JPH10262106A - 携帯用端末装置 - Google Patents
携帯用端末装置Info
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- JPH10262106A JPH10262106A JP6476797A JP6476797A JPH10262106A JP H10262106 A JPH10262106 A JP H10262106A JP 6476797 A JP6476797 A JP 6476797A JP 6476797 A JP6476797 A JP 6476797A JP H10262106 A JPH10262106 A JP H10262106A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- key
- portable terminal
- main body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電源オフ状態からのユーザの発呼操作を簡略化
する。 【解決手段】電源オフの状態から通話キーが長押しされ
るとき、装置本体の電源をオン状態として位置登録を
し、その後にダイヤルしてもよいことを知らせるための
ダイヤルトーン(発信音)を出力する(ST1〜ST3)。電
源オン状態となった後に、電話番号が入力されるとき
は、所定時間の経過を待った後に、入力された電話番号
に基づいて発呼処理をする(ST4〜ST8)。そして、通話
等の処理が終了した後に電源オフの状態に戻るか、ある
いは電源オンの状態のまま待ち受け状態にする(ST9,ST
10)。電話番号の入力がなく所定時間が経過したとき
は、電源オフの状態に戻る(ST4〜ST6)。これにより、
通話キーの操作によって、電源オン状態となると共に、
その後にテンキーで入力される電話番号に基づいて自動
的に発呼が行われ、電源オフ状態からのユーザの発呼操
作が簡略化される。
する。 【解決手段】電源オフの状態から通話キーが長押しされ
るとき、装置本体の電源をオン状態として位置登録を
し、その後にダイヤルしてもよいことを知らせるための
ダイヤルトーン(発信音)を出力する(ST1〜ST3)。電
源オン状態となった後に、電話番号が入力されるとき
は、所定時間の経過を待った後に、入力された電話番号
に基づいて発呼処理をする(ST4〜ST8)。そして、通話
等の処理が終了した後に電源オフの状態に戻るか、ある
いは電源オンの状態のまま待ち受け状態にする(ST9,ST
10)。電話番号の入力がなく所定時間が経過したとき
は、電源オフの状態に戻る(ST4〜ST6)。これにより、
通話キーの操作によって、電源オン状態となると共に、
その後にテンキーで入力される電話番号に基づいて自動
的に発呼が行われ、電源オフ状態からのユーザの発呼操
作が簡略化される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば簡易型携
帯電話機等に適用して好適な携帯用端末装置に関する。
詳しくは、所定の操作キーの操作によって、電源オン状
態となると共に所定のダイヤル情報に基づいて発呼が行
われるようにすることによって、電源オフ状態からのユ
ーザの発呼操作を簡略化しようとした携帯用端末装置に
係るものである。
帯電話機等に適用して好適な携帯用端末装置に関する。
詳しくは、所定の操作キーの操作によって、電源オン状
態となると共に所定のダイヤル情報に基づいて発呼が行
われるようにすることによって、電源オフ状態からのユ
ーザの発呼操作を簡略化しようとした携帯用端末装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機、例えば簡易型携帯電
話機(PHS:Personal HandyphoneSystem)におい
て、電源オフ状態から特定の相手に対して電話をかける
場合、ユーザは以下のような一連の操作を行う必要があ
った。例えば、電源キーを操作して装置本体の電源をオ
ン状態として待ち受け状態にし、次にテンキーで相手の
電話番号を入力し、次に通話キーを操作して入力した電
話番号に基づく発呼を指示するものである。また例え
ば、電源キーを操作して装置本体の電源をオン状態とし
て待ち受け状態にし、次に通話キーを操作してその後に
入力される相手の電話番号に基づく発呼を指示し、次に
テンキーで相手の電話番号を入力するものである。
話機(PHS:Personal HandyphoneSystem)におい
て、電源オフ状態から特定の相手に対して電話をかける
場合、ユーザは以下のような一連の操作を行う必要があ
った。例えば、電源キーを操作して装置本体の電源をオ
ン状態として待ち受け状態にし、次にテンキーで相手の
電話番号を入力し、次に通話キーを操作して入力した電
話番号に基づく発呼を指示するものである。また例え
ば、電源キーを操作して装置本体の電源をオン状態とし
て待ち受け状態にし、次に通話キーを操作してその後に
入力される相手の電話番号に基づく発呼を指示し、次に
テンキーで相手の電話番号を入力するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
簡易型携帯電話機では、電源オフ状態から特定の相手に
電話をかける場合、電源キーを操作して電源オン状態と
した後に、通話キーを操作して発呼の指示を行う必要が
あり、発呼の意志をもって電源をオンにする場合、ユー
ザにとって非常に煩わしいものであった。
簡易型携帯電話機では、電源オフ状態から特定の相手に
電話をかける場合、電源キーを操作して電源オン状態と
した後に、通話キーを操作して発呼の指示を行う必要が
あり、発呼の意志をもって電源をオンにする場合、ユー
ザにとって非常に煩わしいものであった。
【0004】そこで、この発明では、電源オフ状態から
のユーザの発呼操作を簡略化し、使い勝手を向上させた
携帯用端末装置を提供することを目的とする。
のユーザの発呼操作を簡略化し、使い勝手を向上させた
携帯用端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯用端
末装置は、発呼手段を有する装置本体と、所定の操作キ
ーと、装置本体の電源をオンオフする電源オンオフ手段
と、装置本体の電源がオフ状態で上記所定の操作キーの
操作を受け付け、装置本体の電源をオン状態とするよう
に電源オンオフ手段を制御し、その後に所定のダイヤル
情報に基づいて発呼するように装置本体の発呼手段を制
御する制御手段とを備えるものである。
末装置は、発呼手段を有する装置本体と、所定の操作キ
ーと、装置本体の電源をオンオフする電源オンオフ手段
と、装置本体の電源がオフ状態で上記所定の操作キーの
操作を受け付け、装置本体の電源をオン状態とするよう
に電源オンオフ手段を制御し、その後に所定のダイヤル
情報に基づいて発呼するように装置本体の発呼手段を制
御する制御手段とを備えるものである。
【0006】この発明において、ユーザによって所定の
操作キーが操作されると、この操作が制御手段によって
受け付けられる。例えば、誤操作を防止するため、所定
の操作キーが所定時間以上継続して操作されるときの
み、制御手段によってその所定の操作キーの操作が受け
付けられる。所定の操作キーは、例えば発呼を指示する
ための通話キー、テンキー、短縮番号の入力による発呼
を指示する短縮キー、さらにはリダイヤルデータまたは
電話帳データを検索するための検索キーとされる。
操作キーが操作されると、この操作が制御手段によって
受け付けられる。例えば、誤操作を防止するため、所定
の操作キーが所定時間以上継続して操作されるときの
み、制御手段によってその所定の操作キーの操作が受け
付けられる。所定の操作キーは、例えば発呼を指示する
ための通話キー、テンキー、短縮番号の入力による発呼
を指示する短縮キー、さらにはリダイヤルデータまたは
電話帳データを検索するための検索キーとされる。
【0007】所定の操作キーの操作が受け付けられる
と、装置本体の電源がオン状態とされ、その後に、所定
のダイヤル情報に基づいて発呼が行われる。例えば所定
のダイヤル情報は、所定の操作キーがテンキーであると
きはテンキーで入力される電話番号や短縮番号であり、
所定の操作キーが短縮キーであるときはテンキーで入力
される短縮番号であり、さらに所定の操作キーが検索キ
ーであるときはこの検索キーで検索されるリダイヤルデ
ータや電話帳データである。
と、装置本体の電源がオン状態とされ、その後に、所定
のダイヤル情報に基づいて発呼が行われる。例えば所定
のダイヤル情報は、所定の操作キーがテンキーであると
きはテンキーで入力される電話番号や短縮番号であり、
所定の操作キーが短縮キーであるときはテンキーで入力
される短縮番号であり、さらに所定の操作キーが検索キ
ーであるときはこの検索キーで検索されるリダイヤルデ
ータや電話帳データである。
【0008】このように装置本体の電源がオフ状態にあ
るとき、ユーザは所定の操作キーのみを操作すること
で、装置本体の電源をオン状態とし、さらに発呼の指示
を行うことが可能となる。なお、所定の操作キーの操作
が行われて装置本体の電源がオン状態となった後に、発
呼に必要な所定のダイヤル情報の入力が所定時間以上な
い場合、装置本体の電源をオフ状態に戻すことで、ユー
ザの意志に依らずに所定の操作キーが操作された場合に
おける誤った発呼を防止することが可能となる。
るとき、ユーザは所定の操作キーのみを操作すること
で、装置本体の電源をオン状態とし、さらに発呼の指示
を行うことが可能となる。なお、所定の操作キーの操作
が行われて装置本体の電源がオン状態となった後に、発
呼に必要な所定のダイヤル情報の入力が所定時間以上な
い場合、装置本体の電源をオフ状態に戻すことで、ユー
ザの意志に依らずに所定の操作キーが操作された場合に
おける誤った発呼を防止することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機10を示している。
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機10を示している。
【0010】この電話機10は、システム全体を制御す
るためのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコ
ン」という)と、送受信用のアンテナ12と、このアン
テナ12で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウン
コンバートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying)信号を得ると共に、後述するディジ
タル変復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号
をアップコンバートして所定周波数の送信信号を得るた
めの無線部13と、この無線部13より出力されるπ/
4シフトQPSK信号に復調処理をして受信データを得
ると共に、後述するTDMA(Time Division Multiple
Access)処理部より出力される送信データに変調処理
をしてπ/4QPSK信号を得るディジタル変復調部1
4とを有している。
るためのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコ
ン」という)と、送受信用のアンテナ12と、このアン
テナ12で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウン
コンバートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying)信号を得ると共に、後述するディジ
タル変復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号
をアップコンバートして所定周波数の送信信号を得るた
めの無線部13と、この無線部13より出力されるπ/
4シフトQPSK信号に復調処理をして受信データを得
ると共に、後述するTDMA(Time Division Multiple
Access)処理部より出力される送信データに変調処理
をしてπ/4QPSK信号を得るディジタル変復調部1
4とを有している。
【0011】また、電話機10は、ディジタル変復調部
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
【0012】また、電話機10は、TDMA処理部15
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ17
と、音声コーデック部16に送信音声信号を供給するた
めのマイクロホン18とを有している。
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ17
と、音声コーデック部16に送信音声信号を供給するた
めのマイクロホン18とを有している。
【0013】また、電話機10は、400Hzの周波数
のダイヤルトーン信号を発生するダイヤルトーン発生部
19を有している。このダイヤルトーン発生部19の動
作はマイコン11によって制御され、発生されるダイヤ
ルトーン信号は音声コーデック部16を介して上述した
スピーカ17に供給される。
のダイヤルトーン信号を発生するダイヤルトーン発生部
19を有している。このダイヤルトーン発生部19の動
作はマイコン11によって制御され、発生されるダイヤ
ルトーン信号は音声コーデック部16を介して上述した
スピーカ17に供給される。
【0014】また、電話機10は、発呼を指示したり、
着信時に応答するための通話キー、通話を終了するため
の終話キー、短縮番号登録モードや電話帳登録モード等
のモード変更を行うための機能キー、電話番号等を入力
するためのテンキー等が配されたキー入力部21と、リ
ダイヤルデータや電話帳データの検索で選択されたリダ
イヤルデータや電話帳データ、テンキーで入力された電
話番号、テンキーで入力された短縮番号に対応する電話
番号やシステムの状態等を表示するための表示部として
の液晶表示器22とを有している。キー入力部21はマ
イコン11に接続され、マイコン11によってキー入力
部21のキー操作が監視されている。
着信時に応答するための通話キー、通話を終了するため
の終話キー、短縮番号登録モードや電話帳登録モード等
のモード変更を行うための機能キー、電話番号等を入力
するためのテンキー等が配されたキー入力部21と、リ
ダイヤルデータや電話帳データの検索で選択されたリダ
イヤルデータや電話帳データ、テンキーで入力された電
話番号、テンキーで入力された短縮番号に対応する電話
番号やシステムの状態等を表示するための表示部として
の液晶表示器22とを有している。キー入力部21はマ
イコン11に接続され、マイコン11によってキー入力
部21のキー操作が監視されている。
【0015】また、電話機10は、登録された短縮番号
と電話番号との対応関係、リダイヤルデータや電話帳デ
ータ等を記憶しておくための不揮発性メモリ23と、着
呼時にマイコン11の制御によって呼出音を出力する呼
出音出力部24とを有している。液晶表示器22、不揮
発性メモリ23および呼出音出力部24は、マイコン1
1に接続されている。
と電話番号との対応関係、リダイヤルデータや電話帳デ
ータ等を記憶しておくための不揮発性メモリ23と、着
呼時にマイコン11の制御によって呼出音を出力する呼
出音出力部24とを有している。液晶表示器22、不揮
発性メモリ23および呼出音出力部24は、マイコン1
1に接続されている。
【0016】また、電話機10は、マイコン11を除く
各回路に電池25より電源を供給するための接続スイッ
チ26を有している。この接続スイッチ26のオンオフ
動作はマイコン11によって制御される。なお、マイコ
ン11には電池25より直接電源が供給されている。
各回路に電池25より電源を供給するための接続スイッ
チ26を有している。この接続スイッチ26のオンオフ
動作はマイコン11によって制御される。なお、マイコ
ン11には電池25より直接電源が供給されている。
【0017】図2は、電話機10の正面図を示してお
り、図1と対応する部分には同一符号を付して示してい
る。
り、図1と対応する部分には同一符号を付して示してい
る。
【0018】電話機本体40の上端部にはアンテナ12
が配設される。また、電話機本体40の上方に内蔵スピ
ーカからの音声を外部に導出するための音声通過孔41
が形成され、その下部に液晶表示器22が配される。さ
らに、電話機本体40の下方にマイクロホン18が配さ
れる。また、電話機本体40の中央で液晶表示器22の
下部には、通話キー42、機能キー43、終話キー44
および短縮キー45が並べて配されている。終話キー4
4は、長押し時には電源オン/オフキーとなる。
が配設される。また、電話機本体40の上方に内蔵スピ
ーカからの音声を外部に導出するための音声通過孔41
が形成され、その下部に液晶表示器22が配される。さ
らに、電話機本体40の下方にマイクロホン18が配さ
れる。また、電話機本体40の中央で液晶表示器22の
下部には、通話キー42、機能キー43、終話キー44
および短縮キー45が並べて配されている。終話キー4
4は、長押し時には電源オン/オフキーとなる。
【0019】さらに、キー42〜45の下部には、左右
上下のカーソル移動キー46、電話帳データを登録する
ための登録キー47、入力データをクリアするためのク
リアキー48、「0」〜「9」のテンキー49、特殊入
力キー50,51が配されている。ここで、カーソル移
動キー46を構成する「↑」キーはリダイヤルデータや
電話帳データの検索を開始するためのキーを兼用してい
る。
上下のカーソル移動キー46、電話帳データを登録する
ための登録キー47、入力データをクリアするためのク
リアキー48、「0」〜「9」のテンキー49、特殊入
力キー50,51が配されている。ここで、カーソル移
動キー46を構成する「↑」キーはリダイヤルデータや
電話帳データの検索を開始するためのキーを兼用してい
る。
【0020】すなわち、待ち受け中に「↑」キーを操作
することで、リダイヤルデータや電話帳データの検索モ
ードに移行し、最初のリダイヤルデータが選択されて液
晶表示器22に表示される。そして、その後は「↑」キ
ーや「↓」キーを操作することで、その他のリダイヤル
データ、さらには電話帳データを検索でき、選択された
リダイヤルデータや電話帳データが液晶表示器22に表
示された状態となる。そして、この検索モードは例えば
終話キーの操作によって解除される。
することで、リダイヤルデータや電話帳データの検索モ
ードに移行し、最初のリダイヤルデータが選択されて液
晶表示器22に表示される。そして、その後は「↑」キ
ーや「↓」キーを操作することで、その他のリダイヤル
データ、さらには電話帳データを検索でき、選択された
リダイヤルデータや電話帳データが液晶表示器22に表
示された状態となる。そして、この検索モードは例えば
終話キーの操作によって解除される。
【0021】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。
する。
【0022】電源オフの状態から終話キー44の長押し
をすることによって、マイコン11は接続スイッチ26
がオン状態となるように制御し、これにより装置本体は
電源オンの状態となる。この電源オン時には、制御チャ
ネルとの同期がはずれた状態にあるので、基地局より送
信される制御チャネルを受信して制御チャネルとの同期
確立が行われる。そしてその後に、その基地局のエリア
にいるという位置登録が行われる。この位置登録は通話
チャネルを使用して行われ、位置登録が終了した後に制
御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態となる。
をすることによって、マイコン11は接続スイッチ26
がオン状態となるように制御し、これにより装置本体は
電源オンの状態となる。この電源オン時には、制御チャ
ネルとの同期がはずれた状態にあるので、基地局より送
信される制御チャネルを受信して制御チャネルとの同期
確立が行われる。そしてその後に、その基地局のエリア
にいるという位置登録が行われる。この位置登録は通話
チャネルを使用して行われ、位置登録が終了した後に制
御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態となる。
【0023】また、テンキー49のキー操作で電話番号
を入力し、短縮キー45を操作した後にテンキー49で
登録してある短縮番号を入力し、あるいはリダイヤルデ
ータや電話帳データを検索した後に、通話キー42を操
作すると、マイコン11より制御データとして電話番号
データ等がTDMA処理部15に供給されて制御チャネ
ルで基地局に送信される。これにより、相手側との回線
接続が行われて通話可能状態となる。
を入力し、短縮キー45を操作した後にテンキー49で
登録してある短縮番号を入力し、あるいはリダイヤルデ
ータや電話帳データを検索した後に、通話キー42を操
作すると、マイコン11より制御データとして電話番号
データ等がTDMA処理部15に供給されて制御チャネ
ルで基地局に送信される。これにより、相手側との回線
接続が行われて通話可能状態となる。
【0024】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
【0025】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部15よりマイコン11に供給されて
着信が検出されると、マイコン11によって呼出音出力
部24が制御されて呼出音が出力される。
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部15よりマイコン11に供給されて
着信が検出されると、マイコン11によって呼出音出力
部24が制御されて呼出音が出力される。
【0026】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
【0027】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
【0028】また、マイクロホン18より出力される送
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0029】本実施の形態においては、上述したように
終話キー44を長押しして装置本体の電源をオン状態と
し、その後にテンキーで電話番号を入力する等した後
に、通話キー42を操作して発呼を行うことができる
が、電源オフの状態から通話キー42、短縮キー45、
テンキー49または検索キーとしての「↑」キーの長押
しが行われる場合には、電源オンの状態となると共に、
その後に通話キー42を操作しなくても発呼が可能とな
る。
終話キー44を長押しして装置本体の電源をオン状態と
し、その後にテンキーで電話番号を入力する等した後
に、通話キー42を操作して発呼を行うことができる
が、電源オフの状態から通話キー42、短縮キー45、
テンキー49または検索キーとしての「↑」キーの長押
しが行われる場合には、電源オンの状態となると共に、
その後に通話キー42を操作しなくても発呼が可能とな
る。
【0030】図3のフローチャートを使用して、電源オ
フの状態から通話キー42の長押しが行われる際のマイ
コン11の動作を説明する。
フの状態から通話キー42の長押しが行われる際のマイ
コン11の動作を説明する。
【0031】まず、ステップST1で、通話キー42が
N秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST2
で、接続スイッチ26をオン状態としてシステムの各回
路に電源を供給する状態、つまり装置本体の電源をオン
状態とする。この電源オン時には、制御チャネルとの同
期がはずれた状態にあるので、基地局より送信される制
御チャネルを受信して制御チャネルとの同期確立を行う
と共に、その基地局のエリアにいるという位置登録の処
理をする。
N秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST2
で、接続スイッチ26をオン状態としてシステムの各回
路に電源を供給する状態、つまり装置本体の電源をオン
状態とする。この電源オン時には、制御チャネルとの同
期がはずれた状態にあるので、基地局より送信される制
御チャネルを受信して制御チャネルとの同期確立を行う
と共に、その基地局のエリアにいるという位置登録の処
理をする。
【0032】次に、ステップST3で、ダイヤルトーン
発生部19よりダイヤルトーン信号を発生する。このダ
イヤルトーン信号は音声コーデック部16を介してスピ
ーカ17に供給されることから、スピーカ17よりユー
ザにダイヤルしてもよいことを知らせるためのダイヤル
トーン(発信音)が出力される。
発生部19よりダイヤルトーン信号を発生する。このダ
イヤルトーン信号は音声コーデック部16を介してスピ
ーカ17に供給されることから、スピーカ17よりユー
ザにダイヤルしてもよいことを知らせるためのダイヤル
トーン(発信音)が出力される。
【0033】次に、ステップST4で、テンキー49に
よる電話番号の入力があるか否かを判定する。電話番号
の入力がないときは、ステップST5で所定時間が経過
したか否かを判定する。そして、所定時間が経過したと
きは、ステップST6で、接続スイッチ26をオフ状態
とし、電源オフの状態にする。これにより、ユーザの意
志に依らずに通話キー42が長押しされた場合における
誤った発呼が防止される。
よる電話番号の入力があるか否かを判定する。電話番号
の入力がないときは、ステップST5で所定時間が経過
したか否かを判定する。そして、所定時間が経過したと
きは、ステップST6で、接続スイッチ26をオフ状態
とし、電源オフの状態にする。これにより、ユーザの意
志に依らずに通話キー42が長押しされた場合における
誤った発呼が防止される。
【0034】ステップST4で電話番号の入力があると
きは、ステップST7で、所定時間の経過を待った後
に、ステップST8で、入力されたダイヤル情報として
の電話番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、制御
データとして電話番号データ等をTDMA処理部15に
供給して制御チャネルで基地局に送信する。
きは、ステップST7で、所定時間の経過を待った後
に、ステップST8で、入力されたダイヤル情報として
の電話番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、制御
データとして電話番号データ等をTDMA処理部15に
供給して制御チャネルで基地局に送信する。
【0035】次に、ステップST9で、終了したか否か
を判定する。この終了は、発呼によって相手側との回線
が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了した
場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を示
すものである。そして、終了であると判定するときは、
ステップST10で、電源オフの状態、あるいは電源オ
フ状態とすることなく待ち受けの状態にする。
を判定する。この終了は、発呼によって相手側との回線
が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了した
場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を示
すものである。そして、終了であると判定するときは、
ステップST10で、電源オフの状態、あるいは電源オ
フ状態とすることなく待ち受けの状態にする。
【0036】また、図4のフローチャートを使用して、
電源オフの状態からテンキー49の長押しが行われる際
のマイコン11の動作を説明する。
電源オフの状態からテンキー49の長押しが行われる際
のマイコン11の動作を説明する。
【0037】まず、ステップST11で、テンキー49
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST12
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST13
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST12
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST13
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
【0038】次に、ステップST14で、テンキー49
による電話番号の入力があるか否かを判定する。電話番
号の入力がないときは、ステップST15で所定時間が
経過したか否かを判定する。そして、所定時間が経過し
たときは、ステップST16で、電源オフの状態にす
る。これにより、ユーザの意志に依らずにテンキー49
が長押しされた場合における誤った発呼が防止される。
による電話番号の入力があるか否かを判定する。電話番
号の入力がないときは、ステップST15で所定時間が
経過したか否かを判定する。そして、所定時間が経過し
たときは、ステップST16で、電源オフの状態にす
る。これにより、ユーザの意志に依らずにテンキー49
が長押しされた場合における誤った発呼が防止される。
【0039】ステップST14で電話番号の入力がある
ときは、ステップST17で、所定時間の経過を待った
後に、ステップST18で、入力されたダイヤル情報と
しての電話番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、
制御データとして電話番号データ等をTDMA処理部1
5に供給して制御チャネルで基地局に送信する。この場
合、ダイヤル情報としての電話番号の全てが電源オンの
状態とされた後に入力されるか、あるいは電話番号の最
初の数値はステップST11におけるテンキーの操作で
入力されるようにしてもよい。
ときは、ステップST17で、所定時間の経過を待った
後に、ステップST18で、入力されたダイヤル情報と
しての電話番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、
制御データとして電話番号データ等をTDMA処理部1
5に供給して制御チャネルで基地局に送信する。この場
合、ダイヤル情報としての電話番号の全てが電源オンの
状態とされた後に入力されるか、あるいは電話番号の最
初の数値はステップST11におけるテンキーの操作で
入力されるようにしてもよい。
【0040】次に、ステップST19で、終了したか否
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST20で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST20で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
【0041】また、図5のフローチャートを使用して、
電源オフの状態から短縮キー45の長押しが行われる際
のマイコン11の動作を説明する。
電源オフの状態から短縮キー45の長押しが行われる際
のマイコン11の動作を説明する。
【0042】まず、ステップST21で、短縮キー45
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST22
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST23
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST22
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST23
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
【0043】次に、ステップST24で、テンキー49
による短縮番号の入力があるか否かを判定する。短縮番
号の入力がないときは、ステップST25で所定時間が
経過したか否かを判定する。そして、所定時間が経過し
たときは、ステップST26で、電源オフの状態にす
る。これにより、ユーザの意志に依らずに短縮キー45
が長押しされた場合における誤った発呼が防止される。
による短縮番号の入力があるか否かを判定する。短縮番
号の入力がないときは、ステップST25で所定時間が
経過したか否かを判定する。そして、所定時間が経過し
たときは、ステップST26で、電源オフの状態にす
る。これにより、ユーザの意志に依らずに短縮キー45
が長押しされた場合における誤った発呼が防止される。
【0044】ステップST24で短縮番号の入力がある
ときは、ステップST27で、所定時間の経過を待った
後に、ステップST28で、入力されたダイヤル情報と
しての短縮番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、
制御データとして短縮番号に対応した電話番号データ等
をTDMA処理部15に供給して制御チャネルで基地局
に送信する。
ときは、ステップST27で、所定時間の経過を待った
後に、ステップST28で、入力されたダイヤル情報と
しての短縮番号に基づいて、発呼処理をする。つまり、
制御データとして短縮番号に対応した電話番号データ等
をTDMA処理部15に供給して制御チャネルで基地局
に送信する。
【0045】次に、ステップST29で、終了したか否
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST30で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST30で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
【0046】また、図6のフローチャートを使用して、
電源オフの状態から検索キー(「↑」キー)の長押しが
行われる際のマイコン11の動作を説明する。
電源オフの状態から検索キー(「↑」キー)の長押しが
行われる際のマイコン11の動作を説明する。
【0047】まず、ステップST31で、検索キーがN
秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定する。
N秒以上継続操作されるときは、ステップST32で、
装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局より
送信される制御チャネルを受信して制御チャネルとの同
期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいるという
位置登録の処理をする。そして、ステップST33で、
ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号を発
生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよいこ
とを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定する。
N秒以上継続操作されるときは、ステップST32で、
装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局より
送信される制御チャネルを受信して制御チャネルとの同
期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいるという
位置登録の処理をする。そして、ステップST33で、
ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号を発
生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよいこ
とを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
【0048】次に、ステップST34で、液晶表示器2
2に最初のリダイヤルデータを表示させる。そして、ス
テップST35で、「↑」キーや「↓」キーによるリダ
イヤルデータや電話帳データの検索操作があるか否かを
判定する。検索操作があるときは、ステップST34に
戻って、検索操作で選択されたリダイヤルデータあるい
は電話帳データを液晶表示器22に表示させる。
2に最初のリダイヤルデータを表示させる。そして、ス
テップST35で、「↑」キーや「↓」キーによるリダ
イヤルデータや電話帳データの検索操作があるか否かを
判定する。検索操作があるときは、ステップST34に
戻って、検索操作で選択されたリダイヤルデータあるい
は電話帳データを液晶表示器22に表示させる。
【0049】ステップST35で検索操作がないとき
は、ステップST36で、所定時間の経過を待った後
に、ステップST37で、液晶表示器22に表示されて
いるダイヤル情報としてのリダイヤルデータや電話帳デ
ータに基づいて、発呼処理をする。つまり、制御データ
としてリダイヤルデータや電話帳データに対応した電話
番号データ等をTDMA処理部15に供給して制御チャ
ネルで基地局に送信する。
は、ステップST36で、所定時間の経過を待った後
に、ステップST37で、液晶表示器22に表示されて
いるダイヤル情報としてのリダイヤルデータや電話帳デ
ータに基づいて、発呼処理をする。つまり、制御データ
としてリダイヤルデータや電話帳データに対応した電話
番号データ等をTDMA処理部15に供給して制御チャ
ネルで基地局に送信する。
【0050】次に、ステップST38で、終了したか否
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話終了状態
となった場合、発呼による回線接続が成功しなかった場
合等を示すものである。そして、終了であると判定する
ときは、ステップST39で、電源オフの状態、あるい
は電源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話終了状態
となった場合、発呼による回線接続が成功しなかった場
合等を示すものである。そして、終了であると判定する
ときは、ステップST39で、電源オフの状態、あるい
は電源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
【0051】以上説明したように本実施の形態において
は、電源オフの状態から通話キー42、短縮キー45、
テンキー49または検索キーとしての「↑」キーの長押
しが行われる場合には、電源オンの状態となると共に、
その後に通話キー42を操作しなくても発呼が可能とな
るものであり、電源オフ状態からのユーザの発呼操作を
簡略化でき、使い勝手の向上を図ることができる。ま
た、通話キー42、短縮キー45およびテンキー49の
長押しによって電源オン状態となった後、テンキー49
による電話番号や短縮番号の入力がなく所定時間が経過
するときは電源オフ状態に戻すものであり、ユーザの意
志に依らずに通話キー42、短縮キー45およびテンキ
ー49が長押しされた場合における誤った発呼を防止で
きる。
は、電源オフの状態から通話キー42、短縮キー45、
テンキー49または検索キーとしての「↑」キーの長押
しが行われる場合には、電源オンの状態となると共に、
その後に通話キー42を操作しなくても発呼が可能とな
るものであり、電源オフ状態からのユーザの発呼操作を
簡略化でき、使い勝手の向上を図ることができる。ま
た、通話キー42、短縮キー45およびテンキー49の
長押しによって電源オン状態となった後、テンキー49
による電話番号や短縮番号の入力がなく所定時間が経過
するときは電源オフ状態に戻すものであり、ユーザの意
志に依らずに通話キー42、短縮キー45およびテンキ
ー49が長押しされた場合における誤った発呼を防止で
きる。
【0052】なお、上述実施の形態においては、テンキ
ー49の長押しによって電源オン状態となる場合に発呼
に要するダイヤル情報として電話番号が入力されるもの
であったが(図4参照)、発呼に要するダイヤル情報と
して短縮番号が入力されるようにしてもよい。図7のフ
ローチャートを使用して、その際のマイコン11の動作
を説明する。この場合、短縮番号は1桁の数値であるも
のとする。
ー49の長押しによって電源オン状態となる場合に発呼
に要するダイヤル情報として電話番号が入力されるもの
であったが(図4参照)、発呼に要するダイヤル情報と
して短縮番号が入力されるようにしてもよい。図7のフ
ローチャートを使用して、その際のマイコン11の動作
を説明する。この場合、短縮番号は1桁の数値であるも
のとする。
【0053】まず、ステップST41で、テンキー49
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST42
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST43
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
がN秒、例えば2秒以上継続操作されたか否かを判定す
る。N秒以上継続操作されるときは、ステップST42
で、装置本体の電源をオン状態とする。そして、基地局
より送信される制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期確立を行うと共に、その基地局のエリアにいると
いう位置登録の処理をする。そして、ステップST43
で、ダイヤルトーン発生部19よりダイヤルトーン信号
を発生し、スピーカ17よりユーザにダイヤルしてもよ
いことを知らせるためのダイヤルトーンを出力させる。
【0054】次に、ステップST44で、操作されたテ
ンキーに対応する短縮番号の登録があるか否かを判定す
る。短縮番号の登録がないときは、ステップST45
で、所定時間が経過したか否かを判定する。ユーザは、
この所定時間内に、テンキー49によって短縮番号の入
力を行うことが可能である。ステップST45で、所定
時間が経過したときは、ステップST46で、電源オフ
の状態にする。これにより、ユーザの意志に依らずにテ
ンキー49が長押しされた場合における誤った発呼が防
止される。
ンキーに対応する短縮番号の登録があるか否かを判定す
る。短縮番号の登録がないときは、ステップST45
で、所定時間が経過したか否かを判定する。ユーザは、
この所定時間内に、テンキー49によって短縮番号の入
力を行うことが可能である。ステップST45で、所定
時間が経過したときは、ステップST46で、電源オフ
の状態にする。これにより、ユーザの意志に依らずにテ
ンキー49が長押しされた場合における誤った発呼が防
止される。
【0055】ステップST44で操作されたテンキーに
対応する短縮番号の登録があるときは、ステップST4
7で、所定時間の経過を待った後に、ステップST48
で、ダイヤル情報としての短縮番号に基づいて、発呼処
理をする。つまり、制御データとして短縮番号に対応し
た電話番号データ等をTDMA処理部15に供給して制
御チャネルで基地局に送信する。
対応する短縮番号の登録があるときは、ステップST4
7で、所定時間の経過を待った後に、ステップST48
で、ダイヤル情報としての短縮番号に基づいて、発呼処
理をする。つまり、制御データとして短縮番号に対応し
た電話番号データ等をTDMA処理部15に供給して制
御チャネルで基地局に送信する。
【0056】次に、ステップST49で、終了したか否
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST50で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
かを判定する。この終了は、発呼によって相手側との回
線が接続されて通話可能状態となった後に通話が終了し
た場合、発呼による回線接続が成功しなかった場合等を
示すものである。そして、終了であると判定するとき
は、ステップST50で、電源オフの状態、あるいは電
源オフ状態に戻すことなく待ち受けの状態にする。
【0057】上述したように、図7のフローチャートに
よる動作は短縮番号が1桁の数値であるものを対象とし
ているが、短縮番号が2桁以上である場合には、図4の
フローチャートにおけるステップST14の電話番号入
力を短縮番号入力に置き換えることで、図4のフローチ
ャートによる動作と同様の動作が行われるようにしても
よい。この場合、ダイヤル情報としての短縮番号の全て
が電源オンの状態とされた後に入力されるか、あるいは
短縮番号の最初の数値はステップST11におけるテン
キーの操作で入力されるようにしてもよい。
よる動作は短縮番号が1桁の数値であるものを対象とし
ているが、短縮番号が2桁以上である場合には、図4の
フローチャートにおけるステップST14の電話番号入
力を短縮番号入力に置き換えることで、図4のフローチ
ャートによる動作と同様の動作が行われるようにしても
よい。この場合、ダイヤル情報としての短縮番号の全て
が電源オンの状態とされた後に入力されるか、あるいは
短縮番号の最初の数値はステップST11におけるテン
キーの操作で入力されるようにしてもよい。
【0058】また、上述実施の形態においては、電源オ
フの状態から通話キー42、短縮キー45、テンキー4
9または検索キーとしての「↑」キーの長押しによって
電源オン状態となるようにしたものであるが、その他の
キーを長押しすることで電源オンの状態となり、その後
に入力される電話番号等のダイヤル情報に基づいて発呼
が行われようにしてもよい。
フの状態から通話キー42、短縮キー45、テンキー4
9または検索キーとしての「↑」キーの長押しによって
電源オン状態となるようにしたものであるが、その他の
キーを長押しすることで電源オンの状態となり、その後
に入力される電話番号等のダイヤル情報に基づいて発呼
が行われようにしてもよい。
【0059】また、上述実施の形態においては、この発
明を簡易型携帯電話機に適用したものを示したが、その
他の形態用端末装置にも同様に適用できることは勿論で
ある。
明を簡易型携帯電話機に適用したものを示したが、その
他の形態用端末装置にも同様に適用できることは勿論で
ある。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、所定の操作キーの操
作によって、電源オン状態となるとと共に所定のダイヤ
ル情報に基づいて発呼が行われるものであり、電源オフ
状態からのユーザの発呼操作を簡略化でき、使い勝手を
向上できる。また、所定の操作キーの操作が行われて装
置本体の電源がオン状態となった後に、発呼に必要な所
定のダイヤル情報の入力が所定時間以上ない場合、装置
本体の電源をオフ状態に戻すことで、ユーザの意志に依
らずに所定の操作キーが操作されて電源オン状態となっ
た場合における誤った発呼を防止できる。
作によって、電源オン状態となるとと共に所定のダイヤ
ル情報に基づいて発呼が行われるものであり、電源オフ
状態からのユーザの発呼操作を簡略化でき、使い勝手を
向上できる。また、所定の操作キーの操作が行われて装
置本体の電源がオン状態となった後に、発呼に必要な所
定のダイヤル情報の入力が所定時間以上ない場合、装置
本体の電源をオフ状態に戻すことで、ユーザの意志に依
らずに所定の操作キーが操作されて電源オン状態となっ
た場合における誤った発呼を防止できる。
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機の正面図である。
【図3】通話キーの長押しに係る動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】テンキーの長押しに係る動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】短縮キーの長押しに係る動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】検索キーの長押しに係る動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】テンキーの長押しに係る他の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
10 簡易型携帯電話機 11 マイクロコンピュータ 12 送受信用のアンテナ 13 無線部 14 ディジタル変復調部 15 TDMA処理部 16 音声コーデック部 17 スピーカ 18 マイクロホン 19 ダイヤルトーン発生部 21 キー入力部 22 液晶表示器 23 不揮発性メモリ 24 呼出音出力部 25 電池 26 接続スイッチ
Claims (15)
- 【請求項1】 発呼手段を有する装置本体と、 所定の操作キーと、 上記装置本体の電源をオンオフする電源オンオフ手段
と、 上記装置本体の電源がオフ状態で上記所定の操作キーの
操作を受け付け、上記装置本体の電源をオン状態とする
ように上記電源オンオフ手段を制御し、その後に所定の
ダイヤル情報に基づいて発呼するように上記装置本体の
発呼手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る携帯用端末装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記所定の操作キーが
所定時間以上継続して操作されるとき、その所定の操作
キーの操作を受け付けることを特徴とする請求項1に記
載の携帯用端末装置。 - 【請求項3】 上記所定の操作キーは上記発呼を指示す
るための通話キーであると共に、テンキーを有し、 上記所定のダイヤル情報は上記装置本体の電源がオン状
態となった後に上記テンキーで入力される電話番号であ
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末装置。 - 【請求項4】 上記制御手段は、さらに、上記装置本体
の電源がオン状態となった後に上記電話番号の入力が所
定時間以上ないとき、上記装置本体の電源がオフ状態と
なるように上記電源オンオフ手段を制御することを特徴
とする請求項3に記載の携帯用端末装置。 - 【請求項5】 上記所定の操作キーはテンキーであり、 上記所定のダイヤル情報は上記テンキーで入力される電
話番号であることを特徴とする請求項1に記載の携帯用
端末装置。 - 【請求項6】 上記電話番号の全ては上記装置本体の電
源がオン状態となった後に上記テンキーによって入力さ
れることを特徴とする請求項5に記載の携帯用端末装
置。 - 【請求項7】 上記電話番号の最初の数値は上記所定キ
ーの操作で入力され、その他の数値は上記装置本体の電
源がオン状態となった後に上記テンキーによって入力さ
れることを特徴とする請求項5に記載の携帯用端末装
置。 - 【請求項8】 上記制御手段は、さらに、上記装置本体
の電源がオン状態となった後に上記電話番号の入力が所
定時間以上ないとき、上記装置本体の電源がオフ状態と
なるように上記電源オンオフ手段を制御することを特徴
とする請求項6または請求項7に記載の携帯用端末装
置。 - 【請求項9】 上記所定の操作キーはテンキーであり、 上記所定のダイヤル情報は上記テンキーで入力される短
縮番号であることを特徴とする請求項1に記載の携帯用
端末装置。 - 【請求項10】 上記短縮番号の全ては上記装置本体の
電源がオン状態となった後に上記テンキーによって入力
されることを特徴とする請求項9に記載の携帯用端末装
置。 - 【請求項11】 上記短縮番号の最初の数値は上記所定
キーの操作で入力され、その他の数値は上記装置本体の
電源がオン状態となった後に上記テンキーによって入力
されることを特徴とする請求項9に記載の携帯用端末装
置。 - 【請求項12】 上記制御手段は、さらに、上記装置本
体の電源がオン状態となった後に上記短縮番号の入力、
もしくは対応する電話番号が存在する短縮番号の入力が
所定時間以上ないとき、上記装置本体の電源がオフ状態
となるように上記電源オンオフ手段を制御することを特
徴とする請求項10または請求項11に記載の携帯用端
末装置。 - 【請求項13】 上記所定の操作キーは短縮番号の入力
による発呼を指示する短縮キーであると共に、テンキー
を有し、 上記所定のダイヤル情報は上記装置本体の電源がオン状
態となった後に上記テンキーで入力される短縮番号であ
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末装置。 - 【請求項14】 上記制御手段は、さらに、上記装置本
体の電源がオン状態となった後に上記短縮番号の入力が
所定時間以上ないとき、上記装置本体の電源がオフ状態
となるように上記電源オンオフ手段を制御することを特
徴とする請求項13に記載の携帯用端末装置。 - 【請求項15】 上記所定の操作キーはリダイヤルデー
タまたは電話帳データを検索するための検索キーであ
り、 上記所定のダイヤル情報は上記検索キーによって検索さ
れるリダイヤルデータまたは電話帳データであることを
特徴とする請求項1に記載の携帯用端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6476797A JPH10262106A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 携帯用端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6476797A JPH10262106A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 携帯用端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262106A true JPH10262106A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13267683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6476797A Pending JPH10262106A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 携帯用端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10262106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017205607A (ja) * | 2017-08-30 | 2017-11-24 | パラマウントベッド株式会社 | ベッドシステム |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP6476797A patent/JPH10262106A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017205607A (ja) * | 2017-08-30 | 2017-11-24 | パラマウントベッド株式会社 | ベッドシステム |
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