JP2000040970A - 携帯通信機及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

携帯通信機及びプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000040970A
JP2000040970A JP10208439A JP20843998A JP2000040970A JP 2000040970 A JP2000040970 A JP 2000040970A JP 10208439 A JP10208439 A JP 10208439A JP 20843998 A JP20843998 A JP 20843998A JP 2000040970 A JP2000040970 A JP 2000040970A
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unit
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program
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    • H04W52/0251—Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機において、送信のみを一時的に停
止させて、その間に情報処理機能等の他の機能を単独に
用いることができる携帯通信機及びプログラムを記憶し
た記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明による携帯通信機は、制御回路部
１と、表示部２と、スピーカ３と、バイブレータ４と、
メモリ５と、データ入力部６と、受信部７と、送信部８
と、タイマ９と、アンテナ１０と、電源回路部１１と、
スイッチ１２と、電源供給回路部１３とにより構成され
る。ユーザがデータ入力部６により制御回路部１に送信
停止コマンドと送信停止時間を入力すると、タイマ９が
起動され、このタイマ９より電源断信号が発生してスイ
ッチ１２をオフにする。このため電源回路部１１から電
源供給回路部１３を介して送信部８に供給される電源が
遮断され、送信部８は送信停止状態となる。これによ
り、付近の機器を誤動作させることを防ぐことができ、
また、このとき他の機能部分には電源は供給されている
ので、例えば、情報処理機能を用いてゲーム等を行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の無
線通信を利用する携帯通信機及びプログラムを記憶した
記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の携帯電話機は、通話のための信号
の送信、受信の機能の他に、ゲームや電話帳等の情報処
理機能を備えている。また、携帯通信機の使用を控える
べき場所での着信音をなくすために、着信拒否装置、録
音装置、バイブレータ等が設けられている。
【０００３】また、従来の携帯電話機は、ユーザが通話
していない待ち受け状態においても、位置登録や着信等
の際に基地局に対して送信を行うことがある。この基地
局に対する送信は、携帯通信機に電源が入っていれば、
随時行われるものである。
【０００４】また、従来の携帯電話機は、電源が入って
いれば、送信、受信、情報処理の各機能は全部有効であ
り、一つの機能のみを分離して単独に動作、停止を制御
することはできなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来の携帯電話機は、電源を入れておけば通
話をしていなくても基地局に対して送信が行われるの
で、例えば、近くのペースメーカ等の医療用の電子機器
や、航空機等の電子機器を誤動作させてしまう恐れがあ
るという問題があり、その場合、送信機能のみを停止さ
せればよいが、一つの機能のみを分離して単独に制御す
ることはできないという問題があった。
【０００６】また、情報処理機能を用いているときも、
その間に基地局への送信が行われるので、上述される問
題が発生する。従って、送信を停止しながら情報処理機
能のみを用いることはできなかった。
【０００７】本発明は、上記の実情に鑑みて成されたも
ので、送信停止を単独で行える携帯通信機及びプログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、信号を送信する送信部と、
送信以外の機能を持つ機能部とを備える携帯通信機にお
いて、送信部による送信を停止させる制御手段を有する
ことを特徴とする。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、制御手段により送信を停止する際の送信停
止時間を設定する設定手段を有することを特徴とする。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、設定手段により設定された送信停止時間の
経過を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【００１１】請求項４記載の発明は、請求項２記載の発
明において、送信停止時間の経過後、送信停止を継続す
るか否かの判断を要求する第１の要求手段を有すること
を特徴とする。
【００１２】請求項５記載の発明は、請求項２記載の発
明において、送信停止を継続する場合、設定手段により
設定された送信停止時間を変更するか否かの判断を要求
する第２の要求手段を有することを特徴とする。
【００１３】請求項６記載の発明は、請求項１記載の発
明において、送信部と機能部とに電源を供給する供給手
段を有し、制御手段は、供給手段により送信部に供給さ
れる電源を遮断することを特徴とする。
【００１４】請求項７記載の発明は、請求項１記載の発
明において、機能部は、信号を受信する受信部及び／ま
たは信号の送受信以外の情報処理を行う情報処理部を有
することを特徴とする。
【００１５】請求項８記載の発明は、請求項１記載の発
明において、制御手段は、外部からの操作に基づいて送
信を停止するように制御することを特徴とする。
【００１６】請求項９記載の発明は、請求項１記載の発
明において、制御手段は、外部から受信した制御信号に
基づいて送信を停止するように制御することを特徴とす
る。
【００１７】請求項１０記載の発明は、信号を送信する
送信部と、送信以外の機能を持つ機能部とを有する携帯
通信機において、送信部による送信を停止させる処理を
実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【００１８】請求項１１記載の発明は、請求項１０記載
の発明において、送信を停止する際の送信停止時間を設
定する処理を実行するためのプログラムを記憶したこと
を特徴とする。
【００１９】請求項１２記載の発明は、請求項１１記載
の発明において、送信停止時間の経過を表示する処理を
実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【００２０】請求項１３記載の発明は、請求項１１記載
の発明において、送信停止時間の経過後、送信停止を継
続するか否かの判断を要求する処理を実行するためのプ
ログラムを記憶したことを特徴とする。
【００２１】請求項１４記載の発明は、請求項１１記載
の発明において、送信停止を継続する場合、設定された
送信停止時間を変更するか否かの判断を要求する処理を
実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【００２２】請求項１５記載の発明は、請求項１０記載
の発明において、送信部と機能部とに電源を供給する処
理を有し、送信を停止させる処理により、送信部に供給
される電源を遮断することを特徴とする。
【００２３】請求項１６記載の発明は、請求項１０記載
の発明において、機能部により信号を受信する処理及び
／または信号の送受信以外の情報処理を実行するための
プログラムを記憶したことを特徴とする。
【００２４】請求項１７記載の発明は、請求項１０記載
の発明において、送信を停止させる処理は、外部からの
指示に基づいて行うことを特徴とする。
【００２５】請求項１８記載の発明は、請求項１０記載
の発明において、送信を停止させる処理は、外部からの
制御信号に基づいて行うことを特徴とする。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の実施
形態である携帯通信機の第１の実施形態を示す。まず、
特徴的な構成及び動作について説明する。本実施形態
は、無線を利用する携帯通信機の送信の制御を行えるよ
うにしたものであり、送信の停止を可能にすると共に、
送信停止中における情報処理機能の利用を可能にしたも
のである。
【００２７】図１において、本発明の第１の実施形態で
ある携帯通信機は、制御回路部１と、表示部２と、スピ
ーカ３と、バイブレータ４と、メモリ５と、データ入力
部６と、受信部７と、送信部８と、タイマ９と、アンテ
ナ１０と、電源回路部１１と、スイッチ１２と、電源供
給回路部１３とにより構成される。
【００２８】制御回路部１は、情報処理機能、無線通信
機能等の全体の処理を制御する。表示部２は、送信停止
時間、現在時刻、通話時間、文字情報、画像情報等を表
示する。バイブレータ４は、着信音、警告等を行う。メ
モリ５は、送信停止時間等を記憶する。データ入力部６
（例えば、キーボード、ペン入力、タッチパネル等の入
力装置）は、送信停止コマンド等のデータ入力を行う。
受信部７は、制御信号、音声信号を受信する。送信部８
は、制御回路部１の制御により送信を行う。タイマ９
は、送信部８の送信停止時間をカウントダウンにより計
時する。電源供給回路部１３は、電源回路部１１からの
電源を各部に分配する。スイッチ１２は、電源供給回路
部１３と送信部８との間に設けられ、送信部８への電源
を供給、遮断する。
【００２９】図１において、ユーザは、データ入力部６
から少なくとも送信停止コマンドまたは送信停止時間を
入力する。送信停止コマンドのみを入力した場合は、制
御回路部１は、タイマ９を送信停止時間無制限で起動
し、送信停止コマンドの解除が行われるまでスイッチ１
２をオフし、電源供給回路部１３からの電源供給を中断
する。ユーザが送信停止コマンドに続いて送信停止時間
を入力した場合、または送信停止時間のみ入力した場合
は、タイマ９を起動させる。タイマ９が送信停止時間を
カウントダウンしている時、スイッチ１２をオフして送
信部８への電源供給を中断する。従って、携帯通信機の
送信が停止される。
【００３０】これによって、ペースメーカ等の電子機器
や航空機等の電子機器の誤動作の原因となる送信を、ユ
ーザの希望により停止することができる。この場合、基
地局への送信も行われなくなるので、携帯通信機は基地
局からの制御信号等に対して応答せず、上記制御信号等
の受信のみを行う。
【００３１】また、送信部８以外の機能部には電源は供
給されるので、携帯通信機の情報処理機能（例えば、電
話帳、スケジューラ、エディタ、ブラウザ、画像取り込
み、ゲーム等の各機能）は、損なわれることがない。
【００３２】送信部８の送信停止中は、表示部２で送信
停止中であること及び送信停止時間の残り時間が表示さ
れる。
【００３３】タイマ９がタイムアウトすると、制御回路
部１は、表示部２により文字、画像等の視覚的な表示に
よりタイムアウトを知らせると共に、スピーカ３の音に
よる表示、またはバイブレータ４の振動による表示でタ
イムアウトを知らせる。タイムアウトを知らせた後、ユ
ーザが引き続いて送信停止を要求しなければ、通常の送
信動作に復帰する。
【００３４】次に、本発明の実施形態における動作例に
ついて説明する。データ入力部６から送信停止コマンド
が入力されると、制御回路部１は、さらに送信停止時間
の入力をユーザに要求する。ユーザに対するデータの入
力要求は表示部２により行われる。またメモリ５は、上
記入力された送信停止コマンド、送信停止時間等のデー
タを制御回路部１から受け取って格納する。
【００３５】制御回路部１は、送信停止時間が入力され
た時は、タイマ９を起動し、送信停止コマンドのみが入
力された時は、送信停止時間を無制限としてタイマ９を
起動する。これにより、タイマ９はメモリ５から送信停
止時間を取得し、その送信停止時間のカウントダウンを
開始すると共に、電源断信号を出力してスイッチ１２を
オフにして、送信部８への電源を遮断する。
【００３６】制御回路部１は、タイマ９から送信停止時
間の残り時間のデータを受け取り、これを表示部２で表
示する。このとき表示部２は、送信停止状態にあること
も表示している。
【００３７】制御回路部１は、タイマ９がタイムアップ
すると、これを表示部２で表示すると共に、スピーカ３
またはバイブレータ４により、音声または振動により表
示する。タイマ９がタイムアップした時、制御回路部１
は、ユーザに対して引き続き送信停止を行うか否かを判
断することを表示部２等により要求する。送信停止を行
わない場合は、電源断信号を解除してスイッチ１２をオ
ンにし、送信部８に電源を供給する。
【００３８】尚、送信停止コマンドのみ入力されていた
場合には、送信停止時間を無制限としてメモリ５に格納
してタイマ９を起動しているので、上述の要求はなく、
送信停止コマンドの解除を待ってから送信停止は解除さ
れる。
【００３９】図２および図３は、送信停止動作の処理を
実行するためのフローチャートである。ここでは、ユー
ザが入力するコマンドを送信停止コマンドとする。ま
た、制御回路部１が送信停止コマンドを受けて実行する
プログラムを送信停止プログラムとする。
【００４０】図２において、携帯通信機が通常の位置登
録、通信等を行っているとき（ステップＳ１００）、ユ
ーザが送信停止コマンド、送信停止時間等を入力すると
（ステップＳ１０１）、データ入力有りと判断し（ステ
ップＳ１０２）、その入力データの種類を解析する（ス
テップＳ１０３）。ステップＳ１０２において、データ
入力がない場合は、処理を終了する（ステップＳ１０
７）。
【００４１】入力データ解析結果判断処理により（ステ
ップＳ１０４）、入力データが送信停止コマンドである
場合はコマンドと判断され、の分岐処理が行われる。
送信停止時間の場合はの分岐処理が行われる。では
入力されたコマンドが何のコマンドであるかを解析する
（ステップＳ１０５）。では送信停止時間をメモリ５
に格納し（ステップＳ１０９）、送信停止プログラムを
実行する（ステップＳ２００）。またの分岐処理は、
電話番号が入力された場合であり、通話制御を行う通話
制御プログラムが実行される（ステップＳ１０８）。
【００４２】また、ステップＳ１０５におけるコマンド
解析の結果、送信停止コマンドと判断されれば（ステッ
プＳ１０６）、コマンド解析結果判断処理から送信停止
プログラムが起動される（ステップＳ２００）。また、
その他のコマンドの場合は、その他のコマンドの処理プ
ログラムが実行される（ステップＳ１１０）。
【００４３】図３のステップＳ２００の送信停止プログ
ラムにおいて、ユーザに対して、どれ位の送信時間を停
止するかを示すデータである送信停止時間を要求する
（ステップＳ２０１）。但し、上述のの分岐処理が行
われた場合は、既に送信停止時間が入力されているの
で、このステップＳ２０１の処理は行わない。また、ス
テップＳ２０１の要求に対して送信停止時間の入力を行
わない場合は、送信停止時間を無制限の設定として処理
を行う。送信停止時間が入力、設定された送信停止プロ
グラムは、その送信停止時間をメモリ５に格納する。タ
イマ９は、上記格納された送信停止時間を設定された
後、起動されカウントダウンを開始する（ステップＳ２
０２）。
【００４４】タイマ９は、カウントダウン中に電源断信
号を出力し続けてスイッチ１２をオフにし、送信部８へ
の電源を遮断させる。また、送信停止プログラムは、送
信停止中の場合、表示部２に送信停止中の表示及び送信
停止時間の残り時間の表示を行う（ステップＳ２０
３）。
【００４５】送信停止プログラムは、次にタイマ９がタ
イムアップしたか否かをチェックし（ステップＳ２０
４）、タイムアップした時は、それを表示部２で表示し
て（ステップＳ２０５）、ユーザにより設定された送信
停止時間が終了したことを知らせる。これと共に送信停
止プログラムは、携帯通信機のバイブレータ４が設定さ
れていた場合は、このバイブレータ４を振動させ（ステ
ップＳ２０７）、スピーカ３が設定されていれば、スピ
ーカ３による警告音で送信停止時間が終了したことを知
らせる（ステップＳ２０８）。
【００４６】次に送信停止プログラムは、送信停止を継
続するか否かの判断をユーザに要求する（ステップＳ２
０９）。送信停止を継続しない場合は、送信停止継続判
断処理を経て（ステップＳ２１０）、タイマ９の動作を
停止させる。これにより、上記電源断信号が解除され、
スイッチ１２がオンして送信部８に電源が供給される
（ステップＳ２１１）。同時に送信停止プログラムは終
了する（ステップＳ２１２）。
【００４７】但し、ユーザが送信停止コマンドのみを入
力した場合は、タイマ９に送信停止時間無制限が設定さ
れるので、送信停止コマンドを解除しなければ送信停止
状態は解除されない。
【００４８】また、ユーザにより送信停止を継続すると
入力された場合は、送信停止プログラムは、ユーザに対
して送信停止時間を変更するか否かの判断を要求する
（ステップＳ２１３）。ユーザにより送信停止時間を変
更すると入力された場合は、ステップＳ２０１の処理に
戻り、再び送信停止時間を入力する。送信停止時間を変
更しない場合は、ステップＳ２０２に戻って送信停止を
継続する。
【００４９】図４は、本発明の第２の実施形態を示すも
のであり、図１と対応する部分には同一番号を付して重
複する説明は省略する。図４は、送信停止専用入力部１
４を設けたことを特徴とする。この送信停止専用入力部
１４としては、例えば、スライドスイッチや入力キー等
が考えられる。
【００５０】図５は、送信停止専用入力部１４を設けた
場合の動作を示すフローチャートである。送信停止専用
入力部１４は、予め送信停止時間が設定されており、例
えば、入力キーの場合は、そのキーを押す回数により送
信停止時間が設定される。ユーザが送信停止専用入力部
１４により送信停止時間を入力すると、制御回路部１内
の送信停止専用入力プログラムが起動される（ステップ
Ｓ５００）。ユーザが、さらに送信停止専用入力部１４
による送信停止時間の入力を行った場合は（ステップＳ
５０２）、その入力回数を送信停止専用入力プログラム
が数える（ステップＳ５０１）。入力回数と既定時間と
の積算を行って送信停止時間を求め（ステップＳ５０
３）、メモリ５に格納する（ステップＳ５０４）。
【００５１】次に送信停止専用入力プログラムは、送信
停止時間を表示部２で表示した後（ステップＳ５０
５）、送信停止プログラムを起動し（ステップＳ５０
６）、その処理を終了する（ステップＳ５０７）。送信
停止プログラムは、送信停止専用入力プログラムにより
メモリ５に格納された送信停止時間を利用し動作する。
これによって、送信停止コマンドと送信停止時間とをデ
ータ入力部６から入力することなく、送信停止を設定す
ることができる。
【００５２】図６は、本発明の第３の実施形態を示すも
ので、タイマ９に代えてセンサ検出回路部１５とセンサ
ユニット１６とを設けたものである。その他の構成は図
１と同じである。センサ検出回路部１５は、センサユニ
ット１６を接続して使用するもので、このセンサユニッ
ト１６の検出結果によって送信停止を制御するためのも
のである。センサユニット１６の例としては、受信機
（特定小電力等）等が挙げられる。
【００５３】図７は、センサユニット１６の使用例を示
す図である。送信停止要求装置１７は、携帯電話機１８
に対して送信停止要求を行う装置である。この送信停止
要求装置１７は、電波（特定小電力等）等により送信停
止要求信号をセンサユニット１６に送る。センサユニッ
ト１６は、この送信停止要求信号を受信する装置であ
る。尚、携帯電話機１８は、図６の構成を有している。
また、送信停止要求エリア１９は、送信停止要求装置１
７からの送信停止要求信号が波及する範囲である。
【００５４】携帯電話機１８が送信停止要求エリア１９
に入ると、センサユニット１６が送信停止要求信号を受
信し、センサ検出回路部１５に送信停止要求信号の検出
を伝える。センサ検出回路部１５は、スイッチ１２に対
して電源断信号を送出すると共に、制御回路部１に対し
て送信機能無効を伝える。制御回路部１は、表示部２に
送信停止中を表示させる。また送信部８は、スイッチ１
２がオフとなって送信停止となる。
【００５５】図８は、送信停止の解除を説明するための
図である。新たな装置としての送信停止要求解除装置２
０は、スイッチ１２に対する電源断信号をセンサ検出回
路部１５に解除させるための送信要求解除信号をセンサ
ユニット１６に送信するための装置である。送信要求解
除エリア２１は、送信停止要求解除装置２０からの送信
要求解除信号が波及する範囲である。
【００５６】センサユニット１６が送信停止要求信号を
受信した時、センサ検出回路部１５は、センサユニット
１６が送信要求解除信号を受信するまで、スイッチ１２
に電源断信号を出力し続ける。つまり、センサユニット
１６が送信停止要求信号を受信した場合、センサユニッ
ト１６が送信要求解除信号を受信するまで携帯電話機１
８は送信を停止する。
【００５７】図９は、本発明の実施形態の運用方法を示
す。携帯電話機１８が送信を停止すべき区域に送信停止
要求装置１７を設置して送信要求解除エリア２１を形成
する。携帯電話機１８が送信をしてもよい場所及び携帯
電話機１８が送信を停止すべき区域を持つ場所２２の出
入口に送信停止要求解除装置２０を設置して送信要求解
除エリア２１を形成する。これによって、ユーザが特別
な操作を行うことなく、強制的に携帯電話機１８の送信
停止の制御を実現することができる。
【００５８】即ち、センサ検出回路部１５、センサユニ
ット１６、送信停止要求装置１７、送信停止要求解除装
置２０を設けたことにより、ユーザが送信を停止するこ
とを忘れても、外部から強制的に送信停止を制御するこ
とができる。また、センサユニット１６を変更すること
により、送信停止要求信号として電波等の様々な媒体を
利用できる効果が得られる。
【００５９】尚、図１、図４、図６の構成をＣＰＵやメ
モリを用いたコンピュータシステムで実現する場合は、
上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。この記
憶媒体としては、半導体メモリ、光ディスク、光磁気デ
ィスク、磁気記録媒体等を用いることができる。
【００６０】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の携帯通信機及びプログラムを記憶した記憶媒体によれ
ば、携帯通信機の送信機能を一時的に停止させることが
できるので、送信停止中に他の、例えば受信機能や情報
処理機能等を単独で用いることができる。従って、携帯
通信機の使用を控えるべき場所、例えば、病院や航空機
の中においても、送信を停止させた状態で他の機能を支
障なく用いることができる。
【００６１】また、本発明の携帯通信機及びプログラム
を記憶した記憶媒体によれば、送信停止時間をユーザの
希望により設定することができる。
【００６２】さらに、本発明の携帯通信機及びプログラ
ムを記憶した記憶媒体によれば、送信停止をユーザによ
り任意に指示したり、あるいは外部から強制的に行った
りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態である携帯通信機とし
ての携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第１の実施形態による処理を示す第１
のフローチャートである。
【図３】本発明の第１の実施形態による処理を示す第２
のフローチャートである。
【図４】本発明の第２の実施形態である携帯通信機とし
ての携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図５】本発明の第２の実施形態による処理を示すフロ
ーチャートである。
【図６】本発明の第３の実施形態である携帯通信機とし
ての携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図７】センサユニットの使用例を示す構成図である。
【図８】送信停止の解除を説明する構成図である。
【図９】本発明の第３の実施形態の運用方法を示す構成
図である。
【符号の説明】
１ 制御回路部 ２ 表示部 ３ スピーカ ４ バイブレータ ５ メモリ ６ データ入力部 ７ 受信部 ８ 送信部 ９ タイマ １０ アンテナ １１ 電源回路部 １２ スイッチ １３ 電源供給回路部 １４ 送信停止専用入力部 １５ センサ検出回路部 １６ センサユニット １７ 送信停止要求装置 １８ 携帯電話機

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 信号を送信する送信部と、前記送信以外
    の機能を持つ機能部とを備える携帯通信機において、 前記送信部による送信を停止させる制御手段を有するこ
    とを特徴とする携帯通信機。
  2. 【請求項２】 前記制御手段により送信を停止する際の
    送信停止時間を設定する設定手段を有することを特徴と
    する請求項１記載の携帯通信機。
  3. 【請求項３】 前記設定手段により設定された前記送信
    停止時間の経過を表示する表示手段を有することを特徴
    とする請求項２記載の携帯通信機。
  4. 【請求項４】 前記送信停止時間の経過後、送信停止を
    継続するか否かの判断を要求する第１の要求手段を有す
    ることを特徴とする請求項２記載の携帯通信機。
  5. 【請求項５】 前記送信停止を継続する場合、前記設定
    手段により設定された前記送信停止時間を変更するか否
    かの判断を要求する第２の要求手段を有することを特徴
    とする請求項２記載の携帯通信機。
  6. 【請求項６】 前記送信部と前記機能部とに電源を供給
    する供給手段を有し、 前記制御手段は、前記供給手段により前記送信部に供給
    される電源を遮断することを特徴とする請求項１記載の
    携帯通信機。
  7. 【請求項７】 前記機能部は、信号を受信する受信部及
    び／または信号の送受信以外の情報処理を行う情報処理
    部を有することを特徴とする請求項１記載の携帯通信
    機。
  8. 【請求項８】 前記制御手段は、外部からの操作に基づ
    いて前記送信を停止するように制御することを特徴とす
    る請求項１記載の携帯通信機。
  9. 【請求項９】 前記制御手段は、外部から受信した制御
    信号に基づいて前記送信を停止するように制御すること
    を特徴とする請求項１記載の携帯通信機。
  10. 【請求項１０】 信号を送信する送信部と、前記送信以
    外の機能を持つ機能部とを有する携帯通信機において、 前記送信部による送信を停止させる処理を実行するため
    のプログラムを記憶したことを特徴とするプログラムを
    記憶した記憶媒体。
  11. 【請求項１１】 前記送信を停止する際の送信停止時間
    を設定する処理を実行するためのプログラムを記憶した
    ことを特徴とする請求項１０記載のプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
  12. 【請求項１２】 前記送信停止時間の経過を表示する処
    理を実行するためのプログラムを記憶したことを特徴と
    する請求項１１記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  13. 【請求項１３】 前記送信停止時間の経過後、送信停止
    を継続するか否かの判断を要求する処理を実行するため
    のプログラムを記憶したことを特徴とする請求項１１記
    載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  14. 【請求項１４】 前記送信停止を継続する場合、前記設
    定された送信停止時間を変更するか否かの判断を要求す
    る処理を実行するためのプログラムを記憶したことを特
    徴とする請求項１１記載のプログラムを記憶した記憶媒
    体。
  15. 【請求項１５】 前記送信部と前記機能部とに電源を供
    給する処理を有し、 前記送信を停止させる処理により、前記送信部に供給さ
    れる電源を遮断することを特徴とする請求項１０記載の
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  16. 【請求項１６】 前記機能部により信号を受信する処理
    及び／または信号の送受信以外の情報処理を実行するた
    めのプログラムを記憶したことを特徴とする請求項１０
    記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  17. 【請求項１７】 前記送信を停止させる処理は、外部か
    らの指示に基づいて行うことを特徴とする請求項１０記
    載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  18. 【請求項１８】 前記送信を停止させる処理は、外部か
    らの制御信号に基づいて行うことを特徴とする請求項１
    ０記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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