JP2000212355A - スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

スチレン系樹脂組成物

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JP2000212355A
JP2000212355A JP11017041A JP1704199A JP2000212355A JP 2000212355 A JP2000212355 A JP 2000212355A JP 11017041 A JP11017041 A JP 11017041A JP 1704199 A JP1704199 A JP 1704199A JP 2000212355 A JP2000212355 A JP 2000212355A
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JP
Japan
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styrene
resin composition
parts
resin
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JP11017041A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Izuhara
勉 出原
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡成形時のガス抜けが少なく、高発泡倍率
で、発泡セルが均一であり、外観が良好であり低線膨張
係数であるスチレン系樹脂発泡体を提供すること。 【解決手段】 アセトン可溶分の重量平均分子量が5万
〜100万で、Mz/Mwが1.5〜50であり、アセ
トン可溶分量が50〜80重量%であるスチレン系樹脂
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出発泡用スチレ
ン系樹脂組成物に関し、特に発泡成形時に発泡剤から発
生するガスが樹脂表面から抜けることが少なく、同量の
発泡剤を使用したスチレン系樹脂あるいは該組成物に対
して発泡倍率が高く、発泡成形品内部の発泡セルの大き
さが均一であり、発泡成形品の外観が良好であり、発泡
成形時の成形温度、スクリュー回転数、発泡剤量が同一
のスチレン系樹脂あるいは該組成物に対して押出機の負
荷が小さいスチレン系樹脂組成物を用いた押出発泡成形
体に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は加工性が良いことから
自動車、家庭電機製品、OA機器、雑貨、家具、包装材
等、様々な用途に使われている。その多くは射出成形、
押出し成形、発泡押出し成形、シート成形、カレンダー
成形等により加工される。また、シート成形等により板
(シート)状になったものを真空成形や圧空成形等によ
り賦型したり、押出し成形や発泡押出し成形等の成形品
に印刷されたフィルムを張り付けて加飾する事も行われ
ている。
【0003】一般に押出発泡成形では樹脂の発泡倍率を
高めるために同量の発泡剤を使用する場合には樹脂の分
子量を高くする事が材料設計として行われている。これ
は高分子の絡み合いが増えることによって溶融粘度が高
くなり、発泡倍率が上がると考えられている。しかし、
分子量を上げることは成形温度、スクリュー回転数、押
出機のモーターの電流値が同じ場合に分子量が低いもの
に比べて樹脂の吐出量が減少する。これは分子量を高く
することにより同じ成形温度での溶融粘度が上昇し、流
動性が下がったことが原因である。溶融粘度の高い樹脂
を押出しや成形する時は装置に大きな負荷をかけること
になる。例えば分子量が低い樹脂と同じ温度で押出しや
成形をする場合、分子量が低い樹脂と比較して同じ吐出
量を得るためにはスクリューを回すためのモーターによ
り多くの負荷をかける事になり、モーターの電流値が高
くなる。
【0004】こうした問題を解決するために、特公昭5
6−15427号公報、特公昭62−54818号公
報、特開平2−248449号公報などに示されている
ある種の滑剤や可塑剤が用いられる。しかしながら、滑
剤、可塑剤は添加すると押出発泡成形時に発泡剤から発
生するガスが樹脂表面から抜ける量が多くなり、発泡倍
率が上がらない、表面外観が悪化する欠点がある。さら
に、発泡セルの大きさも不均一になる。
【0005】また、発泡倍率を上げるために、発泡剤の
添加量を増やすことが行われるが、発泡成形時に発泡剤
から発生するガスが樹脂表面から抜ける量が多い場合
は、ガスが抜ける量が増えるだけで発泡倍率が上がらな
い。さらに、表面外観の悪化が起こる。加えて、発泡セ
ルの大きさも不均一になる。一方、発泡成形品の線膨張
係数を下げるために、スチレン系樹脂に充填剤を添加す
ることが行われる。しかし、充填剤の添加は押出発泡成
形時に発泡剤から発生するガスが樹脂表面から抜ける量
が多くなり、発泡倍率が上がらない。また、発泡セルの
大きさも不均一になり、表面外観の悪化も起こる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、押出発泡用
スチレン系樹脂組成物に関し、押出発泡成形時の押出機
の負荷が少なく、滑剤、可塑剤、充填剤を添加しても発
泡押出成形時に発泡剤から発生するガスが樹脂表面から
抜けることが少ないため発泡倍率が容易に上げられ、発
泡セルの大きさが均一で、外観が良好で、線膨張係数が
低い押出発泡用スチレン系樹脂組成物および押出発泡成
形体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、スチレン系樹脂
組成物のアセトン可溶分の分子量と分子量分布が前記課
題を解決する因子であることを見いだし、本発明をなす
に至った。すなわち、本発明は、スチレン系樹脂100
重量部に重量平均分子量が100万以上の熱可塑性樹脂
を添加した組成物のアセトン可溶分のスチレン換算した
重量平均分子量が5万〜100万で、Mz/Mwが1.
5〜50であり、アセトン可溶分量が50〜80重量%
であることを特徴とするスチレン系樹脂組成物に関する
ものである。
【0008】本発明におけるスチレン系樹脂とは、ゴム
状重合体の存在下または非存在下で1種類もしくは2種
類以上のビニル単量体を重合して得た重合体、ゴム状重
合体の存在下で1種類もしくは2種類以上のビニル単量
体を重合して得た重合体に1種類もしくは2種類以上の
ビニル単量体を重合して得た重合体をメルトブレンドし
て得た重合体である。好ましくはポリスチレン(GPP
S,HIPS)、AS樹脂、ABS樹脂である。さらに
好ましくはAS樹脂、ABS樹脂である。
【0009】本発明のゴム状重合体とは、天然ゴム、ポ
リブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ブ
タジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体などの共役ジエン系ゴム、エチレン−プ
ロピレンゴム、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルな
どのアクリル系ゴムなどであるが、好ましくは共役ジエ
ン系ゴムのポリブタジエンとブタジエン−スチレン共重
合体およびブタジエン−アクリロニトリル共重合体であ
る。また、これらは2種以上組み合わせて用いることが
できる。
【0010】ゴム状重合体の製造方法は特に限定されな
いが、好ましくは乳化重合と乳化重合後に肥大化させる
製造方法である。本発明のビニル単量体とは、スチレ
ン、主鎖または側鎖置換スチレンなどの芳香族ビニル化
合物、アクリロニトリル、メタアクリロニトリルなどの
シアン化ビニル化合物、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステルや
同様な置換体のメタクリル酸エステル、さらに、アクリ
ル酸、メタクリル酸などのアクリル酸類やN−フェニル
ナレイミド、N−メチルマレイミドなどのマレイミド系
単量体、グリシジルメタクリレートなどのグリシジル基
含有単量体なども使用可能である。またこれらは併用が
可能である。これら単量体のうち好ましくは芳香族ビニ
ル化合物、シアン化ビニル化合物である。
【0011】本発明における重量平均分子量が100万
以上のスチレン系樹脂以外の熱可塑性樹脂とはスチレン
系重合体以外で、例えば、ポリアミド、ポリエステル、
ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレン
スルフィド、液晶ポリマー、フッ素樹脂、スチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、ポリフェニレン
エーテル、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系
エラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオ
レフィン系エラストマー、PMMAである。なお、スチ
レン系樹脂との相溶性の劣るスチレン系以外の熱可塑性
樹脂を用いる場合は適宜いわゆる相溶化剤を用いる。相
溶化剤としては従来公知のものが用いられる。
【0012】本発明におけるスチレン系重合体とは、ス
チレン、主鎖または側鎖置換スチレンなどの芳香族ビニ
ル化合物とこれらと共重合可能なアクリロニトリル、メ
タアクリロニトリルなどのシアン化ビニル化合物、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルな
どのアクリル酸エステルや同様な置換体のメタクリル酸
エステル、さらに、アクリル酸、メタクリル酸などのア
クリル酸類やN−フェニルナレイミド、N−メチルマレ
イミドなどのマレイミド系単量体、グリシジルメタクリ
レートなどのグリシジル基含有単量体を重合して得られ
る重合体である。
【0013】本発明におけるアクリル系重合体とは、ア
クリル酸アルキル、メタクリル酸アルキルの単独重合
体、もしくは共重合可能なビニル単量体との共重合体で
ある。好ましくはメタクリル酸メチルとアクリル酸アル
キルの共重合体である。その添加量はスチレン系樹脂1
00重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは
0.3〜5重量部、より好ましくは0.5〜3重量部で
ある。0.1重量部以下では添加による改良の効果が現
れず、10重量部以上では流動性が低下する。
【0014】本発明におけるアセトン可溶分のスチレン
換算した重量平均分子量、Mz/Mwはスチレン系樹脂
組成物をアセトンを溶媒としてアセトン可溶分を分離
後、乾燥し、これをテトラヒドロフランに溶解し、ゲル
パーミッションクロマトグラフィー(GPC)によりポ
リスチレン換算として求めた。アセトン可溶分の重量平
均分子量は5万〜100万、好ましくは7万〜70万、
より好ましくは10万〜50万である。重量平均分子量
が5万未満では成形時のドローダウンが発生し成形性
が、発泡成形時に破泡がおこり表面外観が悪化する。1
00万以上では流動性が低下し、発泡倍率も上がらな
い。またアセトン可溶分のMz/Mwは1.5〜50、
好ましくは1.8〜30、より好ましくは2〜10であ
る。Mz/Mwが1.5以下では発泡性の改良効果が表
れない。50以上では流動性が低下する。
【0015】本発明におけるアセトン可溶分量はスチレ
ン系樹脂組成物A(g)をアセトンを溶媒としてアセト
ン可溶分を分離後、乾燥させたアセトン不溶分の重量B
(g)から式1により求めた。アセトン可溶分量は50
〜80重量%、好ましくは55〜75重量%、より好ま
しくは60〜70重量%である。50重量%以下では発
泡倍率が上がらず、表面外観が悪化し、80重量%以上
では成形品の強度が低下する。
【0016】
【数1】
【0017】本発明で用いられる充填剤としては、金属
酸化物、金属水酸化物、金属炭酸塩、金属硫酸塩、金属
珪酸塩、炭素、セルロースを主体とする有機物から選ば
れる1種以上である。金属酸化物としては、シリカ、ア
ルミナ、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウ
ム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アンチモン、酸化スズ、珪
藻土等が挙げられる。水酸化物としては、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等が挙
げられる。金属炭酸塩としては、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、ハイドロタル
サイト等が挙げられる。金属硫酸塩としては、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム等が挙げられる。
【0018】金属珪酸塩としては、珪酸カルシウム(ウ
ォラストナイト、ゾノトライト)、タルク、マイカ、ク
レー、モンモリロナイト、ベントナイト、活性白土、セ
ピオライト、イモゴライト、セリサリト、ガラス繊維、
ガラスビーズ、シリカ系バルン、ガラスフレーク等が挙
げられる。炭素としては、カーボンブラック、グラファ
イト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉末等が挙げられ
る。セルロースを主体とした有機物としては、木粉、パ
ルプ、もみがら粉、クルミ粉、ペーパースラッジ等が挙
げられる。好ましくは炭酸カルシウム、タルク、マイ
カ、ガラス繊維、木粉から選ばれる1種以上である。添
加量はスチレン系樹脂100重量部に対して1〜60重
量部、好ましくは3〜50重量部、さらに好ましくは5
〜40重量部である。1重量部以下では線膨張係数を低
下させる添加効果が得られない。また、60重量部以上
では発泡性が悪化する。
【0019】本発明で用いられる滑剤としては、脂肪酸
金属塩、ワックスが1種類、もしくは2種類以上で使用
可能である。好ましくは脂肪酸金属塩とワックスの併用
が好ましい。さらに好ましくは、金属がNa、Mg、C
a、Zn、Alのいずれかである脂肪酸塩、ポリエチレ
ンワックス、酸化型ポリエチレンワックスの併用であ
る。
【0020】本発明で用いられるポリエチレンワックス
は、低分子量ポリエチレンを90重量%以上含むワック
スを指す。具体的には平均数分子量が1000〜100
00、140℃における粘度が100〜30000cp
s、軟化点が90〜120℃であるポリエチレンを90
重量%以上含むワックスである。また酸化型ポリエチレ
ンワックスは低分子量ポリエチレンを酸化剤等により部
分的に酸化させたものである。具体的には平均数分子量
が1000〜7000、140℃における粘度が100
〜30000cps、軟化点が90〜140℃である酸
化型ポリエチレンである。
【0021】本発明に用いることのできるポリテトラフ
ルオロエチレン系重合体としては、テトラフルオロエチ
レン単独重合体のほか、フッ化ビニリデン、ヘキサフル
オロプロピレンなどを共重合したものが挙げられ、好ま
しくはテトラフルオロエチレン単独重合体である。ポリ
テトラフルオロエチレンの数平均分子量(ASTMD1
457−56Tで測定)は、50万以上であり、好まし
くは50万〜1億であり、さらに好ましくは100万〜
2000万である。数平均分子量が50万未満では、成
形品表面外観および材料強度が劣る。なお、数平均分子
量が1億を超えると、成形性が劣る場合がある。上記ポ
リテトラフルオロエチレン系重合体の使用量は、スチレ
ン系樹脂100重量部に対し、好ましくは0.01〜1
0重量部、さらに好ましくは0.1〜5重量部である。
0.01重量部以下では添加による成形性改良の効果が
得られず、10重量部以上では成形性、成形品外観、耐
衝撃性が低下する。
【0022】本発明で用いられる難燃剤としては、いわ
ゆる一般の難燃剤であり、リン系化合物やハロゲン系有
機化合物の他、メラミン等の窒素含有有機化合物、水酸
化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の無機化合物、
酸化アンチモン、酸化ビスマス。また、酸化鉄、酸化亜
鉛、酸化スズなどの金属酸化物、カーボンファイバー、
グラスファイバー、などの繊維、膨張黒鉛、シリカ、シ
リカ系ガラス溶融物などが用いられるが、好ましくはリ
ン系化合物、またはハロゲン系有機化合物および、ハロ
ゲン系有機化合物と酸化アンチモンの併用が好ましい。
【0023】リン系化合物としては、例えば、トリメチ
ルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリプロピ
ルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリペンチ
ルホスフェート、トリヘキシルホスフェート、トリシク
ロヘキシルホスフェート、トリフェニルホスフェート、
トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェー
ト、ジメチルエチルホスフェート、メチルジブチルホス
フェート、エチルジプロピルホスフェート、ヒドロキシ
フェニルジフェニルホスフェートなどのリン酸エステル
やこれらを各種置換基で変性した化合物、または赤リ
ン、ホスフィン、次亜リン酸、亜リン酸、メタリン酸、
ピロリン酸、無水リン酸などの無機系リン化合物、また
は一般式
【0024】
【化1】
【0025】で表される縮合タイプのリン酸エステル化
合物があげられる。これらのリン系化合物は、単独ある
いは2種以上組み合わせて用いることができる。リン系
化合物の含有量は必要な難燃性のレベルに応じて決めら
れるが、本発明のスチレン系樹脂100重量部に対し
て、0.1〜30重量部であることが好ましい。
【0026】0.1重量部未満では必要な難燃効果が十
分でない。30重量部を超えると樹脂の機械的強度が不
十分である。また、発泡倍率が上がりにくくなる。より
好ましくは0.5〜20重量部の範囲であり、特に好ま
しい範囲として、リン含有量として0.5〜15重量部
の範囲にある場合であり、特にリン酸エステル化合物の
場合は、5〜20重量部の範囲である。
【0027】ハロゲン系有機化合物としては、例えば、
ヘキサクロロペンタジエン、ヘキサブロモジフェニル、
オクタブロモジフェニルオキシド、トリブロモフェノキ
シメタン、デカブロモジフェニル、デカブロモジフェニ
ルオキシド、オクタブロモジフェニルオキシド、テトラ
ブロモビスフェノールA、テトラブロモフタルイミド、
ヒキサブロモブテン、トリクロロテトラブロモフェニル
−トリフォスフェート、ヘキサブロモシクロドデカンが
あるが好ましくは、下記一般式(2)および(5)の構
造を有するハロゲン系有機化合物が好ましい。
【0028】
【化2】
【0029】
【化3】
【0030】ハロゲン系有機化合物の含有量は必要な難
燃性のレベルに応じて決められるが、スチレン系樹脂1
00重量部に対して、0.1〜30重量部であることが
好ましい。0.1重量部未満では必要な難燃効果が十分
でなく。30重量部を超えると樹脂の機械的強度を低下
させる。より好ましくは0.5〜20重量部の範囲であ
り、特に好ましい範囲としては1〜15重量部である。
【0031】さらに、本発明の樹脂組成物は、他の重合
体を適宜ブレンドすることができる。例えば、ポリカー
ボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリスル
ホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポ
リエーテルスルホン、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、PMMA、ポリエステルエ
ラストマー、ポリカプロラクトン、芳香族ポリエステル
エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ASグラフ
トポリエチレン、ASグラフトポリプロピレン等があげ
られる。
【0032】本発明における樹脂組成物の製造方法につ
いては、特に限定されず、通常の方法、例えば、押出混
練によるメルトブレンド等により製造することができ
る。本発明の樹脂組成物には、樹脂の改質を行う目的
で、必要に応じて通常の添加剤、すなわち、難燃剤、滑
剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、
酸化チタン、表面改質剤、分散剤、可塑剤、安定剤、抗
菌剤、抗カビ剤、発泡剤、木粉などを添加することがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に実施例を挙げて本発明の方法
を詳細に説明する。なお下記の実施例および比較例は、
本発明をさらに具体的に説明するためのものであり、以
下の例に限定されるものではない。尚、実施例中の評
価、各種測定は以下の方法で行った。また、組成および
配合は、特に記述がない限り重量単位を示す。
【0034】押出発泡成形はフリージア・マクロス株式
会社製NV型40m/mSGノンベント式押出機で発泡
剤に永和化成工業(株)製FE512をABS樹脂組成
物100重量部に対して0.7重量部使用して、凹部の
ある成形体で評価を行った。発泡性は比重を測定し、発
泡倍率により1.9倍以上を◎、1.8〜1.6を○、
1.5倍以下を×とした。
【0035】線膨張係数は熱膨張測定装置(パーキンエ
ルマー社製TMA−7)で−20〜80℃間で5℃/
分、荷重10mNで測定し、6.3×10-5以上を×、
6.2×10-5以下を◎とした。押出性は一定の回転数
で発泡成形押出をした時に押出機の電流値がABS樹脂
(A−1)よりも低い場合は◎、同じ場合は○、高い場
合は×とした。
【0036】成形性は発泡押出成形により得られた平板
成形品の厚みとダイス口の厚みの比を指標とし、2倍以
上を◎、1.9倍〜1.6倍を○、1.5倍以下を×と
した。外観は発泡押出成形により得られた成形品の表面
外観を目視により荒れている場合は×、荒れていない場
合は◎と判定した。
【0037】実施例および比較例に用いたスチレン系樹
脂、スチレン系樹脂組成物は下記のとおりである。アセ
トン可溶分の重量平均分子量が10万、Mz/Mwが
1.4であり、アセトン可溶分量が76重量%であるA
BS樹脂(A−1)。PMMA樹脂(三菱レーヨン株式
会社製メタブレンP531)をABS樹脂100重量部
に対して1重量部含有するアセトン可溶分の重量平均分
子量が20万、Mz/Mwが2であり、アセトン可溶分
量が76重量%であるABS樹脂組成物100重量部に
タルク(関東ベントナイト鉱業(株)製タルクSP・G
B)20重量部を添加したABS樹脂組成物(A−
2)。PMMA樹脂(三菱レーヨン株式会社製メタブレ
ンP531)をABS樹脂100重量部に対して1重量
部含有するアセトン可溶分の重量平均分子量が20万、
Mz/Mwが2であり、アセトン可溶分量が76重量%
であるABS樹脂組成物100重量部にタルク(関東ベ
ントナイト鉱業(株)製タルクSP・GB)20重量
部、ポリエチレンワックス(三洋化成工業(株)製サン
ワックス165−P) 3重量部、酸化型ポリエチレン
ワックス(三洋化成工業(株)製 サンワックスE−2
50P) 1重量部、ステアリン酸カルシウム(和光純
薬(株)製) 1重量部を添加したABS樹脂組成物
(A−3)。PMMA樹脂(三菱レーヨン株式会社製メ
タブレンP531)をABS樹脂100重量部に対して
1重量部含有するアセトン可溶分の重量平均分子量が2
0万、Mz/Mwが2であり、アセトン可溶分量が76
重量%であるABS樹脂組成物100重量部にタルク
(関東ベントナイト鉱業(株)製タルクSP・GB)2
0重量部、ポリエチレンワックス(三洋化成工業(株)
製 サンワックス165−P) 3重量部、酸化型ポリ
エチレンワックス(三洋化成工業(株)製 サンワック
スE−250P) 1重量部、ステアリン酸カルシウム
(和光純薬(株)製) 1重量部、ポリテトラフルオロ
エチレン(ダイキン工業(株)製ポリフロンF−201
L)0.1重量部を添加したABS樹脂組成物(A−
4)。
【0038】表1に示すように本発明で規定する条件を
満たさないスチレン系樹脂組成物は低発泡倍率、高線膨
張係数、表面外観が悪い。しかしながら、スチレン系樹
脂に重量平均分子量が100万以上の熱可塑性樹脂を
0.1〜10重量部添加した組成物のアセトン可溶分の
スチレン換算した重量平均分子量が5万〜100万で、
Mz/Mwが1.5〜50であり、アセトン可溶分量が
50〜80重量%であるスチレン系樹脂組成物は、本発
明の効果が現れることがわかる。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
押出発泡成形時の押出機の負荷が少なく、滑剤、可塑
剤、充填剤を添加しても発泡押出成形時に発泡剤から発
生するガスが樹脂表面から抜けることが少ないため発泡
倍率が容易に上げられ、発泡セルの大きさが均一で、外
観が良好で、線膨張係数が低いスチレン系樹脂組成物を
得ることができる。特に凹部がある発泡成形品を得るの
に適したスチレン系樹脂組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 51/04 C08L 51/04 55/02 55/02 //(C08L 25/04 101:00) (C08L 25/04 101:00 23:06) (C08L 25/04 101:00 23:06 27:18) (C08L 25/04 33:06) Fターム(参考) 4F074 AA02 AA06 AA07 AA17 AA32 AA33 AA38 AA39 AA90 AA97 AC01 AC17 AC22 AC23 AC26 AC30 AC31 AC32 AC34 AD02 AD16 AG01 AG10 AG11 BA01 CA22 DA02 DA03 DA33 DA35 DA47 4J002 AB013 AH003 BB032 BB034 BB035 BB122 BB125 BB152 BB182 BB254 BC041 BC042 BC061 BC071 BD122 BD125 BD144 BD154 BF022 BG042 BG052 BG062 BG065 BN031 BN035 BN061 BN065 BN101 BN121 BN141 BN151 CF002 CF065 CF075 CF102 CF105 CF172 CF175 CF182 CF185 CG002 CG005 CH072 CH095 CL002 CL005 CN012 CN032 CN035 CP005 CP124 CQ014 DA016 DA026 DA036 DA058 DE076 DE086 DE096 DE106 DE136 DE146 DE236 DE246 DE286 DG046 DG056 DH028 DJ006 DJ016 DJ036 DL006 EB028 EB048 EB098 EB128 EG027 EG037 EG047 EJ058 EU018 EU198 EW048 EW058 FA046 FA086 FA106 FD013 FD016 FD020 FD030 FD050 FD070 FD090 FD100 FD130 FD134 FD138 FD170 FD174 FD177 FD180 FD320

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系樹脂100重量部に重量平均
    分子量が100万以上のスチレン系重合体以外の熱可塑
    性樹脂を0.1〜10重量部添加した組成物のアセトン
    可溶分のスチレン換算した重量平均分子量が5万〜10
    0万で、Mz/Mwが1.5〜50であり、アセトン可
    溶分量が50〜80重量%であることを特徴とするスチ
    レン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 重量平均分子量が100万以上の熱可塑
    性樹脂がアクリル系重合体である事を特徴とする請求項
    1記載のスチレン系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 該組成物が充填剤をスチレン系樹脂10
    0重量部に対して1〜60重量部含有する事を特徴とす
    る請求項1、2記載のスチレン系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 該組成物が滑剤をスチレン系樹脂100
    重量部に対して0.1〜20重量部含有する事を特徴と
    する請求項1〜3記載のスチレン系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 滑剤がポリエチレンワックス、酸化ポリ
    エチレンワックス、脂肪酸金属塩であり、スチレン系樹
    脂100重量部に対して、各々0.1〜20重量部含有
    することを特徴とする請求項4記載のスチレン系樹脂組
    成物。
  6. 【請求項6】 該組成物がポリテトラフルオロエチレン
    系樹脂をスチレン系樹脂100重量部に対して0.01
    〜10重量部含有する事を特徴とする請求項1〜5記載
    のスチレン系樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 該組成物が難燃剤をスチレン系樹脂10
    0重量部に対して1〜50重量部含有する事を特徴とす
    る請求項1〜6記載のスチレン系樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7記載のスチレン系樹脂組成
    物から得られる押出発泡成形体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7記載のスチレン系樹脂組成
    物から得られる成形品に凹部がある押出発泡成形体。
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