JPH09261336A - 携帯用端末装置 - Google Patents

携帯用端末装置

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Publication number
JPH09261336A
JPH09261336A JP8066625A JP6662596A JPH09261336A JP H09261336 A JPH09261336 A JP H09261336A JP 8066625 A JP8066625 A JP 8066625A JP 6662596 A JP6662596 A JP 6662596A JP H09261336 A JPH09261336 A JP H09261336A
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JP
Japan
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key
lock mode
call
operated
key lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP8066625A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Adachi
直史 安達
Teru Saito
輝 斉藤
Akira Otake
旭 大竹
Yoshito Takeshima
義人 竹島
Ryoji Terada
亮治 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キーロックモードで操作を受け付ける第1のキ
ーが操作された後にキーロックモードで操作を受け付け
ない第2のキーが操作されて所定の機能操作が行われる
場合、キーロックモードの解除操作をすることなく所定
の機能操作を可能とする。 【解決手段】キーロックモードの設定手段を持つ。キー
ロックモードで操作を受け付けない通話キーや終話キー
をキー保護蓋の外部に配置する。キーロックモードでも
操作を受け付けるキーをキー保護蓋の内部に配置する。
待ち受け状態(キーロックモード)で、着信がある場
合、キー保護蓋で覆われたキー操作することで(ST3
2)、通話可能状態となる(ST33)。そして、キー
ロックを解除し(ST34)、終話キーの操作を受け付
けるようにする。終話キーの操作等で通話が終了すると
き(ST35)、キーロックモードに再設定し(ST2
4)、待ち受け状態(キーロックモード)に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯用端末装置
に関する。詳しくは、キーロックモードで操作を受け付
ける第1のキーが操作された後にキーロックモードで操
作を受け付けない第2のキーが操作されて所定の機能操
作が行われる場合、キーロックモードで第1のキーが操
作されたときキーロックモードを解除し、その後に第2
のキーが操作されて所定の機能操作が終了したときキー
ロックモードに再設定することによって、キーロックモ
ードの解除操作をすることなく所定の機能操作を行い得
るようにした携帯用端末装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易型携帯電話機(PHS:Pers
onal Handyphone System)等の携帯用端末装置では、携
帯時に通話キー等が誤って操作され、ユーザーの意志に
依らずに発呼や着信応答等がなされることがあった。
【0003】そこで従来、誤操作防止のために、以下の
ようなハード的あるはソフト的な方法が採られていた。
すなわち、ハード的な方法としては、キー保護蓋を設
け、そのキー保護蓋でキー部分を覆い隠すことで通話キ
ー等の誤操作を防止するものである。一方、ソフト的な
方法としては、キーが操作されてもその操作を受け付け
ないキーロックモードを設け、そのキーロックモードを
設定することで通話キー等の誤操作を防止するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハード的に通
話キー等の誤操作を防止するものにあっては、着信があ
るとき、キー保護蓋を開いて通話キーを操作して応答
し、その後終話キーを操作して通話を終了する必要があ
り、煩わしいものであった。そこで、通話キーや終話キ
ーはキー保護蓋で覆われないようにし、この通話キーや
終話キーに対しては上述したソフト的な方法で誤操作を
防止することが考えられる。
【0005】しかしこの場合、着信があるとき、例えば
キー保護蓋で覆われている所定キーを操作して応答した
としても、終話キーを操作して通話を終了するためには
キーロックモードの解除操作をしなければならず、煩わ
しいものとなる。また、例えばキー保護蓋で覆われてい
るダイヤルキーを操作して電話番号データを入力した
後、通話キーを操作して発呼を開始させるためにはキー
ロックモードの解除操作をしなければならず、煩わしい
ものとなる。
【0006】そこで、この発明では、キーロックモード
で操作を受け付ける第1のキーが操作された後にキーロ
ックモードで操作を受け付けない第2のキーが操作され
て所定の機能操作が行われる場合、キーロックモードの
解除操作をすることなく所定の機能操作を行い得る携帯
用端末装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯用端
末装置は、キーロックモードに設定するためのモード設
定手段と、キーロックモードで操作を受け付ける第1の
キーと、キーロックモードで操作を受け付けない第2の
キーと、第1のキーが操作された後に第2のキーが操作
されて所定の機能操作が行われる場合、キーロックモー
ドで第1のキーが操作されたときキーロックモードを解
除し、その後に第2のキーが操作されて所定の機能操作
が終了したときキーロックモードに再設定するように制
御するキーロック制御手段とを備えるものである。
【0008】第1のキー、例えば電話番号データを入力
するためのキー等は、キーロックモードでも操作を受け
付けるようにされる。第2のキー、例えば発呼操作をす
るためのキー、通話を終了するためのキー、通話を録
音、再生するためのキー、音量を調整するためのキー
は、キーロックモードで操作を受け付けないようにされ
る。そして、第1のキーは、例えば開閉自在のキー保護
蓋で覆われ、誤操作が防止される。例えば、キーロック
モードで、第1のキーとしての電話番号データを入力す
るためのキーが操作される場合、キーロックモードが解
除され、第2のキーとしての通話キーによる発呼操作が
可能となる。そして、通話キーが操作されて発呼が行わ
れた後に、キーロックモードに再設定される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handy
phone System)10を示している。
【0010】電話機10は、システム全体を制御するた
めのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコン」と
いう)と、送受信用のアンテナ12と、このアンテナ1
2で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウンコンバ
ートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying)信号を得ると共に、後述するディジタル変
復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号をアッ
プコンバートして所定周波数の送信信号を得るための無
線部13と、この無線部13より出力されるπ/4シフ
トQPSK信号に復調処理をして受信データを得ると共
に、後述するTDMA(Time Division Multiple Acces
s)処理部より出力される送信データに変調処理をして
π/4QPSK信号を得るディジタル変復調部14とを
有している。
【0011】また、電話機10は、ディジタル変復調部
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
【0012】また、電話機10は、TDMA処理部15
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ(受
話器)17と、音声コーデック部16に送信音声信号を
供給するためのマイクロホン(送話器)18とを有して
いる。
【0013】また、電話機10は、音声コーデック部1
6で受信音声信号として得られるDTMF(Dual Tone
Multiple Frequency)信号を「*」、「#」の特殊入力
キーや「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータ
に変換してマイコン11に供給すると共に、マイコン1
1より出力される「*」、「#」の特殊入力キーや
「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータをDT
MF信号に変換して音声コーデック部16に送信音声信
号として供給するDTMF変復調部19と、このDTM
F変復調部19より出力されるキーデータを文字データ
に変換するための変換フォーマット記憶部20とを有し
ている。変換フォーマット記憶部20はマイコン11に
接続されている。
【0014】また、電話機10は、留守録モードにおい
て音声コーデック部16で得られる受信音声信号を録音
すると共に、録音された受信音声信号や予め録音されて
いる応答メッセージ(音声信号)を後述するキー入力部
の操作やマイコン11の制御によって再生するための音
声録再部21と、バイブレーションモードが設定されて
いる場合の着信時にマイコン11の制御によって電話機
本体を振動させる振動発生部22と、バイブレーション
モードが設定されていない場合の着信時にマイコン11
の制御によって呼出音を出力する呼出音出力部23とを
有している。ここで、音声録再部21は、音声信号の記
録媒体として半導体メモリを有している。音声録再部2
1の動作はマイコン11によって制御されるが、音声録
再部21よりマイコン11には音声録再部21の動作状
態を示す信号が供給される。
【0015】また、電話機10は、発呼を指示したり、
着信時に応答するための通話キー、通話を終了するため
の終話キー、電話帳登録モードへの移行、留守録モード
やバイブレーションモードの設定等を行うための機能キ
ー、電話番号等を入力するためのテンキーや特殊入力キ
ー、音声録再部21の録音再生を操作するためのキー等
が配されたキー入力部24を有している。キー入力部2
4はマイコン11に接続され、マイコン11によってキ
ー入力部24のキー操作が監視されている。
【0016】また、電話機10は、電話帳データ、リダ
イヤルデータ、相手側から送信されてきた文字メッセー
ジデータ、さらにはモード設定情報等を記憶しておくた
めの不揮発性メモリ25と、マイコン11の制御によっ
て任意の時点からの時間をカウントするためのタイマ部
28と、システムの状態、発呼時の相手側電話番号、相
手側から送信されてきた文字メッセージ等を表示するた
めの液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)2
6を有している。この液晶表示器26は、マイコン11
によって制御されるLCDドライバ27によって駆動さ
れる。
【0017】図2および図3は、電話機10の外観を示
しており、図1と対応する部分には同一符号を付して示
している。
【0018】電話機本体40の上端部にはアンテナ12
が配設される。また、本体40の上方に内蔵スピーカか
らの音声を外部に導出するための音声通過孔41が形成
され、その下部に液晶表示器26が配される。さらに、
本体40の下方にマイクロホン18が配される。また、
本体40の中央で液晶表示器26の下部には、通話キー
42、機能キー43および終話キー44が横に並べて配
されている。終話キー44は、長押し時には電源オン/
オフキーとなる。
【0019】さらに、キー42〜44の下部には、左右
上下のカーソル移動キー45、電話帳データを登録する
ための登録キー46、入力データをクリアするためのク
リアキー47、テンキー48、特殊入力キー49,50
が配されている。ここで、カーソル移動キー45を構成
する「↑」キーはリダイヤルデータや電話帳データの検
索を開始するためのキーを兼用し、また「↓」キーは通
話時に文字送出モードに移行すると共に受信文字データ
を確認するためのキーを兼用している。
【0020】また、本体40には、マイクロホン18の
配置部分を支点として開閉自在に構成されたキー保護蓋
51が配されている。このキー保護蓋51が閉じること
でキー45〜50が覆われる。そのため、キー45〜5
0の操作は、キー保護蓋51を開けた状態で行う必要が
ある。なお、図2は、キー保護蓋51を取り外した状態
を示している。
【0021】また、本体40の側面には、音声録再部2
1(図1参照)の録音再生を操作するための録音キー5
2および再生キー53、音量を調整するための音量調整
キー54が配されている。音量調整キー54は、その+
側を押圧操作すると音量が増加し、逆に−側を押圧操作
すると音量が減少するように構成されている。
【0022】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。
【0023】電源オン時には制御チャネルとの同期がは
ずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チャ
ネルを受信して制御チャネルの確立が行われる。そし
て、制御チャネルが確立した後に、その基地局のエリア
にいるという位置登録が行われる。この位置登録は通話
チャネルを使用して行われる。位置登録が終了した後
は、制御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態とな
る。
【0024】また、キー入力部24(テンキー48等)
のキー操作で相手側の電話番号を入力し、あるいはリダ
イヤルデータや電話帳データを検索した後に通話キー4
2を操作すると、まずマイコン11より制御データとし
て電話番号データ等がTDMA処理部15に供給されて
制御チャネルで基地局に送信される。これにより、相手
側との回線接続が行われて通話可能状態となる。
【0025】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
【0026】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部15よりマイコン11に供給されて
着信が検出されると、マイコン11によって呼出音出力
部23が制御されて呼出音が出力され、あるいはマイコ
ン11によって振動発生部22が制御されて電話機本体
40が振動するようにされる。
【0027】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
【0028】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
【0029】また、マイクロホン18より出力される送
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0030】この場合、カーソル移動キー45の「↓」
キーを操作することで、テンキー48や特殊入力キー4
9,50を使用して文字データの送信が可能となる。こ
の場合、操作されたキーに対応するDTMF信号がDT
MF変復調部19より出力されて音声コーデック部16
に送信音声信号として供給される。
【0031】また、上述したように呼出データがTDM
A処理部15よりマイコン11に供給されて着信が検出
される場合、留守録モードに設定されているときは、呼
出音が所定時間だけ出力された後に自動的に応答して通
話可能状態となる。そして、発呼側に受信音声信号が録
音される旨の応答メッセージが送信された後、音声録再
部21で受信音声信号の録音が開始される。
【0032】また、留守録中、あるいは通話中に相手側
よりDTMF信号による文字メッセージデータが送られ
てくるとき、DTMF変復調部19より出力されるキー
データはマイコン11の制御に基づいて変換フォーマッ
ト記憶部20を参照して文字データに変換され、その文
字データが不揮発性メモリ25の文字メッセージ領域に
書き込まれる。このように不揮発性メモリ25に文字デ
ータが書き込まれている場合、カーソル移動キー45の
「↑」キーを長押し操作することで、その文字データに
よる文字メッセージを液晶表示器26に表示して確認可
能となる。
【0033】また、電話機10では、キー保護蓋51で
覆われていない通話キー42、機能キー43、終話キー
44、録音キー52、再生キー53、音量調整キー54
の操作を受け付けないキーロックモードに設定できる。
キーロックモードに設定することで、携帯時に通話キー
42等が誤って操作され、ユーザーの意志に依らずに発
呼や着信応答等がなされることを防止できる。マイコン
11は、図4のフローチャートに沿って、キーロックモ
ードの設定、解除の動作を制御する。
【0034】まず、ステップST1で、クリアキー47
が操作されたか否かを判定する。クリアキー47が操作
されたときは、ステップST2で、タイマをスタートさ
せる。ここで、タイマはタイマ部28で構成され、スタ
ート時にはリセット処理される。そして、ステップST
3で、クリアキー47が継続して操作されているか否か
を判定する。操作が途切れるときは、ステップST1に
戻って、上述したと同様の動作を繰り返す。
【0035】ステップST3でクリアキー47が継続し
て操作されているときは、ステップST4で、時間t
0、例えば2秒が経過したか否かを判定する。時間t0
が経過するときは、ステップST5で、キーロックモー
ドにあるか否かを判定する。キーロックモードにあると
きは、ステップST6で、キーロックモードを解除す
る。一方、キーロックモードにないときは、ステップS
T7で、キーロックモードに設定する。
【0036】このように、待ち受け状態で、クリアキー
47を継続して時間t0以上操作すると、キーロックモ
ードにあるときはキーロックモードが解除され、一方キ
ーロックモードにないときはキーロックモードに設定さ
れる。
【0037】また、マイコン11は、待ち受け状態(キ
ーロックモード)における動作を、図5、図6のフロー
チャートに沿って制御する。
【0038】まず、ステップST11で、着信があるか
否かを判定する。着信がないときは、ステップST12
で、キー操作があるか否かを判定する。キー操作がない
ときは、ステップST11に戻る。キー操作があるとき
は。ステップST13で、操作されたキーがキーロック
の対象であるか否かを判定する。ここで、キー保護蓋5
1で覆われるキー45〜50はキーロックの対象ではな
く、このキー保護蓋51で覆われない通話キー42、機
能キー43、終話キー44、録音キー52、再生キー5
3、音量調整キー54等はキーロックの対象である。
【0039】ステップST13で、キーロックの対象で
あるときは、そのキー操作を受け付けることなくステッ
プST11に戻る。一方、キーロックの対象でないとき
は、ステップST14で、電話番号データを入力するた
めのダイヤルキー(テンキー48等)であるか否かを判
定する。ダイヤルキーでないときは、ステップST15
で、操作されたキーに対応した他の動作に移る。例え
ば、電話帳データの登録モード、リダイヤルデータや電
話帳データの検索モード等である。
【0040】ステップST14で、ダイヤルキーである
ときは、ステップST16で、タイマをスタートさせ、
ステップST17で、キーロックモードを解除する。そ
して、ステップST18で、通話キー42が操作された
か否かを判定する。通話キー42が操作されていないと
きは、ステップST19で、ダイヤルキーが操作された
か否かを判定する。ダイヤルキーが操作されたときは、
ステップST20でタイマをスタートさせた後にステッ
プST18に戻り、通話キー42が操作されたか否かを
判定する。
【0041】ステップST19で、ダイヤルキーが操作
されていないときは、ステップST21で、時間t1、
例えば10秒が経過したか否かを判定する。時間t1が
経過していないときは、ステップST18に戻る。一
方、時間t1が経過したときは、ステップST22で、
発呼モードにして発呼動作を実行する。ステップST1
8で、通話キー42が操作されたときも、ステップST
22に進んで、発呼動作を実行する。
【0042】次に、ステップST23で、発呼が成功し
たか否かを判定する。例えば、ダイヤルキーで入力され
た電話番号データが不適当である場合には、発呼を失敗
することとなる。発呼が成功すると、スピーカ(受話
器)17より相手側の呼出音(リングバックトーン)が
受話音として出力される。発呼が成功しないときは、ス
テップST24で、キーロックモードに再設定して、ス
テップST11に戻る。
【0043】ステップST23で発呼が成功したとき
は、ステップST25で、相手側が応答したか否かを判
定する。相手側が応答しないときは、ステップST26
で、終話キー44が操作されたか、あるいは回線が切断
されたか否かを判定する。終話キー44の操作や回線切
断がないときは、ステップST25に戻る。一方、終話
キー44の操作や回線切断があるときは、ステップST
24で、キーロックモードに再設定して、ステップST
11に戻る。
【0044】次に、ステップST25で、相手側が応答
したときは、ステップST27で、通話可能状態とす
る。そして、ステップST28で、終話キー44が操作
されたか、あるいは回線が切断されたか否かを判定す
る。終話キー44の操作や回線切断があるときは、ステ
ップST24で、キーロックモードに再設定して、ステ
ップST11に戻る。
【0045】また、ステップST11で、着信があると
きは、ステップST29で、呼出モードにし、呼出音出
力部23を制御して呼出音を出力させる。なお、バイブ
レーションモードが設定されている場合には、振動発生
部22を制御して電話機本体40を振動させる。そし
て、ステップST30で、キー操作があるか否かを判定
する。キー操作がないときは、ステップST31で、着
信が終了したか否かを判定する。着信が終了していない
ときは、ステップST30に戻る。一方、着信が終了し
たときは、ステップST11に戻る。
【0046】ステップST30でキー操作があるとき
は、ステップST32で、操作されたキーがキーロック
の対象であるか否かを判定する。キーロックの対象であ
るときは、その操作を受け付けることなく、ステップS
T30に戻る。一方、キーロックの対象でないときは、
ステップST33で、通話可能状態とし、ステップST
34で、キーロックを解除する。そして、ステップST
35で、終話キー44が操作されたか、あるいは回線が
切断されたか否かを判定する。終話キー44の操作や回
線切断があるときは、ステップST24で、キーロック
モードに再設定して、ステップST11に戻る。
【0047】このように、待ち受け状態(キーロックモ
ード)で、電話番号データを入力するためのダイヤルキ
ーが操作される場合、キーロックモードが解除されるた
め、通話キー42による発呼操作が可能となる。そし
て、通話キー42が操作されて発呼が行われた後に、キ
ーロックモードに再設定されて、待ち受け状態(キーロ
ックモード)に戻る。
【0048】また、待ち受け状態(キーロックモード)
で、着信がある場合、キーロックの対象でないキー、す
なわちキー保護蓋51で覆われたキー45〜50のいず
れかを操作することで、通話可能状態となる。このと
き、キーロックが解除されるため、終話キー44の操作
が受け付けられるようになり、終話キー44の操作によ
って通話を終了させることができる。そして、通話が終
了した後に、キーロックモードに再設定されて、待ち受
け状態(キーロックモード)に戻る。
【0049】したがって、本実施の形態においては、キ
ーロックの対象でないキーが操作された後にキーロック
の対象であるキーが操作されて所定の機能操作が行われ
る場合、キーロックモードにあっても、ユーザーがキー
ロックモードの解除操作をせずにキーロックの対象であ
るキーを操作して所定の機能操作を行うことができ、使
い勝手を向上できる。
【0050】また、通話キー42や終話キー43がキー
保護蓋51の外に配されているので、キーロックモード
にない場合は、キー保護蓋51を開けることなく、通話
キー42を操作して着信に応答でき、また終話キー44
を操作して通話を終了させることができる。
【0051】また、キーロックモードに設定しておくこ
とで、キーロックの対象である通話キー42や終話キー
44の操作を受け付けないようになり、携帯時に通話キ
ー42等が誤って操作され、ユーザーの意志に依らずに
発呼や着信応答等がなされることを防止できる。
【0052】なお、上述実施の形態においては、着信時
にキー保護蓋51で覆われたキー45〜50のいずれか
を操作することで通話可能状態となるものを示したが、
キー45〜50の特定のキーを操作したときに通話可能
状態となるようにしてもよい。また、上述実施の形態に
おいては、この発明を簡易型携帯電話機に適用したもの
であるが、この発明は、キーロックモードに設定でき、
キーロックモードで操作を受け付ける第1のキーとキー
ロックモードで操作を受け付けない第2のキーとを有
し、第1のキーが操作された後に第2のキーが操作され
て所定の機能操作が行われるようにされたその他の携帯
用端末装置に適用できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、キーロックモードで
操作を受け付ける第1のキーが操作された後にキーロッ
クモードで操作を受け付けない第2のキーが操作されて
所定の機能操作が行われる場合、キーロックモードで第
1のキーが操作されたときキーロックモードを解除し、
その後に第2のキーが操作されて所定の機能操作が終了
したときキーロックモードに再設定するものである。し
たがって、ユーザーは、キーロックモードであっても、
キーロックモードの解除操作をすることなく、第2のキ
ーを操作して所定の機能操作を行うことができ、使い勝
手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機を示すブ
ロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機を示す正面図(キー保護蓋の
取り外し状態)である。
【図3】簡易型携帯電話機を示す側面図である。
【図4】キーロックモードの設定、解除動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】待ち受け状態(キーロックモード)の動作を示
すフローチャート(1/2)である。
【図6】待ち受け状態(キーロックモード)の動作を示
すフローチャート(2/2)である。
【符号の説明】
10 簡易型携帯電話機 11 マイクロコンピュータ 12 送受信用のアンテナ 13 無線部 14 ディジタル変復調部 15 TDMA処理部 16 音声コーデック部 17 スピーカ(受話器) 18 マイクロホン(送話器) 19 DTMF変復調部 20 変換フォーマット記憶部 21 音声録再部 22 振動発生部 23 呼出音出力部 24 キー入力部 25 不揮発性メモリ 26 液晶表示器 28 タイマ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹島 義人 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 寺田 亮治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーロックモードに設定するためのモー
    ド設定手段と、 上記キーロックモードで操作を受け付ける第1のキー
    と、 上記キーロックモードで操作を受け付けない第2のキー
    と、 上記第1のキーが操作された後に第2のキーが操作され
    て所定の機能操作が行われる場合、上記キーロックモー
    ドで上記第1のキーが操作されたとき上記キーロックモ
    ードを解除し、その後に上記第2のキーが操作されて上
    記所定の機能操作が終了したとき上記キーロックモード
    に再設定するキーロック制御手段とを備えることを特徴
    とする携帯用端末装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のキーは電話番号データを入力
    するためのキーであり、上記第2のキーは発呼操作をす
    るためのキーであることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯用端末装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のキーは着信時に応答するため
    のキーであり、上記第2のキーは通話を終了するための
    キーであることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端
    末装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のキーは開閉自在のキー保護蓋
    で覆われていると共に、上記第2のキーは上記キー保護
    蓋で覆われていないことを特徴とする請求項1に記載の
    携帯用端末装置。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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