JPH094241A - 車庫付集合住宅 - Google Patents

車庫付集合住宅

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Publication number
JPH094241A
JPH094241A JP7155925A JP15592595A JPH094241A JP H094241 A JPH094241 A JP H094241A JP 7155925 A JP7155925 A JP 7155925A JP 15592595 A JP15592595 A JP 15592595A JP H094241 A JPH094241 A JP H094241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dwelling unit
floor
garage
floors
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP7155925A
Other languages
English (en)
Inventor
Katashi Sendai
固志 千代
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7155925A priority Critical patent/JPH094241A/ja
Publication of JPH094241A publication Critical patent/JPH094241A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各住戸の地上階にそれぞれ車庫スペースを有
し、隣接住戸と共同利用する廊下状の通路や階段等を全
く有しない構造で、居住スペースが正背両面採光とな
る。 【構成】 複数階建の多数の住戸Hを、間仕切り壁1を
介して横方向に連続的に配置し、各住戸Hには、地上階
1Fに車庫スペース2を有し、上方階2F,3F…に居
住スペース3を設けると共に、各階に上方階へ昇降する
専用階段4を設置し、居住スペース3の外部に面する正
背両壁面7,8に、採光可能な開口部5が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣接住戸との共同利用
する共用スペースを全く有しない車庫付集合住宅に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集合住宅は、おもに土地の高価な都市部
と、その近郊に構築されるが、土地有効利用と一戸当り
の建築コストを低くするため、敷地内に十分な駐車スペ
ースを設けないで構築されているのが現況であり、集合
住宅の構造においても、多数の住戸(H)を多層構造に
構築して、その住戸(H)前に共同利用する廊下状の通
路(T)を有した、いわゆる片廊下式の集合住宅(図6
参照)と、同じ階の隣接する二区画の住戸(H)が、階
段室(K)前の共同ホール(F)を利用して、左右対称
に設けられた、通称階段式集合住宅(図7参照)が一般
的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】片廊下式の集合住宅
(図6)は、各住戸(H)が、隣接住戸(H)との間仕
切り壁(1)で左右が封じられ、玄関のある正面側に
は、多数の他人が通行する廊下状の共用通路(T)であ
るから、この面からの採光に適した開口部(5)が作れ
ず、反対側の背面側のみの開口部(5)構造となり、各
住戸(H)内に十分な採光、通風が確保されないと共
に、通路(T)側の内部空間がプライバシー性に欠ける
問題点を有している。
【0004】階段式集合住宅(図7)の場合は、階段室
(K)の半分が各住戸(H)の正面側の一隅に大きく割
込む構造なので、正面側に不十分ではあるが開口部
(5)が作れる利点があるが、玄関前が封じられた環境
で、この部分からの採光、通風は困難であると共に、共
用の階段室(K)の近傍では、プライバシー性能が低い
欠点と、横幅寸法の狭い室空間となる難点を有してい
る。
【0005】従来の上記集合住宅は、土地の有効利用
と、建築コストを低くするため、十分な駐車スペースを
計画しないで構築されるのが一般的であり、各住戸の住
人は、自動車の購入時に先づ、駐車場の確保が必要とな
り、違法駐車で近隣に迷惑を掛けたり、遠く離れた別の
土地の駐車場に通うなどの問題点を有している。
【0006】本発明の目的は、上記のような実情に鑑み
て、各住戸の地上階に、該住戸専用の車庫スペースを設
け、その上部階に設ける居住スペースは、正背両面の二
面採光が可能であって、しかも隣接住戸と共同利用する
通路や階段室を全く有しない構造にし、プライバシーの
確保された集合住宅を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、複数階
建の多数の住戸を、間仕切り壁を介して横方向に連続的
に配置して、各住戸には、地上階に車庫スペースを有
し、その上方階に居住スペースを設けると共に、各階に
上方階へ昇降する専用階段をそれぞれ設置し、居住スペ
ースの外部に面する正背両壁面に、採光可能な開口部が
設けられているところにある。
【0008】
【作用】本発明によれば、各住戸に専用の車庫スペース
を有しているので、離れた土地の駐車場の確保は必要な
いし、違法駐車で近隣に迷惑を掛けないと共に、隣接住
戸で共同利用する共用部が全くないから、プライバシー
の確保された居住スペースとなると共に、正背両壁面か
らの採光が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明すると、
図1及び図2は、本願の第1実施例の平面図と正面図で
あって、三階建の6区画の各住戸H1,H2…を、間仕
切り壁1を介して横方向に連続的に配置したもので、図
1の平面図は各階を一部切欠して示すもので、左側の二
区画が地上階1F、中央部分の二区画が2階2Fを、右
側の二区画が3階3Fの平面を表わしている。各住戸H
の地上階1Fには、大小二台の自動車9が収容できる車
庫スペース2と物置6を有し、その上方階2F,3Fに
居住スペース3がそれぞれ設けられている。
【0010】各住戸Hの2階居住スペース3には、その
住戸家族の全員が利用する玄関10、居間15、食堂1
4等をはじめ、台所13、浴室16、トイレ17、洗面
18などの水まわり部を機能的に配置し、3階3Fの居
住スペース3には、個人部屋となる複数の個室19と押
入20等が設けられ、2階2F、3階3Fの居住スペー
ス3の外部に面する正背両壁7,8面には、その内側の
室空間に適合した採光及び通風用の開口部5がそれぞれ
設けてある。
【0011】また、各住戸Hの各階1F,2Fには、そ
の上方階2F,3Fに昇降する専用階段4がそれぞれ設
置され、各住戸Hの2階2Fまたは3階3Fのいずれか
に、物干し器や花木のプランター等が設置できるバルコ
ニー11が一ヶ所づつ設けてある。
【0012】次に、図3は、本発明を利用した第2実施
例の正面図であり、少家族向きの居住スペース3が2階
2Fのみの住戸Hを、3階建住戸H間に組込んで構築し
た一例を示すもので、集合住宅の構築費の負担率を少な
くできるものである。
【0013】また、図4は、第3実施例を示す平面図
で、中間部分の2区画分の住戸Hの構築位置を後方向に
移動させて構築し、その住戸前に広場22を設け、広場
22を有しない住戸Hの裏側に花壇などの植込みスペー
ス23を設けて、住む人の趣味に適した住戸Hを選択で
きるようにしたものである。
【0014】図5は、第4実施例を示す平面図であっ
て、斜めに変形した敷地に構築した一例であり、各住戸
Hの前面位置を敷地の境界線24に対応して構築し、建
物全体の正面側が鋸歯状に形成され、変化に富んだ外観
形態と、安価な変型敷地の利用ができると共に、各住戸
Hがそれぞれ位置ずれするので、一層プライバシー性を
高めることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各住戸の地上階にそれぞれ車庫スペースを有しているの
で、違法駐車で近隣に迷惑を掛けないと共に、共同利用
する廊下や階段室がないため、極めて高いプライバシー
の確保ができ、居住スペースを車庫スペースの上方階に
設けてあるので、正背両面の採光が可能である。
【0016】また、本発明は、高さを10m以内にする
ことで、日照規制外となると共に、三階建であっても共
用部がないため耐火構造を要しないので、その分建築コ
ストを低くできるし、居住スペースの階数を増減できる
構造であるから、家族人数に適した階数を選択でき、居
住スペース内の間取り構成、内装材等も各住戸の好みに
合わせる自由性を有し、さらに、間仕切り壁によって横
方向に連続的に配置する構造であるから、敷地の大小を
はじめ、変形した敷地等にも適用できる優れた効果も有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】第2実施例の正面図である。
【図4】第3実施例の平面図である。
【図5】第4実施例の平面図である。
【図6】片廊下式の従来例を示す平面図である。
【図7】階段室式の従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
H 住戸 1 間仕切り壁 2 車庫スペース 3 住居スペース 4 専用階段 5 開口部 7 正面壁 8 背面壁 1F 地上階 2F 上方階(2階) 3F 上方階(3階)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階建の多数の住戸(H)を、間仕切
    り壁(1)を介して横方向に連続的に配置して、各住戸
    (H)には、地上階(1F)に車庫スペース(2)を有
    し、その上方階(2F,3F…)に居住スペース(3)
    を設けると共に、各階(1F,2F…)に上方階(2
    F,3F…)へ昇降する専用階段(4)をそれぞれ設置
    し、居住スペース(3)の外部に面する正背両壁(7,
    8)面に、採光可能な開口部(5)を設けたことを特徴
    とする車庫付集合住宅。
JP7155925A 1995-06-22 1995-06-22 車庫付集合住宅 Pending JPH094241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155925A JPH094241A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車庫付集合住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155925A JPH094241A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車庫付集合住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH094241A true JPH094241A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15616516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7155925A Pending JPH094241A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車庫付集合住宅

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JP (1) JPH094241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070693A (ja) * 2004-08-04 2006-03-16 Misawa Homes Co Ltd 建物の設計方法および建物
JP2007063917A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Team M Kk 連続住宅

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05263538A (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 Daiwa House Ind Co Ltd 集合住宅

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05263538A (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 Daiwa House Ind Co Ltd 集合住宅

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