JP2007092349A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的大きな土間収納室を備えるとともに、使い勝手の良い玄関部が設けられた建物を提供することを目的とする。
【解決手段】玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aを有する玄関土間3と、この玄関土間3に連なる土間収納室4とを備えた玄関部1が、この玄関部1よりも一段高く設けられた部屋5に隣接するように配置された建物Aにおいて、
前記玄関土間3と前記部屋5との間に出入り口3aが設けられているとともに、前記土間収納室4と前記部屋5との間に出入り口4aが設けられ、
これら二つの出入り口3a、4aの手前に、前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設される式台6、7が玄関部側に張り出すようにして、それぞれ設けられていることを特徴とする建物A。
【選択図】図1

Description

本発明は、玄関ポーチへ通じる出入り口を有する玄関土間と、この玄関土間に連なる土間収納室とを備えた玄関部が、この玄関部よりも一段高く設けられた部屋に隣接するように配置された建物に関する。
近年、生活の質の向上や多様化に伴い、生活に使用する物品が多種多様化および多数化する傾向にあり、これらの物品を保管、収容する場所として、屋外に物置等が設置されることがある。しかしながら、建物が建てられる敷地の有効利用という観点から、屋外物置等の設置は望ましくない場合があった。
これに対し、建物の内部に押入や納戸、床下収納庫、小屋裏収納部、天井裏収納部等の様々な収納スペースを設けることによって、敷地の有効的な利用を図ることを可能とする技術が種々開発されている。
このような収納スペースを備えた住宅の一例として、特許文献1に記載の技術が挙げられる。この特許文献1に記載の住宅には、玄関土間と居間との間に、玄関土間に連なる土間収納が設けられており、これによって、特に屋外で使用する物品類の収納及び使用を便利に行うことが可能となっている。
特開2002−047813号公報
ところで、近年における玄関部には、建物の主要な出入り口が形成される玄関ポーチや玄関土間の他に、玄関土間よりも一段高く設けられる玄関ホールや、玄関部と部屋との連絡通路等が設けられる場合が多い。そして、このような玄関部は、例えば、前記玄関ホールを一時的な荷物の置き場や、靴を履く際の腰掛けとして使用したり、前記連絡通路に壁を設けて部屋の目隠しとしたり等、使い勝手の良い構成となっている。
ところが、このような玄関部に、上記特許文献1に記載のような土間収納等の収納空間を設ける際は、比較的小さな収納空間しか設けることができないという問題があった。
すなわち、玄関部に比較的大きな収納空間を設けるには、その分のスペースを確保するために部屋や庭のスペースを縮小したり、玄関ポーチや玄関土間、玄関ホール、連絡通路のためのスペースを縮小したりする必要があったためである。
しかしながら、一方では部屋や庭は出来る限り広々と構成したいという要望が強く、玄関部に大きな収納空間を設けたいという要望と両立させることが難しかった。
そこで、玄関部全体のスペースを有効的に利用して、この玄関部に比較的大きな収納空間(以下、土間収納室)を設けることが可能な技術の開発が強く望まれていた。
本発明の課題は、比較的大きな土間収納室を備えるとともに、使い勝手の良い玄関部が設けられた建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aを有する玄関土間3と、この玄関土間3に連なる土間収納室4とを備えた玄関部1が、この玄関部1よりも一段高く設けられた部屋5に隣接するように配置された建物Aにおいて、
前記玄関土間3と前記部屋5との間に出入り口3aが設けられているとともに、前記土間収納室4と前記部屋5との間に出入り口4aが設けられ、
これら二つの出入り口3a、4aの手前に、前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設される式台6、7が玄関部側に張り出すようにして、それぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記玄関部1を前記部屋5に隣接するように配置するとともに、前記玄関土間3および前記土間収納室4に、前記部屋5へと通じる出入り口3a、4aをそれぞれ設けるので、従来とは異なり、玄関ホールや、玄関と部屋との連絡通路等を設ける必要がなくなる。これによって、その分のスペースを、前記土間収納室4を設けるためのスペースとして利用することができ、この土間収納室4を比較的大きく形成することが可能となる。
また、前記玄関土間3および前記土間収納室4に、前記部屋5へと通じる出入り口3a、4aをそれぞれ設けるので、前記玄関部1と部屋5との行き来がしやすくなり、これによって、物品の搬入および搬出もしやすく、使い勝手が良い。
その上、前記二つの出入り口3a、4aの手前に、前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設される前記式台6、7を玄関部側に張り出すようにして設けることで、前記式台6、7が前記玄関部1と部屋5との間における玄関ホールのような境界領域となるので、使い勝手が良い。すなわち、前記玄関部1から部屋5へと進む際の踏み台にしたり、買い物をしてきた物品や収納すべき物品の一時的な置き場にしたり、来客の腰掛け用にしたり、靴を履くときの腰掛け用にしたり等、様々な用途に適応することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1に記載の建物Aにおいて、
前記玄関土間3と前記土間収納室4との間に出入り口8が設けられ、この出入り口8には戸8aが設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記玄関土間3と前記土間収納室4との間に出入り口8が設けられることによって、前記玄関土間3と土間収納室4とを行き来することができるので、収納すべき物品の搬入および搬出がしやすく、使い勝手が良い。
しかも、この出入り口8に戸8aを設けることによって、前記玄関土間3から前記土間収納室4の中が見えないように遮蔽することができるので、前記玄関部1の見映えが良くなる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項2に記載の建物Aにおいて、
前記式台6、7は、前記玄関土間3と土間収納室4との間に設けられた出入り口8に達しない範囲において玄関部側に張り出していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記式台6、7が、前記出入り口8に達しない範囲において張り出しているので、前記玄関土間3と土間収納室4との間を前記式台6、7に妨げられずに行き来することができる。
しかも、前記式台6、7のためのスペースを、前記玄関土間3と土間収納室4との行き来が可能な範囲で、できるだけ広く取ることができるので、前記式台6、7上を有効的に使うことができ、使い勝手が良い。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物Aにおいて、
前記玄関ポーチ2の床面2bと、前記玄関土間3の床面3bと、前記土間収納室4の床面4bとは、ほぼ等しい高さ位置になるように設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記玄関ポーチ2の床面2bと、前記玄関土間3の床面3bと、前記土間収納室4の床面4bとを、ほぼ等しい高さ位置になるように設けるので、収納すべき物品を持ったまま、ほぼ等しい高さ位置の床面2b、3b、4bを移動するだけで済み、例えば比較的重量な物品等でも収納しやすく、使い勝手が良い。
請求項5に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物Aにおいて、
前記部屋5は、リビング5b、ダイニング5cおよびキッチン5d等を含む共用居住空間であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、例えば、前記玄関部1から2階A2へと行き来する場合には、前記共用居住空間を必ず通過することになるので、居住者どうしのコミュニケーションの機会を容易に得ることができるので好ましい。
本発明によれば、前記玄関部を前記部屋に隣接するように配置するとともに、前記玄関土間および前記土間収納室に、前記部屋へと通じる出入り口をそれぞれ設けるので、従来とは異なり、玄関ホールや、玄関と部屋との連絡通路等を設ける必要がなくなる。これによって、その分のスペースを、前記土間収納室を設けるためのスペースとして利用することができ、この土間収納室を比較的大きく形成することが可能となる。
また、前記玄関土間および前記土間収納室に、前記部屋へと通じる出入り口をそれぞれ設けるので、前記玄関部と部屋との行き来がしやすくなり、これによって、物品の搬入および搬出もしやすく、使い勝手が良い。
その上、前記二つの出入り口の手前に、前記部屋の床に接続され、かつ前記玄関土間および土間収納室の床よりも上方に配設される前記式台を玄関部側に張り出すようにして設けることで、前記式台が前記玄関部と部屋との間における玄関ホールのような境界領域となるので、様々な用途に適応することが可能となり、使い勝手が良い。
以下、図面を参照して本発明に係る建物Aの実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態の建物Aは、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
本実施の形態の建物Aは、図1に示すように、玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aを有する玄関土間3と、この玄関土間3に連なる土間収納室4とを備えた玄関部1が、この玄関部1よりも一段高く設けられた部屋5に隣接するように配置されたものであり、
前記玄関土間3と前記部屋5との間に出入り口3aが設けられているとともに、前記土間収納室4と前記部屋5との間に出入り口4aが設けられ、
これら二つの出入り口3a、4aの手前に、前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設される式台6、7が玄関部側に張り出すようにして、それぞれ設けられている。
なお、本実施の形態の建物Aは、図1および図2に示すように、1階部分A1と2階部分A2とからなる2階建ての建物Aとなっており、前記共用居住空間である部屋5とは別に、複数の部屋を備えている。
ここで、前記玄関部1は、上述のように、玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aを有する玄関土間3と、この玄関土間3に連なる土間収納室4とを備えており、この玄関部1よりも一段高く設けられた部屋5に隣接するように配置されている。
前記玄関ポーチ2は、前記玄関土間3に隣接して配置されているとともに、壁を挟んで前記部屋5にも隣接して配置されている。
なお、この玄関ポーチ2は多雪地域と、そうでない地域とで構造に若干の違いがある。すなわち、多雪地域ではない場合の玄関ポーチ2は、図3に示すように、屋根9で覆われない部分があるが、多雪地域の場合、図4に示すように、玄関ポーチ2の隅に柱10aが設けられて、この柱10aによって支持される屋根10が前記玄関ポーチ2を完全に覆うようになっている。
前記玄関土間3は、上述のように、玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aを有しており、前記部屋5よりも一段低く設けられている。なお、前記出入り口2aには戸2cが設けられている。
また、図1に示すように、この玄関土間3を形成する壁際に沿って収納棚11が設けられている。なお、この収納棚11は図1に示すように、前記玄関ポーチ2へ通じる出入り口2aに達しない範囲の奥行き寸法を備えたものが好ましい。すなわち、外部から前記玄関土間3へと進む際に、前記収納棚11が前記出入り口2aからはみ出して見えていると見映えが悪いだけではなく、比較的大きな物品を搬入する際にもこの収納棚11が妨げとなってしまうためである。
前記土間収納室4は、上述のように前記玄関土間3に連なって設けられおり、前記部屋5よりも一段低く設けられている。
また、図1に示すように、この土間収納室4を形成する壁には、前記玄関土間3と土間収納室4との間に設けられる出入り口8(後述する)に対向して勝手口12が設けられている。このように勝手口12を設けることによって、前記部屋5から玄関土間3を通過し玄関ポーチ2へと出るよりも早く、前記部屋5から外部へと出ることができるようになっている。
また、前記土間収納室4には、例えば、外部から直接搬入する自転車やバイクや、冷暗所等にて保存することが適切な食品類、長期間使用しないもの等、様々な物品を収納することができるようになっている。その他にも、この土間収納室4を、飼い犬の飼育スペースとして使用することもできるようになっており、居住者の生活様式に合わせて様々な用途に適応することができる多目的な空間となっている。
さらに、上述したように、前記玄関土間3と前記部屋5との間に出入り口3aが設けられているとともに、前記土間収納室4と前記部屋5との間に出入り口4aが設けられている。なお、これら出入り口3a、4aには、図1に示すように、それぞれに戸3c、4cを設けておくのが望ましい。すなわち、冬期に冷たい空気の浸入を防いだり、来客時などに部屋5の内部が見られないようにしたり等のためである。
そして、前記玄関土間3と前記土間収納室4との間には上述した出入り口8が設けられている。これによって、前記玄関土間3と土間収納室4とを行き来することができるので、収納すべき物品の搬入および搬出がしやすく、使い勝手が良い。
しかも、この出入り口8には戸8aが設けられており、これによって、前記玄関土間3から前記土間収納室4の中が見えないように遮蔽することができるので、玄関部1の見映えが良くなる。また、来客時などは、戸8aが設けられていることによって土間収納室4の内部が見られないようになっているので、プライバシーの保護にもつながる。
一方、前記玄関ポーチ2、玄関土間3および土間収納室4は、本実施の形態においては一直線上に配置されている。
また、前記玄関ポーチ2の床面2bと、前記玄関土間3の床面3bと、前記土間収納室4の床面4bとは、ほぼ等しい高さ位置になるように設けられている。これによって、収納すべき物品を持ったまま、ほぼ等しい高さ位置の床面2b、3b、4bを移動するだけで済み、例えば比較的重量な物品等でも収納しやすく、使い勝手が良い。
前記部屋5は、前記玄関部1に隣接するとともに、玄関部1よりも一段高く設けられており、図1に示すように、リビング5b、ダイニング5cおよびキッチン5d等を含む共用居住空間となっている。
前記玄関土間3の出入り口3aは、前記リビング5b、ダイニング5cに通じるようになっており、前記土間収納室4の出入り口4aは前記キッチン5dに通じるようになっている。また、前記キッチン5dからは、前記土間収納室4を通過して、前記勝手口12よりすぐに外部へと出ることができるようになっているので、使い勝手が良い。
このように、前記部屋5を共用居住空間とすることによって、例えば、前記玄関部1から2階A2へと行き来する場合には、前記共用居住空間を必ず通過することになるので、居住者どうしのコミュニケーションの機会を容易に得ることが可能となる。
前記式台6、7は、前記玄関土間3および土間収納室4と、前記部屋5との間に設けられた二つの出入り口3a、4aの手前において前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設されて、玄関部側に張り出すようにして設けられている。
このような式台6、7は、前記玄関部1と部屋5との間における玄関ホールのような境界領域となるので、例えば、買い物をしてきた物品や収納すべき物品の一時的な置き場にしたり、来客の腰掛け用にしたり、靴を履くときの腰掛け用にしたり等、様々な用途に適応することが可能となり、使い勝手が良い。
また、この式台6、7は、前記玄関土間3と土間収納室4との間に設けられた出入り口8に達しない範囲において玄関部側に張り出しており、前記玄関土間3と土間収納室4との間をこの式台6、7に妨げられずに行き来することができるようになっている。
しかも、前記式台6、7のためのスペースを、前記玄関土間3と土間収納室4との行き来が可能な範囲で、できるだけ広く取ることができるので、前記式台6、7上を有効的に使うことができ、使い勝手が良い。
なお、前記式台6、7を設置する際の高さ位置は、上述のように前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設されていれば良く、前記部屋5の床5aの高さに応じて変更するのが望ましい。
すなわち、前記部屋5の床5aの高さが比較的高い場合、前記玄関部1から部屋5へと進む場合に、大きな段差を乗り越えていかなければならなくなるので、前記式台6、7を前記部屋5の床面5aよりも低い位置に設けるようにする。
一方、前記部屋5の床5aの高さが比較的低い場合には、前記玄関部1から部屋5へと進む際に、大きな段差を乗り越える必要もないので前記式台6、7を前記部屋5の床面5aとほぼ同じ高さの位置に設けるようにする。
その他、この式台6、7を設置する際の高さ位置については、例えば、居住者が高齢者であった場合には、前記玄関部1と部屋5との段差が大きいと相応しくない等、居住者の生活に応じて変更することが望ましい。
一方、上述したように、本実施の形態の建物Aは2階建てとなっており、1階部分A1には、図1に示すように、前記部屋5に隣接して浴室13a、洗面所、トイレ13cからなる水回り室13および和室14、階段15とが設けられており、この階段15は、2階部分A2へとつながっている。
2階部分A2には、図2に示すように、階段15を上がった傍に2階用トイレ16が設けられており、階段ホール17を中心に三つの部屋18、19、20が設けられている。
これら三つの部屋18、19、20のうち、第1の部屋18は、前記玄関部1上方に設けられる収納室21に隣接して設けられており、第2および第3の部屋19、20は、バルコニ22が外部に設けられている。
なお、本実施の形態の建物Aの間取りは以上のように構成されているが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態によれば、前記玄関部1を前記部屋5に隣接するように配置するとともに、前記玄関土間3および前記土間収納室4に、前記部屋5へと通じる出入り口3a、4aをそれぞれ設けるので、従来とは異なり、玄関ホールや、玄関と部屋との連絡通路等を設ける必要がなくなる。これによって、その分のスペースを、前記土間収納室4を設けるためのスペースとして利用することができ、この土間収納室4を比較的大きく形成することが可能となる。
また、前記玄関土間3および前記土間収納室4に、前記部屋5へと通じる出入り口3a、4aをそれぞれ設けるので、前記玄関部1と部屋5との行き来がしやすくなり、これによって、物品の搬入および搬出もしやすく、使い勝手が良い。
その上、前記二つの出入り口3a、4aの手前に、前記部屋5の床5aに接続され、かつ前記玄関土間3および土間収納室4の床3b、4bよりも上方に配設される前記式台6、7を玄関部側に張り出すようにして設けることで、前記式台6、7が前記玄関部1と部屋5との間における玄関ホールのような境界領域となるので、様々な用途に適応することが可能となり、使い勝手が良い。
本発明の建物の1階部分を示す平面図である。 本発明の建物の2階部分を示す平面図である。 多雪地域ではない場合の建物の外観を示す側面図である。 多雪地域における建物の外観を示す側面図である。
符号の説明
A 建物
1 玄関部
2 玄関ポーチ
3 玄関土間
4 土間収納室
5 部屋
6 式台
7 式台

Claims (5)

  1. 玄関ポーチへ通じる出入り口を有する玄関土間と、この玄関土間に連なる土間収納室とを備えた玄関部が、この玄関部よりも一段高く設けられた部屋に隣接するように配置された建物において、
    前記玄関土間と前記部屋との間に出入り口が設けられているとともに、前記土間収納室と前記部屋との間に出入り口が設けられ、
    これら二つの出入り口の手前に、前記部屋の床に接続され、かつ前記玄関土間および土間収納室の床よりも上方に配設される式台が玄関部側に張り出すようにして、それぞれ設けられていることを特徴とする建物。
  2. 請求項1に記載の建物において、
    前記玄関土間と前記土間収納室との間に出入り口が設けられ、この出入り口には戸が設けられていることを特徴とする建物。
  3. 請求項2に記載の建物において、
    前記式台は、前記玄関土間と土間収納室との間に設けられた出入り口に達しない範囲において玄関部側に張り出していることを特徴とする建物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
    前記玄関ポーチの床面と、前記玄関土間の床面と、前記土間収納室の床面とは、ほぼ等しい高さ位置になるように設けられていることを特徴とする建物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物において、
    前記部屋は、リビング、ダイニングおよびキッチン等を含む共用居住空間であることを特徴とする建物。
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