JP2000086110A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2000086110A
JP2000086110A JP10252681A JP25268198A JP2000086110A JP 2000086110 A JP2000086110 A JP 2000086110A JP 10252681 A JP10252681 A JP 10252681A JP 25268198 A JP25268198 A JP 25268198A JP 2000086110 A JP2000086110 A JP 2000086110A
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    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】施工時などのコストを抑制できるエレベータ装
置を提供する。 【解決手段】エレベータ装置1はガイドレール3と乗り
かご4と主ロープと非常停止機構10と制御装置とリセ
ットスイッチなどを備えている。乗りかご4は主ロープ
に懸架されている。非常停止機構10はリミットスイッ
チ19などを備えている。非常停止機構10は乗りかご
4が所定速度以上で降下すると乗りかご4を急停止す
る。リミットスイッチ19は非常止め装置16が作動す
ると停止指令情報を発し非常止め装置16の乗りかご4
の昇降の規制が解除されると停止指令情報を発しなくな
る。制御装置は停止指令情報に基いて巻上機を停止し停
止指令情報が入力しなくなっても巻上機を停止した状態
に保っておく。リセットスイッチが操作されると制御装
置が巻上機を作動させてエレベータ装置1の再運転が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープにより懸架
された乗りかごが、昇降路内において昇降動作するエレ
ベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に例示された従来のエレベータ装置
101は、建造物のエレベータ昇降路102内に設けら
れ、一対のガイドレール103と、乗りかご104と、
金属などからなる主ロープ117と、図示しないカウン
タウェイトと、駆動機構と、非常停止機構110と、制
御装置111を備えている。ガイドレール103は、建
造物のエレベータ昇降路102内に、この昇降路102
に沿って互いに略平行に設けられている。
【0003】乗りかご104は、主ロープ117によっ
て、エレベータ昇降路102内に懸架されるとともに、
昇降自在に支持されている。乗りかご104は、かご枠
105と、乗客を収容するかご室106などを備えてい
る。かご枠105は、一対のガイドレール103,10
3の間に挟み込まれることのできる大きさの枠状に形成
されている。かご室106は、かご床などを備えた箱状
に形成されている。
【0004】カウンタウェイトは、ガイドレール10
3,103に沿うカウンタウェイトガイドレールに沿っ
て昇降自在に設けられている。カウンタウェイトは、主
ロープ117に懸架されている。カウンタウェイトは、
乗りかご104のかご室106内に所定の数の乗員が乗
り込むと、主ロープ117を介して乗りかご104と釣
り合うようになっている。
【0005】駆動機構は、主ロープ117が掛渡された
トラクションシーブと、このトラクションシーブを回転
させる巻上機とを備えている。駆動機構は、巻上機がト
ラクションシーブを回転させることによって、乗りかご
104をガイドレール103,103に沿って昇降する
ようになっている。
【0006】非常停止機構110は、調速機としてのガ
バナ装置113と、調速機ロープ114と、テンショナ
115と、非常止め装置116と、リンク機構118
と、リミットスイッチ119などを備えており、何らか
の故障等によって、乗りかご104などが所定速度以上
で降下した場合などに、自動的に乗りかご104を急停
止するようになっている。
【0007】ガバナ装置113は、従動シーブ122を
備えている。従動シーブ122は、調速機ロープ114
が掛渡されている。ガバナ装置113は、従動シーブ1
22に掛渡された調速機ロープ114が所定速度以上で
変位した際すなわち乗りかご104が所定速度以上で降
下した場合などに、調速機ロープ114を挾持するよう
になっている。テンショナ115は、調速機ロープ11
4に懸架されている。
【0008】非常止め装置116は、乗りかご104の
下端部に一対設けられており、それぞれが、乗りかご1
04の下方に向って徐々に開口幅が増加するV字状のス
リットを備えた挾持部材と、スリット内に乗りかご10
4の上下方向に沿って摺動自在に設けられたストッパ部
材とを備えている。非常止め装置116は、ストッパ部
材が上方に変位して挾持部材のスリット内にガイドレー
ル103を挟み込むことによって、乗りかご104の昇
降を規制するようになっている。
【0009】リンク機構118は、動作レバー131
と、従動レバー132と、連結ロッド133と、一対の
リフトロッド134,134とを備えている。動作レバ
ー131は、一方の非常止め装置116の上方でかつ乗
りかご104の上端部に回動自在に設けられるとともに
調速機ロープ114に接続している。
【0010】従動レバー132は、他方の非常止め装置
116の上方でかつ乗りかご104の上端部に回動自在
に設けられている。連結ロッド133は、前記動作レバ
ー131と従動レバー132とを互いに連動して回動す
るように連結している。
【0011】一対のリフトロッド134,134のうち
一方のリフトロッド134は動作レバー131と一方の
非常止め装置116のストッパ部材とを互いに連結して
いる。他方のリフトロッド134は従動レバー132と
他方の非常止め装置116のストッパ部材とを互いに連
結している。
【0012】リミットスイッチ119は、制御装置11
1などと接続しており、動作レバー131が回動した際
などの変位を検出して、制御装置111に向って巻上機
の停止指令情報を発するようになっている。リミットス
イッチ119は、動作レバー131の変位を検出して、
一旦、前記停止指令情報を制御装置111に向って発す
ると、直接作業員によって初期状態に復帰されて解除さ
れるまで、前記停止指令情報を発し続けるようになって
いる。
【0013】制御装置111は、マイクロプロセッサな
どを備えた演算処理装置であって、エレベータ装置10
1全体の制御をつかさどるようになっている。制御装置
111は、リミットスイッチ119から入力された停止
指令情報に基いて、駆動機構の巻上機に対する電力の供
給を断つなどして、巻上機の運転を停止するようになっ
ている。
【0014】前述した構成によって、乗りかご104が
所定速度以上の速度で降下すると、非常停止機構110
のガバナ装置113が調速機ロープ114を挾持してこ
の調速機ロープ114の変位を止める。すると、動作レ
バー131と従動レバー132とが、リフトロッド13
4,134を介してストッパ部材を乗りかご104に対
して引き上げる方向に変位させられる。
【0015】そして、ストッパ部材が、挾持部材のスリ
ット内にガイドレール103を挟み込むこととなって、
乗りかご104を急停止させる。このとき、動作レバー
131が変位すると同時に、リミットスイッチ119
が、制御装置111に向って巻上機の停止指令情報を発
する。制御装置111が、巻上機の運転を停止する。
【0016】そして、エレベータ装置101を再運転す
る際には、乗りかご104を上方に引き上げるなどし
て、ストッパ部材によるガイドレール103のスリット
内への挟み込みを解放して、非常止め装置116の乗り
かご104の昇降動作の規制を解除する。作業員が乗り
かご104上に乗って、直接、リミットスイッチ119
を初期状態に復帰して、エレベータ装置101の再運転
を可能とする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のエレベータ
装置101は、リンク機構118を乗りかご104の上
端部に取付けているため、一対の非常止め装置116の
ストッパ部材と前述したレバー131,132とを互い
に連結するリフトロッド134が比較的長尺な部材とな
っている。このため、前記リンク機構118を工場内に
おいて組み立てた状態で出荷するのは困難となって、建
造物への施工時に組み立てる必要があった。
【0018】建造物への施工時にリンク機構118を組
み立てるのは、エレベータ昇降路102が比較的狭いた
め、比較的大きな手間や労力が必要となる。また、リフ
トロッド134が比較的長尺な部材であるため、リンク
機構118を正常な動作を行わせるために組立時にリン
ク機構118毎に微小な調整を行う必要があった。この
ため、施工にかかるコストが高騰するなどの問題があっ
た。
【0019】また、前述したリンク機構118を乗りか
ご104の下端部に取付けて、リフトロッド134を短
縮して、工場出荷時に組み立て済みのリンク機構118
を出荷して施工時の組み立てを不要にすると、前記リミ
ットスイッチ119も、乗りかご104の下端部に取付
ける必要が生じる。
【0020】リミットスイッチ119を乗りかご104
の下端部に取付けると、一旦非常止め装置116が作動
して乗りかご104の昇降動作を規制した後に、エレベ
ータ装置101を再運転する際に、作業員がリミットス
イッチ119を初期状態に復帰させるのが困難となる。
このため、エレベータ装置101の再運転を行うことが
困難となる傾向にあった。
【0021】したがって、本発明の第1の目的は、施工
時などのコストを抑制することができるエレベータ装置
を提供することにある。第2の目的は、一旦非常停止装
置が作動して乗りかごの昇降動作を規制した後に、容易
に再運転を可能とするエレベータ装置を提供することに
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的及び第2
の目的を達成するために、請求項1の本発明は、エレベ
ータ昇降路内をガイドレールに沿って昇降する乗りかご
と、この乗りかごを昇降動作させる駆動装置と、乗りか
ごが所定速度以上で降下した際に乗りかごの昇降動作を
規制する非常停止手段と、を備えたエレベータ装置にお
いて、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作を規制す
る際に、前記駆動装置を停止するための停止指令情報を
発するとともに、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動
作の規制を解放する際に、前記停止指令情報を発しなく
なる停止状態検出手段と、前記停止状態検出手段が発し
た停止指令情報に基いて前記駆動装置を停止する停止手
段と、前記停止状態検出手段が一旦停止指令情報を発す
ると、停止状態検出手段が停止指令情報を発しなくなっ
ても、前記駆動装置を停止したままに維持する停止状態
維持手段と、前記停止状態維持手段によって維持されて
いる駆動装置の停止状態を解除するリセット手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0023】このように構成されたエレベータ装置は、
停止状態検出手段が、非常停止手段が乗りかごの昇降動
作の規制を解放する際に、停止指令情報を発しなくなる
ので、停止状態検出手段などを乗りかごの下端部に設け
ても、一旦非常停止装置が作動して乗りかごの昇降動作
を規制した後に、容易に再運転を行うことができる。
【0024】また、非常停止手段の乗りかごの昇降動作
を規制可能な一対の非常止め装置と、これらの非常止め
装置を互いに連動して動作させるリンク機構と、を乗り
かごの下端部に設けることができる。このため、工場出
荷時に組み立て済のリンク機構を出荷することが可能と
なって、施工時にリンク機構を組み立てる必要がなくな
る。したがって、エレベータ装置の施工時に必要とされ
る手間や労力を抑制することができ、施工に必要とされ
るコストを抑制することができる。
【0025】請求項2の本発明は、請求項1に記載のエ
レベータ装置において、前記停止状態検出手段は、前記
非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を開始する直
前に停止指令情報を発することを特徴としている。
【0026】このように構成されたエレベータ装置は、
停止状態検出手段が、非常停止手段が乗りかごの昇降を
規制する直前に停止指令情報を発するので、非常停止手
段が乗りかごの昇降動作を規制したにもかかわらず、駆
動装置が駆動して乗りかごを懸架するロープなどがたる
んだり、駆動装置のトラクションシーブから抜け落ちた
りすることを防止することができる。
【0027】請求項3の本発明は、請求項1または請求
項2に記載のエレベータ装置において、前記非常停止手
段が、前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、こ
の調速機に接続されたロープと、乗りかごに取付けられ
かつ乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装
置と、前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止め装置
を互いに連動して動作させるとともに軸線方向に沿って
摺動自在なロッドを有するリンク機構と、を備え、前記
リンク機構のロッドの軸線方向に沿う摺動を案内する案
内手段を備えたことを特徴としている。
【0028】このように構成されたエレベータ装置は、
リンク機構の一対の非常止め装置を互いに連動するよう
に連結したロッドが、その軸線方向に沿った摺動が案内
部材によって案内されるので、一対の非常止め装置が確
実に互いに連動して作動する。
【0029】請求項4の本発明は、請求項1に記載のエ
レベータ装置において、前記停止状態検出手段は、停止
指令情報を発しているか否かを表示する表示手段を備え
たことを特徴としている。
【0030】請求項5の本発明は、請求項4に記載のエ
レベータ装置において、前記表示手段が、停止状態検出
手段が停止指令情報を発している際に、発光する発光体
であることを特徴としている。
【0031】請求項4及び請求項5に示すように構成さ
れたエレベータ装置は、停止状態検出手段が、停止指令
情報を発しているか否かを表示する表示手段を備えてい
るので、非常停止手段が作動しているか否かなどを容易
に判別することができる。
【0032】前記第1の目的を達成するために、請求項
6の本発明は、エレベータ昇降路内をガイドレールに沿
って昇降する乗りかごと、この乗りかごが所定速度以上
で降下した際に乗りかごの昇降動作を規制する非常停止
手段と、を備えたエレベータ装置において、前記非常停
止手段が、前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機
と、この調速機の従動シーブに接続されたロープと、乗
りかごに取付けられかつ乗りかごの昇降動作を規制可能
な一対の非常止め装置と、前記ロープに連結しかつ前記
一対の非常止め装置を互いに連動して動作させるリンク
機構と、を備え、前記リンク機構が、乗りかごの下端部
に回動自在に設けられ、かつ前記一対の非常止め装置を
互いに連動して動作させる動作レバーと、一端部が前記
ロープに接続しかつ他端部が前記動作レバーに接続して
いるとともに、前記一端部が上側に位置しかつ他端部が
下側に位置して前記ロープに沿って配された延長レバー
と、を備えたことを特徴としている。
【0033】このように構成されたエレベータ装置は、
リンク機構の動作レバーが延長レバーを介してロープに
取り付けられているので、下死点における乗りかごとエ
レベータ昇降路の床面との間の間隔を抑制することがで
きる。このため、エレベータ昇降路を構築する際の立坑
の深さなどを抑制することが可能となって、エレベータ
装置を施工する際のコストの高騰を抑制することが可能
となる。
【0034】請求項7の本発明は、請求項6に記載のエ
レベータ装置において、前記延長レバーが、前記ロープ
に対し回動自在でかつ2か所に設けられた接続部によっ
て、前記ロープに接続されたことを特徴としている。
【0035】このように構成されたエレベータ装置は、
エレベータ装置を施工する際のコストの高騰を抑制する
ことが可能となるとともに、延長レバーが互いに回動自
在に連結する2か所に設けられた接続部によって、ロー
プに接続している。このため、延長レバーの倒れなどが
抑制されることとなって、非常停止手段の誤作動などを
確実に抑制することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施形態を、
図1ないし図5に基づいて説明する。図1及び図2に示
すように、エレベータ装置1は、建造物のエレベータ昇
降路2内に設けられ、複数のガイドレール3と、乗りか
ご4と、主ロープ17と、図示しないカウンタウェイト
と、駆動機構と、非常停止手段としての非常停止機構1
0と、制御手段としての制御装置11と、リセット手段
としてのリセットスイッチ12と、を備えている。
【0037】ガイドレール3は、建造物のエレベータ昇
降路2内に、この昇降路2に沿って互いに略平行に設け
られている。図示例において、ガイドレール3は、一対
設けられている。
【0038】乗りかご4は、かご枠5と、乗客を収容す
るかご室6などを備えている。かご枠5は、それぞれガ
イドレール3,3に沿う一対の側枠部材7,7と、この
側枠部材7,7の上端部を互いに連結する上枠部材8
と、側枠部材7,7の下端部を互いに連結する下枠部材
9と、を有している。かご枠5は、互いに平行なガイド
レール3,3の間に挟み込まれることのできる大きさの
枠状に形成されている。
【0039】かご室6は、下枠部材の上面に設けられる
かご床と、開閉ドアを有する前壁と、前壁の左右両端部
にそれぞれ連なる一対の側板と、前壁に対し平行でかつ
一対の側板を互いに連ねる奥板と、天井板と、を備えた
箱状に形成されている。
【0040】乗りかご4の前述したかご枠5の下枠部材
9の下面側には、支持ベース21が取付けられている。
なお、この支持ベース21は、本明細書に記した乗りか
ご4の下端部をなしている。
【0041】主ロープ17は、エレベータ昇降路2内に
乗りかご4をガイドレール3,3に沿って昇降自在に懸
架している。カウンタウェイトは、ガイドレール3,3
に沿う一対のカウンタウェイトガイドレールに沿って昇
降自在に設けられているとともに、主ロープ17に懸架
されている。カウンタウェイトは、乗りかご4のかご室
6内に所定の数の乗員が乗り込むと、主ロープ17を介
して前記乗りかご4と釣り合うようになっている。
【0042】駆動機構は、主ロープ17が掛渡されたト
ラクションシーブと、このトラクションシーブを回転さ
せる巻上機とを備えている。駆動機構は、巻上機がトラ
クションシーブを回転させることによって、主ロープ1
7などを介して乗りかご4をガイドレール3,3に沿っ
て昇降するようになっている。
【0043】非常停止機構10は、調速機としてのガバ
ナ装置13と、ロープとしての調速機ロープ14と、テ
ンショナ15と、非常止め装置16と、リンク機構18
と、停止状態検出手段としてのリミットスイッチ19な
どを備えており、何らかの故障等によって、乗りかご4
などが所定速度以上で降下した場合などに、自動的に乗
りかご4を急停止するようになっている。
【0044】ガバナ装置13は、調速機ロープ14が掛
渡されて接続して回動自在な従動シーブ22を備えてい
る。ガバナ装置13は、ガイドレール3,3のうち一方
のガイドレール3などに取り付けられている。ガバナ装
置13は、従動シーブ22の回転などによって乗りかご
4の昇降速度を検出するようになっている。ガバナ装置
13は、従動シーブ22に掛渡された調速機ロープ14
が所定速度以上で変位した際すなわち乗りかご4が所定
速度以上で降下した場合などに、調速機ロープ14を挾
持するようになっている。テンショナ15は、調速機ロ
ープ14に懸架されており、この調速機ロープ14に適
度な張力を付加するようになっている。
【0045】非常止め装置16は、乗りかご4の下端部
に位置する支持ベース21に一対取付けられて設けられ
ている。非常止め装置16は、図4及び図5に示すよう
に、それぞれ挾持部材23と、ストッパ部材24と、こ
のストッパ部材24を支持する支持フレーム25などを
備えている。
【0046】挾持部材23は、支持ベース21の下面に
取付けられており、下方に向って徐々に開口幅が大きく
なるV字状に形成されたスリット26を備えている。挾
持部材23は、スリット26内にガイドレール3を遊挿
している。ストッパ部材24は、丸棒状に形成されてい
るとともに、スリット26内にガイドレール3とともに
遊挿されている。
【0047】ストッパ部材24は、支持フレーム25に
よって、スリット26内に乗りかご4の上下方向に沿っ
て摺動自在に支持されている。ストッパ部材24と支持
フレーム25とは、挾持部材23によって乗りかご4の
上下方向に沿って互いに一体に摺動自在に支持されてい
る。また、支持フレーム25には後述のリフトロッド3
4が連結している。
【0048】前述した構成によって、非常止め装置16
は、ストッパ部材24と支持フレーム25とが一体に上
方に変位して、ストッパ部材24が挾持部材23のスリ
ット26内にガイドレール3を挟み込むことによって、
乗りかご4の昇降動作を規制するようになっている。
【0049】リンク機構18は、図1及び図2に示すよ
うに、動作レバー31と、従動レバー32と、ロッドと
しての連結ロッド33と、一対のリフトロッド34,3
4とを備えている。動作レバー31は、一方の非常止め
装置16の上方でかつ支持ベース21に回動自在に取付
けられている。動作レバー31は、調速機ロープ14に
接続している。
【0050】従動レバー32は、他方の非常止め装置1
6の上方でかつ支持ベース21に回動自在に取付けられ
ている。連結ロッド33は、前記動作レバー31と従動
レバー32とを、互いに連動して回動するように連結し
ている。連結ロッド33は、その軸線方向に摺動自在と
なっている。連結ロッド33は軸線方向に摺動すること
によって、動作レバー31と従動レバー32とを互いに
連動させて回動させるようになっている。
【0051】一対のリフトロッド34,34のうち一方
のリフトロッド34は動作レバー31と一方の非常止め
装置16の支持フレーム25とを互いに連結している。
他方のリフトロッド34は従動レバー32と他方の非常
止め装置16の支持フレーム25とを互いに連結してい
る。それぞれのリフトロッド34,34は、動作レバー
31と従動レバー32とが互いに連動して回動すると、
支持フレーム25,25を介してストッパ部材24,2
4を上下方向に摺動させるようになっている。
【0052】また、支持ベース21には、連結ロッド3
3の軸線方向に沿った摺動を案内する案内手段としての
案内部材35が取付けられている。リミットスイッチ1
9は、制御装置11に接続しており、図3に示すよう
に、スイッチ本体41と、このスイッチ本体41に対し
突没自在な接触子42と、を備えている。接触子42
は、初期状態において、スイッチ本体41から突出した
状態となっている。リミットスイッチ19は、その初期
状態において接触子42が動作レバー31に接するよう
に支持ベース21に取付けられている。
【0053】リミットスイッチ19は、動作レバー31
が回動すると、接触子42がスイッチ本体41に対し突
没するようになっている。リミットスイッチ19は、接
触子42が、所定の変位以上スイッチ本体41に没する
と、制御装置11に向って巻上機の停止指令情報を発す
るようになっている。リミットスイッチ19が、停止指
令情報を発する接触子42の所定の変位は、前記ストッ
パ部材24が、挾持部材23のスリット26の内面に接
する直前の変位であるのが望ましい。
【0054】また、リミットスイッチ19は、動作レバ
ー31の変位によって、一旦、前記停止指令情報を制御
装置11に向って発した後、ストッパ部材24がスリッ
ト26の内面から離れるように乗りかご4の下方に向っ
て変位されると、接触子42が初期状態に向って復帰し
て前記停止指令情報を発しなくなるようになっている。
【0055】リミットスイッチ19は、前記停止指令情
報を発している際に、発光する発光体43などの表示手
段を備えているのが望ましい。この場合、作業員など
が、目視などによって、リミットスイッチ19が停止指
令情報を発しているか否かを容易に判別することが可能
となる。
【0056】リミットスイッチ19は、接触子42のス
イッチ本体41に対して没した変位が前記所定の変位を
超えない間に所定の信号を発し、前記変位が所定の変位
以上となると前記所定の信号を発しないことによって、
前記停止指令情報を発するようにしても良く、前記変位
が所定の変位を超えない間には信号などを発しなく、前
記変位が所定の変位以上となると所定の信号を発して、
前記停止指令情報を発するようにしてもよい。
【0057】制御装置11は、マイクロプロセッサなど
を備えた演算処理装置であって、エレベータ装置1全体
の制御をつかさどるようになっている。制御装置11
は、停止手段としての停止部44と、停止状態維持手段
としての停止状態維持部45と、を備えている。
【0058】停止部44は、リミットスイッチ19から
入力された停止指令情報に基いて、駆動機構の巻上機に
対する電力の供給を断つようになっている。停止状態維
持部45は、停止部44が一旦巻上機に対する電力の供
給を断つとこの状態を維持するようになっている。
【0059】停止状態維持部45は、リミットスイッチ
19が前記停止指令情報を発しなくなっても、リセット
スイッチ12が操作されるまで、巻上機に対する電力の
供給を断った状態を維持して巻上機を停止したままに維
持するようになっている。
【0060】制御装置11は、リセットスイッチ12か
ら入力される後述の解除指令信号が入力すると、巻上機
に電力を供給してエレベータ装置1の再運転を可能とす
るようになっている。
【0061】リセットスイッチ12は、制御装置11な
どと接続しており、作業者などによって操作されると、
巻上機の停止状態を解除する解除指令信号を、制御装置
11に向って出力するようになっている。
【0062】前述した構成によって、乗りかご4が所定
速度以上の速度で降下すると、非常停止機構10のガバ
ナ装置13が調速機ロープ14を挾持してこの調速機ロ
ープ14の変位を止める。すると、動作レバー31と従
動レバー32とが、リフトロッド34,34を介してス
トッパ部材24を乗りかご4に対して引き上げる方向に
変位する。
【0063】そして、ストッパ部材24が図5に二点鎖
線P1で示すスリット26の内面に接する直前の位置に
変位した際に、リミットスイッチ19が制御装置11に
向って停止指令情報を発する。制御装置11が、巻上機
に供給する電力を断つなどして巻上機を停止する。
【0064】一方、ストッパ部材24がスリット26の
内面に接すると、このスリット26の内面との摩擦によ
って、ガイドレール3をスリット26内に挟み込むこと
となる。非常止め装置16が、乗りかご4の昇降動作を
規制して乗りかご4を急停止する。
【0065】その後、エレベータ装置1を再運転する際
には、ます、乗りかご4を上方に引き上げるなどして、
ストッパ部材24とスリット26とによるガイドレール
3の挟み込みを解放して、非常止め装置16の乗りかご
4の昇降動作の規制を解放する。この非常止め装置16
の昇降動作の解放とともに、リミットスイッチ19の接
触子42などが初期状態に向って変位して停止指令情報
を発しなくなる。
【0066】この時、制御装置11の停止状態維持部4
5が、巻上機を停止した状態に保っている。作業員が各
種の点検を実施した後、リセットスイッチ12を操作す
るなどしして、エレベータ装置1の再運転を可能とす
る。
【0067】本実施形態によれば、乗りかご4を上方に
引張り上げるなどして非常止め装置16の乗りかご4の
昇降動作の規制を解放すると、リミットスイッチ19が
前記停止指令情報を発しなくなる。このため、非常止め
装置16と調速機ロープ14とを互いに接続するリンク
機構18を乗りかご4の下端部に設けても、一旦非常止
め装置16が作動して乗りかご4の昇降動作を規制した
後に、容易に再運転を行うことができる。
【0068】また、リンク機構18を乗りかご4の下端
部に設けることができるので、工場出荷時に組み立て済
のリンク機構18を出荷することが可能となり、エレベ
ータ装置1の施工時のコストを抑制することができる。
【0069】リミットスイッチ19が、非常止め装置1
6が乗りかご4の昇降動作を規制する直前から停止指令
情報を発するので、非常止め装置16が乗りかご4の昇
降動作を規制したにもかかわらず巻上機が駆動して主ロ
ープ17などがたるんだり、巻上機のトラクションシー
ブから抜け落ちたりすることを防止することができる。
【0070】さらに、一対の非常止め装置16,16を
互いに連結した連結ロッド33が、案内部材35によっ
て、その軸線方向に沿った摺動が案内されるので、確実
に一対の非常止め装置16,16を互いに連動して作動
させることができる。
【0071】図6及び図7は、第2の実施形態を示し、
第1の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明
を省略する。本実施形態において、図6及び図7に示す
ように、動作レバー31は、延長レバー50を介して調
速機ロープ14に接続している。延長レバー50は、帯
板状に形成されており、一端部50aが調速機ロープ1
4に回動自在に接続しているとともに、他端部50bが
動作レバー31に回動自在に接続している。延長レバー
50は、一端部50aが上側に位置しかつ他端部50b
が下側に位置するように、調速機ロープ14に沿って配
されている。
【0072】また、図6に示すように、延長レバー50
は、前記一端部50aに設けられた第1の接続部51
と、中央部に設けられた第2の接続部52とによって、
調速機ロープ14に接続しているのが望ましい。第1及
び第2の接続部51,52は、延長レバー50と調速機
ロープ14とを互いに回動自在に接続している。このよ
うに、接続部51,52は2か所に設けられている。
【0073】本実施形態によれば、リンク機構18及び
リミットスイッチ19を乗りかご4の下端部に設けて
も、一旦非常止め装置16が作動して乗りかご4の昇降
動作を規制した後に、容易に再運転を行うことができ、
かつ工場出荷時に組み立て済のリンク機構18を出荷す
ることが可能となるので、施工時のコストを抑制するこ
とができる。
【0074】また、非常止め装置16が作動して乗りか
ご4の昇降動作を規制した際に、巻上機が駆動して主ロ
ープ17などがたるんだり、巻上機のトラクションシー
ブから抜け落ちたりすることを防止することができる。
【0075】さらに、リンク機構18の動作レバー31
が上方に延びた延長レバー50を介して調速機ロープ1
4に接続しているので、下死点における乗りかご4とエ
レベータ昇降路2の床面との間の間隔を抑制することが
できる。このため、エレベータ昇降路2を構築する際の
立坑の深さなどを抑制することが可能となって、エレベ
ータ装置1を施工する際のコストの高騰を抑制すること
が可能となる。
【0076】また、図6に示すように、延長レバー50
と調速機ロープ14とを互いに回動自在な第1及び第2
の接続部51,52によって接続した場合においては、
調速機ロープ14に与えられた張力と延長レバー50の
質量などによって、図7に示すように、延長レバー50
が倒れようとする場合においても、この延長レバー50
の倒れ込みなどを抑制することとなって、非常止め装置
16の誤作動などを確実に抑制することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし請求項5に詳述した本発
明によれば、非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制
を解放する際に、停止状態検出手段が停止指令情報を発
しなくなるので、停止状態検出手段などを乗りかごの下
端部に設けても、一旦非常停止手段が作動して乗りかご
の昇降動作を規制した後にも、容易に再運転を行うこと
が可能となる。また、乗りかごの下端部にリンク機構な
どを取り付けることができるので、施工時のコストの高
騰を抑制することが可能となる。
【0078】請求項6及び請求項7に詳述した本発明に
よれば、下死点における乗りかごとエレベータ昇降路の
床面との間の間隔を抑制できるので、エレベータ昇降路
を構築する際の立坑の深さなどを抑制することができ
る。したがって、エレベータ装置を施工する際のコスト
の高騰を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のエレベータ装置の構
成を示す説明図。
【図2】同実施形態のエレベータ装置の要部を示す側面
図。
【図3】同実施形態のリミットスイッチを示す側面図。
【図4】同実施形態の非常止め装置を示す側面図。
【図5】図4に示した非常止め装置の作動状況を示す側
面図。
【図6】本発明の第2の実施形態のエレベータ装置の要
部を示す側面図。
【図7】同実施形態の変形例のエレベータ装置の要部を
示す側面図。
【図8】従来のエレベータ装置の構成を示す説明図。
【符合の説明】
1…エレベータ装置 2…エレベータ昇降路 3…ガイドレール 4…乗りかご 10…非常停止機構(非常停止手段) 12…リセットスイッチ(リセット手段) 13…ガバナ装置(調速機) 14…調速機ロープ(ロープ) 16…非常止め装置 18…リンク機構 19…リミットスイッチ(停止状態検出手段) 20…支持ベース(下端部) 31…動作レバー 33…連結ロッド(ロッド) 35…案内部材(案内手段) 43…発光体(表示手段) 44…停止部(停止手段) 45…停止状態維持部(停止状態維持手段) 50…延長レバー 50a…一端部 50b…他端部 51,52…接続部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ昇降路内をガイドレールに沿っ
    て昇降する乗りかごと、この乗りかごを昇降動作させる
    駆動装置と、乗りかごが所定速度以上で降下した際に乗
    りかごの昇降動作を規制する非常停止手段と、を備えた
    エレベータ装置において、 前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作を規制する際
    に、前記駆動装置を停止するための停止指令情報を発す
    るとともに、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作の
    規制を解放する際に、前記停止指令情報を発しなくなる
    停止状態検出手段と、 前記停止状態検出手段が発した停止指令情報に基いて前
    記駆動装置を停止する停止手段と、 前記停止状態検出手段が一旦停止指令情報を発すると、
    停止状態検出手段が停止指令情報を発しなくなっても、
    前記駆動装置を停止したままに維持する停止状態維持手
    段と、 前記停止状態維持手段によって維持されている駆動装置
    の停止状態を解除するリセット手段と、を備えたことを
    特徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】前記停止状態検出手段は、前記非常停止手
    段が乗りかごの昇降動作の規制を開始する直前に停止指
    令情報を発することを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ータ装置。
  3. 【請求項3】前記非常停止手段が、 前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、この調速
    機に接続されたロープと、乗りかごに取付けられかつ乗
    りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装置と、
    前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止め装置を互い
    に連動して動作させるとともに軸線方向に沿って摺動自
    在なロッドを有するリンク機構と、を備え、 前記リンク機構のロッドの軸線方向に沿う摺動を案内す
    る案内手段を備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のエレベータ装置。
  4. 【請求項4】前記停止状態検出手段は、停止指令情報を
    発しているか否かを表示する表示手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段が、 停止状態検出手段が停止指令情報を発している際に、発
    光する発光体であることを特徴とする請求項4記載のエ
    レベータ装置。
  6. 【請求項6】エレベータ昇降路内をガイドレールに沿っ
    て昇降する乗りかごと、この乗りかごが所定速度以上で
    降下した際に乗りかごの昇降動作を規制する非常停止手
    段と、を備えたエレベータ装置において、 前記非常停止手段が、 前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、この調速
    機の従動シーブに接続されたロープと、乗りかごに取付
    けられかつ乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常
    止め装置と、前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止
    め装置を互いに連動して動作させるリンク機構と、を備
    え、 前記リンク機構が、乗りかごの下端部に回動自在に設け
    られ、かつ前記一対の非常止め装置を互いに連動して動
    作させる動作レバーと、 一端部が前記ロープに接続しかつ他端部が前記動作レバ
    ーに接続しているとともに、前記一端部が上側に位置し
    かつ他端部が下側に位置して前記ロープに沿って配され
    た延長レバーと、を備えたことを特徴とするエレベータ
    装置。
  7. 【請求項7】前記延長レバーが、前記ロープに対し回動
    自在でかつ2か所に設けられた接続部によって、前記ロ
    ープに接続されたことを特徴とする請求項6記載のエレ
    ベータ装置。
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