JP5219412B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、上階と下階とを備え、下階床の一部の上に中間床が設けられ、この中間床の上方が中間部屋とされるとともに、該中間床と前記下階床との間が低天井収納室とされた建物に関する。
近年、生活の質の向上や多様化に伴い、生活に使用する物品が多種多様化および多数化する傾向にあり、例えば押入や納戸、床下収納庫、小屋裏収納部、天井裏収納部等の従来の収納スペースでは広さや容量が不足し、また、建物が建てられる敷地の有効利用という観点から、屋外物置等の設置は望ましくないという問題があった。
この問題を解決する建物の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この建物では、建物内部に大型の収納空間である蔵を設けるとともに、この収納空間と同じ床レベルの居室を隣接して設け、さらに当該居室に収納空間への出入口を設けている。この建物は、上階の床と下階の床との間のスキップ床の床レベルに収納空間を設けるため、上階の荷物と下階の荷物のいずれを収納空間へ出し入れする場合にも便利であった。
特開2004−011336号公報
ところが、特許文献1に記載の建物のように、建物の内部に設けられた収納空間に対して、例えばアウトドア用品等、建物の外部で使用する物品を収納する際には、玄関から下階の部屋、階段等を通過して、収納空間がある居室まで運ばなければならず、使い勝手が良くない場合があった。
また、特許文献1に記載の収納空間は、単に六面体状に形成された収納空間である蔵が蔵階に設置されたものであるため、より有効的に建物内部の空間を利用でき、収納スペースをより広く確保できるような技術が望まれていた。
本発明の課題は、使い勝手が良く、建物内の空間を有効利用することによって収納スペースをより広く確保することが可能な建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、上階2と下階1とを備え、下階床1aの一部の上に中間床1bが設けられ、この中間床1bの上方が中間部屋15とされるとともに、該中間床1bと前記下階床1aとの間が低天井収納室16とされた建物Aにおいて、
前記下階床1a上には、上階2と下階1とを連絡するための階段30が設置されるとともに、この階段30の途中には、前記中間床1bと略等しい高さに位置し、かつ該中間床1bに隣接する踊り場31が設けられており、
この踊り場31の下方には、前記低天井収納室16と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室16と連続する補助スペース17が設けられており、これら低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部18を備えており、
前記低天井収納室16は、前記下階1に設けられる部屋10に隣接するとともに、この下階1の部屋10に隣接する玄関室12に連なる玄関収納部13に隣接して配置されており、
前記低天井収納室16には、前記下階1の部屋10との間に、この下階1の部屋10に面する出入口16aが設けられるとともに、前記玄関収納部13との間に、この玄関収納部13に面する出入口16bが設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記中間床1bと前記下階床1aとの間が低天井収納室16とされているので、従来とは異なり、例えば外部で使用する物品を、階段を上って収納空間がある居室まで運ぶ必要が無く、使い勝手が良い。
しかも、前記階段30の途中に設けられる踊り場31の下方に、前記低天井収納室16と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室16と連続する補助スペース17が設けられており、これら低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部18を備えているので、前記低天井収納室16は、前記補助スペース17の分だけ収納空間が広くなり、さらに前記低天井収納室16および補助スペース17は、前記低床部18が下階床1aよりも床面高さが一段低くなる分だけ収納空間が広くなり、収納スペースの容量を大きくすることができる。すなわち、前記補助スペース17の分と前記低床部18の分だけ、建物A内の空間を利用することができるので、従来に比して、収納スペースをより広く確保することが可能となる。
また、前記低天井収納室16は、前記下階1に設けられる部屋10に隣接するとともに、この下階1の部屋10に隣接する玄関室12に連なる玄関収納部13に隣接して配置されており、前記低天井収納室16には、前記下階1の部屋10との間に、この下階1の部屋10に面する出入口16aが設けられるとともに、前記玄関収納部13との間に、この玄関収納部13に面する出入口16bが設けられているので、例えば、建物A内で使用する物品は、前記下階1の部屋10から収納することができ、外部で使用する物品は、前記玄関室12を介して玄関収納部13から収納することができ、より使い勝手が良い。
請求項に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項に記載の建物Aにおいて、
前記低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階1の部屋10に面する出入口16a側に、前記下階床1aと略等しい高さを有し、かつ該下階床1aに隣接する高床部19を備えていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階1の部屋10に面する出入口16a側に、前記下階床1aと略等しい高さを有し、かつ該下階床1aに隣接する高床部19を備えているので、この高床部19を通じて、前記低天井収納室16および補助スペース17と、前記下階1の部屋10との間の行き来が容易となり、これら低天井収納室16および補助スペース17と、前記下階1の部屋10との間での物品の搬入や搬出がしやすく、さらに使い勝手が良い。
請求項に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項またはに記載の建物Aにおいて、
前記玄関収納部13は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部13aを備えており、この玄関収納部13の低床部13aは、前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と略等しい高さを有していることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記玄関収納部13は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部13aを備えており、この玄関収納部13の低床部13aは、前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と略等しい高さを有しているので、前記低天井収納室16および補助スペース17と、前記玄関収納部13との間の行き来が容易となり、これら低天井収納室16および補助スペース17と、前記玄関収納部13との間での物品の搬入や搬出がしやすく、より一層使い勝手が良い。
請求項に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項のいずれか一項に記載の建物Aにおいて、
前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と、前記玄関収納部13の低床部13aとは土間床で構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と、前記玄関収納部13の低床部13aとは土間床で構成されているので、これら低床部18,13aに、特に外部で使用する物品を収納することが好適となる。すなわち、これら低床部18,13aは、前記下階床1aよりも床面が一段低いので、例えば物品に泥水が付着していたとしても、この泥水が下階1の部屋10等に浸入することを防ぐことができる。
本発明によれば、下階床の一部の上に中間床が設けられ、この中間床と下階床との間が低天井収納室とされているので、従来とは異なり、例えば外部で使用する物品を、階段を上って収納空間がある居室まで運ぶ必要が無く、使い勝手が良い。
しかも、上下階を連絡する階段の途中に設けられる踊り場の下方に、低天井収納室と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室と連続する補助スペースが設けられており、これら低天井収納室および補助スペースは、下階床よりも床面の高さが一段低い低床部を備えているので、前記低天井収納室は、補助スペースの分だけ収納空間が広くなり、さらに低天井収納室および補助スペースは、低床部が下階床よりも床面高さが一段低くなる分だけ収納空間が広くなり、収納スペースの容量を大きくすることができる。すなわち、補助スペースの分と低床部の分だけ、建物内の空間を利用することができるので、従来に比して、収納スペースをより広く確保することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態において説明する建物Aは、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
本実施の形態の建物は、図1に示すように、上階2と下階1とを備え、下階床1aの一部の上に中間床1bが設けられ、この中間床1bの上方が中間部屋15とされるとともに、該中間床1bと前記下階床1aとの間が低天井収納室16とされたものであり、前記下階床1a上には、上階2と下階1とを連絡するための階段30が設置されるとともに、この階段30の途中には、前記中間床1bと略等しい高さに位置し、かつ該中間床1bに隣接する踊り場31が設けられており、この踊り場31の下方には、前記低天井収納室16と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室16と連続する補助スペース17が設けられており、これら低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部18を備えている。
なお、本実施の形態の建物Aは、上述したように上階2と下階1とを備えており、各階1,2に複数の部屋が設けられた2階建ての建物となっている。また、図1および図3に示すように、前記下階床1aの一部の上に設けられた中間床1bの上方が中間部屋15とされるとともに、該中間床1bと前記下階床1aとの間が低天井収納室16とされており、図1および図4に示すように、上階床2aの一部の上に設けられる中間床2bの上方が中間部屋23,24とされている。
さらに、この建物Aの上階2と下階1とを連絡するための階段30が、前記下階床1a、中間床1b、上階床2aおよび中間床2bに面して設けられている。この階段30は、図2〜図5に示すように、複数の踊り場31,32,32を備えている。
なお、前記踊り場31は、上述したように、前記中間床1bと略等しい高さに位置し、かつ該中間床1bに隣接している。
ここで、前記下階1に設けられる部屋10は、図2に示すように、リビング・ダイニング・キッチンからなる共用居住空間であり、この下階1の部屋10および前記階段30に隣接して、風呂・洗面室・トイレ等が配置されている。
また、この下階1の部屋10に隣接して玄関室12が配置されている。この玄関室12に対しては、玄関土間12bから一段上がった玄関ホール12aを介して、前記低天井収納室16に隣接する玄関収納部13が連なるようにして設けられている。
一方、この下階1の部屋10は、この下階1の部屋10の天井10aの一部が高く形成されることによって高天井部11を有している。この高天井部11は、図1〜図3に示すように、前記下階1の部屋10と前記中間部屋15および低天井収納室16との間の境界付近に設けられている。
そして、この高天井部11は、前記第1通気部11bおよび第2通気部11cを備えている。これら第1通気部11bおよび第2通気部11cは、それぞれ通風および採光機能を有しており、例えば、ガラス等の透光性を有する材料を主体として形成され、開閉可能に構成された引違い窓の形態や、複数の水平羽板を備えるルーバー状の部材が取り付けられるような形態が採用されている。この他にも、種々の形態が挙げられるが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
このような高天井部11の構造を採用することによって、暖かい空気がより高い所へと上昇していく性質を利用することで前記下階1の部屋10内の暖かい空気を前記高天井部11へと上昇させて溜めることができるようになっている。そして、この高天井部11は、前記中間部屋15に面して設けられる第1通気部11bと、この第1通気部11bに対向して設けられる第2通気部11cとを備えていることから、これら第1通気部11bおよび第2通気部11cが対向する方向に沿って通風させることで、前記高天井部11に溜まる暖かい空気を前記第1通気部11bおよび第2通気部11cを通じて排出したり、前記中間部屋15の換気を行うことができるので、自然換気を容易かつ確実に行うことができ、夏場においても快適な居住環境を形成することが可能となる。
また、前記第1通気部11bおよび第2通気部11cは、通風だけでなく採光機能を有していることから、これら第1通気部11bおよび第2通気部11cが対向する方向に沿って陽光が差し込むこととなるので、前記高天井部11の下方や中間部屋15の採光性を向上させることができるようになっている。
そして、前記中間床1bと下階床1aとの間に設けられる前記低天井収納室16は、日用品等を収納する収納スペースとして利用されており、その天井高が1.4mに設定されているが、0.9m〜1.4mの高さ範囲であれば、これに限られるものではない。
すなわち、このように低天井収納室16の天井高を0.9m〜1.4mに設定することによって、居住者が低天井収納室16に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保でき、また、このように天井高を必要最低限に押さえることで、建物Aの高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照現象等の影響を極力少なくすることができる。
また、この低天井収納室16は、図1および図2に示すように、前記下階1に設けられる部屋10に隣接するとともに、この下階1の部屋10に隣接する玄関室12に連なる玄関収納部13に隣接して配置されており、前記低天井収納室16には、前記下階1の部屋10との間に、この下階1の部屋10に面する出入口16aが設けられるとともに、前記玄関収納部13との間に、この玄関収納部13に面する出入口16bが設けられている。
これにより、例えば、建物A内で使用する物品は、前記下階1の部屋10から収納することができ、外部で使用する物品は、前記玄関室12を介して玄関収納部13から収納することができ、使い勝手が良い。
さらに、この低天井収納室16は、上述のように、前記階段30の踊り場31の下方に設けられ、前記低天井収納室16と略等しい天井高を有する補助スペース17と連続している。しかも、これら低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部18を備えているので、すなわち、これら低天井収納室16と補助スペース17とは、一体化された一つの空間として認識されることとなる。
そして、これら低天井収納室16および補助スペース17は、図1および図2に示すように、前記下階1の部屋10に面する出入口16a側に、前記下階床1aと略等しい高さを有し、かつ該下階床1aに隣接する高床部19を備えている。
これにより、この高床部19を通じて、前記低天井収納室16および補助スペース17と、前記下階1の部屋10との間の行き来が容易となり、これら低天井収納室16および補助スペース17と、前記下階1の部屋10との間での物品の搬入や搬出がしやすく、使い勝手が良い。
また、前記玄関収納部13は、図2に示すように、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部13aを備えており、この玄関収納部13の低床部13aは、前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と略等しい高さを有している。
これにより、前記低天井収納室16および補助スペース17と、前記玄関収納部13との間の行き来が容易となり、これら低天井収納室16および補助スペース17と、前記玄関収納部13との間での物品の搬入や搬出がしやすく、使い勝手が良い。
なお、この玄関収納部13は、前記低床部13aだけでなく、前記玄関室12側に、前記下階床1aと略等しい高さを有し、かつ該下階床1aに隣接する高床部13bを備えている。したがって、玄関室12と玄関収納部13との間の行き来が容易となり、これら玄関室12と玄関収納部13との間での物品の搬入や搬出がしやすく、使い勝手が良い。
その上、前記低天井収納室16および補助スペース17の低床部18と、前記玄関収納部13の低床部13aとは土間床で構成されている。
したがって、これら低床部18,13aに、特に外部で使用する物品を収納することが好適となる。すなわち、これら低床部18,13aは、前記下階床1aよりも床面が一段低いので、例えば物品に泥水が付着していたとしても、この泥水が下階1の部屋10等に浸入することを防ぐことができる。
つまり、外部で使用した物品を、低天井収納室16に収納する場合は、前記玄関室12の玄関土間12bから玄関ホール12aを経由して、前記下階1の部屋10を通過することなく、前記玄関収納部13を通過して、前記低天井収納室16へと収納する。
続いて、図3および図5に示すように、前記階段30を上って下階床1aから中間床1bまで上がる。前記階段30を上った場所には踊り場31が設けられており、この踊り場31に面して前記中間部屋15が設けられている。
前記中間部屋15は、建物Aを構成する外壁に沿って配置されるものであり、前記高天井部11に隣接して配置されるとともに、前記高天井部11の天井11aと同一高さの天井15aを備えている。そして、これら中間部屋15の天井15aおよび高天井部11の天井11aは、図1に示すように、前記上階床2aの一部の上に設けられる中間床2bと略同じ高さ位置に設定されている。
続いて、図3および図5に示すように、前記階段30を上って踊り場31から上階床2aまで上がる。前記階段30を上った場所には踊り場32が設けられており、この踊り場32に面して上階2の部屋20が設けられている。
そして、前記上階2の部屋20は、図1に示すように、前記下階1の部屋10の直上に位置し、かつ前記高天井部11に隣接して配置されるとともに前記第2通気部11cに面している。
なお、この上階2の部屋20は、前記玄関室12の上部の小屋部14と隣接しており、この小屋部14との間に出入口を形成することによって小屋部14の内部と行き来可能となっている。そして、この小屋部14の内部には、図3および図5に示すように、小屋裏収納部14aが設けられており、この小屋裏収納部14aは、前記低天井収納室16と同じく、日用品等を収納する収納スペースとして利用されており、その天井高が0.9m〜1.4mに設定されている。
一方、上階2には、前記上階2の部屋20に隣接して部屋21が設けられるとともに、この部屋21および前記階段室30に隣接する低天井室22が設けられている。この低天井室22は、前記上階床2aと、この上階床2aの一部の上に設けられる中間床2bとの間に設けられるものであり、前記低天井収納室16と同じく、日用品等を収納する収納スペースとして利用されており、その天井高が0.9m〜1.4mに設定されている。
なお、これら上階2の部屋20,21と低天井室22とは、前記踊り場32に出入口が面するように配置されている。
続いて、図3〜図5に示すように、前記階段30を上って踊り場32から中間床2bまで上がる。前記階段30を上った場所には、図4に示すように、踊り場33が設けられており、この踊り場33に面して前記中間部屋23,24が設けられている。
そして、これら中間部屋23,24は、図1および図4に示すように、前記中間床2bよりも高い位置、すなわち、前記上階の部屋20,21の天井レベルに、それぞれロフト23a,24aを備えている。なお、これらロフト23a,24aは、前記低天井収納室16と同じく、日用品等を収納する収納スペースとして利用されており、その天井高が0.9m〜1.4mに設定されている。
また、これらロフト23a,24aに対向する位置にはクローゼット23b,24bが設けられている。
なお、建物A内の複数の部屋には、それぞれ窓10c,15c,16d,20bが設けられている。すなわち、図1および図3に示すように、前記中間部屋15には、前記第1通気部11bに対向する外壁15bに窓15cが設けられるとともに、前記上階2の部屋20には、前記第2通気部11cに対向する外壁20aに窓20bが設けられている。また、前記低天井収納室16の出入口16aに対向する外壁16cにも窓16dが設けられるとともに、この低天井収納室16の窓16dに対向するようにして、前記下階1の部屋10の外壁10bに窓10cが設けられている。
このように建物A内の各所に窓10c,15c,16d,20bが設けられることによって、これら窓10c,15c,16d,20bを通じて、外部の空気を吹き込ませたり、建物A内の暖かい空気を外部に排出したりすることができるようになっている。
以上のようにして、本実施の形態の建物Aを収納や換気に考慮したものとして構築することができるようになっている。
本実施の形態によれば、前記中間床1bと前記下階床1aとの間が低天井収納室16とされているので、従来とは異なり、例えば外部で使用する物品を、階段を上って収納空間がある居室まで運ぶ必要が無く、使い勝手が良い。
しかも、前記階段30の途中に設けられる踊り場31の下方に、前記低天井収納室16と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室16と連続する補助スペース17が設けられており、これら低天井収納室16および補助スペース17は、前記下階床1aよりも床面の高さが一段低い低床部18を備えているので、前記低天井収納室16は、前記補助スペース17の分だけ収納空間が広くなり、さらに前記低天井収納室16および補助スペース17は、前記低床部18が下階床1aよりも床面高さが一段低くなる分だけ収納空間が広くなり、収納スペースの容量を大きくすることができる。すなわち、前記補助スペース17の分と前記低床部18の分だけ、建物A内の空間を利用することができるので、従来に比して、収納スペースをより広く確保することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る建物を示す側断面図である。 図1に示す建物の1階および低天井収納室を示す平面図である。 図1に示す建物の1階の中間部屋および2階を示す平面図である。 図1に示す建物の2階の中間部屋およびロフトを示す平面図である。 図1に示す建物の各収納スペースおよび階段の概要を示す斜視図である。
符号の説明
A 建物
1 下階
1a 下階床
1b 中間床
2 上階
15 中間部屋
16 低天井収納室
17 補助スペース
18 低床部
30 階段
31 踊り場

Claims (4)

  1. 上階と下階とを備え、下階床の一部の上に中間床が設けられており、この中間床の上方が中間部屋とされるとともに、該中間床と前記下階床との間が低天井収納室とされた建物において、
    前記下階床上には、上階と下階とを連絡するための階段が設置されるとともに、この階段の途中には、前記中間床と略等しい高さに位置し、かつ該中間床に隣接する踊り場が設けられており、
    この踊り場の下方には、前記低天井収納室と略等しい天井高を有し、かつ該低天井収納室と連続する補助スペースが設けられており、これら低天井収納室および補助スペースは、前記下階床よりも床面の高さが一段低い低床部を備えており、
    前記低天井収納室は、前記下階に設けられる部屋に隣接するとともに、この下階の部屋に隣接する玄関室に連なる玄関収納部に隣接して配置されており、
    前記低天井収納室には、前記下階の部屋との間に、この下階の部屋に面する出入口が設けられるとともに、前記玄関収納部との間に、この玄関収納部に面する出入口が設けられていることを特徴とする建物。
  2. 請求項に記載の建物において、
    前記低天井収納室および補助スペースは、前記下階の部屋に面する出入口側に、前記下階床と略等しい高さを有し、かつ該下階床に隣接する高床部を備えていることを特徴とする建物。
  3. 請求項またはに記載の建物において、
    前記玄関収納部は、前記下階床よりも床面の高さが一段低い低床部を備えており、この玄関収納部の低床部は、前記低天井収納室および補助スペースの低床部と略等しい高さを有していることを特徴とする建物。
  4. 請求項のいずれか一項に記載の建物において、
    前記低天井収納室および補助スペースの低床部と、前記玄関収納部の低床部とは土間床で構成されていることを特徴とする建物。
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