JPH08270234A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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Publication number
JPH08270234A
JPH08270234A JP7630495A JP7630495A JPH08270234A JP H08270234 A JPH08270234 A JP H08270234A JP 7630495 A JP7630495 A JP 7630495A JP 7630495 A JP7630495 A JP 7630495A JP H08270234 A JPH08270234 A JP H08270234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
courtyard
entrance
house
entrance hall
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP7630495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunichika Kawamoto
邦親 川元
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玄関と中庭とを履き物を履いたままで直接行
き来することができる住宅を提供することを目的として
いる。 【構成】 玄関土間1に隣接して中庭4を設けることによ
って、玄関土間1から中庭4に履き物を履いたままで直接
出入りすることができ、よって、この中庭4をホームパ
ーティー等に利用した際に、順次訪れてくる訪問客をス
ムーズに中庭4に通すことができ、また、玄関土間1に履
き物が散乱することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関と中庭を容易に行
き来することができる住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に住宅においては、玄関土間に玄関
ホールが隣接して設けられ、住人または訪問客は、玄関
ホールから廊下等を通って、居間、応接室等の居室に入
るようにしている。一方、住宅においては、中庭を有し
ているものがあり、この中庭には居室から出入りするよ
うに設計されている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記中庭
は、住人の憩いの場として利用されるだけでなく、客を
招いてホームパーティーの場として利用される場合もあ
る。中庭に客を招き入れる場合、まず玄関土間で客に履
き物を脱いでもらい、玄関ホールから廊下等を通って、
居間等の居室から履き物を再び履いて中庭に出てもらう
ようにしているが、この場合、中庭に出るまでに客が履
き物を脱いだり、履いたりしなければならないので、客
に負担をかけるばかりか、客の人数が多い場合、玄関土
間に履き物が散乱してしまう可能性がある。また、住人
においても、中庭で作業をしている最中に訪問客があっ
た際に、中庭から玄関に履き物を履いたままで直接出入
りしたいという要望がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、玄関と中庭とを履き物を履いたままで直接行き来す
ることができる住宅を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、玄関土間に隣接して、
当該玄関土間から直接出入り可能な中庭を設けたもので
ある。
【0006】請求項2の住宅は、請求項1において、前
記中庭に隣接して居室を設けたものである。
【0007】請求項3の住宅は、請求項1または2にお
いて、前記玄関土間に隣接して玄関ホールを設けたもの
である。
【0008】
【作用】請求項1の住宅にあっては、玄関土間に隣接し
て中庭が設けられているので、玄関土間から中庭に履き
物を履いたままで直接出入りすることができる。よっ
て、この中庭をホームパーティー等に利用した際に、順
次訪れてくる訪問客をスムーズに中庭に通すことがで
き、また、玄関土間に履き物が散乱することがない。ま
た、住人が中庭で作業をしている最中に訪問客があった
際にも、中庭から玄関に履き物を履いたままで直接出入
りして、訪問客を待たせることなくスムーズに接客を行
うことができる。
【0009】請求項2の住宅にあっては、中庭に隣接し
て居室が設けられているので、この居室を例えば食堂と
すれば、食堂と中庭が連続した空間となるので、ホーム
パーティー等の際に、屋内の食堂と屋外の中庭とを適宜
選択して、食事、会話等を楽しむことができる。
【0010】請求項3の住宅にあっては、玄関土間に、
玄関ホールと中庭の両方が隣接しているので、接客を玄
関ホールと中庭とのいずれかを選択して行うことができ
る。また、玄関土間から住宅内の居室に、玄関ホールと
中庭とのいずれかを通って行くことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の住宅の一実施
例を説明する。図1は本実施例の住宅の1階部分の平面
図であり、図中符号1は玄関土間を示す。この玄関土間
1には玄関扉2から出入りするようになっており、該玄
関土間1内には、踏み台3,3が設けられている。この
踏み台3は、物を置いたり、腰かけたりするのに利用さ
れるもので、後述する中庭4に出して補助椅子としても
利用できるようになっている。
【0012】前記玄関土間1の東側には、中庭4が該玄
関土間1に隣接して設けられている。この中庭4と玄関
土間1とを仕切る壁には、引き違い戸5が設けられてお
り、この引き違い戸5を開くことによって、玄関土間1
から中庭4に履き物を履いたままで直接出入り可能とな
っている。したがって、この中庭4をホームパーティー
等に利用した際に、順次訪れてくる訪問客をスムーズに
中庭4に通すことができ、また、玄関土間1に履き物が
散乱することがない。また、住人が中庭4で作業をして
いる最中に訪問客があった際にも、中庭4から玄関土間
1に履き物を履いたままで直接出入りして、訪問客を待
たせることなくスムーズに接客を行うことができる。
【0013】前記中庭4の北側には目隠し塀6が設けら
れており、これによって、中庭4のプライバシーが守ら
れている。この目隠し塀6は、外側からの視線が直接的
に中庭4内に届かない程度の透光性を有した構成のもの
であり、例えば、厚さ方向に多数の開口が形成された樹
脂板で構成されている。したがって、中庭4には目隠し
塀6から光と風を採ることができる。なお、目隠し塀6
の内側にはバーベキュー用の暖炉7が設けられており、
中庭4でのホームパーティー等の際に使用されるように
なっている。
【0014】前記中庭4の東側には、食堂8が当該中庭
4に隣接して設けられている。この食堂8と中庭4とを
仕切る壁には、引き違い戸9が設けられており、この引
き違い戸9を開くことによって、中庭4と食堂8との行
き来ができるようになっている。また、引き違い戸9を
開ければ、食堂8と中庭4が連続した空間となるので、
ホームパーティー等の際に、屋内の食堂8と屋外の中庭
4とを適宜選択して、食事、会話等を楽しむことができ
る。なお、食堂8には、テーブル10aと椅子10b…
が設けられている。
【0015】前記食堂8の南側にはキッチン11が設け
られている。このキッチン11は独立対面式のキッチン
であり、該キッチン11の北側の壁部には、キッチン1
1と食堂8とを行き来するための開口部12が形成され
ている。また、キッチン11の西側の壁部には、その外
面に沿ってカウンターテーブル13が設けられるととも
に、キッチン11からカウンターテーブル13に飲食等
のサービスを行う開口部14と、キッチン11から西側
に隣接する居間15に行き来するための扉16が設けら
れている。
【0016】前記居間15には、応接セット17と可動
間仕切り台18が設けられており、この間仕切り台18
の背面側には、居間15の西側に隣接する和室19を開
閉自在に仕切る引込戸20が設けられている。したがっ
て、居間15と和室19とは引込戸20を引き込むこと
により連続した空間となる。なお、和室19には、床間
21と押入22が設けられており、この押入22の裏側
が前記引込戸20の袋となっている。
【0017】また、前記玄関土間1の南側には、玄関ホ
ール23が該玄関土間1に隣接して設けられている。こ
の玄関土間1には中庭4も隣接しているので、玄関から
の訪問客の接客を玄関ホール23と中庭4とのいずれか
で行うことができ、よって住人および客の都合に応じた
接客を行うことができる。また、玄関土間1から食堂8
に、玄関ホール23と中庭4とのいずれかを通って行く
ことができるので、玄関からの動線を2種類にすること
ができ、住人および客にとって非常に便利である。
【0018】なお、前記玄関ホール23の西側には階段
24が設けられ、この階段24の下には、トイレ25が
設けられている。一方、玄関ホール23の東側には、前
記居間15が連接されている。この居間15の北側の壁
部は前記中庭4に面しており、該壁部にははめ殺し式の
窓26…が設けられている。この壁部の南側の部分と、
前記玄関ホール23とは2階の天井まで吹き抜ける吹き
抜け空間27,28とされており、これら吹き抜け空間
27,28の間には、後述する2階のブリッジ部33が
設けられている。
【0019】図2は本実施例の住宅の2階部分の平面図
である。この図に示すように、1階からの階段24の登
り口から東側に向けて廊下29が延在されており、該廊
下29の南側には、例えば子供用の個室30,31が隣
接して設けられている。また、廊下29には手摺壁が形
成されており、この手摺壁の前方(北側)には、前記吹
き抜け空間27が位置している。この吹き抜け空間27
は壁部を介して前記中庭4の上方と隣接しており、該壁
部にははめ殺し式の窓32…が設けられている。したが
って、廊下29からは吹き抜け空間越しに、前記窓32
…から中庭4の様子が見えるようになっている。
【0020】また、前記廊下2の中途部には北側に延び
るブリッジ部33が設けられており、このブリッジ部3
3の突き当たりには扉34設けられ、この扉34からル
ーフテラス35に出入りするようになっている。前記ブ
リッジ部32の両側には前記吹き抜け空間27,28が
位置しており、該ブリッジ部32の手摺壁は強化ガラス
で形成されている。したがって、このブリッジ部32は
あたかも宙に浮いた感じを演出するので、住宅として面
白みのあるものとなる。さらに、前記吹き抜け空間28
側には、階段24および廊下29の一部に沿ってプラン
トボックス36,36が設けられている。このプラント
ボックス36,36は吹き抜け空間28に面しているの
で、プラントボックス36内の花木を2階からは勿論の
こと、1階の玄関ホール23からも見ることができる。
【0021】なお、前記廊下29の突き当たりにはトイ
レ37が設けられており、このトイレ37の北側に主寝
室38が、南側に洗面室39、浴室40、ユーティリテ
ィ41が設けられている。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、玄関土間に隣接して中庭が設けられて
いるので、玄関土間から中庭に履き物を履いたままで直
接出入りすることができる。したがって、この中庭をホ
ームパーティー等に利用した際に、順次訪れてくる訪問
客をスムーズに中庭に通すことができ、また、玄関土間
に履き物が散乱することがない。また、住人が中庭で作
業をしている最中に訪問客があった際にも、中庭から玄
関土間に履き物を履いたままで直接出入りして、訪問客
を待たせることなくスムーズに接客を行うことができ
る。
【0023】請求項2の住宅によれば、中庭に隣接して
居室が設けられているので、この居室を例えば食堂とす
れば、食堂と中庭が連続した空間となるので、ホームパ
ーティー等の際に、屋内の食堂と屋外の中庭とを適宜選
択して、食事、会話等を楽しむことができる。
【0024】請求項3の住宅によれば、玄関土間に、玄
関ホールと中庭の両方が隣接しているので、接客を玄関
ホールと中庭とのいずれかを選択して行うことができ、
住人および客の都合に応じた接客を行うことができる。
また、玄関土間から住宅内の居室に、玄関ホールと中庭
とのいずれかを通って行くことができるので、玄関から
の動線を2種類にすることができ、住人および客にとっ
て非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の一実施例を示すもので、1階部
分の平面図である。
【図2】同、2階部分の平面図である。
【符号の説明】
1 玄関土間 4 中庭 8 食堂(居室) 23 玄関ホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関土間に隣接して、当該玄関土間から
    直接出入り可能な中庭が設けられていることを特徴とす
    る住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、前記中庭
    に隣接して居室が設けられていることを特徴とする住
    宅。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の住宅において、
    前記玄関土間に隣接して玄関ホールが設けられているこ
    とを特徴とする住宅。
JP7630495A 1995-03-31 1995-03-31 住 宅 Pending JPH08270234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630495A JPH08270234A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7630495A JPH08270234A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08270234A true JPH08270234A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13601640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7630495A Pending JPH08270234A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 住 宅

Country Status (1)

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JP (1) JPH08270234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131760A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 トヨタホーム株式会社 住宅
JP2021119280A (ja) * 2020-01-30 2021-08-12 積水ハウス株式会社 住宅

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131760A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 トヨタホーム株式会社 住宅
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