JP4646153B2 - エレベータの安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの安全装置に関し、特に回転可能なシャフトとレバー等を有するセフティリンク機構を備えるエレベータの安全装置に関する。
エレベータの乗りかごが、なんらかの原因で異常な高速度で上昇または下降した際に、乗りかごを安全に停止できるようにするために、エレベータの安全装置が乗りかごまたはつり合いおもりに対して設けられている。
このエレベータの安全装置は、何らかの原因で乗りかごまたはつり合いおもりが異常な高速度で上昇または下降した際に、この高速度での上昇または下降を検出してセフティリンク機構を動作させて乗りかごを安全に停止させる。
図10は、乗りかご103にセフティリンク機構を備えるエレベータの安全装置を設けた一般的なエレベータの構造を示している。セフティリンク機構は、一対のセフティ105とセフティリンク106を有している。
図10に示すエレベータの構造では、昇降路101の壁には、2本のレール102が設けられており、乗りかご103はこれらのレール102に沿って案内装置104を介して案内されることにより昇降できる。乗りかご103の下部の下梁103Aには、一対のセフティ105が設けられている。
各セフティ105は、一対の楔を有しており、非常時には、セフティリンク106がセフティ105の一対の楔を移動させて一対の楔によりガイドレール102の両側を挟んで制動することにより、乗りかご103が停止される。乗りかご103の下部には、セフティ105を動作させるために、回動自在なセフティリンク106が設けられている。このセフティリンク106の一端部は、ガバナロープヒッチ107を介してガバナロープ108に連結されている。
ガバナロープ108は、昇降路101の上部に設けられたガバナ108Aと、下部のピット近くに設けられたガバナテンショナ108Bとの間に掛け渡されている。ガバナロープヒッチ107およびセフティリンク106が乗りかご103側に連結されていることから、このガバナロープ108は乗りかご103の昇降に連動して上下動するようになっている。
そして、何らかの異常により、乗りかご103が高速度でZ方向に沿って上昇または下降した場合には、この上昇または下降に伴ってガバナロープ108が高速度で移動して、ガバナ108Aがそのガバナ108Aのホイールの回転に基づいて異常を検出してガバナロープ掴み部108Dを動作させる。これにより、ガバナロープ108の移動が停止する一方、まだ乗りかご103が上昇または下降を続ける。このため、ガバナロープ108と乗りかご103との相対的な動きが生じ、この相対的な動きにより、セフティリンク106がガバナロープヒッチ107を介して引き上げられて、各セフティ105の一対の楔が対応する各ガイドレール102の両側を挟んで制動して乗りかご103を停止させる。
このようなエレベータの安全装置の構造は、特許文献1に記載されている。
特2001―122551号公報
ところで、上述したように、各セフティ105には2つの楔があり、2つの楔はセフティリンク106に対してリフトロッド110を介してつながっている。しかし、セフティリンク106とリフトロッド110は、図11(A)と図11(B)に示す2つ(両側)の楔をつなげる場合と、図12(A)と図12(B)に示す1つ(片側)の楔をつなげる場合とがある。
図11(A)と図11(B)は、セフティリンク106とリフトロッド110が両側の楔119,119に対してつなげられている場合を示している。
図11(A)と図11(B)に示すガバナロープヒッチ107はレバー109につながっており、レバー109は下梁103Aの片側部分103Cに取り付けられている。また、図11(B)に示すようにレバー109とは別のレバー111Bは、リフトロッド110を介して両側の楔119につながれている。レバー111Bは、下梁103Aの片側部分103Cに対して軸111Fを介して取り付けられている。
図11(A)に示す下梁103Aのもう片側部分103Dには、さらに別のレバー111Cが取り付けられている。両方のレバー111B、111Cは、長いロッド112により連結されている。ロッド112の中央部にはスプリング113が取り付けられており、スプリング113の力により、調速機ロープより生じる一定の駆動力以下ではロッド112が動かないように調整されている。
図11(A)に示す下梁103Aには電源スイッチ114が取り付けられ、他方のレバー111Cに取り付けられたカム115がロッド112の動きを検知できる構成になっている。このような構成の安全装置のセフティリンク機構では、両側の2つの楔119がレバー111B、111Cとリフトロッド110を介して同時に持ち上げることで、両方の楔119を同時にガイドレールの両側に対して接触させるようになっているが、セフティリンク機構の構造が複雑である。
図12(A)と図12(B)は、セフティリンク106とリフトロッド110が片側の楔119に対してつなげられている場合を示している。
回転可能なシャフト116が下梁103の下部に水平に取り付けられており、シャフト116の一端部側だけにレバー117が設けられている。このレバー117はガバナロープヒッチ107とつながっている。レバー117は1つの楔119とつなげることで、レバー117は楔119をZ1方向に押し上げるためのリフトロッドとして機能するので、セフティリンク機構の部品点数を減らすことができる。
ただし、図12(B)に示すように、セフティリンクと1つの楔119をつなげる場合には、セフティリンクと連結される1つの楔119は連動して動き、もう一方の楔120はセフティリンクと連結されないため、片方の楔119がガイドレール102の片面に接触した後に、両方の楔119,120がガイドレール102の両面に接触することになるので、セフティ105が動作するまでに動作遅れが生じる。
乗りかごが軽くてセフティの制動力が大きい場合には、片方の楔119が接触した状態で乗りかごを止めてしまう可能性がある。片方の楔119が接触した状態で乗りかごを止めてしまうのを防ぐためにこの動作遅れを抑えようとして、楔120とガイドレール102の片面とのクリアランスを小さくしようとすると、楔120がガイドレール102の側面に接触し易くなってしまう。このため、このような安全装置のセフティリンク機構は、乗りかごを安定して非常止めする装置として安定した制動力を発揮することが難しい。
また、特許文献1に記載されているエレベータの安全装置では、複数個のレバーと長いロッド等を連結する必要であり、構造が複雑である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、構造が簡素であり、シャフトを回転することにより安定した制動力を発揮することができるエレベータの安全装置を提供することができる。
本発明のエレベータの安全装置は、エレベータの調速機から垂下された調速機ロープと乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を、前記乗りかごの両側に設けられた第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔に伝達して、前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔によりそれぞれ対応するガイドレールを挟むことで前記乗りかごを停止させるエレベータの安全装置であって、一端部側が前記第1非常止め装置に配置され他端部側が前記第2非常止め装置に配置されて時計方向または反時計方向に回転可能であるシャフトと、前記シャフトの前記一端部側および他端部側にそれぞれ設けられて前記シャフトの時計方向または反時計方向の回転に連動して、前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔とを前記ガイドレールを挟む方向に押し上げる楔押上カムと、前記シャフトの片側と前記調速機ロープとを連結して、前記調速機ロープと前記乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を前記シャフトに伝達して前記シャフトを時計方向または反時計方向に回転させるレバーと、前記シャフトの時計方向または反時計方向の回転により電源スイッチを操作させるスイッチ操作カムと、前記調速機ロープより生じる前記力以下では前記シャフトが回転しないように前記シャフトを連結するスプリングと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、構造が簡素であり、シャフトを回転することにより安定した制動力を発揮することができるエレベータの安全装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1実施形態を、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明のエレベータの安全装置の好ましい第1の実施形態を備えるエレベータの構成例を示している。図2は、図1に示すエレベータの安全装置と下梁を示す正面図である。図3は、図2におけるエレベータの安全装置の構造をT方向から見た拡大図である。
まず、図1を参照して、エレベータの構成を説明する。図1に示すエレベータ1の乗りかご2は、ロープ3の一端部に吊り下げられており、巻上機4のモータの動作により昇降路5内を、2つのガイドレール6に沿って案内されてZ方向に昇降するようになっている。乗りかご2の下部には下梁9が設けられている。ロープ3の他端部には、つり合いおもり7が取り付けられている。つり合いおもり7は、2つのガイドレール8に沿って案内されてZ方向に昇降される。
図1に示す実施形態は、乗りかご1の下梁9側にエレベータの安全装置20が装着されている例である。
図1に示す調速機19は、ガバナロープ10と、ガバナ11およびガバナテンショナ12を有している。ガバナロープ10は、昇降路5の上部に設けられたガバナ11および下部のピット近くに設けられたガバナテンショナ12に掛け渡されている。このガバナロープ10は、ガバナロープヒッチ13とエレベータの安全装置20を介して乗りかご2に連結されていることから、ガバナロープ10は乗りかご2の昇降に連動して上下動するようになっている。
図2は、上記エレベータの安全装置20の構造例を示しており、図2では、エレベータの安全装置20は乗りかご2の下梁9に装着されている。下梁9は、乗りかご2の下部においてL方向に沿って取り付けられており、図3に示すように下梁9は2つの梁部材9B、9Cを有している。梁部材9B、9Cは平行になるように間隔をおいて配置されている。
図2に示すエレベータの安全装置20は、図1に示す調速機19から垂下されたガバナロープ10と乗りかご2との相対運動に起因して生じる力を、セフティリンク機構を介して乗りかご2の両側に設けられた第1非常止め装置21の2つの楔40と、第2非常止め装置22の2つの楔40に対して伝達して、第1非常止め装置21の2つの楔40と第2非常止め装置22の2つの楔40をそれぞれ対応するガイドレール6の両側に接触させて挟むことで、乗りかご2を停止させるようになっている。
図2と図3に示すように、エレベータの安全装置20は、第1非常止め装置21と、第2非常止め装置22と、1本のシャフト30と、2つの楔押上カム31と、1つのレバー32と、1つのスイッチ操作カム33と、2つのスプリング34を備える。
図2に示すように、シャフト30は、下梁9の下側において下梁9の一端部9D側から他端部9F側に渡って、レールゲージ方向であるL方向に沿って回転可能に配置されている。シャフト30は、複数の支持部材9Mにより下梁9に対して、図3に示す中心軸CLを中心として回転可能に支持されている。
図2に示すように、第1非常止め装置21は、下梁9の一端部9D側に配置され、第2非常止め装置22は、下梁9の他端部9F側に配置されている。すなわち、シャフト30の一端部30R側には、第1非常止め装置21が配置され、シャフト30の他端部30L側には、第2非常止め装置22が配置されている。
次に、図3を参照して、第1非常止め装置21と第2非常止め装置22の構造例を説明する。
図3(A)は、第1非常止め装置21側の2つの楔40が最も下の位置に位置決めされた状態を示し、図3(B)は、第1非常止め装置21側の2つの楔40がZ1方向に押し上げられて最も上の位置に位置決めされてガイドレース6の両側に接触させて挟んだ状態を示している。
図3(A)に示すように、第1非常止め装置21は、2つの楔40と、2つのガイド部材41と、フレーム42と、プレート43を有している。フレーム42は下梁9の梁部材9B、9Cの間に固定されており、2つのガイド部材41はフレーム42に傾斜して固定されている。
2つのガイド部材41の中央位置には、Z方向に沿ってガイドレール6が通っている。2つのガイド部材41の上端部の間隔は、2つのガイド部材41の下端部の間隔に比べて小さく設定されている。2つの楔40は、プレート43において間隔をおいて2つのガイド部材41の内側に対向して配置されている。図3(A)から図3(B)に示すように、2つの楔40のプレート43がZ1方向に上昇されることで、2つの楔40は2つのガイド部材41により案内されて互いの間隔が縮まり、2つの楔40はガイドレール6を両側から挟むようになっている。
同様にして、図2に示す第2非常止め装置22は、第1非常止め装置21と同様な構造を有しており、2つの楔40と、2つのガイド部材41と、フレーム42と、プレート43を有している。
これにより、第1非常止め装置21の2つの楔40は一方のガイドレール6を両側から挟み、第2非常止め装置22の2つの楔40は他方のガイドレール6を両側から挟むようになっている。
図2と図3に示す左右の楔押上カム31は、シャフト30の一端部側と他端部側に設けられており、左右の楔押上カム31は第1非常止め装置21の2つの楔40と、第2非常止め装置22の2つの楔40を同時に押し上げる機能を有する。具体的には、各楔押上カム31は、図3に示すように、シャフト30の一端部30Rと他端部30Lにそれぞれ固定されている。
図3に示すように、レバー32の一端部32Bはシャフト30に固定され、レバー32の他端部32Cはガバナロープヒッチ13に対してピン13Pを介して回転できるように連結されている。これにより、このレバー32は、シャフト30の片側だけに配置され、レバー32は、シャフト30と調速機ロープ10のガバナロープヒッチ13とを連結している。
図3に示すように、楔押上カム31は、平坦支持面31Tを有しており、図3(A)に示すように、2つの楔40とプレート43が最も下の位置に位置されている状態では、平坦支持面31TはX方向に沿って水平に位置されている。しかし、図3(B)に示すように、2つの楔40とプレート43が最も上の位置に位置されている状態では、平坦支持面31TはX方向に対して傾斜されることにより、平坦支持面31Tの上端部31Rがプレート43の下端部を、Z1方向に押し上げるようになっている。X方向、L方向、Z方向は互いに直交している。
図2に示すスイッチ操作カム33は、シャフト30の回転によりスイッチ45を操作させる。このスイッチ45が操作されることにより、巻上機4のモータの電源を遮断するようになっている。
図2に示すスプリング34は、調速機ロープ10より生じる駆動力以下ではシャフト30が回転しないようにするために、接続部品39を介してシャフト30を連結している。これにより、シャフト30が調速機ロープ10より生じる駆動力以下では不要に回転することがなく、非常止め動作を起こさないようになっている。
次に、図2と図3を参照して、エレベータの安全装置20の動作を説明する。
図1に示すエレベータ1の乗りかご2が、通常の運転の際に、巻上機4の動作により昇降路5内を、2つのガイドレール6に沿って案内されてZ方向に昇降する。この通常の運転の場合には、図3(A)に示すように、ガバナロープヒッチ13が下がっており、レバー32の一端部32Bが他端部32Cに比べて上の位置にある。2つの楔40とプレート43が最も下の位置に位置されている状態では、楔押上カム31の平坦支持面31TはX方向に沿って水平に位置されている。この平坦支持面31Tの全面は、プレート43の下端部を支えている。
しかし、何らかの原因で図1に示す乗りかご2が異常な高速度で上昇または下降した際には、乗りかご2を非常停止させる必要がある。
そこで、乗りかご2が異常な高速度で上昇または下降した際に、調速機19から垂下された調速機ロープ10と乗りかご2との相対運動に起因して生じる駆動力を、図2に示す第1非常止め装置21の2つの楔40と、第2非常止め装置22の2つの楔40に同時に伝達して、第1非常止め装置21の2つの楔40と第2非常止め装置22の2つの楔40がそれぞれ対応するガイドレール6に接触して挟むことで、乗りかご2を非常停止させる。
すなわち、図3(B)に示すように、調速機ロープ10と乗りかご2との相対運動に起因して生じる駆動力によりガバナロープヒッチ13がZ1方向に持ち上がるので、レバー32が中心軸CLを中心としてR方向(図3(B)における反時計方向)に回ることで、レバー32の他端部32Cが一端部32Bに比べて持ち上がる。このため、楔押上カム31の平坦支持面31Tの上端部31Rが、プレート43の下端部を、Z1方向に押し上げることから、プレート43とともに2つの楔40がZ1方向に上昇して、2つの楔40がガイドレール6の両側を挟み込んで接触させることで、セフティを動作させて安定した制動力で乗りかご2は停止する。
このように、シャフト30が回転することで、図2に示すシャフト30の一端部30R側の一対の楔40は1枚のプレート43を介して上昇されると同時に、図2に示すシャフト30の他端部30L側の一対の楔40は1枚のプレート43を介して上昇される。シャフト30の一端部30R側のプレート43とシャフト30の他端部30L側のプレート43をZ1方向に同時に押し上げだけで、2つの一対の楔40は同時にガイドレール6の両面に対して接触させて挟み込むことができ、乗りかご2の安定した確実な制動力を得ることができる。
しかも、従来用いられていた図11に示すようなロッド112は省略できるので、部品点数を減らして構造が簡単になる。エレベータの安全装置20は構造が簡素であり、シャフト30を回転することにより安定した制動力を発揮することができる。
回転するシャフト30が調速機19側の力を第1非常止め装置21の2つの楔40と第2非常止め装置22の2つの楔40に伝達でき、各楔40はガイドレールに対して同時に接触できるので、乗りかご2を制動させることができ、かつ部品点数の少ないセフティリンク機構を構成できる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明におけるエレベータの安全装置の第2の実施の形態を、図4と図5を参照して説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図4と図5に示す第2の実施の形態のエレベータの安全装置20Bが、図2と図3に示す第1の実施の形態におけるエレベータの安全装置20と異なるのは、レバー32Sの他端部32Bに対して面取部50が直接形成されていることである。この面取部50は、図3に示す楔押上カム31に代えて形成されており、この面取部50の平坦支持面の上には、プレート43の下端部を支持している。
図5(A)から図5(B)に示すように、レバー32Sが中心軸CLを中心としてR方向に回転することで、プレート43の下端部をZ1方向に押し上げることから、プレート43とともに2つの楔40がZ1方向に上昇して、2つの楔40がガイドレール6の両側を挟み込んで接触させることで、安定した制動力が得られ、乗りかご2は停止する。
図4と図5に示すエレベータの安全装置20Bでは、面取部50は、図3に示す楔押上カム31に代えて形成されているので、楔押上カム31を省略でき、部品点数を減らすことができる。
このように、2つの楔40は1枚のプレート43に固定されており、プレート43をZ1方向に押し上げだけで、2つの楔40は同時にガイドレール6の両面に対して接触させて挟むことができ、乗りかごの安定した確実な制動力を得ることができる。2つの楔40を持ち上げる楔押上カムとレバーの部品の統一化ができるので、部品点数を減らして構造が簡単になる。エレベータの安全装置20Bは構造が簡素であり、シャフト30を回転することにより安定した制動力を発揮することができる。
回転するシャフト30が、調速機19側の力を第1非常止め装置21の2つの楔40と第2非常止め装置22の2つの楔40に伝達でき、各楔はガイドレールに対して同時に接触できるので、安定して制動させることができ、かつ部品点数の少ないセフティリンク機構を構成できる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明におけるエレベータの安全装置の第3の実施の形態を、図6を参照して説明する。なお、第3の実施の形態において、上述の第2の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図6に示す第3の実施の形態のエレベータの安全装置20Cが、図4と図5に示す第2の実施の形態におけるエレベータの安全装置20Bと異なるのは、レバー32Sの中間部分32Nがスイッチ45を操作できるようになっていることである。すなわち、レバー32Sが中心軸CLを中心としてR方向に回転することで、プレート43の下端部をZ1方向に押し上げる際に、レバー32Sの中間部分32Nがスイッチ45を操作させる。これにより、スイッチ45がオンして、例えば巻上機のモータの電源を切ることができる。
図6に示すエレベータの安全装置20Cでは、レバー32Sがスイッチ45を操作させるカムとして兼用することができるので、図4に示すスイッチ操作カム33を省略できることから、2つの楔40を持ち上げる楔押上カムとスイッチを動作させるカムの部品統一化ができるので、部品点数を減らすことができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明におけるエレベータの安全装置の第4の実施の形態を、図7を参照して説明する。なお、第4の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図7に示す第2の実施の形態のエレベータの安全装置20Dが、図2と図3に示す第1の実施の形態におけるエレベータの安全装置と異なるのは、レバー32Sの中間部分32Nと下梁9の下端部分9Fとの間に1つのスプリング34が配置されていることである。この1つのスプリング34が設けられることにより、シャフト30が調速機ロープ10より生じる駆動力以下では不要に回転することがなく、非常止め動作を起こさないようになっている。図7に示すスプリング34は、図2に示す2つのスプリング34に代えて配置される。これにより、図2に示す接続部品39を省略することができ、さらに部品点数を減らすことができる。
(第5の実施の形態)
次に、本発明におけるエレベータの安全装置の第5の実施の形態を、図8と9を参照して説明する。なお、第5の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図8と図9に示す第2の実施の形態のエレベータの安全装置20Eが、図2と図3に示す第1の実施の形態におけるエレベータの安全装置20と異なるのは、図2と図3に示すカム31の代わりに、シャフト30の一端部30Rには第1溝部分60Bが形成され、シャフト30の他端部30Lには第2溝部分60Cが形成されていることである。第1溝部分60Bには、第1プレート43Bの下端部49が載せてあり、第2溝部分60Cには、第2プレート43Cの下端部49が載せてある。
第1プレート43Bは、第1非常止め装置21の2つの楔40に固定されて、第1溝部60Bに配置されており、第2プレート43Cは、第2非常止め装置22の2つの楔40に固定されて、第2溝部60Cに配置されている。
このように、2組の一対の楔40は、それぞれ第1プレート43Bと第2プレート43Cに固定されており、シャフト30の両端部の第1溝部分60Bと第2溝部分60Cがそれぞれ第1プレート43Bと第2プレート43CをZ1方向に押し上げただけで、2組の一対の楔40は、それぞれ同時にガイドレール6の両面に対して接触させることができ、安定した確実な制動力を得ることができる。このため、2組の一対の楔40を持ち上げる楔押上カムとシャフトの部品の統一化ができるので、さらに部品点数を減らして構造が簡単になる。エレベータの安全装置20は構造が簡素であり、シャフト30を回転することにより安定した制動力を発揮することができる。
乗りかごを非常停止をする場合には、回転するシャフト30が調速機19側の力を第1非常止め装置21の2つの楔40と第2非常止め装置22の2つの楔40に同時に伝達でき、各楔はガイドレールに対して同時に接触して挟むことができるので、セフティを安定して制動させることができ、かつ部品点数の少ないセフティリンク機構を構成できる。
本発明のエレベータの安全装置は、エレベータの調速機から垂下された調速機ロープと乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を、乗りかごの両側に設けられた第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔に伝達して、第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔によりそれぞれ対応するガイドレールを挟むことで乗りかごを停止させるエレベータの安全装置である。このエレベータの安全装置は、一端部側が第1非常止め装置に配置され他端部側が第2非常止め装置に配置されて回転可能であるシャフトと、シャフトに設けられてシャフトの回転により、第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔とを押し上げる楔押上カムと、シャフトの片側と調速機ロープとを連結して、調速機ロープと乗りかごとの相対運動に起因して生じる力をシャフトに伝達してシャフトを回転させるレバーと、シャフトの回転により電源スイッチを操作させるスイッチ操作カムと、調速機ロープより生じる力以下ではシャフトが回転しないようにシャフトを連結するスプリングと、を備える。
これにより、構造が簡素であり、シャフトを回転することにより安定した制動力を発揮することができるエレベータの安全装置を提供できる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
上述した本発明の実施形態では、エレベータの安全装置はエレベータの乗りかごの下梁に設けられているが、これに限らずエレベータの安全装置は乗りかごの下梁に代えてつり合いおもり側に設けても良い。
さらに、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明のエレベータの安全装置の第1の実施形態を備えるエレベータの構造例を示す図である。 図1のエレベータの安全装置と下梁を示す図である。 図1のエレベータの安全装置の動作と下梁を示す側面図である。 本発明のエレベータの安全装置の第2の実施形態を示す図である。 図5のエレベータの安全装置と下梁に示す図である。 本発明のエレベータの安全装置の第3の実施形態を示す図である。 本発明のエレベータの安全装置の第4の実施形態を示す図である。 本発明のエレベータの安全装置の第5の実施形態を示す図である。 図8のエレベータの安全装置を示す図である。 従来のエレベータの安全装置を有するエレベータの構造を示す図である。 従来のエレベータの安全装置を示す図である。 従来の別のエレベータの安全装置を示す図である。
符号の説明
1 エレベータ
2 乗りかご
3 ロープ
4 巻上機
5 昇降路
6 ガイドレール
9 下梁
10 ガバナロープ
19 調速機
20 エレベータの安全装置
21 第1非常止め装置
22 第2非常止め装置
30 シャフト
31 2つの楔押上カム
32 レバー
33 スイッチ操作カム
34 スプリング
40 一対の楔

Claims (5)

  1. エレベータの調速機から垂下された調速機ロープと乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を、前記乗りかごの両側に設けられた第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔に伝達して、前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔によりそれぞれ対応するガイドレールを挟むことで前記乗りかごを停止させるエレベータの安全装置であって、
    一端部側が前記第1非常止め装置に配置され他端部側が前記第2非常止め装置に配置されて時計方向または反時計方向に回転可能であるシャフトと、
    前記シャフトの前記一端部側および他端部側にそれぞれ設けられて前記シャフトの時計方向または反時計方向の回転に連動して、前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔とを前記ガイドレールを挟む方向に押し上げる楔押上カムと、
    前記シャフトの片側と前記調速機ロープとを連結して、前記調速機ロープと前記乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を前記シャフトに伝達して前記シャフトを時計方向または反時計方向に回転させるレバーと、
    前記シャフトの時計方向または反時計方向の回転により電源スイッチを操作させるスイッチ操作カムと、
    前記調速機ロープより生じる前記力以下では前記シャフトが回転しないように前記シャフトを連結するスプリングと、
    を備えることを特徴とするエレベータの安全装置。
  2. エレベータの調速機から垂下された調速機ロープと乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を、前記乗りかごの両側に設けられた第1非常止め装置の2つの楔と第2非常止め装置の2つの楔に伝達して、前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔によりそれぞれ対応するガイドレールを挟むことで前記乗りかごを停止させるエレベータの安全装置であって、
    一端部側が前記第1非常止め装置に配置され他端部側が前記第2非常止め装置に配置されて時計方向または反時計方向に回転可能であるシャフトと、
    前記シャフトの片側と前記調速機ロープとを連結して、前記調速機ロープと前記乗りかごとの相対運動に起因して生じる力を前記シャフトに伝達して前記シャフトを時計方向または反時計方向に回転させるレバーと、
    前記シャフトの時計方向または反時計方向の回転により電源スイッチを操作させるスイッチ操作カムと、
    前記調速機ロープより生じる前記力以下では前記シャフトが回転しないように前記シャフトを連結するスプリングと、
    を備え、
    前記レバーの端部には、前記調速機ロープと前記乗りかごとの相対運動に起因して生じる力により前記シャフトが時計方向または反時計方向に回転すると前記第1非常止め装置の前記2つの楔と前記第2非常止め装置の前記2つの楔を前記ガイドレールを挟む方向に押し上げる面取部が設けられ、前記面取部は、楔押し上げカムとして用いられることを特徴とするエレベータの安全装置。
  3. 前記レバーは、前記シャフトが回転する際に前記電源スイッチを操作させる前記スイッチ操作カムとして構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータの安全装置。
  4. 前記スプリングは、前記レバーと前記乗りかごの下梁との間に連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載のエレベータの安全装置。
  5. 前記シャフトの一端部には第1溝部が形成されており、前記シャフトの他端部の第2溝部が形成され、前記第1非常止め装置の前記2つの楔に固定されて前記第1溝部に配置された第1プレートと、前記第2非常止め装置の前記2つの楔に固定されて前記第2溝部に配置された第2プレートと、を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの安全装置。
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