JPH09261750A - 携帯用端末装置 - Google Patents

携帯用端末装置

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JPH09261750A
JPH09261750A JP8070483A JP7048396A JPH09261750A JP H09261750 A JPH09261750 A JP H09261750A JP 8070483 A JP8070483 A JP 8070483A JP 7048396 A JP7048396 A JP 7048396A JP H09261750 A JPH09261750 A JP H09261750A
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JP
Japan
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key
display
mode
data
turned
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Application number
JP8070483A
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English (en)
Inventor
Tadashi Adachi
直史 安達
Teru Saito
輝 斎藤
Akira Otake
旭 大竹
Yoshito Takeshima
義人 竹島
Ryoji Terada
亮治 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】機能の低下を招くことなく消費電流を低減す
る。 【解決手段】機能キーを使用して表示オフモードに設定
する。表示オフモードでは、所定キーの操作があるま
で、液晶表示器(LCD)をオフ状態にする(ST1〜
ST4)。所定キーは、例えばキー保護蓋で覆われてい
るキーである。所定キーの操作があるとき、LCDをオ
ン状態として、システムの状態等を表示する(ST
5)。LCDをオン状態とした後、あるいは一つの機能
操作が終了した後、時間t1だけ機能操作がないとき
は、LCDを再度オフ状態にする(ST7,ST8,S
T3)。LCDへの表示が必要なときのみ所定キーを操
作してシステムの状態等を表示することが可能となる。
なお、表示オフモードにないとき、LCDをオン状態に
する(ST2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
携帯用端末装置に関する。詳しくは、必要時にのみ表示
手段にシステムの状態等を表示することによって、機能
の低下を招くことなく消費電流を低減するようにした携
帯用端末装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、簡易型携帯電話機(PHS:Pers
onal Handyphone System)等の携帯電話機が急速な勢い
で普及している。このような携帯電話機において、通常
携帯されるときは、電源として電池が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに携帯電話機では電源として電池が使用されるが、当
然のことながら適宜充電が必要となる。しかし、ユーザ
ーにとって充電作業は意外に煩わしく、従って充電する
頻度が少なければ少ない程よい。そこで従来、携帯電話
機の性能を向上させて消費電流を低減させることが行わ
れているが、それにも限界がある。すなわち、現在の機
能をそのままに消費電流だけを低減させることが難しく
なってきている。
【0004】そこで、この発明では、機能の低下を招く
ことなく消費電流を低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯用端
末装置は、端末装置本体の状態等を表示する表示手段
と、この表示手段の動作モードを設定するモード設定手
段と、このモード設定手段で設定されたモードに応じて
表示手段の動作を制御する表示制御手段とを備え、表示
制御手段は、モード設定手段で表示オフモードが設定さ
れるとき、表示手段をオフ状態に制御するものである。
【0006】例えば待ち受け時において、表示手段、例
えば液晶表示器には、電波状態、公衆基地局が自営基地
局の圏内か否か、電池残量等が表示される。携帯用端末
装置は、ポケットや鞄等に入れられて携帯される。すな
わち、上述した待ち受け時の状態表示等は常に表示され
ている必要はなく、ユーザーが携帯用端末装置をポケッ
ト等から取り出して使用するときに見ることができれば
よい。
【0007】モード設定手段で表示オフモードが設定さ
れるとき、表示手段がオフ状態とされ、状態表示等は行
われなくなる。そして、例えば、キー入力部の所定キー
が操作されることで、表示手段がオン状態となり、状態
表示等が行われる。そして、オン状態で機能操作が一定
時間行われなくなるとき、再び表示手段はオフ状態とさ
れる。この場合、キー入力部の所定キーは、例えばキー
保護蓋で覆われたキーとされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機10を示している。
【0009】電話機10は、システム全体を制御するた
めのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコン」と
いう)と、送受信用のアンテナ12と、このアンテナ1
2で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウンコンパ
ートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying)信号を得ると共に、後述するディジタル変
復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号をアッ
プコンバートして所定周波数の送信信号を得るための無
線部13と、この無線部13より出力されるπ/4シフ
トQPSK信号に復調処理をして受信データを得ると共
に、後述するTDMA(Time Division Multiple Acces
s)処理部より出力される送信データに変調処理をして
π/4QPSK信号を得るディジタル変復調部14とを
有している。
【0010】また、電話機10は、ディジタル変復調部
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
【0011】また、電話機10は、TDMA処理部15
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ(受
話器)17と、音声コーデック部16に送信音声信号を
供給するためのマイクロホン(送話器)18とを有して
いる。
【0012】また、電話機10は、音声コーデック部1
6で受信音声信号として得られるDTMF(Dual Tone
Multiple Frequency)信号を「*」、「#」の特殊入力
キーや「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータ
に変換してマイコン11に供給すると共に、マイコン1
1より出力される「*」、「#」の特殊入力キーや
「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータをDT
MF信号に変換して音声コーデック部16に送信音声信
号として供給するDTMF変復調部19と、このDTM
F変復調部19より出力されるキーデータを文字データ
に変換するための変換フォーマット記憶部20とを有し
ている。変換フォーマット記憶部20はマイコン11に
接続されている。
【0013】また、電話機10は、留守録モードにおい
て音声コーデック部16で得られる受信音声信号を録音
すると共に、録音された受信音声信号や予め録音されて
いる応答メッセージ(音声信号)を後述するキー入力部
の操作やマイコン11の制御によって再生するための音
声録再部21と、バイブレーションモードが設定されて
いる場合の着信時にマイコン11の制御によって電話機
本体を振動させる振動発生部22と、バイブレーション
モードが設定されていない場合の着信時にマイコン11
の制御によって呼出音を出力する呼出音出力部23とを
有している。ここで、音声録再部21は、音声信号の記
録媒体として半導体メモリを有している。音声録再部2
1の動作はマイコン11によって制御されるが、音声録
再部21よりマイコン11には音声録再部21の動作状
態を示す信号が供給される。
【0014】また、電話機10は、発呼を指示したり、
着信時に応答するための通話キー、通話を終了するため
の終話キー、電話帳登録モードへの移行、留守録モー
ド、バイブレーションモード、表示オフモードの設定等
を行うための機能キー、電話番号等を入力するためのテ
ンキーや特殊入力キー、音声録再部21の録音再生を操
作するためのキー等が配されたキー入力部24を有して
いる。キー入力部24はマイコン11に接続され、マイ
コン11によってキー入力部24のキー操作が監視され
ている。
【0015】また、電話機10は、電話帳データ、リダ
イヤルデータ、相手側から送信されてきた文字メッセー
ジデータ、さらにはバイブレーションモード、留守録モ
ード、表示オフモード等のモード設定情報等を記憶して
おくための不揮発性メモリ25と、マイコン11の制御
によって任意の時点からの時間をカウントするタイマ部
28と、システムの状態、発呼時の相手側電話番号、相
手側から送信されてきた文字メッセージ等を表示するた
めの液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)2
6を有している。この液晶表示器26は、マイコン11
によって制御されるLCDドライバ27によって駆動さ
れる。
【0016】図4は、液晶表示器26の例えば待ち受け
時の表示例を示している。表示部Paには電界強度(電
波状態)が表示され、表示部Pbには公衆基地局や自営
基地局の圏内にいるか否かが表示され、表示Pcにはバ
イブレーションモードに設定されているか否か、メール
(受信文字データ)があるか否かが表示され、表示部P
dには電池残量が表示される。
【0017】また、電話機10は、電池29より液晶表
示器26に電源を供給するための接続スイッチ30を有
している。この接続スイッチ30のオンオフはマイコン
11によって制御される。なお、図1においては、液晶
表示器26以外の回路への電源ラインの図示を省略して
いる。
【0018】図2および図3は、電話機10の外観を示
しており、図1と対応する部分には同一符号を付して示
している。
【0019】電話機本体40の上端部にはアンテナ12
が配設される。また、本体40の上方に内蔵スピーカか
らの音声を外部に導出するための音声通過孔41が形成
され、その下部に液晶表示器26が配される。さらに、
本体40の下方にマイクロホン18が配される。また、
本体40の中央で液晶表示器26の下部には、通話キー
42、機能キー43および終話キー44が横に並べて配
されている。終話キー44は、長押し時には電源オン/
オフキーとなる。
【0020】さらに、キー42〜44の下部には、左右
上下のカーソル移動キー45、電話帳データを登録する
ための登録キー46、入力データをクリアするためのク
リアキー47、テンキー48、特殊入力キー49,50
が配されている。ここで、カーソル移動キー45を構成
する「↑」キーはリダイヤルデータや電話帳データの検
索を開始するためのキーを兼用し、また「↓」キーは通
話時に文字送出モードに移行すると共に受信文字データ
を確認するためのキーを兼用している。
【0021】また、本体40には、マイクロホン18の
配置部分を支点として開閉自在に構成されたキー保護蓋
51が配されている。このキー保護蓋51が閉じること
でキー45〜50が覆われる。そのため、キー45〜5
0の操作は、キー保護蓋51を開けた状態で行う必要が
ある。なお、図2は、キー保護蓋51を取り外した状態
を示している。
【0022】また、本体40の側面には、音声録再部2
1(図1参照)の録音再生を操作するための録音キー5
2および再生キー53、音量を調整するための音量調整
キー54が配されている。音量調整キー54は、その+
側を押圧操作すると音量が増加し、逆に−側を押圧操作
すると音量が減少するように構成されている。
【0023】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。
【0024】電源オン時には制御チャネルとの同期がは
ずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チャ
ネルを受信して制御チャネルの確立が行われる。そし
て、制御チャネルが確立した後に、その基地局のエリア
にいるという位置登録が行われる。この位置登録は通話
チャネルを使用して行われる。位置登録が終了した後
は、制御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態とな
る。
【0025】また、キー入力部24(テンキー48等)
のキー操作で相手側の電話番号を入力し、あるいはリダ
イヤルデータや電話帳データを検索した後に通話キー4
2を操作すると、まずマイコン11より制御データとし
て電話番号データ等がTDMA処理部15に供給されて
制御チャネルで基地局に送信される。これにより、相手
側との回線接続が行われて通話可能状態となる。
【0026】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
【0027】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部15よりマイコン11に供給されて
着信が検出されると、マイコン11によって呼出音出力
部23が制御されて呼出音が出力され、あるいはマイコ
ン11によって振動発生部22が制御されて電話機本体
40が振動するようにされる。
【0028】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
【0029】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
【0030】また、マイクロホン18より出力される送
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0031】この場合、カーソル移動キー45の「↓」
キーを操作することで、テンキー48や特殊入力キー4
9,50を使用して文字データの送信が可能となる。こ
の場合、操作されたキーに対応するDTMF信号がDT
MF変復調部19より出力されて音声コーデック部16
に送信音声信号として供給される。
【0032】また、上述したように呼出データがTDM
A処理部15よりマイコン11に供給されて着信が検出
される場合、留守録モードに設定されているときは、呼
出音が所定時間だけ出力された後に自動的に応答して通
話可能状態となる。そして、発呼側に受信音声信号が録
音される旨の応答メッセージが送信された後、音声録再
部21で受信音声信号の録音が開始される。
【0033】また、留守録中、あるいは通話中に相手側
よりDTMF信号による文字メッセージデータが送られ
てくるとき、DTMF変復調部19より出力されるキー
データはマイコン11の制御に基づいて変換フォーマッ
ト記憶部20を参照して文字データに変換され、その文
字データが不揮発性メモリ25の文字メッセージ領域に
書き込まれる。このように不揮発性メモリ25に文字デ
ータが書き込まれている場合、カーソル移動キー45の
「↑」キーを長押し操作することで、その文字データに
よる文字メッセージを液晶表示器26に表示して確認可
能となる。
【0034】また、マイコン11は、電源オン後に、液
晶表示器26のオンオフ状態を、図5のフローチャート
に沿って制御する。
【0035】電源オンとなると、まず、ステップST1
で、表示オフモードに設定されているか否かを判定す
る。表示オフモードに設定されていないときは、ステッ
プST2で、接続スイッチ30をオンとして、液晶表示
器26に電池29より電源を供給し、液晶表示器26を
オン状態にする。そして、ステップST1に戻って、再
び表示オフモードに設定されているか否かを判定する。
【0036】ステップST1で、表示オフモードに設定
されているときは、ステップST3で、接続スイッチ3
0をオフとして、ステップST4で、所定キーの操作が
あるか否かを判定する。ここで、所定キーは、本実施の
形態においては、キー保護蓋51で覆われたキー45〜
50のいずれかとされる。所定キーの操作がないとき
は、ステップST1に戻る。一方、所定キーの操作があ
るときは、ステップST5で、接続スイッチ30をオン
として、液晶表示器26に電池29より電源を供給し、
液晶表示器26をオン状態にする。
【0037】次に、ステップST6でタイマをスタート
させ、ステップST7で、機能操作があるか否かを判定
する。ここで、タイマはタイマ部28によって構成さ
れ、スタート時にはリセット処理される。また、機能操
作とは、例えば発呼をするためのキー操作、電話帳デー
タを登録するためのキー操作等を意味している。
【0038】ステップST7で機能操作がないときは、
ステップST8で、時間t1、例えば20秒が経過した
か否かを判定する。時間t1が経過していないときは、
ステップST7に戻って、機能操作があるか否かを判定
する。一方、時間t1が経過したときは、ステップST
1に戻って、液晶表示器26をオフ状態とし、所定キー
の操作を待つ状態となる。
【0039】また、ステップST7で機能操作があると
きは、ステップST9で、機能操作が終了したか否かを
判定する。例えば、機能操作が発呼をするためのキー操
作であるときは、相手側の電話番号を入力し、あるいは
リダイヤルデータや電話帳データを検索した後に通話キ
ー42を操作することで、機能操作が終了する。ステッ
プST9で機能操作が終了したときは、ステップST5
に戻って、液晶表示器26のオン状態を維持し、新たな
機能操作に備える。なお、上述の通話キー42が操作さ
れ、通話可能状態となり、終話キー44が操作される
か、もしくは回線が切断されたときをもって機能操作の
終了としてもよい。
【0040】このように本実施の形態においては、機能
キー43を操作して表示オフモードに設定されるとき、
キー保護蓋51で覆われたキー45〜50のいずれかが
操作されるまで、液晶表示器26はオフ状態とされる。
そして、例えば発呼や電話帳データの登録等の機能操作
を行うために、所定キーが操作されることで、液晶表示
器26がオン状態とされる。すなわち、必要時にのみ液
晶表示器26をオン状態とすることが可能となり、機能
の低下を招くことなく消費電流を低減できる。
【0041】また、表示オフモードに設定されている場
合、必要時に所定キーを操作するだけで液晶表示器26
をオン状態とできると共に、時間t1が経過する前に機
能操作がないときは再び液晶表示器26はオフ状態とさ
れる。そのため、表示オフモードの解除や設定のための
操作を必要とせず、簡単な操作で液晶表示器26による
状態表示を達成できる。
【0042】また、表示オフモードに設定されるとき、
キー保護蓋51で覆われたキー45〜50のいずれかが
操作されたとき液晶表示器26がオン状態とされるもの
であり、電話機本体がポケットや鞄等に入れられている
とき、これらのキー45〜50は誤って操作されること
がなく、ユーザーの意志によらずに液晶表示器26がオ
ン状態となることはない。
【0043】なお、上述実施の形態においては、表示手
段として液晶表示器26を使用したものであるが、その
他の表示素子を使用するものであってもよい。また、上
述実施の形態においては、この発明を簡易型形態電話機
に適用したものであるが、その他の携帯用端末装置にも
同様に適用できることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、モード設定手段で表
示オフモードが設定されるときは表示手段がオフ状態と
されるものであり、必要時にのみ表示手段にシステムの
状態等を表示でき、機能の低下を招くことなく消費電流
を低減できる。
【0045】また、表示オフモードに設定されている場
合、必要時に所定キーを操作するだけで表示手段がオン
状態となるようにし、そして一定時間の経過前に機能操
作がないとき自動的にオフ状態に戻るようにすること
で、ユーザーは表示オフモードの解除や設定のための操
作を必要とせず、簡単な操作で表示手段による状態表示
を達成できる。また、表示オフモードに設定されると
き、キー保護蓋で覆われたキーが操作されて表示手段が
オン状態となるようにすることで、端末装置本体がポケ
ットや鞄等に入れられているとき、ユーザーの意志によ
らずに表示手段がオン状態となることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機を示すブ
ロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機を示す正面図(キー保護蓋の
取り外し状態)である。
【図3】簡易型携帯電話機を示す側面図である。
【図4】液晶表示器の表示例を示す図である。
【図5】液晶表示器のオンオフ制御を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 簡易型携帯電話機 11 マイクロコンピュータ 12 送受信用のアンテナ 13 無線部 14 ディジタル変復調部 15 TDMA処理部 16 音声コーデック部 17 スピーカ(受話器) 18 マイクロホン(送話器) 19 DTMF変復調部 20 変換フォーマット記憶部 21 音声録再部 22 振動発生部 23 呼出音出力部 24 キー入力部 25 不揮発性メモリ 26 液晶表示器 28 タイマ部 29 電池 30 接続スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹島 義人 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 寺田 亮治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置本体の状態等を表示する表示手
    段と、 上記表示手段の動作モードを設定するモード設定手段
    と、 上記モード設定手段で設定されたモードに応じて上記表
    示手段の動作を制御する表示制御手段とを備え、 上記表示制御手段は、上記モード設定手段で表示オフモ
    ードが設定されるとき、上記表示手段をオフ状態にする
    ことを特徴とする携帯用端末装置。
  2. 【請求項2】 上記端末装置本体の動作を操作する複数
    のキーを持つキー入力部を有し、 上記表示制御手段は、上記モード設定手段で表示オフモ
    ードが設定されている状態で上記表示手段がオフ状態に
    ある場合、上記キー入力部の所定キーの操作に応じて上
    記表示手段をオン状態にすることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯用端末装置。
  3. 【請求項3】 上記表示制御手段は、上記モード設定手
    段で表示オフモードが設定されている状態で上記所定キ
    ーの操作に応じて上記表示手段がオン状態となった後に
    一定時間上記キー入力部による機能操作がないとき、上
    記表示手段をオフ状態にすることを特徴とする請求項2
    に記載の携帯用端末装置。
  4. 【請求項4】 上記機能操作が終了した後に上記一定時
    間上記キー入力部による機能操作がないとき、上記表示
    手段をオフ状態にすることを特徴とする請求項3に記載
    の携帯用端末装置。
  5. 【請求項5】 上記キー入力部はキー保護蓋で覆われた
    キーを含み、 上記所定キーは上記キー保護蓋で覆われたキーであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の携帯用端末装置。
  6. 【請求項6】 上記表示手段は液晶表示器であることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯用端末装置。
JP8070483A 1996-03-26 1996-03-26 携帯用端末装置 Pending JPH09261750A (ja)

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JP8070483A Pending JPH09261750A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 携帯用端末装置

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