JPH06161617A - 情報処理装置のための電力供給制御装置 - Google Patents

情報処理装置のための電力供給制御装置

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JPH06161617A
JPH06161617A JP4318573A JP31857392A JPH06161617A JP H06161617 A JPH06161617 A JP H06161617A JP 4318573 A JP4318573 A JP 4318573A JP 31857392 A JP31857392 A JP 31857392A JP H06161617 A JPH06161617 A JP H06161617A
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alarm
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standby
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Takuma Kido
琢磨 城戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置の利用状況に応じて該装置への
電力供給状態を調整することにより、該装置への電力供
給量を低減させる電力供給制御装置を提供する。 【構成】 情報処理システムは電源1および電源1から
該システムへ電力供給を制御する電源制御装置2を含
み、装置2により全体へ電力供給されるラン状態および
一部に電力供給されるスタンバイ状態を有する。スタン
バイ状態時にアラーム割込要求I2またはキーボード割
込要求I1が発生すると、ラン状態へ移行するが、特
に、要求I2発生に応じたラン状態移行後の所定期間連
続して要求I1が発生しない、すなわち利用者により該
システムが利用されない状態が継続すれば、ただちに該
システムはスタンバイ状態に戻されるので、該システム
は利用されていないのにラン状態にあることが回避され
無駄な電力消費が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報処理装置にその駆
動に必要とされる電力の供給を制御する情報処理装置の
ための電力供給制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電力供給制御機構が含ま
れる情報処理システムの構成図である。図において情報
処理システムは電源1、電源1を接続する電源制御装置
2a、リアルタイムクロック3、記憶装置4、中央処理
装置5a、表示装置6、キーボード入力装置7および警
告音発生装置8を含み、電源1を除く各部はシステムバ
ス9を介して相互に通信接続される。この情報処理シス
テムにおいて、該システム全体に電源1からの電力が供
給された状態をラン状態と呼び、該情報処理システムの
一部分に電源1からの電力が供給される状態をスタンバ
イ状態と呼ぶ。
【0003】電源制御装置2aは該システムがラン状態
であることを示すフラグRfを格納するためのレジスタ
R2、該システムがスタンバイ状態であることを示すフ
ラグSfを格納するためのレジスタR3、ラン状態から
スタンバイ状態へ移行する時間期間長を決定する状態移
行期間設定値Tを格納するためのスタンバイタイムアウ
トレジスタR4を含む。さらに電源制御装置2aはラン
状態フラグRfが“1”に設定されている場合、スタン
バイタイムアウトレジスタR4中の値Tを一定時間間隔
t秒ごとに1ずつデクリメントする設定値Tデクリメン
ト部21、電源1からの電力を該システムの各部に供給
するのを制御する電源供給部22、システムバス9を経
由して後述するキーボード割込要求I1、アラーム割込
要求I2、スタンバイ処理終了通知E1およびリセット
再開処理終了通知E2のいずれかが与えられたことを判
別する割込/通知監視部23、中央処理装置5aに対し
てスタンバイ割込要求I3を発生し、これをシステムバ
ス9に送出するスタンバイ割込発生部24および各種処
理を行なう処理部25を含む。状態移行期間設定値T
は、前述したようにデクリメント部21によりラン状態
フラグRfが“1”に設定されている場合はデクリメン
ト処理されるが、スタンバイ状態フラグSfが“1”に
設定されている場合はデクリメントされない。
【0004】リアルタイムクロック3はアラーム割込時
間を設定するためのアラーム設定レジスタ31およびア
ラーム割込発生部32を含む。利用者がアラーム割込時
間を設定しておけば該システムから離れていても、この
時間に達したときに後述するようにアラームが鳴動し
て、利用者に対して該システムの利用開始を促すことが
できる。リアルタイムクロック3はレジスタ31に設定
された時刻になると、アラーム割込発生部32を用いて
アラーム割込要求I2を発生しシステムバス9に送出す
る。
【0005】記憶装置4は該情報処理システムにおける
各種プログラムおよびデータを記憶する記憶領域の他に
中央処理装置5aから退避されたデータを記憶するため
のデータ退避領域41を含む。
【0006】中央処理装置5aは割込などにより実行が
中断されたプログラムが、後に中断された時点からの実
行再開が可能となるのに必要なデータを格納するための
レジスタ群51、スタンバイ処理終了通知部52、リセ
ット再開処理終了通知部53、割込監視部55および各
種処理を行なう処理部56を含む。割込監視部55はシ
ステムバス9を経由してキーボード割込要求I1、アラ
ーム割込要求I2およびスタンバイ割込要求I3のいず
れかが与えられたことを判断する。スタンバイ処理終了
通知部52は、割込監視部55によりシステムバス9を
介して電源制御装置2aからスタンバイ割込要求I3が
与えられたことに応じて、処理部56がレジスタ群51
に格納されるデータをデータ退避領域41に転送した
後、スタンバイ処理終了通知E1をシステムバス9を介
して電源制御装置2aに与える。リセット再開処理終了
通知部53は、前述のスタンバイ処理後、電源制御装置
2aから電力供給が再開されたことに応じて処理部56
がデータ退避領域41に退避されたデータを読出しレジ
スタ群51に書込んで格納した後、リセット再開処理終
了通知E2をシステムバス9を介して電源制御装置2a
に与える。
【0007】キーボード入力装置7はキーボード割込発
生部71、図示されない英数字キーおよびテンキーなど
を含むキーボード72を含む。キーボード割込発生部7
1はキーボード72上のキーが押下されたことに応じて
キーボード割込要求I1をシステムバス9に送出する。
キーボード72は警告音発生装置8から発生される警告
音を停止させるために操作される“C”キー721およ
び発生される警告音を停止させ、所定時間経過後に再発
生させるために操作される“S”キー722を含む。
【0008】図7に示される情報処理システムはラン状
態では電源制御装置2a、リアルタイムクロック3、記
憶装置4、中央処理装置5a、表示装置6、キーボード
入力装置7および警告音発生装置8に電源供給部22の
制御により電力が供給される。スタンバイ状態では電源
制御装置2a、リアルタイムクロック3、記憶装置4お
よびキーボード入力装置7にのみ電源供給部22の制御
により電力が供給されている。このようにラン状態では
該情報処理システム全体に電力が供給されているが、ス
タンバイ状態ではもっとも消費電力の大きい中央処理装
置5、表示装置6および警告音発生装置8に電力が供給
されていないので、低消費電力状態となっている。
【0009】次に、図7に示された情報処理システムの
動作について説明する。まず、ラン状態における電源制
御装置2aの動作を図8のフローチャートに従って説明
する。図8のステップS20(図中、S20と略す)に
おいて、処理部25はラン状態であるのでフラグRfに
“1”を、スタンバイ状態フラグSfに“0”を設定
し、次のステップS22において状態移行期間設定値に
初期値Tを設定する。初期値Tは、該システムにおいて
独自に設定される値であり、予め記憶装置4に記憶され
たデータを処理部25が読出すことにより設定してもよ
いし、キーボード入力装置7を介して利用者により設定
された値を読込んで設定するようにしてもよい。設定さ
れた初期値Tはデクリメント部21により一定時間間隔
t秒ごとにデクリメント処理される。
【0010】ステップS23において処理部25はリア
ルタイムクロック3からのアラーム割込要求I2が発生
したか否かを判定する。アラーム割込要求I2が発生し
た場合ステップS25において、スタンバイアウトレジ
スタR4に再び初期値Tを設定しステップS23に戻
る。アラーム割込要求I2が発生していない場合ステッ
プS24においてキーボード入力装置7からキーボード
割込要求I1が発生したか否かを判定する。キーボード
割込要求I1が発生した場合前述のステップS25以降
の処理が同様に行なわれる。キーボード割込要求I1が
発生していない場合ステップS26においてスタンバイ
アウトレジスタR4内の設定値Tの値が“0”であるか
否かが判定される。0でなければ処理はステップS23
に戻り、“0”であれば、処理はステップS27に移行
する。このように、アラーム割込要求I2またはキーボ
ード割込要求I1が発生した場合、該情報処理システム
は利用者による動作状態にあると判定され、その都度設
定値Tが初期化される。アラーム割込要求I2およびキ
ーボード割込要求I1がなく、かつデクリメント部21
によりレジスタR4中の値Tが“0”になった場合、す
なわちラン状態においてスタンバイタイムアウト時間期
間(T×t秒期間)、アラーム割込要求I2およびキー
ボード割込要求I1が発生しなかったことから該情報処
理システムは利用者によって利用されない状態にあると
判断され、ラン状態からスタンバイ状態に移行するため
にステップS27に処理を移す。ステップS27におい
て処理部25はスタンバイ割込発生部24に対してスタ
ンバイ割込要求I3を発生させ、システムバス9に送出
させる。スタンバイ割込要求I3はシステムバス9を介
して中央処理装置5aに与えられ、応じて中央処理装置
5aは後述するようにスタンバイ処理を行ない、スタン
バイ処理終了通知E1を電源制御装置2aに与える。処
理部25はステップS28において割込/通知監視部2
3を介してスタンバイ処理終了通知E1を受信したこと
に応じて、ステップS29において電源供給部22に対
して該システム全体がスタンバイ状態の電力供給状態と
なるように、中央処理装置5a、表示装置6および警告
音発生装置8への電力供給を断つように制御する。これ
により該情報処理システムはスタンバイ状態へと移行す
る。
【0011】前述のステップS27で出力されたスタン
バイ割込要求I3が与えられたことに応じて開始される
中央処理装置5a側のスタンバイ割込処理が図9にフロ
ーチャートにして示される。中央処理装置5aの割込監
視部55はシステムバス9を介してスタンバイ割込要求
I3の入力を検知するので、応じて処理部56はステッ
プS31において現在実行中のプログラム処理を中断
し、該プログラム処理に関するデータを格納したレジス
タ群51の内容を記憶装置4のデータ退避領域41へ転
送し、その後ステップS32において通知部52を介し
てスタンバイ処理終了通知E1をシステムバス9を介し
て電源制御装置2aに与える。これにより中央処理装置
5a側は停止状態となる。前述したようにレジスタ群5
1からデータ退避領域41に転送されたデータは、スタ
ンバイ割込要求I3により中断されたプログラム処理を
中断された時点から実行再開可能とするようなデータで
ある。したがって、中央処理装置5aは電力供給再開
後、直前のスタンバイ割込要求I3の発生により実行が
中断されたプログラム処理などをデータ退避領域41に
退避されたデータを用いて中断時点の状態から再開でき
る。
【0012】図8および図9を用いて説明したように、
ラン状態にあってもスタンバイタイムアウト時間期間
(T×t秒期間)、キーボード割込要求I1およびアラ
ーム割込要求I2が発生しない状態が連続した場合、言
い換えれば利用者が該情報処理システムを利用していな
い状態が連続した場合、自動的にラン状態からスタンバ
イ状態に移行することにより、必要のない電力消費を防
ぐことができる。
【0013】前述のようにしてスタンバイ状態に移行し
た後の電源制御装置2aのスタンバイ状態処理が図10
にフローチャートにして示される。図10において電源
制御装置2aの処理部25は前述の図8のステップS2
9でスタンバイ状態に移行した後、ステップS40にお
いてラン状態フラグRfに“0”およびスタンバイ状態
フラグSfに“1”を設定し、ステップS42およびS
43においてキーボード入力装置7からキーボード割込
要求I1またはリアルタイムクロック3からアラーム割
込要求I2が与えられるか否かを判定する。これら割込
要求I1およびI2が与えられない期間はこの判定処理
が繰返される、すなわちスタンバイ状態が継続される。
一方、アラーム割込要求I2またはキーボード割込要求
I1が発生すると、処理部25はステップS44におい
て電源供給部22に対し中央処理装置5a、表示装置7
および警告音発生装置8へ電源投入を行なわせるように
制御する。中央処理装置5aはこの電源投入に応じて後
述するようなリセット再開処理を行なってリセット再開
処理終了通知E2を電源制御装置2aに与える。処理部
25は次のステップS45において割込/通知監視部2
3を介してリセット再開処理終了通知E2の受信を判定
すると該システムをラン状態に移行させる。
【0014】前述のステップS44における電源投入に
応じて開始される中央処理装置5aのリセット再開処理
が図11にフローチャートにして示される。中央処理装
置5aの処理部56はステップS51においてデータ退
避領域41に退避されたデータを読出しレジスタ群51
に書込んで格納し、ステップS52においてリセット再
開処理終了通知部53に対しリセット再開処理終了通知
E2を送信させ、スタンバイ割込要求I3発生直前の処
理に復帰する。
【0015】次に、中央処理装置5aにおけるアラーム
割込要求I2によるアラーム割込処理について図12の
フローチャートを参照しながら説明する。このアラーム
割込処理においては表示装置6に図13に示されるよう
なアラーム鳴動画面が表示される。アラーム鳴動画面は
アラーム鳴動時刻表示61、アラームを一旦停止させて
たとえば5分後に再度アラーム鳴動再開を設定するため
にキーボード72の“S”キー722を押下することに
より、スヌーズ(一旦、鳴動を中断させる)機能が有効
になることを示すスヌーズボタン表示62およびアラー
ム設定を解除するために“C”キー721を押下するこ
とによりキャンセル(鳴動の停止)機能が有効となるこ
とを示すキャンセルボタン表示63を含む。
【0016】図12の処理フローに戻り、処理部56は
割込監視部55を介してアラーム割込要求I2が与えら
れたことに応じて、ステップS61およびS62におい
て表示装置6に対し図13に示されるようなアラーム鳴
動画面を表示させるとともに、警告音発生装置8を介し
て警告音を発生させる。
【0017】次のステップS63において、処理部56
はキーボード入力装置7から“C”キー721の押下が
あったか否かを判定する。“C”キー721の押下があ
った場合、アラーム鳴動がキャンセルされたと判断され
後述のステップS68に移行する。
【0018】キーボード入力装置7から“C”キー72
1の押下が発生しなかったことを判定した場合、ステッ
プS64においてキーボード入力装置7から“S”キー
722の押下が発生したか否かを判定する。“S”キー
722の押下が発生した場合、アラーム鳴動がスヌーズ
されたと判定し、アラーム鳴動を一旦中断させ5分後に
再度設定するために後述のステップS67に移行する。
“S”キー722の押下がなかった場合、ステップS6
5において、処理部56はリアルタイムクロック3から
現在時刻を読出しアラーム割込開始時刻(アラーム鳴動
時刻)と比較し、アラーム鳴動時間期間を求め、ステッ
プS66に移行する。ステップS66において、ステッ
プS65で得られたアラーム鳴動時間期間が予め設定さ
れたアラームタイムアウト時間期間A×t秒(予め処理
部56の内部レジスタにストアされている)より大きい
か否かによりアラームタイムアウトが成立するか否かを
判定する。アラームタイムアウト時間期間A×t秒は前
述したスタンバイタイムアウト時間期間(T×t秒)よ
り小さい値に設定されている。アラーム鳴動時間期間が
アラームタイムアウト時間期間A×t秒よりも小さい場
合、ステップS63に戻り、再度キーボード入力装置7
からの入力を待つ。アラーム鳴動時間期間がアラームタ
イムアウト時間期間A×t秒に達した場合、アラームタ
イムアウトが成立したと判定し、アラーム鳴動を5分後
に再設定するためにステップS67に移行する。
【0019】ステップS67において、処理部56は該
アラーム割込処理の起動された時間(アラーム鳴動時
刻)に5分を加えた値をリアルタイムクロック3内のア
ラーム設定レジスタ31に書込んで設定する。
【0020】ステップS68において、処理部56は表
示装置6に表示されているアラーム鳴動画面を消去する
とともに、ステップS69において警告音発生装置8に
対し警告音の発生を停止させ、その後アラーム割込処理
から復帰する。
【0021】上述した、図7に示される情報処理システ
ムにおけるラン状態とスタンバイ状態との間の状態遷移
が図14に示される。スタンバイ状態71からラン状態
70への状態遷移73はリアルタイムクロック3からの
アラーム割込要求I2またはキーボード入力装置7から
のキーボード割込要求I1の発生により行なわれる。ラ
ン状態70からスタンバイ状態71への状態遷移74は
スタンバイタイムアウト発生(スタンバイタイムアウト
レジスタR4中の設定値Tが“0”に達する)により行
なわれる。ラン状態70からラン状態70への状態遷移
75は、リアルタイムクロック3からのアラーム割込要
求I2またはキーボード入力装置7からのキーボード割
込要求I1の要因で行なわれる。
【0022】このように、図7に示される情報処理シス
テムによれば、ラン状態にあっても、スタンバイタイム
アウト時間期間(T×t秒)以上、利用者が該システム
を利用しない場合は、ただちに低消費電力状態であるス
タンバイ状態に自動的に移行するので、該システム全体
の電力消費量を削減することが可能となる。さらに、こ
のスタンバイ状態からラン状態への移行は、利用者がキ
ーボード入力装置7を介してキー入力するか、またはリ
アルタイムクロック3がアラーム設定レジスタ31に設
定された時刻に達したことにより行なわれる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図7
に示された従来の情報処理システムでは、利用者によっ
て予め設定されたアラーム設定時刻になると、スタンバ
イ状態にあった場合でもアラーム割込処理を行なえるよ
うにラン状態レベルの電力供給が開始される。このラン
状態への移行後のアラーム割込処理中においても利用者
が該情報処理システムを使用しない場合は、すなわち利
用者がアラーム割込処理中にいかなるキー入力操作も行
なわなかった場合は再度スタンバイ状態へ移行しようと
するが、この移行は、ラン状態へ移行してからスタンバ
イタイムアウト時間期間(T×t秒)経過しないと行な
われなかった。したがって、アラーム割込処理に要する
アラームタイムアウト時間期間A×t秒経過後からスタ
ンバイタイムアウト時間期間T×t秒経過までの(T×
t−A×t)秒の間は、該システムは利用されていない
にもかかわらずラン状態におかれるため該システムにお
いて無駄な電力が消費されるという問題があった。特
に、該情報処理システムの電源1が電池であった場合、
上述したような無駄な電力消費は電池寿命を短くしコス
ト高になるという重大な問題を引起こした。
【0024】それゆえにこの発明の目的は、情報処理装
置の利用状況に応じた電力供給により該情報処理装置に
おける電力消費量を低減できる情報処理装置のための電
力供給制御装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報処理
装置のための電力供給制御装置は、情報処理装置に備え
られ、かつ電源から処理装置への電力供給を制御するも
のであり、割込手段と、第1制御手段と、第2制御手段
とを備える。
【0026】割込手段は、複数種類の割込要求を出力す
る。第1制御手段は、情報処理装置に低レベルの電力供
給後、割込手段から出力された割込要求に応答して処理
装置に高レベルの電力を供給し、第2制御手段は、第1
制御手段による高レベル電力供給開始後の所定期間にわ
たって、割込手段から所定種類の割込要求が出力されな
いことに応答して、処理装置に前述の低レベルの電力を
供給する。第2制御手段はさらに期間設定手段を備え、
この期間設定手段は第1制御手段に対して直前に前述の
高レベル電力供給を行なわせた割込要求の種類に応じて
前述の所定期間の長さを可変設定する。
【0027】前述の期間設定手段は、さらに短期間設定
手段および長期間設定手段を備えて構成されてもよい。
短期間設定手段は、第1制御手段に対して直前に高レベ
ル電力供給を行なわせた割込要求の種類が利用者に情報
処理装置の利用開始を促す第1種類の割込要求であるこ
とに応じて、前述の所定期間を短期間に設定し、長期間
設定手段は、第1制御手段に対して直前に高レベル電力
供給を行なわせた割込要求の種類が情報処理装置にデー
タ入力されて利用が所望されていることを表わす第2種
類の割込要求であることに応じて、前述の所定期間を前
述した短期間よりも長く設定する。
【0028】
【作用】この発明に係る情報処理装置のための電力供給
制御装置は上述のように構成されて、第1制御手段は情
報処理装置に低レベルの電力供給後、割込手段から出力
された割込要求に応答してこの処理装置に高レベルの電
力を供給する。第2制御手段は、この高レベル電力供給
開始後の所定期間にわたって割込手段から所定種類の割
込要求が出力されないことに応答して情報処理装置に低
レベルの電力を供給する。このとき、期間設定手段は、
第1制御手段に対して直前に高レベル電力供給を行なわ
せた割込要求の種類に応じて前述の所定期間の長さを可
変設定するので、情報処理装置に対する第1制御手段に
よる高レベル電力供給期間、すなわち高レベル電力供給
量をこの第1制御手段に対して直前に高レベル電力供給
を行なわせた割込要求の種類によって可変調整できる。
言い換えれば、この割込要求の種類が利用者に情報処理
装置の利用開始を促す第1種類の場合は、短期間設定手
段が前述の高レベル電力供給期間を短期間に設定し、こ
の割込要求の種類が情報処理装置にデータ入力されて利
用が所望されていることを表わす第2種類であった場
合、長期間設定手段が前述の高レベル電力供給期間をこ
の短期間よりも長く設定するので、第1制御手段に対し
て直前に高レベル電力供給を行なわせた割込要求の種類
が第1種類であった場合は、高レベル電力供給期間を短
く、すなわち高レベル電力供給量を削減して、該情報処
理装置における電力消費量を低減できる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
し詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例による
電力供給制御機構が含まれる情報処理システムの構成図
である。図1に示される情報処理システムと図7に示さ
れる従来のそれとを比較し異なる点は、図7のシステム
中の電源制御装置2aおよび中央処理装置5aのそれぞ
れを図1のシステムでは電源制御装置2および中央処理
装置5のそれぞれで代替えしている点にある。図1の情
報処理システムのその他の構成は、図7に示されるシス
テムのそれらと同様であるので説明は省略する。
【0030】電源制御装置2は従来の電源制御装置2a
の構成に追加してアラーム状態フラグAfが設定される
レジスタR1をさらに含み、中央処理装置5は従来の中
央処理装置5aの構成に追加してシステムバス9を介し
て電源制御装置2にアラームタイムアウト通知E3を送
信するアラームタイムアウト通知部54をさらに含む。
電源制御装置2のスタンバイタイムアウトレジスタR4
に設定された設定値Tは、従来と同様にラン状態フラグ
Rfが“1”に設定されている場合、デクリメント部2
1により一定時間間隔t秒ごとに1ずつデクリメントさ
れる。一方、スタンバイ状態フラグSfまたはアラーム
状態フラグAfが“1”に設定されている場合、設定値
Tはデクリメントされない。図1の情報処理システムが
ラン状態またはアラーム状態にあるとき、電源制御装置
2の電源供給部22により該システム全体に電源1から
電力が供給されており、スタンバイ状態では、電源制御
装置2、リアルタイムクロック3、記憶装置4およびキ
ーボード入力装置7のみに電力が供給されている。この
ように、スタンバイ状態では、もっとも消費電力の大き
い中央処理装置5、表示装置6および警告音発生装置8
には電力が供給されないので該情報処理システムは低消
費電力状態となっている。
【0031】次に、図1に示される情報処理システムの
動作について説明する。図2には該情報処理システムが
ラン状態にあるときの電源制御装置2の動作がフローチ
ャートにして示される。このフローチャートと図8に示
された従来のフローチャートとを比較し、異なる点は従
来のステップS20の処理がステップS21の処理に代
替えされた点にある。その他の処理(ステップS22な
いしステップS29)の内容は図8に示された従来のそ
れらと同様であり詳細な説明は省略する。電源制御装置
2はラン状態に移行すると、ステップS21においてラ
ン状態フラグRfに“1”を設定するとともに、アラー
ム状態フラグAfおよびスタンバイ状態フラグSfに
“0”を設定して次のステップS22へ移行する。以
下、図8と同様な処理が行なわれて、スタンバイタイム
アウト時間期間(T×t秒間)連続して利用者により該
情報処理システムの利用が行なわれていない、すなわち
アラーム割込要求I2およびキーボード割込要求I1が
発生しなかった場合は、ただちに中央処理装置5に対し
てスタンバイ割込要求I3を出力し、その後中央処理装
置5からスタンバイ処理終了通知E1を受けると、応じ
て中央処理装置5、表示装置6および警告音発生装置8
への電力供給を断ち、スタンバイ状態へ移行する。
【0032】前述した電源制御装置2におけるラン状態
からスタンバイ状態への移行時に出力されたスタンバイ
割込要求I3に応じて、中央処理装置5においては前述
した図9に示されるようなスタンバイ割込処理が行なわ
れる。このスタンバイ割込処理において、ラン状態から
スタンバイ状態への移行に際して中断されたプログラム
処理の再開に必要なデータはデータ退避領域41に転送
されて、スタンバイ処理終了通知E1が発行された後、
中央処理装置5は自動的に停止させられ電源制御装置2
によって電力供給が断たれる。
【0033】以上のように、ラン状態にあってもスタン
バイタイムアウト時間期間(T×t秒期間)、利用者が
該情報処理システムを使用していない状態が連続した場
合は、ただちに該情報処理システムは自動的にラン状態
からスタンバイ状態へと移行するので、必要のない電力
が消費されるのを防止できる。
【0034】スタンバイ状態に移行した電源制御装置2
の動作が図3にフローチャートにして示される。前述し
たようにして電源制御装置2がスタンバイ状態へ移行す
ると、ステップS41において処理部25はラン状態フ
ラグRfおよびアラーム状態フラグAfに“0”を設定
するとともにスタンバイ状態フラグSfに“1”を設定
しステップS42およびS43においてアラーム割込要
求I2またはキーボード割込要求I1が発生したか否か
を判定する。アラーム割込要求I2が発生した場合、処
理は後述するステップS46に移る。キーボード割込要
求I1が発生した場合、処理は後述するステップS44
へ移行する。スタンバイ状態においてアラーム割込要求
I2およびキーボード割込要求I1のいずれもが発生し
ない場合、このステップS42およびS43の判定処理
が繰返し行なわれて、スタンバイ状態が継続する。
【0035】前述のステップS42においてアラーム割
込要求I2が発生したことが判定されると、スタンバイ
状態からアラーム状態に移行するためにステップS46
において処理部25は電源供給部22に対して中央処理
装置5、表示装置6および警告音発生装置8へ電源供給
を再開するように制御する。中央処理装置5はこの電源
供給再開に応じて前述した図11に示されたようなリセ
ット再開処理を行なってリセット再開処理終了通知E2
を電源制御装置2に出力した後、スタンバイ割込要求I
3発生直前の処理に復帰する。
【0036】ステップS47において処理部25は割込
/通知監視部23を介して中央処理装置5から出力され
たリセット再開処理終了通知E2を受信するので、応じ
て該システムをアラーム状態に移行させる。
【0037】一方、ステップS43においてキーボード
割込要求I1が発生したことが判定されると、ステップ
S44およびステップS45において前述と同様にして
中央処理装置5、表示装置6および警告音発生装置8へ
の電力供給が再開されるとともに、中央処理装置5にお
いてリセット再開処理が行なわれてリセット再開処理終
了通知E2が電源制御装置2に送信される。リセット再
開処理終了通知E2の受信に応じて、電源制御装置2は
該システムをラン状態へと移行させる。
【0038】以上のように、電源制御装置2はこのスタ
ンバイ状態時のアラーム割込要求I2の発生に応じて該
システムをアラーム状態に遷移させ、キーボード割込要
求I1の発生に応じてラン状態へと遷移させる。
【0039】前述のようにしてスタンバイ状態からアラ
ーム状態へ遷移した電源制御装置2の動作が図4にフロ
ーチャートにして示される。図4において電源制御装置
2の処理部25はスタンバイ状態からアラーム状態に遷
移したことに応じて、ステップS81でラン状態フラグ
Rfおよびスタンバイ状態フラグSfに“0”を設定す
るとともにアラーム状態フラグAfに“1”を設定す
る。
【0040】ステップS82およびS83においてはア
ラーム状態においてキーボード割込要求I1またはアラ
ームタイムアウト通知E3が発生または受信したかを判
定する。これら要求および通知が発生または受信されな
い間はステップS82およびS83の判定処理が繰返さ
れることにより、アラーム状態が継続する。
【0041】ステップS82においてキーボード割込要
求I1が発生したことが判定されると、電源制御装置2
は該システムをラン状態へと移行させる。ラン状態へと
移行したことにより、電源制御装置2では前述した図2
のフローチャートに従う動作が行なわれる。
【0042】ステップS83において中央処理装置5の
アラームタイムアウト通知部54からアラームタイムア
ウト通知E3が送信されこれを受信したことが判定され
ると、ステップS84に移行する。アラームタイムアウ
ト通知E3を受信した場合、処理部25は後述する中央
処理装置5におけるアラーム割込処理中に利用者からの
キー入力がなされなかったと判定し、応じてスタンバイ
状態へと移行するために中央処理装置5に対してスタン
バイ割込要求I3を出力する。
【0043】中央処理装置5は電源制御装置2から与え
られるスタンバイ割込要求I3の入力に応じて前述した
図9に示されるようなスタンバイ割込処理を行なってス
タンバイ処理終了通知E1を電源制御装置2に送信し自
動的に停止する。
【0044】ステップS85において電源制御装置2の
処理部25は割込/通知開始部23を介してスタンバイ
処理終了通知E1の受信を判定するので、応じてステッ
プS86において中央処理装置5、表示装置6および警
告音発生装置8への電力供給を遮断する。これにより電
源装置2は該システムをスタンバイ状態へと移行させ
て、前述した図3に示されるようなスタンバイ状態時の
動作を行なう。
【0045】中央処理装置5におけるアラームタイムア
ウト通知E3を出力するようなアラーム割込処理が図5
にフローチャートにして示される。中央処理装置5の処
理部56は割込監視部55を介してアラーム割込要求I
2の発生を判定すると、ステップS61およびS62に
おいて表示装置6に図13に示されたようなアラーム鳴
動画面を表示させるとともに、警告音発生装置8に対し
警告音を発生させるよう制御する。
【0046】ステップS63ないしステップS66の処
理において、アラーム鳴動開始からのアラームタイムア
ウト時間期間A×t秒(ただしスタンバイタイムアウト
時間期間T×t秒より小さい)において、アラーム鳴動
をキャンセルするための“C”キー721の押下または
アラームを一旦、中断し5分後に再設定するための
“S”キー722の押下がなかった場合は、ステップS
67に移行する。
【0047】ステップS67においては、処理部56は
リアルタイムクロック3のアラーム設定レジスタ31の
内容に5分を追加して、アラームが5分後に再び鳴動す
るように設定する。その後ステップS68およびS69
の処理において、表示装置6に表示されたアラーム鳴動
画面を消去するとともに、警告音発生装置8を制御し警
告音発生を停止させる。そしてステップS70において
電源制御装置2に対しアラームタイムアウト通知E3を
送信し、アラーム割込要求I2発生前の処理に復帰す
る。
【0048】ステップS63において、アラーム鳴動に
応じて利用者が“C”キー721を押下したことを判定
すると、ステップS72およびS73において表示装置
6に表示されているアラーム鳴動画面を消去するととも
に警告音発生装置8を制御して警告音の発生を停止さ
せ、中央処理装置5はアラーム割込要求I2発生前の処
理に復帰する。
【0049】ステップS64においてアラーム鳴動に応
じて利用者が“S”キー722を押下したことを判定す
ると、ステップS71の処理において処理部56はアラ
ーム設定レジスタ31の内容に5分を追加し、さらに5
分後にアラームが再鳴動するよう設定し、その後前述と
同様にステップS72およびS73の処理を行なって、
アラーム割込要求I2発生前の処理に復帰する。
【0050】以上のように、従来の情報処理システム
は、スタンバイ状態時にアラーム割込要求I2が発生す
ると、応じてラン状態に移行し、その後該システムが利
用されていないにもかかわらず、一律にスタンバイタイ
ムアウト時間期間T×t秒はラン状態を維持している。
これに対し、本実施例ではスタンバイ状態時にアラーム
割込要求I2が発生すると、一旦ラン状態に移行する
が、中央処理装置5はラン状態に移行後何らのキー入力
もないままにアラーム割込要求I2発生からの経過時間
が予め設定されたアラームタイムアウト時間期間A×t
秒(A×t<T×t)に達すれば、アラームタイムアウ
ト通知E3を電源制御装置2に送信し、電源制御装置2
に対して該システムを再度スタンバイ状態へと移行させ
るように制御する。したがって、従来に比較し、本実施
例によればT×t秒−A×t秒の期間ラン状態であるこ
とが回避されるのでその分無駄な電力消費を防止でき
る。
【0051】上述した情報処理システムにおけるラン状
態、スタンバイ状態およびアラーム状態間の状態遷移が
図6に示される。アラーム状態72からラン状態70へ
の状態遷移74はアラーム割込要求I2の発生に応じた
アラーム割込処理中にキーボード割込要求I1が発生し
たことにより行なわれる。ラン状態70からラン状態7
0への状態遷移75はアラーム割込要求I2またはキー
ボード割込要求I1の発生により行なわれる。ラン状態
70からスタンバイ状態71への状態遷移76はスタン
バイタイムアウト期間(T×t秒期間)連続してアラー
ム割込要求I2およびキーボード割込要求I1が発生し
ていないというスタンバイタイムアウト発生により行な
われる。スタンバイ状態71からラン状態70への状態
遷移77はキーボード割込要求I1の発生により行なわ
れる。スタンバイ状態71からアラーム状態72への状
態遷移78はアラーム割込要求I2の発生により行なわ
れる。アラーム状態72からスタンバイ状態71への状
態遷移79はアラーム割込要求I2の発生によるアラー
ム割込処理中に、キーボード割込要求I1が発生しなか
った場合に行なわれる。
【0052】以上述べたように、スタンバイ状態時のア
ラーム割込要求I2発生によるラン状態への移行後、ア
ラーム割込処理が行なわれるが、この割込処理中に利用
者が該情報処理システムを使用していない状態が所定の
アラームタイムアウト時間期間(×t秒期間)継続した
場合、自動的にスタンバイ状態に戻ることが可能とな
る。したがって、利用者が該情報処理システムを利用し
ていないときに該情報処理システムがラン状態にあるこ
とが極力回避されるので、無駄な電力消費を抑制でき
る。特に、電源1が電池であった場合、電池の寿命を長
くすることが可能になる。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、期間設
定手段は、情報処理装置に対する第1制御手段による高
レベル電力供給期間長を、第1制御手段に対して直前に
高レベル電力供給を行なわせた割込要求の種類に応じて
可変調整できる。これに対し従来はこの高レベル電力供
給期間が割込要求の種類にかかわらず常に一定長であっ
た。したがって、従来は第1制御手段による高レベル電
力供給期間における電力消費量を低減することはできな
かったが、本発明によればこの電力消費量を第1制御手
段に対して直前に高レベル電力供給を行なわせた割込要
求の種類に応じて低減することが可能となる。また、こ
のことは情報処理装置の電源が電池であった場合、この
電池の使用寿命を長くするという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電力供給制御機構が
含まれる情報処理システムの構成図である。
【図2】図1に示された電源制御装置におけるラン状態
処理のフローチャートである。
【図3】図1に示された電源制御装置におけるスタンバ
イ状態処理のフローチャートである。
【図4】図1に示される電源制御装置におけるアラーム
状態処理のフローチャートである。
【図5】図1に示された中央処理装置におけるアラーム
割込処理のフローチャートである。
【図6】図1に示された情報処理システムの電力供給状
態における状態遷移図である。
【図7】従来の電力供給制御機構が含まれる情報処理シ
ステムの構成図である。
【図8】図7に示された電源制御装置におけるラン状態
処理のフローチャートである。
【図9】従来およびこの発明の一実施例に適用される中
央処理装置におけるスタンバイ割込処理のフローチャー
トである。
【図10】図7に示される電源制御装置におけるスタン
バイ状態処理のフローチャートである。
【図11】従来およびこの発明の一実施例に適用される
中央処理装置におけるリセット再開処理のフローチャー
トである。
【図12】図7に示された中央処理装置におけるアラー
ム割込処理のフローチャートである。
【図13】従来およびこの発明の一実施例に適用される
表示装置に表示されるアラーム鳴動画面の一例を示す図
である。
【図14】図7に示された情報処理システムの電力供給
状態における状態遷移図である。
【符号の説明】
1 電源 2 電源制御装置 3 リアルタイムクロック 5 中央処理装置 7 キーボード入力装置 Af アラーム状態フラグ Rf ラン状態フラグ Sf スタンバイ状態フラグ I1 キーボード割込要求 I2 アラーム割込要求 I3 スタンバイ割込要求 70 ラン状態 71 スタンバイ状態 72 アラーム状態 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に備えられ、かつ電源から
    前記処理装置への電力供給を制御する情報処理装置のた
    めの電力供給制御装置であって、 複数種類の割込要求を出力する割込手段と、 前記処理装置に低レベルの電力供給後、前記割込手段か
    ら出力された割込要求に応答して前記処理装置に高レベ
    ルの電力を供給する第1制御手段と、 前記第1制御手段による前記高レベル電力供給開始後の
    所定期間にわたって、前記割込手段から所定種類の割込
    要求が出力されないことに応答して、前記処理装置に前
    記高レベル電力に代替して前記低レベルの電力を供給す
    る第2制御手段とを備え、 前記第2制御手段は、前記第1制御手段に対して直前に
    前記高レベル電力供給を行なわせた前記割込要求の種類
    に応じて前記所定期間の長さを可変設定する期間設定手
    段をさらに備えた、情報処理装置のための電力供給制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記割込要求の種類は、利用者に前記処
    理装置の利用開始を促す第1種類および前記処理装置に
    データ入力されて利用が所望されていることを表わす第
    2種類を含み、 前記期間設定手段は、 前記第1制御手段に対して直前に前記高レベル電力供給
    を行なわせた前記割込要求の種類が前記第1種類である
    ことに応じて、前記所定期間を短期間に設定する短期間
    設定手段と、 前記第1制御手段に対して直前に前記高レベル電力供給
    を行なわせた前記割込要求の種類が前記第2種類である
    ことに応じて、前記所定期間を前記短期間よりも長く設
    定する長期間設定手段とをさらに備えた、請求項1に記
    載の情報処理装置のための電力供給制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5910750A (en) * 1997-09-29 1999-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Low power consumption switching device for power source
JP2007213137A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Denso Corp 電子制御装置
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