JP2005036645A - 建物 - Google Patents

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Abstract


【課題】建物全体の高さを抑えて建設コストを低減でき、バルコニ、居室および収納スペースを有効に配置できる建物を提供すること。
【解決手段】居室空間12の隣に中間床30が設けられ、この中間床30の下に収納空間31が設けられ、前記中間床31の上にバルコニ33が設けられている。居室空間12、収納空間31およびバルコニ33を効率的に配列することで建物全体の高さを抑えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、本発明は、建物に係り、特にスキップフロアを備えた建物に関する。
従来、住宅等において物品を保管、収容する場所として、建物内部には押入や納戸、床下収納庫、小屋裏収納部、天井裏収納部等の収納スペースが設けられ、また、屋外には物置等が設置されることがある。
しかし、近年における生活の質の向上や多様化に伴い、生活に使用する物品が多種多様化および多数化する傾向にあり、これらの物品を保管、収容するために従来の収納スペースでは広さや容量が不足し、また、建物が建てられる敷地の有効利用という観点から、屋外物置等の設置は望ましくないため、その内部により大きな収納スペースを備えた建物が望まれている。
内部に大きな収納スペースを備える建物として、3階建ての建物の2階部分を収納階とし、この収納階に至る階段を設け、この階段の踊り場に面して収納室の出入り口が設けられた収納付き建物が提案されている(従来例1)。
このような収納付き建物では、収納階を大きな収納スペースとして有効に活用できるとともに、階段の踊り場から収納室に出入りできるので、物品の搬入、搬出を円滑にできる。
また、従来例1の建物とは異なる収納付き建物として、上下に収納スペースおよび居室が積層された構造体同士を、水平方向にかつ段違い状に隣接配置したスキップフロアを備えた建物が提案されている(従来例2[特許文献1:特許第2912797号公報])。
このようなスキップフロア型建物では、収納スペースと水平方向に隣接して居室が配置されるため、収納スペースの出し入れ口を隣接する居室に開口することで、居室から水平方向に物品を搬入、搬出することができ、作業が容易になるという効果を奏する。
特許第2912797号公報
しかし、上述した従来例1の収納付き建物では、3階建ての2階部分を収納スペースとしているため、収納スペースの天井高さに床の厚さ等が加えられることを考慮すると、通常の2階建ての建物と比較して、建物全体の高さが高くなってしまう。
また、従来例2のスキップフロア型建物においても、段違い状の上側に隣接配置した構造体の側では、通常の2階建ての建物よりも、段違いの高さ寸法だけ建物全体の高さが高くなってしまう。
従って、従来例1および従来例2の建物では、居室として利用できる階の床面積は、通常の2階建ての建物と同程度でありながら、建物全体の高さが高くなることで建設コストが増加するという問題がある。
本発明の目的は、建物全体の高さを抑えて建設コストを低減でき、居室および収納スペースを有効に配置できる建物を提供することにある。
本発明の建物は、居室空間の隣に中間床が設けられ、この中間床の下に収納空間が設けられ、前記中間床の上にバルコニが設けられていることを特徴とする。
ここで、本発明では、前記収納空間の天井高H1は1.0m〜1.4mの範囲に設定されているものでもよい。
さらに、前記中間床の上には前記バルコニに隣接して中間居室が設けられているものでもよい。
また、前記中間床と前記居室空間の床との間には階段が設けられ、前記中間床と前記居室空間の上階の床との間には階段が設けられているものでもよい。
さらに、前記収納空間の床と前記居室空間の床とは連続して形成されているものでもよい。
また、前記収納空間の床と前記居室空間の床とは段差がないものでもよい。
さらに、前記バルコニはルーフバルコニであってもよい。
なお、建物1は、少なくとも1つの特定フロアと、この特定フロアの上方に設けられる屋根4と、当該特定フロアと当該屋根との間に形成される小屋裏空間5とを有する建物1であって、前記特定フロアは、その一部に設けられた中間床40と、この中間床の下側に形成された中間床下側空間41と、当該中間床の上側に形成された中間床上側空間42とを備え、前記中間床上側空間の少なくとも一部と、前記小屋裏空間の一部とが連通された吹き抜け空間42が構成され、前記吹き抜け空間を覆う屋根4Bと、当該吹き抜け空間を構成する前記小屋裏空間の外壁3Dとの少なくとも一方には、当該吹き抜け空間への採光手段42Aが設けられている。
なお、ここで、「特定フロア」とは、建物の所定の階を意味する。例えば、2階建ての建物において、上方に屋根が設けられた2階を特定フロアとすることができ、また、1階の下屋部分のように上方に屋根が設けられている階であれば、当該1階部分を特定フロアとすることができる。
この発明によれば、特定フロアの中間床上側空間と小屋裏空間とが連通され、吹き抜け空間が形成されることによって、建物全体の高さが高くならず、建設コストの増加を防止しながら、吹き抜け空間や中間床下側空間を居室や収納スペースとして利用できるので、空間の有効利用を図ることができる。
また、吹き抜け空間を覆う屋根や外壁に採光手段が設けられていることにより、吹き抜け空間に外光を導入することができ、吹き抜け空間の居住環境を良好にすることができる。
建物は、前述の建物において、前記中間床下側空間は、収納空間41とされ、前記吹き抜け空間は、上部居室空間42とされており、前記収納空間の床面20Aと、前記特定フロアの床面20とは、段差が無く互いに連続して形成され、かつ、当該収納空間の天井高H1は、1.0m〜1.4mとされ、前記上部居室空間の天井高H2は、2.1m以上とされていることを特徴とする。
この発明によれば、特定フロアの中間床下側空間を収納空間とすることによって、建物内部に設けられる収納スペースの大きさを十分に確保できるとともに、収納空間の床面と特定フロアの床面とが段差なく連続しているので、収納空間に物品を搬入、搬出する作業が容易にできる。すなわち、前述の従来例2のスキップフロア型建物では、収納スペースの床面と居室の床面とが必ずしも連続するものではなく、段差のある場合に重い物品の出し入れに手間が掛かるという問題を有しており、本発明によりこの問題を解決できる。
また、収納空間の天井高を1.0m以上とすることで、大人が屈んで出入りできる高さを確保し、かつ、天井高を1.4m以下とすることで、収納容量を大きくしながら上部居室空間を圧迫せず、建物全体の高さを抑えることができる。また、上部居室空間の天井高を2.1m以上とすることで、通常の生活に支障がない高さを確保できる。
建物は、前述の建物において、前記小屋裏空間のうち、前記吹き抜け空間を構成しない小屋裏空間の少なくとも一部は、前記吹き抜け空間に隣接した小屋裏収納空間43とされ、前記吹き抜け空間に面して前記小屋裏収納空間の出入り口43Aが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、小屋裏収納空間が吹き抜け空間と隣接し、その出入り口が吹き抜け空間に面して設けられていることにより、さらに収納スペースを確保できるとともに、吹き抜け空間から小屋裏収納空間へ水平方向に物品を出し入れできるので、搬入、搬出の作業が容易にできる。この際、吹き抜け空間の床が中間床によって特定フロアの床よりも高い位置に形成されていることにより、小屋裏収納空間へ物品を出し入れする際に、物品を高い位置まで持ち上げる必要がなく、搬入、搬出の作業がより容易にできる。
建物は、前述の建物において、前記吹き抜け空間を覆う屋根は、第1の屋根4Bとされ、当該吹き抜け空間を構成しない前記小屋裏空間を覆う屋根は、第2の屋根4Aとされており、前記第1の屋根および第2の屋根は、当該第1の屋根が当該第2の屋根より上方で、かつ、互いに段差を備えて配置され、前記採光手段は、前記第1の屋根および第2の屋根の段差間に形成される外壁3Dに設けられた高窓42Aであることを特徴とする。
この発明によれば、吹き抜け空間を覆う第1の屋根を第2の屋根より上方で、かつ、互いに段差を備えて配置し、この段差間の外壁に高窓を設けることにより、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできるとともに、窓等が配置しづらい建物の中央部分に吹き抜け空間を構成した場合でも、採光手段を設けることができる。
建物は、前述の建物において、前記採光手段は、前記吹き抜け空間を覆う屋根の上方に突出して設けられたドーマー窓42Cであることを特徴とする。
この発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根にドーマー窓を設けることにより、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできるとともに、窓等を配置するための十分な外壁が確保できない場合でも、採光手段を設けることができる。
建物は、前述の建物において、前記採光手段は、前記吹き抜け空間を覆う屋根の外側に設けられたルーフバルコニ62に連通する開口42Dであることを特徴とする。
この発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根の外側にルーフバルコニを設け、このルーフバルコニに連通する開口を設けることにより、この開口がルーフバルコニへの出入り口として機能するとともに、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段としても有効であるため、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできる。
建物は、前述の建物において、前記吹き抜け空間を覆う屋根は、当該吹き抜け空間を構成しない前記小屋裏空間を覆う屋根4A,4Cの上方に突出する外壁3Eと、この外壁の上方に載置される上部屋根4Dとを備えた越屋根とされ、前記採光手段は、前記越屋根の外壁に設けられた窓42A,42Bであることを特徴とする。
この発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根を外壁および上部屋根を備えた越屋根とすることにより、この越屋根の外壁部分に、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段である窓を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下の説明にあたって、同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図1ないし図3には、本発明の第1実施形態に係る建物としての住宅1が示されている。そして、図4には、本発明の第2実施形態に係る建物としての住宅1Aが示され、図5、図6には、本発明の第3実施形態に係る建物としての住宅50が示されている。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、住宅1の全体を示す斜視図であり、図2は、その断面図、図3(A)〜(C)は、その各高さ位置における平面図である。すなわち、図2は、図3(A)〜(C)に示す矢視II−II線断面図であり、図3(A)〜(C)は、図2の矢視IIIA−IIIA線、IIIB−IIIB線、およびIIIC−IIIC線でそれぞれ示す高さ位置における平面図である。
図1ないし図3において、住宅1は、基礎2の上に建物本体3が固定され、この建物本体3の上方が屋根4で覆われた2階建ての戸建て住宅である。建物本体3は、木質パネル工法やユニット工法等のプレハブ工法、木造軸組工法、鉄骨軸組工法等、設計条件に応じて適宜選択された構造および工法により構築される。そして、建物本体3には、外壁3Aによって外部と区画された内部空間を内床3Cで上下に区切ったフロア(階)が形成され、さらに各フロアを内壁3Bや図示しない間仕切壁等で区切ることで生活空間としての居室や廊下、ホール等が形成されている。
図3(A)に示す住宅1の1階部分には、図中下方右側にリビングルーム11、その図中上方にキッチン12、その図中左側に廊下13および玄関ホール14がそれぞれ設けられ、玄関ホール14の図中下方でリビングルーム11の図中左側には、洗面所や浴室等を有する水場居室15が設けられている。そして、廊下13と水場居室15との間には、2階へ通じる階段16が設けられている。
図3(B)に示す住宅1の2階部分には、階段16と連続して2階ホール24が設けられ、この2階ホール24の図中左側に主寝室21が設けられ、2階ホール24の図中右側に副寝室22,23が図中上下に並んで設けられている。
住宅1の特定フロアとしての2階部分において、主寝室21と副寝室23との間には、図2に示すように、中間床としての2階中間床40が設けられている。この2階中間床40は、内床3Cと同等の床荷重を支持できる程度の強度を有し、外壁3Aや内壁3B、または図示しない支持部材によって支持されている。すなわち、住宅1は、2階中間床40により中間フロアが形成された、スキップフロアを備える建物である。
2階中間床40の下側には、中間床下側空間としての収納空間41が設けられている。この収納空間41の出入り口41Aは2階ホール24に開口して設けられている。
なお、収納空間41の出入り口41Aは2階ホール24に開口するものに限らず、主寝室21や副寝室23等の居室空間に開口するものであってもよい。
2階中間床40の上側には、2階中間床40の中間床上側空間と小屋裏空間5の一部とが連通された吹き抜け空間が設けられ、この吹き抜け空間、すなわち上部居室空間42は、生活空間として使用される。
以上のような構成の2階部分を覆う屋根4は、互いに略同一の傾斜を有する第2の屋根としての屋根4Aおよび第1の屋根としての屋根4Bから構成され、屋根4Aは副寝室22,23の上方を覆い、屋根4Bは主寝室21、上部居室空間42および2階ホール24の上方を覆っている。
屋根4A,4Bは、屋根4Bが屋根4Aよりも上方で、互いに段差を有して配置され、この段差間に外壁3Dが設けられている。この外壁3Dには、上部居室空間42および2階ホール24の採光、換気を行う採光手段としての高窓42Aが設けられている。
また、副寝室22,23と屋根4Aとの間で上部居室空間42および2階ホール24と隣接する位置の小屋裏空間5は、小屋裏収納空間43とされている(図3(C)中破線で示す)。この小屋裏収納空間43の出入り口43Aは、上部居室空間42に開口して設けられている。
収納空間41の床である収納空間床20Aと、2階の居室床20とは、互いの床面に段差が無く、互いに連続して形成されている。収納空間床20Aの床上面と2階中間床40の下面との間の距離、すなわち、収納空間41の天井高H1は、本実施形態において、1.0m〜1.4mの範囲に設定されている。また、上部居室空間42の天井高H2は、最も低いところで2.1m以上に設定されている。
従って、本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)2階中間床40の上側空間と小屋裏空間5の一部とを連通し、吹き抜け空間としての上部居室空間42を設けることによって、生活空間として利用可能な居室空間を多く確保でき、建物内空間を有効に利用できる。また、住宅1の高さが通常の2階建ての建物と同程度に抑えられ、建設コストの増加を防止できる。
(2)2階の居室床20と、収納空間床20Aとが段差なく連続しているので、収納空間41に物品を搬入、搬出する作業が容易にできる。すなわち、従来の収納スペースの床面と居室の床面とが必ずしも連続せず、段差があるスキップフロア型建物が有している重い物品の出し入れに手間が掛かるという問題を解決できる。
(3)収納空間41の天井高H1を1.0m以上とすることで、大人が屈んで出入りできる高さを確保し、かつ、天井高H1を1.4m以下とすることで、収納容量を大きくしながら収納空間41の上方の空間を圧迫せず、住宅1の高さを抑えることができる。
(4)上部居室空間42の天井高H2を最も低いところで2.1m以上に設定することで、居室空間として利用する上での通常の生活に支障がない天井高さを確保できる。
(5)小屋裏収納空間43が上部居室空間42と隣接し、その出入り口43Aが上部居室空間42に面して設けられていることにより、上部居室空間42から小屋裏収納空間43へ水平方向に物品を出し入れでき、上部居室空間42の床との段差が低くなっているので、搬入、搬出の作業が容易にできる。
(6)互いに段差を有して配置した屋根4A,4Bの段差間を上部居室空間42の外壁3Dとし、この外壁3Dに高窓42Aを設けることにより、上部居室空間42に外光や外気を導入することができ、上部居室空間42の居住環境を良好にすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態に係る建物としての住宅1Aの断面図である。
図4において、住宅1Aは、上部居室空間42を覆う屋根形状が前述の第1実施形態の場合と異なるもので、その他の構成は、第1実施形態と同様である。
住宅1Aの構造および各フロアの平面構成は、前述の第1実施形態と同様に、特定フロアとしての2階部分において、主寝室21と副寝室23との間に2階中間床40が設けられ、この2階中間床40の上側空間と小屋裏空間5とが連通された上部居室空間42が設けられている。
住宅1Aの屋根は、互いに略同一の傾斜を有する3種類の屋根4A,4Cおよび上部居室空間42を覆う上部屋根4Dから構成され、屋根4Aは2階部分の副寝室22,23の上方を覆い、屋根4Cは主寝室21の上方を覆っている。
すなわち、上部居室空間42を覆う屋根は、屋根4A,4Cの上方に突出する外壁3Eと、この外壁3Eの上方に載置された上部屋根4Dとを有する越屋根とされ、外壁3Eには、上部居室空間42の採光、換気を行う採光手段としての高窓42Aおよび窓42Bが設けられている。
従って、本実施形態によれば、前述の(1)〜(5)の効果に加えて、次のような効果が得られる。
(7)上部居室空間42を覆う上部屋根4Dを越屋根とし、この越屋根の外壁3Eに高窓42Aおよび窓42Bを設けることによって、上部居室空間42に外光や外気を導入することができ、上部居室空間42の居住環境を良好にすることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、第3実施形態に係る建物としての住宅50の断面図であり、図6(A),(B)は、その各高さ位置における平面図である。すなわち、図5は、図6(A),(B)に示す矢視V−V線断面図であり、図6(A),(B)は、図5の矢視VIA−VIA線、VIB−VIB線でそれぞれ示す高さ位置における平面図である。
図5、図6において、住宅50は、2階建ての建物であり、各階居室の平面および断面構成が前述の第1実施形態の場合と異なるもので、その他建物の材料や工法等は、第1実施形態と同様である。以下、前述の第1実施形態との相違点について説明する。
図6(A)に示す住宅50の1階部分には、図中下方右側に玄関ホール14、その図中上方にキッチン12、そのさらに図中上方に水場居室15がそれぞれ設けられ、玄関ホール14およびキッチン12の図中左側には、リビングルーム11が設けられている。そして、水場居室15の図中左側には、2階へ通じる階段16が設けられている。
図6(B)に示す住宅50の2階部分には、階段16と連続して図中右側に主寝室21が設けられている。
住宅50の1階部分において、図5に示すように、リビングルーム11および階段16の図中左側には、中間床としての1階中間床30が設けられている。また、2階部分において、主寝室21の図中左側には、中間床としての2階中間床40が設けられている。
1階中間床30の下側は収納空間31とされ(図6(A)中破線で示す)、この収納空間31の出入り口31Aはリビングルーム11に開口して設けられている。
1階中間床30の上側の一部は、2階中間床40の下側空間の一部と連通された中間居室空間32とされ、1階中間床30の上側の他の一部は、外部としてのバルコニ空間33とされている。中間居室空間32とリビングルーム11との間は、壁等で仕切られておらず、空間として連続し、段差部分に設けられた手摺り32Aによって区切られている。
2階中間床40の下側で主寝室21に沿った部分は、中間床下側空間としての収納空間41とされ(図6(B)中破線で示す)、この収納空間41の出入り口41Aは主寝室21に開口して設けられている。
2階中間床40の上側の一部は、2階中間床40の上側空間と小屋裏空間5の一部とが連通された吹き抜け空間としての上部居室空間42とされている。この上部居室空間42と2階部分とは、階段26によって連続されている。
また、2階中間床40の上側の他の一部には、2階中間床40の上側空間と小屋裏空間5とを上下に分ける床60が設けられている。この床60の下側は、収納空間61とされ、床60の上側の小屋裏空間5は、その上方の屋根4に開口が設けられて外部に開放されたルーフバルコニ62とされている。このルーフバルコニ62と上部居室空間42とは、階段46によって連続され、開口としての出入り口42Dが設けられている。この出入り口42Dは、掃き出し窓であり、上部居室空間42への採光および換気の機能をも有している。
上部居室空間42と隣接し主寝室21の上方に位置する小屋裏空間5の一部は、小屋裏収納空間43とされ、この小屋裏収納空間43の出入り口43Aは、上部居室空間42に開口して設けられている。
また、上部居室空間42を覆う屋根4の一部には、屋根4から上方へ突出したドーマー4Eが設けられ、このドーマー4Eは、上部居室空間42の採光、換気を行うドーマー窓42Cを有している。
収納空間31,41,61の床である収納空間床10A,20A,40Aと、1階、2階の居室床10,20および2階中間床40とは、互いの床面に段差が無く、互いに連続して形成されている。また、各収納空間31,41,61の天井高H1は、1.0m〜1.4mの範囲に設定されている。また、中間居室空間32の天井高H3は、2.1m〜2.6mの範囲に設定され、上部居室空間42の天井高H2は、最も低いところで2.1m以上に設定されている。
従って、本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(8)1階中間床30の上側空間と2階中間床40の下側空間とを連通して中間居室空間32を設け、2階中間床40の上側空間と小屋裏空間5とを連通して吹き抜け空間としての上部居室空間42を設けることによって、生活空間として利用可能な居室空間を多く確保でき、建物内空間を有効に利用できる。
(9)1階中間床30の下側空間、2階中間床40の下側空間の一部、および床60の下側空間を収納空間31,41,61とし、これらの収納空間の床10A,20A,40Aと居室の床10,20,40とが段差なく連続していることにより、収納スペースを多く確保できるとともに、収納空間31,41,61に物品を搬入、搬出する作業が容易にできる。
(10)収納空間31,41,61の天井高H1を1.0m以上とすることで、大人が屈んで出入りできる高さを確保し、かつ、天井高H1を1.4m以下とすることで、収納容量を大きくしながら収納空間31,41,61の上方の空間を圧迫せず、住宅50の高さを抑えることができる。
(11)中間居室空間32の天井高H3を2.1m以上とすることで、通常の生活に支障がない天井高さを確保でき、また、天井高H3を2.6m以下とすることによって、住宅50の高さを抑えながら中間居室空間32の上方の空間も利用することができるので、さらに空間を有効利用できる。
(12)上部居室空間42の天井高H2を最も低いところで2.1m以上に設定することで、居室空間として利用する上での通常の生活に支障がない天井高さを確保できる。
(13)上部居室空間42からルーフバルコニ62に連通する出入り口42Dおよび上部居室空間42を覆う屋根4にドーマー窓42Cを設けることによって、上部居室空間42に外光や外気を導入することができ、上部居室空間42の居住環境を良好にすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述の各実施形態では、建物を住宅1,1A,50としたが、これに限らず、事務所用や店舗用に建築される建物等でもよい。また、住宅1,1A,50を2階建てとしたが、これに限らず、平屋や3階建て以上の階数を備える建物でもよく、その際、1階部分や3階以上の階を特定フロアとしてもよい。
また、前述の各実施形態では、中間床を各フロアに1箇所だけ設けることとしたが、複数箇所に設けてもよい。各フロアに適宜必要な数の中間床を設けることによって、建物内空間の居室配置に関する設計の自由度を高めることができる。
また、前述の各実施形態では、収納空間31,41,61の天井高H1を1.0m〜1.4mの範囲に設定したが、収納空間の天井高は、1.0m〜1.2mの範囲に設定することができる。このような収納空間の天井高とすることで、建物全体の高さを高くすることなく、吹き抜け空間の天井高さを高くし、快適な生活空間を得ることができる。さらに、収納空間の天井高は、1.0m〜1.3mの範囲とすることもできる。
また、前述の第3実施形態では、中間居室空間32の天井高H3を、2.1m〜2.6mの範囲に設定したが、中間居室空間の天井高は、2.1m〜2.4mの範囲に設定することができる。このような中間居室空間の天井高とすることで、中間居室空間の上方に居室や収納スペース等が設けられても、建物全体の高さが高くならないので、建物内空間を有効利用できるとともに建設コストを低減できる。さらに、中間居室空間の天井高は、2.1m〜2.5mの範囲とすることもできる。
[発明の効果]
建物の発明によれば、特定フロアの中間床上側空間と小屋裏空間とが連通され、吹き抜け空間が形成されることによって、建物全体の高さが高くならず、建設コストの増加を防止しながら、吹き抜け空間や中間床下側空間を居室や収納スペースとして利用できるので、空間の有効利用を図ることができる。
また、吹き抜け空間を覆う屋根や外壁に採光手段が設けられていることにより、吹き抜け空間に外光を導入することができ、吹き抜け空間の居住環境を良好にすることができる。
建物の発明によれば、特定フロアの中間床下側空間を収納空間とすることによって、建物内部に設けられる収納スペースの大きさを十分に確保できるとともに、収納空間の床面と特定フロアの床面とが段差なく連続しているので、収納空間に物品を搬入、搬出する作業が容易にできる。すなわち、前述の従来例2のスキップフロア型建物では、収納スペースの床面と居室の床面とが必ずしも連続するものではなく、段差のある場合に重い物品の出し入れに手間が掛かるという問題を有しており、本発明によりこの問題を解決できる。
また、収納空間の天井高を1.0m以上とすることで、大人が屈んで出入りできる高さを確保し、かつ、天井高を1.4m以下とすることで、収納容量を大きくしながら上部居室空間を圧迫せず、建物全体の高さを抑えることができる。また、上部居室空間の天井高を2.1m以上とすることで、通常の生活に支障がない高さを確保できる。
建物の発明によれば、小屋裏収納空間が吹き抜け空間と隣接し、その出入り口が吹き抜け空間に面して設けられていることにより、さらに収納スペースを確保できるとともに、吹き抜け空間から小屋裏収納空間へ水平方向に物品を出し入れできるので、搬入、搬出の作業が容易にできる。この際、吹き抜け空間の床が中間床によって特定フロアの床よりも高い位置に形成されていることにより、小屋裏収納空間への物品を出し入れの際に、物品を高い位置まで持ち上げる必要がなく、搬入、搬出の作業がより容易にできる。
建物の発明によれば、吹き抜け空間を覆う第1の屋根を第2の屋根より上方で、かつ、互いに段差を備えて配置し、この段差間の外壁に高窓を設けることにより、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできるとともに、窓等が配置しづらい建物の中央部分に吹き抜け空間を構成した場合でも、採光手段を設けることができる。
建物の発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根にドーマー窓を設けることにより、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできるとともに、窓等を配置するための十分な外壁が確保できない場合でも、採光手段を設けることができる。
建物の発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根の外側にルーフバルコニを設け、このルーフバルコニに連通する開口を設けることにより、この開口がルーフバルコニへの出入り口として機能するとともに、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段としても有効であるため、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできる。
建物の発明によれば、吹き抜け空間を覆う屋根を外壁および上部屋根を備えた越屋根とすることにより、この越屋根の外壁部分に、吹き抜け空間に外光を導入するための採光手段である窓を有効に配置でき、吹き抜け空間の居住環境をより良好にできる。
本発明の第1実施形態に係る建物を示す斜視図である。 前記実施形態に係る建物の断面図である。 (A)〜(C)は、前記実施形態に係る建物の各高さ位置における平面図である。 本発明の第2実施形態に係る建物を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る建物を示す断面図である。 (A)、(B)は、前記実施形態に係る建物の各高さ位置における平面図である。
符号の説明
1,1A,50 住宅(建物)
3D,3E 外壁
4 屋根
4A 第2の屋根
4B 第1の屋根
4D 上部屋根
20 居室床
20A 収納空間床
40 2階中間床
41 収納空間
42 上部居室空間(吹き抜け空間)
42A 高窓
42B 窓
42C ドーマー窓
42D 出入り口(開口)
43 小屋裏収納空間
43A 出入り口
H1,H2 天井高

Claims (7)

  1. 居室空間の隣に中間床が設けられ、この中間床の下に収納空間が設けられ、前記中間床の上にバルコニが設けられていることを特徴とする建物。
  2. 請求項1に記載された建物において、前記収納空間の天井高H1は1.0m〜1.4mの範囲に設定されていることを特徴とする建物。
  3. 請求項1又は2に記載された建物において、前記中間床の上には前記バルコニに隣接して中間居室が設けられていることを特徴とする建物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載された建物において、前記中間床と前記居室空間の床との間には階段が設けられ、前記中間床と前記居室空間の上階の床との間には階段が設けられていることを特徴とする建物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された建物において、前記収納空間の床と前記居室空間の床とは連続して形成されていることを特徴とする建物。
  6. 請求項5に記載された建物において、前記収納空間の床と前記居室空間の床とは段差がないことを特徴とする建物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載された建物において、前記バルコニはルーフバルコニであることを特徴とする建物。
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