JP2000336954A - 大屋根のある住宅 - Google Patents
大屋根のある住宅Info
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- JP2000336954A JP2000336954A JP11148014A JP14801499A JP2000336954A JP 2000336954 A JP2000336954 A JP 2000336954A JP 11148014 A JP11148014 A JP 11148014A JP 14801499 A JP14801499 A JP 14801499A JP 2000336954 A JP2000336954 A JP 2000336954A
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Abstract
るく開放的な雰囲気を形成した大屋根のある住宅を提供
すること。 【解決手段】 大屋根3bの中央部分に開口4を開設
し、この開口4に面してクローゼットの北側外壁にガラ
ス窓22aを設けた。
Description
関し、特に、大屋根の雰囲気を壊すことなく建物内部に
開放的な雰囲気を形成した大屋根のある住宅に関する。
状として、切妻屋根の棟を建物の中央から一方に寄せて
屋根の片側に建物の一階部分までふきおろした大屋根を
設けた住宅が散見される。このような構成とすること
で、建物にボリューム感が形成されて建物にどっしりと
した重厚なイメージを持たせることができ、住宅の外観
意匠を向上させることができるもので、多くの住宅に採
用されている。
有する住宅においては、建物の外観は特徴的な美しいも
のとなるが、建物内部の屋根側が閉塞された状態である
ため、建物内部が暗くなりがちであり、開放感に欠ける
住宅となってしまうという問題があった。本発明は上述
の問題点に着目してなされたものであって、その目的と
するところは、大屋根をくり貫いて開口を設け、この開
口に面した外壁と反対側の外壁とにガラス窓を設けると
ともに、これら両外壁に挟まれた部屋の壁面に開口部を
それぞれ設け、建物内から建物の両側の景観を眺望可能
に構成することによって、大屋根の雰囲気を壊すことな
く建物内部に明るく開放的な雰囲気を形成した大屋根の
ある住宅を提供することにある。
め、請求項1記載の大屋根のある住宅では、切妻屋根の
棟を建物の中央から一方に寄せ、屋根の片側にふきおろ
しの大屋根を設けた住宅において、前記大屋根の中央部
分をくり貫いて開口を形成し、この開口に面した建物外
壁と、この外壁と対向する建物外壁とにガラス窓を設け
るとともに、これら両外壁に挟まれた建物内の間仕切り
に開口部を設けることにより、建物内から両ガラス窓を
介して建物の両側の景観を眺望可能に構成したことを特
徴とする。請求項2記載の発明では、請求項1記載の大
屋根のある住宅において、前記開口の下にバルコニーを
配置したことを特徴とする。請求項3記載の発明では、
請求項1または2記載の大屋根のある住宅において、前
記開口の下の床面を開口し、建物一階に中庭を配置した
ことを特徴とする。
に基づいて説明する。 (実施の形態1)まず、実施の形態1について説明す
る。本実施の形態は請求項1記載の発明に対応するもの
である。図1は本発明の実施の形態1の住宅を示す一階
平面図、図2は実施の形態1の住宅を示す二階平面図、
図3は実施の形態1の住宅を示す北東側斜視図、図4は
実施の形態1の住宅を示す南東側斜視図である。図に示
すように、本実施の形態の住宅Aは、南側と北側にそれ
ぞれ道路が面した敷地に建てられた総二階建ての建物
と、この建物の東側に設けられた駐車場1とを有してい
る。前記駐車場1は、北側の道路に面して車両の出入口
が開口しており、その中央には、駐車場1を南北に画設
するゲート1aが立設されている。また、駐車場1の南
には、南側の道路に出入りするための裏口2が設けられ
ている。
型の屋根3に覆われている。そして、東西方向に延びる
屋根3の棟3aは、建物の南北方向中央から南側に大き
くずれた位置に設けられていて、この棟3aを介して建
物の北側には、建物の一階天井部分までふきおろされた
大屋根3bが設けられ、一方、建物の南側には、大屋根
3bの半分程度の面積を有する小屋根3cが設けられて
いる。また、前記大屋根3bの中央部分には開口4が設
けられていて、この開口4に面した建物二階の外壁に
は、ガラス窓22aが設けられている。
チ6が配置され、このポーチ6と北側の道路との間には
アプローチ7が設けられている。前記玄関5から連続し
て建物の南側部分には、リビング・ダイニングルーム8
が配置されている。このリビング・ダイニングルーム8
の北側には、キッチン9、ホール10、および和室11
が配置されていて、ホール10は、階段12、書斎1
3、およびトイレ14へ連絡している。前記建物の南に
はサンデッキ15a,15bが西と東にそれぞれ配置さ
れていて、前記リビング・ダイニングルーム8から出入
り可能となっている。
ホール16が配置され、このホール16は、クローゼッ
ト17、洗面所18、浴室19、夫婦の寝室20、およ
びバルコニー21へ連絡している。そして、夫婦の寝室
20は、夫婦の寝室20の北に配置されたクローゼット
22とトイレ23へ連絡可能となっている。前記クロー
ゼット22の北側外壁には、上述したガラス窓22aが
設けられている。また、夫婦の寝室20のクローゼット
22側とバルコニー21側の壁面には、ガラス窓20
a,20bがそれぞれ設けられている。
Aにあっては、大屋根3bの中央部分に開口4を開設
し、この開口4に面してクローゼット22の北側外壁に
ガラス窓22aを設けたため、クローゼット22から北
側の景観を眺望することができる。さらに、夫婦の寝室
20のクローゼット22側とバルコニー21側の壁面に
ガラス窓20a,20bをそれぞれ設けたため、夫婦の
寝室20やバルコニー21から南北両方の景観を眺望す
ることができ、建物の二階が明るく開放的な空間となっ
ている。
説明する。本実施の形態は請求項2記載の発明に対応す
るものである。図5は実施の形態2の住宅を示す一階平
面図、図6は実施の形態2の住宅を示す二階平面図であ
る。本実施の形態の住宅Bは、図3,4に示した実施の
形態1の住宅Aと同一形状の屋根3を有する総二階建て
の建物であり、大屋根3bの中央部分には開口4が設け
られている。住宅Bの二階部分は、中央に家族の共用空
間である洗面所24と浴室25とを挟んで建物の東側に
夫婦の寝室26、西側に子供部屋27がそれぞれ配置さ
れた構成となっている。これら夫婦の寝室26と子供部
屋27には、それぞれの部屋と建物一階とを連絡する階
段29,30が設けられていて、親子間の独立性に配慮
した構成となっている。前記洗面所24の北には、大屋
根3bの開口4に面してバルコニー28が配置されてい
て、洗面所24からガラス戸24aを介して連絡可能と
なっている。また、洗面所24と浴室25とはガラス戸
24bで仕切られ、浴室25の南側外壁にはガラス窓2
5aが設けられている。
3bの開口4に面してバルコニー28を配置したため、
バルコニー28に出て開放的な雰囲気を楽しみながら北
側の景観を眺望することができる。さらに、バルコニー
28に面して洗面所24を配置したため、洗面所24で
洗濯した洗濯物をすぐバルコニー28で干すことができ
便利である。また、浴室25から南北の景観を眺望する
ことができる。なお、図7に示すように、バルコニーを
小さく形成して洗面所および浴室を北側にずらして配置
し、浴室の南に書斎31を設けた構成とすれば、日当た
りと眺めの良い書斎を形成することができる。
説明する。本実施の形態は請求項3記載の発明に対応す
るものである。図8は実施の形態3の住宅を示す一階平
面図、図9は実施の形態3の住宅を示す二階平面図であ
る。本実施の形態の住宅Cも上述した実施の形態2と同
様、図3,4に示した住宅Aと同一形状の屋根3を有す
る総二階建ての建物であり、大屋根3bの中央部分には
開口4が設けられている。本実施の形態の住宅Cの二階
部分は、実施の形態2と同様に中央に家族の共用空間で
ある浴室32,洗面所33、および書斎38を挟んで建
物の西側に夫婦の寝室34、東側に子供部屋35がそれ
ぞれ配置された構成であるが、大屋根3bの開口4の下
にさらに開口部37が形成され、この開口部37の下方
(建物一階)に中庭36が配置されている。
3bの開口4に面して建物二階に開口部37を形成し、
建物一階に中庭36を配置した構成としたため、建物一
階部分に明るく開放的な空間が形成されることで建物全
体の雰囲気を明るくすることができる。なお、図10に
示すように、書斎38を南側に配置して書斎38の採光
を確保する構成としても良いし、図11に示すように、
書斎に代えてバルコニー39を設け、このバルコニー3
9を洗濯物を干したりするユーティリティースペースと
して使用しても良い。
の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施
の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。例
えば、建物内の部屋の配置、形状、および大きさ等につ
いては任意に設定することができる。
1記載の大屋根のある住宅にあっては、切妻屋根の棟を
建物の中央から一方に寄せ、屋根の片側にふきおろしの
大屋根を設けた住宅において、前記大屋根の中央部分を
くり貫いて開口を形成し、この開口に面した建物外壁
と、この外壁と対向する建物外壁とにガラス窓を設ける
とともに、これら両外壁に挟まれた建物内の間仕切りに
開口部を設けることにより、建物内から両ガラス窓を介
して建物の両側の景観を眺望可能に構成したため、大屋
根の雰囲気を損なうことなく、建物内部に明るく開放的
な雰囲気を形成することができる。請求項2記載の発明
にあっては、請求項1記載の大屋根のある住宅におい
て、前記開口の下にバルコニーを配置したため、建物の
両側の景観を眺望できる開放的なバルコニーが形成さ
れ、建物の雰囲気がより一層開放的になる。請求項3記
載の発明にあっては、請求項1または2記載の大屋根の
ある住宅において、前記開口の下の床面を開口し、建物
一階に中庭を配置したため、建物一階部分に明るく開放
的な空間が形成されることで建物全体の雰囲気を明るく
することができる。
である。
る。
る。
である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 切妻屋根の棟を建物の中央から一方に寄
せ、屋根の片側にふきおろしの大屋根を設けた住宅にお
いて、 前記大屋根の中央部分をくり貫いて開口を形成し、 この開口に面した建物外壁と、この外壁と対向する建物
外壁とにガラス窓を設けるとともに、これら両外壁に挟
まれた建物内の間仕切りに開口部を設けることにより、
建物内から両ガラス窓を介して建物の両側の景観を眺望
可能に構成したことを特徴とする大屋根のある住宅。 - 【請求項2】 前記開口の下にバルコニーを配置したこ
とを特徴とする請求項1記載の大屋根のある住宅。 - 【請求項3】 前記開口の下の床面を開口し、建物一階
に中庭を配置したことを特徴とする請求項1または2記
載の大屋根のある住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11148014A JP2000336954A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 大屋根のある住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11148014A JP2000336954A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 大屋根のある住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000336954A true JP2000336954A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15443187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11148014A Pending JP2000336954A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 大屋根のある住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000336954A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198102A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Yasuki Sonobe | 洗濯物一時乾燥室 |
JP2008202227A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2013019100A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 庭構造 |
JP2016160710A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 旭化成建材株式会社 | 屋根構造及び家屋 |
JP2019218856A (ja) * | 2019-08-28 | 2019-12-26 | 旭化成建材株式会社 | 屋根構造及び家屋 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148014A patent/JP2000336954A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198102A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Yasuki Sonobe | 洗濯物一時乾燥室 |
JP2008202227A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2013019100A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 庭構造 |
JP2016160710A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 旭化成建材株式会社 | 屋根構造及び家屋 |
JP2019218856A (ja) * | 2019-08-28 | 2019-12-26 | 旭化成建材株式会社 | 屋根構造及び家屋 |
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Legal Events
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