JP2000253140A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000253140A
JP2000253140A JP11053353A JP5335399A JP2000253140A JP 2000253140 A JP2000253140 A JP 2000253140A JP 11053353 A JP11053353 A JP 11053353A JP 5335399 A JP5335399 A JP 5335399A JP 2000253140 A JP2000253140 A JP 2000253140A
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JP
Japan
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power
key
processing block
electronic device
mode
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JP11053353A
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Inventor
Masaru Nonogaki
勝 野々垣
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to US09/516,521 priority patent/US6625478B1/en
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    • H04W52/02Power saving arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一定レベル以上の電磁波を発生する第1の機能
部分およびその他の第2の機能部分からなる携帯電話機
等の電子機器の使い勝手の向上を図る。 【解決手段】AV処理ブロック200、電話処理ブロッ
ク300および共通処理ブロック400を備えている。
PMコントローラ101は、各ブロックの電源制御、つ
まり動作非動作を制御する。PMコントローラ101に
は電源キーK1と電源確定キーK2が接続されている。
ユーザは、キーK1を順次押し下げることで、AVモー
ド、PHONEモード、AV/PHONEモードを繰り
返し選択でき、キーK2の押し下げでそのモードが確定
する。電磁波を発生する機器の使用が禁じられている場
所では、AVモードで使用できる。また、電話サービス
圏外では、AVモードとして使用し、電話処理ブロック
300の電源をオンとしておくことによる電力消費を回
避できる。これにより、ユーザの使い勝手が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばオーディ
オ信号やビデオ信号を記録再生する機能を付加した携帯
電話機等に適用して好適な電子機器に関する。詳しく
は、一定レベル以上の電磁波を発生する第1の機能部分
およびその他の第2の機能部分の動作非動作を個々に制
御する構成とすることによって、使い勝手の向上を図る
ようにした電子機器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばオーディオ信号やビデオ信号を記
録再生する機能を付加した携帯電話機が考えられる。こ
の携帯電話機には、電波を利用した電話機能に係る部分
と、オーディオ信号やビデオ信号を記録再生する機能に
係る部分とが備えられることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話を
使用できる環境と、オーディオ信号等を記録再生する環
境とが同一であるとは限らない。この例として、例え
ば、以下の(1)〜(3)がある。 (1)病院内では電波を利用した電話の使用が禁じられ
ている。 (2)航空機飛行中は、ラジオ等、ある一定レベル以上
の電磁波を発生する機器の使用は禁じられている。 (3)地下、山間部等には、いわゆる電話サービス圏外
がある。
【0004】(1)、(2)においては、機器からの電
磁波の発生を停止する必要がある。また、(3)におい
ては、不必要な電力消費により限られたバッテリー容量
の消耗を避けたいという利用者のニーズが発生する。こ
の目的で、機器全体の電源をオフすることも可能である
が、その場合には、電話機能以外の機能も使用できなく
なる。このような状況は、上述したオーディオ信号等を
記録再生する機能を付加した携帯電話機に限らず、デー
タを取り扱うコンピュータ等を付加した携帯電話機、ラ
ジオ付きテープレコーダ等においても同様である。
【0005】そこで、この発明では、各機能部分の動作
非動作を個々に制御可能とし、使い勝手の向上を図るよ
うにした電子機器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
は、一定レベル以上の電磁波を発生する一または複数の
第1の機能部分と、一定レベル以上の電磁波を発生しな
い一または複数の第2の機能部分と、動作させる機能部
分をユーザが選択するための選択操作手段と、この選択
操作手段による選択に基づいて第1および第2の機能部
分の動作非動作を個々に制御する制御手段とを備えるも
のである。
【0007】この発明において、ユーザは、選択操作手
段によって、第1および第2の機能部分より、動作させ
る機能部分を選択できる。選択操作手段は、例えば単一
のキーを有してなり、このキーが順次押圧されること
で、選択される機能部分が一定の繰り返しで変化するよ
うになされる。そして、制御手段によって、選択された
機能部分が動作するようにされる。これにより、一定以
上の電磁波を発生する機器の使用が禁じられている場所
では、第2の機能部分のみを動作状態として使用するこ
とが可能となる。また、第1の機能部分が電波を利用し
た電話機能に係る部分である場合、電話サービス圏外で
は、第2の機能部分のみを動作状態とし、第1の機能部
分を動作させておくことによる不必要な電力消費を回避
することが可能となる。また、第1の機能部分が電波を
利用した電話機能に係る部分である場合、この第1の機
能部分のみを動作状態とすることで、電話の利用時間を
可能な限り長くすることが可能となる。
【0008】なお、制御手段は、第1の機能部分の動作
を、選択操作手段で当該第1の機能部分が選択されて一
定時間が経過した後に開始させるようにしてもよい。ま
た、制御手段は、第1の機能部分の動作を、選択操作手
段で当該第1の機能部分を選択する操作状態が一定時間
継続して行われた後に開始させるようにしてもよい。ま
た、制御手段は、第1の機能部分の動作を、選択操作手
段で当該第1の機能部分が選択され、かつ確認操作手段
で選択の確認が行われた後に開始させるようにしてもよ
い。これにより、第1の機能部分の選択後に、当該第1
の機能部分が直ちに動作して、一定レベル以上の電磁波
が発生する状態となることを防止することが可能とな
る。
【0009】この場合、選択操作手段で第1の機能部分
が選択されるとき、その旨をユーザに報知するようにし
てもよい。報知手段としては、文字または画像の表示器
を有し、文字または画像で報知する構成、音声出力器を
有し、音声で報知する構成、さらにはバイブレータを有
し、振動で報知する構成等が考えれる。このように、第
1の機能部分が選択されたことをユーザに報知すること
で、ユーザは一定レベル以上の電磁波が発生する状態と
なることを予め確認することが可能となる。
【0010】また、この発明に係る電子機器は、一定レ
ベル以上の電磁波を発生する一または複数の第1の機能
部分と、一定レベル以上の電磁波を発生しない一または
複数の第2の機能部分と、第1および第2の機能部分の
動作非動作を個々に制御する制御手段と、次回の電源オ
ン時に上記制御手段によって動作させる機能部分をユー
ザが電源オフ前に設定する設定手段とを備えるものであ
る。
【0011】この発明において、ユーザは、設定手段に
よって、次回の電源オン時に制御手段によって動作させ
る機能部分を電源オフ前に設定できる。制御手段は、上
述した設定がされている場合、電源オン時にその設定に
従って各機能部分を動作させるように制御する。これに
より、ユーザは、電源オン時に、動作させる機能部分を
選択する煩わしさを回避でき、使い勝手が向上する。こ
の場合、予め設定された時刻に自動的に電源オンとする
ようにしてもよい。
【0012】また、この発明に係る電子機器は、一定レ
ベル以上の電磁波を発生する一または複数の第1の機能
部分と、一定レベル以上の電磁波を発生しない一または
複数の第2の機能部分と、第1および第2の機能部分の
動作非動作を個々に制御する制御手段と、ユーザが電源
のオフ操作を行う操作手段とを備え、第1および第2の
機能部分が同時に動作している状態で、操作手段で電源
のオフ操作が行われるとき、上記制御手段は第1の機能
部分のみを非動作状態とするものである。
【0013】この発明においては、第1および第2の機
能部分が同時に動作している状態で、電源のオフ操作が
行われる場合には、一定レベル以上の電磁波を発生する
第1の機能部分のみが非動作状態とされる。これによ
り、ユーザは、一定レベル以上の電磁波の発生が禁止さ
れた場所に入る場合に、電源のオフ操作をするのみで、
例えばオーディオ信号やビデオ信号の記録再生を行う第
2の機能部分の動作を停止させることなく、一定レベル
以上の電磁波の発生を停止させることが可能となり、使
い勝手が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての携帯電話機100の構成を示している。この
携帯電話機100は、音楽や画像の再生機能部分が付加
されている。
【0015】携帯電話機100は、オーディオ/ビデオ
処理ブロック(以下、「AV処理ブロック」という)2
00、電話処理ブロック300および共通処理ブロック
400を備えている。
【0016】AV処理ブロック200は、音楽や画像の
再生処理をする目的で使用されるCPU(central proc
essing unit)を有している。このCPU201には、
このCPU201を動作させるためのクロック発振器2
02と、CPU201のデータ処理に必要なデータを一
時的に蓄えるRAM(random access memory)203と
が接続されている。
【0017】また、AV処理ブロック200は、圧縮符
号化された音楽データや画像データが格納されているデ
ータメモリ204と、上述した音楽データや画像データ
を処理するプログラムが格納されているプログラムメモ
リ205と、後述するバスコントローラより送られてく
る画像データを、共通処理ブロック400の後述するデ
ィスプレイが必要とする画像信号V1に変換するグラフ
ィックコントローラ206と、後述するバスコントロー
ラより送られてくる音楽データを、共通処理ブロック4
00の後述するスピーカに供給するアナログ音声信号A
U1に変換するためのサウンドコントローラ207とを
有している。例えば、ディスプレイが赤、緑、青の色信
号および同期信号を入力することで画像表示できるもの
であるとき、上述した画像信号V1は赤、緑、青の色信
号および同期信号からなっている。
【0018】また、AV処理ブロック200は、CPU
201に接続されたバスBU1、データメモリ204に
接続されたバスBU5、プログラムメモリ205に接続
されたバスBU7、グラフィックコントローラ206に
接続されたバスBU2、サウンドコントローラ207に
接続されたバスBU3、後述するパワーマネジメントコ
ントローラに接続されたバスBU4および後述する共通
処理ブロック400のキーデコーダに接続されたバスB
U6の接続を制御するバスコントローラ208を有して
いる。
【0019】電話処理ブロック300は、本実施の形態
においては、TDD(Time Division Duplex)方式の電
話機能を処理するものである。この電話処理ブロック3
00は、電話機能を処理する目的で使用されるCPU3
01を有している。このCPU301には、このCPU
301を動作させるためのクロック発振器302と、C
PU301のデータ処理に必要なデータを一時的に蓄え
るRAM303とが接続されている。
【0020】また、電話処理ブロック300は、電話機
固有ID、自局電話番号、短縮ダイヤル情報、電話機能
設定データ等が格納されているデータメモリ304と、
呼処理および電話付加機能処理等の電話機能を命令する
プログラムが格納されているプログラムメモリ305
と、後述するバスコントローラより送られてくる画像デ
ータを共通処理ブロック400の後述するディスプレイ
で必要とする画像信号V2に変換するディスプレイコン
トローラ306とを有している。このディスプレイコン
トローラ306は、CPU301によって、電話番号表
示、機能設定内容表示、時刻表示等の必要時に有効化さ
れる。
【0021】また、電話処理ブロック300は、音声チ
ャネルコントローラ307と、制御チャネルコントロー
ラ308とを有している。制御チャネルコントローラ3
08には、サウンダ316が接続されている。予めデー
タメモリ304に格納されたデータがサウンダ316を
選択するように設定されている場合、制御チャネルコン
トローラ308により着信が検出されると、サウンダ3
16が鳴動する。なお、このサウンダ316に代えて、
あるいは同時に、振動を発生するバイブレータを用いる
ようにしてもよい。
【0022】音声チャネルコントローラ307には、送
話器としてのマイクロホン317が接続されている。こ
のマイクロホン317は、制御チャネルコントローラ3
08の処理により、後述するバスBU17、バスBU1
6を介して音声チャネルコントローラ307が有効とな
り、送話パスが開かれたときに使用される。また、この
音声チャネルコントローラ307からは、共通処理ブロ
ック400の後述するスピーカに供給するアナログ音声
信号AU2が出力される。このアナログ音声信号AU2
は、制御チャネルコントローラ308の処理により、後
述するバスBU17、バスBU16を介して音声チャネ
ルコントローラ307が有効となり、受話パスが開かれ
たときに出力される。
【0023】また、電話処理ブロック300は、定めら
れたプロトコル処理を行って、バーストデータとしての
受信ベースバンドデータRXDをもとに、基地局(図示
せず)と同期をとり、制御データCDおよび音声データ
VDを抽出すると共に、基地局に返す制御データCDお
よび音声データVDをバーストデータとしての送信ベー
スバンドデータTXDに変換するモデム部314と、基
地局から送信されたRF信号を復調して受信ベースバン
ドデータRXDに変換する受信部312と、送信ベース
バンドデータTXDを変調して基地局に送信するRF信
号に変換する送信部313と、送信区間は送信部313
側に、受信区間は受信部312に、送受信用のアンテナ
311を切り替え接続するアンテナスイッチ315とを
有している。このアンテナスイッチ315の切り替え
は、制御チャネルコントローラ308によって制御され
る。
【0024】また、電話処理ブロック300は、CPU
301に接続されたバスBU12、データメモリ304
に接続されたバスBU13、プログラムメモリ305に
接続されたバスBU14、ディスプレイコントローラ3
06に接続されたバスBU15、制御チャネルコントロ
ーラ308に接続されたバスBU17、音声チャネルコ
ントローラ307に接続されたバスBU16、モデム部
314に接続されたバスBU18、後述するパワーマネ
ジメントコントローラに接続されたバスBU11および
共通処理ブロック400の後述するキーデコーダに接続
されたバスBU10の接続を制御するバスコントローラ
318を有している。
【0025】共通処理ブロック400は、ユーザが種々
のキー入力(電源のオンオフおよび電源確定は除く)を
行うためのキーマトリックス401と、このキーマトリ
ックス401で押されたキーがどのキーであるかをデコ
ードするキーデコーダ402とを有している。なお、キ
ーマトリックスではなく、ジョグダイヤル等の入力デバ
イスを使用するようにしてもよい。
【0026】キーデコーダ402は、後述するパワーマ
ネージメントコントローラにより、バスBU9を介して
制御され、次のように動作する。後述する制御信号PC
TR1がイネーブル状態(ハイレベル)とされてAV処
理ブロック200に電源が供給され、制御信号PCTR
2がディセーブル状態(ローレベル)とされて電話処理
ブロック300に電源が供給されない場合には、バスB
U6は入出力ともイネーブル状態とされるが、電源が制
御信号PCTR2によって切断されている入力端子(バ
スコントローラ318)に接続されているバスBU10
に関してはキーデコーダ402側の出力端子がディセー
ブル状態とされる。
【0027】また、制御信号PCTR2がイネーブル状
態とされて電話処理ブロック300に電源が供給され、
制御信号PCTR1がディセーブル状態とされてAV処
理ブロック200に電源が供給されない場合には、バス
BU10は入出力ともイネーブル状態とされるが、電源
が制御信号PCTR1によって切断されている入力端子
(バスコントローラ208)に接続されているバスBU
6に関してはキーデコーダ402側の出力端子がディセ
ーブル状態とされる。
【0028】また、制御信号PCTR1,PCTR2の
双方がイネーブル状態とされる場合には、バスBU6、
バスBU10は、それぞれ入出力ともイネーブル状態と
される。なお、制御信号PCTR1,PCTR2の双方
がディセーブル状態とされる場合には、後述するように
共通処理ブロック400に電源が供給されないので、バ
スBU6、バスBU10は、自動的に入出力ともディセ
ーブル状態となる。
【0029】このように出力端子をディセーブル状態と
する理由は、以下の通りである。通常CMOS集積回路
が使用されているため、該当回路の電源が切断された場
合、電源オン時にはハイインピーダンス状態の入力端子
も、低インピーダンス状態になる。したがって、出力端
子がイネーブル状態のままでは、出力がハイレベルとな
った場合に入力端子に過大電流が流入し、回路動作が不
安定またはデバイス故障につながるからである。
【0030】また、共通処理ブロック400は、AV処
理ブロック200のグラフィックコントローラ206か
らの画像信号V1と、電話処理ブロック300のディス
プレイコントローラ306からの画像信号V2とをミキ
シングするミキサ403と、このミキサ403からの画
像信号による画像を表示する、液晶表示素子等からなる
ディスプレイ404とを有している。
【0031】また、共通処理ブロック400は、AV処
理ブロック200のサウンドコントローラ207からの
アナログ音声信号AU1と、電話処理ブロック300の
音声チャネルコントローラ307からのアナログ音声信
号AU2とをミキシングするミキサ405と、このミキ
サ405からの音声信号を適当なレベルに増幅するアン
プ406と、このアンプ406で増幅された音声信号に
よる音を出力するスピーカ407とを有している。この
スピーカ407は、受話器を兼ねることになる。
【0032】以上の構成において、AV処理ブロック2
00における音楽や画像の再生動作を簡単に説明する。
音楽の再生について説明する。ユーザがキーマトリック
ス401のキー操作で再生すべき曲を選択すると、その
選択情報がキーデコーダ402よりバスBU6、バスコ
ントローラ208を介して、CPU201に供給され
る。そして、データメモリ204より、選択された曲の
音楽データが読み出され、その音楽データがCPU20
1の処理で復号化された後にサウンドコントローラ20
7に供給される。そして、このコントローラ207より
選択された曲のアナログ音声信号AU1が出力され、こ
れが共通処理ブロック400のスピーカ407に供給さ
れ、スピーカ407より選択された曲の音が出力され
る。
【0033】画像の再生について説明する。ユーザがキ
ーマトリックス401のキー操作で再生すべき画像を選
択すると、その選択情報がキーデコーダ402よりバス
BU6、バスコントローラ208を介して、CPU20
1に供給される。そして、データメモリ204より、選
択された画像のデータが読み出され、そのデータがCP
U201の処理で復号化された後にグラフィックコント
ローラ206に供給される。そして、このコントローラ
206より選択された画像の画像信号V1が出力され、
これが共通処理ブロック400のディスプレイ404に
供給され、ディスプレイ404に選択された画像が表示
される。
【0034】次に、電話処理ブロック300における電
話機能の動作を簡単に説明する。キーマトリックス40
1によってユーザが発呼操作をすると、その情報がキー
デコーダ402よりバスBU10、バスコントローラ3
01を介してCPU301に供給される。そして、制御
チャネルコントローラ308で発呼処理が行われ、相手
側が応答することで通話状態となる。また、制御チャネ
ルコントローラ308で、着信が検出されると、サウン
ダ316が鳴動する。この状態で、キーマトリックス4
01によってユーザが応答操作をすると、その情報がキ
ーデコーダ402よりバスBU10、バスコントローラ
301を介してCPU301に供給される。これによ
り、制御チャネルコントローラ308で応答処理が行わ
れて通話状態となる。
【0035】この通話状態では、制御チャネルコントロ
ーラ308の処理によりバスBU17、BU16を介し
て音声チャネルコントローラ307が有効となり、送話
パスおよび受話パスが開かれた状態となる。この状態
で、マイクロホン317より入力された音声信号はコン
トローラ307より音声データVDとして出力され、こ
の音声データVDがモデム部314に供給され、相手側
に送信される。一方、モデム部314で相手側からの音
声データVDが抽出され、この音声データVDがコント
ローラ307に供給される。そして、コントローラ30
7より、その音声データVDに対応するアナログ音声信
号AU2が出力され、それが共通処理ブロック400の
スピーカ407に供給され、受信音声が出力される。
【0036】また、ディスプレイコントローラ306
は、上述したように電話番号表示、機能設定内容表示、
時刻表示などの必要時に有効化される。そして、このコ
ントローラ306より出力される画像信号V2は共通処
理ブロック400のディスプレイ404に供給され、電
話番号等が表示される。
【0037】次に、携帯電話機100の電源制御に係る
部分について説明する。すなわち、携帯電話機100
は、電源制御をするためのパワーマネージメントコント
ローラ(以下、「PMコントローラ」という)101を
有している。このPMコントローラ101には、このP
Mコントローラ101を動作させるためのクロック発振
器102が接続されている。このPMコントローラ10
1には、バッテリ103より常時電源が供給されてお
り、クロック発振器102は常時発振している。
【0038】また、バッテリ103は、接続スイッチ1
04介してAV処理ブロック200に接続され、接続ス
イッチ105を介して電話処理ブロック300に接続さ
れ、さらに接続スイッチ106を介して共通処理ブロッ
ク400に接続される。接続スイッチ104,105の
オンオフは、それぞれPMコントローラ101より出力
される制御信号PCTR1,PCTR2によって制御さ
れる。また、制御信号PCTR1,PCTR2がオア回
路107に供給され、このオア回路107の出力信号が
接続スイッチ106に、オンオフを制御するための制御
信号として供給される。接続スイッチ104〜106
は、それぞれ、制御信号がイネーブル状態(ハイレベ
ル)となるときオンとなると共に、制御信号がディセー
ブル状態(ローレベル)となるときオフとなる。
【0039】また、PMコントローラ101には、それ
ぞれ押し釦スイッチで構成される電源キーK1および電
源確定キーK2が接続されている。この場合、キーK
1,K2の一端は抵抗器を介してバッテリ103の正側
に接続され、その他端がPMコントローラ101に接続
された構成とされている。図示せずも、これらキーK
1,K2に関しては、PMコントローラ101内にチャ
タリング除去回路が入っており、ある定められた時間キ
ー状態が確定された場合のみキー押し下げとみなしてい
る。
【0040】次に、図2および図3のフローチャートを
使用して、PMコントローラ101の電源制御に関連す
る動作について説明する。
【0041】まず、電源スタンバイ状態において、ステ
ップS11で電源キーK1の押し下げがあると、ステッ
プS12で、制御信号PCTR1をイネーブル状態(ハ
イレベル)とする。電源スタンバイ状態では、制御信号
PCTR1,PCTR2の双方ともディセーブル状態
(ローレベル)にあり、AV処理ブロック200、電話
処理ブロック300および共通処理ブロック400のい
ずれにも電源が供給されておらず動作していない。すな
わち、電源スタンバイ状態では、PMコントローラ10
1のみが動作状態にある。
【0042】ステップS12で、制御信号PCTR1を
イネーブル状態とすることで、接続スイッチ104がオ
ンとなり、AV処理ブロック200にバッテリ103よ
り電源が供給され、このAV処理ブロック200は動作
状態となる。この場合、オア回路107より接続スイッ
チ106に供給される制御信号もイネーブル状態とな
り、共通処理ブロック400にもバッテリ103より電
源が供給され、この共通処理ブロック400も動作状態
となる。そして、ステップS13で、PMコントローラ
101はバスBU4を介して、AV処理ブロック200
のCPU201に対して、電源オン処理状態表示目的の
プログラムを動作させ、共通処理ブロック400のディ
スプレイ400にAVモード(AV処理ブロック200
が動作状態となるモード)である旨の表示を行う。
【0043】なお、動作モードには、AVモードの他
に、PHONEモード(電話処理ブロック300が動作
状態となるモード)、およびAV/PHONEモード
(AV処理ブロック200および電話処理ブロック30
0の双方が動作状態となるモード)がある。ディスプレ
イ400には、例えば、AVモードでは「AUDIO・
VIDEOオン」を、PHONEモードでは「PHON
Eオン」を、AV/PHONEモードでは「AUDIO
・VIDEO・PHONEオン」を表示してもよい。あ
るいは、ディプレイ404にそれぞれのモードに対応す
るアイコンを表示してもよい。また、ディプレイ404
にモード表示をする代わりに、ユーザに音声でモードを
通知するようにしてもよい。
【0044】その後、ステップS14で、5秒タイマー
をスタートさせる。そして、ステップS15で、電源確
定キーK2の押し下げがあったか否かを判定し、ステッ
プS16で、電源キーK1の押し下げがあったか否かを
判定し、さらにステップS17で、5秒タイマーがタイ
ムアウトしたか否かを判定する。タイムアウトする前
に、電源確定キーK2の押し下げがあるときは、ステッ
プS18で、AVモードを確定する。電源確定キーK2
の押し下げがなく、また電源キーK1の押し下げもな
く、タイムアウトしたときは、ステップS19で、制御
信号PCTR1をディセーブル状態(ローレベル)と
し、接続スイッチ104をオフとしてAV処理ブロック
200および共通処理ブロック400への電源の供給を
断った後に、電源スタンバイ状態に戻る。
【0045】また、タイムアウトする前に、電源キーK
1の押し下げがあるときは、ステップS20で、AV処
理ブロック200のCPU201に対して、電源オン処
理状態表示目的のプログラムを動作させ、共通処理ブロ
ック400のディスプレイ400にPHONEモードで
ある旨の表示を行う。そして、ステップS21で、同様
にして、共通処理ブロック400のディスプレイ404
に電磁波が発生する旨の注意表示を行う。例えば、「電
磁波が発生するモードです。使用が禁じられている場所
ではオンしないでください。」という表示をする。この
場合、ディスプレイ404にPHONEモードである旨
の表示する代わりに、音声やバイブレータによる振動に
よってPHONEモードの選択を報知するようにしても
よい。これは、AV/PHONEモードが選択される場
合も同様である。
【0046】その後、ステップS22で、5秒タイマー
をスタートさせる。そして、ステップS23で、電源確
定キーK2の押し下げがあったか否かを判定し、ステッ
プS24で、電源キーK1の押し下げがあったか否かを
判定し、さらにステップS25で、5秒タイマーがタイ
ムアウトしたか否かを判定する。タイムアウトする前
に、電源確定キーK2の押し下げがあるときは、ステッ
プS26で、上述のステップS21でディスプレイ40
4に表示した注意表示を停止し、ステップS27で、P
HONEモードを確定する。
【0047】そして、ステップS28で、制御信号PC
TR2をイネーブル状態(ハイレベル)とする。制御信
号PCTR2をイネーブル状態とすることで、接続スイ
ッチ105がオンとなり、電話処理ブロック300にバ
ッテリ103より電源が供給され、この電話処理ブロッ
ク300は動作状態となる。そして、ステップS29
で、電話処理ブロック300のCPU301に、バスB
U11を介して、ディスプレイコントローラ306が使
用可能状態になったことを知らせた上、このCPU30
1に、AV処理ブロック200のCPU201に対し
て、表示切り替え要求を出すように制御する。この表示
切り替え要求は、CPU301より、バスBU12→バ
スBU11→PMコントローラ101→バスBU4→バ
スBU1を介して、CPU201に送られる。
【0048】ステップS30で、CPU201が上述し
た表示切り替えの要求を受理するとき、CPU201
は、表示動作を停止すると共に、CPU301に対し
て、逆の経路でACK(肯定応答)を送るように制御す
る。このとき、PMコントローラ101は、制御信号P
CTR1をディセーブル状態とする。これにより、接続
スイッチ104がオフとなり、バッテリ103からAV
処理ブロック200への電源の供給が断たれるため、A
V処理ブロック200は非動作状態となる。
【0049】その後、ステップS31で、電話処理ブロ
ック300のCPU301に対して、上述したAV処理
ブロック200のCPU201からのACKの受理に基
づき、共通処理ブロック400のディスプレイ404に
PHONEモードの表示を開始するように制御する。こ
の場合、ディスプレイコントローラ306よりPHON
Eモードの表示のための画像信号V2が出力される。な
お、PHONEモードの継続表示が必要でないときは、
上述したステップS29〜S31における表示切り替え
の動作は不要となり、単に制御信号PCTR1をディセ
ーブル状態とするだけでよい。
【0050】その後、ステップS32で、電話処理ブロ
ック300では、位置登録処理が行われる。すなわち、
電話処理ブロック300では、定められた通信プロトコ
ル処理に従い、基地局に対して位置登録を行う目的で、
基地局の存在を確認すべく受信部312をイネーブル状
態として受信を開始し、所望の基地局が見つかれば、送
信部313をイネーブル状態として定められたタイミン
グでその基地局に対して送信を行う。通常、受信部31
2、送信部313のいずれかがイネーブル状態とされる
とき、航空電子機器に影響を及ぼす可能性のあるレベル
の電磁波を発生する。また、送信部313がイネーブル
状態とされるとき、医療電子機器に影響を及ぼす可能性
のある電磁波を発生する。
【0051】電源確定キーK2の押し下げがなく、また
電源キーK1の押し下げもなく、ステップS25でタイ
ムアウトしたときは、ステップS19で、制御信号PC
TR1をディセーブル状態(ローレベル)とし、接続ス
イッチ104をオフとしてAV処理ブロック200およ
び共通処理ブロック400への電源の供給を断った後
に、電源スタンバイ状態に戻る。
【0052】また、タイムアウトする前に、ステップS
24で電源キーK1の押し下げがあるときは、ステップ
S35で、AV処理ブロック200のCPU201に対
して、電源オン処理状態表示目的のプログラムを動作さ
せ、共通処理ブロック400のディスプレイ400にA
V/PHONEモードである旨の表示を行う。その後、
ステップS37で、5秒タイマーをスタートさせる。そ
して、ステップS38で、電源確定キーK2の押し下げ
があったか否かを判定し、ステップS39で、電源キー
K1の押し下げがあったか否かを判定し、さらにステッ
プS40で、5秒タイマーがタイムアウトしたか否かを
判定する。電源確定キーK2の押し下げがなく、また電
源キーK1の押し下げもなく、タイムアウトしたとき
は、ステップS19で、制御信号PCTR1をディセー
ブル状態(ローレベル)として、接続スイッチ104を
オフとしてAV処理ブロック200および共通処理ブロ
ック400への電源の供給を断った後に、電源スタンバ
イ状態に戻る。
【0053】タイムアウトする前に、電源確定キーK2
の押し下げがあるときは、ステップS41で、上述のス
テップS21でディスプレイ404に表示した注意表示
を停止し、ステップS42で、AV/PHONEモード
を確定する。そして、ステップS43で、制御信号PC
TR2をイネーブル状態(ハイレベル)とする。制御信
号PCTR2をイネーブル状態とすることで、接続スイ
ッチ105がオンとなり、電話処理ブロック300にバ
ッテリ103より電源が供給され、この電話処理ブロッ
ク300は動作状態となる。そして、ステップS44
で、電話処理ブロック300のCPU301に、ディス
プレイコントローラ306が使用可能状態になったこと
を知らせた上、このCPU301に、AV処理ブロック
200のCPU201に対して、表示切り替え要求を出
すように制御する。
【0054】その後、ステップS45で、CPU201
が上述した表示切り替えの要求を受理するとき、CPU
201に表示動作を停止させると共に、CPU301に
対して、ACK(肯定応答)を送るように制御する。そ
して、ステップS46で、電話処理ブロック301のC
PU301に対して、上述したAV処理ブロック200
のCPU201からのACKの受理に基づき、共通処理
ブロック400のディスプレイ404にAV/PHON
Eモードの表示を開始するように制御する。なお、AV
/PHONEモードでは、AV処理ブロック200は動
作したままにあるので、ステップS44〜ステップS4
6はなくてもよい。その後、ステップS47で、電話処
理ブロック300で位置登録処理が行われるように制御
する。
【0055】このように本実施の形態においては、電源
キーK1を順次押し下げることで、ユーザは、AVモー
ド、PHONEモード、AV/PHONEモードを繰り
返し選択できる。したがって、電源キーを機能毎に設け
るものでなく、機器の小型化を図ることができると共
に、操作性を向上させることができる。また、一定以上
の電磁波を発生する機器の使用が禁じられている場所で
は、AV処理ブロック200のみを動作状態として使用
することができる。また、電話サービス圏外では、AV
処理ブロック200のみを動作状態とし、電話処理ブロ
ック300を動作させておくことによる不必要な電力消
費を回避できる。また、電話処理ブロック300のみを
動作状態とすることで、電話の利用時間を可能な限り長
くすることができる。
【0056】また、PHONEモードやAV/PHON
Eモードでは、電源キーK1の押し下げでそれらのモー
ドが選択された後、電源確定キーK2の押し下げがあっ
た後にそれらのモードが確定し、電話処理ブロック30
0が動作状態となる。したがって、PHONEモードや
AV/PHONEモードの選択後に、電話処理ブロック
300が直ちに動作して一定レベル以上の電磁波が発生
する状態となることを防止することができる。また、P
HONEモードやAV/PHONEモードが選択される
とき、ディスプレイ404に電磁波が発生するモードで
あることを表示するものであり、電磁波の発生が禁止さ
れる場所で、ユーザが誤って電源確定キーK2の押し下
げ操作をし、電話処理ブロック300を動作状態とする
ことを防止できる。
【0057】また、本実施の形態においては、AVモー
ド、PHONEモードまたはAV/PHONEモードの
電源オン状態にあるとき、電源オフ前に、次回の電源オ
ン時のモードや、電源の自動投入やその日時の設定を行
うことができる。なお、上述せずも、各モードから電源
のオフ操作は、例えば電源キーK1を押し下げることで
行われる。ただし、後述するように、AV/PHONE
モードで電源キーK1を押し下げると一旦AVモードに
移行し、その後に電源キーK1を押し下げることで電源
スタンバイ状態となる。
【0058】図4のフローチャートを使用して、CPU
201またはCPU301における設定時の制御動作に
ついて説明する。
【0059】ステップS51で、キーマトリックス40
1中の機能設定キー(図示せず)の押し下げがあり、ス
テップS52で、電源オンモード設定機能の選択がある
とき、ステップS53で、電源自動投入が選択されたか
否かを判定する。この選択項目は、共通処理ブロック4
00のディスプレイ404に表示され、ユーザはその表
示を見ながら選択操作をする。電源自動投入が選択され
ないときは、直ちにステップS54に進み、一方電源自
動投入が選択されるときは、ステップS55で、ユーザ
により電源の投入日時がキー入力された後にステップS
54に進む。
【0060】ステップS54では、共通処理ブロック4
00のディスプレイ404に、例えば「次回の電源オン
時のモードを選択して下さい。1キー:AVモード、2
キー:PHONEモード、3キー:AV/PHONEモ
ード」のように、ユーザにモード選択を促すメッセージ
を表示させる。そして、ステップS55でキーの押し下
げがあるとき、ステップS57で1キーの押し下げであ
るか否かを判定し、ステップS58で2キーの押し下げ
であるか否かを判定し、ステップS59で3キーの押し
下げであるか否かを判定する。
【0061】1キーの押し下げであるときは、ステップ
S60で、ディスプレイ404にAVモードが選択され
た旨を表示し、ステップS61に進む。2キーの押し下
げがあるときは、ディスプレイ404に、ステップS6
2でPHONEモードが選択された旨を表示すると共
に、ステップ63で電磁波が発生するモードである旨の
注意表示を開始し、その後にステップS61に進む。さ
らに、3キーの押し下げがあるときは、ディスプレイ4
04に、ステップS64でAV/PHONEモードが選
択された旨を表示すると共に、ステップ65で電磁波が
発生するモードである旨の注意表示を開始し、その後に
ステップS61に進む。なお、1キー、2キー、3キー
以外のキーの押し下げであるときは、ステップS66
で、ディスプレイ404に「エラーです」のメッセージ
を表示し、その後にステップS54に戻って、再度ユー
ザにモード選択を促すようにする。
【0062】ステップS61では、ディスプレイ404
に、例えば「この設定で次回オンします。よろしいです
か?1キー:OK、2キー:設定中止、他キー:NG」
のように、選択の確認を促すメッセージを表示する。そ
して、ステップS66でキーの押し下げがあるとき、ス
テップS67で1キーの押し下げであるか否かを判定
し、ステップS68で2キーの押し下げであるか否かを
判定する。
【0063】1キーの押し下げであるときは、ステップ
S69で、注意表示中であるならばそれを停止し、その
後にステップS70に進んで、選択されたモードをAV
処理ブロック200のデータメモリ204に格納し、上
述した機能設定キーの押し下げ前の状態に戻る。2キー
の押し下げであるときは、ステップS71で、ディスプ
レイ404に、「設定を中止しました。」を表示し、上
述した機能設定キーの押し下げ前の状態に戻る。その他
の押し下げであるときは、ステップS66を介してステ
ップS57に戻り、再度ユーザにモード選択を促すよう
にする。
【0064】図4に示す設定動作で、次回の電源オン時
のモードが設定される場合には、上述したPMコントロ
ーラ101による電源制御動作は、以下のようになる。
すなわち、AVモードが設定されているときは、図2の
ステップS12の後に、ステップS13に進み、直ちに
ステップS18に進む。以下は上述したと同様となる。
また、PHONEモードが設定されているときは、図2
のステップS12の後に直ちにステップS20に進み、
以下は上述した同様となる。さらに、AV/PHONE
モードが設定されているときは、図2のステップS12
の後に直ちにステップS35に進み、以下は上述したと
同様の動作となる。
【0065】このように図4に示す設定動作で、次回の
電源オン時のモードを設定することで、PMコントロー
ラ101の電源制御動作においては、直ちに設定された
モードにするためのステップに移行する。したがって、
ユーザは電源オン時に電源キーK1の押し下げによるモ
ード選択操作をしなくてもよく、その煩わしさを回避で
き、使い勝手が向上する。なお、図4に示す設定動作
で、電源自動投入を選択し、その日時を設定している場
合、PMコントローラ101はその日時にステップS1
2の処理を開始することになる。
【0066】また、本実施の形態においては、AV/P
HONEモードにあるとき、電源キーK1を押し下げる
ことで、AVモードに移行する。図5のフローチャート
を使用して、PMコントローラ101におけるモード移
行の制御動作を説明する。
【0067】AV/PHONEモードにおいて、ステッ
プS75で、電源キーK1の押し下げがあるときは、ス
テップS76で、AVモードを確定する。その後、ステ
ップS77で、AV処理ブロック200のCPU201
に、電話処理ブロック300のCPU301に対して、
表示切り替え要求を出すように制御する。
【0068】そして、ステップS78で、CPU301
が上述した表示切り替えの要求を受理するとき、CPU
301は、表示動作を停止すると共に、CPU201に
対して、逆の経路でACK(肯定応答)を送るように制
御する。このとき、PMコントローラ101は、制御信
号PCTR2をディセーブル状態とする。これにより、
接続スイッチ105がオフとなり、バッテリ103から
電話処理ブロック300への電源の供給が断たれるた
め、電話処理ブロック300は非動作状態となる。
【0069】その後、ステップS79で、AV処理ブロ
ック200のCPU201に対して、上述した電話処理
ブロック300のCPU301からのACKの受理に基
づき、共通処理ブロック400のディスプレイ404に
AVモードの表示を開始するように制御する。なお、A
V/PHONEモードにおいて、電話処理ブロック30
0のCPU301が表示制御を行っておらず、AV処理
ブロック200のCPU201が表示制御を行っている
場合には、上述したステップS77〜S79における表
示切り替えの動作は不要となり、単に制御信号PCTR
2をディセーブル状態とするだけでよい。
【0070】このようにAV/PHONEモードで、電
源キーK1を押し下げることで、AVモードに移行す
る。したがって、AV/PHONEモードで例えば音楽
や画像の再生を行っている状態で、電磁波の発生が禁止
された場所に入る場合には、電源キーK1を押し下げる
ことで、音楽や画像の再生を停止することなく、電磁波
の発生を停止することができ、使い勝手が向上する。
【0071】なお、上述の図2および図3に示すPMコ
ントローラ101の電源制御では、電源キーK1の押し
下げによる各モードの選択を、電源確定キーK2の押し
下げで確定するようにしたものであるが、各モードの選
択が一定時間の経過後に自動的に確定するようにしても
よい。図6および図7は、その場合における、PMコン
トローラ101の電源制御に関連する動作を示してい
る。この図6および図7のフローチャートの各ステップ
において、図2および図3のフローチャートのステップ
と対応する部分には同一符号を付して示している。
【0072】図6および図7に示す動作では、ステップ
S14で5秒タイマーをスタートさせた後に、ステップ
S17で、5秒タイマーがタイムアウトしたか否かを判
定し、ステップS16で、電源キーK1の押し下げがあ
るか否かを判定する。そして、電源キーK1の押し下げ
がなく、タイムアウトしたときは、ステップS18に進
んで、AVモードを確定する。また、電源キーK1の押
し下げがあるときは、ステップS20に進んで、PHO
NEモードである旨の表示を行う。
【0073】また、ステップS22で5秒タイマーをス
タートさせた後に、ステップS25で、5秒タイマーが
タイムアウトしたか否かを判定し、ステップS24で、
電源キーK1の押し下げがあるか否かを判定する。そし
て、電源キーK1の押し下げがなく、タイムアウトした
ときは、ステップS26に進んで、注意表示を停止す
る。また、電源キーK1の押し下げがあるときは、ステ
ップS35に進んで、AV/PHONEモードである旨
の表示を行う。
【0074】また、ステップS37で5秒タイマーをス
タートさせた後に、ステップS40で、5秒タイマーが
タイムアウトしたか否かを判定し、ステップS39で、
電源キーK1の押し下げがあるか否かを判定する。そし
て、電源キーK1の押し下げがなく、タイムアウトした
ときは、ステップS41に進んで、注意表示を停止す
る。また、電源キーK1の押し下げがあるときは、ステ
ップS19に進んで、制御信号PCTR1をディセーブ
ル状態とした後、電源スタンバイ状態に戻る。
【0075】図6および図7に示すフローチャートにお
いて、その他のステップは図2および図3に示すフロー
チャートと同様である。図6および図7に示す電源制御
においては、電源キーK1の押し下げによる各モードの
選択が一定時間の経過後に自動的に確定するものであ
り、電源確定キーK2を不要とでき、またユーザの電源
確定キーK2の押し下げ操作が不要となるという効果が
ある。
【0076】また、上述の図2および図3に示すPMコ
ントローラ101の電源制御では、電源キーK1の押し
下げによる各モードの選択を、電源確定キーK2の押し
下げで確定するようにしたものであるが、各モードの選
択がその選択操作、つまり電源キーK1の押し下げ操作
が一定時間以上継続することで、自動的に確定するよう
にしてもよい。図8および図9は、その場合における、
PMコントローラ101の電源制御に関連する動作を示
している。この図8および図9のフローチャートの各ス
テップにおいて、図2および図3のフローチャートのス
テップと対応する部分には同一符号を付して示してい
る。
【0077】図8および図9に示す動作では、ステップ
S10で、電源キーK1の押し下げを開始すると、ステ
ップS12に進んで、PCTR1をイネーブル状態とす
る。そして、ステップS14で、5秒タイマーをスター
トさせた後、ステップS17で、5秒タイマーがタイム
アウトしたか否かを判定し、ステップS16で、電源キ
ーK1が押し下げられているか否かを判定する。電源キ
ーK1の押し下げが継続されて、ステップS17でタイ
ムアウトしたときは、ステップS18で、AVモードを
確定する。また、タイムアウトする前に電源キーK1の
押し下げが解除されるときは、ステップS20に進ん
で、ディスプレイ404に、PHONEモードである旨
の表示を行う。
【0078】その後、ステップS21で、ディスプレイ
404に注意表示を開始する。そして、ステップS81
で、3秒タイマーをスタートさせた後、ステップS82
で、3秒タイマーがタイムアウトしたか否かを判定し、
ステップS83で、電源キーK1の押し下げがあるか否
かを判定する。そして、電源キーK1の押し下げがな
く、タイムアウトしたときは、ステップS19に進ん
で、制御信号PCTR1をディセーブル状態として、電
源スタンバイ状態に戻る。
【0079】また、ステップS83で、タイムアウトす
る前に電源キーK1の押し下げがあるときは、ステップ
S22で、5秒タイマーをスタートさせた後、ステップ
S25で、5秒タイマーがタイムアウトしたか否かを判
定し、ステップS24で、電源キーK1が押し下げられ
ているか否かを判定する。電源キーK1の押し下げが継
続されて、ステップS25でタイムアウトしたときは、
ステップS26に進んで、注意表示を停止する。また、
タイムアウトする前に電源キーK1の押し下げが解除さ
れるときは、ステップS35に進んで、AV/PHON
Eモードである旨の表示を行う。
【0080】そして、ステップS84で、3秒タイマー
をスタートさせた後、ステップS85で、3秒タイマー
がタイムアウトしたか否かを判定し、ステップS86
で、電源キーK1の押し下げがあるか否かを判定する。
そして、電源キーK1の押し下げがなく、タイムアウト
したときは、ステップS19に進んで、制御信号PCT
R1をディセーブル状態として、電源スタンバイ状態に
戻る。
【0081】また、ステップS86で、タイムアウトす
る前に電源キーK1の押し下げがあるときは、ステップ
S37で、5秒タイマーをスタートさせた後、ステップ
S40で、5秒タイマーがタイムアウトしたか否かを判
定し、ステップS39で、電源キーK1が押し下げられ
ているか否かを判定する。電源キーK1の押し下げが継
続されて、ステップS40でタイムアウトしたときは、
ステップS41に進んで、注意表示を停止する。また、
タイムアウトする前に電源キーK1の押し下げが解除さ
れるときは、ステップS19に進んで、制御信号PCT
R1をディセーブル状態とした後、電源スタンバイ状態
に戻る。
【0082】図8および図9に示すフローチャートにお
いて、その他のステップは図2および図3に示すフロー
チャートと同様である。図8および図9に示す電源制御
においては、電源キーK1の押し下げによる各モードの
選択がその押し下げ操作を一定時間以上継続することで
自動的に確定するものであり、電源確定キーK2を不要
とでき、またユーザの電源確定キーK2の押し下げ操作
が不要となるという効果がある。
【0083】また、上述実施の形態においては、AV処
理ブロック200や電話処理ブロック300の動作非動
作を制御するため、これらへの電源を制御するものを示
したが、これに限定されるものではない。電源制御線、
つまりチップイネーブルを制御する構成であってもよ
い。
【0084】また、上述実施の形態においては、入力デ
バイスとしてキーを例にとっているが、音声認識を利用
した入力デバイスを使用することも考えられる。また、
電源キーK1を順次押し下げることで各モードを繰り返
し選択するものであるが、電源オン状態とする入力デバ
イスを各モード毎に設けるものにも、この発明を同様に
適用することができる。
【0085】
【発明の効果】この発明によれば、一定レベル以上の電
磁波を発生する第1の機能部分およびその他の第2の機
能部分の動作非動作が個々に制御され、ユーザは動作さ
せる機能部分を任意に選択できる。したがって、電磁波
を発生する機器の使用が禁じられている場所では、第2
の機能部分のみを動作状態として使用することができ
る。また、第1の機能部分が電波を利用した電話機能に
係る部分である場合、電話サービス圏外では、第2の機
能部分のみを動作状態とし、第1の機能部分を動作させ
ておくことによる不必要な電力消費を回避できる。ま
た、第1の機能部分が電波を利用した電話機能に係る部
分である場合、この第1の機能部分のみを動作状態とす
ることで、電話の利用時間を可能な限り長くすることが
できる。
【0086】また、第1の機能部分の動作を、当該第1
の機能部分が選択されて一定時間が経過した後に開始さ
せ、または第1の機能部分が選択され、かつ確認操作手
段で選択の確認が行われた後に開始させ、あるいは当該
第1の機能部分の選択操作が一定時間以上継続した後に
開始させることで、第1の機能部分の選択後に、当該第
1の機能部分が直ちに動作して一定レベル以上の電磁波
が発生する状態となることを防止できる。
【0087】また、第1の機能部分が選択されるとき、
その旨を表示等によってユーザに報知することで、ユー
ザは電磁波が発生する状態になることを、予め確認する
ことができる。
【0088】また、次回の電源オン時に動作させる機能
部分を電源オフ前に設定できる構成とすることで、ユー
ザは、電源オン時に、動作させる機能部分を選択する煩
わしさを回避でき、使い勝手が向上する。
【0089】また、第1および第2の機能部分が同時に
動作している状態で、電源のオフ操作が行われる場合に
は、一定レベル以上の電磁波を発生する第1の機能部分
のみが非動作状態とされる構成とすることで、ユーザ
は、一定レベル以上の電磁波の発生が禁止された場所に
入る場合に、電源のオフ操作をするのみで、例えば音楽
データや画像データの記録再生を行う第2の機能部分の
動作を停止させることなく、一定レベル以上の電磁波の
発生を停止させることが可能となり、使い勝手が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての携帯電話機の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作の一例を示すフローチャート(1/2)
である。
【図3】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作の一例を示すフローチャート(2/2)
である。
【図4】次回電源オン時のモード等の設定動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】モードの移行動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作の他の例を示すフローチャート(1/
2)である。
【図7】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作の他の例を示すフローチャート(2/
2)である。
【図8】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作のさらに他の例を示すフローチャート
(1/2)である。
【図9】パワーマネージメントコントローラの電源制御
に関連する動作のさらに他の例を示すフローチャート
(2/2)である。
【符号の説明】
100・・・携帯電話機、101・・・パワーマネージ
メントコントローラ、K1・・・電源キー、K2・・・
電源確定キー、103・・・バッテリ、104〜106
・・・接続スイッチ、200・・・オーディオ/ビデオ
処理ブロック(AV処理ブロック)、201・・・CP
U、204・・・データメモリ、205・・・プログラ
ムメモリ、207・・・サウンドコントローラ、208
・・・バスコントローラ、300・・・電話処理ブロッ
ク、301・・・CPU、304・・・データメモリ、
305・・・プログラムメモリ、306・・・ディスプ
レイコントローラ、307・・・音声チャネルコントロ
ーラ、308・・・制御チャネルコントローラ、311
・・・送受信用のアンテナ、312・・・受信部、31
3・・・送信部、314・・・モデム部、317・・・
マイクロホン、318・・・バスコントローラ、400
・・・共通処理ブロック、401・・・キーマトリック
ス、402・・・キーデコーダ、404・・・ディスプ
レイ、405・・・スピーカ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定レベル以上の電磁波を発生する一ま
    たは複数の第1の機能部分と、 上記一定レベル以上の電磁波を発生しない一または複数
    の第2の機能部分と、 ユーザが、動作させる機能部分を選択するための選択操
    作手段と、 上記選択操作手段による選択に基づいて、上記第1およ
    び第2の機能部分の動作非動作を個々に制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記第1および第2の
    機能部分に対し、電源または電源制御線を制御すること
    で、上記動作非動作の制御を行うことを特徴とする請求
    項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記選択操作手段は、単一のキーを有し
    てなり、このキーが順次押圧されることで、選択される
    機能部分が一定の繰り返しで変化することを特徴とする
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記第1の機能部分の
    動作を、上記選択操作手段で当該第1の機能部分が選択
    されて一定時間が経過した後に開始させることを特徴と
    する請求項1に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記第1の機能部分の
    動作を、上記選択操作手段で当該第1の機能部分を選択
    する操作状態が一定時間継続して行われた後に開始させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記第1の機能部分は、電波を利用した
    電話機能に係る部分であることを特徴とする請求項1に
    記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 ユーザが、上記選択操作手段による選択
    を確認するための確認操作手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記第1の機能部分の動作を、上記選
    択操作手段で当該第1の機能部分が選択され、かつ上記
    確認操作手段で上記選択の確認が行われた後に開始させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 ユーザが、上記選択操作手段による選択
    を確認するための確認操作手段と、 上記選択操作手段で所定の機能部分の選択操作が行われ
    た後、上記確認操作手段で上記選択の確認が一定時間内
    に行われないとき、上記第1および第2の機能部分が全
    て非動作状態にあるスタンバイ状態に戻す状態復帰手段
    とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  9. 【請求項9】 上記選択操作手段で上記第1の機能部分
    が選択されるとき、その旨をユーザに報知する報知手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器。
  10. 【請求項10】 上記報知手段は、文字または画像の表
    示器を有して構成されることを特徴とする請求項9に記
    載の電子機器。
  11. 【請求項11】 上記報知手段は、音声出力器を有して
    構成されることを特徴とする請求項9に記載の電子機
    器。
  12. 【請求項12】 上記報知手段は、バイブレータを有し
    て構成されることを特徴とする請求項9に記載の電子機
    器。
  13. 【請求項13】 一定レベル以上の電磁波を発生する一
    または複数の第1の機能部分と、 上記一定レベル以上の電磁波を発生しない一または複数
    の第2の機能部分と、 上記第1および第2の機能部分の動作非動作を個々に制
    御する制御手段と、 ユーザが、次回の電源オン時に上記制御手段によって動
    作させる機能部分を電源オフ前に設定する設定手段とを
    備えることを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 電源を自動的にオンとする電源自動投
    入手段と、 次回に上記電源自動投入手段によって電源をオンとする
    時刻を電源オフ前に設定する設定手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 上記制御手段は、上記設定手段で上記
    第1の機能部分を動作させるように設定されるとき、上
    記次回の電源オン時より一定時間が経過した後に当該第
    1の機能部分の動作を開始させることを特徴とする請求
    項13に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 ユーザが、上記設定手段で設定した内
    容を確認するための確認操作手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記設定手段で上記第1の機能部分を
    動作させるように設定されるとき、上記次回の電源オン
    時に上記確認操作手段で上記設定の確認が行われた後に
    当該第1の機能部分の動作を開始させることを特徴とす
    る請求項13に記載の電子機器。
  17. 【請求項17】 上記第1の機能部分は、電波を利用し
    た電話機能に係る部分であることを特徴とする請求項1
    3に記載の電子機器。
  18. 【請求項18】 一定レベル以上の電磁波を発生する一
    または複数の第1の機能部分と、 上記一定レベル以上の電磁波を発生しない一または複数
    の第2の機能部分と、 上記第1および第2の機能部分の動作非動作を個々に制
    御する制御手段と、 ユーザが、電源のオフ操作を行う操作手段とを備え、 上記第1および第2の機能部分が同時に動作している状
    態で、上記操作手段で電源のオフ操作が行われるとき、
    上記制御手段は、上記第1の機能部分のみを非動作状態
    とすることを特徴とする電子機器。
  19. 【請求項19】 上記第1の機能部分は、電波を利用し
    た電話機能に係る部分であることを特徴とする請求項1
    8に記載の電子機器。
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