JP2000230331A - 縁側のある家 - Google Patents

縁側のある家

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Publication number
JP2000230331A
JP2000230331A JP11032219A JP3221999A JP2000230331A JP 2000230331 A JP2000230331 A JP 2000230331A JP 11032219 A JP11032219 A JP 11032219A JP 3221999 A JP3221999 A JP 3221999A JP 2000230331 A JP2000230331 A JP 2000230331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
veranda
entrance
edge
main entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11032219A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Sugisawa
武美 杉澤
Tokuo Nishiwaki
得夫 西脇
Hideo Machida
英雄 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP11032219A priority Critical patent/JP2000230331A/ja
Publication of JP2000230331A publication Critical patent/JP2000230331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天候や気温に影響されず、いつでも使用する
ことができる縁側のある家の提供。 【解決手段】 ホール7の西側に隣接して和室8を配置
し、玄関6の土間6bを和室8に沿って延長してこの和
室8の土間6b側を開口し、この開口に沿って縁側9を
設け、開口と対向した玄関6の北側外壁にガラス窓6c
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縁側のある家に関
し、特に、居室の縁側を玄関内に配置することによっ
て、天候や気温に影響されずにいつでも利用することが
できる縁側のある家に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に住宅の縁側は、庭に面して部屋
の外周部に設けられ、外側に雨戸やガラス戸を立て戸外
と仕切るものと、それをしない濡れ縁とがある。これら
縁側は、廊下や出入口として用いられるだけでなく、外
の景観を眺めてくつろいだり、接客などを行う場として
も使用されている。また、縁側は、工具や塗料などを用
いる趣味や作業などを行う場としても好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の縁側は戸外に面して設けられているため、雨天
時や気候の寒暖が厳しい季節には、濡れ縁においては全
く使用することができないし、戸外と間仕切りで仕切ら
れた縁側においても、間仕切りを開放することができ
ず、趣味や作業の場として使用することができないとい
う問題があった。本発明は、上記従来の問題点に着目し
てなされたもので、居室の縁側を玄関内に配置すること
によって、天候や気温に影響されずにいつでも利用する
ことができる縁側のある家を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1記載の縁側のある家では、玄関
ホールに隣接して居室を配置し、玄関の土間を前記居室
に沿って延長してこの居室の土間側を開口し、この開口
に沿って縁側を設け、前記開口と対向した玄関外壁に開
口を設けた。請求項2記載の発明では、請求項1記載の
縁側のある家において、前記玄関を建物北側に配置し
た。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の住宅を
示す一階平面図、図2は実施の形態1の住宅を示す二階
平面図、図3は実施の形態1の住宅を示す斜視図であ
る。図に示すように、本実施の形態の住宅Aは、敷地1
の中央やや東寄りに建てられた二階建ての建物2と、こ
の建物の西側に配置された駐車場3と、前記建物2の南
側に配置された庭4と、前記建物2の北側に配置された
アプローチ5とから構成されている。
【0006】前記敷地1は、その北側に道路が通過する
角地であり、前記駐車場3は敷地1西側の周縁に沿って
車両二台を駐車可能なスペースを有している。前記アプ
ローチ5は、北側道路と建物2の北側中央に配置された
玄関6手前側に配置されたポーチ6aとを連絡するもの
で、階段状に形成されている。
【0007】前記玄関6の土間6bは、ホール7の北側
から、このホール7の西側に間仕切りを隔てて隣接して
配置された八畳間の和室8の北側まで延長して配置され
ていて、東西方向に長い長方形に形成されている。な
お、この土間6bの西側の端には、収納6dが設けられ
ている。前記和室8の北側には、和室8の周縁に沿って
縁側9が配置されていて、この縁側9と前記土間6bと
の間には襖8aが配置されている。よって、土間6bと
和室8とがこの縁側9を介して直接連絡可能となってい
る。前記玄関6の北側外壁には、前記和室8の襖8aと
対向した位置に、ガラス窓6cが設けられていて、縁側
9および和室8から、このガラス窓6cを介して戸外の
景観を眺めることができるようになっている。
【0008】上述したように、前記縁側9は、玄関6内
に配置されているため、天候や気温に影響されず、一年
を通じて趣味や作業の場として利用することができる。
また、前記縁側9は、土間6bに面して配置され、ガラ
ス窓6cを介して戸外の景観を眺めることができるた
め、屋内であるにも関わらず、従来の建物外側に配置さ
れた縁側と同様に開放的な雰囲気を楽しむことができ
る。
【0009】また、前記玄関6は建物2の北側に配置さ
れ、前記縁側9はガラス窓6cを介して北側の景色を眺
められる構成となっている。日中、北から南を見ると逆
光で眩しいが、南から北を見ると、北側の景色は眩しく
ないし、やわらかな光で目に優しいため、くつろいだり
接客したりしながら長時間眺めることができる。よっ
て、南側から北側を見る上記構成とすることによって、
縁側9から落ち着いた景観を長時間眺めることができ
る。
【0010】前記建物2の東側には、トイレ10、浴室
11、洗面所12、およびキッチン13が配置されてい
る。また、建物2の中央には二階への階段14が配置さ
れ、建物2の南側には、ダイニングルーム15とリビン
グルーム16が連続して配置されている。なお、前記キ
ッチン13には勝手口13aが設けられている。
【0011】建物2の二階には、北東側に書斎コーナー
17およびトイレ18、南東側に子供部屋19、北西側
に子供部屋20、南東側に夫婦の寝室21が配置されて
いて、中央のホール22から連絡可能となっている。ま
た、前記子供部屋19と夫婦の寝室21の南側には、両
部屋19,21から連絡可能なバルコニー23が設けら
れている。
【0012】(実施の形態2)図4は実施の形態2の住
宅を示す一階平面図である。本実施の形態の住宅Bは、
敷地1の南側に道路が通過し、玄関6が建物2の南側に
配置されている。そして、玄関6の土間6bがホール7
の南側から、このホール7の西側に隣接して配置された
八畳間の和室8の南側まで延長して配置されている。前
記和室8の南側には、和室8の周縁に沿って縁側9aが
配置されていて、この和室8と縁側9aとの間には襖8
bが配置されている。前記玄関6の南側外壁には、前記
和室8の襖8bと対向した位置に、ガラス窓6cが設け
られていて、和室8から、このガラス窓6cを介して戸
外の景観を眺めることができるようになっている。
【0013】本実施の形態の縁側9aは南側配置である
ため、前記実施の形態1のように北側のやわらかな景観
を楽しむ訳にはいかないが、和室8と縁側9aとが襖8
bで仕切られ、縁側9aが土間6b側に配置された構成
であるため、濡れ縁のような雰囲気を楽しむことができ
る。また、和室8が使用中であっても、縁側9aを単独
で使用することができるし、土間6b側から利用しやす
い構成となっている。
【0014】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、発明の具体的な構成は、本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
などがあっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形
態においては、北入りと南入りの玄関について説明した
が、玄関は東入りでも西入りでもよく、地形や道路に合
わせて任意に設定することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の縁側のある家にあっては、玄関ホールに隣接し
て居室を配置し、玄関の土間を前記居室に沿って延長し
てこの居室の土間側を開口し、この開口に沿って縁側を
設け、前記開口と対向した玄関外壁に開口を設けたた
め、天候や気温に影響されずにいつでも縁側を利用する
ことができる。また、土間が広く形成されているため、
縁側と合わせて多目的に使用することができる。さら
に、玄関外壁に設けられた開口によって、従来の縁側と
同様、開放的な雰囲気を楽しむことができる。また、居
室を客間として使用すれば、来客者を玄関から直接居室
に通すことができるため、来客者の住宅出入りの利便性
が確保される。請求項2記載の発明にあっては、請求項
1記載の縁側のある家において、前記玄関を建物北側に
配置したため、南側から北側の景色を見ることで、長時
間見ていても眩しくなく、目に優しい落ち着いた景観を
縁側から眺めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の住宅を示す一階平面図
である。
【図2】実施の形態1の住宅を示す二階平面図である。
【図3】実施の形態1の住宅を示す斜視図である。
【図4】実施の形態2の住宅を示す一階平面図である。
【符号の説明】
A,B 住宅 1 敷地 2 建物 3 駐車場 4 庭 5 アプローチ 6 玄関 6a ポーチ 6b 土間 6c ガラス窓 6d 収納 7 ホール 8 和室 8a,8b 襖 9,9a 縁側 10 トイレ 11 浴室 12 洗面所 13 キッチン 13a 勝手口 14 階段 15 ダイニングルーム 16 リビングルーム 17 書斎コーナー 18 トイレ 19,20 子供部屋 21 夫婦の寝室 22 ホール 23 バルコニー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 英雄 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関ホールに隣接して居室を配置し、 玄関の土間を前記居室に沿って延長してこの居室の土間
    側を開口し、 この開口に沿って縁側を設け、 前記開口と対向した玄関外壁に開口を設けたことを特徴
    とする縁側のある家。
  2. 【請求項2】 前記玄関を建物北側に配置したことを特
    徴とする請求項1記載の縁側のある家。
JP11032219A 1999-02-10 1999-02-10 縁側のある家 Pending JP2000230331A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11032219A JP2000230331A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 縁側のある家

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Publications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092349A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2007100460A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Misawa Homes Co Ltd 収納スペース付き玄関ユニットおよび収納スペース付き玄関ユニットの設置方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092349A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Misawa Homes Co Ltd 建物
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