JP2005112580A - エレベータ用調速機 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの安全確認点検作業を1人の作業員によって安全に行なえるようにする。
【解決手段】駆動装置9のブレーキ装置を作動させるかご停止スイッチ23に、手動により前記かご停止スイッチ23をオン・オフする手動操作部53から延長されたコントロールケーブル55を接続する接続端子51を備え、コントロールケーブル51の長さの範囲内において前記手動操作部53の移動を可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】駆動装置9のブレーキ装置を作動させるかご停止スイッチ23に、手動により前記かご停止スイッチ23をオン・オフする手動操作部53から延長されたコントロールケーブル55を接続する接続端子51を備え、コントロールケーブル51の長さの範囲内において前記手動操作部53の移動を可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は安全運転のための点検作業が一人で行なえるようにしたエレベータ用調速機に関する。
一般にエレベータには、かごの速度が規定以上になった時に作動し、減速制御を行ったり、非常止め装置を働かせる調速機が設けられている。
調速機は、例えば、かごの昇降に同期して調速機用ロープが循環移動することで綱車が回転する。このとき、フライウエイトは、綱車とともに公転しながら、綱車の回転速度、即ちかごの速度に対応した遠心力を受ける。そして、かごの速度が所定値以上となると、フライウエイトは、フライウエイト軸を中心として回動する。この時、かごの昇降速度が通常の定格速度を越えると遠心力によるフライウエイトの回動によって作動爪がかご停止用スイッチのスイッチレバーに当接してスイッチレバーを回動させる。これにより、スイッチが作動し、駆動装置の電源が遮断され、駆動装置のブレーキ装置により減速制御する一方、かごを停止させるようになる。
この場合、かご停止用スイッチを含めて正しく働くかどうか調速機の点検作業を行なう際に、離れた場所にあるために調速機点検用の作業員とエレベータのかごを昇降させる作業員の2名が必要となっているのが現状である。
実公昭62−11889号公報
特開2001−106454号公報
従来の調速機の点検作業は調速機点検用の作業員とエレベータのかごを昇降させる作業員の2名が必要であったのを1名で、しかも安全に点検作業が行なえるようにするものである。
本発明は、かご停止スイッチがオフとなることでブレーキ装置が働く駆動装置と、その駆動装置により昇降するかごと、非常止め装置を動作させるための調速機ロープが巻かれ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車と、この綱車の回転による遠心力によって回動されるフライウエイトと、前記かごの昇降速度が定格速度を越えた時に、前記フライウエイトの遠心力の作用によって前記かご停止スイッチをオフとする作動体とを備え、
前記かご停止スイッチは、手動によりかご停止スイッチをオン・オフする手元操作部から延長されたコントロールケーブルを着脱自在に接続する接続端子を備えていることを特徴とする。
前記かご停止スイッチは、手動によりかご停止スイッチをオン・オフする手元操作部から延長されたコントロールケーブルを着脱自在に接続する接続端子を備えていることを特徴とする。
本発明のエレベータ用調速機によれば、手元操作部を備えたコントロールケーブルを、かご停止用スイッチの接続端子に接続させることで、手元操作部をエレベータのかごを昇降させる制御盤の近くへ移動させることが可能となる。
したがって、制御盤の前に立つことで、かごを昇降させる制御盤の操作と、かご停止スイッチのオン・オフ操作を一人の作業員によって行なえるようになる。この時、回転する綱車から離れた位置でのスイッチ操作となるため安全に行なうことが可能となる。
また、点検終了後はコントロールケーブルを接続端子から外すことで、かご停止スイッチは今迄と同様に機能するようになる。
安全確認点検作業時のかごを昇降させる制御盤の操作と、かご停止スイッチのオン・オフ操作を1人の作業員によって安全に行なうという目的を、所定の場所へ移動可能となるコントロールケーブルに設けられた手元操作部によって実現した。
図1はこの発明にかかるエレベータ1の概要構成図を示している。
エレベータ1のかご3が昇降する昇降路5内の上部は機械室7となっている。機械室7内には駆動装置9と、その駆動装置9を制御する制御盤11と、調速機13がそれぞれ設けられている。
駆動装置9は、内部にブレーキ装置(図示していない)を備えると共に昇降機15によって回転する綱車17に主索19が巻回され、主索19の一端にはかご3が吊り下げられている。主索19の他端には釣合重り21が接続され、かご停止スイッチ23のオフにより駆動装置9のブレーキ装置が作動するようになっている。
かご3はかご用ガイドレール25に沿って、釣合重り21は重りガイドレール27に沿ってそれぞれ昇降可能となっている。
かご3の下部には、かご3を非常停止させるための非常止め装置29が設けられている。
制御盤11は、制御パネルに設けられた各スイッチ31を操作することで前記昇降機15の起動,加速,停止等の動きをコントロールするもので、前記機械室7の壁7aに設置されている。
調速機13は、張り車33を介して調速機ロープ35がエンドレスに巻かれた綱車37を有し、綱車37は綱車軸37aを中心として回転自在に機械室7の床面7bに設置されている。
調速機ロープ35は、レバー39を介して前記非常止め装置29と接続している。
綱車37には図2に示すように回転動力を伝達する伝達機構41を介して回転するフライウエイト43が取付けられ、フライウエイト43は綱車37の回転による遠心力により回動し、その回動が遠心力に対抗する平衡ばね45に抗して定格の回転数を越えて速くなった時、例えば、かご3の昇降速度が規定以上になった時に、作動体47を介して前記かご停止スイッチ23のスイッチ23aを叩くことでオフとし、前記駆動装置9のブレーキ装置を作動させるようになっている。
なお、非常止め装置29は、例えば、主索19が破断した場合など、駆動装置9が停止しても、かご3が停止することなく下降を続けた際に、前記フライウエイト43の働きによりロープ制動機構49が作動することで前記調速機ロープ35に制動作用が働くことで、前記レバー39を介して非常停止が働くようになっている。
一方、かご停止スイッチ23は、図5に示すように常時閉成状態の接続端子51、51を備えている。
接続端子51、51は、手元操作部53から延長されたコントロールケーブル55のケーブル端子57、57が接続されることで開成し、昇降機15の回路59を開成とするコントロールケーブル回路61が構成されるようになっている。
手元操作部53は、前記コントロールケーブル回路61を開又は閉とするスイッチ部63を有すると共に、コントロールケーブル55の長さの範囲内において自由な移動が可能となっている。
このように構成されたエレベータ用の調速機13において安全点検作業を行なう場合には、まず、手元操作部53から延長されたコントロールケーブル55のケーブル端子57をかご停止スイッチ23の接続端子51に接続させた後、図4に示すように手元操作部53を制御盤11の近くに移動させる。
次に、手元操作部53を持った状態で制御盤11の前に立つことで、かご3を昇降させる制御盤11の操作及び手元操作部53によるかご停止スイッチ23のオン・オフ操作を1人の作業員によって行なえるようになる。この時、かご停止スイッチ23をオン・オフする操作は、回転する綱車37から離れた位置でのスイッチ操作となるため、そのスイッチ操作が安全に行なえるようになる。
一方、点検作業終了後は、コントロールケーブル55のケーブル端子57を接続端子51から外すことで、かご停止スイッチ23は今迄と同様に機能するようになる。
3 かご
9 駆動装置
11 制御盤
13 調速機
15 昇降機
23 かご停止スイッチ
23a スイッチ
29 非常止めスイッチ
35 調速機ロープ
37 綱車
43 フライウエイト
47 作動体
51 接続端子
53 手元操作部
55 コントロールケーブル
57 ケーブル端子
9 駆動装置
11 制御盤
13 調速機
15 昇降機
23 かご停止スイッチ
23a スイッチ
29 非常止めスイッチ
35 調速機ロープ
37 綱車
43 フライウエイト
47 作動体
51 接続端子
53 手元操作部
55 コントロールケーブル
57 ケーブル端子
Claims (1)
- かご停止スイッチがオフとなることでブレーキ装置が働く駆動装置と、その駆動装置により昇降するかごと、非常止め装置を動作させるための調速機ロープが巻かれ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車と、この綱車の回転による遠心力によって回動されるフライウエイトと、前記かごの昇降速度が定格速度を越えた時に、前記フライウエイトの遠心力の作用によって前記かご停止スイッチをオフとする作動体とを備え、
前記かご停止スイッチは、手動によりかご停止スイッチをオン・オフする手元操作部から延長されたコントロールケーブルを着脱自在に接続する接続端子を備えていることを特徴とするエレベータ用調速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350488A JP2005112580A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | エレベータ用調速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350488A JP2005112580A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | エレベータ用調速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005112580A true JP2005112580A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34542018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003350488A Pending JP2005112580A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | エレベータ用調速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005112580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014040861A1 (de) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | Inventio Ag | Betätigungselement für eine fangvorrichtung |
-
2003
- 2003-10-09 JP JP2003350488A patent/JP2005112580A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014040861A1 (de) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | Inventio Ag | Betätigungselement für eine fangvorrichtung |
CN104619625A (zh) * | 2012-09-14 | 2015-05-13 | 因温特奥股份公司 | 用于防坠装置的操作元件 |
US9586791B2 (en) | 2012-09-14 | 2017-03-07 | Inventio Ag | Actuating element for elevator safety apparatus |
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