JP2013193845A - エレベーター装置 - Google Patents

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広基 遠藤
Mitsuru Sakai
満 坂井
Hidetaka Zama
秀隆 座間
Masahide Haneda
誠秀 羽田
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Abstract

【課題】引き上げ機構の引き上げレバーが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持することのできるエレベーター装置の提供。
【解決手段】引き上げレバー12aが調速機7によるガバナロープ11の制動が行われていない通常走行位置にあるときは、引き上げレバー12aの側面にその頭部が当接すると共に、引き上げレバー12aが調速機7によるガバナロープ11の制動が行われた非常止め装置8非常制動時の引き上げ位置にあるときは、突出して引き上げレバー12aの下端にその側面が当接し引き上げレバー12aの変位を抑制するストッパーピン12dを備えて構成したことを特徴とするエレベーター装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、かごが定格速度を超えて下降したときに、かごを非常停止するエレベーター装置に関する。
エレベーター装置には、一般に、かごの昇降速度を常時監視し、かごが所定の過速状態に陥った際にかごを非常停止する非常止め装置を動作させる装置が備えられている。
従来、この種の一般的なものとして、昇降路の一方側に配置されガバナロープが巻き掛けられる調速機プーリーと、調速機プーリーの軸と調速機プーリーに固定された四角い枠体と、この枠体の側面に接し、ばねによって枠体の側面に付勢されたローラと、枠体に設けられたラチェットと、このラチェットと噛み合う爪を有し、かごの昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(通常は定格速度の1.3倍を超えない速度)に達すると、かごを駆動する巻上機の電源及びこの巻上機を制御する制御装置の電源をそれぞれ遮断することにより、かごを安全に停止させ、また、何らかの原因によりかごの下降速度が第1過速度を超えて第2過速度(通常は定格速度の1.4倍を超えない速度)に達すると、ガバナロープの移動を制動する調速機と、昇降路にあって調速機プーリーの対向位置に配置される張りプーリーと、ガバナロープに一端が連結される引き上げレバーを有する引き上げ機構と、一端が引き上げレバーの他端に連結されると共に、他端でかごに搭載された非常止め装置を動作させる引き上げリンクとで構成され、調速機プーリーが回転すると枠体に対して付勢されたローラが四角い枠体の角を通るたびに飛び上がり、調速機プーリーの回転速度が大きくなるほど、その飛び上がり角度が大きくなり、例えばロープ破断により自由落下して第2過速度に達すると、飛び上がり角度が所定角度に達し、爪がラチェットにかかり、調速機プーリーの回転が止まり、ガバナロープの移動が制動されるため、引き上げレバーがかごに対して相対的に引き上げられて回動し、この回動により引き上げリンクが変位して非常止め装置を動作させ、かごを非常停止させるものがある。
なお上記調速機の例として、特許文献1に記載されている図12が挙げられる。
特許第4306014号公報
しかしながら、前述したものでは、かごが第2過速度に達し、爪がラチェットにかかり、調速機プーリーの回転が止まり、ガバナロープの移動が制動され、非常止め装置を動作させるが、非常止め装置が動作してかごが停止した際、衝撃によりかごに跳ね上がりが生じ、この跳ね上がりによって調速機プーリーが反回動し、爪がラチェットから外れてしまうと、引き上げ機構の引き上げレバーが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持できず、前記かご跳ね上がりにより非常止め装置が非制動状態となり、かごが再走行してしまう可能性があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、引き上げ機構の引き上げレバーが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持することで非常時に安定した制動を可能とするエレベーター装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、昇降路の一方側に配置されガバナロープが巻き掛けられる調速機プーリーと、昇降路の他方側に配置され調速機プーリーの対向位置に配置される張りプーリーと、これら調速機プーリーと張りプーリーとの間に無端状に巻き掛けられるとともにかごに取り付けられている引き上げ機構の引き上げレバーに連結されてかごと同期して昇降するガバナロープとを備え、かごの下降速度が所定の過速度に達すると前記ガバナロープの移動を制動する調速機と、ガバナロープに一端が連結される引き上げレバーを有する前記引き上げ機構と、一端が引き上げレバーの他端に連結される引き上げリンクと、前記引き上げリンクの他端側に連結されるよう前記かごに設けられ前記調速機による前記ガバナロープの制動により前記引き上げレバーおよび引き上げリンクが変位することに応じて前記かごの昇降を案内するガイドレールを狭圧してかごを停止させる非常止め装置とを備えたエレベーター装置において、前記引き上げレバーが前記調速機による前記ガバナロープの制動が行われていない通常走行位置にあるときは、引き上げレバーの側面にその頭部が当接すると共に、前記引き上げレバーが前記調速機による前記ガバナロープの制動が行われた非常止め装置の非常制動時の引き上げ位置にあるときは、突出して引き上げレバーの下端にその側面が当接し引き上げレバーの変位を抑制するストッパーピンを備えて構成したことを特徴とする。
本発明によれば、かごが所定の過速度に達した際、引き上げ機構の引き上げレバーが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持することにより、非常止め装置を確実に動作させ、これによってかごが再走行することを防ぎ、安定した制動を可能とすることができる。
エレベーター装置の構成図である。 本発明に係るエレベーター装置の一実施例を示す概略構成図である。 本実施例における引き上げ機構の側面図である。 本実施例における引き上げ機構の正面図である。 本実施例における引き上げ機構の引き上げレバー引き上げ時の状態を示す側面図である。 本実施例における引き上げ機構の引き上げレバー引き上げ時の状態を示す正面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
本実施例のエレベーター装置は、図1に示すように、昇降路1を昇降する昇降体、すなわちかご2及びつり合いおもり3と、昇降路1に立設され、かご2の昇降を案内するガイドレール4と、一端がかご2、他端がつり合いおもり3に連結される主ロープ5と、昇降路1上部に配置され、主ロープ5を駆動する巻上機6と、かご2の昇降速度を監視し、かご2が所定の過速状態に陥った際にかご2に取り付けられている引き上げ機構12の引き上げレバー12aに連結されてかご2と同期して昇降するガバナロープ11を介し引き上げ機構12を動作させ、かご2に搭載され、ガイドレール4を狭圧してかご2を機械的に停止する非常止め装置8を動作させることで、かご2を機械的に非常停止させる調速機7と、ガバナロープ11を調速機7に無端状に掛けるための調速機7と対向位置に配置される張りプーリー10とを備えている。
調速機7は、図2(図2は図1のA方向からの側面図)に示すように、昇降路の一方側に配置されガバナロープ11が巻き掛けられる調速機プーリー7aと、調速機プーリー7aの軸と調速機プーリー7aに固定された四角い枠体7bと、この枠体7bの側面に接し、ばねによって枠体7bの側面に付勢されたローラ7cと枠体7bに設けられたラチェット7dと、このラチェット7dと噛み合う爪7eを備えている。
非常止め装置8は、図2に示すように、かご枠2aに固定され、ガイドレール4を挟み込むように配置される筐体8aと、引き上げ時にガイドレール4と筐体8aとの間に挟み込まれるころ8bと、一端が引き上げリンク13に接続されると共に、他端でころ8bを支持する引き上げ板8cとを備えている。
引き上げ機構12は、図2に示すように、昇降路1の上部に配置される調速機7の調速機プーリー7aと、昇降路1の下方にあって調速機プーリー7aの対向位置に配置される張りプーリー10間に無端状に掛けられるガバナロープ11に一端が連結され、他端が非常止め装置8を動作させる引き上げリンク13と連結される引き上げレバー12aを備え、また、図2乃至図6に示すように、かご枠2aに固定され、引き上げレバー12aを回動可能に支持する筐体12bと、この筐体12bに取り付けブラケット12cを介して取り付けられ、待機位置にあるとき、引き上げレバー12aの側面にその頭部が当接すると共に、突出位置にあるとき、引き上げレバー12aの下端にその側面が当接するストッパーピン12dと、ストッパーピン12dの突出量を制限するピン押さえ12eと、取り付けブラケット12cとピン押さえ12eとの間に配置され、ストッパーピン12dを引き上げレバー12a方向に付勢する押付けばね12fとを備えている。
本実施例にあっては、通常時、かご2が昇降すると、引き上げ機構12の引き上げレバー12aに連結されたガバナロープ11は同期して移動する。
このとき、引き上げ機構12では、図3及び図4(図4は図2のB方向からの側面図)に示すように、押付けばね12fによりストッパーピン12dに対して引き上げレバー12a方向へばね力が作用しているが、引き上げレバー12aの側面にストッパーピン12dの頭部が当接した状態となっており、ストッパーピン12dは、引き上げレバー12aが調速機7によるガバナロープ11の制動が行われていない通常走行位置に保持されている。
ところで、何らかの理由により、かご2の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(通常は定格速度の1.3倍を超えない速度)に達したことを調速機7が検知すると、主ロープ5を駆動する巻上機6の電源及びこの巻上機6を制御する図示しない制御装置の電源をそれぞれ遮断することにより、かご2を停止させる。
なお、かご2が第1過速度に達したことを検知する調速機の構造は公知のものであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
一方、例えば主ロープ5が遮断され、かご2が自由落下して第2過速度(通常は定格速度の1.4倍を超えない速度)に達すると、飛び上がり角度が所定角度に達し、爪7eがラチェット7dにかかり、調速機プーリー7aの回転が止まり、ガバナロープ11の移動が制動されるため、図2、図5及び図6(図6は図2のB方向からの側面図)に示すように、引き上げ機構12の引き上げレバー12aがかご2に対して相対的に引き上げられて回動する。
この回動により、押付けばね12fによって引き上げレバー12a方向へ付勢されていたと共に、引き上げレバー12aの側面にその頭部が当接していたストッパーピン12dが解放され、押付けばね12fのばね力によりストッパーピン12dが突出し、引き上げレバー12aの下端にその側面が当接した状態となる。これによって、引き上げレバー12aが引き上げられた状態は確実に保持される。
引き上げレバー12aが引き上げられて回動すると、引き上げレバー12aに連結された引き上げリンク13が変位すると共に、この引き上げリンク13に連結された引き上げ板8cが引き上げられる。これによって、引き上げ板8cの他端に支持されたころ8bが上昇し、ころ8bはガイドレール4と筐体8aとの間に挟み込まれ、ガイドレール4ところ8bとの狭圧による摩擦力によりかご2を非常停止させる。
本実施例によれば、かご2が第2過速度に達した際、引き上げ機構12の引き上げレバー12aが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持することにより、非常止め装置8を確実に動作させ、これによって、かご2が再走行することを防ぎ安定した制動を可能とすることができる。
なお、上記の引き上げ機構12の引き上げレバー12aが引き上げられた状態(非常止め装置を動作させる状態)を保持する機構(図2〜図6)は、引き上げレバーが引き上げられた状態が保持されない可能性のある調速機に適用されるものであり、本実施の形態に上げた構成はその一例である。
1 昇降路
2 かご
3 つり合いおもり
4 ガイドレール
5 主ロープ
6 巻上機
7 調速機
7a 調速機プーリー
7b 枠体
7c ローラ
7d ラチェット
7e 爪
8 非常止め装置
8a 筐体
8b ころ
8c 引き上げ板
10 張りプーリー
11 ガバナロープ
12 引き上げ機構
12a 引き上げレバー
12b 筐体
12c ブラケット
12d ストッパーピン
12e ピン押さえ
12f 押付けばね
13 引き上げリンク

Claims (2)

  1. 昇降路の一方側に配置されガバナロープが巻き掛けられる調速機プーリーと、昇降路の他方側に配置され調速機プーリーの対向位置に配置される張りプーリーと、これら調速機プーリーと張りプーリーとの間に無端状に巻き掛けられるとともにかごに取り付けられている引き上げ機構の引き上げレバーに連結されてかごと同期して昇降するガバナロープとを備え、かごの下降速度が所定の過速度に達すると前記ガバナロープの移動を制動する調速機と、ガバナロープに一端が連結される引き上げレバーを有する前期引き上げ機構と、一端が引き上げレバーの他端に連結される引き上げリンクと、前記引き上げリンクの他端側に連結されるよう前記かごに設けられ前記調速機による前記ガバナロープの制動により前記引き上げレバーおよび引き上げリンクが変位することに応じて前記かごの昇降を案内するガイドレールを狭圧してかごを停止させる非常止め装置とを備えたエレベーター装置において、
    前記引き上げレバーが前記調速機による前記ガバナロープの制動が行われていない通常走行位置にあるときは、引き上げレバーの側面にその頭部が当接すると共に、前記引き上げレバーが前記調速機による前記ガバナロープの制動が行われた非常止め装置の非常制動時の引き上げ位置にあるときは、突出して引き上げレバーの下端にその側面が当接し引き上げレバーの変位を抑制するストッパーピンを備えて構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、前記ストッパーピンを引き上げレバー方向に付勢する押付けばねを備えて構成したことを特徴とするエレベーター装置。
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