JP4107728B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロープにより懸架された乗りかごが、昇降路内において昇降動作するエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に例示された従来のエレベータ装置101は、建造物のエレベータ昇降路102内に設けられ、一対のガイドレール103と、乗りかご104と、金属などからなる主ロープ117と、図示しないカウンタウェイトと、駆動機構と、非常停止機構110と、制御装置111を備えている。ガイドレール103は、建造物のエレベータ昇降路102内に、この昇降路102に沿って互いに略平行に設けられている。
【0003】
乗りかご104は、主ロープ117によって、エレベータ昇降路102内に懸架されるとともに、昇降自在に支持されている。乗りかご104は、かご枠105と、乗客を収容するかご室106などを備えている。かご枠105は、一対のガイドレール103,103の間に挟み込まれることのできる大きさの枠状に形成されている。かご室106は、かご床などを備えた箱状に形成されている。
【0004】
カウンタウェイトは、ガイドレール103,103に沿うカウンタウェイトガイドレールに沿って昇降自在に設けられている。カウンタウェイトは、主ロープ117に懸架されている。カウンタウェイトは、乗りかご104のかご室106内に所定の数の乗員が乗り込むと、主ロープ117を介して乗りかご104と釣り合うようになっている。
【0005】
駆動機構は、主ロープ117が掛渡されたトラクションシーブと、このトラクションシーブを回転させる巻上機とを備えている。駆動機構は、巻上機がトラクションシーブを回転させることによって、乗りかご104をガイドレール103,103に沿って昇降するようになっている。
【0006】
非常停止機構110は、調速機としてのガバナ装置113と、調速機ロープ114と、テンショナ115と、非常止め装置116と、リンク機構118と、リミットスイッチ119などを備えており、何らかの故障等によって、乗りかご104などが所定速度以上で降下した場合などに、自動的に乗りかご104を急停止するようになっている。
【0007】
ガバナ装置113は、従動シーブ122を備えている。従動シーブ122は、調速機ロープ114が掛渡されている。ガバナ装置113は、従動シーブ122に掛渡された調速機ロープ114が所定速度以上で変位した際すなわち乗りかご104が所定速度以上で降下した場合などに、調速機ロープ114を挾持するようになっている。テンショナ115は、調速機ロープ114に懸架されている。
【0008】
非常止め装置116は、乗りかご104の下端部に一対設けられており、それぞれが、乗りかご104の下方に向って徐々に開口幅が増加するV字状のスリットを備えた挾持部材と、スリット内に乗りかご104の上下方向に沿って摺動自在に設けられたストッパ部材とを備えている。非常止め装置116は、ストッパ部材が上方に変位して挾持部材のスリット内にガイドレール103を挟み込むことによって、乗りかご104の昇降を規制するようになっている。
【0009】
リンク機構118は、動作レバー131と、従動レバー132と、連結ロッド133と、一対のリフトロッド134,134とを備えている。動作レバー131は、一方の非常止め装置116の上方でかつ乗りかご104の上端部に回動自在に設けられるとともに調速機ロープ114に接続している。
【0010】
従動レバー132は、他方の非常止め装置116の上方でかつ乗りかご104の上端部に回動自在に設けられている。連結ロッド133は、前記動作レバー131と従動レバー132とを互いに連動して回動するように連結している。
【0011】
一対のリフトロッド134,134のうち一方のリフトロッド134は動作レバー131と一方の非常止め装置116のストッパ部材とを互いに連結している。他方のリフトロッド134は従動レバー132と他方の非常止め装置116のストッパ部材とを互いに連結している。
【0012】
リミットスイッチ119は、制御装置111などと接続しており、動作レバー131が回動した際などの変位を検出して、制御装置111に向って巻上機の停止指令情報を発するようになっている。リミットスイッチ119は、動作レバー131の変位を検出して、一旦、前記停止指令情報を制御装置111に向って発すると、直接作業員によって初期状態に復帰されて解除されるまで、前記停止指令情報を発し続けるようになっている。
【0013】
制御装置111は、マイクロプロセッサなどを備えた演算処理装置であって、エレベータ装置101全体の制御をつかさどるようになっている。制御装置111は、リミットスイッチ119から入力された停止指令情報に基いて、駆動機構の巻上機に対する電力の供給を断つなどして、巻上機の運転を停止するようになっている。
【0014】
前述した構成によって、乗りかご104が所定速度以上の速度で降下すると、非常停止機構110のガバナ装置113が調速機ロープ114を挾持してこの調速機ロープ114の変位を止める。すると、動作レバー131と従動レバー132とが、リフトロッド134,134を介してストッパ部材を乗りかご104に対して引き上げる方向に変位させられる。
【0015】
そして、ストッパ部材が、挾持部材のスリット内にガイドレール103を挟み込むこととなって、乗りかご104を急停止させる。このとき、動作レバー131が変位すると同時に、リミットスイッチ119が、制御装置111に向って巻上機の停止指令情報を発する。制御装置111が、巻上機の運転を停止する。
【0016】
そして、エレベータ装置101を再運転する際には、乗りかご104を上方に引き上げるなどして、ストッパ部材によるガイドレール103のスリット内への挟み込みを解放して、非常止め装置116の乗りかご104の昇降動作の規制を解除する。作業員が乗りかご104上に乗って、直接、リミットスイッチ119を初期状態に復帰して、エレベータ装置101の再運転を可能とする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のエレベータ装置101は、リンク機構118を乗りかご104の上端部に取付けているため、一対の非常止め装置116のストッパ部材と前述したレバー131,132とを互いに連結するリフトロッド134が比較的長尺な部材となっている。このため、前記リンク機構118を工場内において組み立てた状態で出荷するのは困難となって、建造物への施工時に組み立てる必要があった。
【0018】
建造物への施工時にリンク機構118を組み立てるのは、エレベータ昇降路102が比較的狭いため、比較的大きな手間や労力が必要となる。また、リフトロッド134が比較的長尺な部材であるため、リンク機構118を正常な動作を行わせるために組立時にリンク機構118毎に微小な調整を行う必要があった。このため、施工にかかるコストが高騰するなどの問題があった。
【0019】
また、前述したリンク機構118を乗りかご104の下端部に取付けて、リフトロッド134を短縮して、工場出荷時に組み立て済みのリンク機構118を出荷して施工時の組み立てを不要にすると、前記リミットスイッチ119も、乗りかご104の下端部に取付ける必要が生じる。
【0020】
リミットスイッチ119を乗りかご104の下端部に取付けると、一旦非常止め装置116が作動して乗りかご104の昇降動作を規制した後に、エレベータ装置101を再運転する際に、作業員がリミットスイッチ119を初期状態に復帰させるのが困難となる。このため、エレベータ装置101の再運転を行うことが困難となる傾向にあった。
【0021】
したがって、本発明の第1の目的は、施工時などのコストを抑制することができるエレベータ装置を提供することにある。第2の目的は、一旦非常停止装置が作動して乗りかごの昇降動作を規制した後に、容易に再運転を可能とするエレベータ装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的及び第2の目的を達成するために、請求項1の本発明は、エレベータ昇降路内をガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、この乗りかごを昇降動作させる駆動装置と、乗りかごが所定速度以上で降下した際に乗りかごの昇降動作を規制する非常停止手段と、を備えたエレベータ装置において、前記乗りかごの下端部に取り付けられ、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作を規制する際に、前記駆動装置を停止するための停止指令情報を発するとともに、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を解放する際に、前記停止指令情報を発しなくなる停止状態検出手段と、前記停止状態検出手段が発した停止指令情報に基いて前記駆動装置を停止する停止手段と、前記停止状態検出手段が一旦停止指令情報を発すると、停止状態検出手段が停止指令情報を発しなくなっても、前記駆動装置を停止したままに維持する停止状態維持手段と、作業者が各種の点検を実施した後操作され、前記停止状態維持手段によって維持されている駆動装置の停止状態を解除して、前記エレベータ装置の再運転を可能とするリセット手段と、を備えたことを特徴としている。
【0023】
このように構成されたエレベータ装置は、停止状態検出手段が、非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を解放する際に、停止指令情報を発しなくなるので、停止状態検出手段などを乗りかごの下端部に設けても、一旦非常停止装置が作動して乗りかごの昇降動作を規制した後に、容易に再運転を行うことができる。
【0024】
また、非常停止手段の乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装置と、これらの非常止め装置を互いに連動して動作させるリンク機構と、を乗りかごの下端部に設けることができる。このため、工場出荷時に組み立て済のリンク機構を出荷することが可能となって、施工時にリンク機構を組み立てる必要がなくなる。したがって、エレベータ装置の施工時に必要とされる手間や労力を抑制することができ、施工に必要とされるコストを抑制することができる。
【0025】
請求項2の本発明は、請求項1に記載のエレベータ装置において、前記停止状態検出手段は、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を開始する直前に停止指令情報を発することを特徴としている。
【0026】
このように構成されたエレベータ装置は、停止状態検出手段が、非常停止手段が乗りかごの昇降を規制する直前に停止指令情報を発するので、非常停止手段が乗りかごの昇降動作を規制したにもかかわらず、駆動装置が駆動して乗りかごを懸架するロープなどがたるんだり、駆動装置のトラクションシーブから抜け落ちたりすることを防止することができる。
【0027】
請求項3の本発明は、請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置において、前記非常停止手段が、前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、この調速機に接続されたロープと、乗りかごに取付けられかつ乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装置と、前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止め装置を互いに連動して動作させるとともに軸線方向に沿って摺動自在なロッドを有するリンク機構と、を備え、前記リンク機構のロッドの軸線方向に沿う摺動を案内する案内手段を備えたことを特徴としている。
【0028】
このように構成されたエレベータ装置は、リンク機構の一対の非常止め装置を互いに連動するように連結したロッドが、その軸線方向に沿った摺動が案内部材によって案内されるので、一対の非常止め装置が確実に互いに連動して作動する。
【0029】
請求項4の本発明は、請求項1に記載のエレベータ装置において、前記停止状態検出手段は、停止指令情報を発しているか否かを表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
【0030】
請求項5の本発明は、請求項4に記載のエレベータ装置において、前記表示手段が、停止状態検出手段が停止指令情報を発している際に、発光する発光体であることを特徴としている。
【0031】
請求項4及び請求項5に示すように構成されたエレベータ装置は、停止状態検出手段が、停止指令情報を発しているか否かを表示する表示手段を備えているので、非常停止手段が作動しているか否かなどを容易に判別することができる。
【0032】
前記第1の目的を達成するために、請求項6の本発明は、エレベータ昇降路内をガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、この乗りかごが所定速度以上で降下した際に乗りかごの昇降動作を規制する非常停止手段と、を備えたエレベータ装置において、前記非常停止手段が、前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、この調速機の従動シーブに接続されたロープと、乗りかごに取付けられかつ乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装置と、前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止め装置を互いに連動して動作させるリンク機構と、を備え、前記リンク機構が、乗りかごの下端部に回動自在に設けられ、かつ前記一対の非常止め装置を互いに連動して動作させる動作レバーと、一端部が前記ロープに接続しかつ他端部が前記動作レバーに接続しているとともに、前記一端部が上側に位置しかつ他端部が下側に位置して前記ロープに沿って配された延長レバーと、を備えたことを特徴としている。
【0033】
このように構成されたエレベータ装置は、リンク機構の動作レバーが延長レバーを介してロープに取り付けられているので、下死点における乗りかごとエレベータ昇降路の床面との間の間隔を抑制することができる。このため、エレベータ昇降路を構築する際の立坑の深さなどを抑制することが可能となって、エレベータ装置を施工する際のコストの高騰を抑制することが可能となる。
【0034】
請求項7の本発明は、請求項6に記載のエレベータ装置において、前記延長レバーが、前記ロープに対し回動自在でかつ2か所に設けられた接続部によって、前記ロープに接続されたことを特徴としている。
【0035】
このように構成されたエレベータ装置は、エレベータ装置を施工する際のコストの高騰を抑制することが可能となるとともに、延長レバーが互いに回動自在に連結する2か所に設けられた接続部によって、ロープに接続している。このため、延長レバーの倒れなどが抑制されることとなって、非常停止手段の誤作動などを確実に抑制することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施形態を、図1ないし図5に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、エレベータ装置1は、建造物のエレベータ昇降路2内に設けられ、複数のガイドレール3と、乗りかご4と、主ロープ17と、図示しないカウンタウェイトと、駆動機構と、非常停止手段としての非常停止機構10と、制御手段としての制御装置11と、リセット手段としてのリセットスイッチ12と、を備えている。
【0037】
ガイドレール3は、建造物のエレベータ昇降路2内に、この昇降路2に沿って互いに略平行に設けられている。図示例において、ガイドレール3は、一対設けられている。
【0038】
乗りかご4は、かご枠5と、乗客を収容するかご室6などを備えている。かご枠5は、それぞれガイドレール3,3に沿う一対の側枠部材7,7と、この側枠部材7,7の上端部を互いに連結する上枠部材8と、側枠部材7,7の下端部を互いに連結する下枠部材9と、を有している。かご枠5は、互いに平行なガイドレール3,3の間に挟み込まれることのできる大きさの枠状に形成されている。
【0039】
かご室6は、下枠部材の上面に設けられるかご床と、開閉ドアを有する前壁と、前壁の左右両端部にそれぞれ連なる一対の側板と、前壁に対し平行でかつ一対の側板を互いに連ねる奥板と、天井板と、を備えた箱状に形成されている。
【0040】
乗りかご4の前述したかご枠5の下枠部材9の下面側には、支持ベース21が取付けられている。なお、この支持ベース21は、本明細書に記した乗りかご4の下端部をなしている。
【0041】
主ロープ17は、エレベータ昇降路2内に乗りかご4をガイドレール3,3に沿って昇降自在に懸架している。
カウンタウェイトは、ガイドレール3,3に沿う一対のカウンタウェイトガイドレールに沿って昇降自在に設けられているとともに、主ロープ17に懸架されている。カウンタウェイトは、乗りかご4のかご室6内に所定の数の乗員が乗り込むと、主ロープ17を介して前記乗りかご4と釣り合うようになっている。
【0042】
駆動機構は、主ロープ17が掛渡されたトラクションシーブと、このトラクションシーブを回転させる巻上機とを備えている。駆動機構は、巻上機がトラクションシーブを回転させることによって、主ロープ17などを介して乗りかご4をガイドレール3,3に沿って昇降するようになっている。
【0043】
非常停止機構10は、調速機としてのガバナ装置13と、ロープとしての調速機ロープ14と、テンショナ15と、非常止め装置16と、リンク機構18と、停止状態検出手段としてのリミットスイッチ19などを備えており、何らかの故障等によって、乗りかご4などが所定速度以上で降下した場合などに、自動的に乗りかご4を急停止するようになっている。
【0044】
ガバナ装置13は、調速機ロープ14が掛渡されて接続して回動自在な従動シーブ22を備えている。ガバナ装置13は、ガイドレール3,3のうち一方のガイドレール3などに取り付けられている。ガバナ装置13は、従動シーブ22の回転などによって乗りかご4の昇降速度を検出するようになっている。ガバナ装置13は、従動シーブ22に掛渡された調速機ロープ14が所定速度以上で変位した際すなわち乗りかご4が所定速度以上で降下した場合などに、調速機ロープ14を挾持するようになっている。テンショナ15は、調速機ロープ14に懸架されており、この調速機ロープ14に適度な張力を付加するようになっている。
【0045】
非常止め装置16は、乗りかご4の下端部に位置する支持ベース21に一対取付けられて設けられている。非常止め装置16は、図4及び図5に示すように、それぞれ挾持部材23と、ストッパ部材24と、このストッパ部材24を支持する支持フレーム25などを備えている。
【0046】
挾持部材23は、支持ベース21の下面に取付けられており、下方に向って徐々に開口幅が大きくなるV字状に形成されたスリット26を備えている。挾持部材23は、スリット26内にガイドレール3を遊挿している。ストッパ部材24は、丸棒状に形成されているとともに、スリット26内にガイドレール3とともに遊挿されている。
【0047】
ストッパ部材24は、支持フレーム25によって、スリット26内に乗りかご4の上下方向に沿って摺動自在に支持されている。ストッパ部材24と支持フレーム25とは、挾持部材23によって乗りかご4の上下方向に沿って互いに一体に摺動自在に支持されている。また、支持フレーム25には後述のリフトロッド34が連結している。
【0048】
前述した構成によって、非常止め装置16は、ストッパ部材24と支持フレーム25とが一体に上方に変位して、ストッパ部材24が挾持部材23のスリット26内にガイドレール3を挟み込むことによって、乗りかご4の昇降動作を規制するようになっている。
【0049】
リンク機構18は、図1及び図2に示すように、動作レバー31と、従動レバー32と、ロッドとしての連結ロッド33と、一対のリフトロッド34,34とを備えている。動作レバー31は、一方の非常止め装置16の上方でかつ支持ベース21に回動自在に取付けられている。動作レバー31は、調速機ロープ14に接続している。
【0050】
従動レバー32は、他方の非常止め装置16の上方でかつ支持ベース21に回動自在に取付けられている。連結ロッド33は、前記動作レバー31と従動レバー32とを、互いに連動して回動するように連結している。連結ロッド33は、その軸線方向に摺動自在となっている。連結ロッド33は軸線方向に摺動することによって、動作レバー31と従動レバー32とを互いに連動させて回動させるようになっている。
【0051】
一対のリフトロッド34,34のうち一方のリフトロッド34は動作レバー31と一方の非常止め装置16の支持フレーム25とを互いに連結している。他方のリフトロッド34は従動レバー32と他方の非常止め装置16の支持フレーム25とを互いに連結している。それぞれのリフトロッド34,34は、動作レバー31と従動レバー32とが互いに連動して回動すると、支持フレーム25,25を介してストッパ部材24,24を上下方向に摺動させるようになっている。
【0052】
また、支持ベース21には、連結ロッド33の軸線方向に沿った摺動を案内する案内手段としての案内部材35が取付けられている。
リミットスイッチ19は、制御装置11に接続しており、図3に示すように、スイッチ本体41と、このスイッチ本体41に対し突没自在な接触子42と、を備えている。接触子42は、初期状態において、スイッチ本体41から突出した状態となっている。リミットスイッチ19は、その初期状態において接触子42が動作レバー31に接するように支持ベース21に取付けられている。
【0053】
リミットスイッチ19は、動作レバー31が回動すると、接触子42がスイッチ本体41に対し突没するようになっている。リミットスイッチ19は、接触子42が、所定の変位以上スイッチ本体41に没すると、制御装置11に向って巻上機の停止指令情報を発するようになっている。リミットスイッチ19が、停止指令情報を発する接触子42の所定の変位は、前記ストッパ部材24が、挾持部材23のスリット26の内面に接する直前の変位であるのが望ましい。
【0054】
また、リミットスイッチ19は、動作レバー31の変位によって、一旦、前記停止指令情報を制御装置11に向って発した後、ストッパ部材24がスリット26の内面から離れるように乗りかご4の下方に向って変位されると、接触子42が初期状態に向って復帰して前記停止指令情報を発しなくなるようになっている。
【0055】
リミットスイッチ19は、前記停止指令情報を発している際に、発光する発光体43などの表示手段を備えているのが望ましい。この場合、作業員などが、目視などによって、リミットスイッチ19が停止指令情報を発しているか否かを容易に判別することが可能となる。
【0056】
リミットスイッチ19は、接触子42のスイッチ本体41に対して没した変位が前記所定の変位を超えない間に所定の信号を発し、前記変位が所定の変位以上となると前記所定の信号を発しないことによって、前記停止指令情報を発するようにしても良く、前記変位が所定の変位を超えない間には信号などを発しなく、前記変位が所定の変位以上となると所定の信号を発して、前記停止指令情報を発するようにしてもよい。
【0057】
制御装置11は、マイクロプロセッサなどを備えた演算処理装置であって、エレベータ装置1全体の制御をつかさどるようになっている。制御装置11は、停止手段としての停止部44と、停止状態維持手段としての停止状態維持部45と、を備えている。
【0058】
停止部44は、リミットスイッチ19から入力された停止指令情報に基いて、駆動機構の巻上機に対する電力の供給を断つようになっている。停止状態維持部45は、停止部44が一旦巻上機に対する電力の供給を断つとこの状態を維持するようになっている。
【0059】
停止状態維持部45は、リミットスイッチ19が前記停止指令情報を発しなくなっても、リセットスイッチ12が操作されるまで、巻上機に対する電力の供給を断った状態を維持して巻上機を停止したままに維持するようになっている。
【0060】
制御装置11は、リセットスイッチ12から入力される後述の解除指令信号が入力すると、巻上機に電力を供給してエレベータ装置1の再運転を可能とするようになっている。
【0061】
リセットスイッチ12は、制御装置11などと接続しており、作業者などによって操作されると、巻上機の停止状態を解除する解除指令信号を、制御装置11に向って出力するようになっている。
【0062】
前述した構成によって、乗りかご4が所定速度以上の速度で降下すると、非常停止機構10のガバナ装置13が調速機ロープ14を挾持してこの調速機ロープ14の変位を止める。すると、動作レバー31と従動レバー32とが、リフトロッド34,34を介してストッパ部材24を乗りかご4に対して引き上げる方向に変位する。
【0063】
そして、ストッパ部材24が図5に二点鎖線P1で示すスリット26の内面に接する直前の位置に変位した際に、リミットスイッチ19が制御装置11に向って停止指令情報を発する。制御装置11が、巻上機に供給する電力を断つなどして巻上機を停止する。
【0064】
一方、ストッパ部材24がスリット26の内面に接すると、このスリット26の内面との摩擦によって、ガイドレール3をスリット26内に挟み込むこととなる。非常止め装置16が、乗りかご4の昇降動作を規制して乗りかご4を急停止する。
【0065】
その後、エレベータ装置1を再運転する際には、ます、乗りかご4を上方に引き上げるなどして、ストッパ部材24とスリット26とによるガイドレール3の挟み込みを解放して、非常止め装置16の乗りかご4の昇降動作の規制を解放する。この非常止め装置16の昇降動作の解放とともに、リミットスイッチ19の接触子42などが初期状態に向って変位して停止指令情報を発しなくなる。
【0066】
この時、制御装置11の停止状態維持部45が、巻上機を停止した状態に保っている。作業員が各種の点検を実施した後、リセットスイッチ12を操作するなどしして、エレベータ装置1の再運転を可能とする。
【0067】
本実施形態によれば、乗りかご4を上方に引張り上げるなどして非常止め装置16の乗りかご4の昇降動作の規制を解放すると、リミットスイッチ19が前記停止指令情報を発しなくなる。このため、非常止め装置16と調速機ロープ14とを互いに接続するリンク機構18を乗りかご4の下端部に設けても、一旦非常止め装置16が作動して乗りかご4の昇降動作を規制した後に、容易に再運転を行うことができる。
【0068】
また、リンク機構18を乗りかご4の下端部に設けることができるので、工場出荷時に組み立て済のリンク機構18を出荷することが可能となり、エレベータ装置1の施工時のコストを抑制することができる。
【0069】
リミットスイッチ19が、非常止め装置16が乗りかご4の昇降動作を規制する直前から停止指令情報を発するので、非常止め装置16が乗りかご4の昇降動作を規制したにもかかわらず巻上機が駆動して主ロープ17などがたるんだり、巻上機のトラクションシーブから抜け落ちたりすることを防止することができる。
【0070】
さらに、一対の非常止め装置16,16を互いに連結した連結ロッド33が、案内部材35によって、その軸線方向に沿った摺動が案内されるので、確実に一対の非常止め装置16,16を互いに連動して作動させることができる。
【0071】
図6及び図7は、第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、図6及び図7に示すように、動作レバー31は、延長レバー50を介して調速機ロープ14に接続している。延長レバー50は、帯板状に形成されており、一端部50aが調速機ロープ14に回動自在に接続しているとともに、他端部50bが動作レバー31に回動自在に接続している。延長レバー50は、一端部50aが上側に位置しかつ他端部50bが下側に位置するように、調速機ロープ14に沿って配されている。
【0072】
また、図6に示すように、延長レバー50は、前記一端部50aに設けられた第1の接続部51と、中央部に設けられた第2の接続部52とによって、調速機ロープ14に接続しているのが望ましい。第1及び第2の接続部51,52は、延長レバー50と調速機ロープ14とを互いに回動自在に接続している。このように、接続部51,52は2か所に設けられている。
【0073】
本実施形態によれば、リンク機構18及びリミットスイッチ19を乗りかご4の下端部に設けても、一旦非常止め装置16が作動して乗りかご4の昇降動作を規制した後に、容易に再運転を行うことができ、かつ工場出荷時に組み立て済のリンク機構18を出荷することが可能となるので、施工時のコストを抑制することができる。
【0074】
また、非常止め装置16が作動して乗りかご4の昇降動作を規制した際に、巻上機が駆動して主ロープ17などがたるんだり、巻上機のトラクションシーブから抜け落ちたりすることを防止することができる。
【0075】
さらに、リンク機構18の動作レバー31が上方に延びた延長レバー50を介して調速機ロープ14に接続しているので、下死点における乗りかご4とエレベータ昇降路2の床面との間の間隔を抑制することができる。このため、エレベータ昇降路2を構築する際の立坑の深さなどを抑制することが可能となって、エレベータ装置1を施工する際のコストの高騰を抑制することが可能となる。
【0076】
また、図6に示すように、延長レバー50と調速機ロープ14とを互いに回動自在な第1及び第2の接続部51,52によって接続した場合においては、調速機ロープ14に与えられた張力と延長レバー50の質量などによって、図7に示すように、延長レバー50が倒れようとする場合においても、この延長レバー50の倒れ込みなどを抑制することとなって、非常止め装置16の誤作動などを確実に抑制することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項5に詳述した本発明によれば、非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を解放する際に、停止状態検出手段が停止指令情報を発しなくなるので、停止状態検出手段などを乗りかごの下端部に設けても、一旦非常停止手段が作動して乗りかごの昇降動作を規制した後にも、容易に再運転を行うことが可能となる。また、乗りかごの下端部にリンク機構などを取り付けることができるので、施工時のコストの高騰を抑制することが可能となる。
【0078】
請求項6及び請求項7に詳述した本発明によれば、下死点における乗りかごとエレベータ昇降路の床面との間の間隔を抑制できるので、エレベータ昇降路を構築する際の立坑の深さなどを抑制することができる。したがって、エレベータ装置を施工する際のコストの高騰を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のエレベータ装置の構成を示す説明図。
【図2】同実施形態のエレベータ装置の要部を示す側面図。
【図3】同実施形態のリミットスイッチを示す側面図。
【図4】同実施形態の非常止め装置を示す側面図。
【図5】図4に示した非常止め装置の作動状況を示す側面図。
【図6】本発明の第2の実施形態のエレベータ装置の要部を示す側面図。
【図7】同実施形態の変形例のエレベータ装置の要部を示す側面図。
【図8】従来のエレベータ装置の構成を示す説明図。
【符合の説明】
1…エレベータ装置
2…エレベータ昇降路
3…ガイドレール
4…乗りかご
10…非常停止機構(非常停止手段)
12…リセットスイッチ(リセット手段)
13…ガバナ装置(調速機)
14…調速機ロープ(ロープ)
16…非常止め装置
18…リンク機構
19…リミットスイッチ(停止状態検出手段)
20…支持ベース(下端部)
31…動作レバー
33…連結ロッド(ロッド)
35…案内部材(案内手段)
43…発光体(表示手段)
44…停止部(停止手段)
45…停止状態維持部(停止状態維持手段)
50…延長レバー
50a…一端部
50b…他端部
51,52…接続部
Claims (5)
- エレベータ昇降路内をガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、この乗りかごを昇降動作させる駆動装置と、乗りかごが所定速度以上で降下した際に乗りかごの昇降動作を規制する非常停止手段と、を備えたエレベータ装置において、
前記乗りかごの下端部に取り付けられ、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作を規制する際に、前記駆動装置を停止するための停止指令情報を発するとともに、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を解放する際に、前記停止指令情報を発しなくなる停止状態検出手段と、
前記停止状態検出手段が発した停止指令情報に基いて前記駆動装置を停止する停止手段と、
前記停止状態検出手段が一旦停止指令情報を発すると、停止状態検出手段が停止指令情報を発しなくなっても、前記駆動装置を停止したままに維持する停止状態維持手段と、
作業者が各種の点検を実施した後操作され、前記停止状態維持手段によって維持されている駆動装置の停止状態を解除して、前記エレベータ装置の再運転を可能とするリセット手段と、を備えたことを特徴とするエレベータ装置。 - 前記停止状態検出手段は、前記非常停止手段が乗りかごの昇降動作の規制を開始する直前に停止指令情報を発することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
- 前記非常停止手段が、前記乗りかごの昇降速度を検出する調速機と、この調速機に接続されたロープと、乗りかごに取付けられかつ乗りかごの昇降動作を規制可能な一対の非常止め装置と、前記ロープに連結しかつ前記一対の非常止め装置を互いに連動して動作させるとともに軸線方向に沿って摺動自在なロッドを有するリンク機構と、を備え、前記リンク機構のロッドの軸線方向に沿う摺動を案内する案内手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエレベータ装置。
- 前記停止状態検出手段は、停止指令情報を発しているか否かを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
- 前記表示手段が、停止状態検出手段が停止指令情報を発している際に、発光する発光体であることを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。
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