JP4905360B2 - エレベータ用調速機 - Google Patents

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Description

この発明は、調速機が昇降路内に設置されるエレベータにおいて、かごが最頂部にいる場合も遠隔復帰できるエレベータ用調速機に関するものである。
従来のエレベータ用調速機の構成を図11〜図16に示す(例えば、特許文献1参照)。図11は従来のエレベータ用調速機を備えたエレベータの一例を示す全体構成図、図12は従来の調速機の構成を示す詳細図、図13は調速機の要部を示す正面図、図14は図13の復帰レバーを復帰位置まで揺動させた状態を示す正面図、図15は突起が復帰レバーに正向していない位置にある場合の調速機の要部を示す正面図、図16は図15の復帰レバーを復帰位置まで揺動させた状態を示す正面図である。
図11において、昇降路1内の上部には、駆動装置2が設置されている。駆動装置2の綱車2aには、主索3が巻回されている。主索3の一端部には、かご4が吊り下げられ、主索3の他端部には、釣合重り5が吊り下げられている。昇降路1内には、かご4及び釣合重り5の昇降を案内する一対のかごガイドレール6及び一対の重りガイドレール(図示せず)が設置されている。
かご4の下部には、かご4を非常停止させるための非常止め装置7が設けられている。かごガイドレール6の上端部近傍には、調速機支持部材8が固定されている。この調速機支持部材8上には、かご6の過速度を検出して非常止め装置7を動作させる調速機9が支持されている。
昇降路1の底部近傍には、回転自在の張り車10が設けられている。調速機9及び張り車10には、調速機ロープ11の上端部及び下端部がそれぞれ巻き掛けられている。調速機ロープ11は、レバー12を介して非常止め装置7に接続されており、かご4の昇降に伴って循環移動される。
乗場13には、乗場の戸14が設けられている。調速機9と最上階の乗場13との間には、復帰用ワイヤ41が配置されている。復帰用ワイヤ41の乗場側の端部である基端部は、乗場敷居の下部に配置されている。
図12は図11の調速機9を示す正面図である。図12において、調速機ロープ11が巻かれた綱車21は、綱車軸22を中心に回転自在に基台23に支持されている。綱車21の側面には、ピン24を中心に回動自在な一対のフライウエイト25が取り付けられている。これら一対のフライウエイト25は、リンク26により互いに連結されている。
一方のフライウエイト25の一端部には、作動爪37が固定されている。フライウエイト25は、綱車21の回転による遠心力により回動される。これにより、作動爪37は、綱車21の径方向外側へ変位される。一方のフライウエイト25の他端部と綱車21との間には、遠心力に対抗する平衡ばね27が設けられている。基台23には、駆動装置2のブレーキ装置(図示せず)を動作させるかご停止用スイッチ28が取り付けられている。かご停止用スイッチ28は、作動爪37により操作されるスイッチレバー28aを有している。
綱車21には、ピン24と平行な軸71を中心に回動可能なトリップレバー72が取り付けられている。トリップレバー72は、その一部が一方のフライウエイト25に当接しており、フライウエイト25の回動により軸71を中心として回動される。軸71には、トリップレバー72をフライウエイト25に当接させる方向(図の時計方向)へ付勢する捻りばね73が設けられている。
基台23には、綱車軸22を中心に回転可能なラチェット30が設けられている。このラチェット30の外周部には、多数の歯が設けられている。一方のピン24には、トリップレバー72及びラチェット30のいずれか一方と選択的に係合する爪29が軸支持されている。爪29は、引きばね74によりラチェット30に係合する方向へ付勢されている。爪29は、通常はトリップレバー72と係合しラチェット30から開離しているが、トリップレバー72との係合が外れると、引きばね74のばね力により回動され、ラチェット30に係合する。
基台23に回動自在に取り付けられたアーム31には、調速機ロープ11に押し付けられるシュー32が回動自在に取り付けられている。アーム31のばね受け部31aには、ばね軸33が貫通されている。ばね軸33の一端部とラチェット30との間には、接続レバー34が接続されている。ばね軸33の他端部には、ばね受け部材35が設けられている。ばね受け部31aとばね受け部材35との間には、シュー32を調速機ロープ11に押し付けるためのロープ掴みばね36が設けられている。
基台23には、復帰用レバー42が綱車軸22と平行な軸43を中心に揺動可能に取り付けられている。爪29には、復帰用レバー42が揺動することにより押圧される回転自在の突起44が設けられている。基台23と復帰用レバー42との間には、突起44から開離する方向へ復帰用レバー42を付勢する戻しばね45が設けられている。
復帰用レバー42には、復帰用ワイヤ41の先端部が接続されている。復帰用ワイヤ41は、可撓性を有するチューブ46に挿通されて調速機9まで導かれている。チューブ46の先端部は、復帰用レバー42の近傍で基台23に固定されている。この操作手段は、復帰用ワイヤ41、戻しばね45及びチューブ46を有している。
図13は図12の要部を示す正面図、図14は図13の復帰用レバー42を復帰位置まで揺動させた状態を示す正面図である。図13では、復帰用レバー42は通常位置にあり、突起44から開離している。図13の状態から、復帰用ワイヤ41が図の右方へ引かれると、復帰用レバー42は戻しばね45に逆らって復帰位置まで揺動され、突起44が復帰用レバー42によって押圧される。これにより、爪29は、引きばね74に逆らって図の時計方向へ回動され、トリップレバー72と係合する。
次に、動作について説明する。かご4の昇降速度が第1過速度(通常は定格速度の1.3倍程度)に達すると、遠心力によるフライウエイト25の回動によって作動爪37がかご停止用スイッチ28のスイッチレバー28aに当接してスイッチレバー28aを回動させる。これにより、スイッチ28が作動し、駆動装置2の電源が遮断され、駆動装置2のブレーキ装置によりかごが停止される。
また、例えば主索3が破断した場合など、駆動装置2が停止しても、かご4が停止することなく下降を続け、かご4の下降速度が第2過速度(通常は定格速度の1.4倍程度)に達すると、フライウエイト25がさらに回動し、これに伴いトリップレバー72の回動量も大きくなり、トリップレバー72と爪29との係合が外れる。これにより、爪29が引きばね74のばね力で回動されてラチェット30の歯に係合する。そして、ラチェット30が綱車21とともに図12の反時計方向へ僅かに回転される。
このラチェット30の回転により、アーム31が図12の反時計方向へ回動され、シュー32が調速機ロープ11に当接するとともに、ロープ掴みばね36によりシュー32が調速機ロープ11に押し付けられ、調速機ロープ11が制動される。調速機ロープ11の循環が停止されると、かご4が下降し続けることにより、レバー12が操作され、非常止め装置7が動作する。
次に、非常止め装置7及び調速機9の動作後の復帰作業について説明する。復帰作業においては、まずかご4を僅かに上昇させ、非常止め装置7のかごガイドレール6への制動状態を解除させる。この後、さらにかご4を上昇させると、綱車21が調速機ロープ3を介して図12の時計方向へ回動し、爪29とラチェット30との係合が外れ、ラチェット30も図の時計方向へ回動して元の位置に戻る。これにより、アーム31が元の位置に戻り、シュー32が調速機ロープ11から離れる。
この後、かご4の天井に乗り込める位置までかご4を上昇させた後、最上階の乗場13から乗場の戸14を開けて、作業員がかご4上に乗る。そして、かご4上から調速機9に手を伸ばして、爪29をトリップレバー72に係合させることにより、復帰作業が終了する。
一方、調速機9が第2過速度動作をしたときのかご4の位置が最上階の乗場13付近であり、その位置からは乗場の戸14を開けてかご4の天井に乗り込めない場合、乗場の戸14を開いて敷居下部の復帰用ワイヤ41の基端部を乗場側へ取り出し、復帰用ワイヤ41の基端部をチューブ46に対して引き出す。これにより、調速機9側では復帰用レバー42が戻しばね45に逆らって図12〜図14の時計方向へ揺動され、突起44が復帰用レバー42によって押圧される。そして、爪29が引きばね73に逆らって図12〜図14の時計方向へ回動され、トリップレバー72に係合する。
なお、復帰用レバー42と突起44とが対向する位置関係にない場合には、まず復帰用レバー42を復帰位置へ移動させた後、綱車21を時計方向へ回転させる。これにより、綱車21と一体で回転する突起44が、復帰位置にある復帰用レバー42に当接して押圧される。
このように操作することにより、かご4が最上階の乗場13付近にあり、その位置からは乗場の戸14を開けてかご4の天井に乗り込めない場合においても、乗場13側からの遠隔操作によって、爪29をトリップレバー72に係合させることができる。
従って、昇降路1内に調速機9が配置されている場合でも、作業者が昇降路1内に入ったり、調速機9へアクセスするための開口部を乗場壁に設けたりすることなく、調速機9に対する復帰作業を遠隔から容易に行うことができ、復帰作業の作業性を向上させることができる。
日本特開2002−370879号公報
従来のエレベータ用調速機では、突起44と復帰レバー42とが対向して当接する機会は、綱車21が一回転する間に1回しかない。したがって、図15に示すように、突起44が復帰レバー42の位置に無い場合には、復帰用ワイヤ41を引いて復帰用レバー42を揺動させたとしても、図16に示すように、爪29を復帰位置まで動かすことはできない。よって、復帰させるためには、綱車21を図14に示す位置まで時計方向に回転させる必要がある。しかし、綱車21を時計方向に回転させるには、かご4を上昇させる必要がある。もし、かご4が昇降路1の最頂部にいる場合には、当然かご4はそれ以上上昇させることができないので、綱車21を時計方向に回転させることもできない。よって、このような場合には、調速機9を非常止め装置7を動作させた状態から復帰させることができないという問題が生じていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、かごが昇降路の最頂部にいる場合においても、調速機の復帰作業を昇降路外から実施することができるエレベータ用調速機を提供するものである。
この発明に係るエレベータ用調速機においては、昇降路内に設置され、非常止め装置を動作させるための調速機ロープが巻かれてかごの昇降速度に応じて回転する綱車と、綱車に設けられ、綱車の回転による遠心力により回動されるフライウエイトと、フライウエイトを遠心力に逆らう方向へ付勢する平衡ばねと、綱車の綱車軸を中心に回転可能に設けられたラチェットと、綱車に回動可能に設けられ、フライウエイトの回動により回動されるトリップレバーと、綱車に回動可能に設けられ、通常はトリップレバーと係合し、かごの下降速度が予め設定された過速度に達したとき、トリップレバーとの係合が外れてラチェットに係合することにより、綱車と同方向へラチェットを回転させる爪と、綱車と同方向へラチェットが回転したときに調速機ロープを制動するシューと、通常位置と復帰位置との間で変位可能になっており、通常位置から復帰位置に変位されることにより、爪を回動させてトリップレバーに係合させる復帰用レバーと、復帰用レバーを遠隔操作により変位させる操作手段と、かごが静止している場合においても、綱車をかごが上昇方向に運転している場合に回転する方向と同じ方向に強制的に回転させることにより、爪を復帰用レバーの位置に移動させる回転手段とを備え、回転手段は、綱車と当接した場合に綱車を回転させるローラと、ローラの位置を通常位置と復帰位置との間で変位可能なアームとを備え、アームは、通常位置に付勢する戻しばねと、復帰用ワイヤとを有しているものである。
この発明によれば、かごが昇降路の最頂部にいる場合においても、調速機の復帰作業を昇降路外から実施することができるようになる。
図1はこの発明の実施例1におけるエレベータ用調速機を備えたエレベータの一例を示す全体構成図である。 図2はこの発明の実施例1における調速機の構成を示す詳細図である。 図3はこの発明の実施例1における調速機の要部を示す正面図である。 図4は図3の復帰レバー及びアームを復帰位置まで揺動させることによりローラが綱車に当接した状態を示す正面図である。 図5はローラが駆動することにより綱車が時計方向に回転し、突起が復帰レバーに押圧された状態を示す正面図である。 図6はこの発明の実施例1におけるエレベータ用調速機を備えたエレベータの乗場を示す正面図である。 図7は図6のVII-VII線に沿う断面図である。 図8は図7の復帰用ワイヤの操作状態を示す断面図である。 図9は乗場の壁部の裏側に復帰用ワイヤの基端部を配置した場合のエレベータ乗場の一部を示す平面図である。 図10は図9の復帰用ワイヤの操作状態を示す平面図である。 図11は従来のエレベータ用調速機を備えたエレベータの一例を示す全体構成図である。 図12は従来の調速機の構成を示す詳細図である。 図13は調速機の要部を示す正面図である。 図14は図13の復帰レバーを復帰位置まで揺動させた状態を示す正面図である。 図15は突起が復帰レバーに正向していない位置にある場合の調速機の要部を示す正面図である。 図16は図15の復帰レバーを復帰位置まで揺動させた状態を示す正面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 駆動装置
2a 綱車
3 主索
4 かご
5 釣合重り
6 かごガイドレール
7 非常止め装置
8 調速機支持部材
9 調速機
10 張り車
11 調速機ロープ
12 レバー
13 乗場
14 乗場の戸
21 綱車
22 網車軸
23 基台
24 ピン
25 フライウエイト
26 リンク
27 平衡ばね
28 かご停止用スイッチ
28a スイッチレバー
29 爪
30 ラチェット
31 アーム
31a ばね受け都
32 シュー
33 ばね軸
34 接続レバー
35 ばね受け部材
36 ロープ掴みばね
37 作動爪
41 復帰用ワイヤ
42 復帰用レバー
43 軸
44 突起
45 戻しばね
46 チューブ
47 乗場位置表示器
48 ケース
49 リンク
50 前面カバー
51 操作金具
52 三方枠
53 操作金具
54 アクチュエータ
55 配線
71 軸
72 トリップレバー
73 捻りばね
74 引きばね
90 回転手段
91 アーム
92 ローラ
93 軸
この発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
図1はこの発明の実施例1におけるエレベータ用調速機を備えたエレベータの一例を示す全体構成図、図2はこの発明の実施例1における調速機の構成を示す詳細図、図3はこの発明の実施例1における調速機の要部を示す正面図、図4は図3の復帰レバー及びアームを復帰位置まで揺動させることによりローラが綱車に当接した状態を示す正面図、図5はローラが駆動することにより綱車が時計方向に回転し、突起が復帰レバーに押圧された状態を示す正面図、図6はこの発明の実施例1におけるエレベータ用調速機を備えたエレベータの乗場を示す正面図、図7は図6のVII-VII線に沿う断面図、図8は図7の復帰用ワイヤの操作状態を示す断面図、図9は乗場の壁部の裏側に復帰用ワイヤーの基端部を配置した場合のエレベータ乗場の一部を示す平面図、図10は図9の復帰用ワイヤの操作状態を示す平面図である。
図1において、昇降路1内の上部には、駆動装置2が設置されている。駆動装置2の綱車2aには、主索3が巻回されている。主索3の一端部には、かご4が吊り下げられ、主索3の他端部には、釣合重り5が吊り下げられている。昇降路1内には、かご4及び釣合重り5の昇降を案内する一対のかごガイドレール6及び一対の重りガイドレール(図示せず)が設置されている。
かご4の下部には、かご4を非常停止させるための非常止め装置7が設けられている。かごガイドレール6の上端部近傍には、調速機支持部材8が固定されている。この調速機支持部材8上には、かご6の過速度を検出して非常止め装置7を動作させる調速機9が支持されている。 この調速機9は従来の調速機と異なり、回転手段90を備えている。
昇降路1の底部近傍には、回転自在の張り車10が設けられている。調速機9及び張り車10には、調速機ロープ11の上端部及び下端部がそれぞれ巻き掛けられている。調速機ロープ11は、レバー12を介して非常止め装置7に接続されており、かご4の昇降に伴って循環移動される。
乗場13には、乗場の戸14が設けられている。調速機9と最上階の乗場13との間には、復帰用ワイヤ41が配置されている。復帰用ワイヤ41の乗場側の端部である基端部は、乗場敷居の下部に配置されている。
図2は図1の調速機9を示す正面図である。図2において、調速機ロープ11が巻かれた綱車21は、綱車軸22を中心に回転自在に基台23に支持されている。綱車21の側面には、ピン24を中心に回動自在な一対のフライウエイト25が取り付けられている。これら一対のフライウエイト25は、リンクにより互いに連結されている。
一方のフライウエイト25の一端部には、作動爪37が固定されている。フライウエイト25は、綱車21の回転による遠心力により回動される。これにより、作動爪37は、綱車21の径方向外側へ変位される。一方のフライウエイト25の他端部と綱車21との間には、遠心力に対抗する平衡ばね27が設けられている。基台23には、駆動装置2のブレーキ装置(図示せず)を動作させるかご停止用スイッチ28が取り付けられている。かご停止用スイッチ28は、作動爪37により操作されるスイッチレバー28aを有している。
綱車21には、ピン24と平行な軸71を中心に回動可能なトリップレバー72が取り付けられている。トリップレバー72は、その一部が一方のフライウエイト25に当接しており、フライウエイト25の回動により軸71を中心として回動される。軸71には、トリップレバー72をフライウエイト25に当接させる方向(図の時計方向)へ付勢する捻りばね73が設けられている。
基台23には、綱車軸22を中心に回転可能なラチェット30が設けられている。このラチェット30の外周部には、多数の歯が設けられている。一方のピン24には、トリップレバー72及びラチェット30のいずれか一方と選択的に係合する爪29が軸支持されている。爪29は、引きばね74によりラチェット30に係合する方向へ付勢されている。爪29は、通常はトリップレバー72と係合しラチェット30から開離しているが、トリップレバー72との係合が外れると、引きばね74のばね力により回動され、ラチェット30に係合する。
基台23に回動自在に取り付けられたアーム31には、調速機ロープ11に押し付けられるシュー32が回動自在に取り付けられている。アーム31のばね受け部31aには、ばね軸33が貫通されている。ばね軸33の一端部とラチェット30との間には、接続レバー34が接続されている。ばね軸33の他端部には、ばね受け部材35が設けられている。ばね受け部31aとばね受け部材35との間には、シュー32を調速機ロープ11に押し付けるためのロープ掴みばね36が設けられている。
基台23には、復帰用レバー42が綱車軸22と平行な軸43を中心に揺動可能に取り付けられている。爪29には、復帰用レバー42が揺動することにより押圧される回転自在の突起44が設けられている。基台23と復帰用レバー42との間には、突起44から開離する方向へ復帰用レバー42を付勢する戻しばね45が設けられている。
復帰用レバー42には、復帰用ワイヤ41の先端部が接続されている。復帰用ワイヤ41は、可撓性を有するチューブ46に挿通されて調速機9まで導かれている。チューブ46の先端部は、復帰用レバー42の近傍で基台23に固定されている。この操作手段は、復帰用ワイヤ41、戻しばね45及びチューブ46を有している。
回転手段90は、綱車軸22と平行に基台23に取り付けられた軸93と、この軸93を中心に揺動可能に取り付けられているアーム91と、このアーム91の上記軸93とは反対側に取り付けられ、要時に遠隔操作手段(図示せず)により回転駆動させることが可能なローラ92とを備えている。上記アーム91には復帰用ワイヤ41の先端部が接続されている。復帰用ワイヤ41はチューブ46に挿通されているが、挿入口の手前の露出部において復帰用レバー42にも接続されている。
図3は調速機の要部を示す正面図、図4は図3の復帰レバー及びアームを復帰位置まで揺動させることによりローラが綱車に当接した状態を示す正面図、図5はローラが駆動することにより綱車が時計方向に回転し、突起が復帰レバーに押圧された状態を示す正面図である。図3では、復帰用レバー42は通常位置にあり、突起44から開離している。したがって、復帰用ワイヤ41が図3の右方向に引かれると、復帰用レバー42及びアーム91の両方が、戻しばね45に逆らって、復帰用レバー42は復帰位置に、アーム91は回転位置までそれぞれ揺動される(図3から図4への変化参照)。すなわち、復帰用レバー42は戻しばね45に逆らって復帰位置まで揺動され、突起44が復帰用レバー42によって押圧される。これにより、爪29は、引きばね74に逆らって図の時計方向へ回動され、トリップレバー72と係合する。また、アーム91は戻しばね45に逆らって回転位置まで揺動され、アーム91の動きにより綱車21に当接したローラ92を図4の反時計方向に駆動することにより、綱車21が時計方向に回転し、図5に示すように、突起44が復帰レバー42に押圧された状態になる。
次に、動作について説明する。かご4の昇降速度が第1過速度(通常は定格速度の1.3倍程度)に達すると、遠心力によるフライウエイト25の回動によって作動爪37がかご停止用スイッチ28のスイッチレバー28aに当接してスイッチレバー28aを回動させる。これにより、スイッチ28が作動し、駆動装置2の電源が遮断され、駆動装置2のブレーキ装置によりかごが停止される。
また、例えば主索3が破断した場合など、駆動装置2が停止しても、かご4が停止することなく下降を続け、かご4の下降速度が第2過速度(通常は定格速度の1.4倍程度)に達すると、フライウエイト25がさらに回動し、これに伴いトリップレバー72の回動量も大きくなり、トリップレバー72と爪29との係合が外れる。これにより、爪29が引きばね74のばね力で回動されてラチェット30の歯に係合する。そして、ラチェット30が綱車21とともに図12の反時計方向へ僅かに回転される。
このラチェット30の回転により、アーム31が図12の反時計方向へ回動され、シュー32が調速機ロープ11に当接するとともに、ロープ掴みばね36によりシュー32が調速機ロープ11に押し付けられ、調速機ロープ11が制動される。調速機ロープ11の循環が停止されると、かご4が下降し続けることにより、レバー12が操作され、非常止め装置7が動作する。
次に、非常止め装置7及び調速機9の動作後の復帰作業について説明する。復帰作業においては、まずかご4を僅かに上昇させ、非常止め装置7のかごガイドレール6への制動状態を解除させる。この後、さらにかご4を上昇させると、綱車21が調速機ロープ3を介して図12の時計方向へ回動し、爪29とラチェット30との係合が外れ、ラチェット30も図の時計方向へ回動して元の位置に戻る。これにより、アーム31が元の位置に戻り、シュー32が調速機ロープ11から離れる。
この後、かご4の天井に乗り込める位置までかご4を上昇させた後、最上階の乗場13から乗場の戸14を開けて、作業員がかご4上に乗る。そして、かご4上から調速機9に手を伸ばして、爪29をトリップレバー72に係合させることにより、復帰作業が終了する。
一方、調速機9が第2過速度動作をしたときのかご4の位置が最上階の乗場13付近であり、その位置からは乗場の戸14を開けてかご4の天井に乗り込めない場合、乗場の戸14を開いて敷居下部の復帰用ワイヤ41の基端部を乗場側へ取り出し、復帰用ワイヤ41の基端部をチューブ46に対して引き出す。これにより、調速機9側では復帰用レバー42が戻しばね45に逆らって図12〜図14の時計方向へ揺動され、突起44が復帰用レバー42によって押圧される。そして、爪29が引きばね73に逆らって図12〜図14の時計方向へ回動され、トリップレバー72に係合する。
なお、復帰用レバー42と突起44とが対向する位置関係にない場合には、まず復帰用レバー42を復帰位置へ移動させた後、綱車21を時計方向へ回転させる。これにより、綱車21と一体で回転する突起44が、復帰位置にある復帰用レバー42に当接して押圧される。
但し、かご4が昇降路1の最頂部にいる場合には、綱車21を時計方向に回転させるために、かご4を上昇させることができない。その場合には、復帰用ワイヤ41を引き出すことにより回転位置まで揺動したアーム91の動きにより綱車21に当接したローラ92を、図4の反時計方向に駆動させる。すると綱車21は強制的に時計方向に回転され、図5に示すように、突起44が復帰位置にある復帰用レバー42に当接して押圧され、爪29をトリップレバー72に係合させることができる。
従って、かご4が昇降路1の最頂部にいる場合でも、調速機9の復帰作業を昇降路1外から容易に行うことができ、復帰作業の作業性を向上させることができる。
なお、ローラ92の駆動方法は、モータなどの電気的に行う方法や、予め巻き付けておいたワイヤを引っ張ることにより行う方法など、どのような方法でも良い。
次に、復帰用ワイヤ41の格納方法の一例を図6〜図8により説明する。この例では、復帰用ワイヤ41の乗場13側の基端部が、乗場位置表示器47内に収納されている。乗場位置表示器47の内部構造の図示は省略されている。
乗場位置表示器47は、表示器本体(図示せず)を収納したケース48と、複数のリンク49を介してケース48に開閉可能に連結された前面カバー50とを有している。復帰用ワイヤ41の基端部は、ケース48内に収納され、前面カバー50を開くことにより、乗場13側へ引き出し可能になっている。
復帰用ワイヤ41を操作する場合、復帰用ワイヤ41及びチューブ46の基端部に操作金具51が装着される。調速機9の復帰を行う場合、乗場位置表示器47の前面カバー50を開き、復帰用ワイヤ41及びチューブ46の基端部に操作金具51を装着する。そして、復帰用ワイヤ41の基端部をチューブ46に対して引き出す。
この例では、復帰用ワイヤ41の基端部を乗場位置表示器47内に収納し、乗場13側から容易に引き出せるようにしたので、乗場の戸14を開くことなく復帰用ワイヤ41を操作でき、復帰作業の作業性をさらに向上させることができる。
なお、この例では、復帰用ワイヤ41の基端部を乗場位置表示器47内に収納したが、乗場押しボタン装置(図示せず)内に収納してもよい。
次に、復帰用ワイヤ41の格納方法の他の例を図9及び図10により説明する。上述の例では、復帰用ワイヤ41の基端部を乗場位置表示器47内に収納したが、図9及び図10の例では、乗場13の壁部15の裏側に復帰用ワイヤ41の基端部が配置されている。 復帰用ワイヤ41を操作する場合、乗場の戸13と三方枠52との間の隙間から操作金具53を挿入し、操作金具53を復帰用ワイヤ41に係合させる。他の部分は、実施の形態1と同様に構成されている。
このように、復帰用ワイヤ41の基端部を壁部15の裏側に配置した場合にも、乗場の戸14を閉じたままで、復帰用ワイヤ41を容易に操作することができる。
なお、上述の例では、復帰用ワイヤ41を介して復帰用レバー42を揺動させたが、例えば電磁式のアクチュエータ54を復帰用レバー42に接続し、このアクチュエータ54を操作するための配線55を乗場13まで延長して遠隔操作するようにしてもよい。また、アクチュエータ54を無線により遠隔操作してもよい。
また、上述の例では、揺動して爪29を回動させる復帰用レバー42を示したが、復帰用レバー42は、直線的に変位するものであってもよい。
さらに、上述の例では、昇降路1内の上部に調速機9が配置されている場合について説明したが、例えばピット内に設置されている場合にも、この発明を適用することができ、作業員がピットに降りることなく、復帰作業を乗場側から容易に行うことができる。
以上のように、この発明に係るエレベータ用調速機は、かごが昇降路の最頂部にいる場合においても、調速機の復帰作業を昇降路外から実施することができる。

Claims (4)

  1. 昇降路内に設置され、非常止め装置を動作させるための調速機ロープが巻かれてかごの昇降速度に応じて回転する綱車と、
    前記綱車に設けられ、前記綱車の回転による遠心力により回動されるフライウエイトと、
    前記フライウエイトを遠心力に逆らう方向へ付勢する平衡ばねと、
    前記綱車の綱車軸を中心に回転可能に設けられたラチェットと、
    前記綱車に回動可能に設けられ、前記フライウエイトの回動により回動されるトリップレバーと、
    前記綱車に回動可能に設けられ、通常は前記トリップレバーと係合し、かごの下降速度が予め設定された過速度に達したとき、前記トリップレバーとの係合が外れて前記ラチェットに係合することにより、前記綱車と同方向へ前記ラチェットを回転させる爪と、
    前記綱車と同方向へ前記ラチェットが回転したときに前記調速機ロープを制動するシューと、
    通常位置と復帰位置との間で変位可能になっており、通常位置から復帰位置に変位されることにより、前記爪を回動させて前記トリップレバーに係合させる復帰用レバーと、
    前記復帰用レバーを遠隔操作により変位させる操作手段と、
    かごが静止している場合においても、前記綱車をかごが上昇方向に運転している場合に回転する方向と同じ方向に強制的に回転させることにより、前記爪を前記復帰用レバーの位置に移動させる回転手段とを備え、
    前記回転手段は、綱車と当接した場合に前記綱車を回転させるローラと、前記ローラの位置を通常位置と復帰位置との間で変位可能なアームとを備え、
    前記アームは、通常位置に付勢する戻しばねと、復帰用ワイヤとを有していることを特徴とするエレベータ用調速機。
  2. 復帰用ワイヤの基端部は、乗場位置表示器内に収納され、乗場へ引き出し可能となっていることを特徴とする請求項記載のエレベータ用調速機。
  3. 復帰用ワイヤの基端部は、乗場の壁部の裏側に配置され、乗場の戸と三方枠との間の隙間を通して操作可能になっていることを特徴とする請求填記載のエレベータ用調速機。
  4. 戻しばね又は復帰用ワイヤは、アームと操作手段とで同一のものを使用していることを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載のエレベータ用調速機。
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