JP2000286930A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2000286930A
JP2000286930A JP8761899A JP8761899A JP2000286930A JP 2000286930 A JP2000286930 A JP 2000286930A JP 8761899 A JP8761899 A JP 8761899A JP 8761899 A JP8761899 A JP 8761899A JP 2000286930 A JP2000286930 A JP 2000286930A
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JP
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power
circuit
time
alarm
backup
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JP8761899A
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English (en)
Inventor
Shunichi Wakamatsu
俊一 若松
Shinichi Sato
信一 佐藤
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の電源が切れている状態であっても、設
定された時刻にアラーム音を鳴動できる携帯電話装置を
提供する。 【解決手段】 バックアップ回路10内の時刻一致検出
回路3に、予め設定されたアラーム時刻を記憶し、時刻
一致検出回路3で現在時刻とアラーム時刻との一致を検
出すると装置電源制御信号をオンにして、装置用電源制
御回路5が制御プロセッサ6に電源を供給し、アラーム
音発生回路7でアラーム音を鳴音させ、制御プロセッサ
6がアラーム音停止信号を入力したなら、アラーム音発
生回路7がアラーム音を停止して、装置用電源制御回路
5によって電源供給を停止する携帯電話無線装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定した時刻にア
ラームを鳴らすアラーム機能を備えた携帯電話装置に係
り、特に装置の電源をオフにした状態においてもアラー
ム機能が動作する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線、特に自動車電話、携帯無線電
話に代表される公衆通信移動電話(携帯電話装置)が急
速に普及するのに伴い、その装置の携帯性も急速に向上
している。また、携帯性に優れた携帯電話装置は、一般
使用者から電話としての基本機能以外の付加価値として
多くの機能(付加機能)が求められ、多機能性を兼ね備
えた携帯電話装置が望まれている。
【0003】その中でも、最も一般的な付加機能の1つ
になっている時計表示機能は、携帯電話装置に内蔵して
いる時計でカウントした時刻を表示部に表示するもの
で、屋外で携帯電話装置を携帯しているユーザにとって
は非常に便利なものになっている。
【0004】また、携帯電話装置の電源が投入されてい
れば事前に設定された時刻にアラーム音を鳴動させて時
刻を知らせるアラーム機能を備えているものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話装置では、装置の電源が切れている状態で
はアラーム音が鳴らないという問題点があった。特に就
寝時は携帯電話装置の電源を切ることが多いので、例え
ば目覚まし時計代わりに携帯電話装置のアラーム機能を
使用できず不便であった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、装置の電源が切れている状態であっても、設定され
た時刻にアラーム音を鳴動できる携帯電話装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、携帯電話装置にお
いて、装置の電源をオフした状態でもバックアップ電源
により動作するバックアップ回路内に、予め設定された
アラーム時刻を記憶し、現在時刻と前記アラーム時刻と
が一致したら装置の電源をオンにしてアラーム音を鳴音
させ、アラーム音停止後に装置の電源をオフすることを
特徴としており、装置の電源をオフした状態であって
も、設定したアラーム時刻に一時的に電源をオンしてア
ラームを鳴らし、その後装置の電源をオフすることがで
きる。
【0008】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、携帯電話装置において、脱着可能な
装置用電池と、入力される装置電源制御信号に従って前
記装置用電池から装置への電源供給を制御する装置用電
源制御部と、前記装置用電池が外された時に電源を供給
するバックアップ電池と、装置の電源をオフした状態で
も前記装置用電池又は前記バックアップ電池の電源で動
作し、現在時刻をカウントし、装置への電源供給のオン
/オフを指示する装置電源制御信号を出力するバックア
ップ回路と、前記バックアップ回路への電源供給を制御
するバックアップ電源制御回路と、装置の電源がオンさ
れると動作する制御部とを具備する携帯電話装置であっ
て、前記バックアップ回路が、予め設定されたアラーム
時刻を記憶し、現在時刻と前記アラーム時刻との一致を
検出して前記一致の情報を保持し、更にオンの装置電源
制御信号を出力するバックアップ回路であり、前記装置
用電源制御部が、前記オンの装置電源制御信号に従って
前記制御部へ電源を供給する装置用電源制御部であり、
前記制御部が、前記装置用電源制御部からの電源供給を
受けて、前記バックアップ回路における一致の情報を検
知してアラーム音を鳴動し、外部からアラーム音を停止
する指示を入力すると、アラーム音を停止し、前記バッ
クアップ回路における一致の情報をクリアし、電源オフ
を指示する電源オフ信号を出力する制御部であり、更に
前記バックアップ回路が、前記制御部からの電源オフ信
号を受けてオフの装置電源制御信号を出力するバックア
ップ回路であり、前記装置用電源制御部が、前記オフの
装置電源制御信号に従って前記制御部への電源供給を停
止する装置用電源制御部であることを特徴としており、
装置の電源をオフした状態であっても、設定したアラー
ム時刻に一時的に電源をオンしてアラームを鳴らし、ア
ラーム停止後に再び電源をオフに戻すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る携帯電話装置は、装置の電源をオフした状態でバック
アップ電源により動作するバックアップ回路内に、予め
設定されたアラーム時刻を記憶し、現在時刻が記憶され
ているアラーム時刻と一致したなら装置の電源をオンに
して、アラーム音を鳴音させ、アラーム音停止後に装置
の電源をオフにするものなので、装置電源が切られた状
態であっても、設定された時刻に一時的に装置電源を投
入してアラーム音を鳴音できるものである。
【0010】本発明に係る携帯電話装置の概略構成につ
いて図1を使って説明する。図1は、本発明に係る携帯
電話装置の概略構成ブロック図である。本実施の形態の
携帯電話装置(本装置)は、図1に示すように、バック
アップ電池1と、バックアップ電源制御回路2と、バッ
クアップ回路10と、装置用電池4と、装置用電源制御
回路5と、制御プロセッサ6と、アラーム音発生回路7
とから構成され、バックアップ回路10の内部には時刻
一致検出回路3と、時刻カウンタ8と、発振器9とを具
備している。
【0011】次に、本装置の各部について具体的に説明
する。装置用電池4は、装置用の電源で、脱着可能な電
池である。装置用電源制御回路5は、装置用電池4によ
る電源を制御プロセッサ6及びアラーム音発生回路7に
供給する制御を行うもので、入力される装置電源制御信
号のオン/オフにより、電源供給をオン/オフするよう
になっている。
【0012】バックアップ電池1は、装置用電池4が外
されている時に、バックアップ回路10に電源を供給す
るための電池であり、具体的には充放電可能な2次電池
である。バックアップ電源制御回路2は、バックアップ
回路10に供給する電源の制御を行うもので、装置用電
池4が装着されていて電源が供給されているときは、装
置用電池4による電源をバックアップ回路10に供給
し、装置用電池4による電源が供給されていないとき
は、バックアップ電池1による電源を、バックアップ回
路10に供給するようになっている。
【0013】ここで、バックアップ電源制御回路2及び
装置用電源制御回路5の詳細について、図2を使って説
明する。図2は、本発明の携帯電話装置の電源及び電源
制御部分の詳細構成を示すブロック図である。
【0014】本発明の携帯電話装置の装置用電源制御回
路5は、図2に示すようにレギュレータ51で構成され
ている。レギュレータ51は、装置用電池4から供給さ
れる電源をVinに入力し、時刻一致検出回路3からの
装置電源制御信号の状態に応じてVoutから制御プロ
セッサ6及びアラーム音発生回路7への電源供給を制御
するものである。
【0015】ここで、装置電源制御信号は論理「1」
(HIGHレベル)の場合が電源供給オンを示し、論理
「0」(LOWレベル)の場合が電源供給オフを示すよ
うになっている。そこで、レギュレータ51は、装置電
源制御信号が論理「1」の場合に、Voutを出力して
制御プロセッサ6及びアラーム音発生回路7へ電源を供
給し、装置電源制御信号が論理「0」の場合に、電源を
供給を停止するようになっている。
【0016】そして、本発明の携帯電話装置のバックア
ップ電源制御回路2は、図2に示すようにレギュレータ
21と、充放電制御回路22とから構成されている。
【0017】レギュレータ21は、装置用電池4から供
給される電源をVinに入力し、無条件にVoutに出
力するものである。つまり、装置用電池4が装着されて
いると無条件に充放電制御回路22に電源を供給する。
【0018】充放電制御回路22は、2つのダイオード
で構成され、バックアップ電池1の充放電を制御するも
のである。具体的には、装置用電池4が装着されている
ときは、レギュレータ21を介してバックアップ回路1
0へ電源を供給すると共に、バックアップ電池1を充電
し、装置用電池4が装着されていないときは、バックア
ップ電池1からの電源をバックアップ回路10に供給す
るようになっている。
【0019】バックアップ回路10は、ユーザー操作に
よって装置の電源がオフされている状態であっても、バ
ックアップ電源制御回路2からの電源供給で動作し、現
在時刻をカウントし、現在時刻とアラーム時刻との一致
を検出して一致の情報を保持し、装置への電源供給のオ
ン/オフを指示する装置電源制御信号を出力するもので
ある。
【0020】バックアップ回路10を構成する各部につ
いて説明する。発振器9は、時刻を算出する基準クロッ
クを生成するものである。時刻カウンタ8は、発振器9
で生成される基準クロックから現在時刻の秒、分、時
間、日、月などをカウントして出力するものである。
【0021】時刻一致検出回路3は、制御プロセッサ6
から設定されるアラームを鳴らす時刻(アラーム時刻)
を記憶し、アラーム時刻と現在時刻との一致を検出して
一致の情報を所持し、装置電源制御信号を用いて装置用
電源制御回路5に対して装置電源の供給を指示するもの
である。
【0022】具体的に時刻一致検出回路3は、予め制御
プロセッサ6から設定されたアラーム時刻を記憶し、装
置電源制御信号を装置用電源制御回路5に出力してい
る。ここで、装置電源制御信号は、装置用電源制御回路
5の説明で示したように、オン(論理「1」)であれば
装置全体(具体的には制御プロセッサ6及びアラーム音
発生回路7)への電源供給のオンを指示し、オフ(論理
「0」)であれば装置全体への電源供給のオフを指示す
るようになっている。
【0023】ここで、時刻一致検出回路3の内部の詳細
について、図3を使って説明する。図3は、本発明の携
帯電話装置のバックアップ回路10内部の構成を示すブ
ロック図である。本発明の携帯電話装置の時刻一致検出
回路3の内部は、目覚し時刻レジスタ31と、時刻比較
器32と、時刻一致フラグ33と、OR回路34と、フ
リップフロップ回路35とから構成されている。
【0024】次に、本発明の携帯電話装置の時刻一致検
出回路3内部の各部について具体的に説明する。目覚し
時刻レジスタ31は、制御プロセッサ6から設定された
アラーム時刻を記憶し、時刻比較器32に出力するもの
である。
【0025】時刻比較器32は、時刻カウンタ8からの
現在時刻と、目覚し時刻レジスタ31からのアラーム時
刻とを比較し、一致したときに時刻一致信号として論理
「1」(HIGHレベル)を出力する。
【0026】時刻一致フラグ33は、現在時刻とアラー
ム時刻との一致の情報を保持するもので、具体的には一
致していない状態は論理「0」であり、時刻比較器32
からの時刻一致信号を受け取ると時刻一致フラグが論理
「1」に変更されるものである。そして、制御プロセッ
サ6からの制御でアラーム音鳴音後に論理「0」に戻さ
れるようになっている。
【0027】OR回路34は、装置の電源投入信号(例
えば、ユーザー操作による電源ボタンの押下などの要因
で、装置の電源の投入を制御する信号)と、時刻比較器
32からの時刻一致信号との論理ORを出力するもので
ある。つまり、電源投入信号がオン(論理「1」)にな
っているか、又はアラーム時刻と現在時刻との一致が検
出されて時刻一致信号が論理「1」になると、OR回路
34からの論理OR出力が論理「1」(HIGHレベ
ル)になる。
【0028】フリップフロップ回路35は、OR回路3
4からの論理OR出力と、制御プロセッサ6からの装置
電源をオフする指示信号(電源オフ信号)との2つを入
力とし、出力信号を装置電源制御信号として装置用電源
制御回路5のレギュレータ51に出力するフリップフロ
ップ回路である。
【0029】つまり、電源投入信号がオンになっている
か、又はアラーム時刻と現在時刻との一致が検出される
て、OR回路34からの論理OR出力が論理「1」(H
IGHレベル)になると、装置電源制御信号がオン(論
理「1」(HIGHレベル))になる。そして、制御プ
ロセッサ6からの電源オフ信号がオン(論理「1」(H
IGHレベル))になると、装置電源制御信号がオフ
(論理「0」(LOWレベル))になる。
【0030】アラーム音発生回路7は、装置用電源制御
回路5から供給される電源で動作するものであり、制御
プロセッサ6からのアラーム音制御信号に従ってアラー
ム音を鳴動するものである。具体的にアラーム音発生回
路7は、制御プロセッサ6からのアラーム音制御信号が
論理「1」(HIGHレベル)の場合のみアラーム音を
発生するものである。
【0031】制御プロセッサ6は、装置用電源制御回路
5から供給される電源で動作するものであり、通常の携
帯電話装置としての動作に加えて、本発明の特徴部分と
してアラーム時刻の設定と、アラーム時刻にアラーム音
のオン/オフの制御を行うものである。尚、この制御プ
ロセッサ6が、請求項における制御部に相当する。
【0032】具体的に制御プロセッサ6は、入力部(図
示せず)から入力された時刻データを時刻カウンタ8に
設定し、更に入力部(図示せず)から入力されたアラー
ム時刻を時刻一致検出回路3の目覚し時刻レジスタ31
に設定する。
【0033】そして、レギュレータ51を介して装置用
電池4の電源が供給されている間、つまり電源投入時及
び通常の携帯電話装置としての動作の過程で、時刻一致
検出回路3の時刻一致フラグ33を監視し、時刻が一致
して時刻一致フラグ33が論理「1」になっている場合
に、アラーム音発生回路7へのアラーム制御信号をオン
(論理「1」)にしてアラーム音を鳴音させる。
【0034】そして、ユーザー操作によってアラーム停
止用ボタン等が押下されてアラーム停止信号を受け取る
と、アラーム制御信号をオフ(論理「0」)にしてアラ
ーム音発生回路7にアラーム音を停止させ、更に時刻一
致検出回路3の時刻一致フラグ33をリセット(論理
「0」)する。なお、アラームの停止は、外部からのア
ラーム停止信号の入力による方法でも良いし、予め定め
た一定時間が経過した時に停止するようにしても構わな
い。
【0035】そして、時刻一致検出回路3に電源をオフ
する指示を出力するようになっている。そして、アラー
ム時刻と現在時刻とが一致したことによって電源が投入
された場合は、時刻一致検出回路3のフリップフロップ
回路35への電源オフ指示信号を論理「1」に変更し
て、装置電源制御信号を変更させ、電源の供給を停止さ
せるものである。
【0036】次に、制御プロセッサ6における処理動作
について、図4を使って説明する。図4は、本発明の携
帯電話装置の制御プロセッサ6における処理の流れを示
すフローチャート図である。本発明の制御プロセッサの
処理は、携帯電話装置の電源オンと共に立ち上がり、ま
ず時刻一致フラグ33が論理「1」かどうか判断し(1
00)、論理「1」の場合(Yes)は、アラーム音鳴
動処理を行う(102)。
【0037】ここで、アラーム音鳴動処理とは、アラー
ム音発生回路7へのアラーム音制御信号をオンにしてア
ラーム音を鳴動させ、外部から入力されるアラーム停止
信号がオンになったら、アラーム音制御信号をオフにし
てアラーム音を停止させ、時刻一致検出回路3の時刻一
致フラグ33を論理「0」に戻す処理である。
【0038】そして、時刻一致検出回路3のフリップフ
ロップ回路35への電源オフ信号をオンにして(10
4)、制御プロセッサの処理を終了する。
【0039】一方、処理100において、時刻一致フラ
グ33が論理「1」でない場合(No)は、通常の装置
運用処理を行い(110)、再度時刻一致フラグ33が
論理「1」かどうか判断し(112)、論理「1」の場
合(Yes)は、アラーム音鳴動処理を行って(11
4)、処理110に戻る。ここで、アラーム音鳴動処理
は、処理102と同様である。また、処理112におい
て時刻一致フラグ33が論理「1」でない場合(No)
は、処理110に戻る。
【0040】次に、本発明の携帯電話装置の動作につい
て図1、図2、図3を使って説明する。本発明の携帯電
話装置は、ユーザー操作によって装置の電源がオン状態
にされると、電源投入信号がオンになり、OR回路34
からの論理OR出力がオンになって、フリップフロップ
回路35からの出力である装置電源制御信号がオンにな
る。
【0041】つまり、時刻一致検出回路3から装置用電
源制御回路5への装置電源制御信号がオンになり、装置
用電源制御回路5によって装置用電池4の電源が制御プ
ロセッサ6及びアラーム音発生回路7に供給されて、通
常の携帯電話装置としての動作が行われる。
【0042】そして、ユーザー操作によって装置の電源
がオフ状態にされると、電源投入信号がオフになり、時
刻比較器32からの時刻一致信号がオフの状態であれ
ば、OR回路34からの論理OR出力がオフになって、
フリップフロップ回路35からの出力である装置電源制
御信号がオフになる。
【0043】つまり、時刻一致検出回路3から装置用電
源制御回路5への装置電源制御信号がオフになり、装置
用電源制御回路5によって制御プロセッサ6及びアラー
ム音発生回路7への電源供給が停止される。
【0044】その間、装置用電池4からバックアップ電
源制御回路2を介してバックアップ回路10への電源供
給が行われ、時刻カウンタ8及び時刻一致検出回路3が
動作し、時刻一致検出回路3の時刻一致フラグ33に記
憶されているアラーム時刻と時刻カウンタ8からの現在
時刻との比較が時刻比較器32で行われ、両時刻が一致
すると、時刻一致信号がオンになり、時刻一致フラグ3
3が論理「1」にセットされる。
【0045】一方、時刻一致信号がオンになると、OR
回路34からの論理OR出力がオンになって、フリップ
フロップ回路35からの出力である装置電源制御信号が
オンになる。つまり、時刻一致検出回路3から装置用電
源制御回路5への装置電源制御信号がオンになり、装置
用電源制御回路5によって装置用電池4による電源が制
御プロセッサ6及びアラーム音発生回路7に供給され
る。
【0046】そして、制御プロセッサ6の処理が起動さ
れて、時刻一致検出回路3の時刻一致フラグ33が参照
され、時刻一致フラグ33の値(論理「1」)により、
時刻一致が検知されると、制御プロセッサ6によってア
ラーム音制御信号がオンになり、アラーム音発生回路7
が駆動されてアラーム音が鳴音される。
【0047】そして、ユーザーの操作によってアラーム
音の停止が指示されると、制御プロセッサ6がアラーム
停止信号を受け取り、制御プロセッサ6によってアラー
ム音制御信号がオフになり、アラーム音発生回路7が停
止されてアラーム音が停止される。
【0048】そして、制御プロセッサ6によって時刻一
致検出回路3の時刻一致フラグ33がクリアされ、更に
制御プロセッサ6から時刻一致検出回路3のフリップフ
ロップ回路35への電源オフ信号がオンになって、フリ
ップフロップ回路35からの出力である装置電源制御信
号がオフになり、装置用電源制御回路5によって制御プ
ロセッサ6及びアラーム音発生回路7への電源供給が停
止される。
【0049】本発明の携帯電話装置によれば、時刻一致
検出回路3の目覚し時刻レジスタ31にアラーム時刻を
記憶し、装置の電源をオフした状態であっても、現在時
刻とアラーム時刻とが一致したなら装置電源制御信号を
オンにして、装置用電源制御回路5によって装置用電池
4からの電源を制御プロセッサ6及びアラーム音発生回
路7に供給し、アラーム音を鳴動するものであるので、
装置の電源をオフにした状態であっても設定されたアラ
ーム時刻にアラームを鳴らすことができ、付加機能とし
ての目覚し機能を活用できる効果がある。
【0050】また、本発明の携帯電話装置によれば、装
置の電源がオフされている状態からアラーム時刻の一致
を検出した場合は、アラーム音鳴動後に再び装置の電源
をオフするので、アラーム鳴動のための最低限の電力消
費に抑えることができ、消費電力を節約できる効果があ
る。
【0051】更に、本発明の携帯電話装置によれば、バ
ックアップ電源制御回路2が、装置用電池4の装着状況
により、装着されていないときのみ、バックアップ回路
10に対してバックアップ電池1の電源を供給し、装置
用電池4が装着されているときは、装置用電池4の電源
をバックアップ回路10に供給し、更にバックアップ電
池1を充電するので、バックアップ電池1の電池寿命を
長くできる効果がある。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、バックア
ップ回路内に予め設定されたアラーム時刻を記憶し、現
在時刻と前記アラーム時刻とが一致したら装置の電源を
オンにしてアラーム音を鳴音させ、アラーム音停止後に
装置の電源をオフする携帯電話装置としているので、装
置の電源をオフした状態であっても、設定したアラーム
時刻に一時的に電源をオンしてアラームを鳴らし、その
後装置の電源をオフすることができ、目覚し時計として
の付加機能を実現できる効果がある。
【0053】請求項2記載の発明によれば、バックアッ
プ回路が、予め設定されたアラーム時刻を記憶し、現在
時刻とアラーム時刻との一致を検出して一致の情報を保
持し、更にオンの装置電源制御信号を出力し、装置用電
源制御部がオンの装置電源制御信号を受けて制御部へ電
源を供給し、制御部が一致の情報に従ってアラーム音を
鳴動し、外部からアラーム音の停止指示を入力してアラ
ーム音を停止し、バックアップ回路における一致の情報
をクリアし、電源オフを指示する電源オフ信号を出力
し、バックアップ回路が電源オフ信号を受けてオフの装
置電源制御信号を出力し、装置用電源制御部が、オフの
装置電源制御信号に従って制御部への電源供給を停止す
るする携帯電話装置としているので、装置の電源をオフ
した状態であっても、設定したアラーム時刻に一時的に
電源をオンしてアラームを鳴らし、アラーム停止後に再
び電源をオフに戻すことができ、目覚し時計としての付
加機能を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話装置の概略構成ブロック
図である。
【図2】本発明の携帯電話装置の電源及び電源制御部分
の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の携帯電話装置のバックアップ回路内部
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の携帯電話装置の制御プロセッサにおけ
る処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…バックアップ電池、 2…バックアップ電源制御回
路、 3…時刻一致検出回路、 4…装置用電池、 5
…装置用電源制御回路、 6…制御プロセッサ、 7…
アラーム音発生回路、 8…時刻カウンタ、 9…発振
器、 10…バックアップ回路、 21…レギュレー
タ、 22…充放電制御回路、 31…目覚し時刻レジ
スタ、 32…時刻比較器、 33…時刻一致フラグ、
34…OR回路、 35…フリップフロップ回路、
51…レギュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AD03 AD06 AD07 AE04 BA04 BB04 GA06 GB01 GC02 GC11 GC22 2F080 AA00 BB03 DD00 HH01 JJ30 LL01 LL03 LL07 LL08 5K027 AA11 BB17 FF25 GG02 GG03 GG08 HH27 5K067 AA34 BB04 EE02 FF05 FF18 FF20 FF25 KK05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の電源をオフした状態でもバックア
    ップ電源により動作するバックアップ回路内に、予め設
    定されたアラーム時刻を記憶し、現在時刻と前記アラー
    ム時刻とが一致したら装置の電源をオンにしてアラーム
    音を鳴音させ、アラーム音停止後に装置の電源をオフす
    ることを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 脱着可能な装置用電池と、入力される装
    置電源制御信号に従って前記装置用電池から装置への電
    源供給を制御する装置用電源制御部と、前記装置用電池
    が外された時に電源を供給するバックアップ電池と、装
    置の電源をオフした状態でも前記装置用電池又は前記バ
    ックアップ電池の電源で動作し、現在時刻をカウント
    し、装置への電源供給のオン/オフを指示する装置電源
    制御信号を出力するバックアップ回路と、前記バックア
    ップ回路への電源供給を制御するバックアップ電源制御
    回路と、装置の電源がオンされると動作する制御部とを
    具備する携帯電話装置であって、 前記バックアップ回路が、予め設定されたアラーム時刻
    を記憶し、現在時刻と前記アラーム時刻との一致を検出
    して前記一致の情報を保持し、更にオンの装置電源制御
    信号を出力するバックアップ回路であり、 前記装置用電源制御部が、前記オンの装置電源制御信号
    に従って前記制御部へ電源を供給する装置用電源制御部
    であり、 前記制御部が、前記装置用電源制御部からの電源供給を
    受けて、前記バックアップ回路における一致の情報を検
    知してアラーム音を鳴動し、外部からアラーム音を停止
    する指示を入力すると、アラーム音を停止し、前記バッ
    クアップ回路における一致の情報をクリアし、電源オフ
    を指示する電源オフ信号を出力する制御部であり、 更に前記バックアップ回路が、前記制御部からの電源オ
    フ信号を受けてオフの装置電源制御信号を出力するバッ
    クアップ回路であり、 前記装置用電源制御部が、前記オフの装置電源制御信号
    に従って前記制御部への電源供給を停止する装置用電源
    制御部であることを特徴とする携帯電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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