JP2000160850A - ガレージのある家 - Google Patents

ガレージのある家

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JP2000160850A
JP2000160850A JP10339367A JP33936798A JP2000160850A JP 2000160850 A JP2000160850 A JP 2000160850A JP 10339367 A JP10339367 A JP 10339367A JP 33936798 A JP33936798 A JP 33936798A JP 2000160850 A JP2000160850 A JP 2000160850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garage
entrance
house
parking lot
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP10339367A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Akehi
勝利 明比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場を建物内に取り込んで居住スペースと
一体化することによって、従来の駐車場ほ閉塞的なイメ
ージを払拭し、人と車との共生感を高めたガレージのあ
る家を提供すること。 【解決手段】 ガレージ1を建物階下に配置したガレー
ジのある家Aにおいて、ガレージ1を玄関2と隣接して
配置し、玄関2の後端をガレージ1の後端と同位置まで
延長し、両者の間をガラス壁4およびガラス戸5で仕切
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガレージのある家に
関し、特に、駐車場を建物階下に配置した住宅におい
て、駐車場を建物内に取り込んで居住スペースと一体化
することによって、従来の駐車場の閉塞的なイメージを
払拭し、人と車との共生感を高めたガレージのある家に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、敷地の制約などの理由によって、
住宅の建物階下に駐車場を配置した住宅が多く見られる
ようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た住宅においては、駐車場がコンクリートなどの壁面に
よって居住空間から隔絶され、それ自体が独立した一つ
の空間となっているため、建物全体に一体感が形成され
ずまとまりのないものとなってしまい、住宅の景観を損
ねていた。加えて、駐車場の閉塞的な暗い雰囲気が、建
物全体の雰囲気まで暗くしていた。また、車が好きな人
にとっては、あたかも車と一緒に生活しているような雰
囲気の中で生活したいものだし、このような人と車との
共生感のある住宅が望まれていた。この発明は、上記問
題点に着目してなされたものであって、その目的とする
ところは、駐車場を建物内に取り込んで居住スペースと
一体化することによって、従来の駐車場の閉塞的なイメ
ージを払拭し、人と車との共生感を高めたガレージのあ
る家を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1記載のガレージのある家では、
駐車場を建物階下に配置した住宅において、前記駐車場
を玄関と隣接して配置し、前記玄関の後端を駐車場の後
端と同位置まで延長し、両者の間をガラスの壁面で仕切
るとともに、この壁面に連絡口を設けた。請求項2記載
の発明では、請求項1記載のガレージのある家におい
て、前記駐車場の床面を敷地よりも高く形成して両者に
段差を設け、前記駐車場入口に木製のシャッターを設け
た。請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載のガレージのある家において、前記駐車場の奥に連
続して空間を配置し、この空間を部屋として使用するこ
ととした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態にかか
るガレージのある家の一階平面図、図2は実施の形態に
かかるガレージのある家の二階平面図、図3は実施の形
態にかかるガレージの斜視図、図4は実施の形態にかか
るガレージのある家の東側立面図、図5は実施の形態に
かかるガレージのある家の西側立面図、図6は実施の形
態にかかるガレージのある家の南側立面図、図7は実施
の形態にかかるガレージのある家の北側立面図である。
本実施の形態にかかるガレージのある家Aは、南側に道
路が通過する敷地の北寄りに建てられた二階建ての建物
と、この建物と道路とを結ぶアプローチ(図示せず)
と、敷地の南東側に配置された庭(図示せず)とから構
成されている。
【0006】建物一階の西側には、ガレージ1が配置さ
れ、このガレージ1に隣接して建物南側には玄関2が配
置されている。前記ガレージ1は、南北方向に車両一台
を駐車可能なスペースを有していて、その出入口には木
製のシャッター1aが設けられている。また、このガレ
ージ1の奥(北側)には、板敷の間3がガレージ1と連
続して配置されている。前記ガレージ1の車両出入口
は、前方の敷地よりも高く形成されていて、両者には段
差が設けられている。前記ガレージ1の西側壁面および
前記板敷の間3の北側壁面にはガラス窓1b,3aがそ
れぞれ配置され、ガレージ1の採光が確保されている。
前記玄関2は両開きの玄関ドア2aを備えていて、玄関
土間2bは、前記ガレージ1と板敷の間3との間まで後
方に延びている。この玄関2とガレージ1との間は、ガ
ラス壁4およびガラス戸5で仕切られており、玄関2か
らガレージ1の様子を見ることができるとともに、お互
いにアクセス可能となっている。なお、前記玄関2と後
述するリビングルーム7との間には、ガラス戸2cが設
けられていて、玄関2とリビングルーム7とが直接アク
セス可能となっている。
【0007】前記玄関2を建物東側に進むと、手前側か
ら順に浴室11、洗面所12、およびトイレ13が配置
され、このトイレ13の奥にはキッチン6が配置されて
いる。なお、キッチン6の東側壁面には勝手口6aが設
けられ、キッチン6における住宅の出入りの利便性が確
保されている。前記キッチン6の南側には、キッチン6
と連続してリビングルーム7が配置されている。また、
リビングルーム7と隣接して建物東側には六畳間の和室
8が配置されている。前記リビングルーム7には階段9
が配置され、この階段9から南側壁面までの上方部分に
は吹抜け10が設けられている。そして、リビングルー
ム7の南側壁面には、一階の床面から二階の天井まで達
するガラス窓7aが設けられている。
【0008】前記階段9から二階へ上がると、ホール1
4が配置されている。このホール14は建物東側に配置
された納戸20および夫婦の寝室15と、建物西側に互
いに隣接して配置された子供部屋16,17に連絡して
いる。前記夫婦の寝室15の東側、および子供部屋1
6,17の南側には、それぞれルーフバルコニー15
a,18が設けられている。なお、建物の北西の角には
トイレ19が配置されている。
【0009】以上説明してきたように、本実施の形態の
ガレージのある家Aにおいては、ガレージ1を駐車場2
と隣接して配置し、両者の間をガラス壁4およびガラス
戸5で仕切った構成としたため、ガレージ1に開放感が
形成されるとともに、ガレージ1と駐車場2とに一体感
が形成され、人と車との共生感が形成される。また、ガ
レージ1の車両出入口を前方の敷地よりも高く形成して
両者に段差を設けるとともに、この車両出入口に木製の
シャッター1aを設けたため、シャッター1aを閉じる
と駐車場の外観と建物の外観とに一体感が形成されて調
和のとれた住宅外観が形成される。また、ガレージ1の
奥に、このガレージ1と連続して板敷の間3を配置した
ため、車好きの人に好適な、車と一緒に生活できる居住
スペースが形成される。また、ガレージ3に人の行き来
が増えるため、ガレージ1の雰囲気も明るくなる。
【0010】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更な
どがあっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態
においては二階建ての建物について説明したが、建物の
階数は任意に設定することができる。また、ガレージ
は、車両一台分の駐車スペースを有しているとしたが、
ガレージの広さは任意である。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載のガレージのある家にあっては、駐車場を建物階
下に配置した住宅において、前記駐車場を玄関と隣接し
て配置し、前記玄関の後端を駐車場の後端と同位置まで
延長し、両者の間をガラスの壁面で仕切るとともに、こ
の壁面に連絡口を設けたため、駐車場が明るく開放的な
空間となるとともに、駐車場と玄関とに一体感が形成さ
れて人と車との共生感が高められる。また、居住スペー
スからのアクセス性、および防犯性の高い駐車場が形成
される。請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載
のガレージのある家において、前記駐車場の床面を敷地
よりも高く形成して両者に段差を設け、前記駐車場入口
に木製シャッターを設けたため、駐車場外観が建物と調
和して両者に一体感が形成される。よって、駐車場が住
宅の景観を損ねることがなく、住宅の外観品質向上を図
ることができる。請求項3記載の発明にあっては、請求
項1または請求項2記載のガレージのある家において、
前記駐車場の奥に連続して空間を配置し、この空間を部
屋として使用することとしたため、車好きの人に好適
な、車と一緒に生活できる居住スペースが形成される。
また、駐車場と連続した空間を居住スペースとすること
によって、駐車場の雰囲気が明るくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるガレージのある家
の一階平面図である。
【図2】実施の形態にかかるガレージのある家の二階平
面図である。
【図3】実施の形態にかかるガレージの斜視図である。
【図4】実施の形態にかかるガレージのある家の東側立
面図である。
【図5】実施の形態にかかるガレージのある家の西側立
面図である。
【図6】実施の形態にかかるガレージのある家の南側立
面図である。
【図7】実施の形態にかかるガレージのある家の北側立
面図である。
【符号の説明】
A ガレージのある家 1 ガレージ 1a シャッター 1b ガラス窓 2 玄関 2a 玄関ドア 2b 玄関土間 2c ガラス戸 3 板敷の間 3a ガラス窓 4 ガラス壁 5 ガラス戸 6 キッチン 6a 勝手口 7 リビングルーム 7a ガラス窓 8 和室 9 階段 10 吹抜け 11 浴室 12 洗面所 13 トイレ 14 ホール 15 夫婦の寝室 15a ルーフバルコニー 16 子供部屋 17 子供部屋 18 ルーフバルコニー 19 トイレ 20 納戸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場を建物階下に配置した住宅におい
    て、 前記駐車場を玄関と隣接して配置し、 前記玄関の後端を駐車場の後端と同位置まで延長し、 両者の間をガラスの壁面で仕切るとともに、この壁面に
    連絡口を設けたことを特徴とするガレージのある家。
  2. 【請求項2】 前記駐車場の床面を敷地よりも高く形成
    して両者に段差を設け、 前記駐車場入口に木製のシャッターを設けたことを特徴
    とする請求項1記載のガレージのある家。
  3. 【請求項3】 前記駐車場の奥に連続して空間を配置
    し、 この空間を部屋として使用することを特徴とする請求項
    1または2記載のガレージのある家。
JP10339367A 1998-11-30 1998-11-30 ガレージのある家 Pending JP2000160850A (ja)

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Effective date: 20051020