JP2003336408A - 集合住宅における住戸構造 - Google Patents

集合住宅における住戸構造

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JP2003336408A
JP2003336408A JP2002148845A JP2002148845A JP2003336408A JP 2003336408 A JP2003336408 A JP 2003336408A JP 2002148845 A JP2002148845 A JP 2002148845A JP 2002148845 A JP2002148845 A JP 2002148845A JP 2003336408 A JP2003336408 A JP 2003336408A
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JP
Japan
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floor
dwelling unit
balcony
dwelling
stairs
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Pending
Application number
JP2002148845A
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English (en)
Inventor
Kazuya Mesaki
和也 目崎
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】縦方向への空間の広がりを生かして広さ感、解
放感、一体感などを持たせることができるメゾネットタ
イプの集合住宅における住戸構造を提供する。 【解決手段】一つの住戸1が二階建てとなされたメゾネ
ットタイプの集合住宅において、住戸1は、一階11と
二階12との間を昇降する居室内の階段13に加えて、
一階11のバルコニー10にも、二階12のバルコニー
12bへの昇降が可能な外階段14が設けられている。
また、一階11および二階12のバルコニー10、12
bに、これら一階11および二階12に吹き抜けるよう
になされたサンルーム10aが設けられ、サンルーム1
0aは、一階11および二階12のバルコニー10、1
2bに面した第一洋室11e、寝室11fおよびリビン
グダイニングキッチン12aとの間に、それぞれ隣接し
て設けられ、出入口15、15または腰窓18を介して
連通するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの住戸が二階
層となされたメゾネットタイプの集合住宅における住戸
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンションなどの多層階にわたる集合住
宅では、空間の広がりが平面的になってしまうので、各
戸内に階段を設け、二階層を一戸としたメゾネットタイ
プのマンションが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のメ
ゾネットタイプのマンションにおける住戸は、通常の一
階層のマンションの住戸と比較すると、縦方向への空間
の広がりが得られるものの、このようなマンションの住
戸は、隣接する住戸との間が、界壁で隔てられているだ
けなので、一戸建て住宅と比較すると、窓を設ける場所
などが限定されて少なくなることとなる。
【0004】したがって、窓を設ける場所が少なくなる
ぶん、窓から屋外への視線の抜けによる広さ感や解放感
といった面では、一戸建て住宅に劣るといった不都合を
生じることとなる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、視線の抜けによる広さ感や解放感を表現し難
いぶん、縦方向への空間の広がりを生かして広さ感、解
放感、一体感などを持たせることができるメゾネットタ
イプの集合住宅における住戸構造を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の集合住宅における住戸構造は、二階建てとな
された住戸を有するメゾネットタイプの集合住宅におい
て、住戸は、一階と二階との間を昇降する居室内の階段
に加えて、一階のバルコニーにも、二階への昇降が可能
な外階段が設けられてなるものである。
【0007】この構成により、居室内の階段以外に、外
階段を使って一階のバルコニーと二階との間の昇降が可
能となるため、住戸内の動線に回遊性が得られることと
なり、この回遊性による広さ感、解放感などが得られる
こととなる。
【0008】また、上記課題を解決するための本発明の
集合住宅における住戸構造は、二階建てとなされた住戸
を有するメゾネットタイプの集合住宅において、一階お
よび二階のバルコニーに、これら一階および二階に吹き
抜けるようになされたサンルームが設けられ、サンルー
ムは、一階および二階のバルコニーに面した居室との間
に、それぞれ隣接して設けられ、出入口または窓を介し
て連通するようになされたものである。
【0009】この構成により、サンルームは、出入口ま
たは窓を開けることで、一階のバルコニーに面した居室
と、二階のバルコニーに面した居室との間を連通させる
ことができることとなるため、一階と二階との空間に一
体感が得られることとなり、この一体感による開放的な
空間が得られることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明に係る集合住宅における一
住戸1の間取りを示している。
【0012】すなわち、この集合住宅における住戸1の
構造は、二階建てとなされた住戸1を有するメゾネット
タイプであって、一階11と二階12との間を昇降する
居室内の階段13に加えて、一階11のバルコニー10
にも、二階12への昇降が可能な外階段14が設けられ
てなるものである。
【0013】一階11は、玄関11aから間口方向Wに
隣接してトイレ11bが設けられている。玄関11aお
よびトイレ11bの奥行方向Dに隣接した位置は、玄関
ホール11cとなされている。玄関11aから玄関ホー
ル11cを介して奥行方向Dに隣接した位置には、階段
13が設けられている。トイレ11bから玄関ホール1
1cを介して奥行方向Dに隣接した位置には、廊下11
dが設けられている。この廊下11dよりもさらに奥行
方向Dに隣接した位置には、第一洋室11eが設けられ
ている。この第一洋室11eから間口方向Wに隣接した
位置には、寝室11fが設けられ、この寝室11fから
奥行方向Dに隣接し廊下11dから間口方向Wに隣接し
た位置には、押し入れ11gおよびクローゼット11h
が設けられている。押し入れ11gおよびクローゼット
11hから奥行方向Dに隣接し廊下11dから間口方向
Wに隣接した位置には、洗面所11iおよび浴室11j
が設けられている。洗面所11iおよび浴室11jから
奥行方向Dに隣接し、トイレ11bおよび玄関ホール1
1cから間口方向Wに隣接した位置には、第二洋室11
kが設けられている。
【0014】一階11の第一洋室11eおよび寝室11
fからさらに奥行方向Dに隣接した屋外がバルコニー1
0となされている。このバルコニー10のうち、第一洋
室11eおよび寝室11fからバルコニー10へと出て
すぐの位置であって、バルコニー10の間口方向Wに沿
った中央部分は、二階12へと吹き抜けるサンルーム1
0aを構成するように、ガラス板などの透明体で区画さ
れている。したがって、第一洋室11eおよび寝室11
fのそれぞれには、サンルーム10aへ出入りするため
の出入口15、15と、バルコニー10へ出入りするた
めの出入口16、16とが設けられている。
【0015】二階12は、階段13を上がった二階12
の階層全体の空間が、居間と食堂と台所とを兼用するリ
ビングダイニングキッチン12aとなされている。この
リビングダイニングキッチン12aから奥行方向Dに隣
接した屋外には、二階バルコニー12bが設けられてい
る。この二階バルコニー12bのうち、間口方向Wに沿
った中央部分には、前記した一階11のバルコニー10
から二階12に吹き抜けるサンルーム10aが位置する
こととなるため、二階バルコニー12bは、中央にサン
ルーム10aを挟んで間口方向Wに二分される。リビン
グダイニングキッチン12aは、二分された二階バルコ
ニー12bのそれぞれとの間に出入口17、17が設け
られており、サンルーム10aとの間に腰窓18が設け
られている。
【0016】外階段14は、上記した二階バルコニー1
2aの一方と、一階11のバルコニー10との間に設け
られる。
【0017】このようにして構成される集合住宅の住戸
1の構造によると、屋内に設けられた階段13によって
一階11と二階12との行き来ができるとともに、屋外
に設けられた外階段14によっても一階11と二階12
との行き来ができることとなるので、一階11と二階1
2との間の動線に回遊性が得られることとなり、この回
遊性による広さ感や解放感などが得られることとなる。
【0018】また、サンルーム10aと、第一洋室11
eおよび寝室11fとの間の出入口15、15を開けた
状態にしておくとともに、サンルーム10aとリビング
ダイニングキッチン12aとの間の腰窓18を開けた状
態にしておけば、サンルーム10aを介して、これら第
一洋室11eおよび寝室11fと、リビングダイニング
キッチン12aとの空間的なつながりを持たせることが
できる。したがって、これら第一洋室11eおよび寝室
11fと、リビングダイニングキッチン12aとの間で
は、それぞれの居室での生活音が聞こえることとなるの
で、開放的で一体感のある居住空間を得ることができ
る。もちろん出入口15、15や腰窓18を閉めること
によって、サンルーム10aを介した各居室間の空間的
なつながりは、遮断することもできるので、生活環境に
応じて適宜出入口15、15や腰窓18を開閉すること
で最適な居住空間を構成することができる。
【0019】なお、この本発明の住戸1の構造は、集合
住宅の住戸1の全てがこのような二階層で構成されたも
のであってもよいし、集合住宅の住戸1の一部分がこの
ような二階層で構成されたものであってもよい。
【0020】また、本実施の形態では、住戸1には、外
階段14とサンルーム10aの両方を設けているが、外
階段14だけを設けて動線の回遊性による広さ感や解放
感などを得るようにしたものであってもよいし、サンル
ーム10aだけを設けて一体感のある開放的な空間を構
成するようにしたものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、居
室内の階段以外に、外階段を使用することで、住戸内の
動線に回遊性が得られることとなり、この回遊性による
広さ感、解放感などが得られることとなる。
【0022】また、本発明によると、一階と二階との間
で、一体感のある開放的な空間を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る集合住宅における住戸の
一階部分の間取り図、(b)は同二階部分の間取り図で
ある。
【符号の説明】
1 住戸 10 バルコニー 10a サンルーム 11 一階 12 二階 12a 二階バルコニー 13 階段 14 外階段 15 出入口 18 腰窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二階建てとなされた住戸を有するメゾネ
    ットタイプの集合住宅において、 住戸は、一階と二階との間を昇降する居室内の階段に加
    えて、一階のバルコニーにも、二階のバルコニーへの昇
    降が可能な外階段が設けられてなることを特徴とする集
    合住宅における住戸構造。
  2. 【請求項2】 二階建てとなされた住戸を有するメゾネ
    ットタイプの集合住宅において、 一階および二階のバルコニーに、これら一階および二階
    に吹き抜けるようになされたサンルームが設けられ、サ
    ンルームは、一階および二階のバルコニーに面した居室
    との間に、それぞれ隣接して設けられ、出入口または窓
    を介して連通するようになされたことを特徴とする集合
    住宅における住戸構造。
JP2002148845A 2002-05-23 2002-05-23 集合住宅における住戸構造 Pending JP2003336408A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303570A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Misawa Homes Co Ltd バルコニ付き建物
JP2010031488A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Asahi Kasei Homes Co 集合住宅の防犯構造
CN101832037A (zh) * 2010-04-30 2010-09-15 厦门城市年轮策划代理有限公司 一种小户型跃层住宅户型
JP2012132311A (ja) * 2012-03-02 2012-07-12 Misawa Homes Co Ltd バルコニ付き建物
JP2017020240A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 ミサワホーム株式会社 建物

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