JP4292205B2 - エレベータの調速機 - Google Patents

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Description

この発明は、かごあるいは釣合おもりの過速度を検出して非常止め装置を動作させるためのエレベータの調速機に関するものである。
従来、調速機ロープが巻き掛けられた綱車と、調速機ロープを掴むためのロープ掴み機構とがスタンドにより支持されているエレベータの調速機が提案されている。ロープ掴み機構は、綱車の下方に配置されている。スタンドにはまた、綱車と同軸に回転するラチェットが支持されている。綱車には、綱車の回転速度が予め設定された過速度に達したときにラチェットと係合する爪が設けられている。ラチェットは、爪のラチェットへの係合により綱車とともに回転される。
また、ロープ掴み機構には、フック部材が連結されている。通常時には、フック部材は、スタンドに固定された係止用突起に係止されている。ラチェットの側面には、フック部材の係止用突起への係止を外すための係止解除突起が設けられている。フック部材は、ラチェットの回転とともに移動される係止解除突起により押されて、係止用突起から外されるようになっている。ロープ掴み機構は、フック部材が係止用突起から外されることにより、作動されるようになっている。スタンドは、綱車、ラチェット、ロープ掴み機構及び係止用突起を取り付けるための複数の突出部が形成されている。
特開平8−119555号公報
しかし、このような従来のエレベータの調速機では、係止解除突起がラチェットの側面から単に延びているだけなので、例えば調速機の作動確認試験時等のようにラチェットをゆっくり回転させた場合には、フック部材を係止用突起から外す際に、ラチェットやフック部材が弾性変形することがある。この場合には、フック部材が係止用突起から逃げてしまい、調速機が確実に動作しないという問題があった。
また、調速機が動作した後に、ロープ掴み機構の作動や爪のラチェットへの係合を解除するための機構がないので、調速機の作動の復帰作業に手間がかかってしまう。
さらに、綱車やロープ掴み機構を支持するためにスタンドの形状が複雑になっているので、スタンドが鋳物や形鋼等とされることがあり、スタンドが大形化し、調速機の軽量化の妨げとなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、より確実に作動することができるエレベータの調速機を得ることを目的とする。
また、動作後の復帰作業を容易に行うことができるエレベータの調速機を得ることを目的とする。
さらに、小形軽量化を図ることができるエレベータの調速機を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの調速機は、昇降路内に設置される基台、基台に回転自在に支持され、かつ調速機ロープが巻き掛けられ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、作動用係合片が設けられ、綱車の綱車軸を中心に回転可能なラチェット、ラチェットに係合される作動位置と、ラチェットとの係合が外れる解除位置との間で回動可能に綱車に設けられた爪を有し、綱車の回転速度が予め設定された設定過速度に達したときに、爪が上記解除位置から作動位置へ回動され、ラチェットを綱車と同方向へ回転させる係合機構、ラチェットの回転による作動用係合片の移動により、作動用係合片に当接されて変位される作動用レバー、及び作動用係合片との当接による作動用レバーの変位により作動されて調速機ロープを制動するロープ掴み機構を備え、基台には、作動用係合片の一部が挿入され、かつ作動用係合片の移動方向へ延びる溝部が設けられている。
[図1]この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。
[図2]図1のエレベータの調速機を示す斜視図である。
[図3]図2の別方向から見たときの調速機を示す斜視図である。
[図4]図2の調速機を示す正面図である。
[図5]図2の調速機を示す側面図である。
[図6]図5のVI−VI線に沿った断面図である。
[図7]図4のVII−VII線に沿った断面図である。
[図8]図4の上部リンクを示す拡大図である。
[図9]図6のIX−IX線に沿った断面図である。
[図10]図4の調速機の通常時の状態を示す説明図である。
[図11]図10の調速機の作動時の状態を示す説明図である。
[図12]図11の下側復帰レバーが径方向外側へ回動された状態を示す説明図である。
[図13]図12の下部リンクが上方へ変位された状態を示す説明図である。
[図14]図13の上側復帰レバーが径方向外側へ回動された状態を示す説明図である。
[図15]この発明の実施の形態2によるエレベータの調速機を示す縦断面図である。
[図16]図15のXVI−XVI線に沿った断面図である。
[図17]この発明の実施の形態3によるエレベータの調速機の要部断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1内上部には、かご2及び釣合おもり3を昇降させるための巻上機4が設置されている。巻上機4の近傍には、そらせ車5が設けられている。巻上機4は、モータを含む巻上機本体6と、巻上機本体6により回転される駆動シーブ7とを有している。駆動シーブ7及びそらせ車5には、かご2及び釣合おもり3を吊り下げる主索8が巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、巻上機4の駆動により昇降路1内を昇降される。
かご2の下部には、ガイドレール(図示せず)に係合してかご2を非常停止させるための機械式の非常止め装置9が搭載されている。昇降路1内上部には、調速機10が設けられている。昇降路1内下部には、張り車11が設けられている。調速機10及び張り車11には、調速機ロープ12が巻き掛けられている。調速機ロープ12の両端部は、非常止め装置9の作動レバー9aに接続されている。
図2は、図1のエレベータの調速機10を示す斜視図である。また、図3は、図2の別方向から見たときの調速機10を示す斜視図である。さらに、図4は図2の調速機10を示す正面図、図5は図2の調速機10を示す側面図、図6は図5のVI−VI線に沿った断面図、図7は図4のVII−VII線に沿った断面図である。図において、調速機ロープ12は、綱車である調速機シーブ13に巻き掛けられている。調速機シーブ13は、昇降路1内に固定された基台14に綱車軸15を中心に回転自在に支持されている。従って、調速機シーブ13は、かご2の昇降速度に応じて綱車軸15を中心に回転される。
基台14は、互いに対向する一対の支持板16,17を有している。支持板16及び支持板17は、互いに同一形状とされている。また、支持板16,17は、調速機シーブ13の軸方向両側にそれぞれ配置されている。従って、綱車軸15の一端部は支持板16により回転自在に支持され、綱車軸15の他端部は支持板17により回転自在に支持されている。綱車軸15は、支持板16,17間に水平に配置されている。
調速機シーブ13の側面には、綱車軸15と平行な一対の軸18が固定されている。各軸18には、フライウェイト19の一端部がそれぞれ回動自在に取り付けられている。各フライウェイト19は、綱車軸15に関して互いに対称に配置されている(図6)。
一方のフライウェイト19の他端部には、調速機シーブ13の径方向外側へ突出する作動片20が固定されている。フライウェイト19は、調速機シーブ13の回転による遠心力により軸18を中心に回動される。これにより、作動片20は、調速機シーブ13の径方向外側へ回動される。一方のフライウェイト19の一端部と調速機シーブ13との間には、遠心力に対抗する平衡ばね21が設けられている。基台14には、巻上機4のブレーキ装置(図示せず)を動作させるためのかご停止用スイッチ22が取り付けられている。かご停止用スイッチ22は、各支持板16,17間に配置されている。また、かご停止用スイッチ22は、作動片20により操作されるスイッチレバー22a(図6)を有している。
調速機シーブ13には、軸18と平行なピン23が設けられている。ピン23には、トリップレバー24の一端部が回動可能に取り付けられている。トリップレバー24の他端部は、一方のフライウェイト19の外側面に当接されている。トリップレバー24は、フライウェイト19の回動によりピン23を中心に回動される。ピン23には、トリップレバー24の他端部をフライウェイト19に当接させる方向(図6の時計方向)へ付勢する捻りばね25が設けられている。
基台14には、綱車軸15を中心に回転可能なラチェット26が設けられている。ラチェット26は、一方の支持板16と調速機シーブ13との間に配置されている。ラチェット26の外周部には、複数の歯が設けられている。また、ラチェット26の側面には、水平に延びる作動用係合片27が固定されている(図6)。一方の軸18には、トリップレバー24及びラチェット26のいずれか一方と選択的に係合する爪28が軸支されている。即ち、爪28は、トリップレバー24との係合が外れラチェット26に係合される作動位置と、ラチェット26との係合が外れトリップレバー24に係合される解除位置との間で一方の軸18を中心に回動可能になっている。爪28は、付勢ばね(図示せず)によりラチェット26に係合する方向へ付勢されている。爪28は、通常はトリップレバー24と係合されることによりラチェット26から開離されており、トリップレバー24との係合が外れると付勢ばねのばね力により回動され、ラチェット26に係合される。爪28が作動位置にあるときには、ラチェット26は、調速機シーブ13と同方向へ回転されるようになっている。
なお、係合機構30は、フライウェイト19、平衡ばね21、トリップレバー24及び爪28を有している。
調速機シーブ13の下方には、調速機ロープ12を掴むためのロープ掴み機構31が設けられている。ロープ掴み機構31は、基台14により支持されている。また、ロープ掴み機構31は、支持板16,17間に配置されている。
ロープ掴み機構31は、基台14に固定された受け部である固定側ロープ掴み部32と、基台14に支持された支持軸33に一端部が回動可能に取り付けられた伸縮可能な伸縮ロッド34と、伸縮ロッド34の他端部に回動可能に取り付けられ、伸縮ロッド34の回動により固定側ロープ掴み部32に対して接離する方向へ変位される可動部である可動側ロープ掴み部35と、可動側ロープ掴み部35と支持軸33との間に配置された押し付け用ばね36とを有している(図6)。
可動側ロープ掴み部35は、伸縮ロッド34の回動により、固定側ロープ掴み部32との間で調速機ロープ12を拘束する拘束位置と、拘束位置の上方に位置し、調速機ロープ12の拘束を解除する開放位置との間で変位可能になっている。また、可動側ロープ掴み部35が拘束位置にあるときには、伸縮ロッド34及び押し付け用ばね36が縮められ、可動側ロープ掴み部35は、押し付け用ばね36の弾性復元力により固定側ロープ掴み部32に接する方向へ押圧されるようになっている(図6)。
調速機シーブ13とロープ掴み機構31との間には、水平に延びる棒状の係止用部材37が配置されている(図6)。係止用部材37は、支持板16,17間に固定されている。可動側ロープ掴み部35には、可動側ロープ掴み部35から上方へ延びる作動用レバー38の下端部が回動可能に連結されている。作動用レバー38には、係止用部材37に作動用レバー38を係止するための凹部39と、支持板16に設けられた長穴40(図2)に通された作動レバー用取付ピン41が設けられている。作動レバー用取付ピン41と支持板16との間には、作動用レバー38が係止用部材37に係止される方向へ付勢する引きばね42が設けられている(図2)。可動側ロープ掴み部35は、作動用レバー38が係止用部材37に係止されることにより開放位置に保持されている。
作動用レバー38が係止用部材37に係止されている状態では、作動用レバー38の上端部がラチェット26と支持板16との間に挿入されている。この状態では、作動用レバー38の上端部は、ラチェット26の回転により、作動用係合片27に当接されるようになっている。作動用レバー38は、作動用係合片27との当接により、引きばね42の付勢に逆らってラチェット26の回転方向へ変位されるようになっている。作動用レバー38は、ラチェット26の回転方向への上端部の変位により、係止用部材37への係止が外れるようになっている。可動側ロープ掴み部35は、作動用レバー38が係止用部材37から外されることにより、下方の拘束位置へ自重で変位される(図6)。
支持板16には、爪28の位置を作動位置から解除位置へ変位させるための一対の復帰用レバーである上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44がそれぞれ回動可能に支持されている(図2、図6)。上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44は、ラチェット26の略周方向に延びる湾曲板状部材である。また、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44は、綱車軸15の周囲に配置され、かつ支持板16とラチェット26との間に配置されている。さらに、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44は、綱車軸15を含む水平面に関して対称に配置されている。支持板16には、上側復帰レバー43の一端部43a及び下側復帰レバー44の一端部44aがそれぞれ回動可能に支持されている。
爪28の側面には、爪28から支持板16側へ延びる復帰用突起45が設けられている。爪28は、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44が復帰用突起45に当接されながら径方向外側へ回動されることにより、作動位置から解除位置へ変位される。上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44は、上側復帰レバー43の外周部及び下側復帰レバー44の外周部のいずれの位置に復帰用突起45が当接されたとしても、爪28が解除位置に変位されるように成形されている。
上側復帰レバー43の他端部43bには、支持板16を貫通する上側復帰レバー用ピン46が設けられている。また、下側復帰レバー44の他端部44bには、支持板16を貫通する下側復帰レバー用ピン47が設けられている(図4、図6)。
支持板16には、上側復帰レバー用ピン46を通すための上レバー用長穴48と、下側000復帰レバー用ピン47を通すための下レバー用長穴49とが設けられている。上レバー用長穴48は、上側復帰レバー43の回動による上側復帰レバー用ピン46の移動方向に沿って延びている。また、下レバー用長穴49は、下側復帰レバー44の回動による下側復帰レバー用ピン47の移動方向に沿って延びている(図2〜4)。
支持板16には、作動用レバー38、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44を互いに連動させるためのリンク機構50が支持されている(図2、図4)。リンク機構50は、上側復帰レバー用ピン46及び下側復帰レバー用ピン47に連結された上部リンク51と、上側復帰レバー用ピン46及び作動レバー用取付ピン41に連結された下部リンク52とを有している。
ここで、図8は、図4の上部リンク51を示す拡大図である。図に示すように、上部リンク51には、上側復帰レバー用ピン46がスライド可能に通された長穴53と、下側復帰レバー用ピン47が通された貫通穴54とが設けられている。
上部リンク51と支持板16との間には、下側復帰レバー44が径方向内側へ回動される方向へ上部リンク51を付勢する引きばね55が設けられている。上部リンク51は、引きばね55により支持板16に対して上方へ付勢されている。
下部リンク52には、上側復帰レバー用ピン46がスライド可能に通された長穴56と、作動レバー用取付ピン41がスライド可能に通された長穴57とが設けられている。また、下部リンク52の中間部には、曲げ可能なシース58が接続されたシース取付部材59が固定されている。シース58内には、遠隔操作用ワイヤ60が通されている。遠隔操作用ワイヤ60は、シース取付部材59を通されている。遠隔操作用ワイヤ60の端部は、上部リンク51に接続されている。
可動側ロープ掴み部35が開放位置にある通常時には、上部リンク51の長穴53の下端部及び下部リンク52の長穴56の上端部に上側復帰レバー用ピン46が位置し、下部リンク52の長穴57の上端部に作動レバー用取付ピン41が位置している(図2、図4)。
図9は、図6のIX−IX線に沿った断面図である。図において、支持板16の側面には、作動用係合片27の先端部(一部)が挿入される溝部61が設けられている。溝部61は、ラチェット26が回転されるときの作動用係合片27の移動方向に沿って延びている。
次に、動作について説明する。かご2の昇降速度が第1過速度に達すると、遠心力によるフライウェイト19の回動によって作動片20がスイッチレバー22aに当接してスイッチレバー22aを回動させる。これにより、かご停止用スイッチ22が作動し、巻上機4の電源が遮断され、巻上機4のブレーキ装置によりかご2が停止される。
また、例えば主索8が破断した場合など、巻上機4が停止しても、かご2が停止することなく下降を続け、かご2の下降速度が第2過速度(設定過速度)に達すると、フライウェイト19がさらに回動し、これに伴いトリップレバー24の回動量も大きくなり、トリップレバー24と爪28との係合が外れる。これにより、爪28は、付勢ばねの付勢により解除位置から作動位置へ回動され、ラチェット26の歯に係合する。これにより、ラチェット26が調速機シーブ13とともに図6の反時計方向へ僅かに回転される。
ラチェット26が回転されると、作動用係合片27が作動用レバー38の上端部に当接し、作動用レバー38が回動される。これにより、作動用レバー38が係止用部材37から外れ、可動側ロープ掴み部35は自重により下方の拘束位置へ変位される。このときの可動側ロープ掴み部35が受ける固定側ロープ掴み部32の抗力により、伸縮ロッド34は、支持軸33を中心に回動されながら縮められる。これにより、押し付け用ばね36が縮められ、可動側ロープ掴み部35は、調速機ロープ12を介して固定側ロープ掴み部32に強く押し付けられる。このようにして、ロープ掴み機構31が作動し(トリップ動作)、調速機ロープ12が制動される。調速機ロープ12の循環が停止されると、かご2が下降し続けることにより、作動レバー9aが操作され、非常止め装置9が作動される。
図10は、図4の調速機10の通常時の状態を示す説明図である。図に示すように、通常時では、作動用レバー38が係止用部材37に係止され、可動側ロープ掴み部35が開放位置に配置されている。また、上側復帰レバー43は他端部43bの自重により、また下側復帰レバー44は引きばね55の付勢により、それぞれ径方向内側へ回動された状態となっている。この状態では、上側復帰レバー用ピン46は長穴53の下端部に当接され、作動レバー用取付ピン41は長穴57の上端部に当接されている。
図11は、図10の調速機10の作動時の状態を示す説明図である。ロープ掴み機構31が作動される際には、作動用レバー38の係止用部材37への係止が外れ、可動側ロープ掴み部32が開放位置から拘束位置へ変位される。このとき、リンク機構50、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44の位置が保持されたまま、作動レバー用取付ピン41が下部リンク52の長穴57の上端部から下端部へスライドされる。
次に、調速機10のトリップ動作後の復帰動作について説明する。図12〜図14は、図11の調速機10の復帰動作を説明する説明図であり、図12は図11の下側復帰レバー44が径方向外側へ回動された状態を示す説明図、図13は図12の下部リンク52が上方へ変位された状態を示す説明図、図14は図13の上側復帰レバー43が径方向外側へ回動された状態を示す説明図である。
例えば乗場等の調速機10から離れた場所での操作により、遠隔操作用ワイヤ60が引きばね55の付勢に逆らって引き下げられると、遠隔操作用ワイヤ60に接続された上部リンク51も下方へ引き下げられる。このとき、上部リンク51は、上側復帰レバー用ピン46に対して長穴53に沿ってスライドされる。これにより、下側復帰レバー用ピン47が下方へ変位され、下側復帰レバー44が径方向外側へ回動される。この後、支持板16に設けられた下レバー用長穴49(図4)の下端部に当接される(図12)。
この後、遠隔操作用ワイヤ60への引き下げ力をさらに加えると、ワイヤ取付部材59の遠隔操作用ワイヤ60との接触部分に、遠隔操作用ワイヤ60への引き下げ力に対する反力が作用する。ワイヤ取付部材59に作用する反力は、上方への成分を含み、これにより、下部リンク52が上側復帰レバー43に対して長穴56に沿ってスライドされながら上方へ引き上げられる。この後、上側復帰レバー用ピン46が長穴56の下端部に当接される。このとき、可動側ロープ掴み部35も下部リンク52とともに上方へ変位される(図13)。
この後、下部リンク52がさらに上方へ引き上げられることにより、上側復帰レバー用ピン46も上方へ変位され、上側復帰レバー用ピン46が支持板16に設けられた上レバー用長穴48(図4)の上端部に当接される。このようにして、上側復帰レバー43は、径方向外側へ回動される。このとき、上側復帰レバー用ピン46は、上部リンク51の長穴53に沿ってスライドされる。また、可動側ロープ掴み部35も開放位置まで変位され、引きばね42の付勢により作動用レバー38が係止用部材37に係止される(図14)。
復帰用突起45(図2、図6)が所定の範囲内にあるときには、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44が径方向外側へ回動されることにより、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44のいずれかが復帰用突起45に当接される。これにより、爪28は、付勢ばねの付勢に逆らって回動され、ラチェット26の歯に係合される作動位置から、トリップレバー24に係合される解除位置へ復帰される。即ち、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44のいずれかの回動経路に復帰用突起45がある場合には、爪28の作動位置から解除位置への復帰が可能になっている。
このようにして、爪28を解除位置へ変位させ、可動側ロープ掴み部35を開放位置へ変位させることにより、調速機10の復帰が完了する。
このような調速機10では、ラチェット26には、作動用レバー38を変位させてロープ掴み機構31を作動させるための作動用係合片27が設けられ、支持板16には、作動用係合片27の一部が挿入される溝部61が設けられているので、作動用係合片27が作動用レバー38に当接されたときのラチェット26及び支持板16の弾性変形により、作動用レバー38が作動用係合片27と支持板16との間の隙間から逃げることを防止することができ、作動用レバー38をより確実に変位させることができる。従って、調速機10をより確実に作動させることができる。
また、支持板16には、綱車軸15の周囲に配置され、綱車軸15を囲むように湾曲に成形された上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44のそれぞれの一端部43a,44aが回動可能に設けられており、爪28は、綱車軸15から離れる方向(径方向外側)へ回動される上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44のいずれかにより押し上げられ、作動位置から解除位置へ回動されるようになっているので、爪28の位置が上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44により解除位置へ押し上げられる範囲が広くなり、爪28の復帰動作の信頼性を向上させることができる。
また、作動用レバー38と、上側復帰レバー43及び下側復帰レバー44とがリンク機構50により互いに連動されるようになっており、リンク機構50を変位させるための遠隔操作用ワイヤ60がリンク機構50に接続されているので、調速機10を復帰させるために作業者が昇降路1内に入らなくても、例えば乗場等から遠隔操作用ワイヤ60を操作するだけで、リンク機構50を変位させることができ、爪28を解除位置へ変位させ、可動側ロープ掴み部35を開放位置へ変位させることができる。従って、調速機10のトリップ動作後の復帰作業を容易に行うことができる。
また、基台14は、互いに対抗する一対の支持板16,17を有し、調速機シーブ13、係合機構30、作動用レバー38及びロープ掴み機構31が支持板16と支持板17との間にそれぞれ配置されているので、調速機10の幅寸法を小さくすることができ、調速機10の小形化及び軽量化を図ることができる。また、支持板16,17を同一形状とすることができるので、支持板16,17の製造時に、互いに重ねた複数枚の金属板を同時に加工することができ、基台14の製造を容易に行うことができる。
実施の形態2.
図15は、この発明の実施の形態2によるエレベータの調速機10を示す縦断面図である。なお、図15は、実施の形態1での図6に対応する図である。また、図16は、図15のXVI−XVI線に沿った断面図である。図において、作動用係合片27には、作動用レバー38との当接により作動用レバー38をラチェット26側へ導く方向へ傾斜された係合片側傾斜部71が設けられている。即ち、係合片側傾斜部71は、ラチェット26に近い側の部分が支持板16に近い側の部分よりも作動用レバー38から離れた位置になるように、作動用係合片27に設けられている。支持板16の作動用係合片27に対向する部分は、平面になっている。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このような調速機10では、作動用レバー38をラチェット26側へ導く方向へ傾斜された係合片側傾斜部71が作動用係合片27に設けられているので、作動用レバー38が作動用係合片27に当接されたときに、作動用レバー38が作動用係合片27と支持板16との間の隙間から逃げてしまうことを防止することができ、調速機10のトリップ動作をより確実に行うことができる。
実施の形態3.
図17は、この発明の実施の形態3による調速機10の要部断面図である。実施の形態2では、作動用係合片27にのみ傾斜部を設けたが、作動用レバー38にも傾斜部を設けてもよい。即ち、作動用係合片27の作動用レバー38との当接部分には係合片側傾斜部71が設けられ、作動用レバー38の作動用係合片27との当接部分には、係合片側傾斜部71とほぼ平行なレバー側傾斜部72が設けられている。即ち、レバー側傾斜部72は、作動用係合片27との当接により作動用レバー38をラチェット26側へ導く方向へ傾斜されている。他の構成及び動作は実施の形態2と同様である。
このような調速機10では、作動用レバー38の作動用係合片27との当接部分に、係合片側傾斜部71とほぼ平行なレバー側傾斜部72を設けたので、調速機10のトリップ動作をさらに確実に行うことができる。
なお、実施の形態2及び3では、支持板16の作動用係合片27に対向する部分が平面となっているが、実施の形態1と同様に、作動用係合片27が挿入される溝部を支持板16に設けてもよい。このようにすれば、調速機10のトリップ動作をさらに確実に行うことができる。

Claims (6)

  1. 昇降路内に設置される基台、
    上記基台に回転自在に支持され、かつ調速機ロープが巻き掛けられ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、
    作動用係合片が設けられ、上記綱車の綱車軸を中心に回転可能なラチェット、
    上記ラチェットに係合される作動位置と、上記ラチェットとの係合が外れる解除位置との間で回動可能に上記綱車に設けられた爪を有し、上記綱車の回転速度が予め設定された設定過速度に達したときに、上記爪が上記解除位置から上記作動位置へ回動され、上記ラチェットを上記綱車と同方向へ回転させる係合機構、
    上記ラチェットの回転による上記作動用係合片の移動により、上記作動用係合片に当接されて変位される作動用レバー、及び
    上記作動用係合片との当接による上記作動用レバーの変位により作動されて上記調速機ロープを制動するロープ掴み機構
    を備え、
    上記基台には、上記作動用係合片の一部が挿入され、かつ上記作動用係合片の移動方向へ延びる溝部が設けられていることを特徴とするエレベータの調速機。
  2. 昇降路内に設置される基台、
    上記基台に回転自在に支持され、かつ調速機ロープが巻き掛けられ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、
    作動用係合片が設けられ、上記綱車の綱車軸を中心に回転可能なラチェット、
    上記ラチェットに係合される作動位置と、上記ラチェットとの係合が外れる解除位置との間で回動可能に上記綱車に設けられた爪を有し、上記綱車の回転速度が予め設定された設定過速度に達したときに、上記爪が上記解除位置から上記作動位置へ回動され、上記ラチェットを上記綱車と同方向へ回転させる係合機構、
    上記ラチェットの回転による上記作動用係合片の移動により、上記作動用係合片に当接されて変位される作動用レバー、及び
    上記作動用係合片との当接による上記作動用レバーの変位により作動されて上記調速機ロープを制動するロープ掴み機構
    を備え、
    上記作動用係合片には、上記作動用レバーとの当接により上記作動用レバーを上記ラチェット側へ導く方向へ傾斜された係合片側傾斜部が設けられていることを特徴とするエレベータの調速機。
  3. 上記作動用レバーの上記作動用係合片との当接部分には、上記係合片側傾斜部にほぼ平行なレバー側傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの調速機。
  4. 昇降路内に設置される基台、
    上記基台に回転自在に支持され、かつ調速機ロープが巻き掛けられ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、
    作動用係合片が設けられ、上記綱車の綱車軸を中心に回転可能なラチェット、
    上記ラチェットに係合される作動位置と、上記ラチェットとの係合が外れる解除位置との間で回動可能に上記綱車に設けられた爪を有し、上記綱車の回転速度が予め設定された設定過速度に達したときに、上記爪が上記解除位置から上記作動位置へ回動され、上記ラチェットを上記綱車と同方向へ回転させる係合機構、
    上記ラチェットの回転による上記作動用係合片の移動により、上記作動用係合片に当接されて変位される作動用レバー、及び
    上記作動用係合片との当接による上記作動用レバーの変位により作動されて上記調速機ロープを制動するロープ掴み機構
    を備え、
    上記基台には、上記綱車軸の周囲に配置され、上記綱車軸を囲むように湾曲されて成形された復帰用レバーの端部が回動可能に設けられており、
    上記爪は、上記綱車軸から離れる方向へ回動される上記復帰用レバーにより押し上げられ、上記作動位置から上記解除位置へ回動されるようになっていることを特徴とするエレベータの調速機。
  5. 上記作動用レバーと上記復帰用レバーとを互いに連動させるためのリンク機構、及び
    上記リンク機構を変位させるための遠隔操作用ワイヤをさらに備え、
    上記遠隔操作用ワイヤの操作による上記リンク機構の変位により、上記復帰用レバーは、上記爪が上記作動位置から上記解除位置へ変位される方向へ回動され、上記作動用レバーは、上記ロープ掴み機構の作動が解除される方向へ変位されるようになっていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータの調速機。
  6. 互いに対向する一対の支持板を有する基台、
    上記支持板間に配置され、調速機ロープが巻き掛けられ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、
    上記支持板間に配置され、上記綱車の綱車軸を中心に回転可能なラチェット、
    上記ラチェットに係合される作動位置と、上記ラチェットとの係合が外れる解除位置との間で回動可能に上記綱車に設けられた爪を有し、上記綱車の回転速度が予め設定された設定過速度に達したときに、上記爪が上記解除位置から上記作動位置へ回動され、上記ラチェットを上記綱車と同方向へ回転させる係合機構、
    上記支持板間に配置され、上記ラチェットの回転により変位される作動用レバー、及び
    上記支持板間に配置され、上記作動用レバーの変位により作動されて上記調速機ロープを制動するロープ掴み機構
    を備えていることを特徴とするエレベータの調速機。
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