JP5733892B2 - エレベータの安全装置 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の安全装置をエレベータのかごに適用した一実施形態を示す概略図であり、図2〜4には図1に示すエレベータの安全装置を示してあり、図5および6にはエレベータの安全装置の非常止め装置の正常動作時と制動動作時の状態を示してある。図1において、この発明の安全装置を適用できるエレベータは、昇降路1内に取り付けられたガイドレール2に沿って昇降するかごあるいは釣合重りなどの昇降体3に連結されたガバナロープ4を備えたものである。ガバナロープ4は、両端がロッド5にワイヤクリップ6および7によって結合されて全体として調速機8と張り車9とに掛け回されていて昇降路1のほぼ全長に亘って延びた無端ベルト状にされている。ガバナロープ4のロッド5は、昇降体3に取り付けられたブラケット10に対して上下方向に移動できるようにブラケット10を貫通して延びている。
図7〜9に示すエレベータの安全装置においては、昇降体3の両側部に設けられている第1の非常止め装置18と第2の非常止め装置24とが、リンク機構34によって連結されている。すなわち、ガバナロープ4の継手12には、作動ワイヤ25だけが連結されていて、この作動ワイヤ25が第1の非常止め装置18の制動部材22だけに連結されている。制動部材22にはピン35によってリンク36の一端が連結され、リンク36の他端は非常止め枠体17の支持ブラケット37に両端部で回動可能に支持された連結棒38の一端に固着されている。連結棒38は非常止め枠体17のほぼ全長に亘って延びていて、他端部が第2の非常止め装置24の制動部材22に連結されたリンク36に結合されている。その他の構成は図1〜6に示すものと同様である。
図10および11に示す非常止め装置39においては、非常止め装置39に制動部材22がガイドレール2を両側から挟むように複数個、例えば2個設けられており、2個の制動部材22が、互いに独立した複数の、例えば2本の作動ワイヤ25によってそれぞれガバナロープ4(図示してない)に連結されている。すなわち、クワエ金枠体19によって支持された斜面部材23の斜面上には複数のローラを持つローラ組立体40が配置されていて、このローラ組立体40上に制動部材22が載せられていて、作動ワイヤ25が図10で上方に引上げられると、制動部材22は傾斜したローラ組立体40に沿って上方に移動して斜面部材23とガイドレール2との間に楔として入り込んで制動作用をする。
図12および13に示す非常止め装置41においては、非常止め装置41に制動部材22がガイドレール2を両側から挟むように複数個、例えば2個設けられており、2個の制動部材22が、連動するように互いにピン42と長穴43とで連結された連結レバー44によって連結されていて、連結レバー43が単一の作動ワイヤ25によってガバナロープ4(図示してない)に連結されている。すなわち、クワエ金枠体19によって支持された斜面部材23の斜面上には複数のローラを持つローラ組立体40が配置されていて、このローラ組立体40上に制動部材22が載せられていて、作動ワイヤ25が図10で上方に引上げられると、制動部材22は傾斜したローラ組立体40に沿って上方に移動して斜面部材23とガイドレール2との間に楔として入り込んで制動作用をする。
Claims (5)
- ガイドレールに沿って昇降する昇降体に相対的に移動可能に連結されたガバナロープを備えたエレベータに用いられ、上記昇降体に設けられ、上記ガバナロープが上記昇降体に対して所定値を越えて相対移動した時作動して、上記ガイドレールに対して制動力を作用させる制動部材を有する非常止め装置を備えたエレベータの安全装置において、
上記ガバナロープには作動ワイヤの一端が連結されており、上記作動ワイヤの他端は上記制動部材に連結されており、
上記作動ワイヤが、上記昇降体に設けられた案内部材によって案内され、上記ガバナロープの上記相対移動によって上記作動ワイヤから上記制動部材に作用する力の方向が、上記ガイドレールに沿った方向に変換されて、上記制動部材が、上記ガイドレールの延長方向に等しい方向に引上げられることを特徴とするエレベータの安全装置。 - 上記非常止め装置が上記昇降体の両側部に設けられており、上記作動ワイヤが上記非常止め装置のそれぞれの上記制動部材に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの安全装置。
- 上記非常止め装置が上記昇降体の両側部に設けられており、上記作動ワイヤが上記非常止め装置の一方の上記制動部材に連結されており、両側部の上記非常止め装置の間がリンク機構によって連結されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの安全装置。
- 上記制動部材が上記非常止め装置に上記ガイドレールを両側から挟むように複数個設けられており、複数の上記制動部材が、互いに独立した複数の上記作動ワイヤによってそれぞれ上記ガバナロープに連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベータの安全装置。
- ガイドレールに沿って昇降する昇降体に相対的に移動可能に連結されたガバナロープを備えたエレベータに用いられ、上記昇降体に設けられ、上記ガバナロープが上記昇降体に対して所定値を越えて相対移動した時作動して、上記ガイドレールに対して制動力を作用させる制動部材を有する非常止め装置を備えたエレベータの安全装置において、
上記制動部材が上記非常止め装置に上記ガイドレールを両側から挟むように複数個設けられており、複数の上記制動部材が、連動するように互いに連結レバーで連結されていて、
上記ガバナロープには作動ワイヤの一端が連結されており、上記作動ワイヤの他端は上記連結レバーに連結されており、
上記作動ワイヤが、上記昇降体に設けられた案内部材によって案内され、上記ガバナロープの上記相対移動によって上記作動ワイヤから上記制動部材に作用する力の方向が、上記ガイドレールに沿った方向に変換されて、上記制動部材が、上記ガイドレールの延長方向に等しい方向に引上げられることを特徴とするエレベータの安全装置。
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