JP2002032158A - データ送受信システム、データ処理端末及び記憶媒体 - Google Patents

データ送受信システム、データ処理端末及び記憶媒体

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JP2002032158A
JP2002032158A JP2000216209A JP2000216209A JP2002032158A JP 2002032158 A JP2002032158 A JP 2002032158A JP 2000216209 A JP2000216209 A JP 2000216209A JP 2000216209 A JP2000216209 A JP 2000216209A JP 2002032158 A JP2002032158 A JP 2002032158A
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JP2000216209A
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Shigenori Morikawa
重則 森川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機能内蔵型データ処理端末において、デ
ータ処理機能と通信機能との各機能毎に、必要に応じた
電源のON/OFF制御を行うことができるようにし、
かつ、データ受信前の状態に自動的に復帰することがで
きるようにすることである。 【解決手段】 データ処理端末2に、データ処理機能、
通信機能それぞれを制御する2つの電源を設ける。そし
て、サーバ1からの着信、または、タイマによる起動要
求を検出したデータ処理端末2は、データ処理機能の電
源がOFFであれば起動させ、所定の処理を行い、その
後、データ処理端末2の状態をデータ処理前の状態(電
源OFF、または、通常のデータ処理)に復帰制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバとの通信接
続が可能なデータ処理端末に係り、詳細には、各々が独
立した電源制御を行う通信モジュールとデータ処理モジ
ュールを有するデータ処理端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯情報端末等のデータ処理端末
が急速に普及している。このデータ処理端末の中には、
PHS(Personal Handyphon System)等の携帯電話機
と接続することで通信を行うことができるタイプのもの
がある。このようなタイプのデータ処理端末では、電子
メールの送受信やインターネットへのアクセスを行うこ
とができ、必要な時に必要な情報を、ネットワークにア
クセスすることにより簡単に入手できる。
【0003】しかし、このようなタイプのデータ処理端
末は、ネットワークにアクセスする際には、データ処理
端末と携帯電話機とをケーブルで接続しなければなら
ず、煩わしさがあった。そこで、通信モジュールを内蔵
し、データ処理端末単体で通信を行える通信機能内蔵型
データ処理端末が開発され、実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この通
信機能内蔵型データ処理端末では、電源スイッチは1系
統のみで、データ処理機能と通信機能との電源のON/
OFFを制御するようになっていたため、以下のような
課題があった。
【0005】第一に、データ処理機能または通信機能の
どちらか一方の機能のみ使用したい場合にも、両方の機
能に電源が入ることになるので、電力を無駄に消費する
こととなり、長時間連続使用することが困難であった。
【0006】第二に、データ処理機能のみ使用したい場
合にも、通信機能の電源も入ることになるので、病院や
飛行機の発着時等の通信が禁止されている場所・時にお
いては使用出来ないという問題があった。
【0007】第三に、サーバからのデータ送信要求を受
けてそのサーバから各種データ等を受信し、受信したデ
ータをデータ処理端末内部のデータ処理機能で活用する
場合があるが、上記サーバからデータ送信要求を受け付
けるためには、データ処理端末を常時着信待ち受け状態
にしなければならず、電池寿命などの関係で長時間の待
ち受けが不可能であった。
【0008】第四に、上記サーバからのデータ受信の終
了後は、その終了状態で保持されてしまうため、オペレ
ータは、上記サーバからのデータ受信が行われる前の状
態に戻す作業を別途行わなければならなかった。
【0009】本発明の課題は、通信機能内蔵型データ処
理端末において、データ処理機能と通信機能との各機能
毎に、必要に応じた電源のON/OFF制御を行うこと
ができるようにし、かつ、データ受信前の状態に自動的
に復帰することができるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
データベース(例えば、図1のデータベース3)を記憶
したサーバ(例えば、図1のサーバ1)と、当該サーバ
とのデータ送受信が可能なデータ処理端末(例えば、図
1のデータ処理端末2)とから成るデータ送受信システ
ム(例えば、図1のデータ送受信システム100)であ
って、前記データ処理端末は、通信モジュール(例え
ば、図3の通信モジュール20)とデータ処理モジュー
ル(例えば、図3のデータ処理モジュール21)とを備
え、この通信モジュールにより前記サーバからの送信要
求を検出した場合、または、タイマ起動要求を検出した
場合、その検出に応じて前記データ処理モジュールに対
して割り込み要求を行う割り込み要求手段(例えば、図
3の通信モジュール20またはタイマ回路214)と、
当該割り込み手段による割り込み要求により、前記デー
タ処理モジュールが非稼動状態であれば起動を行わせ、
前記通信モジュールを介した前記サーバとの通信接続に
より当該サーバとの間でデータ送受信処理を行い、当該
データ送受信処理の終了後に、前記データ処理モジュー
ルを割り込み要求前の元の状態に復帰制御する制御手段
(例えば、図3のCPU211)とを備えることを特徴
とする。
【0011】また、請求項4記載の発明は、サーバ(例
えば、図1のサーバ1)との通信接続が可能なデータ処
理端末(例えば、図1のデータ処理端末2)であって、
それぞれが独立した電源制御を行う通信モジュール(例
えば、図3の通信モジュール20)とデータ処理モジュ
ール(例えば、図3のデータ処理モジュール21)とを
備え、前記通信モジュールの着信検出によりデータ処理
モジュールに対する電源オンを指示し、前記通信モジュ
ールを介した前記サーバとのデータ送受信処理を前記デ
ータ処理モジュールにて実行させる送受信処理手段(例
えば、図3のCPU211)と、当該データ送受信処理
の終了の際に、前記データ処理モジュールが前記着信検
出で電源オンされたのか否かを判別し、着信検出での電
源オンであれば前記データ処理モジュールの電源をオフ
し、否であれば元のデータ処理状態へ復帰制御する制御
手段(例えば、図3のCPU211)とを更に備えるこ
とを特徴とする。
【0012】この請求項1または4記載の発明によれ
ば、通信モジュールとデータ処理モジュールの電源を各
々独立して電源ON/OFF制御可能にしたため、通信
機能、またはデータ処理機能のどちらか一方の機能のみ
使用したい場合には、使わない機能の電源を切ることが
でき、電力を無駄に消費することなく、データ処理端末
を長時間連続使用することができる。
【0013】また、通信モジュールとデータ処理モジュ
ールの電源を各々独立して電源ON/OFF制御可能に
したため、病院や飛行機の発着時等の通信が禁止されて
いる場所・時において、データ処理機能のみ使用したい
場合には、通信機能の電源をOFFすることで、データ
処理機能を使用することができる。
【0014】また、サーバからの送信要求を検出した際
は、データ処理モジュールに対して割り込み要求を行う
機能を設けたため、待ち受け時には通信機能のみ電源を
入れておけばよく、電力消費を抑えられるので、長時間
の待ち受けが可能となる。
【0015】さらに、通信モジュールとデータ処理モジ
ュールの電源を各々独立して電源ON/OFF制御可能
にし、かつ、データ処理モジュール内のRAMに常時電
源供給できるようにしたため、データ送受信の終了後
は、データ送受信が行われる前の状態に戻す作業を自動
で行わせることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明を適用した一実施の形態のデータ送受信システムにつ
いて詳細に説明する。まず構成を説明する。図1は、本
実施の形態におけるデータ送受信システム100の構成
を示す図である。
【0017】この図1において、データ送受信システム
100は、2台のデータベース(以下、DBという。)
3を有するサーバ1と、3台のデータ処理端末2とがネ
ットワークNに接続して構成されており、サーバ1と3
台のデータ処理端末2との間で、ネットワークNを介し
てデータの送受信を行う。
【0018】なお、同図においては、1台のサーバ1
と、3台のデータ処理端末2とがネットワークNに接続
された場合を示しているが、これらの台数は特に限定さ
れない。また、ネットワークNは、ISDN(Integrat
ed Services Digital Network)網やPSTN(Public
Switched Telephone Network)網等の公衆回線によって
構成されるもの、あるいは無線通信によって構成される
もの等の様々な回線形態を適用することが可能である。
【0019】図2は、図1のサーバ1の内部構成を示す
ブロック図である。この図2において、サーバ1は、C
PU(Central Processing Unit)11、入力部12、
RAM(Random Access Memory)13、表示部14、印
字部15、伝送制御部16、記憶装置17、及び記憶媒
体18により構成され、記憶媒体18を除く各部はバス
19により接続されている。
【0020】CPU11は、記憶装置17内に格納され
ているシステムプログラム及び当該システムに対応する
各種アプリケーションプログラムの中から、指定された
アプリケーションプログラムをRAM13内のプログラ
ム格納領域(図示しない)に展開する。また、入力部1
2から入力される各種指示あるいはデータをRAM13
内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応
じて、記憶装置17内に格納されたアプリケーションプ
ログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をR
AM13内に格納するとともに、表示部14に表示す
る。そして、RAM13に格納した処理結果を、入力部
12から入力指示される記憶装置17内の保存先に保存
する。
【0021】入力部12は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス等
のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて
押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU
11に出力する。
【0022】RAM13は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を
格納するワークメモリエリアを有する。
【0023】表示部14は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶表示装置等により構成され、CPU11から
入力される表示データ(受信ウィンドウデータやメール
データ等)を表示する。
【0024】印字部15は、CPU11から入力される
印字データ(メールデータ等)を、所定の記録紙に印字
して出力する。
【0025】伝送制御部16は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator)またはターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)等により構成され、ネット
ワークNを介して外部機器との通信を行うための制御を
行う。モデムは、電話回線を介してパーソナルコンピュ
ータ等の外部機器との通信を行うために、CPU11に
よって処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯
域にあったアナログ信号に変調し、また、電話回線を介
して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調する
装置であり、ターミナルアダプタは、ISDN回線を介
してパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行
うために、既存のインタフェースをISDNに対応する
インタフェースに変換する装置である。
【0026】記憶装置17は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記
憶媒体18は磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体18は、記憶装
置17に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着
するものであり、この記憶媒体18には上記システムプ
ログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーシ
ョンプログラム、及び各処理プログラムで処理されたデ
ータ等を記憶する。
【0027】また、この記憶媒体18に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から、伝送制御部16により受信して記憶する構成
にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他
の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この
記憶媒体に記憶されているプログラムやデータを、通信
回線を介して伝送制御部16により受信して使用する構
成にしてもよい。
【0028】図3は、図1のデータ処理端末2内部の要
部構成を示すブロック図であり、この図3において、デ
ータ処理端末2は、通信モジュール20、データ処理モ
ジュール21、及び電源部22により構成され、各部
は、バス219を介して各種データや信号の入出力を行
う。
【0029】通信モジュール20は、電話機能とデータ
通信機能とを備え、データ処理モジュール21内のCP
U211から入力される通信コマンドやメール(添付フ
ァイル、データを含む)を、ネットワークNを介してサ
ーバ1に送信するとともに、サーバ1からデータを受信
してデータ処理モジュール21内のCPU211に出力
する。
【0030】また、通信モジュール20は、サーバ1か
らの着信を受信した場合、データ処理モジュール21の
電源のON/OFFに関らず、着信を受信したことを示
すCWakeUp信号を、信号線L1を介して、データ
処理モジュール21内のCPU211及び電源部22内
の電源制御回路225に出力する。
【0031】データ処理モジュール21は、CPU21
1、ROM212、RAM213、タイマ回路214、
LCDドライバ215、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)216、キーI/F217、及びキーマトリックス
218により構成され、LCD216及びキーマトリッ
クス218を除く各部はバス219に接続される。
【0032】CPU211は、ROM212内に格納さ
れているシステムプログラム及び当該システムに対応す
る各種アプリケーションプログラムの中から指定された
アプリケーションプログラムを、RAM213内のプロ
グラム格納領域(図示しない)に展開する。また、キー
マトリックス218から入力される各種指示あるいはデ
ータをRAM213内に一時的に格納し、この入力指示
及び入力データに応じて、ROM212内に格納された
アプリケーションプログラムに従って各種処理を実行
し、その処理結果をRAM213内に格納するととも
に、LCD216に表示する。
【0033】また、CPU211は、通信モジュール2
0からCWakeUp信号を入力されると、通信モジュ
ール20を制御し、予め決められたデータ処理を実行す
る(図6参照)。このデータ処理の終了の際に、CPU
211は、CWakeUp信号検出時の、データ処理モ
ジュール21への電源供給の状態を判別し、OFF状態
であったならば、タイマ回路214にPoff信号を出
力させ、電源制御回路225によりデータ処理モジュー
ル21への電源供給をOFFさせる。
【0034】また、CPU211は、予め決められた時
刻に、サーバ1との間でデータを通信する処理を行う場
合には、タイマ回路214にデータ送受信の指定時刻を
設定する。そして、タイマ回路214に設定された指定
時刻と現在時刻とが一致した場合、即ち、タイマ回路2
14からTWakeUp信号を入力されると、CPU2
11は、予め決められたデータ処理を実行する(図6参
照)。
【0035】このデータ処理の終了の際に、CPU21
1は、前記指定時刻における通信モジュール20への電
源供給の状態を判別し、OFF状態であったならば、通
信電源SW223に対し、通信モジュール20への電源
供給をOFFさせる信号を出力する。また、それととも
に、CPU211は、前記指定時刻におけるデータ処理
モジュール21への電源供給の状態を判別し、OFF状
態であったならば、タイマ回路214にPoff信号を
出力させ、電源制御回路225によりデータ処理モジュ
ール21への電源供給をOFFさせる。
【0036】ROM212は、プログラムやデータ等が
予め記憶された記憶媒体であり、システムプログラム及
び当該システムに対応する各種アプリケーションプログ
ラム等を記録する。
【0037】RAM213は、指定されたアプリケーシ
ョンプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等
を一時的に記憶するワークメモリエリアを有する。ま
た、RAM213は、後述するように、電源B224に
より常時電源が供給されており、電源制御回路225に
よってデータ処理モジュール21への電源供給がOFF
にされていても、電源供給がOFFされる前のデータ処
理モジュール21の処理状態をレジューム記憶するよう
に構成されている。
【0038】LCDドライバ215は、LCD216を
駆動制御する回路であり、CPU211から入力される
表示データに基づいてLCD216を駆動制御する。
【0039】LCD216は、LCDドライバ215に
より駆動制御され、CPU211から入力される表示デ
ータに基づく表示を行う。例えば、上記CPU211に
より実行されるデータ処理に際して設定されるメニュー
画面等を表示する。
【0040】キーI/F217は、キーマトリックス2
18とバス219を繋ぐインターフェースであり、キー
マトリックス218から入力されたキー入力信号をデジ
タルキーデータに変換して、CPU211に転送する。
【0041】キーマトリックス218は、カーソルキ
ー、数字入力キー、及び各種機能キーを備えたキーボー
ドであり、キーボードで押下されたキーの入力番号をキ
ーI/F217に出力する。
【0042】タイマ回路214は、CPU211により
設定された指定時刻を一時記憶し、その設定された指定
時刻と現在時刻とが一致した場合、予め決められたデー
タ通信を行う時刻になったことを示すTWakeUp信
号を、信号線L2を介して、CPU211及び電源制御
回路225に出力する。また、タイマ回路214は、電
源B224により常時電源が供給されており、電源制御
回路225によってデータ処理モジュール21への電源
供給がOFFにされていても、独立して機能するように
構成されている。
【0043】電源部22は、充電回路221、電源A2
22、通信電源SW223、電源B224、及び電源制
御回路225により構成されている。データ処理端末2
に供給される電源は、通信モジュール20用の電源A2
22と、データ処理モジュール21用の電源B224の
2系統で構成されており、各々独立した制御が可能であ
る。よって、データ通信機能のみ、又はデータ処理機能
のみ使用する場合には、使用しないもう片方のモジュー
ルへの電源供給をOFFすることができる。
【0044】充電回路221は、外部からのDC入力に
よって充電され、電源A222、及び電源B224へ充
電電圧を供給する。なお、充電回路221はデータ処理
端末2に内蔵されている必要はなく、データ処理端末2
と自由に着脱できる構成にしてもよい。
【0045】電源A222は、充電回路221から入力
される充電電圧により、通信モジュール20に供給する
電源電圧を生成する。電源A222と通信モジュール2
0の間に設けられている通信電源SW223は、CPU
211により制御可能であり、この通信電源SW223
をOFFにすることで、通信モジュール20の電源をO
FFすることができる。
【0046】電源B224は、充電回路221から入力
される充電電圧により、データ処理モジュール21に供
給する電源電圧を生成する。この電源B224により生
成される電源電圧は、電源制御回路225により、デー
タ処理モジュール21内のRAM213及びタイマ回路
214以外の各部への電源供給をON/OFF制御され
ている。尚、RAM213及びタイマ回路214は、電
源制御回路225の動作に関係なく、電源B224によ
り常時電源が供給される。
【0047】電源制御回路225は、図4に示すよう
に、リレー回路30、及び電源SW31により構成され
ており、リレー回路30によってデータ処理モジュール
21に供給する電源をON/OFF制御する。
【0048】リレー回路30は、以下の場合にONされ
る。 1)電源SW31が押下され、Pon信号が発生した場
合。 2)通信モジュール20がサーバ1からの着信を受信
し、CWakeUp信号が発生した場合。 3)タイマ回路214に設定された指定時刻と現在時刻
とが一致し、TWakeUp信号が発生した場合。
【0049】リレー回路30がONされると、電源制御
回路225は、データ処理モジュール21への電源供給
を開始するとともに、上記1)〜3)の場合に発生する
各信号に基づく割込み信号をCPU211に出力する。
【0050】また、リレー回路30は、タイマ回路21
4から入力されるPoff信号によりOFFされ、この
ことにより、電源制御回路225は、データ処理モジュ
ール21への電源供給を停止し、OFFすることができ
る。
【0051】次に動作を説明する。図5は、本実施の形
態におけるデータ処理端末2の各モジュールの電源状態
及びこの電源状態に対応するデータ処理端末2の動作モ
ードを説明する電源状態表である。以下、各モードにつ
いて説明する。
【0052】のモードは、通信モジュール20、デー
タ処理モジュール21の電源が共にOFF状態であるス
リープモードである。このスリープモードは、データ処
理端末2の電源が入っていない状態である。
【0053】ただし、予め、データ通信を行うためのタ
イマが設定されている場合は、タイマ回路214に一時
記憶された指定時刻と現在時刻とが一致すると、データ
処理モジュール21及び通信モジュール20に電源供給
が開始され、一時的にの通信/データ処理モードへ移
行し、データの通信処理が実行される。この通信処理の
終了後は、データ処理モジュール21及び通信モジュー
ル20への電源供給が停止され、再度スリープモードへ
戻る。
【0054】のモードは、通信モジュール20の電源
がOFF状態、データ処理モジュール21の電源がON
状態であるデータ処理モードである。このデータ処理モ
ードは、データ処理機能のみを使用可能とするモードで
ある。
【0055】ただし、予め、データ通信を行うためのタ
イマが設定されている場合は、タイマ回路214に一時
記憶された指定時刻と現在時刻とが一致すると、通信モ
ジュール20に電源供給が開始され、上記における場
合と同様に、一時的にの通信/データ処理モードへ移
行し、データの通信処理が実行される。また、通信処理
終了後は、通信モジュール20への電源供給が停止され
て、再度データ処理モードに戻る。
【0056】のモードは、通信モジュール20の電源
がON状態、データ処理モジュール21の電源がOFF
状態である通信処理モードである。この通信処理モード
は、通信機能のみを使用可能とするモードである。
【0057】ただし、サーバ1からの受信を着信した場
合、または、予め設定されタイマのた指定時刻になった
場合には、データ処理モジュール21に電源供給が開始
され、上記及びの場合と同様に、一時的にの通信
/データ処理モードへ移行し、データの通信処理が実行
される。また、通信処理終了後は、データ処理モジュー
ル21への電源供給が停止されて、再度通信処理モード
に戻る。
【0058】また、サーバ1からの着信ではなく、外部
の電話機からの着信(通話)の場合は、通信モジュール
20にて通話処理のみが行われる。
【0059】のモードは、通信モジュール20、デー
タ処理モジュール21の電源が共にON状態である通信
/データ処理モードである。この通信/データ処理モー
ドは、データ処理機能及び通信機能共に使用可能とする
モードである。
【0060】次に、データ処理端末2及びサーバ1にお
ける各処理動作を、図を用いて説明する。まず、データ
処理モジュール21の電源がON状態になった場合、即
ち、データ処理端末2が、データ処理モード、また
は、通信/データ処理モードのどちらかのモードであ
る場合に、データ処理モジュール21において実行され
るデータ処理について、図6に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0061】図6において、電源制御回路225からの
電源電圧の供給によってデータ処理モジュール21の電
源がONされると、まず、CPU211は、RAM21
3に記憶されたイニシャルフラグをチェックする(ステ
ップS1)。このイニシャルフラグは、レジューム復帰
処理を行うか否かを判別するためのフラグであり、
「1」にセットされている場合はレジューム復帰処理を
行うことを示し、また、「0」にセットされている場合
はレジューム復帰処理を行わないことを示す。
【0062】イニシャルフラグが「0」にセットされて
いる場合(ステップS1:NO)、CPU211は、デ
ータ処理モジュール21内各部のイニシャル処理を行う
(ステップS2)。このイニシャル処理とは、データ処
理モジュール21内における各種パラメータ等の初期設
定を行う処理である。そして、イニシャル処理を実行し
たことを示すために、イニシャルフラグを「1」にセッ
トし(ステップS3)、所定のデータ処理を行う(ステ
ップS4)。
【0063】また、イニシャルフラグが「1」にセット
されている場合(ステップS1:YES)、CPU21
1は、RAM213内に記憶された処理パラメータに基
づいてレジューム復活処理を行い、データ処理モジュー
ル21を、電源OFF前のデータ状態に復帰させる(ス
テップS5)。
【0064】そして、CPU211は、今回のデータ処
理モジュール21の電源ONが、WakeUp信号(通
信モジュール20からのCWakeUp信号あるいはタ
イマ回路214からのTWakeUp信号)によるもの
なのか、もしくは、電源制御回路225からのPon信
号によるものなのかを、上記電源ON時に受信した信号
内容により判別する(ステップS6)。
【0065】Pon信号に基づく電源ONである場合
(ステップS6:NO)、CPU211は、WakeU
p信号による起動であるか否かを示すWakeUpフラ
グを「0」にセットする(ステップS7)。即ち、通常
の電源ONであることをセットし、データ処理モジュー
ル21における所定のデータ処理を行う(ステップS
4)。
【0066】また、WakeUp信号に基づく電源ON
である場合(ステップS6:YES)、CPU211
は、上記WakeUpフラグを「1」にセットする(ス
テップS8)。そして、そのWakeUp信号がCWa
keUp信号であるか否かを判別する(ステップS
9)。
【0067】CWakeUp信号である場合(ステップ
S9:YES)、サーバ1からのデータ処理要求に伴う
着信通知であるため、CPU211は、接続応答を通信
モジュール20からサーバ1に送信させる(ステップS
10)。そして、サーバ1との間に通信チャネルが確立
されると、CPU211は、サーバ1から送信されるデ
ータを通信モジュール20により受信させ、その受信し
たデータをRAM212に記憶する(ステップS1
1)。このデータの受信及び記憶処理を終了すると、C
PU211は、サーバ1との通信終了を通信モジュール
20に通知し、サーバ1との間のデータ通信を終了させ
る(ステップS12)。
【0068】また、TWakeUp信号である場合(ス
テップS9:NO)、即ち、予め設定されたタイマの指
定時刻になった場合、CPU211は、通信モジュール
20の電源がOFF状態であれば(ステップS13:N
O)、通信モジュール20の電源をONさせる(即ち、
通信処理モードから通信/データ処理モードに移行
する)(ステップS14)。
【0069】そして、CPU211は、接続応答要求を
通信モジュール20からサーバ1に送信させる(ステッ
プS15)。サーバ1からの接続応答を受信し、サーバ
1との間に通信チャネルが確立されると(ステップS1
6:YES)、CPU211は、通信モジュール20に
より更新データを送信させ(ステップS17)、更新デ
ータのリセットを行う(ステップS18)。
【0070】この更新データの送信及びリセット処理を
終了すると、CPU211は、通信終了を通信モジュー
ル20に通知し、サーバ1との間のデータ通信を終了さ
せる(ステップS12)。
【0071】サーバ1との間のデータ通信が終了する
と、CPU211は、WakeUpフラグをチェックし
(ステップS19)、「1」にセットされている場合
(ステップS19:YES)、このWakeUpフラグ
を「0」にクリアする(ステップS20)。そして、レ
ジューム記憶処理を行い、データの通信処理後のデータ
処理モジュール21内部の、各パラメータの状態をRA
M213に記憶させる(ステップS23)。その後、タ
イマ回路214にPoff信号を出力させ、電源制御回
路225によりデータ処理モジュール21への電源供給
をOFFさせて(ステップS24)、本データ処理を終
了する。
【0072】また、WakeUpフラグが「0」にセッ
トされている場合(ステップS19:NO)、ステップ
S4に処理を移行して所定のデータ処理へ戻る(ステッ
プS4)。
【0073】このデータ処理中において、WakeUp
信号による割り込みがあった場合(ステップS21:Y
ES、かつ、ステップS22:YES)、その割り込み
が、CWakeUp信号もしくはTWakeUp信号の
どちらによる割り込みであるのかを判別し(ステップS
9)、それぞれの信号に対する、上記と同様の処理を行
う。
【0074】WakeUp信号以外による割り込みがあ
った場合(ステップS21:YES、かつ、ステップS
22:NO)、即ち、データ処理モジュール21の電源
をOFFさせる信号が入力された場合、CPU211
は、上記と同様にレジューム記憶処理を行い(ステップ
S23)、そして、電源制御回路225によりデータ処
理モジュール21への電源供給をOFFさせて(ステッ
プS24)、本データ処理を終了する。
【0075】次に、通信モジュール20の電源がON状
態になった場合、即ち、データ処理端末2が、通信処
理モード、または、通信処理/データ処理モードのど
ちらかのモードである場合に、通信モジュール20にお
いて実行される通信処理について、図7に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0076】図7において、通信モジュール20は、電
源がONされると、通信モジュール20自身内部の各パ
ラメータ状態を初期状態に設定するイニシャル処理を実
行する(ステップS31)。そして、今回の通信モジュ
ール20の電源ONは、データ処理モジュール21によ
るものか否かを判別する(ステップS32)。
【0077】データ処理モジュール21による電源ON
ではない場合(ステップS32:NO)、即ち、通信電
源SW223による通常の電源ONである場合、電話機
能またはデータ通信機能のどちらを使用するのかを判別
する。
【0078】即ち、データ処理端末2の、外部の電話機
に対する発信である場合(ステップS33:NO、か
つ、ステップS34:YES)、通信モジュール20
は、その外部の電話機に対する発信・通話処理を行う
(ステップS35)。また、外部の電話機からへの着信
である場合(ステップS33:YES、かつ、ステップ
S36:NO)、通信モジュール20は、外部の電話機
からの着信に対する通話処理を行う(ステップS3
7)。
【0079】また、サーバ1からのデータ処理要求の着
信により通信モジュール20の電源がONにされた場合
(ステップS33:YES、かつ、ステップS36:Y
ES)、通信モジュール20は、CPU211及びデー
タ処理端末電源制御部に対してCWakeUp信号を出
力する(ステップS38)。そして、サーバ1に対して
接続応答を送信し、通信チャネルを確立すると、サーバ
1に対する所定のデータの通信処理を行う(ステップS
34)。
【0080】サーバ1とのデータの通信処理を終了する
と、今回の通信モジュール20の電源ONがデータ処理
モジュール21によれば(ステップS41:YES)、
通信モジュール20は、通信電源SW223により電源
をOFFにされ(ステップS42)、本通信処理を終了
する。
【0081】また、今回の通信モジュール20の電源O
Nがデータ処理モジュール21によらない場合(ステッ
プS41:NO)、即ち、通信電源SW223による通
常の電源ONである場合、ステップS33に処理を移行
し、データ処理端末2の、外部の電話機またはサーバ1
からの着信、及び、外部の電話機に対する発信の監視を
続行する。
【0082】次に、サーバ1からデータ処理端末2に対
するデータ処理要求について、サーバ1におけるデータ
送信処理動作を、図8に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0083】まず、サーバ1内のCPU11は、データ
処理を行う更新対象のDB3を特定する(ステップS5
1)。それとともに、CPU11は、データ処理を行う
更新対象のデータ処理端末2を指定し(ステップS5
2)、その指定したデータ処理端末2に対してデータ処
理要求を送信する(ステップS53)。
【0084】指定したデータ処理端末2より、送信した
データ処理要求に対する接続応答を受信すると(ステッ
プS54:YES)、そのデータ処理端末2に対し、特
定したDB3のデータ送信を行う(ステップS55)。
【0085】そして、指定したデータ処理端末2とのデ
ータ送信を終了すると、CPU11は、他のデータ処理
を行う更新送対象となるデータ処理端末2がある場合
(ステップS56:YES)、それらのデータ処理端末
2に対しても同様のデータ送信の処理を行う。
【0086】指定した全てのデータ処理端末2に対し、
上記のようなデータ送信の処理を終了すると(ステップ
S56:NO)、CPU11は、本データ送信処理を終
了する。
【0087】次に、データ処理端末2からサーバ1に対
するデータ処理要求について、サーバ1におけるデータ
受信処理動作を、図9に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0088】まず、サーバ1は、データ処理端末2より
送信される接続要求を受信すると、その接続要求を送信
したデータ処理端末2に対して接続応答を送信する(ス
テップS61)。そして、そのデータ処理端末2との間
に通信チャネルが確立されると、サーバ1は、データ処
理端末2より送信される更新データを受信する(ステッ
プS62)。
【0089】データ処理端末2からの更新データ受信を
終了すると、サーバ1は、受信した更新データにより、
DB3の更新処理を行う(ステップS63)。以上の処
理を行うと、サーバ1は、本データ受信処理を終了す
る。
【0090】上記に説明した処理のように、本実施の形
態のデータ処理端末2では、通信モジュール20とデー
タ処理モジュール21の電源が各々独立して電源ON/
OFF制御される。
【0091】したがって、通信機能、またはデータ処理
機能のどちらか一方の機能のみ使用したい場合には、使
わない機能の電源を切ることができ、電力を無駄に消費
することなく、データ処理端末を長時間連続使用するこ
とができる。また、それとともに、病院や飛行機の発着
時等の通信が禁止されている場所・時において、データ
処理機能のみ使用したい場合には、通信機能の電源をO
FFすることで使用することができる。また、データ送
受信の終了後は、データ送受信が行われる前の状態に戻
す作業を自動で行わせることが可能となる。
【0092】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能であり、例えば、通信モジュール20
と通信電源SW223の間に、物理的にON/OFF可
能な通信電源SWを設けて、そのスイッチをOFFにし
た場合は、外部通信を一切できなくなる、というように
することも可能である。
【0093】
【発明の効果】請求項1、4から6いずれかに記載の発
明によれば、通信モジュールとデータ処理モジュールの
電源を各々独立して電源ON/OFF制御可能にしたた
め、通信機能、またはデータ処理機能のどちらか一方の
機能のみ使用したい場合には、使わない機能の電源を切
ることができ、電力を無駄に消費することなく、データ
処理端末を長時間連続使用することができるとともに、
病院や飛行機の発着時等の通信が禁止されている場所・
時において、データ処理機能のみ使用したい場合には、
通信機能の電源をOFFすることで、データ処理機能を
使用することができる。また、データ処理モジュール内
のRAMに常時電源供給できるようにしたため、データ
送受信の終了後は、データ送受信が行われる前の状態に
戻す作業を自動で行わせることが可能となる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、サーバからの送信要求により、
通信モジュール及びデータ処理モジュールの電源のON
/OFFに関わらず、サーバから受信したデータについ
てデータ処理を行うことができる。
【0095】請求項3記載の発明によれば、請求1また
は2記載の発明の効果に加え、予め決められた所定時刻
になると、通信モジュール及びデータ処理モジュールの
電源のON/OFFに関わらず、サーバとのデータ通信
を行い、受信したデータに対するデータ処理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ送受信システムを示す
図である。
【図2】サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図3】データ処理端末の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】データ処理端末内の電源制御回路を示す回路図
である。
【図5】データ処理端末内の各モジュールの電源状態に
対応する、データ処理端末の動作モードを説明する電源
状態表である。
【図6】データ処理モジュールにおけるデータ処理を説
明するフローチャートである。
【図7】通信モジュールにおける通信処理を説明するフ
ローチャートである。
【図8】サーバにおけるデータ送信処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】サーバにおけるデータ受信処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100 データ送受信システム 1 サーバ 11 CPU 12 入力部 13 RAM 14 表示部 15 印字部 16 伝送制御部 17 記憶装置 18 記憶媒体 19 バス 2 データ処理端末 20 通信モジュール 21 データ処理モジュール 211 CPU 212 ROM 213 RAM 214 タイマ回路 215 LCDドライバ 216 LCD 217 キー入力I/F 218 キーマトリックス 219 バス 22 電源部 221 充電回路 222 電源A 223 通信電源SW 224 電源B 225 電源制御回路 30 リレー回路 31 電源SW L1,L2 信号線 3 DB N ネットワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースを記憶したサーバと、当該サ
    ーバとのデータ送受信が可能なデータ処理端末とから成
    るデータ送受信システムであって、 前記データ処理端末は、 通信モジュールとデータ処理モジュールとを備え、 この通信モジュールにより前記サーバからの送信要求を
    検出した場合、または、タイマ起動要求を検出した場
    合、その検出に応じて前記データ処理モジュールに対し
    て割り込み要求を行う割り込み手段と、 当該割り込み手段による割り込み要求により、前記デー
    タ処理モジュールが非稼動状態であれば起動を行わせ、
    前記通信モジュールを介した前記サーバとの通信接続に
    より当該サーバとの間でデータ送受信処理を行い、当該
    データ送受信処理の終了後に、前記データ処理モジュー
    ルを割り込み要求前の元の状態に復帰制御する制御手段
    と、 を備えることを特徴とするデータ送受信システム。
  2. 【請求項2】前記データ処理端末の制御手段は、前記サ
    ーバからの送信要求を検出の際は、当該サーバから送信
    されてくる新規データベースの受信と、当該データベー
    スの記憶処理とを行うことを特徴とする請求項1記載の
    データ送受信システム。
  3. 【請求項3】前記データ処理端末の制御手段は、前記タ
    イマ起動要求を検出した際は、前記サーバとの通信接続
    を前記通信モジュールに対して要求し、通信接続された
    前記サーバに対する更新データの送信処理を行うことを
    特徴とする請求項1または2記載のデータ送受信システ
    ム。
  4. 【請求項4】サーバとの通信接続が可能なデータ処理端
    末であって、 それぞれが独立した電源制御を行う通信モジュールとデ
    ータ処理モジュールとを備え、 前記通信モジュールの着信検出によりデータ処理モジュ
    ールに対する電源オンを指示し、前記通信モジュールを
    介した前記サーバとのデータ送受信処理を前記データ処
    理モジュールにて実行させる送受信処理手段と、 当該データ送受信処理の終了の際に、前記データ処理モ
    ジュールが前記着信検出で電源オンされたのか否かを判
    別し、着信検出での電源オンであれば前記データ処理モ
    ジュールの電源をオフし、否であれば元のデータ処理状
    態へ復帰制御する制御手段と、 を更に備えることを特徴とするデータ処理端末。
  5. 【請求項5】データベースを記憶したサーバと、当該サ
    ーバとのデータ送受信が可能なデータ処理端末とから成
    るデータ送受信システムを制御するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって前
    記データ処理端末は、通信モジュールとデータ処理モジ
    ュールとを備え、 この通信モジュールにより前記サーバからの送信要求を
    検出した場合、または、タイマ起動要求を検出した場
    合、その検出に応じて前記データ処理モジュールに対し
    て割り込み要求を行うためのコンピュータが実行可能な
    プログラムコードと、 当該割り込み要求により、前記データ処理モジュールが
    非稼動状態であれば起動を行わせ、前記通信モジュール
    を介した前記サーバとの通信接続により当該サーバとの
    間でデータ送受信処理を行い、当該データ送受信処理の
    終了後に、前記データ処理モジュールを割り込み要求前
    の元の状態に復帰制御するためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 を含むことを特徴とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】サーバとの通信接続が可能なデータ処理端
    末を制御するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 前記データ処理端末は、それぞれが独立した電源制御を
    行う通信モジュールとデータ処理モジュールとを備え、 前記通信モジュールの着信検出によりデータ処理モジュ
    ールに対する電源オンを指示し、前記通信モジュールを
    介した前記サーバとのデータ送受信処理を前記データ処
    理モジュールにて実行させるためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 当該データ送受信処理の終了の際に、前記データ処理モ
    ジュールが前記着信検出で電源オンされたのか否かを判
    別し、着信検出での電源オンであれば前記データ処理モ
    ジュールの電源をオフし、否であれば元のデータ処理状
    態へ復帰制御するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 を更に含むことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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