JP4454766B2 - エレベーターの昇降路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、巻上機等のかごの昇降に関わる機能を有する機器が昇降路内に設けられたエレベーターの昇降路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、例えば特公平8−5602号公報に示すされた従来のエレベーターの昇降路装置を示す図で、昇降路の要部を概念的に示す縦断面図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1に設けられた乗場、3は昇降路1の底部に設けられた巻上機で、巻胴4、電動機5、制動機6及び軸7が設けられている。8は乗場2の壁に設けられて昇降路1に連通した開口部で、常時は蓋9によって閉じられている。
【0003】
10は手動機構で、傘歯車機構を主要部として構成されて巻上機3の制動機6の上に設けられ、水平に配置された入力継手11の動作により巻上機3の制動機6の制動作用が解除される。12は手動ハンドルで、要時に人為操作によって乗場2の開口部8から昇降路1内に挿通されて手動機構10の入力継手11に連結される。13はかごで、昇降路1に配置されて巻上機3に巻掛けられた主索(図示しない)に連結されている。
【0004】
従来のエレベーターの昇降路装置は上記のように構成され、巻上機3が付勢されることにより主索を介してかご13が昇降路1の所定経路を昇降して所要の乗場2に停止する。そして、停電や故障等によってかご13が乗場2の相互間等に異常停止した場合にかご13を最寄りの乗場2へ運転して、かご13内の乗客を救出する救出運転が行われる。
【0005】
この救出運転は次に述べるように行われる。すなわち、開口部8から手動ハンドル12が挿入されて、昇降路1内に設けられた巻上機3の入力継手11に連結される。そして、手動ハンドル12の操作により巻上機3の制動機6の制動作用が適宜に解除され、かご13の下降状況を開口部8から観察してかご13を乗場2に対応した位置に下降させる救出作業が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーターの昇降路装置では、巻上機3の設置位置に対応した建物の階床に開口部8を設けて、その開口部8の視野に巻上機3が入るように配置する必要がある。このため、開口部8の存在が建物のインテリアデザインに影響を及ぼして巻上機3の設置位置が制約されたり、開口部8が設置不能になったりするという問題点があった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、乗場に設けられる乗場機器内の観察孔を介して昇降路機器を操作、観察することができるエレベーターの昇降路装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、エレベーターの昇降路を昇降し昇降路に設けられた乗場に停止するかご、水平投影面上でエレベーターの出入口の間口方向一側に配置された昇降路の側壁とかごとの間に設けられてかごの昇降に関わる機能を有する昇降路機器と、昇降路外に変位可能に装備されて昇降路機器の設置位置に対応した階床の乗場でエレベーターの出入口の間口方向の他側に配置され、昇降路に貫通した観察孔を覆って設けられた乗場操作盤と、昇降路機器の設置位置に対応した階床の乗場の奥側で、水平投影面上でエレベーターの出入口の間口方向他側に配置された昇降路の側壁とかごとの間に設けられて観察孔からの視野に昇降路機器の映像を映し出す鏡板とが設けられる。
【0009】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、昇降路内に設けられて巻掛けられた主索を介してかごを昇降させる巻上機からなる昇降路機器が設けられる。
【0010】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、一つの昇降路に二台のかごが並設され、エレベーター出入口の各々の間口方向一側に二台の昇降路機器が設けられ、エレベーターの出入口の各々の間に乗場操作盤が配置され、観察孔からの視野に二台のかごの一方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第一の鏡板と、観察孔からの視野に二台のかごの他方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第二の鏡板とが設けられる。
【0011】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、一つの昇降路に二台のかごが並設され、エレベーター出入口の各々の間口方向一側に二台の昇降路機器が設けられ、エレベーターの出入口の各々の間に乗場操作盤が配置され、観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して、二台のかごの昇降路機器のいずれかに対応する方向に回動する鏡板が設けられる。
【0012】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、通常時にはかごの水平投影面から離れた引退位置に配置され、観察孔近くに配置された手動操作片の操作を介してかごの水平投影面内に変位さ、観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して昇降路機器に対応する方向に回動する鏡板が設けられる。
【0013】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、鏡板の上下方向の端部における幅方向のかごに対向する縁部から突設された作動片と、かごの上下方向の端部から突設されて作動片に対応する位置に配置され、突出端側に先端がかごの水平投影面における内方に傾斜する斜面が形成されてかごの昇降時に斜面により作動片を押圧して鏡板を移動させるカムとが設けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベーターの乗場の正面図であり乗場操作盤を開いた状態を示す図、図2は図1の横断平面を概念的に示す図、図3は図1の乗場操作盤箇所の拡大図、図4は図3において観察孔を開放した状態を説明する図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1に設けられた乗場、3は昇降路1に設けられた巻上機からなる昇降路機器で、駆動綱車4、電動機5及び制動機6が設けられて、後述するかごの昇降に関わる機能を有する。
【0016】
13はかごで、出入口14が設けられ、昇降路1に配置されて駆動綱車4に巻掛けられた主索(図示しない)の一端に連結され、昇降路1に立設されたかご用レール15に案内れれて所定経路を昇降する。16はつり合おもりで、昇降路1に配置されて駆動綱車4に巻掛けられた主索の他端に連結され、昇降路1に立設されたつり合おもり用レール17に案内れれて他の所定経路を昇降する。
【0017】
18は昇降路1に設けられた調速機で、調速車19が設けられて無端状なし一側がかご13に連結された調速機ロープ(図示しない)が巻掛けられている。20は乗場2に設けられて乗場出入口21の縁部を構成する乗場枠、22は乗場出入口21の縁部23に設けられた乗場操作盤からなる乗場機器で、昇降路1外に装備されて乗場2対応位置に配置され、図示が省略してあるが操作釦、位置表示灯等が装備されて、一側が縁部23に枢着されて常時は縁部23面に締結されている。
【0018】
24は縁部23面に設けられた観察孔で、昇降路1に貫通して設けられて縁部23面に締結された乗場機器22の締結面内に配置れている。25は観察孔24に着脱可能に装着された閉塞板で、常時は観察孔24を覆う位置に締結されている。26は操作ケーブルで、一端が昇降路機器3の制動機6に接続され、他端に設けられた操作部27が閉塞板25の裏面に着脱可能に保持されている。
【0019】
28は鏡板で、昇降路1内に設けられて昇降路機器3及び観察孔24に対応する位置に取付腕29によって装着されている。そして、観察孔24の視野に昇降路機器3の映像30、例えば図4に示すようにかごの昇降に関わる機能を有する昇降路機器3、すなわち巻上機の駆動綱車4の映像を映し出す。
【0020】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、巻上機、すなわち昇降路機器3が付勢されることにより主索を介してかご13が昇降路1の所定経路を昇降して所要の乗場2に停止する。そして、停電や故障等の異常発生によってかご13が乗場2の相互間等に異常停止した場合にかご13を最寄りの乗場2へ運転して、かご13内の乗客を救出する救出運転が行われる。
【0021】
この救出運転は次に述べるように行われる。すなわち、乗場出入口21の縁部23に設けられた乗場操作盤からなる乗場機器22の締結が解除されて図3に示すように開かれる。次いで、閉塞板25が取り外されて観察孔24が開放され、また、閉塞板25の裏面から操作ケーブル26の操作部27が取り外される。この状態で、観察孔24から鏡板28に映し出された駆動綱車4の映像を観察することができる。
【0022】
そして、操作ケーブル26の操作部27が操作されて昇降路機器3の制動機6の制動が適宜に解除され、かご13とつり合おもり16の重量差を利用してかご13を最寄りの乗場2に昇降させる救出運転が行われる。そして、かご13の昇降に伴う駆動綱車4の回転状況が鏡板28に映し出された駆動綱車4の映像によって観察される。
【0023】
このときの駆動綱車4の回転によって駆動綱車4に巻掛けられた主索の目印が、所定位置に到達することにより、かご13の乗場2対応位置到着が判定される。この判定によって、操作ケーブル26の操作により昇降路機器3の制動機6を制動動作させてかご13の昇降を拘束した後に、乗場出入口21、かご13の出入口14が戸開されてかご13の乗客が救出される。
【0024】
このように、駆動綱車4の回転状況が鏡板28に映し出されて駆動綱車4の映像を観察孔24から観察することにより、かご13の救出運転時の所定位置到着が判定される。このように、乗場出入口21縁部に設けられた乗場機器22の装着部、すなわち乗場2における所定位置に設けられた観察孔24から、昇降路機器3の挙動、かご13の昇降状況を判定することができる。
【0025】
これにより、容易にかご13内乗客の救出運転を行うことができる。また、観察孔24を設けることによる建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔24の配置に対するインテリアデザイン上の制約が解消する。そして、異常発生時に観察孔24を介して容易にかご13を救出運転でき、かご13の救出運転作業を迅速化することができる。
【0026】
また、図1〜図4の実施の形態において、昇降路機器3を調速機18の調速車19及び調速車19に巻掛けられた調速機ロープからなるものとする。そして、調速機ロープに設けられた目印が所定位置に到達することによって、かご13の乗場2対応位置到着を判定することができる。このような構成によっても、図1〜図4の実施の形態における作用を得ることができる。
また、図1〜図4の実施の形態において、乗場機器22を乗場2に設けられた乗場釦、乗場位置表示器等によって構成した場合であっても、図1〜図4の実施の形態における作用を得ることができる。
【0027】
実施の形態2.
図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示すエレベーターの横断平面図で前述の図2相当図である。なお、図5の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、1は二台のエレベーターが併設された昇降路である。
【0028】
28は第一の鏡板で、昇降路1内に設けられて図5における左側のエレベーターの昇降路機器3及び左側のエレベーターの観察孔24の上半に対応する位置に取付腕29によって装着されている。そして、前述の図4の場合と同様に、観察孔24の上半の視野に図5における左側のエレベーターの昇降路機器3の映像30を映し出す。
【0029】
280は第二の鏡板で、昇降路1内に設けられて図5における右側のエレベーターの昇降路機器3及び左側のエレベーターの観察孔24の下半に対応する位置に取付腕290によって装着されている。そして、前述の図4の場合と同様に、観察孔24の下半の視野に図5における右側のエレベーターの昇降路機器3の映像30を映し出す。
【0030】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、前述の図1〜図4の実施の形態と同様にかご13が運転される。そして、停電や故障等の異常発生時には次に述べるようにして前述の図1〜図4の実施の形態と同様に、かご13内乗客の救出運転が行われる。
【0031】
すなわち、異常発生時に左側のエレベーターについては観察孔24を介して第一の鏡板28における昇降路機器3の映像30により、また右側のエレベーターについては観察孔24を介して第二の鏡板280における昇降路機器3の映像30によって所要の救出運転が行われる。
【0032】
したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、二台のかご13に対して一つの観察孔24で済み、昇降路1の壁面における加工が少なくなって製作費を低減することができる。
【0033】
実施の形態3.
図6及び図7も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図6はエレベーターの横断平面図であり前述の図2相当図、図7は図6の回動機構箇所の拡大図である。なお、図6及び図7の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、1は二台のエレベーターが併設された昇降路である。
【0034】
281は鏡板で、昇降路1内に設けられて図6における左側のエレベーターの昇降路機器3、右側のエレベーターの昇降路機器3及び左側のエレベーターの観察孔24に対応可能な位置に配置されている。31は回動軸で、長手が鉛直に配置されて鏡板281の裏面に固定されて、昇降路1内の固定体32の先端部に枢持されている。
【0035】
33は大ベルト車からなる手動操作具で、昇降路1内の固定体に鉛直軸を介して枢着されて観察孔24近くに配置されている。34は回動軸31に固定された小ベルト車、35は手動操作具33及び小ベルト車34に巻掛けられたベルト、36は回動機構で、回動軸31、手動操作具33、小ベルト車34及びベルト35を主要部材として構成されている。
【0036】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、前述の図1〜図4の実施の形態と同様にかご13が運転される。そして、停電や故障等の異常発生時には次に述べるようにして、前述の図1〜図4の実施の形態の場合に準ずるかご13内乗客の救出運転が行われる。
【0037】
すなわち、図6における左側のエレベーターの異常発生時には観察孔24を介して回動機構26の手動操作具33を回動して鏡板281を左側のエレベーターの昇降路機器3に対応させる。これによる左側のエレベーターの昇降路機器3の鏡板281における映像30によって所要の救出運転が行われる。
【0038】
また、図6における右側のエレベーターの異常発生時には観察孔24を介して回動機構26の手動操作具33を回動して鏡板281を右側のエレベーターの昇降路機器3に対応させる。これによる右側のエレベーターの昇降路機器3の鏡板281における映像30によって所要の救出運転が行われる。したがって、詳細な説明を省略するが図6及び図7の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0039】
実施の形態4.
図8〜図10も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図8はエレベーターの横断平面図であり前述の図2相当図、図9は図8の回動機構の通常時の状態を示す図、図10は図9の拡大斜視図である。なお、図8〜図10の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示す。
【0040】
281は鏡板で、昇降路1内に設けられて昇降路機器3及び観察孔24に対応する位置に配置されている。37は回動体で、昇降路1内の固定体に鉛直軸を介して枢着されて観察孔24近くに配置され、外周に把手からなる手動操作片38が設けられている。39は回動腕で、一端が回動体37に固定されて長手が水平に配置されている。31は回動軸で、長手が鉛直に配置されて鏡板281の裏面に固定されて、回動腕39の回動端に枢持されている。
【0041】
33は回動体37と同心に配置されて回動体37に枢着された大ベルト車からなる手動操作具、34は回動軸31に固定された小ベルト車、35は手動操作具33及び小ベルト車34に巻掛けられたベルト、40は回動機構で、回動体37、回動腕39、回動軸31、手動操作具33、小ベルト車34及びベルト35を主要部材として構成されている。
【0042】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、通常時には図9に示すように鏡板281が、回動機構40によりかご13の昇降経路に対して引退した位置に配置される。そして、前述の図1〜図4の実施の形態と同様にかご13が運転される。そして、停電や故障等の異常発生時には次に述べるようにして前述の図1〜図4の実施の形態の場合に準じて、かご13内乗客の救出運転が行われる。
【0043】
すなわち、エレベーターの異常発生時には観察孔24を介して回動機構40の回動体37を手動操作片38を介して回動し、図8に示すように鏡板281がかご13の水平投影面に重合する位置に配置され、また手動操作具33を回動して、図8に示すように鏡板281を昇降路機器3に対応させる。そして、このような操作による昇降路機器3の鏡板281における映像30によって所要の救出運転が行われる。
【0044】
したがって、詳細な説明を省略するが図8〜図10の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。なお、救出運転時にかご13が昇降して鏡板281に接近した場合に、観察孔24によってかご13の接近を知ることができる。これにより、人為操作によって鏡板281を図9に示す退避位置に引退させることができ、かご13と鏡板281との衝突を回避することができる。
【0045】
また、鏡板281が回動機構40により引退可能に装備されるので、鏡板281を大形化することに対する制約が少なくなる。このため、鏡板281に映される昇降路機器3の範囲を広くすることができる。したがって、鏡板281に映し出された駆動綱車4等の映像による救出運転時のかご13の所定位置到着判定を容易化することができる。
【0046】
実施の形態5.
図11も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図10相当図である。なお、図11の他は前述の図8〜図10、前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4、図8〜図10と同符号は相当部分を示す。
【0047】
41は作動片で、鏡板281の上下方向の端部における幅方向の縁部から突設されて、長手が上下方向に配置され突出端が先細に形成されている。42はカムで、かご13の上下方向の端部から突設されて作動片41に対応する位置に配置され、突出端側に先端がかご13の水平投影面における内方に傾斜する斜面43が形成されている。
【0048】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、前述の図8〜図10の実施の形態と同様に鏡板281が回動機構40を介して装備される。したがって、詳細な説明を省略するが図11の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態、図8〜図10の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0049】
また、図11の実施の形態において、救出運転中のかご13が昇降して、かご13の水平投影面内の前進位置に配置された鏡板281に接近した場合に、かご13のカム42が作動片41に当たる。これによって、カム42の斜面43により作動片41が水平方向に押されるので、鏡板281が回動軸31により回動し、また回動腕39によりかご13の水平投影面外に変位する。このため、昇降するかご13と鏡板281とが衝突することによる損傷等の発生を未然に防ぐことができる。
【0050】
実施の形態6.
図12及び図13も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12はエレベーターを概念的に示す縦断面図、図13は図12の要部横断平面図である。図において、前述の図1〜図4と同符号は相当部分を示し、44は連動ロープ機構で、次に述べるように構成されている。
【0051】
すなわち、昇降路1の上端部及び下端部にそれぞれ設けられて水平投影面において観察孔24対応位置に配置され、乗場2側から突設された支持腕45の先端に枢着された滑車46、無端状をなし両方の滑車46に巻掛けられて観察孔24に対向する位置に吊下されたロープ47及びロープ47の一側をかご13に連結した把持具48によって構成されている。
【0052】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置において、前述の図1〜図4の実施の形態と同様にかご13が運転される。また、連動ロープ機構44のロープ47は一側がかご13に連結されているので、かご13の昇降に連動して移動する。そして、停電や故障等の異常発生時には次に述べるようにして前述の図1〜図4の実施の形態と同様に、かご13内乗客の救出運転が行われる。
【0053】
すなわち、異常発生時に観察孔24を介して連動ロープ機構44のロープ47の移動状況が観察されて、ロープ47に設けられた目印が所定位置に到達することにより、かご13の乗場2対応位置到着が判定される。この判定によって、かご13の昇降を拘束した後に、乗場出入口21、かご13の出入口14が戸開されてかご13の乗客が救出される。したがって、詳細な説明を省略するが図12及び図13の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0054】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、エレベーターの昇降路を昇降し昇降路に設けられた乗場に停止するかご、水平投影面上でエレベーターの出入口の間口方向一側に配置された昇降路の側壁とかごとの間に設けられてかごの昇降に関わる機能を有する昇降路機器と、昇降路外に変位可能に装備されて昇降路機器の設置位置に対応した階床の乗場でエレベーターの出入口の間口方向の他側に配置され、昇降路に貫通した観察孔を覆って設けられた乗場操作盤と、昇降路機器の設置位置に対応した階床の乗場の奥側で、水平投影面上でエレベーターの出入口の間口方向他側に配置された昇降路の側壁とかごとの間に設けられて観察孔からの視野に昇降路機器の映像を映し出す鏡板とを設けたものである。
【0055】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、観察孔から鏡板に映し出された昇降路機器の映像を観察して、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
【0056】
また、この発明は以上説明したように、昇降路内に設けられて巻掛けられた主索を介してかごを昇降させる巻上機からなる昇降路機器を設けたものである。
【0057】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、観察孔から鏡板に映し出された巻上機の映像を観察して、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
【0058】
また、この発明は以上説明したように、一つの昇降路に二台のかごを並設し、エレベーター出入口の各々の間口方向一側に二台の昇降路機器が設けられ、エレベーターの出入口の各々の間に乗場操作盤が配置され、観察孔からの視野に二台のかごの一方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第一の鏡板と、観察孔からの視野に二台のかごの他方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第二の鏡板とを設けたものである。
【0059】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、観察孔から第一の鏡板、第二の鏡板のいずれかに映し出された昇降路機器の映像を観察して、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
また、二台のかごに対して一つの観察孔で済み、昇降路の加工が少なくなって製作費を低減する効果がある。
【0060】
また、この発明は以上説明したように、一つの昇降路に二台のかごを並設し、エレベーター出入口の各々の間口方向一側に二台の昇降路機器が設けられ、エレベーターの出入口の各々の間に乗場操作盤が配置され、観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して、二台のかごの昇降路機器のいずれかに対応する方向に回動する鏡板を設けたものである。
【0061】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、観察孔から所要位置に回動した鏡板に映し出された昇降路機器の映像を観察して、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
また、二台のかごに対して一つの観察孔で済み、昇降路の加工が少なくなって製作費を低減する効果がある。
【0062】
また、この発明は以上説明したように、通常時にはかごの水平投影面から離れた引退位置に配置され、観察孔近くに配置された手動操作片の操作を介してかごの水平投影面内に変位さ、観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して昇降路機器に対応する方向に回動する鏡板を設けたものである。
【0063】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、回動腕及び回動機構によって鏡板を移動して観察孔から鏡板に映し出された昇降路機器の映像を観察し、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
また、鏡板が回動機構により引退可能に装備されるので、鏡板を大形化することができ、鏡板に映される昇降路機器の範囲を広くすることができる。したがって、鏡板に映し出された駆動綱車等の映像による救出運転時のかごの所定位置到着判定を容易化する効果がある。
【0064】
また、この発明は以上説明したように、鏡板の上下方向の端部における幅方向のかごに対向する縁部から突設された作動片と、かごの上下方向の端部から突設されて作動片に対応する位置に配置され、突出端側に先端がかごの水平投影面における内方に傾斜する斜面が形成されてかごの昇降時に斜面により作動片を押圧して鏡板を移動させるカムとを設けたものである。
【0065】
これによって、乗場に設けられた乗場機器を所定位置から外して観察孔が開放される。そして、回動腕及び回動機構によって鏡板を移動して観察孔から鏡板に映し出された昇降路機器の映像を観察し、かごを乗場に昇降させる救出運転が行われる。これにより、観察孔を覆う位置に乗場機器が設けられるので建物のインテリアデザインへの影響がなく、観察孔の配置に対する制約が解消してエレベーターの昇降路装置の設計を容易化する効果がある。また、異常発生時に観察孔を介して容易にかごを救出運転でき、かご内乗客の救出作業を迅速化する効果がある。
また、鏡板が回動機構により引退可能に装備されるので、鏡板を大形化することができ、鏡板に映される昇降路機器の範囲を広くすることができる。したがって、鏡板に映し出された駆動綱車等の映像による救出運転時のかごの所定位置到着判定を容易化する効果がある。
また、救出運転中のかごが昇降して、かごの水平投影面内の前進位置に配置された鏡板に接近した場合に、かごのカムが作動片に当たって鏡板が移動する。このため、昇降するかごと鏡板とが衝突することによる損傷等の発生を未然に防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベーターの乗場の正面図であり乗場操作盤を開いた状態を示す図。
【図2】 図1の横断平面を概念的に示す図。
【図3】 図1の乗場操作盤箇所の拡大図。
【図4】 図3において観察孔を開放した状態を説明する図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、エレベーターの横断平面図であり前述の図2相当図。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図で、エレベーターの横断平面図であり前述の図2相当図。
【図7】 図6の回動機構箇所の拡大図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す図で、エレベーターの横断平面図であり前述の図2相当図。
【図9】 図8の回動機構の通常時の状態を示す図。
【図10】 図9の拡大斜視図。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述の図10相当図。
【図12】 この発明の実施の形態6を示す図で、エレベーターを概念的に示す縦断面図。
【図13】 図12の要部横断平面図。
【図14】 従来のエレベーターの昇降路装置を示す図で、昇降路の要部を概念的に示す縦断面図。
【符号の説明】
1 昇降路、2 乗場、3 昇降路機器(巻上機)、13 かご、22 乗場機器、24 観察孔、28 鏡板、28 第一の鏡板、280 第二の鏡板、281 鏡板、33 手動操作具、36 回動機構、38 手動操作片、39 回動腕、40 回動機構、41 作動片、42 カム、43 斜面、44 連動ロープ機構、46 滑車、47 ロープ。

Claims (6)

  1. エレベーターの昇降路を昇降し上記昇降路に設けられた乗場に停止するかご、
    水平投影面上で上記エレベーターの出入口の間口方向一側に配置された上記昇降路の側壁と上記かごとの間に設けられて上記かごの昇降に関わる機能を有する昇降路機器と、
    上記昇降路外に変位可能に装備されて上記昇降路機器の設置位置に対応した階床の上記乗場で上記エレベーターの出入口の間口方向他側に配置され、上記昇降路に貫通した観察孔を覆って設けられた乗場操作盤と、
    上記昇降路機器の設置位置に対応した階床の上記乗場の奥側で、水平投影面上で上記エレベーターの出入口の間口方向他側に配置された上記昇降路の側壁と上記かごとの間に設けられて上記観察孔からの視野に上記昇降路機器の映像を映し出す鏡板と
    を備えたエレベーターの昇降路装置。
  2. 昇降路機器を、昇降路内に設けられて巻掛けられた主索を介してかごを昇降させる巻上機からなるものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの昇降路装置。
  3. かごを、一つの昇降路に並設された二台からなるものとし、
    昇降路機器を、上記エレベーターの出入口の各々の間口方向一側に設けられた二台からなるものとし、
    乗場操作盤を、上記エレベーターの出入口の各々の間に配置されたものとし、
    鏡板を、観察孔からの視野に上記二台のかごの一方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第一の鏡板と上記観察孔からの視野に上記二台のかごの他方に対応した昇降路機器の映像を映し出す第二の鏡板とからなるものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載のエレベーターの昇降路装置。
  4. かごを、一つの昇降路に並設された二台からなるものとし、
    昇降路機器を、上記エレベーターの出入口の各々の間口方向一側に設けられた二台からなるものとし、
    乗場操作盤を、上記エレベーターの出入口の各々の間に配置されたものとし、
    鏡板を、観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して、上記二台のかごの昇降路機器のいずれかに対応する方向に回動するものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載のエレベーターの昇降路装置。
  5. 鏡板を、通常時にはかごの水平投影面から離れた引退位置に配置され、観察孔近くに配置された手動操作片の操作を介して上記かごの水平投影面内に変位さ、上記観察孔近くに配置された手動操作具の操作を介して昇降路機器に対応する方向に回動するものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載のエレベーターの昇降路装置。
  6. 鏡板の上下方向の端部における幅方向のかごに対向する縁部から突設された作動片と、上記かごの上下方向の端部から突設されて上記作動片に対応する位置に配置され、突出端側に先端が上記かごの水平投影面における内方に傾斜する斜面が形成されて上記かごの昇降時に上記斜面により上記作動片を押圧して上記鏡板を移動させるカムとを備えたことを特徴とする請求項5に記載のエレベーターの昇降路装置。
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