JP2009275346A - 建物の空間構造及び建物 - Google Patents

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真輝 伊藤
Mitsuru Hiramatsu
充 平松
Nobuo Koike
信生 小池
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Abstract

【課題】建物内の様々な箇所からも水回り設備室へのアクセスがしやすい建物の空間構造を提供する。
【解決手段】建物1の2階部分2と1階部分3とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床5と下部中間床6とが平面視で略同一位置に設けられ、上部中間床5の上側に、小空間7が設けられ、上部中間床5と下部中間床6との間に、水回り設備室としての化粧室4が設けられ、下部中間床6の下側に化粧室4からの配管8を有する収納スペース9が設けられており、上部中間床5、2階部分2の床10、下部中間床6及び1階部分3の床11がそれぞれ踊り場とされ、小空間7、2階部分2、化粧室4及び1階部分3をつなぐ回り階段12A,12B,12Cが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の上階部分と下階部分とにまたがって水回り設備室が設けられた建物の空間構造及び同空間構造を備えた建物に関するものである。
従来から、建物内の空間を有効利用するために、建物の上階部分と下階部分とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床と下部中間床とが設けられ、複数の小空間を形成することがなされている。
また、上部中間床と下部中間床との間に水回り設備室を設ける従来技術もある(特許文献1等を参照)。
特開2005−264610号公報
しかしながら、特許文献1のような従来技術は、水回り設備室へ向かう階段を如何に配置するなどして、建物内の様々な箇所から水回り設備室へのアクセスがしやすいかまでを考慮したものではなかった。
そこで、本発明は、建物内の様々な箇所からも水回り設備室へのアクセスがしやすい建物の空間構造及び同空間構造を備えた建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物の空間構造は、建物の上階部分と下階部分とにまたがって水回り設備室が設けられた建物の空間構造であって、前記建物の前記上階部分と前記下階部分とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床と下部中間床とが平面視で略同一位置に設けられ、前記上部中間床の上側に、小空間が設けられ、前記上部中間床と前記下部中間床との間に、前記水回り設備室が設けられ、前記下部中間床の下側に前記水回り設備室からの配管を有する収納スペースが設けられており、前記上部中間床、前記上階部分の床、前記下部中間床及び前記下階部分の床がそれぞれ踊り場とされ、前記小空間、前記上階部分、前記水回り設備室及び前記下階部分をつなぐ回り階段が設けられていることを特徴とする。
ここで、前記小空間の上方は、天窓を有する傾斜天井とされ、該小空間は、前記上階部分の同小空間の周りの部分と連通されているとよい。
本発明の建物は、上記したいずれかの建物の空間構造を備えていることを特徴とする。
このような本発明の建物の空間構造は、建物の上階部分と下階部分とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床と下部中間床とが平面視で略同一位置に設けられ、上部中間床の上側に、小空間が設けられ、上部中間床と下部中間床との間に、水回り設備室が設けられ、下部中間床の下側に水回り設備室からの配管を有する収納スペースが設けられており、上部中間床、上階部分の床、下部中間床及び下階部分の床がそれぞれ踊り場とされ、小空間、上階部分、水回り設備室及び下階部分をつなぐ回り階段が設けられた構成とされている。
こうした構成なので、小空間、上階部分及び下階部分のいずれの箇所からも、回り階段を通って水回り設備室へのアクセスがしやすい。
また、水回り設備室からの配管が収納スペース内に隠れるため、建物の外側からだけでなく、内側からも、意匠的外観がよい。
小空間の上方が、天窓を有する傾斜天井とされ、小空間が、上階部分の小空間の周りの部分と連通されている場合は、小空間内は、日中には天窓から外の光を採り入れて十分な明るさを確保でき、書斎的なスペースなどとして好適に使用できる。
また、上階部分の小空間の周りの部分にいる家族などと、小空間で勉強や仕事などをしている者とは、互いを確認することができ、安心感を与えることができる。
さらに、上階部分の小空間の周りの部分にいる家族などと、小空間で勉強や仕事などをしている者とは、コミュニケーションを図ることもでき、家庭生活を円滑に営むことに寄与する。
本発明の建物は、上記したいずれかの建物の空間構造を備えた構成とされているので、上記した建物の空間構造の効果を奏する建物を構築できる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の建物の空間構造を備えた建物1の概略構成を示している。
まず、このような建物1は、基本的には、切り妻屋根15を有する1階部分3と2階部分2とから成る2階建ての建物である。
ここで、建物1内の片側には、2階部分2の高さ方向における略中間位置に、上部中間床5が設けられている。
また、1階部分3の高さ方向における略中間位置に、下部中間床6が設けられている。
さらに、上部中間床5と下部中間床6とは、平面視で略同一位置に設けられている。
そして、上部中間床5の上側には、小空間7が設けられている。
ここで、この小空間7の上方は、図1及び図4に示したように、切り妻屋根15の傾斜屋根面15Aにより形成された傾斜天井14に開閉可能な天窓13Aが設けられている。
なお、居間20の上方の切り妻屋根15の傾斜屋根面15Aに設けられたもう一方の天窓13Bは、はめごろしとされている。
また、この小空間7は、周囲に安全用の柵70が設けられているだけで、2階部分2の小空間7の周りの部分に設けられた居間(リビングルーム)20と連通されている。
そして、上部中間床5と下部中間床6との間には、水回り設備室としての化粧室(トイレ)4が設けられている。
また、下部中間床6の下側には、化粧室4からの配管8が配設された収納スペース9が設けられている。
なお、収納スペース9内の配管8は、この収納スペース9内で露出させているが、その周りを区画し、別途、配管スペースとして、収納スペース9側からも隠れるようにしてもよい。
さらに、1階部分3には、図2に示したように、玄関30の向かいに物置31があり、廊下32を進むと、右側に子供部屋33があり、左側に化粧室4へ向かう階段12Cがある。
廊下32をさらに進むと、右側奥に夫婦の寝室34があり、左側に洗面室35があり、左側奥には浴室36がある。
また、階段12Cを上り、化粧室4の横を通って階段12Bを上ると、2階部分2には、図3に示したように、居間20があり、その奥には、食堂(ダイニングルーム)21と台所(キッチン)22がある。
さらに、階段12Aを上ると、小空間7がある。
すなわち、上部中間床5、2階部分2の床10、下部中間床6及び1階部分3の床11が踊り場とされ、小空間7、2階部分2、化粧室4及び1階部分3をつなぐ回り階段12A,12B,12Cが設けられている。
なお、切り妻屋根15は、図4に示したように、2面の傾斜屋根面15A,15Bにより形成され、片側の傾斜屋根面15Aに2つの天窓13A,13Bが設けられている。
また、台所22の上部には、換気空間23が設けられている。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
このような本実施の形態の建物の空間構造は、建物1の2階部分2と1階部分3とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床5と下部中間床6とが平面視で略同一位置に設けられ、上部中間床5の上側に、小空間7が設けられ、上部中間床5と下部中間床6との間に、水回り設備室としての化粧室4が設けられ、下部中間床6の下側に化粧室4からの配管8を有する収納スペース9が設けられており、上部中間床5、2階部分2の床10、下部中間床6及び1階部分3の床11がそれぞれ踊り場とされ、小空間7、2階部分2、化粧室4及び1階部分3をつなぐ回り階段12A,12B,12Cが設けられた構成とされている。
こうした構成なので、小空間7、2階部分2及び1階部分3のいずれの箇所からも、回り階段12A,12B,12Cを通って化粧室4へのアクセスがしやすい。
ここで、化粧室4からの配管8が収納スペース9内に隠れるため、建物1の外側からだけでなく、内側からも、意匠的外観がよい。
また、収納スペース9は、例えば大量に出たゴミなどを一時的に収納することなどに利用でき、建物1内の美観を維持することに貢献する。
さらに、小空間7の上方の傾斜天井14に、天窓13Aが設けられ、小空間7が、2階部分2の小空間7の周りの部分に設けられた居間20と連通されているので、小空間7内は、日中には天窓13Aから外の光を採り入れて十分な明るさを確保でき、書斎的なスペースなどとして好適に使用できる。
ここで、天窓13Aは、開閉可能とされているので、小空間7内には、新鮮な外気を取り入れて換気を行うこともできる。
また、図5に示したように、2階部分2の小空間7の周りの部分に設けられた居間20にいる家族などと、小空間7で勉強や仕事などをしている者とは、互いを確認することができ、安心感を与えることができる。
さらに、2階部分2の周りの部分に設けられた居間20にいる家族などと、小空間7で勉強や仕事などをしている者とは、コミュニケーションを図ることもでき、家庭生活を円滑に営むことに寄与する。
本実施の形態の建物1は、本実施の形態の建物の空間構造を備えた構成とされているので、本実施の形態の建物の空間構造の作用効果を奏する建物1を構築できる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、説明を簡単に行えるように、建物1を2階建てのものとして実施したが、これに限定されず、3階以上の建物で実施してもよい。
また、前記実施の形態では、水回り設備室を化粧室4として実施したが、これに限定されず、洗面室や浴室、或いはこれらを混合させたものとして実施してもよい。
さらに、前記実施の形態では、2階部分2の小空間7の周りの部分を居間20としたが、これに限定されず、食堂など家族が多く集まるスペースとするとよい。
図2におけるA−A線矢視断面図である。 本実施の形態の建物の空間構造を備えた建物の1階部分の概略構成を示した水平断面図である。 本実施の形態の建物の空間構造を備えた建物の2階部分の概略構成を示した水平断面図である。 本実施の形態の建物の空間構造を備えた建物の屋根部分の概略構成を示した平面図である。 本実施の形態の建物の空間構造を備えた建物の2階部分の概略構成を示した斜視図である。
符号の説明
1 建物
2 2階部分(上階部分)
20 居間(上階部分の小空間の周りの部分)
3 1階部分(下階部分)
4 化粧室(水回り設備室)
5 上部中間床
6 下部中間床
7 小空間
8 配管
9 収納スペース
10 2階部分(上階部分)の床
11 1階部分(下階部分)の床
12A,12B,12C 回り階段
13A,13B 天窓
14 傾斜天井

Claims (3)

  1. 建物の上階部分と下階部分とにまたがって水回り設備室が設けられた建物の空間構造であって、
    前記建物の前記上階部分と前記下階部分とのそれぞれの高さ方向における略中間位置に、上部中間床と下部中間床とが平面視で略同一位置に設けられ、前記上部中間床の上側に、小空間が設けられ、前記上部中間床と前記下部中間床との間に、前記水回り設備室が設けられ、前記下部中間床の下側に前記水回り設備室からの配管を有する収納スペースが設けられており、
    前記上部中間床、前記上階部分の床、前記下部中間床及び前記下階部分の床がそれぞれ踊り場とされ、前記小空間、前記上階部分、前記水回り設備室及び前記下階部分をつなぐ回り階段が設けられていることを特徴とする建物の空間構造。
  2. 前記小空間の上方は、天窓を有する傾斜天井とされ、該小空間は、前記上階部分の同小空間の周りの部分と連通されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の空間構造。
  3. 請求項1又は2に記載の建物の空間構造を備えていることを特徴とする建物。
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CN111962666A (zh) * 2019-05-20 2020-11-20 润弘精密工程事业股份有限公司 建筑物内部结构的施工方法

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