JP2000255790A - ロータリーフィーダー - Google Patents

ロータリーフィーダー

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JP2000255790A JP11060188A JP6018899A JP2000255790A JP 2000255790 A JP2000255790 A JP 2000255790A JP 11060188 A JP11060188 A JP 11060188A JP 6018899 A JP6018899 A JP 6018899A JP 2000255790 A JP2000255790 A JP 2000255790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体の定量供給性に優れ、かつロータへの
粉粒体の噛みこみ防止を向上させた抽気装置を有するロ
ータリーフィーダーを提供する。 【解決手段】 ロータリーフィーダー1の流入口5と上方
に設置されるホッパーとの間を抽気管10で接続した抽気
装置11を有するロータリーフィーダー1である。そし
て、ロータ3の羽根4の先端4aの厚みを、粉粒体の粒径の
半分以下に薄く尖らせる。また、ロータリーフィーダー
1の流入口5内に臨ませた抽気装置11の内筒の排出口13b
を挟んで左右一対の仕切り板14を、ロータ軸8に対し直
角方向に向けて流入口5の内壁に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧ホッパー等か
ら低圧側へ粉粒体を排出する場合、あるいは高圧の空気
輸送ラインへ大気圧側の粉粒体を供給する場合等に用い
るロータリーフィーダーにおいて、粉粒体の定量供給が
可能で、かつロータへの粉粒体の噛みこみを防止できる
抽気装置を有するロータリーフィーダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば粉粒体の空気輸送におい
て、ホッパー等から粉粒体を定量落下させるための装置
として、ロータリーフィーダーが使用されている。この
ロータリーフィーダーは、複数枚の回転羽根を放射状に
配設したロータが円筒型ケーシング内で回転する際、ホ
ッパー等から落下する粉粒体を隣設する羽根間にためて
回転し、下側の排出口から落とすように構成されてい
る。
【0003】前記ロータリーフィーダーを圧送式空気輸送装
置の混入機として使用する場合には、輸送管内の圧力を
遮断して粉粒体の重力で落下させるため、羽根とケーシ
ングとの隙間は円滑な回転を確保しつつ、できるだけ小
さく設けられる。また、加圧ホッパー等から低圧側へ粉
粒体を排出する場合も、前記と同様に羽根とケーシング
との隙間は円滑な回転を確保しつつ、できるだけ小さく
設ける必要がある。そのため、いずれの場合も、ロータ
リーフィーダーを挟んで高圧側から低圧側への漏洩空気
の発生を完全に防止することはできない。
【0004】前記漏洩空気の影響を軽減して、粉粒体を円滑
にロータへ落下させるための装置として、特公昭48-914
4号公報には、流入口側に抽気装置を設けたロータリー
フィーダーが開示されている。
【0005】また、顆粒状粉末、薬の錠剤、樹脂ペレット等
の粉粒体の供給において、噛みこみを防止するため、ロ
ータリーフィーダー容積効率を減らし、粉粒体の過充填
を避ける供給装置として、実公昭53-40868号公報の第1
図には、供給口に漏斗を挿入したロータリーフィーダー
が開示されている。
【0006】更に、定量供給性と噛みこみ防止効果を高める
ため、前記特公昭48-9144号公報に開示されている抽気
装置の変形として、図5に示すような抽気管24を設けた
外筒22と漏斗23を組み合せた抽気装置21が多く使用され
ている。
【0007】ところが、特公昭48-9144号公報に記載された
ホッパー型の外筒により形成した抽気室に、粉粒体を流
下させるための小径の内筒を組込み、抽気室の上部に抽
気管を設けた抽気装置や、前記図3に示す抽気装置21を
有する従来のロータリーフィーダーでは、一部の漏洩空
気が粉粒体の落下口、すなわち内筒または漏斗の排出口
23bを横切って通過するため、粉粒体の落下量は運転圧
力の変化によって変動する。
【0008】また、このようなロータリーフィーダーでは、
粉粒体の落下量が変動するため、ロータへの過充填が発
生しやすくなる。特に、ロータリーフィーダー上部の圧
力が下部より高い場合には、少量の高圧空気が上部ホッ
パーまたはシュート管から粉粒体の落下口である漏斗の
下部開口を通過するので、粉粒体の落下量が無差圧のと
きに比べ急激に増える。その結果、ロータリーフィーダ
ーの定量性が害されるのみならず、過充填により噛みこ
み防止の効果がなくなる。
【0009】一方、従来のロータリーフィーダーでは、粉粒
体がロータの隣設羽根間に形成されるロータポケットに
落下充填する際に、粉粒体が羽根の先端に載って運ば
れ、羽根がケーシングの開口周縁交差する直前に落ち
て、噛みこみを起こすことがある。
【0010】更に、粉粒体がロータポケットへ充填される
際、堆積した粉粒体の静止状態での表面は、内筒の排出
口からロータ端面に向けて一定角度で傾斜しているが、
ロータリーフィーダーを運転すると、ロータの振動によ
り、傾斜した粉粒体の表面は、次第に水平面に変化す
る。そのため、粉粒体を充填したロータポケットが回転
して排出口に至るまでの間に、ロータポケットは粉粒体
で充満する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
ロータリーフィーダーの流入口と、その上方に設置され
るホッパーとの間を抽気管で接続した抽気装置を有する
ロータリーフィーダーは、ロータリーフィーダーの上下
において圧力差がある場合には、定量供給を確保するこ
とが困難であり、またロータポケットへの過充填が避け
られなかった。
【0012】本発明は、前記従来の抽気装置に見られる欠点
を除き、定量供給性に優れ、かつロータへの粉粒体の噛
みこみを確実に防止し得る抽気装置を有するロータリー
フィーダーを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロータリーフ
ィーダーの流入口と上方に設置されるホッパーとの間を
抽気管で接続した抽気装置を有するロータリーフィーダ
ーである。そして、ロータの羽根の先端の厚みを、粉粒
体の粒径の半分以下に薄く尖らせたことを特徴とする。
【0014】また、ロータリーフィーダーの流入口内に臨ま
せた抽気装置の内筒の排出口を挟んで左右一対の仕切り
板を、ロータの回転軸に対し直角方向に向けて流入口の
内壁に支持したことを特徴とする。
【0015】更に、ロータの羽根の先端の厚みを、粉粒体の
粒径の半分以下に薄く尖らせると共に、ロータリーフィ
ーダーの流入口内に臨ませた抽気装置の内筒の排出口を
挟んで左右一対の仕切り板を、ロータの回転軸に対し直
角方向に向けて流入口の内壁に支持したことを特徴とす
る。
【0016】なお、ロータリーフィーダーの上に設ける抽気
装置は、ロータリーフィーダーの流入口と上方に設置さ
れるホッパーとの間を抽気管で接続した構成のものであ
れば、抽気装置を構成する外筒及び粉粒体を通すための
内筒の形状は問わない。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、図4に示すように、本発明の
実施により、流入口5内に臨ませた抽気装置の内筒の排
出口13bを挟んで左右一対の仕切り板14を設け、かつロ
ータ3の各羽根4の先端4aの厚みを、粉粒体の粒径の半分
以下に薄く尖らせたロータリーフィーダーに、抽気装置
11を載設し、その上にホッパー7を取り付け、抽気装置1
1の外筒9とホッパー7の上部との間を抽気管10で接続
し、ロータリーフィーダー1の排出口6を圧送式の空気輸
送ライン17に接合した装置により、ロータリーフィーダ
ーの作用を説明する。
【0018】ホッパー7内の粉粒体は、ホッパーの排出口か
ら抽気装置11の上段漏斗12と下段漏斗13からなる内筒内
を経て排出口13bよりロータリーフィーダー1へ落下す
る。落下した粉粒体は、ロータ3の隣設する羽根4の間に
形成されたロータポケット3aに詰められて排出口6から
空気輸送ライン17へ定量切り出しされる。
【0019】そして、ロータリーフィーダー1において、空
気輸送ライン17側から漏洩する高圧空気の一部は、抽気
装置11の外筒9と上段漏斗12と下段漏斗13からなる内筒
との間に形成した抽気室11aに入り、抽気管10を経てホ
ッパー7内に排出される。したがって、上段漏斗の流入
口12aを通して流れてくるか、または上昇していく漏洩
空気は、下段漏斗の排出口13bを通らず、上段漏斗の排
出口12bと下段漏斗の流入口13bとの間の隙間16を経て出
入りするので、ロータへの粉粒体の充填は、漏洩空気の
影響を受けない。そのため、ロータリーフィーダーの定
量性が高くなる。
【0020】上記のごとく、ロータリーフィーダー1の運転
中、抽気装置11及びホッパー7の各部の空気圧は、均等
に保たれるので、高圧側からの漏洩空気が、ロータリー
フィーダー1の流入口5に接合した抽気装置11に侵入して
も、下段漏斗13の排出口13bから内筒内を上昇して、粉
粒体の落下を妨げることはない。このように、ロータリ
ーフィーダーへの粉粒体の落下は、漏洩空気の影響を受
けないので、定量供給性の優れた装置が得られる。
【0021】上記は、ロータリーフィーダーの上側が低圧系
で下側が高圧系の場合であるが、逆にロータリーフィー
ダーの上側が高圧系で下側が低圧系の装置においても、
上記と同じ作用・効果がある。すなわち、この場合も、
ホッパーから粉粒体と一緒に下降する高圧空気は、下段
漏斗の排出口13bを通さず、上段漏斗12と下段漏斗13と
の間に設けた隙間16から抽気室11aに流れ、抽気管10を
経てホッパー7から流れてくる空気と共に、ロータリー
フィーダーへ流れていく。したがって、粉粒体は、高圧
空気の影響を受けることなく、ロータリーフィーダーへ
落下する。
【0022】そして、ロータの各羽根4の先端4aの厚さを、
移送対象の粉粒体の粒径の半分以下の厚さとして尖らせ
ることにより、粉粒体の噛みこみを防止できる。なお、
先端厚さを粉粒体粒径の半分以下としたのは、粉粒体粒
径の半分を超えた厚さでは粉粒体が先端に乗ったまま運
ばれることがあり、噛みこみを完全に防止できないため
である。
【0023】また、流入口5内に臨ませた抽気装置の内筒の
排出口13bを挟んで左右一対の仕切り板14a、14bを、ロ
ータの回転軸8に対し直角方向に向けて流入口5の内壁に
支持して設けることにより、ロータポケット3aに粉粒体
が過充填されるのを防止できる。すなわち、図2に示す
ように、排出口13bの左右側に近接して一対の仕切り板1
4a、14bを設ける。この仕切り板14a、14bの下端縁は、
ロータ3の回転により羽根4の先端4aが描く円弧に沿って
円弧状に設ける。したがって、排出口13bに対向したロ
ータポケット3aに粉粒体20が供給・充填されると、仕切
り板14a、14bに邪魔されて、仕切り板14a、14bとロータ
の側板3b、3cの間の粉粒体の傾斜表面の上には空所19が
形成する。この空所19が形成されるため、その粉粒体20
を充填したロータポケット3aが回転して排出口6に至る
までの間に、粉粒体が過充填される現象は起きない。
【0024】更に、ロータの羽根4の先端4aを尖らせ、かつ
前記仕切り板14a、14bを設けた場合には、両者の相乗効
果により、定量供給性が確保され、粉粒体の噛みこみが
防止され、より優れた粉粒体の供給ができる。
【0025】
【実施例】実施例1 抽気管10を取り付けた外筒9内に、上段漏斗12と下段漏
斗13とを、上段漏斗12の流出口12bと下段漏斗13の流入
口13aの両者間に排気用の隙間16を形成して組合せた2段
漏斗を内筒とした抽気装置11を設けたロータリーフィー
ダー1を図1に示す。
【0026】このロータリーフィーダー1には、ロータ3の羽
根4の先端4aを、移送する粉粒体の粒径の半分以下の厚
さに尖らせると共に、流入口5内に臨ませた抽気装置11
の内筒の下部漏斗の排出口13bを挟んで左右一対の仕切
り板14を、ロータの回転軸8に対し直角方向に向けて流
入口5の内壁に支持して設けた場合を示した。上記は、
羽根4の先端4aを尖らせること及び仕切り板14を設ける
ことの両方を備えた場合であるが、そのいずれか一方の
みを設けることができる。すなわち、羽根4の先端4aを
尖らせた場合には、粉粒体の噛みこみ防止の効果が向上
して、粉粒体の安定した定量供給ができる。また、仕切
り板14を設けた場合には、ロータポケットへの粉粒体の
過充填が防止され、優れた噛みこみ防止効果が確保され
る。
【0027】実施例2 抽気管10を有する外筒9に、1つの漏斗15を組み合わせて
なる抽気装置11を設けたロータリーフィーダー1を図3に
示す。このロータリーフィーダー1には、前記実施例1と
同じように、ロータ3の羽根4の先端4aを、供給する粉粒
体の粒径の半分以下の厚さに尖らせると共に、流入口5
内に臨ませた抽気装置11の内筒の排出口15aを挟んで左
右一対の仕切り板14を、ロータの回転軸8に対し直角方
向に向けて流入口5の内壁に支持して設けた場合を示し
た。
【0028】この場合も、実施例1と同様に、羽根4の先端4a
を尖らせることと、仕切り板14を設けることの、いずれ
か一方のみを設けることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、ホッパーから抽気装
置の内筒を経て落下する粉粒体は、ロータリーフィーダ
ーの上側または下側の高圧系からの漏洩空気の影響を受
けることなく落下できるので、ロータリーフィーダーに
よる粉粒体の定量供給が確保できる。また、粉粒体の噛
みこみ防止をより確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2段漏斗からなる内筒を有する抽気装置を備えた
ロータリーフィーダーに、本発明を実施した場合の装置
の縦断面図である。
【図2】本発明の実施により、抽気装置の内筒の排出口
を挟んで左右一対の仕切り板をロータリーフィーダーの
流入口に設けた場合のロータポケットに供給される粉粒
体の表面の断面形状を示す説明図である。
【図3】1つの漏斗からなる内筒を有する抽気装置を備え
たロータリーフィーダーに、本発明を実施した場合の装
置の縦断面図である。
【図4】図1の抽気装置を備えたロータリーフィーダーを
圧送式空気輸送における粉粒体供給装置に用いた場合の
装置の縦断面図である。
【図5】従来の抽気装置を備えたロータリーフィーダー
の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロータリーフィーダー 2 ケーシング 3 ロータ 3a ロータポケット 3b、3c 側板 4 羽根 4a 先端 5 流入口 6 排出口 7 ホッパー 8 回転軸 9 外筒 10 抽気管 11 抽気装置 11a 抽気室 12 上段漏斗 12a 流入口 12b 排出口 13 下段漏斗 13a 流入口 13b 排出口 14、14a、14b 仕切り板 15 漏斗 15a 排出口 16 隙間 17 空気輸送ライン 18 供給口 19 空所 20 粉粒体
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月8日(1999.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、このようなロータリーフィーダーでは、
粉粒体の落下量が変動するため、ロータへの過充填が発
生しやすくなる。特に、ロータリーフィーダー上部の圧
力が下部より高い場合には、少量の高圧空気が上部ホッ
パーまたはシュート管から粉粒体の落下口である漏斗の
下部開口を通過するので、粉粒体の落下量が無差圧のと
きに比べ急激に増える。その結果、ロータリーフィーダ
ーの定量供給性が害されるのみならず、過充填により噛
みこみ防止の効果がなくなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】そして、ロータリーフィーダー1において、空
気輸送ライン17側から漏洩する高圧空気の一部は、抽気
装置11の外筒9と上段漏斗12と下段漏斗13からなる内筒
との間に形成した抽気室11aに入り、抽気管10を経てホ
ッパー7内に排出される。したがって、上段漏斗の流入
口12aを通して流れてくるか、または上昇していく漏洩
空気は、下段漏斗の排出口13bを通らず、上段漏斗の排
出口12bと下段漏斗の流入口13bとの間の隙間16を経て出
入りするので、ロータへの粉粒体の充填は、漏洩空気の
影響を受けない。そのため、ロータリーフィーダーの定
供給性が高くなる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月8日(2000.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】ところが、特公昭48-9144号公報に記載された
ホッパ型の外筒により形成した抽気室に、粉粒体を流下
させるための小径の内筒を組込み、抽気室の上部に抽気
管を設けた抽気装置や、前記図5に示す抽気装置21を有
する従来のロータリーフィーダーでは、一部の漏洩空気
が粉粒体の落下口、すなわち内筒または漏斗の排出口23
bを横切って通過するため、粉粒体の落下量は運転圧力
の変化によって変動する。一方、従来の過充填防止は漏
斗からの粉粒体落下量を制限することによって実現され
る。したがって、供給量の変更は、開口の大きさ(面積)
を変え、粉粒体の落下能力を変化させることによって行
う必要がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】更に、粉粒体がロータポケットへ充填される
際、堆積した粉粒体の静止状態での表面は、内筒の排出
口からロータ端面に向けて一定角度で傾斜しているが、
ロータリーフィーダーを運転すると、ロータの振動によ
り、傾斜した粉粒体の表面は、次第に水平面に変化す
る。従来のロータリーフィーダーでは漏斗の排出口とロ
ータとの間に隙間があるため、粉粒体を充填したロータ
ポケットが回転して排出口に至るまでの間に、ロータポ
ケットは粉粒体で充満する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】更に、ロータの羽根4の先端4aを尖らせ、かつ
前記仕切り板14a、14bを設けた場合には、両者の相乗効
果により、粉粒体の噛みこみが防止され、より優れた粉
粒体の供給ができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーフィーダーの流入口と上方に
    設置されるホッパーとの間を抽気管で接続した抽気装置
    を有するロータリーフィーダーにおいて、ロータの羽根
    の先端の厚みを、粉粒体の粒径の半分以下に薄く尖らせ
    たことを特徴とするロータリーフィーダー。
  2. 【請求項2】 ロータリーフィーダーの流入口と上方に
    設置されるホッパーとの間を抽気管で接続した抽気装置
    を有するロータリーフィーダーにおいて、ロータリーフ
    ィーダーの流入口内に臨ませた抽気装置の内筒の排出口
    を挟んで左右一対の仕切り板を、ロータの回転軸に対し
    直角方向に向けて流入口の内壁に支持したことを特徴と
    するロータリーフィーダー。
  3. 【請求項3】 ロータリーフィーダーの流入口と上方に
    設置されるホッパーとの間を抽気管で接続した抽気装置
    を有するロータリーフィーダーにおいて、ロータの羽根
    の先端の厚みを、粉粒体の粒径の半分以下に薄く尖らせ
    ると共に、ロータリーフィーダーの流入口内に臨ませた
    抽気装置の内筒の排出口を挟んで左右一対の仕切り板
    を、ロータの回転軸に対し直角方向に向けて流入口の内
    壁に支持したことを特徴とするロータリーフィーダー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076766A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Nippon Alum Co Ltd 高シールロータリーバルブ
JP2006219270A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kondo Unyu-Kiko Co Ltd 気体輸送装置における粉粒体投入装置
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JP2009029563A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Ube Machinery Corporation Ltd ロータリフィーダ
CN109534017A (zh) * 2018-12-28 2019-03-29 中核四0四有限公司 一种可视型水泥下料钢性给料机

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