JP4868807B2 - エレベータの調速機 - Google Patents

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Description

本発明はエレベータの調速機に係わり、とりわけ動作確認を安全かつ効率的に行うことができるとともに、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することができるエレベータの調速機に関する。
一般に、エレベータの昇降路内に乗りかごが設けられているが、この乗りかごには主ロープが連結されており、この主ロープを巻上機により移動させることにより、乗りかごを昇降路内で上下自在に移動させることができる。また、乗りかごにはセフティリンクが設けられており、このセフティリンクは、調速機ロープを介して調速機に連結され、また乗りかごに設けられた非常止め装置にも連結されている。
主ロープが破断した場合などには、乗りかごは昇降路内を落下していくが、乗りかごの速度が異常に早くなると、調速機が調速機ロープを把持する。このように調速機ロープが把持された場合、乗りかごに設けられたセフティリンクが上方へ引っ張られ、乗りかごに設けられた非常止め装置を作動させ、乗りかごを停止させる。
従来、調速機が昇降路上方に設置されているエレベータでは、乗りかご上で調速機が操作され、調速機が昇降路下方又はピット内に設置されているエレベータでは、ピット内で調速機が操作され、調速機や非常止め装置の動作確認が行われている。
しかしながら、昇降路上方に調速機が設置されている場合には、作業員が乗りかご上に乗り、調速機の点検作業を行う必要があり、乗りかごが予期せずに動いた場合は危険である。また昇降路下方又はピットに調速機が設置されている場合には、作業員がピットに入り、点検作業を行う必要があり、やはり乗りかごが予期せずに動いた場合は危険である。
また、乗りかご上やピットでの作業員の危険を回避するために、乗り場や昇降路壁面等に点検窓を設置し、この点検窓から調速機や非常停止装置の点検作業をすることができるが、点検窓を設けることにより、乗り場や建築物の意匠性が低下するとともに、乗り場や建築物の設計自由度が低下することになる。
また、乗り場や建築物の意匠性があまり低下しない位置に点検窓を設けることもできるが、そのような場合には点検窓が作業しづらい位置に設置されることが多く、点検効率が低下することになる。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、動作確認を安全かつ効率的に行うことができるとともに、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することのできるエレベータの調速機を提供することを目的とする。
本発明は、調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、基台と、基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、作動爪の外方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、点検用レバーに、点検用レバーを回動させるワイヤーを連結し、ワイヤーを引っ張ることにより、点検用レバーが回動して作動爪を押圧し、作動爪とラチェットとが係合し、点検用レバーの配置面と、作動爪の配置面は互いに相違し、点検用レバーには作動爪に当接する突起部が側方に向いて突出して形成されていることを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、基台と、基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、作動爪の内方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、点検用レバーに、点検用レバーを回動させるワイヤーを連結し、点検用レバーは、その配置面が作動爪の配置面と相違するようにして設けられるとともに、作動爪側に作動爪を案内する案内部を有し、ワイヤーを引っ張ることにより、点検用レバーが回動して作動爪を案内部により案内して、作動爪とラチェットとが係合することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明は、点検用レバーに、一端部が基台に固定されたばねの他端部が連結されていることを特徴とするエレベータの調速機。
本発明は、調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、基台と、基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、作動爪の内方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、点検用レバー内方に、点検用レバーを回動させるアクチュエータを設け、点検用レバーは、その配置面が作動爪の配置面と相違するようにして設けられるとともに、作動爪側に作動爪を案内する案内部を有することを特徴とするエレベータの調速機である。
本発明によると、動作確認を安全かつ効率的に行うことができるとともに、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することのできるエレベータの調速機を提供することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係るエレベータの調速機30の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図5は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
まず図1により、エレベータの全体構造について述べる。図1に示すように、昇降路40内にエレベータの乗りかご24が上下方向に移動自在に配置され、昇降路40の上方にはエレベータの調速機30が配置されている。調速機30は後述のように調速機シーブ2を有し、この調速機シーブ2に調速機ロープ6が巻き掛けられており、調速機ロープ6は昇降路40の下方に設けられた下方シーブ23に巻き掛けられている。また昇降路40内にはエレベータの乗りかご24が昇降するようになっており、この乗りかご24の下部には非常止め装置25が設けられている。また、この乗りかご24の側方にはセフティリンク26が設けられており、このセフティリンク26を介して、調速機ロープ6は非常止め装置25と連結されている。また、乗りかご24の上方にはシーブ28が設けられており、このシーブ28には主ロープ22が巻き掛けられている。そして、この主ロープが巻上機(図示せず)により駆動されることにより、乗りかご24が昇降路40内を昇降する。
次に図1乃至図6によりエレベータの調速機30について詳述する。
図1乃至図3に示すように、調速機30は基台1と、基台1内に回転軸3を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープ6の動作に従い回転する調速機シーブ2と、調速機シーブ2の一側面にピン51a、51bを介して回動自在に設けられたフライウェイト8a、8bと、回転軸3上に回転可能に設けられ、フライウェイト8a、8bの後述する作動爪13に係合可能なラチェット12とを備え、このラチェット12には歯31が設けられている。
この場合、図2及び図4(a)(b)に示すように、フライウェイト8a、8bは調速機シーブ2の一側面に設けられ、図3及び図4(a)(b)に示すように、ラチェット12は調速機シーブ2のフライウェイト8a、8bと反対側に設けられている。また図2乃至図4(a)(b)に示すように、フライウェイト8a、8bには、作動爪13及びSWカム35が連結されている。この作動爪13及びSWカム35は、フライウェイト8a、8bに調速機シーブ2を貫通して延びる連結部材(図示せず)を介して連結され、作動爪13及びSWカム35は調速機シーブ2のフライウェイト8a、8bと反対側、すなわちラチェット12側に配置されている。ここで、図4(b)は図4(a)のIV−IV断面を上方から見た断面図である。
また図2乃至図4(a)(b)に示すように、各フライウェイト8a、8bはリンク9により連結されており、フライウェイト8a、8bに連結された作動爪13及びSWカム35は、ラチェット12の歯31及び後述するSWレバー34と係合することができる。
また図2及び図3に示すように、フライウェイト8a、8bのSWカム35の回転軌道外方には、駆動装置(図示せず)の電源を遮断し、駆動装置のブレーキ装置(図示せず)により乗りかご24が停止させるSW33が配置されており、このSW33にはSW33を駆動させるSWレバー34が回動可能に設けられている。
図4(a)に示したように、フフライウェイト8a、8bは調速機シーブ2が回転すると、その遠心力によりピン51a、51bを中心に矢印Fに回動するが、図3及び図6(a)(b)に示したように、フライウェイト8aの端部8cと調速機シーブ2との間には、この遠心力に抗して、矢印F方向と反対側へフライウェイト8a、8bを付勢する平衡ばね10が設けられている。
図3に示すように、調速機シーブ2の回転軌道外方には、ピン36を中心に回転自在に取り付けられたアーム18が設けられており、アーム18にはピン37を中心に回転自在にシュー14が設けられている。このシュー14は調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押圧するものである。
図3に示すように、ラチェット12には制御棒19が連結されており、制御棒19の端部には、ばね受け材17が設けられている。またこのばね受け材17の外周には、シュー14により調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押圧するためのロープ掴みばね15が設けられている。また、制御棒19とアーム18とは互いに略直行するようにして連結されている。
図5及び図6(a)(b)に示すように、作動爪13の外方には、基台1に回動ピン41を介して回動自在に点検用レバー42が設けられており、この点検用レバー42には、点検用レバー42を回動させるワイヤー43を連結している。なおこのワイヤー43は、乗り場等の遠隔地まで引き回される。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず図1乃至6を用いて、調速機30を設けたエレベータシステムの作用について説明する。
図1に示すように、乗りかご24の昇降に伴って調速機ロープ6が移動し、調速機ロープ6が巻き掛けられた調速機30の調速機シーブ2が回転する。このとき、図6(a)に示すように、フライウェイト8a、8bは調速機シーブ2とともに回転し、調速機シーブ2の回転によって遠心力を受ける。そして、乗りかご24の速度が所定値以上となると、図6(a)に示すように調速機シーブ2の回転による遠心力によって、平衡ばね10の弾性力に抗して調速機シーブ2に対してピン51a、51bを中心として矢印Fに回動し始める。この際フライウェイト8a、8bは、リンク9によって互いに同期して回動する。
さらに乗りかご24の速度が早くなり第一過速度(通常定格速度の1.3倍程度)になると、調速機シーブ2の回転による遠心力によって、上述したようにフライウェイト8a、8bが更に回動し(図4(a)参照)、フライウェイト8a、8bに取り付けられたSWカム35がSWレバー34に当接し、SWレバー34を回動させる(図2及び3参照)。
このようにSWレバー34が回動することによりSW33が作動し、駆動装置(図示せず)の電源が遮断され、駆動装置のブレーキ装置(図示せず)により乗りかご24を停止させる力が働く。
しかしながら、主ロープ22が破断した場合など、SW33が作動し駆動装置のブレーキ装置が作動しても乗りかご24が止まらない場合には、乗りかご24が停止することなく下降し続け、乗りかご24の降下速度は加速していく。そして、乗りかご24の降下速度が第二過速度(通常定格速度の1.4倍程度)になると、調速機シーブ2の回転により発生する遠心力により、上述したようにフライウェイト8a、8bが更に回動し(図4(a)参照)、フライウェイト8a、8bに設けられた作動爪13がラチェット12の歯31と係合する(図3参照)。
これによりラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、ロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図3参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動し、乗りかご24の下降を停止させる(図1参照)。
ところで図5及び図6(a)(b)に示すように、調速機30において、作動爪13の外方に、基台1に回動ピン41を介して回動自在に点検用レバー42が設けられ、点検用レバー42に、点検用レバー42を回動させるワイヤー43が連結されている。このため、ワイヤー43を引っ張ることにより、点検用レバー42が回動して作動爪13を押圧することができ、作動爪13とラチェット12の歯31とを係合させることができる。
このようにラチェット12の歯31に作動爪13が係合することにより、ラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、このロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図3参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動する(図1参照)。
このようにワイヤー43を引っ張るだけで、調速機30と非常止め装置25の動作確認を行うことができるので、昇降路40内に作業者が入って点検作業を行う必要がなくなり、安全かつ効率的に作業をすることができる。
また、調速機30や非常止め装置25の動作確認を行うために、乗り場に点検窓を設ける必要も無くなるので、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を向上させることができる。
第2の実施の形態
次に図7(a)(b)(c)により本発明の第2の実施の形態について説明する。図7(a)(b)(c)に示す第2の実施の形態は、作動爪13の側方に点検用レバー42に当接する受け部47を設けたものであり、他は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図7(a)(b)(c)に示す第2の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7(a)(b)(c)に示すように、本実施の形態における調速機30の作動爪13の側方には、点検用レバー42に当接する受け部47が設けられているので、作動爪本体13aのみで点検用レバー42と当接する場合よりも掛かり代を大きくすることができる。このため、点検用レバー42を作動爪13に確実に当接することができるので、作動爪13と点検用レバー42との連動性を良くすることができる。ここで図7(c)は、図7(a)のVII方向から見た側面図である。
第3の実施の形態
次に図8(a)(b)(c)により本発明の第3の実施の形態について説明する。図8(a)(b)(c)に示す第3の実施の形態は、点検用レバー42の配置面と作動爪13の配置面とが互いに相違して設けられ、点検用レバー42の側方に作動爪13に当接する突起部44を設けたものであり、他は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
他は図1乃至図6に示す第1の実施に示す第3の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8(a)(b)(c)に示すように、調速機30の点検用レバー42は、その配置面が作動爪13の配置面と相違するようにして設けられるとともに、点検用レバー42の側方に作動爪13に当接する突起部44が突出して形成されているので、点検用レバー42の突起部44だけを作動爪13の回転軌道に残し、点検用レバー42を作動爪13の回転軌道の側方に配置することができる。このため、作動爪13が点検用レバー42の配置面上にある他部品と干渉することを防止することができる。ここで図8(c)は、図8(a)のVIII方向から見た側面図である。
第4の実施の形態
次に図9及び図10(a)(b)(c)により本発明の第4の実施の形態について説明する。図9及び図10(a)(b)(c)に示す第4の実施の形態は、点検用レバー42の配置及び形状を変えたものであり、他は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
すなわち、図9及び図10(a)(b)(c)に示す第4の実施の形態において、基台1上には、作動爪13の内方に回動ピン41を介して点検用レバー42が設けられている。このうち点検用レバー42の配置面と作動爪13の配置面とは相違して設けられている。また点検用レバー42には、作動爪13側に作動爪13を案内する案内部45が設けられている。他の構成は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図9及び図10(a)(b)(c)に示す第4の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9及び図10(a)(b)(c)に示すように、点検用レバー42に連結されたワイヤー43を引っ張ることにより、点検用レバー42が回動ピン41を中心として回動する(図10(a)参照)。次に、調速機シーブ2とともに回転軸3周りを回転するフライウェイト8a、8bの作動爪13が、点検用レバー42の案内部45に当接し、ラチェット12方向に案内される(図10(b)(c)参照)。次に、フライウェイト8a、8bの作動爪13がラチェット12の歯31と係合する。
このようにラチェット12の歯31に作動爪13が係合することにより、ラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、このロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図9参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動する(図1参照)。
このようにワイヤー43を引っ張るだけで、調速機30と非常止め装置25の動作確認を行うことができるので、昇降路40内に作業者が入って点検作業を行う必要がなくなり、安全かつ迅速に作業をすることができる。
また、調速機30や非常止め装置25の動作確認を行うために、乗り場に点検窓を設ける必要も無くなるので、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することができる。
また、図10(a)(b)(c)に示すように、点検用レバー42の案内部45だけを作動爪13の回転軌道に残し、点検用レバー42本体は作動爪13の回転軌道の側方に配置することができる。このため、点検用レバー42が他部品と干渉することを防止することができる。
また、点検用レバー42を作動爪13の内方(回転軸3側)に設けることができるので、点検用レバー42が設けられている基台1の側方の大きさを小さくすることができるので、調速機30をコンパクトにすることができる。
第5の実施の形態
次に図11により本発明の第3の実施の形態について説明する。図11に示す第5の実施の形態は、端部が基台1に固定されたばね46が連結されている点検用レバー42を用いたものであり、他は図9及び図10(a)(b)(c)に示す第4の実施の形態と略同一である。
図11に示す第5の実施の形態において、図9及び図10(a)(b)(c)に示す第4の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11に示すように、調速機30の点検用レバー42には、ばね46が連結されており、このばね46の一端部46aは基台1に固定されている。この場合点検用レバー42には、ばね46bの他端部46bが連結されている。図11において、ワイヤー43を引っ張り、点検用レバー42を回動ピン41を中心として回動させた場合、ばね46の弾性力により点検用レバー42を初期に配置された位置に自動的に戻すことができる。
第6の実施の形態
次に図12により本発明の第6の実施の形態について説明する。図12に示す第6の実施の形態は、点検用レバー42に点検用レバー42を回動させるワイヤー43を連結する代わりに、点検用レバー42内方に点検用レバー42を回動させるアクチュエータ26を設けたものであり、他は図11に示す第5の実施の形態と略同一である。
図12に示す第6の実施の形態において、図11に示す第5の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図12に示すように、点検用レバー42の内方に設けられたアクチュエータ26を駆動することにより、点検用レバー42が回動ピン41を中心として回動する。次に、調速機シーブ2とともに回転軸3周りを回転するフライウェイト8a、8bの作動爪13が、点検用レバー42の案内部45に当接し、ラチェット12方向に案内される。次に、フライウェイト8a、8bの作動爪13がラチェット12の歯31と係合する。
このようにラチェット12の歯31に作動爪13が係合することにより、ラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、このロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図12参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動する(図1参照)。
このようにアクチュエータ26を駆動するだけで、調速機30と非常止め装置25の動作確認を行うことができるので、昇降路40内に作業者が入って点検作業を行う必要がなくなり、安全かつ迅速に作業をすることができる。
また、調速機30や非常止め装置25の動作確認を行うために、乗り場に点検窓を設ける必要も無くなるので、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することができる。
また、点検用レバー42の案内部45だけを作動爪13の回転軌道に残し、点検用レバー42本体は作動爪13の回転軌道の側方に配置することができる。このため、点検用レバー42が他部品と干渉することを防止することができる。
また、点検用レバー42を作動爪13の内方(回転軸3側)に設けることができるので、点検用レバー42が設けられている基台1の側方の大きさを小さくすることができるので、調速機30をコンパクトにすることができる。
図12に示すように、点検用レバー42には、ばね46が連結されており、このばね46の端部は基台1に固定されているので、アクチュエータ26を駆動させて、点検用レバー42を回動ピン41を中心として回動させても、ばね46の弾性力により点検用レバー42を初期に配置された位置に自動的に戻すことができる。
またワイヤー43を用いないため、ワイヤー43を繰り返し用いることによりワイヤー43が延びたり、ワイヤー43を引っ張るときに生じる大きな抵抗を受けることがないため、調速機30の動作確認を行う際の調整を容易に行うことができる。
第7の実施の形態
次に図13により本発明の第7の実施の形態について説明する。図13に示す第7の実施の形態は、作動爪13の外方に、作動爪13を回動させるワイヤー43を連結した点検用レバー42を設ける代わりに、作動爪13を回動させるアクチュエータ26を設けたものであり、他は図1乃至図6に示す第1の実施の形態と略同一である。
図13に示す第7の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図13に示すように、作動爪13の外方に、作動爪13を回動させるアクチュエータ26が設けられている。このため、アクチュエータ26を駆動することにより、点検用レバー42が回動して作動爪13を押圧することができ、作動爪13とラチェット12の歯31とを係合させることができる。
このようにラチェット12の歯31に作動爪13が係合することにより、ラチェット12が調速機シーブ2とともに回転し、制御棒19及び制御棒19の端部に設けられたばね受け材17がラチェット12の回転方向に引っ張られる。このことにより、ロープ掴みばね15が圧縮し、このロープ掴みばね15の反発力により、アーム18がピン36を中心として回転して、アーム18に設けられたシュー14が調速機ロープ6を調速機シーブ2に対して押し付けて、調速機ロープ6を押圧し、調速機ロープ6の動きを停止させる(図13参照)。このようにして調速機ロープ6の動きが停止されると、調速機ロープ6に連結され、かつ乗りかご24の側方に設けられたセフティリンク26が上方に引っ張られる。このようにセフティリンク26が上方へ引っ張られることにより、乗りかご24の下方に設けられた非常止め装置25が作動する(図1参照)。
このようにアクチュエータ26を駆動するだけで、調速機30と非常止め装置25の動作確認を行うことができるので、昇降路40内に作業者が入って点検作業を行う必要がなくなり、安全かつ効率的に作業をすることができる。
また、調速機30や非常止め装置25の動作確認を行うために、乗り場に点検窓を設ける必要も無くなるので、乗り場や建築物の意匠性や設計自由度を維持することができる。
またワイヤー43を用いないため、ワイヤー43を繰り返し用いることによりワイヤー43が延びたり、ワイヤー43を引っ張るときに生じる大きな抵抗を受けることがないため、調速機30の動作確認を行う際の調整を容易に行うことができる。
本発明による調速機を設けたエレベータシステムを示す概略図 本発明における調速機を一方からみた側方図 本発明における調速機を他方からみた側方図 本発明におけるフライウェイトと調速機シーブとの関係を示す概略図 本発明による第1の実施の形態の調速機を示す側方図 本発明による第1の実施の形態の調速機の作動爪と点検用レバーとの関係を示す側方図 本発明による第2の実施の形態の調速機の作動爪と点検用レバーとの関係を示す側方図 本発明による第3の実施の形態の調速機の作動爪と点検用レバーとの関係を示す側方図 本発明による第2の実施の形態の調速機を示す側方図 本発明による第4の実施の形態の調速機の作動爪と点検用レバーとの関係を示す側方図 本発明による第5の実施の形態の調速機を示す構成図 本発明による第6の実施の形態の調速機を示す側方図 本発明による第7の実施の形態の調速機を示す側方図
符号の説明
1 基台
2 調速機シーブ
3 回転軸
6 調速機ロープ
8 フライウェイト
12 ラチェット
13 作動爪
26 アクチュエータ
30 調速機
41 回動ピン
42 点検用レバー
43 ワイヤー
44 突起部
45 案内部
46 ばね
47 受け部

Claims (4)

  1. 調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、
    基台と、
    基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、
    調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、
    回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、
    作動爪の外方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、
    点検用レバーに、点検用レバーを回動させるワイヤーを連結し、
    ワイヤーを引っ張ることにより、点検用レバーが回動して作動爪を押圧し、作動爪とラチェットとが係合し、
    点検用レバーの配置面と、作動爪の配置面は互いに相違し、点検用レバーには作動爪に当接する突起部が側方に向いて突出して形成されていることを特徴とするエレベータの調速機。
  2. 調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、
    基台と、
    基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、
    調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、
    回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、
    作動爪の内方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、
    点検用レバーに、点検用レバーを回動させるワイヤーを連結し、
    点検用レバーは、その配置面が作動爪の配置面と相違するようにして設けられるとともに、作動爪側に作動爪を案内する案内部を有し、
    ワイヤーを引っ張ることにより、点検用レバーが回動して作動爪を案内部により案内して、作動爪とラチェットとが係合することを特徴とするエレベータの調速機。
  3. 点検用レバーに、一端部が基台に固定されたばねの他端部が連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの調速機。
  4. 調速機ロープが巻き掛けられるエレベータの調速機において、
    基台と、
    基台内に回転軸を介して設けられ、巻き掛けられた調速機ロープの動作に従い回転する調速機シーブと、
    調速機シーブの一側面に回動自在に設けられ、作動爪が取り付けられたフライウェイトと、
    回転軸上に回転可能に設けられ、フライウェイトの作動爪に係合可能なラチェットとを備え、
    作動爪の内方に、基台に回動ピンを介して回動自在に点検用レバーを設け、
    点検用レバー内方に、点検用レバーを回動させるアクチュエータを設け、
    点検用レバーは、その配置面が作動爪の配置面と相違するようにして設けられるとともに、作動爪側に作動爪を案内する案内部を有することを特徴とするエレベータの調速機。
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