置の粉粒体排出口に接近させると共に、前記主充填装置による充填開始後に下降するものであり、前記容器昇降装置の下降速度は、前記主充填装置の粉粒体排出口と前記包装容器内の粉粒体上面との距離が一定に維持されるよう、前記大型オーガスクリューの回転速度に比例して制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉粒体充填装置。
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