JP3085919U - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP3085919U JP2001007327U JP2001007327U JP3085919U JP 3085919 U JP3085919 U JP 3085919U JP 2001007327 U JP2001007327 U JP 2001007327U JP 2001007327 U JP2001007327 U JP 2001007327U JP 3085919 U JP3085919 U JP 3085919U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適な居住性が得られ、多様な住み方が可能
で、しかも使い勝手のよく、また種々の収納物を保管す
る充分な収納スペースも有する住宅を得る。 【解決手段】 複数階を有する一戸建ての住宅1は、平
面視矩形状を呈する建物本体2からなる。該建物本体の
1階部分10であって、該建物本体の長辺方向の一辺に
沿う位置に、リビングルーム11が配設されている。ま
た、このリビングルームの一端側であって、該建物本体
の短辺方向に沿う位置に、居室12が配設されている。
前記建物本体の中層階部分20であって、前記リビング
ルームの一部に対応する位置に吹き抜け空間21が設け
られる。さらに、前記リビングルームの残り部分と居室
とに対応する部分に、スペース高さが小さい収納スペー
ス22が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、居住性に優れ、多様な住み方が可能で、しかも使い勝手のよい住宅 に関する。
【0002】
【従来の技術】
一戸建ての住宅には、リビングルーム、台所、トイレ、洗面所、風呂場などの 共有スペースを始め、寝室、子供部屋等の各住人専用の専用スペースが設けられ ている。さらに、2階建て、3階建ての住宅では、各階を行き来するための階段 や、玄関、さらには各部屋につながる廊下なども設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような住宅において、各部屋等を配置するにあたっては、住人が住みや すさを感じるとともに、住人の好みに応じて多様な住み方が可能であることが求 められている。さらに、住人にとって使い勝手がよいばかりでなく、住人同士の コミュニケーションも図れ、しかも各住人のプライバシーもある程度確保できる ような対策も講じることが望まれている。
【0004】 また、このような住宅には、居住に伴って増加する様々な収納物を保管できる ようなスペースを有することも求められている。特に、このような収納物の保管 スペースは、ある程度の容積をもつことが必要であり、このような保管スペース を建物本体内に効率よく配置できるような対策が必要となっている。
【0005】 さらに、このような住宅には、たとえば都市部等のように比較的面積が狭い敷 地にあっても効率よく建てることができ、また住宅内部も全体として効率のよい 配置とし、有効利用が可能であるとともに、住人にとって機能的であること等も 望まれている。
【0006】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、居住性に優れ、多様な 住み方が可能で、しかも使い勝手のよく、また種々の収納物を保管するスペース も充分に有している住宅を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的に応えるために本考案(請求項1記載の考案)に係る住宅は、 複数階を有する一戸建ての住宅において、前記住宅は、平面視矩形状を呈する建 物本体からなり、該建物本体の1階部分であって、該建物本体の長辺方向の一辺 に沿う位置に、リビングルームが配設されるとともに、このリビングルームの一 端側であって、該建物本体の短辺方向に沿う位置に、居室が配設され、前記建物 本体の中層階部分であって、前記リビングルームの一部に対応する位置に吹き抜 け空間が設けられるとともに、前記リビングルームの残り部分と居室とに対応す る部分に、スペース高さが小さい収納スペースが設けられていることを特徴とす る。
【0008】 請求項1記載の考案によれば、リビングルームの天井高さを高くするとともに 広いスペースを確保でき、快適な居住性が得られる。また、リビングルームに連 続する居室を接客スペースとして利用したり、あるいはこれら両室を連通させて さらに広いスペースとして使用する等、多様な使い方が可能となる。さらに、収 納スペースとしても充分なスペースが得られる。
【0009】 本考案(請求項2記載の考案)に係る住宅は、請求項1記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分であって、前記リビングルームに対して建物本体の短辺 方向に沿って隣接する位置に台所が配設されていることを特徴とする。 請求項2記載の考案によれば、全体として効率がよく、使い勝手のよい住宅が 得られる。
【0010】 本考案(請求項3記載の考案)に係る住宅は、請求項1または請求項2記載の 住宅において、前記建物本体の1階部分であって、前記リビングルームに対して 建物本体の短辺方向に沿った位置に、台所、さらに洗濯室が隣接して配設されて いることを特徴とする。 請求項3記載の考案によれば、水廻り設備を効率よく配置することができ、し かも使い勝手の面からも優れている。
【0011】 本考案(請求項4記載の考案)に係る住宅は、請求項3記載の住宅において、 前記洗濯室は、建物本体の外壁に設けた勝手口により外部に出入り可能に構成さ れていることを特徴とする。 請求項4記載の考案によれば、住人の使い勝手を配慮した洗濯室の配置が可能 となる。
【0012】 本考案(請求項5記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項4のいず れか1項に記載の住宅において、前記リビングルームに対して前記建物本体の短 辺方向に隣接する位置であって、該建物本体の中央寄りの部分に、上階への階段 が設けられていることを特徴とする。 請求項5記載の考案によれば、上下階の行き来がしやすく、居住性に優れてい る。
【0013】 本考案(請求項6記載の考案)に係る住宅は、請求項5記載の住宅において、 前記階段は、折れ曲がり階段として構成されていることを特徴とする。 請求項6記載の考案によれば、建物本体内に効率のよい状態で階段を配設でき 、しかも住人にとって使いやすい。
【0014】 本考案(請求項7記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項6のいず れか1項に記載の住宅において、前記建物本体の1階部分であって、前記居室に 対して建物本体の短辺方向に隣接する角隅部に玄関が配設されていることを特徴 とする。 請求項7記載の考案によれば、他の居室等の関係において効率のよい配置が可 能であり、また使い勝手もよく、居住性に優れている。
【0015】 本考案(請求項8記載の考案)に係る住宅は、請求項7記載の住宅において、 前記玄関は、建物本体の角隅部よりも奥まった位置に設けられ、その外側に玄関 ポーチが設けられていることを特徴とする。 請求項8記載の考案によれば、外観上体裁のよい玄関が得られ、また使い勝手 もよい。
【0016】 本考案(請求項9記載の考案)に係る住宅は、請求項8記載の住宅において、 前記玄関は、建物本体を構成する外壁とこれに対向する壁部とによって二方から 挟まれた位置に設けられていることを特徴とする。 請求項9記載の考案によれば、外観上体裁のよい玄関を得ることができる。
【0017】 本考案(請求項10記載の考案)に係る住宅は、請求項7、請求項8または請 求項9記載の住宅において、前記玄関の内側部分に玄関ホールが設けられ、該玄 関ホールに隣接して上階に上るための階段の登り口が配設されていることを特徴 とする。 請求項10記載の考案によれば、玄関から階段を経て上階に得られるから、住 人の独立性などが確保でき、良好な居住性を得られる。
【0018】 本考案(請求項11記載の考案)に係る住宅は、請求項10記載の住宅におい て、前記玄関ホールに隣接する建物本体の長辺方向の一辺に沿った位置に、トイ レが設けられていることを特徴とする。 請求項11記載の考案によれば、住人が使いやすいばかりでなく、訪問客にと ってもわかりやすく、使いやすいトイレが得られる。
【0019】 本考案(請求項12記載の考案)に係る住宅は、請求項11記載の住宅におい て、前記トイレは、上階への階段の登り口近傍に配設されていることを特徴とす る。 請求項12記載の考案によれば、住人が使いやすいばかりでなく、訪問客にと っても使いやすいトイレが得られる。
【0020】 本考案(請求項13記載の考案)に係る住宅は、請求項1記載の住宅において 、前記リビングルームに臨む居室は、和室によって構成されていることを特徴と する。 請求項13記載の考案によれば、訪問客の接待用のスペースとして有効に利用 でき、快適な居住性が得られるとともに、リビングルームとともに使用して多様 な使い方も可能となる。
【0021】 本考案(請求項14記載の考案)に係る住宅は、請求項1または請求項13記 載の住宅において、前記リビングルームに臨む居室は、開閉自在な扉によってリ ビングルームと区画されていることを特徴とする。 請求項14記載の考案によれば、居室の使用状態によって多様な使い方が可能 であり、快適な居住性が得られる。
【0022】 本考案(請求項15記載の考案)に係る住宅は、請求項1、請求項13または 請求項14記載の住宅において、前記リビングルームに臨む居室は、該居室に隣 接して配設されている玄関の玄関ホールにつながる廊下に扉を介して連通してい ることを特徴とする。 請求項15記載の考案によれば、居室の独立性が確保でき、使い勝手がよくな る。
【0023】 本考案(請求項16記載の考案)に係る住宅は、請求項15記載の住宅におい て、前記廊下は、リビングルームにつながることを特徴とする。 請求項16記載の考案によれば、各居室の配置が効率よく行え、居住性の面で も優れている。
【0024】 本考案(請求項17記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項16の いずれか1項に記載の住宅において、前記建物本体の前記階段を上った中層階部 分には、浴室、洗面室、トイレ等の水廻り設備が配設されていることを特徴とす る。 請求項17記載の考案によれば、中層階において各住人が使いやすいところに トイレ等を配置でき、快適な居住性が得られる。また、これらの水廻り設備を、 階下が台所などであるとき、建物としての施工性もよい。
【0025】 本考案(請求項18記載の考案)に係る住宅は、請求項17記載の住宅におい て、前記浴室、洗面室、トイレ等の水廻り設備は、前記建物本体の短辺方向に沿 った位置に配設されていることを特徴とする。 請求項18記載の考案によれば、水廻り設備の集中配置が可能となる。
【0026】 本考案(請求項19記載の考案)に係る住宅は、請求項17または請求項18 記載の住宅において、前記建物本体の中層階部分であって、前記階段を上がった ホールは、建物本体の長辺方向に沿って配設した多目的ホールに連通しているこ とを特徴とする。 請求項19記載の考案によれば、中層階部分に、多目的に利用できるホールを 効率よく設けることができる。
【0027】 本考案(請求項20記載の考案)に係る住宅は、請求項19記載の住宅におい て、前記多目的ホールには、前記建物本体の中層階部分に設けた収納スペースへ に入り口が設けられていることを特徴とする。 請求項20記載の考案によれば、高さが低い収納スペースを効率よく使える。 また、該収納スペースを、1階側の天井の高低差を利用して形成することができ る。
【0028】 本考案(請求項21記載の考案)に係る住宅は、請求項20記載の住宅におい て、前記収納スペースには、前記建物本体の外壁に設けた窓部が明かり取りとし て設けられていることを特徴とする。 請求項21記載の考案によれば、収納スペースの有効利用と使い易さが得られ る。
【0029】 本考案(請求項22記載の考案)に係る住宅は、請求項19記載の住宅におい て、前記建物本体は、中層階部分から上階に至る階段が、前記1階からの階段に 連続した位置に設けられていることを特徴とする。 請求項22記載の考案によれば、1階から中層階、さらに2階への行き来が効 率よく、しかも自然に行える。
【0030】 本考案(請求項23記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項22の いずれか1項に記載の住宅において、前記建物本体の2階部分には、該建物本体 の長辺方向に沿って子供室となる居室が配設されていることを特徴とする。 請求項23記載の考案によれば、子供室として広いスペースを確保できる。
【0031】 本考案(請求項24記載の考案)に係る住宅は、請求項23記載の住宅におい て、前記子供室となる居室には、該居室に平行する廊下に対して所定間隔をおい て二つの扉が形成されていることを特徴とする。 請求項24記載の考案によれば、子供の成育に伴って将来間仕切りを行う際に 有用である。
【0032】 本考案(請求項25記載の考案)に係る住宅は、請求項23または請求項24 記載の住宅において、前記子供室となる居室に対して前記建物本体の長辺方向に 隣接する位置に、主寝室となる居室が配設されていることを特徴とする。 請求項25記載の考案によれば、広いスペースを確保できるとともに、住人ど うしの行き来も可能で、居住性に優れている。
【0033】 本考案(請求項26記載の考案)に係る住宅は、請求項25記載の住宅におい て、前記主寝室となる居室は、前記廊下に対して扉を介して出入り可能に構成さ れていることを特徴とする。 請求項26記載の考案によれば、子供室の近いから、各人のコミニュケーショ ンも充分にとれる生活が送れる。
【0034】 本考案(請求項27記載の考案)に係る住宅は、請求項25記載の住宅におい て、前記建物本体の2階部分の二つの居室の少なくとも一方には、出窓が形成さ れていることを特徴とする。 請求項27記載の考案によれば、住宅の外観上で好ましいばかりでなく、各居 室の居住性も向上させることができる。
【0035】
【考案の実施の形態】
図1ないし図4は本考案に係る住宅の第1実施の形態を示す。これらの図にお いて、全体を符号1で示す一戸建ての住宅は、間口が約9.6メートル、奥行き が約8.2メートルの全体が平面視矩形状を呈する建物本体2をもち、1階と2 階との間に中層階を有する2階建ての住宅である。ここで、中層階とは、2階建 ての住宅1において、1階部分に形成される室等における天井高さの高低差等を 利用して2階との間に形成される部分を言う。
【0036】 この住宅1において、たとえば図1において図中下側を南向きとすると、南側 の一辺に沿って、リビングルーム11が配設されている。このリビングルーム1 1の一端側であって、該建物本体2の短辺方向に沿う位置に、和室等の居室12 が配設され、該リビングルーム11に対して開閉扉12aを介して開閉自在にな っている。したがって、該居室12は、訪問者等との接客用の室として利用でき るとともに、必要時にはリビングルーム11と一連の部屋としても利用すること ができ、多様な使い方が可能である。なお、12bは押入である。
【0037】 また、前記建物本体2の中層階部分20であって、前記リビングルーム11の ほとんどの部分に対応する位置には吹き抜け空間21が設けられ、該リビングル ーム11の天井高さを高くし、快適な居住性が得られるようになっている。また 、これに対して和室となる居室12は通常の天井高さをもち、該天井の高低差を 利用して、前記リビングルーム11の残り部分と居室12とに対応する部分に、 スペース高さが小さい蔵と呼ばれる収納スペース22が設けられている。
【0038】 前記建物本体2の1階部分10であって、前記リビングルーム11に対して建 物本体2の短辺方向に沿って北側に隣接する北東側の位置には、台所13、さら にこれに隣接して洗濯室14が配設されている。15は洗濯室14から庭等に出 入りするための勝手口である。
【0039】 前記リビングルーム11に対して建物本体2の短辺方向に隣接する位置であっ て、建物本体2の中央寄りの部分には、上階への階段16が折れ曲がり階段とし て設けられている。この階段16は、北側から上ってから踊り場を介して折り返 して北側を向いて中層階部分20に至るように形成されている。
【0040】 前記建物本体2の1階部分10であって、前記居室12に対して建物本体2の 短辺方向に隣接する北西側の角隅部には、玄関17が配設されている。この玄関 17は、建物本体2の角隅部よりも奥まった位置に設けられ、その外側に玄関ポ ーチ17aが設けられている。ここで、玄関17は、建物本体2を構成する外壁 17bとこれに対向する壁部17cとによって二方から挟まれた位置に設けられ ている。
【0041】 前記玄関17の内側部分に玄関ホール17dが設けられ、該玄関ホール17d に隣接して前記階段16の登り口ホール16aが配設されている。さらに、この 玄関ホール16dに隣接する建物本体2の長辺方向の一辺に沿った位置に、トイ レ18が設けられている。このトイレ28は、上階への階段の登り口近傍に配設 され、各住人にとって使い勝手がよいばかりでなく、訪問者等に提供するにあた っても玄関17の近傍に位置しているため、便利である。
【0042】 なお、前記リビングルームに臨む和室としての居室12は、該居室12に隣接 して配設されている玄関17の玄関ホール17dにつながる廊下19に扉12c を介して連通している。また、該廊下19は、リビングルーム11に扉19aを 介して連通されている。
【0043】 前記建物本体2の前記階段16を上った中層階部分20には、浴室23、洗面 室24、トイレ25等の水廻り設備が配設されている。これらの水廻り設備は、 建物本体2の短辺方向に沿って北東側に並んで配設されている。
【0044】 前記建物本体2の中層階部分20であって、前記階段16を上がったホール1 6bは、建物本体2の長辺方向に沿って北側に細長く配設した多目的ホール26 に連通している。さらに、この多目的ホール26の壁面には、前記建物本体2の 中層階部分20に設けた蔵と呼ばれる収納スペース22へに入り口22aが設け られている。なお、22bは収納スペース22の明かり取りとなる窓部で、建物 本体2の外壁に設けられている。
【0045】 建物本体2において、上記階段16の上部には、中層階部分20から上階(2 階30)に至る階段27が、前記1階からの階段16に連続した状態で設けられ ている。この階段27は、1階と2階との関係では、2階折り返す階段であって 、中層階部分20を意識しない程度の高さをもって形成されている。
【0046】 前記建物本体2の2階部分30には、該建物本体2の長辺方向に沿って子供室 となる居室31が配設されている。この子供室となる居室31には、該居室に平 行する廊下32に対して所定間隔をおいて二つの扉31a,31bが形成されて いる。これらの扉は将来、該部屋を間仕切りして分割するためのものである。
【0047】 また、この子供室となる居室31に対して建物本体2の長辺方向に隣接して西 側に位置する部分には、主寝室となる居室33が配設されている。この主寝室と なる居室33は、前記廊下32に対して扉33aを介して出入り可能に構成され ている。 ここで、上記の二つの居室31,33には、出窓が形成され、居室内での居住 性を高めるとともに、住居の外観上でのアクセントとなるように構成されている 。
【0048】 このような構成によれば、天井が高く、スペースも広いリビングルーム11や これに選択的に連通させ得る居室12によって、多様化された使い勝手のよい住 宅1を得られる。しかも、1階部分での天井高さの違いを利用して蔵と呼ばれる 収納スペース22を設け、その有効利用を図れるとともに、各部の効率のよい配 置を得て、居住性に優れ使い勝手のよい住宅1を得ることができるのである。
【0049】 図5ないし図8は本考案に係る住宅の第2実施の形態を示す。これらの図にお いて、全体を符号1で示す一戸建ての住宅は、間口が約9.1メートル、奥行き が約7.8メートルの全体が平面視矩形状を呈する建物本体2をもち、1階と2 階との間に1階部分での天井高さの高低差等を利用して形成される中層階を有す る2階建ての住宅であって、前記のものよりも小さい住宅である。
【0050】 ここで、その主な相違点のみを簡単に説明すると、この実施の形態では、洗濯 室を、中層階部分20の洗面室40と一緒に形成している。また、この中層階部 分20におけるトイレ25を、玄関17近くのトイレ18の上部に配置させてい る。さらに、2階部分30での子供室となる居室31に設けた二つの扉31a, 31bの配設位置を変更し、全体の大きさの縮小に対処している。
【0051】 このような構成によっても、前述した実施の形態とほぼ同等の作用効果が得ら れることは勿論である。
【0052】 図9ないし図12は本考案に係る住宅の第3実施の形態を示す。これらの図に おいて、全体を符号1で示す一戸建ての住宅は、間口が約11メートル、奥行き が約9.6メートルの全体が平面視矩形状を呈する大型な建物本体2をもち、1 階と2階との間に1階部分での天井高さの高低差等を利用して形成される中層階 を有する2階建ての住宅である。
【0053】 その相違点のみを列挙すると、リビングルーム11を、建物本体2の南側の一 辺にわたって連続して形成し、広い共有スペースとして形成している。また、こ の実施の形態では、階段16の方向を玄関17側を向いて配置しており、さらに スペースがとれるから台所13の近くに、食品庫50を設けている。また、洗濯 室14をより広い面積で形成するとともに、これに近接する位置にトイレ18を 設けている。
【0054】 前記中層階部分20では、浴室23、洗面室24、トイレ25を、北側の辺に 沿って配設するとともに、東側の側辺に沿った位置に、第2の蔵としての収納ス ペース52を設けている。なお、52aは明かり取りの窓である。この収納スペ ース52の入り口は、前記洗面室24に設けている。 また、第1の蔵である収納スペース22の入り口は、階段16のホール16a に設けている。
【0055】 前記2階部分30では、子供室となる居室31と主寝室となる居室33とを、 建物本体2の長辺方向の両側に配設するとともに、ファミリルームとなるスペー ス53と出窓53aとをその間に設けている。また、居室31,33にはベラン ダ54,56を設けるとともに、居室33にはウォークインクロゼットとなる収 納室55を並設している。
【0056】 このようにすれば、大型の建物本体2であるから、各部の配設をゆとりをもっ て行え、また付属スペースもとれるから、実用面で有利で、居住性をより一層高 めることができる。
【0057】 なお、本考案は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、住居内の 各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。また、各ス ペースの利用用途としても、適宜の変形例が考えられる。
【0058】
【考案の効果】 以上説明したように本考案に係る住宅によれば、各階部分を効率よく構成した 住宅を得ることができ、しかも共有スペースを住人の使い勝手を考慮して配設で きるとともに、住人の専用スペースの独立性も得られ、さらに適度のコミニュケ ーションも得られる住宅を得ることができる。
【0059】 特に、本考案によれば、快適な居住性が得られ、多様な住み方、使い方が可能 で、また使い勝手もよい住宅を得ることができる。さらに、1階と2階との間の 中層階部分に1階部分での天井高さの高低差等を利用して蔵と呼ばれる収納スペ ースを設けているから、収納効率の面でも優れ、居住性がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る住宅の第1実施の形態を示し、
住宅の1階の平面図である。
【図2】 同じく住宅の中層階の平面図である。
【図3】 同じく住宅の2階の平面図である。
【図4】 (a),(b)は住宅の外観を示す正面図お
よび側面図である。
【図5】 本考案に係る住宅の第2実施の形態を示し、
住宅の1階の平面図である。
【図6】 同じく住宅の中層階の平面図である。
【図7】 同じく住宅の2階の平面図である。
【図8】 (a),(b)は住宅の外観を示す正面図お
よび側面図である。
【図9】 本考案に係る住宅の第3実施の形態を示し、
住宅の1階の平面図である。
【図10】 同じく住宅の中層階の平面図である。
【図11】 同じく住宅の2階の平面図である。
【図12】 (a),(b)は住宅の外観を示す正面図
および側面図である。
【符号の説明】
1…一戸建ての住宅、2…建物本体、10…1階部分、
11…リビングルーム、12…和室となる居室、13…
台所、14…洗濯室、15…勝手口、16…階段、17
…玄関、18…トイレ、19…廊下、20…中層階部
分、21…吹き抜け空間、22…蔵と呼ばれる収納スペ
ース、23…浴室、24…洗面室、25…トイレ、26
…多目的ホール、27…階段、30…2階部分、31…
子供室となる居室、32…廊下、33…主寝室となる居
室、40…洗濯室を兼ねる洗面室、50…収納スペー
ス、52…第2の蔵となる収納スペース、53…スペー
ス。

Claims (27)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階を有する一戸建ての住宅におい
    て、 前記住宅は、平面視矩形状を呈する建物本体からなり、 該建物本体の1階部分であって、該建物本体の長辺方向
    の一辺に沿う位置に、リビングルームが配設されるとと
    もに、 このリビングルームの一端側であって、該建物本体の短
    辺方向に沿う位置に、居室が配設され、 前記建物本体の中層階部分であって、前記リビングルー
    ムの一部に対応する位置に吹き抜け空間が設けられると
    ともに、 前記リビングルームの残り部分と居室とに対応する部分
    に、スペース高さが小さい収納スペースが設けられてい
    ることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分であって、前記リビングルーム
    に対して建物本体の短辺方向に沿って隣接する位置に台
    所が配設されていることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の住宅にお
    いて、 前記建物本体の1階部分であって、前記リビングルーム
    に対して建物本体の短辺方向に沿った位置に、台所、さ
    らに洗濯室が隣接して配設されていることを特徴とする
    住宅。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の住宅において、 前記洗濯室は、建物本体の外壁に設けた勝手口により外
    部に出入り可能に構成されていることを特徴とする住
    宅。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載の住宅において、前記リビングルームに対して前
    記建物本体の短辺方向に隣接する位置であって 、該建物本体の中央寄りの部分に、上階への階段が設け
    られていることを特徴とする住宅。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の住宅において、 前記階段は、折れ曲がり階段として構成されていること
    を特徴とする住宅。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    に記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分であって、前記居室に対して建
    物本体の短辺方向に隣接する角隅部に玄関が配設されて
    いることを特徴とする住宅。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の住宅において、 前記玄関は、建物本体の角隅部よりも奥まった位置に設
    けられ、その外側に玄関ポーチが設けられていることを
    特徴とする住宅。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の住宅において、 前記玄関は、建物本体を構成する外壁とこれに対向する
    壁部とによって二方から挟まれた位置に設けられている
    ことを特徴とする住宅。
  10. 【請求項10】 請求項7、請求項8または請求項9記
    載の住宅において、 前記玄関の内側部分に玄関ホールが設けられ、該玄関ホ
    ールに隣接して上階に上るための階段の登り口が配設さ
    れていることを特徴とする住宅。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の住宅において、 前記玄関ホールに隣接する建物本体の長辺方向の一辺に
    沿った位置に、トイレが設けられていることを特徴とす
    る住宅。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の住宅において、 前記トイレは、上階への階段の登り口近傍に配設されて
    いることを特徴とする住宅。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の住宅において、 前記リビングルームに臨む居室は、和室によって構成さ
    れていることを特徴とする住宅。
  14. 【請求項14】 請求項1または請求項13記載の住宅
    において、 前記リビングルームに臨む居室は、開閉自在な扉によっ
    てリビングルームと区画されていることを特徴とする住
    宅。
  15. 【請求項15】 請求項1、請求項13または請求項1
    4記載の住宅において、 前記リビングルームに臨む居室は、該居室に隣接して配
    設されている玄関の玄関ホールにつながる廊下に扉を介
    して連通していることを特徴とする住宅。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の住宅において、 前記廊下は、リビングルームにつながることを特徴とす
    る住宅。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    1項に記載の住宅において、 前記建物本体の前記階段を上った中層階部分には、浴
    室、洗面室、トイレ等の水廻り設備が配設されているこ
    とを特徴とする住宅。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の住宅において、 前記浴室、洗面室、トイレ等の水廻り設備は、前記建物
    本体の短辺方向に沿った位置に配設されていることを特
    徴とする住宅。
  19. 【請求項19】 請求項17または請求項18記載の住
    宅において、 前記建物本体の中層階部分であって、前記階段を上がっ
    たホールは、建物本体の長辺方向に沿って配設した多目
    的ホールに連通していることを特徴とする住宅。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の住宅において、 前記多目的ホールには、前記建物本体の中層階部分に設
    けた収納スペースへに入り口が設けられていることを特
    徴とする住宅。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の住宅において、 前記収納スペースには、前記建物本体の外壁に設けた窓
    部が明かり取りとして設けられていることを特徴とする
    住宅。
  22. 【請求項22】 請求項19記載の住宅において、 前記建物本体は、中層階部分から上階に至る階段が、前
    記1階からの階段に連続した位置に設けられていること
    を特徴とする住宅。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし請求項22のいずれか
    1項に記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分には、該建物本体の長辺方向に
    沿って子供室となる居室が配設されていることを特徴と
    する住宅。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の住宅において、 前記子供室となる居室には、該居室に平行する廊下に対
    して所定間隔をおいて二つの扉が形成されていることを
    特徴とする住宅。
  25. 【請求項25】 請求項23または請求項24記載の住
    宅において、 前記子供室となる居室に対して前記建物本体の長辺方向
    に隣接する位置に、主寝室となる居室が配設されている
    ことを特徴とする住宅。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の住宅において、 前記主寝室となる居室は、前記廊下に対して扉を介して
    出入り可能に構成されていることを特徴とする住宅。
  27. 【請求項27】 請求項25記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分の二つの居室の少なくとも一方
    には、出窓が形成されていることを特徴とする住宅。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014205979A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 トヨタホーム株式会社 建物

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