JP2000130527A - Vベルト式無段変速機用プーリー及び無段変速機 - Google Patents

Vベルト式無段変速機用プーリー及び無段変速機

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JP2000130527A
JP2000130527A JP10310111A JP31011198A JP2000130527A JP 2000130527 A JP2000130527 A JP 2000130527A JP 10310111 A JP10310111 A JP 10310111A JP 31011198 A JP31011198 A JP 31011198A JP 2000130527 A JP2000130527 A JP 2000130527A
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pulley
belt
continuously variable
variable transmission
type continuously
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Hirotaka Chiba
啓貴 千葉
Makoto Yoshida
吉田  誠
Toshikazu Nanbu
俊和 南部
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
    • F16H55/56Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーブ面の耐摩耗性に優れ、高トルク領域で
の使用に耐え得る、よりコンパクトなベルト式無段変速
機用プーリー、及びこれを用いたベルト式無段変速機を
提供すること。 【解決手段】 入力軸方向に溝幅を可変とした入力側プ
ーリーと、出力軸方向に溝幅を可変とした出力側プーリ
ーとの間に、板状エレメントをその板厚方向に重ねた金
属ベルトを掛けわたしたベルト式無段変速機に用いられ
るプーリーである。 金属ベルトと摩擦接触する円錐状
のシーブ面の表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.1
〜0.5μmとし、この円錐状のシーブ面の表面硬さ
を、マイクロビッカース硬さで850Hv以上として成
る。少なくとも入力側プーリーを、上述のプーリーとし
たベルト式無段変速機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業機械
などの動力伝達装置において、入力軸からの回転を無段
で変速して出力軸に伝達するのに利用されるベルト式無
段変速機に用いられるプーリーに係り、更に詳しくは、
自動車などの変速機として適用可能なVベルト式無段変
速機用のプーリ、及びこれを用いたVベルト式無段変速
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車や産業機械などの動力伝
達装置において、入力軸からの回転を変速して出力軸に
伝達する変速機としては、歯車を組み合わせた歯車列有
段変速機や、溝幅を軸方向に可変とした一対のプーリー
の間にベルトを掛けわたしたベルト式無段変速機があ
る。
【0003】このようなベルト式無段変速機用プーリと
しては、例えば、図1の断面図に示すようなものがあ
る。同図において、符号1はエンジンなどの駆動源にク
ラッチを介して連結された入力プーリであり、固定プー
リ2と可動プーリ4から成っている。両プーリ2,4に
は、金属ベルト6の接触面であるシーブ面3,5が円錐
状に形成され、両プーリ2,4の駆動面となっており、
入力プーリ1にV字形断面の周溝(V溝)を形成してい
る。
【0004】一方、上記入力プーリ1に対向して出力プ
ーリ11が配設されており、この出力プーリ11も固定
プーリ12と可動プーリ14から成っている。両プーリ
12,14には、入力プーリ1の場合と同様にシーブ面
13,15が円錐状に形成され、両プーリ12,14の
従動面となっているとともに、出力プーリ11にV字形
断面の周溝(V溝)を形成している。
【0005】また、符号8は入力プーリ1の固定プーリ
2の軸部に形成された半円形断面の条溝であり、符号9
は可動プーリ4の穴の内径に形成された半円形断面の条
溝である。二つの半円形断面の条溝8,9により形成さ
れた円形断面の条溝に、複数個の鋼球10が挿入され、
全体としてボールスプライン7を形成している。同様に
出力プーリ11についても、符号18は固定プーリ12
の軸部に形成された半円形断面の条溝であり、符号19
は可動プーリ14の穴の内径に形成された半円形断面の
条溝である。二つの半円形断面の条溝18,19により
形成された円形断面の条溝に、複数個の鋼球20が挿入
され全体としてボールスプライン17を形成している。
【0006】上述の如きプーリーの作動は、入力プーリ
1のV溝と出力プーリ11のV溝との間に巻き掛けられ
た金属ベルト6によって行われる。こうして、エンジン
のトルクが入力プーリ1から出力プーリ11に伝達さ
れ、更には図示しない歯車対、差動装置、駆動車軸を経
て車輪に伝達されるようになっている。なお、入力側の
可動プーリ4と出力側の可動プーリ14は、いずれも油
圧等の手段によりそれぞれ入力側の固定プーリ2、出力
側の固定プーリ12の軸部に沿ってボールスプライン
7,17を介して摺動する。そして、V溝の幅寸法が連
続的に変化することによって、金属ベルト6の掛かり径
が変化し、出力プーリ11の回転が無段階に変速されて
取り出される。
【0007】このようなベルト式無段変速機において、
入力側プーリー1のV溝幅1wが大きく且つ出力側プー
リー11の溝幅11wが小さいときには、入力側プーリ
ー1の回転が減速された状態(自動車の場合にはローの
状態)で出力側プーリー11に伝達され、また、入力側
プーリー2の溝幅2wが小さく且つ出力側プーリー11
のV溝幅11wが大きいときには、入力側プーリー1の
回転が増速された状態(自動車の場合にはオーバードラ
イブの状態)で出力側プーリー11に伝達される。この
ような構造のベルト式無段変速機としては、新型車解説
書「NISSANプリメーラ プリメーラカミノ」 平
成9年9月発行『C4 オートマチックトランスアクス
ル』に記載されたものがある。
【0008】また、金属ベルト6としては、図3に示す
ように、複数の無終端状リングが相互に嵌合されて層状
に重ね合わされて成る積層リング6Aと、この積層リン
グ6Aの周方向に相互に当接可能に連接して配列される
多数のV型エレメント6Bとから構成されたものが用い
られる。ここで、エレメント6Bの側面6Fでは、トル
ク伝達のため、入出力プーリー1、11のシーブ面3、
5、13、15との間で十分な摩擦力が発生する必要が
ある。このため、潤滑油の油膜による滑りが生じないよ
うにすることが要求され、例えば、接触面において潤滑
油の放出を十分なものとして滑りが生じないようにし、
十分な摩擦力を確保することができるようにすべく、エ
レメント6Bのエレメント側面6Fに、溝が総面積の7
5〜90%を占める突部と溝部を板厚方向に一致ないし
は近似する方向に交互に設けるようにしたもの(例え
ば、特開平2−236045号公報)等が用いられてい
る。
【0009】また、エレメント6Bとしては、機械構造
用炭素鋼、機械構造用合金鋼、炭素工具鋼及び合金工具
鋼などを素材として、焼入れ・焼き戻し、浸炭焼き入れ
・焼き戻し、浸炭窒化焼き入れ・焼き戻し、高周波焼き
入れ・焼き戻し、高周波焼入れなどの熱処理を施したも
のが使用されている。
【0010】そして、従来、このようなベルト式無段変
速機用プーリーとしては、肌焼鋼に浸炭焼き入れ焼き戻
しの熱処理を行い、その後、シーブ面に研削加工を行っ
たものが用いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベルト式無段変速機用プーリーにあっては、将来の
環境への負荷低減を考慮し、更なる燃費向上のため、車
両重量を軽くする必要があり、このためには、ユニット
サイズを小型化し、また、同じサイズのユニットでは伝
達できるトルク容量を大きくする必要性が出てくる。
【0012】そして、かかる従来のベルト式無段変速機
用プーリーを、従来よりも高いトルクで作動させる、即
ち高出力のエンジンで作動させようとすると、従来の材
料選択や熱処理にあっては、金属ベルトと摩擦接触する
シーブ面の耐摩耗性の不足により、凝着や剥離が発生
し、トルク伝達性能が低下するといった課題が生じ、従
って、従来の材料や熱処理を適用したプーリーでは、プ
ーリー軸間の距離を大きくするか、ベルトの形状を大き
く変更しなければならなくなる。
【0013】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであって、シーブ面の耐摩耗性
に優れ、高トルク領域での使用に耐え得る、よりコンパ
クトなベルト式無段変速機用プーリー、及びこれを用い
たベルト式無段変速機を提供することを目的とするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者ら、上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、金属ベルトと摩擦接触す
るプーリーシーブ面において、表面粗さをある範囲内と
すること、また、最表面の硬さを高くすること、最表面
の圧縮残留応力を高くすることなどにより、プーリーシ
ーブ面の耐摩耗性を向上させることが可能であることを
確かめ、これにより、上記課題が解決されることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0015】即ち、本発明のベルト式無段変速機用プー
リーは、入力軸方向に溝幅を可変とした入力側プーリー
と、出力軸方向に溝幅を可変とした出力側プーリーとの
間に、板状エレメントをその板厚方向に重ねた金属ベル
トを掛けわたしたベルト式無段変速機に用いられるプー
リーにおいて、上記金属ベルトと摩擦接触する円錐状の
シーブ面の表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.1〜
0.5μmとし、上記金属ベルトと摩擦接触する円錐状
のシーブ面の表面硬さを、マイクロビッカース硬さで8
50Hv以上としたことを特徴とする。
【0016】本発明のベルト式無段変速機用プーリーの
好適形態は、上記円錐状シーブ面の表面粗さを、最大高
さRyで0.6〜2.5μmとしたことを特徴とする。
【0017】また、本発明のベルト式無段変速機用プー
リーの他の好適形態は、上記円錐状シーブ面の表面にお
ける圧縮残留応力を、1GPa以上としたことを特徴と
する。
【0018】更に、本発明のベルト式無段変速機用プー
リーの他の好適形態は、上記円錐状シーブ面の表面から
の深さが3〜5μmの位置における硬さが、850Hv
以上、好ましくは、900Hv以上であることを特徴と
する。
【0019】また、本発明のベルト式無段変速機用プー
リーの更に他の好適形態は、上記円錐状シーブ面の表面
微細形状が、ランダムな凹凸形状を多数形成されて成る
ことを特徴とする。
【0020】更に、本発明のベルト式無段変速機用プー
リーの好適形態は、少なくともマンガン及びクロムを含
む機械構造用合金鋼に浸炭焼入れ・焼戻しの熱処理を行
ない、基準硬さ550Hvとしたときの有効硬化層深さ
を0.7mm以上とし、この熱処理後に、上記金属ベル
トと摩擦接触する円錐状のシーブ面を研削加工した後、
ショットピーニングを施して得られることを特徴とし、
この場合、上記ショットピーニングは、空気式ショット
ピーニング機により、投射圧を0.2MPa以上とし、
粒径が0.03〜0.2mmで且つ硬さが750Hv以
上の投射材を用いて行われることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のベルト式無段変速
機用プーリーについて詳細に説明する。本発明のプーリ
ーは、具体的には、図1に示したような入力プーリー及
び/又は出力プーリーであり、金属ベルトと摩擦接触す
る円錐状のシーブ面の表面粗さを、中心線平均粗さRa
で0.1〜0.5μmとし、このシーブ面の表面硬さ
を、マイクロビッカース硬さで850Hv以上としたも
のである。
【0022】ここで、中心線平均粗さRaは、JIS
B0601−1994に準拠したものであるが、上記円
錐状シーブ面におけるRaが0.1μm未満では、エレ
メントとの間の摩擦力が低くなり、適当ではない。ま
た、0.5μmを超えると、本発明の目標とする耐摩耗
性を発現し得ないため、不適である。また、このシーブ
面のマイクロビッカース硬さが850Hv未満では、本
発明の目標とする耐摩耗性が得られないため、適当では
ない。
【0023】更に、本発明のプーリーにおいては、上記
シーブ面の表面粗さを、最大高さRyで0.6〜2.5
μmとすることが好ましく、これにより、シーブ面の表
面粗さが過大となった場合に、摩耗深さの増大を防止す
ることが可能となる。最大高さRyが0.6μm未満で
は、エレメントとの間の摩擦力が低くなるため、適当で
はない。2.5μmを超えると、本発明で目標とする耐
摩耗性が得られないため、不適である。なお、本発明に
おいて、この最大高さRyは、Raと同様にJIS B
0601−1994に準拠して測定される。
【0024】また、本発明のプーリーにおいては、上記
シーブ面の表面における圧縮残留応力を1GPa以上と
することが好ましく、これにより、シーブ面の摩耗量を
よりいっそう低減することができる。圧縮残留応力が1
GPa未満では、本発明で目標とする耐摩耗性が得られ
ないことがあり、好ましくない。
【0025】更にまた、本発明のプーリーでは、上記シ
ーブ面において、その表面からの深さが3〜5μmの位
置における硬さが、850Hv以上であることが好まし
く、900Hv以上であることが更に好ましい。かかる
硬さ制御により、表面を起点とする摩耗を著しく低減し
又はほぼ完全に防止することが可能となる。
【0026】また、本発明のプーリーにおいては、上記
シーブ面の表面微細形状を、ランダムな凹凸が多数形成
された形状とすることができ、これにより、凝着に由来
する摩耗を防止することが可能となる。なお、かかる凹
凸形状は、後述するようなショットピーニングなどによ
って形成することができる。
【0027】次に、上述した無段変速機用プーリーの製
造方法の一例について説明する。本発明では、上述の如
き特性を有するプーリーが得られれば十分であり、その
製造方法には特に限定されないが、代表的には、少なく
ともマンガン及びクロムを含む機械構造用合金鋼に浸炭
焼入れ・焼戻しの熱処理を行ない、基準硬さ550Hv
としたときの有効硬化層深さを0.7mm以上とし、こ
の熱処理後に、上記円錐状のシーブ面を研削加工した
後、ショットピーニングを施して得られる。
【0028】この際、マンガン及びクロムが含まれてい
ないと、焼き入れ性が不足し、不完全焼き入れ組織とな
り、上述のような満足な硬さが得られない可能性がある
ため、適当ではない。また、基準硬さを550Hvとし
たときの有効硬化深さが0.7mm未満では、耐摩耗性
など所期の特性が得られないことがあり、好ましくな
い。
【0029】なお、上記製法において、ショットピーニ
ングは、空気式ショットピーニング機により、投射圧を
0.2MPa以上とし、粒径が0.03〜0.2mmで
且つ硬さが750Hv以上の投射材を用いて実施するこ
とが好ましい。かかるショットピーニングとすることに
より、シーブ面の耐摩耗性に優れた本発明のプーリを大
量生産することが可能となる。また、投射圧が0.2M
Pa未満では、最表面硬さ、最表面の圧縮残留応力が上
述したような望ましい値にならないことがあり、好まし
くない。投射材としては、上記の硬さを有する種々の粒
体ないしは球体、代表的には、鋼球を用いることができ
るが、その粒径が0.03mm未満では、ショット粒の
運動エネルギー不足により、また、0.2mmを超える
と、ショット粒の速度が不足し、表面硬さ、表面の圧縮
残留応力が上述したような望ましい値にならないことが
あり、好ましくない。
【0030】次に、本発明のベルト式無段変速機につい
て説明すると、この無段変速機は、上述したプーリーを
備えるもので、特に上記本発明のプーリーを入力側のプ
ーリーとしたものである。なお、本発明の無段変速機
は、自動車や産業機械の動力伝達装置に好適に用いられ
るが、特に自動車の変速機として有用である。
【0031】
【実施例】以下、本発明を、実施例及び比較例により更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。
【0032】(実施例1〜9、比較例1及び2)素材を
切断した後に熱間鍛造し、これに粗加工を行った後、熱
処理を行った。熱処理では、920℃、Cp(カーボン
ポテンシャル(浸炭時、この値の鋼中の炭素と平衡する
雰囲気組成を示す)0.9%にて6Hrの浸炭を行い、
この後920℃、Cp0.7%にて2Hrの拡散を行
い、更に温度を840℃に下げた後、80℃の油中に焼
入れを行ない、次いで、170℃にて2Hrの焼き戻し
を行なった。しかる後、得られたプーリーのシーブ面を
0.2mmの取り代で研削した。
【0033】この後、比較例1についてはそのままと
し、実施例1〜9及び比較例2については、空気式ショ
ットピーニング機により、表1の粒径を持つ硬さ750
Hvの鋼球を投射材として使用し、ノズル−ワーク(プ
ーリー素材)間の距離を100mmとし、口径5mmの
投射ノズルにより、表1記載のエア圧にて投射を行い、
各例のプーリーのシーブ面にショットピーニングを施し
た。この際、シーブ面の各位置に対してほぼ均一の投射
量となるように、ノズルの方向をシーブ面の内周〜外周
の間で往復するように首を振らせるとともに、ワークを
回転させた。なお、投射時間は全て180secとし
た。
【0034】表1に、実施例1〜9並びに比較例1及び
2の素材(材料)、ショットピーニング条件、シーブ面
の表面粗さ、表面硬さ、有効硬化層深さの測定結果及び
耐久試験結果などを示す。なお、表面硬さは、バフ研磨
によりシーブ面を3〜5μm程度削り落とし出した面に
て、荷重200gで測定したマイクロビッカース硬さで
ある。また、耐久試験の条件は以下の通りである。 入力回転数:4000rpm 入力トルク:30kgf―m 変速比:1.0 試験時間:200hrs. 潤滑油:ニッサンCVTフルードNS−1
【0035】なお、表1に示した表面微細形状の例とし
て、実施例1におけるプーリーシーブ面の3次元SEM
による表面微細形状の測定結果を、図2に示す。この図
2より、表面にランダムな微細凹凸形状が形成されてい
ることが分かる。なお、本発明に属する他の実施例につ
いても、図示はしないが、この実施例1と同様な微細形
状となっていた。
【0036】
【表1】
【0037】表1から明らかなように、本発明によるベ
ルト式無段変速機用プーリーは、実施例1〜9のいずれ
も、飛躍的な耐摩耗性の向上が得られていることが分か
る。これに対し、比較例1ではショットピーニングを行
なっていないため、シーブ面の表面硬さ、及び圧縮残留
応力が本発明によるものに比べて低いため、耐摩耗性に
劣る結果となった。また、比較例2ではショットピーニ
ングの条件が適切でないため、本発明に属する実施例に
比べて、シーブ面の表面粗さが大きく、また、表面硬さ
が低いため、耐摩耗性に劣る結果となった。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、金属ベルトと摩擦接触するプーリーシーブ面におい
て、表面粗さをある範囲内とすること、また、最表面の
硬さを高くすること、最表面の圧縮残留応力を高くする
ことなどとしたため、シーブ面の耐摩耗性に優れ、高ト
ルク領域での使用に耐え得る、よりコンパクトなベルト
式無段変速機用プーリー、及びこれを用いたベルト式無
段変速機を提供することができる。
【0039】即ち、本発明においては、金属ベルトと摩
擦接触する円錐状シーブ面の表面粗さを、中心線平均粗
さRaで0.1〜0.5μmとし、この円錐状シーブ面
の表面硬さを、マイクロビッカース硬さで850Hv以
上としたため、シーブ面の摩耗が非常に少ないベルト式
無段変速機用プーリとすることが可能であるという著し
く優れた効果がもたらされる。また、円錐状シーブ面の
表面粗さを、最大高さRyで0.6〜2.5μmとすれ
ば、表面粗さが過大となった場合の摩耗深さの増大を防
止することが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0040】更に、円錐状シーブ面の表面における圧縮
残留応力を1GPa以上とすれば、シーブ面の摩耗量が
いっそう少ないベルト式無段変速機用プーリーの提供が
可能となる。更にまた、円錐状シーブ面の表面からの深
さが3〜5μmの位置における硬さを850Hv以上、
好ましくは900Hv以上とすれば、表面を起点とする
摩耗の著しい低減ないしはほぼ完全な防止が可能である
という著しく優れた効果がもたらされる。また、円錐状
シーブ面の表面微細形状を、ランダムな凹凸が多数形成
されている構成とすると、凝着に由来する摩耗を防止す
ることが可能となる。
【0041】更にまた、本発明のベルト式無段変速機用
プーリーは、少なくともマンガン及びクロムを含む機械
構造用合金鋼に浸炭焼入れ焼戻しの熱処理を行ない、基
準硬さ550Hvとしたときの有効硬化層深さを0.7
mm以上とし、熱処理後に、円錐状シーブ面を研削加工
した後、ショットピーニングを施して得られ、この場
合、ショットピーニングの条件として、空気式ショット
ピーニング機を用い、投射圧を0.2MPa以上とし、
粒径が0.03〜0.2mmで且つ硬さが750Hv以
上の投射材を用いれば、かかるプーリを大量生産的に形
成することが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0042】そして、本発明に係るベルト式無段変速機
は、少なくとも、その入力側プーリーを上述した本発明
のプーリーとしたものであり、これによれば、高トルク
領域での使用に耐え得る、よりコンパクトなベルト式無
段変速機の提供が可能となるという著しく優れた効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト式無段変速機用プーリーの構造を示す断
面図である。
【図2】実施例1について、3次元SEMにより測定し
た表面微細形状を示す等高線図である。
【図3】ベルト式無段変速機に用いられるベルトの構造
を示す斜面説明図である
【符号の説明】
1 入力プーリ 1w 入力プーリのV溝幅 2 (入力側の)固定プーリ 3 (入力側固定プーリの)シーブ面 4 (入力側の)可動プーリ 5 (入力側可動プーリの)シーブ面 6 金属ベルト 6A 積層リング 6B エレメント 6F エレメント側面 7 (入力プーリの)ボールスプライン 8 (入力側固定プーリの)条溝 9 (入力側可動プーリの)条溝 10 鋼球 11 出力プーリ 11w 出力プーリのV溝幅 12 (出力側の)固定プーリ 13 (出力側固定プーリの)シーブ面 14 (出力側の)可動プーリ 15 (出力側可動プーリの)シーブ面 16 金属ベルト 17 (出力プーリの)ボールスプライン 18 (出力側固定プーリの)条溝 19 (出力側可動プーリの)条溝 20 鋼球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南部 俊和 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3J031 AB03 BA04 BC02 BC10 CA02 3J050 AA03 BA03 CD08 CD09 CD10 DA04 DA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸方向に溝幅を可変とした入力側プ
    ーリーと、出力軸方向に溝幅を可変とした出力側プーリ
    ーとの間に、板状エレメントをその板厚方向に重ねた金
    属ベルトを掛けわたしたベルト式無段変速機に用いられ
    るプーリーにおいて、 上記金属ベルトと摩擦接触する円錐状のシーブ面の表面
    粗さを、中心線平均粗さRaで0.1〜0.5μmと
    し、上記金属ベルトと摩擦接触する円錐状のシーブ面の
    表面硬さを、マイクロビッカース硬さで850Hv以上
    としたことを特徴とするベルト式無段変速機用プーリ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記円錐状シーブ面の表面粗さを、最大
    高さRyで0.6〜2.5μmとしたことを特徴とする
    請求項1記載のベルト式無段変速機用プーリー。
  3. 【請求項3】 上記円錐状シーブ面の表面における圧縮
    残留応力を、1GPa以上としたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のベルト式無段変速機用プーリー 。
  4. 【請求項4】 上記円錐状シーブ面の表面からの深さが
    3〜5μmの位置における硬さが、850Hv以上であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に
    記載のベルト式無段変速機用プーリー。
  5. 【請求項5】 上記円錐状シーブ面の表面からの深さが
    3〜5μmにおける硬さが、900Hv以上であること
    を特徴とする請求項4記載のベルト式無段変速機用プー
    リー。
  6. 【請求項6】 上記円錐状シーブ面の表面微細形状が、
    ランダムな凹凸形状を多数形成されて成ることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1つの項に記載のベルト式
    無段変速機用プーリー。
  7. 【請求項7】 少なくともマンガン及びクロムを含む機
    械構造用合金鋼に浸炭焼入れ・焼戻しの熱処理を行な
    い、基準硬さ550Hvとしたときの有効硬化層深さを
    0.7mm以上とし、この熱処理後に、上記金属ベルト
    と摩擦接触する円錐状のシーブ面を研削加工した後、シ
    ョットピーニングを施して得られることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1つの項に記載のベルト式無段変
    速機用プーリー。
  8. 【請求項8】 上記ショットピーニングは、空気式ショ
    ットピーニング機により、投射圧を0.2MPa以上と
    し、粒径が0.03〜0.2mmで且つ硬さが750H
    v以上の投射材を用いて行われたことを特徴とする請求
    項7記載のベルト式無段変速機用プーリー。
  9. 【請求項9】 少なくとも入力側プーリーを、請求項1
    〜8のいずれか1つの項に記載のプーリーとしたことを
    特徴とするベルト式無段変速機。
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