JP4192165B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物に係り、特に中間床を設け、この中間床の下方に収納空間を設けたものに関する。
従来より、建物の床下や天井裏を収納庫として利用するようにした建物が利用されている。このような収納庫を形成した建物とすれば、通常使用されていない天井裏や床下の空間を有効利用することが可能となり、建物内部の空間の利用率を向上することができる。
このような収納庫を備えた建物として特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の建物では、上下階間に収納庫を備えており、この収納庫の上面には建物の上階から出入り可能な上階用開口部が形成されているとともに、その下面には前記建物の下階から出入り可能な下階用開口部が形成され、これらの上階用開口部および下階用開口部の平面位置が互いに異なるようにしてある。
このような建物では、下階用開口部および上階用開口部の平面位置が互いに異なっているので、それぞれの開口部を利用して上階用の収納庫と下階用の収納庫との区分けが容易になるという利点がある。
特開平10−205150号公報
ところで、都市等の住宅密集地では、隣接する住宅への採光、通風をできるだけ確保できるように配慮するため、建物の高さは極力低く抑えたいという要望があるが、上記のような建物では、上下階の間に収納庫を備えているので、収納庫の高さ分、建物が高くなるという問題がある。
また、収納庫にはその上面および下面からそれぞれ出入りするようになっているので、梯子等が必要となり、使い勝手があまりよくないという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、建物の高さを極力抑えながらも上下階の双方に使い勝手のよい収納空間を備えた建物を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、
1.5層分の高さでかつ内部に部屋2を有する空間構成体1を備え、
前記空間構成体1内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部3が前記部屋2の床5に接するようにして設けられるとともに、天井高が0.9〜1.4mの第2収納部4が 前記部屋2の天井6に接するようにして設けられており、
前記第1収納部3と第2収納部4とは、平面視において重ならないように配置されており、
前記空間構成体1内の部屋2には、前記第1収納部3と第2収納部4との間で、空間構成体1の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられ、
前記第1収納部3の天井床15は前記吹抜け空間K側にオーバーハングしており、
前記第2収納部4の床30aは前記吹抜け空間K側にオーバーハングしており、
このオーバーハングした第2収納部4の床上にある補助収納部4aは、前記吹抜け空間K側にオーバーハングした第1収納部3の天井床15上の部屋26から使用可能であることを特徴とする。
ここで、1.5層とは、建物1階分の高さの1.5倍の高さを有する層のことを意味する。
また、空間構成体とは、上下面が天井や床等で構成され、側面が内壁や外壁等の壁で構成されたものを意味する。天井、床、壁には適宜開口部を形成してもよい。空間構成体の外形は、直方体状または立方体状に形成するのが望ましいが、これに限ることはない。例えば、平面視において、略L字状、略十字状等に形成されたものでもよく、特に平面形状はどのような形状でもよい。
また、空間構成体は現場で柱、梁、建築用木質パネル等を使用して構築してもよいし、工場等において、予め組み立てておいもよい。この場合、直方体状に鉄骨を組み立ててなす建物ユニットによって空間構成体を形成することもできる。
第1収納部は、例えば、空間構成体の床の上方に、中間床を設け、この中間床と床との間に形成される。また、第2収納部は、空間構成体の天井の下方で、かつ、前記中間床より上方に、第2中間床を設け、この第2中間床と天井との間に形成される。
請求項1に記載の発明によれば、1.5層分の高さの空間構成体1を備えており、この空間構成体1内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部3と第2収納部4とが、平面視において重ならないようにして、部屋2の床5と天井6に接するようにして設けられているので、第1収納部3上および第2収納部4下の双方にそれぞれ略1層分の高さの居室空間を確保できる。したがって、このような空間構成体1を備えた建物は、上下に収納部3,4を備えていても、建物自体の高さを極力抑えることができる。そして、第1収納部3には、床5から出入りすることができ、第2収納部4には、空間構成体1に隣接する部屋9の床から出入りすることができるので、収納部3,4の使い勝手もよい。
また、空間構成体1内に第1収納部3および第2収納部4があっても、上下方向に空間の拡がりを確保できる。したがって、第2収納部4下にある居室と第1収納部3上にある居室等とを空間的に連続させることができ、これらの間で、採光や通風も確保できる。
ここで、第1収納部の天井床とは、第1収納部の天井を構成する床のことであり、この床上には居室等が設けられる。第1収納部の天井高は0.9〜1.4mであり、空間構成体1の高さは1.5層分あるので、天井床上に設けられる居室は十分な天井高を確保することができる。
また、第1収納部3の天井床15がオーバーハングしていることによって、その下方を収納として利用できる。また、第2収納部4の床30がオーバーハングしていることによって、その上方を収納として利用できる。
また、第1収納部15の天井床15および第2収納部4の床30がオーバーハングしていることによって、天井床15と床30とが平面視において近づくことになる。したがって、天井床15上の居室(居間26)から第2収納部4のオーバーハングしている床30a上を収納として使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建物において、
少なくとも2層分の高さでかつ内部に各層ごとに部屋8,9を有する第2空間構成体7を備えており、
この第2空間構成体7は、その所定の層の部屋9と、前記空間構成体1の第2収納部4とが隣接するようにして、配置されていることを特徴とする。
ここで、「所定の層の部屋」とは、通常の居室等は勿論のこと、台所、階段室、玄関等も含む。
また、第2空間構成体の所定の層の部屋と、第2収納部とを隣接する場合、それらの床をほぼ面一にするのが望ましいが、ある程度の段差をもたせてもよい。
請求項2に記載の発明によれば、第2空間構成体7が、その所定の層の部屋9と、前記空間構成体1の第2収納部4とが隣接するようにして、配置されているので、第2空間構成体7の所定の層の部屋9から第2収納部4に容易に出入りすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の建物において、
前記第2収納部4の床と、前記第2空間構成体7の所定の層の部屋9の床とは、ほぼ面一となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2収納部4の床と、第2空間構成体7の所定の層の部屋9の床とがほぼ面一となっているので、第2空間構成体7の所定の層の部屋9から第2収納部4に平行移動によって容易に出入りすることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図12に示すように、請求項2〜3のいずれか一項に記載の建物において、
前記空間構成体1上には、小屋裏収納42またはルーフバルコニー43のうちの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、第2空間構成体7より空間構成体1が低いので、この低い空間構成体1上に、小屋裏収納42またはルーフバルコニー43のうちの少なくとも一方が設けられていることによって、空間構成体1上を有効に利用できる。
また、この空間構成体1上の屋根44を、第2空間構成体7上の屋根45より低くできるので、斜線規制等に有効に対応できる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
前記空間構成体1上には、少なくとも1層分の高さでかつ内部に部屋11を有する第3空間構成体10が設けられており、前記第2空間構成体7上には、前記第3空間構成体3内の部屋11に向けて開口する小屋裏収納12が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、第2空間構成体7上に設けられた小屋裏収納12を、第3空間構成体10の部屋11から使用できるので、つまり、小屋裏収納12を第2空間構成体7内の部屋9より高い位置にある第3空間構成体10の部屋11から使用できるので、小屋裏収納12を梯子等を用いなくても使用でき、使い勝手がよくなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の建物において、
前記空間構成体1内の部屋2は、前記第1および第2収納部3,4を除いて連続していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、空間構成体1内の部屋2は、前記第1および第2収納部3,4を除いて連続しているので、この部屋2に空間的な拡がりを持たせることができる。つまり、第1収納部3上の居室と、第2収納部4下の居室等は床に段差があり、天井の位置にも段差があるが、空間的に連続しているので、空間的な拡がりを持たせることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図19および図20に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載の建物において、
前記第1収納部3の一部が屋外から物を出し入れ可能な開口部90aを有する屋外開口型収納庫90となっており、この屋外開口型収納庫90の床90bは前記部屋2の床より低くなっていることを特徴とする。
第1収納部3の一部である屋外開口型収納庫90は、第1収納部3の他部(屋内開口型収納庫92)と壁91によって仕切ってもよいし、仕切らなくてもよい。壁91によって仕切る場合、この壁91に出入口を設けるのが望ましい。また、屋外開口型収納庫90は、土間床収納庫として利用してもよいし、自動車を収納する車庫として利用してもよい。
請求項に記載の発明によれば、第1収納部3の一部が屋外から物を出し入れ可能な開口部90aを有する屋外開口型収納庫90となっているので、敷地が狭い場合でも、屋外から物を出し入れできる収納庫を容易に設けることができる。
また、屋外開口型収納庫90の床90bは部屋2の床より低いので、屋外開口型収納庫90の天井高を第1収納部3の他部(屋内開口型収納庫92)より高くできる。したがって、屋外開口型収納庫90の容積を大きくすることができ、また例えば屋外開口型収納庫90を車庫とした場合に、自動車等を収納する高さを十分に確保できるとともに、車庫への自動車の出し入れが容易である。
発明によれば、1.5層分の高さの空間構成体を備えており、この空間構成体内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部が前記部屋の床に接するようにして設けられるとともに、天井高が0.9〜1.4mの第2収納部が前記部屋の天井に接するようにして設けられており、第1収納部と第2収納部とは、平面視において重ならないように配置されているので、第1収納部上および第2収納部下の双方にそれぞれ略1層分の高さの居室空間を確保できる。したがって、このような空間構成体を備えた建物は、上下に収納部を備えていても、建物自体の高さを極力抑えることができる。そして、第1収納部には、床から出入りすることができ、第2収納部には、空間構成体に隣接する部屋の床から出入りすることができるので、収納部の使い勝手もよい。
以下、図面を参照して本発明に係る建物の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る建物の詳細を説明する前に、図1を参照して建物の概略構成を説明する。
図1は本発明に係る建物の概略構成を示す斜視図である。この図に示す建物は空間構成体1を備えている。この空間構成体1は略直方体状に形成されており、その内部には部屋2を有している。空間構成体1は1.5層分の高さを有しており、その内部には第1収納部3と第2収納部4とが設けられている。
前記第1収納部3は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋2の床5に接するようにして設けられている。また、第2収納部4は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋2の天井6に接するようにして設けられている。
また、第1収納部3および第2収納部4はそれぞれ直方体状に形成されており、内部が空間となっている。さらに、第1収納部3と第2収納部4とは、平面視において重ならないようにして配置されている。つまり、第1収納部3と第2収納部4とは、空間構成体1の対角方向に離間して配置されており、平面視において対向する側面間には所定の隙間が設けられている。
空間構成体内1の部屋2は、第1収納部3および第2収納部4を除いて連続している。すなわち、部屋2は第1収納部3上の空間から第2収納部4下の空間まで斜めに連続している。また、前記部屋2には、第1収納部3と第2収納部4との間で、空間構成体1の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられている。
また、建物は第2空間構成体7を備えている。この第2空間構成体7は略直方体状に形成されており、2層分の高さを有している。また、第2空間構成体7の内部には、各層ごとに部屋8,9がそれぞれ設けられている。この第2空間構成体7は、その第2層の部屋9と前記空間構成体1の第2収納部4とが隣接するようにして、前記空間構成体1に当接配置されている。
また、前記第2収納部4の床と、前記部屋9の床とは段差がなくほぼ面一となっている。
また、前記空間構成体1上には、第3空間構成体10が設けられている。この第3空間構成体10は略直方体状に形成されており、1層分の高さを有している。この第3空間構成体10内には、部屋11が設けられている。また、前記第2空間構成体4上には、部屋11に向けて開口する小屋裏収納12が設けられている。
なお、前記空間構成体1、第2空間構成体7、第3空間構成体10は、上下面が天井や床等で構成され、側面が内壁や外壁等の壁で構成されており、天井、床、壁には適宜開口部が形成されている。
次に、本発明に係る建物の詳細について説明する。
本実施の形態の建物は、2階建ての建物であり、例えば周知のパネル工法によって構築されている。なお、建物は2階建てではあるが、2.5層分の高さを有している。
図2、図3、図5、図9および図10に示すように、1階の床5の上方には中間床(天井床)15が設けられており、この中間床15と床5との間が前記第1収納部3とされている。中間床15は建物の西側の外壁に沿って設けられており、平面視において略長方形状に形成されている。第1収納部3と食堂16とを仕切る仕切壁17は、第1収納部3側に奥まって設けられており、これによって、中間床15は食堂16側にオーバーハングしている。そして、このオーバーハングした中間床15の下方は、食堂16側に開口する補助収納部3a,3aとされている。また、仕切壁17には、第1収納部3内に出入りするための出入口18が形成されており、この出入口18は戸によって開閉できるようになっている。
また、第1収納部3内には仕切壁19が設けられており、これによって第1収納部3内が2分割されている。なお、仕切壁18には開口部が形成されており、この開口部によって2分割された第1収納部3内を行き来できるようになっている。
さらに、第1収納部3と外部を仕切る仕切壁(外壁)20は、第1収納部3側に奥まって設けられており、これによって、中間床15は外部にオーバーハングしており、このオーバーハングした中間床15の下方は、外部に開口する補助収納部3bとされている。この補助収納部3bは戸によって開閉できるようになっている。
また、食堂16の北側には台所21が設けられており、この台所21の北側に玄関22が設けられている。玄関21に西側には浴室23とトイレ24が設けられており、これらの南側に洗面室25が設けられている。食堂16、台所21、玄関22のホール、浴室23、トイレ24、洗面室25のそれぞれの床面はほぼ面一となっている。
前記中間床15上には、図2、図3、図6、図9、図10および図11に示すように、居間26が設けられている。この居間26は平面視において中間床15のほぼ全面上に設けられており、その南側には、バルコニー27が設けられている。このバルコニー27の床面と居間26の床面とはほぼ面一となっている。中間床15の、食堂16側に位置する縁部には、手摺29が設けられている。中間床15と1階の床との間には階段28が設けられており、この階段28は平面視において前記第1収納部3と浴室25との間に配置されている。そして、この階段28の階段下空間と前記第1収納部3とは連通している。
前記建物の2階においては、図2、図4および図7に示すように、前記第2収納部4が前記食堂16の上方に設けられている。この第2収納部4は、建物の2階の床30と、その上方に設けられた第2中間床31との間に設けられている。2階の床30上には、第2収納部4と隣接して部屋9が設けられており、この部屋9と第2収納部4とを仕切る仕切壁32に出入口33が形成され、この出入口33によって第2収納部4に部屋9から出入りできるようになっている。
第2収納部4と食堂16上の空間とを仕切る仕切壁34の一部は、第2収納部4側に奥まって設けられており、これによって、第2収納部4の床30aは食堂16上の空間側にオーバーハングしている。そして、このオーバーハングした床30aの上方は、食堂16の上方空間側に開口する補助収納部4aとされている。
また、第2収納部4と第1収納部3との間には、1階の床5から第2中間床31の下面まで吹き抜ける前記吹抜け空間Kが設けられている。したがって、前記補助収納部4aには、例えば大画面テレビやスクリーン等を設置することによって、前記居間26から吹抜け空間Kを通して大画面テレビやスクリーン等見ることができるようになっている。
また、補助収納部4aは、中間床15より若干上方に位置しているので、この補助収納部4aを、中間床15上の居間26から使用することもできる。
また、前記中間床15と2階の床30との間には階段34が設けられており、この階段34には、踊り場34aを解して階段35が接続されている。階段35は踊り場34aと前記第2中間床31との間に設けられている。踊り場34aは2階の床30と等しい高さに設けられており、この踊り場34aの北側にトイレ36が設けられている。
第2中間床31上には、図2、図3、図4、図8、図10および図11に示すように、前記部屋11,11が設けられており、この部屋11,11を仕切る壁は平面視において略S字状に配置されており、その凹所がそれぞれ収納11a,11aとされている。また、2階の天井裏には前記部屋9の上方において前記小屋裏収納12が設けられており、この小屋裏収納12は東側に位置する部屋11に向けて開口している。つまり、部屋11は2階の床3より高い位置にある第2中間床31上に設けられているので、この部屋11の上部は小屋裏空間に突出している。したがって、前記小屋裏収納12を部屋11に向けて横方向に開口できるのである。
ここで、図1に示した空間構成体1は、1.5層分の高さを有しているので、図2〜図3においては、1階の床5から2階の中間部にある第2中間床31までの高さを有し、平面的に居間26と食堂16とを加えた広さの略直方体状のものとなる。
したがって、この空間構成体1内には、第1収納部3、第2収納部4、居間26、食堂16が設けられている。そして、図1で示した部屋2は、食堂16とこれより0.5層分高い位置にある居間26とで構成されている。そして、この居間26と食堂16とが連続している。つまり、空間構成体1内の部屋2は、第1収納部3および第2収納部4を除いて連続している。したがって、この部屋2に空間的な拡がりを持たせることができる。つまり、第1収納部3上の居間26と、第2収納部4下の食堂16は床に段差があり、天井の位置にも段差があるが、空間的に連続しているので、空間的な拡がりを持たせることができる。
また、図5〜図7に示すように、空間構成体1内の部屋2は、前記第1収納部3と第2収納部4との間で、空間構成体1の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられているので、空間構成体内に第1収納部3および第2収納部4があっても、上下方向に空間の拡がりを確保できる。したがって、第2収納部4下にある食堂16と第1収納部3上にある居間26との間で、採光や通風を確保できる。
また、図1に示した第2空間構成体7は、2層分の高さを有しているので、図2〜図3においては、1階の床5から2階の天井40までの高さを有し、平面的に台所21、玄関22、浴室23、トイレ24、洗面室25を加えた広さの略直方体状のものとなる。したがって、この第2空間構成体7内には、1階においては、台所21、玄関22、浴室23、トイレ24、洗面室25が設けられており、2階においては、部屋9、トイレ36、階段34,35を有する階段室が設けられている。
このような第2空間構成体7は、その第2層、つまり2階の部屋9と空間構成体1の第2収納部4とが隣接するようにして、空間構成体1に当接配置されている。そして、1.5層分の高さを有する空間構成体1内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部3が部屋2の床5に接するようにして設けられるとともに、天井高が0.9〜1.4mの第2収納部4が部屋2の天井に接するようにして設けられており、第1収納部3と第2収納部4とは、平面視において重ならないように配置されているので、第1収納部3上および第2収納部4下の双方にそれぞれ略1層分の高さの居室空間(居間26、食堂16)を確保できる。したがって、このような空間構成体1および第2空間構成体7を備えた建物は、上下に収納部3,4を備えていても、建物自体の高さを極力抑えることができる。そして、第1収納部3には、1階の床5から出入りすることができ、第2収納部4には、空間構成体1に隣接する部屋9、つまり、第2空間構成体7の2階の部屋9の床から出入りすることができるので、収納部3,4の使い勝手もよい。さらに、第2収納部4の床と、第2空間構成体7の部屋9の床とがほぼ面一となっているので、この部屋9から第2収納部4に平行移動によって容易に出入りすることができる。
また、図1に示した第3空間構成体10は、1層分の高さを有しているので、図2〜図3においては、第2中間床31からその上の天井41までの高さを有し、平面的に部屋11,11と階段35の上側にあるホール35aを加えた広さの略直方体状のものとなる。そして、第3空間構成体10内の部屋11はその上部が第2空間構成体7の2階の天井40より高くなる。したがって、第2空間構成体7上に、第3空間構成体10内の部屋11に向けて開口する小屋裏収納12を設けることによって、この小屋裏収納12を、第3空間構成体10の部屋11から使用できるので、つまり、小屋裏収納12を第2空間構成体7内の部屋9より高い位置にある第3空間構成体10の部屋11から使用できるので、小屋裏収納12を梯子等を用いなくても使用でき、使い勝手がよくなる。
なお、本実施の形態では、空間構成体1上に第3空間構成体10を設けたが、これを設けることなく、例えば図12に示すように、空間構成体1上に小屋裏収納42またはルーフバルコニー43を設けてもよい。つまり、第2空間構成体7より空間構成体1が低いので、この低い空間構成体1上に、小屋裏収納42やルーフバルコニー43を設けることによって、空間構成体1上を有効に利用できる。
また、この空間構成体1上の屋根44を、第2空間構成体7上の屋根45より低くできるので、斜線規制等に有効に対応できる。
さらに、前記空間構成体1には、その高さ分の吹抜け空間Kがあるので、例えば図11に示すように、この吹抜け空間Kの上方に位置する第2中間床31の一部に開口を形成し、この開口の直上に位置する屋根に天窓を設け、この天窓と開口とを筒体Tによって連結することによって、空間構成体1内に上方から採光や通風を確保することもできる。
図13および図14は本発明に係る建物の他の例を示すものであり、図13は建物の概略構成を示す斜視図、図14は建物の概略分解斜視図である。
これらの図に示す建物は空間構成体51を備えている。この空間構成体51は平面視略L字状をなす箱状に形成されており、その内部には部屋52を有している。空間構成体51は1.5層分の高さを有しており、その内部には第1収納部53と第2収納部54とが設けられている。
前記第1収納部53は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋52の床55に接するようにして設けられている。また、第2収納部54は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋52の天井56に接するようにして設けられている。
また、第1収納部53および第2収納部54はそれぞれ直方体状に形成されており、内部が空間となっている。さらに、第1収納部53と第2収納部54とは、平面視において重ならないようにして配置されている。つまり、第1収納部53は平面視においてL字状の一片部に位置しており、第2収納部53は平面視においてL字状の他片部に位置している。
また、空間構成体内51の部屋52は、第1収納部53および第2収納部54を除いて連続している。すなわち、部屋52は第1収納部53上の空間から第2収納部54下の空間まで斜めに連続している。また、前記部屋52には、第1収納部53と第2収納部54との間で、空間構成体51の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられている。
また、建物は第2空間構成体57を備えている。この第2空間構成体57は平面視略L状をなす箱状に形成されており、2層分の高さを有している。また、第2空間構成体57の内部には、各層ごとに部屋58,59がそれぞれ設けられている。この第2空間構成体57は、その第2層の部屋59と前記空間構成体51の第2収納部54とが隣接するようにして、前記空間構成体51に当接配置されている。
また、前記第2収納部54の床と、前記部屋59の床とは段差がなくほぼ面一となっている。
また、前記空間構成体51上には、第3空間構成体60が設けられている。この第3空間構成体60は凹字状をなす箱状に形成されており、1層分の高さを有している。この第3空間構成体60内には、部屋61a,61b,61cが設けられている。また、前記第2空間構成体54上には、部屋51に向けて開口する小屋裏収納62が設けられている。
なお、前記空間構成体51、第2空間構成体57、第3空間構成体60は、上下面が天井や床等で構成され、側面が内壁や外壁等の壁で構成されており、天井、床、壁には適宜開口部が形成されている。
次に、前記建物の詳細について説明する。
本実施の形態の建物は、2階建ての建物であり、例えば周知のパネル工法によって構築されている。なお、建物は2階建てではあるが、2.5層分の高さを有している。
図13〜図15に示すように、1階の床55の上方には中間床(天井床)65が設けられており、この中間床65と床55との間が前記第1収納部53とされている。中間床65は建物の南側の外壁に沿って設けられており、平面視において略長方形状に形成されている。また、第1収納部53と居間66とを仕切る仕切壁67には、第1収納部53内に出入りするための出入口68が形成されており、この出入口68は戸によって開閉できるようになっている。
また、居間66の北側には食堂69が設けられており、この食堂69の北側に台所70が設けられている。この台所70の東側に玄関71が設けられており、玄関71の東側に、トイレ72、浴室73、洗面室74が設けられている。食堂69、台所70、玄関71のホール、浴室73、トイレ72、洗面室74のそれぞれの床面はほぼ面一となっている。
前記中間床65上には、図13、図14、図16に示すように、居間76が設けられている。この居間76は平面視において中間床65のほぼ全面上に設けられており、中間床65の一部は、中間床65と1階の床55との間に設けられた階段77の踊り場77aとなっている。階段77は第1収納部53と居間66とを仕切る仕切壁に沿って配置されている。
前記建物の2階においては、図13、図14、図17に示すように、前記第2収納部54が前記食堂69および台所70の上方に設けられている。この第2収納部54は、建物の2階の床80と、その上方に設けられた第2中間床81との間に設けられている。2階の床80上には、第2収納部54と隣接して部屋59が設けられており、この部屋59と第2収納部54とを仕切る仕切壁82に出入口83が形成され、この出入口83によって第2収納部54に部屋59から出入りできるようになっている。
また、第2収納部54と第1収納部53との間には、1階の床55から第2中間床81の下面まで吹き抜ける前記吹抜け空間Kが設けられている。
また、前記中間床65に設けられた踊り場77aと2階の床80との間には階段84が設けられており、この階段84には、踊り場84aを解して階段85が接続されている。階段85は踊り場84aと前記第2中間床81との間に設けられている。踊り場34aは、2階の部屋59の一部を構成しており、2階の床80と等しい高さとなっている。
第2中間床81上には、図13、図14、図18に示すように、前記部屋61a,61b,61cが設けられており、これら部屋61a,61b,61cの交差部に踊り場85aが設けられており、この踊り場85aに前記階段85が接続されている。また、階段85,84が設けられる階段室の1階部分には、図15に示すように、階段下収納86が前記第1収納部53と仕切壁87を隣接して設けられている。この仕切壁87には、階段下収納86と第1収納部53とを連通する開口部を形成してもよい。
また、2階の天井裏には前記部屋59の上方において前記小屋裏収納62が設けられており、この小屋裏収納62は部屋61cに向けて開口している。つまり、部屋61cは2階の床80より高い位置にある第2中間床81上に設けられているので、この部屋61cの上部は小屋裏空間に突出している。したがって、前記小屋裏収納62を部屋61cに向けて横方向に開口できるのである。
ここで、図13および図14に示した空間構成体51は、1.5層分の高さを有しているので、1階の床55から2階の中間部にある第2中間床81までの高さを有し、平面的に居間76,66、食堂69、台所70を加えた広さの平面視略L字状をなす箱状のものとなる。
したがって、この空間構成体51内には、第1収納部53、第2収納部54、居間76,66、食堂69、台所70が設けられている。そして、図13および図14で示した部屋52は、居間66、食堂69、台所70と、これより0.5層分高い位置にある居間76とで構成されている。そして、この居間76と、居間66、食堂69、台所70とが連続している。つまり、空間構成体51内の部屋52は、第1収納部53および第2収納部54を除いて連続している。したがって、この部屋52に空間的な拡がりを持たせることができる。つまり、第1収納部53上の居間76と、第2収納部54下の食堂69、台所70は床に段差があり、天井の位置にも段差があるが、空間的に連続しているので、空間的な拡がりを持たせることができる。
また、空間構成体51内の部屋52は、前記第1収納部53と第2収納部54との間で、空間構成体51の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられているので、空間構成体51内に第1収納部53および第2収納部54があっても、上下方向に空間の拡がりを確保できる。したがって、第2収納部54下にある食堂69と第1収納部53上にある居間76との間で、採光や通風を確保できる。
また、第2空間構成体7内には、1階においては、玄関71、浴室73、トイレ72、洗面室74が設けられており、2階においては、部屋59が設けられている。
このような第2空間構成体57は、その第2層、つまり2階の部屋59と空間構成体51の第2収納部54とが隣接するようにして、空間構成体51に当接配置されている。そして、1.5層分の高さを有する空間構成体51内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部53が部屋52の床55に接するようにして設けられるとともに、天井高が0.9〜1.4mの第2収納部54が部屋52の天井に接するようにして設けられており、第1収納部53と第2収納部54とは、平面視において重ならないように配置されているので、第1収納部53上および第2収納部54下の双方にそれぞれ略1層分の高さの居室空間(居間76、食堂69および台所70)を確保できる。
したがって、このような空間構成体51および第2空間構成体57を備えた建物は、上下に収納部53,54を備えていても、建物自体の高さを極力抑えることができる。そして、第1収納部53には、1階の床55から出入りすることができ、第2収納部54には、空間構成体51に隣接する部屋59、つまり、第2空間構成体57の2階の部屋59の床から出入りすることができるので、収納部53,54の使い勝手もよい。さらに、第2収納部54の床と、第2空間構成体57の部屋59の床とがほぼ面一となっているので、この部屋59から第2収納部54に平行移動によって容易に出入りすることができる。
また、第3空間構成体60内の部屋61a〜61cはその上部が第2空間構成体57の2階の天井より高くなる。したがって、第2空間構成体57上に、第3空間構成体60内の部屋61cに向けて開口する小屋裏収納62を設けることによって、この小屋裏収納62を、第3空間構成体60の部屋61cから使用できるので、つまり、小屋裏収納62を第2空間構成体57内の部屋59より高い位置にある第3空間構成体60の部屋61cから使用できるので、小屋裏収納62を梯子等を用いなくても使用でき、使い勝手がよくなる。
図19は本発明に係る建物の他の実施の形態を示すもので、建物の概略構成を示す斜視図である。本実施の形態の建物が前記図1〜図11に示した実施の形態の建物と異なる点は、建物に車庫を設けた点であるので以下ではこの点について説明する。なお、図1〜図11に示した建物と共通部分には同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。
図19に示す建物の空間構成体1は1.5層分の高さを有しており、その内部には第1収納部3と第2収納部4とが設けられている。
前記第1収納部3は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋2の床5に接するようにして設けられている。また、第2収納部4は、天井高が0.9〜1.4m程度であり、部屋2の天井6に接するようにして設けられている。
また、第1収納部3と第2収納部4とは、平面視において重ならないようにして配置されている。
空間構成体内1の部屋2は、第1収納部3および第2収納部4を除いて連続している。すなわち、部屋2は第1収納部3上の空間から第2収納部4下の空間まで斜めに連続している。また、前記部屋2には、第1収納部3と第2収納部4との間で、空間構成体1の高さに相当する高さの吹抜け空間Kが設けられている。
また、建物の第2空間構成体7は2層分の高さを有している。また、第2空間構成体7の内部には、各層ごとに部屋8,9がそれぞれ設けられている。この第2空間構成体7は、その第2層の部屋9と前記空間構成体1の第2収納部4とが隣接するようにして、前記空間構成体1に当接配置されている。
また、前記第2収納部4の床と、前記部屋9の床とは段差がなくほぼ面一となっている。
前記空間構成体1上には、第3空間構成体10が設けられている。この第3空間構成体10は1層分の高さを有している。この第3空間構成体10内には、部屋11が設けられている。また、前記第2空間構成体4上には、部屋11に向けて開口する小屋裏収納12が設けられている。
また、前記第1収納部3の一部は、図19および図20に示すように、屋外から物を出し入れ可能な開口部90aを有する屋外開口型収納庫90となっている。すなわち、第1収納部3は、壁91によって前後に分割されており、その一部(図19において前側)が屋外開口型収納庫90となっており、他部(後側)が屋内開口型収納庫92となっている。壁91には、図示は省略するが屋内開口型収納庫90と屋内開口型収納庫92とを行き来する際に使用される開口部が形成されるとともに、この開口部を開閉するドア91aが設けられている。また、屋内開口型収納庫92には、1階の部屋2から出入りできるような出入口が設けられている。なお、前記壁91を設けずに、屋外開口型収納庫90と屋内開口型収納庫92とを連通してもよい。
また屋外開口型収納庫90の床90bは屋内開口型収納庫92の床より1段低くなっている。すなわち、屋内開口型収納庫92の床は基礎上に設置された床であるが、屋外開口型収納庫90の床90bは基礎の内側に設けられた土間床であり、コンクリート等によって形成されている。また、屋外開口型収納庫90は建物の外壁に形成された開口部90aによって建物の外部と連通しており、この開口部90aから物を屋外開口型収納庫90に出し入れするようになっている。また、開口部90aには、これを開閉する戸(図示略)が設けられ、さらに、屋外開口型収納庫90の開口部90a上には、庇93が設けられている。この庇93は、図20に示すように、中間床15を屋外に張り出して形成されたものであり、屋外に張り出されている中間床15上は、バルコニー94となっている。
なお、庇93を中間床15で構成せずに、板状のパネルで構成し、その基端部を軸として上下に回動自在に構成し、庇93を下方に回動させて前記開口部90aを塞ぐ戸としてもよい。また、このような屋外開口型収納庫90は、土間床収納庫として利用してもよいし、自動車を収納する車庫として利用してもよい。
本実施の形態の形態によれば、図1〜図11に示した実施の形態と同様の効果を得るこことができるのは勿論のこと、以下のような効果も得られる。
すなわち、第1収納部3の一部が屋外から物を出し入れ可能な開口部90aを有する屋外開口型収納庫90となっているので、敷地が狭い場合でも、屋外から物を出し入れできる収納庫を容易に設けることができる。また、屋外から屋外開口型収納庫90を通って、屋内開口型収納庫92に物を容易に出し入れできる。
また、屋外開口型収納庫90の床は部屋2の床より低いので、屋外開口型収納庫90の天井高を第1収納部3の他部(屋内開口型収納庫92)より高くできる。したがって、屋外開口型収納庫90の容積を大きくすることができ、また、例えば屋外開口型収納庫90を車庫とした場合に、自動車等を収納する高さを十分に確保できるとともに、車庫への自動車の出し入れが容易である。
さらに、屋外開口型収納庫90と屋内開口型収納庫92とを仕切る壁91には開口部が形成されているので、屋外開口型収納庫90と屋内開口型収納庫92との間で荷物を出し入れすることができる。
加えて、屋外開口型収納庫90の開口部90aに庇93を設けたので、屋外開口型収納庫90を車庫として利用し、自動車の先端部が開口部90aからはみ出る場合、つまり、自動車を納める空間として若干不足している場合に、これを補うことができる。
本発明に係る建物の実施の形態を示すもので、建物の概略構成を示す斜視図である。 同、建物の縦断面図である。 同、図2におけるA−A線断面図である。 同、図2におけるB−B線断面図である。 同、建物の1階の、中間床より下の平面図である。 同、建物の1階の、中間床より上の平面図である。 同、建物の2階の、第2中間床より下の平面図である。 同、建物の2階の、第2中間床より上の平面図である。 同、建物内部を東南方向から見上げた斜視図である。 同、建物内部を東南方向から見下げた斜視図である。 同、建物内部を斜め上方から見た斜視図である。 本発明に係る建物のその例を示すもので、建物の概略構成を示す斜視図である。 本発明に係る建物の他の例を示すもので、建物の概略構成を示す斜視図である。 同、建物の概略分解斜視図である。 同、建物の1階の、中間床より下の平面図である。 同、建物の1階の、中間床より上の平面図である。 同、建物の2階の、第2中間床より下の平面図である。 同、建物の2階の、第2中間床より上の平面図である。 本発明に係る建物の他の実施の形態を示すもので、建物の概略構成を示す斜視図である。 同、屋外開口型収納庫を示す斜視図である。
符号の説明
1,51 空間構成体
2,52 部屋
3,53 第1収納部
4,54 第2収納部
7,57 第2空間構成体
10,60 第3空間構成体
12,62 小屋裏収納
15,65 中間床(第1収納部の天井床)
31,81 第2中間床
42 小屋裏収納
43 ルーフバルコニー
90 屋外開口型収納庫
92 屋内開口型収納庫

Claims (7)

  1. 1.5層分の高さでかつ内部に部屋を有する空間構成体を備え、
    前記空間構成体内には、天井高が0.9〜1.4mの第1収納部が前記部屋の床に接するようにして設けられるとともに、天井高が0.9〜1.4mの第2収納部が前記部屋の天井に接するようにして設けられており、
    前記第1収納部と第2収納部とは、平面視において重ならないように配置されており、
    前記空間構成体内の部屋には、前記第1収納部と第2収納部との間で、空間構成体の高さに相当する高さの吹抜け空間が設けられ、
    前記第1収納部の天井床は前記吹抜け空間側にオーバーハングしており、
    前記第2収納部の床は前記吹抜け空間側にオーバーハングしており、
    このオーバーハングした第2収納部の床上にある補助収納部は、前記吹抜け空間側にオーバーハングした第1収納部の天井床上の部屋から使用可能であることを特徴とする建物。
  2. 請求項1に記載の建物において、
    少なくとも2層分の高さでかつ内部に各層ごとに部屋を有する第2空間構成体を備えており、
    この第2空間構成体は、その所定の層の部屋と、前記空間構成体の第2収納部とが隣接するようにして、配置されていることを特徴とする建物。
  3. 請求項2に記載の建物において、
    前記第2収納部の床と、前記第2空間構成体の所定の層の部屋の床とは、ほぼ面一となっていることを特徴とする建物。
  4. 請求項2〜3のいずれか一項に記載の建物において、
    前記空間構成体上には、小屋裏収納またはルーフバルコニーのうちの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする建物。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
    前記空間構成体上には、少なくとも1層分の高さでかつ内部に部屋を有する第3空間構成体が設けられており、前記第2空間構成体上には、前記第3空間構成体内の部屋に向けて開口する小屋裏収納が設けられていることを特徴とする建物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の建物において、
    前記空間構成体内の部屋は、前記第1および第2収納部を除いて連続していることを特徴とする建物。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の建物において、
    前記第1収納部の一部が屋外から物を出し入れ可能な開口部を有する屋外開口型収納庫となっており、この屋外開口型収納庫の床は前記部屋の床より低くなっていることを特徴とする建物。
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