JPH09261744A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH09261744A
JPH09261744A JP8066624A JP6662496A JPH09261744A JP H09261744 A JPH09261744 A JP H09261744A JP 8066624 A JP8066624 A JP 8066624A JP 6662496 A JP6662496 A JP 6662496A JP H09261744 A JPH09261744 A JP H09261744A
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JP
Japan
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key
data
redial
operated
call
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Pending
Application number
JP8066624A
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English (en)
Inventor
Tadashi Adachi
直史 安達
Teru Saito
輝 斉藤
Akira Otake
旭 大竹
Yoshito Takeshima
義人 竹島
Ryoji Terada
亮治 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の小型化、電話番号データの検索操作の簡
易化を図る。 【解決手段】リダイヤル機能や電話帳機能を有する。電
話機本体40の側面に音量調整キー54を配置する。受
話音の出力状態では、音量調整キー54は受話音量の調
整キーとなる。再生音の出力状態では、音量調整キー5
4は再生音量の調整キーとなる。機能キー43を操作し
た後一定時間内では、音量調整キー54は着信音量(呼
出音量)の調整キーとなる。それ以外の状態で、音量調
整キー54が操作されるとき検索モードに移行し、音量
調整キー54によるリダイヤルデータや電話帳データの
検索が可能となる。リダイヤルデータ等の検索キーを音
量調整キー54と兼用するため装置の小型化を図ること
ができる。電話機本体40の側面に配された音量調整キ
ー54を片手で操作してリダイヤルデータ等を検索で
き、従って発呼操作を片手で簡単に行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機に関
する。詳しくは、音量調整キーと電話番号データの検索
キーとを兼用することによって、装置の小型化、電話番
号データの検索操作の簡易化を図るようにした携帯電話
機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易型携帯電話機(PHS:Pers
onal Handyphone System)等の携帯電話機では、受話音
量を調整するための音量調整キーは、電話機本体の側面
に配置される場合が多い。これは、通話状態で受話音の
音量を容易に調整できるようにするためである。
【0003】そして、キー数を削減するために、上述し
た受話音量を調整するための音量調整キーは、着信音
(呼出音)の音量を調整する音量調整キーとして兼用さ
れる場合が多い。例えば、音量調整キーを通話状態で操
作することで受話音の音量が調整され、その音量調整キ
ーを待ち受け状態で操作することで着信音の音量が調整
される。
【0004】また、携帯電話機として、リダイヤル機能
や電話帳機能を有するものがある。リダイヤル機能と
は、先に電話した電話番号データをリダイヤルデータと
してデータ記憶手段に記憶しておき、発呼時には検索さ
れた所定のリダイヤルデータを使用して発呼を行い得る
機能である。電話帳機能とは、電話番号データ、名前デ
ータ等の電話帳データをデータ記憶手段に記憶してお
き、発呼時には検索された所定の電話帳データに含まれ
る電話番号データを使用して発呼を行い得る機能であ
る。
【0005】このようにリダイヤル機能や電話帳機能を
有する携帯電話機において、発呼される電話番号データ
は、データ記憶手段に記憶されているリダイヤルデータ
や電話帳データより検索して得られたものが圧倒的に多
い。リダイヤルデータや電話帳データを検索する検索キ
ーは、従来、電話機本体の前面に配置されている。この
場合、一方の手で電話機本体が支えられ、他方の手で検
索キーの操作が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の携帯電話機では、リダイヤルデータや電話帳データの
検索キーが電話機本体の前面に配置されているため、リ
ダイヤルデータや電話帳データの検索操作には両手が必
要であり、したがって発呼操作を片手で簡単に行うこと
ができなかった。このリダイヤルデータや電話帳データ
の検索操作を片手で行い得るように検索キーを、上述し
た音量調整キーと並べて、電話機本体の側面に設けるこ
とも考えられるが、装置の小型化の支障となる。
【0007】そこで、この発明では、装置の小型化、電
話番号データの検索操作の簡易化を図るようにした携帯
電話機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯電話
機は、音を出力するための音出力手段と、この音出力手
段の出力音量を調整する音量調整キーと、電話番号デー
タを記憶するためのデータ記憶手段と、このデータ記憶
手段より電話番号データを検索する検索キーとを有し、
音量調整キーと検索キーとを所定キーで兼用するもので
ある。
【0009】電話機は音出力手段として、受話音を出力
する受話器や着信音(呼出音)を出力する呼出音出力部
等を有している。また、データ記憶手段には、電話番号
データ(リダイヤルデータや電話帳データ)が記憶され
ている。例えば、受話器より音が出力される状態では所
定キーを操作することで受話音量が調整され、それ以外
の状態で所定キーを操作することでリダイヤルデータや
電話帳データの検索が行われる。また、キー機能変更手
段を操作した後の所定時間内に所定キーは操作すること
で着信音量(呼出音量)が調整される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handy
phone System)10を示している。
【0011】電話機10は、システム全体を制御するた
めのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコン」と
いう)と、送受信用のアンテナ12と、このアンテナ1
2で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウンコンバ
ートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying)信号を得ると共に、後述するディジタル変
復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号をアッ
プコンバートして所定周波数の送信信号を得るための無
線部13と、この無線部13より出力されるπ/4シフ
トQPSK信号に復調処理をして受信データを得ると共
に、後述するTDMA(Time Division Multiple Acces
s)処理部より出力される送信データに変調処理をして
π/4QPSK信号を得るディジタル変復調部14とを
有している。
【0012】また、電話機10は、ディジタル変復調部
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
【0013】また、電話機10は、TDMA処理部15
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ(受
話器)17と、音声コーデック部16に送信音声信号を
供給するためのマイクロホン(送話器)18とを有して
いる。
【0014】また、電話機10は、音声コーデック部1
6で受信音声信号として得られるDTMF(Dual Tone
Multiple Frequency)信号を「*」、「#」の特殊入力
キーや「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータ
に変換してマイコン11に供給すると共に、マイコン1
1より出力される「*」、「#」の特殊入力キーや
「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータをDT
MF信号に変換して音声コーデック部16に送信音声信
号として供給するDTMF変復調部19と、このDTM
F変復調部19より出力されるキーデータを文字データ
に変換するための変換フォーマット記憶部20とを有し
ている。変換フォーマット記憶部20はマイコン11に
接続されている。
【0015】また、電話機10は、留守録モードにおい
て音声コーデック部16で得られる受信音声信号を録音
すると共に、録音された受信音声信号や予め録音されて
いる応答メッセージ(音声信号)を後述するキー入力部
の操作やマイコン11の制御によって再生するための音
声録再部21と、バイブレーションモードが設定されて
いる場合の着信時にマイコン11の制御によって電話機
本体を振動させる振動発生部22と、バイブレーション
モードが設定されていない場合の着信時にマイコン11
の制御によって呼出音を出力する呼出音出力部23とを
有している。ここで、音声録再部21は、音声信号の記
録媒体として半導体メモリを有している。音声録再部2
1の動作はマイコン11によって制御されるが、音声録
再部21よりマイコン11には音声録再部21の動作状
態を示す信号が供給される。
【0016】また、電話機10は、発呼を指示したり、
着信時に応答するための通話キー、通話を終了するため
の終話キー、電話帳登録モードへの移行、留守録モード
やバイブレーションモードの設定等を行うための機能キ
ー、電話番号等を入力するためのテンキーや特殊入力キ
ー、音声録再部21の録音再生を操作するためのキー等
が配されたキー入力部24を有している。キー入力部2
4はマイコン11に接続され、マイコン11によってキ
ー入力部24のキー操作が監視されている。
【0017】また、電話機10は、電話帳データ、リダ
イヤルデータ、相手側から送信されてきた文字メッセー
ジデータ、さらにはモード設定情報等を記憶しておくた
めの不揮発性メモリ25と、マイコン11の制御によっ
て任意の時点からの時間をカウントするためのタイマ部
28と、システムの状態、発呼時の相手側電話番号、相
手側から送信されてきた文字メッセージ等を表示するた
めの液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)2
6を有している。この液晶表示器26は、マイコン11
によって制御されるLCDドライバ27によって駆動さ
れる。
【0018】図2および図3は、電話機10の外観を示
しており、図1と対応する部分には同一符号を付して示
している。
【0019】電話機本体40の上端部にはアンテナ12
が配設される。また、本体40の上方に内蔵スピーカか
らの音声を外部に導出するための音声通過孔41が形成
され、その下部に液晶表示器26が配される。さらに、
本体40の下方にマイクロホン18が配される。また、
本体40の中央で液晶表示器26の下部には、通話キー
42、機能キー43および終話キー44が横に並べて配
されている。終話キー44は、長押し時には電源オン/
オフキーとなる。
【0020】さらに、キー42〜44の下部には、左右
上下のカーソル移動キー45、電話帳データを登録する
ための登録キー46、入力データをクリアするためのク
リアキー47、テンキー48、特殊入力キー49,50
が配されている。ここで、カーソル移動キー45を構成
する「↑」キーはリダイヤルデータや電話帳データの検
索を開始するためのキーを兼用し、また「↓」キーは通
話時に文字送出モードに移行すると共に受信文字データ
を確認するためのキーを兼用している。
【0021】また、本体40には、マイクロホン18の
配置部分を支点として開閉自在に構成されたキー保護蓋
51が配されている。このキー保護蓋51が閉じること
でキー45〜50が覆われる。そのため、キー45〜5
0の操作は、キー保護蓋51を開けた状態で行う必要が
ある。なお、図2は、キー保護蓋51を取り外した状態
を示している。
【0022】また、本体40の側面には、音声録再部2
1(図1参照)の録音再生を操作するための録音キー5
2および再生キー53、音量を調整するための音量調整
キー54が配されている。音量調整キー54は、その+
側を押圧操作すると音量が増加し、逆に−側を押圧操作
すると音量が減少するように構成されている。
【0023】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。
【0024】電源オン時には制御チャネルとの同期がは
ずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チャ
ネルを受信して制御チャネルの確立が行われる。そし
て、制御チャネルが確立した後に、その基地局のエリア
にいるという位置登録が行われる。この位置登録は通話
チャネルを使用して行われる。位置登録が終了した後
は、制御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態とな
る。
【0025】また、キー入力部24(テンキー48等)
のキー操作で相手側の電話番号を入力し、あるいはリダ
イヤルデータや電話帳データを検索した後に通話キー4
2を操作すると、まずマイコン11より制御データとし
て電話番号データ等がTDMA処理部15に供給されて
制御チャネルで基地局に送信される。これにより、相手
側との回線接続が行われて通話可能状態となる。
【0026】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
【0027】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データ(着信データ)が送信さ
れ、この呼出データがTDMA処理部15よりマイコン
11に供給されて着信が検出されると、マイコン11に
よって呼出音出力部23が制御されて呼出音が出力さ
れ、あるいはマイコン11によって振動発生部22が制
御されて電話機本体40が振動するようにされる。
【0028】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
【0029】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
【0030】また、マイクロホン18より出力される送
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0031】この場合、カーソル移動キー45の「↓」
キーを操作することで、テンキー48や特殊入力キー4
9,50を使用して文字データを送信可能となる。この
場合、操作されたキーに対応するDTMF信号がDTM
F変復調部19より出力されて音声コーデック部16に
送信音声信号として供給される。
【0032】また、上述したように呼出データがTDM
A処理部15よりマイコン11に供給されて着信が検出
される場合、留守録モードに設定されているときは、呼
出音が所定時間だけ出力された後に自動的に応答して通
話可能状態となる。そして、発呼側に受信音声信号が録
音される旨の応答メッセージが送信された後、音声録再
部21で受信音声信号の録音が開始される。
【0033】また、留守録中、あるいは通話中に相手側
よりDTMF信号による文字メッセージデータが送られ
てくるとき、DTMF変復調部19より出力されるキー
データはマイコン11の制御に基づいて変換フォーマッ
ト記憶部20を参照して文字データに変換され、その文
字データが不揮発性メモリ25の文字メッセージ領域に
書き込まれる。このように不揮発性メモリ25に文字デ
ータが書き込まれている場合、カーソル移動キー45の
「↑」キーを長押し操作することで、その文字データに
よる文字メッセージを液晶表示器26に表示して確認可
能となる。
【0034】また、電話機10では、カーソル移動キー
45の「↑」キーを操作することで、リダイヤルデータ
および電話帳データの検索が行われる。マイコン11
は、図4、図5のフローチャートに沿って、リダイヤル
データおよび電話帳データの検索動作を制御する。
【0035】まず、ステップST11で待受中に上方向
のカーソル移動キー(「↑」キー)が操作されるとき、
ステップST12で待ち受けモードからリダイヤルデー
タ検索モードに切り換える。そして、ステップST13
で不揮発性メモリ25のリダイヤル領域にリダイヤルデ
ータ(電話番号データ)があるか否かを判定する。
【0036】ステップST13で、リダイヤル領域にリ
ダイヤルデータが1件以上記憶されているときは、ステ
ップST14でXを1に設定した後に、ステップST1
5で液晶表示器26を制御してX番目のリダイヤルデー
タ、従って1番目のリダイヤルデータ(最も新しいリダ
イヤルデータ)による電話番号を表示させる。
【0037】そして、ステップST16でタイマをスタ
ートさせる。ここで、タイマはタイマ部28で構成さ
れ、スタート時にはリセット処理される。そして、ステ
ップST17で「↑」キーが操作されたか否かを判定す
る。「↑」キーが操作されたと判定するときは、ステッ
プST18でXがリダイヤル領域に記憶されているリダ
イヤルデータの件数Xmaxと一致しているか否かを判定
し、一致していないときはステップST19でXをイン
クリメントした後に、ステップST15に戻って液晶表
示器26にX番目のリダイヤルデータ、従って時間的に
ひとつ前のリダイヤルデータによる電話番号を表示させ
る。
【0038】また、ステップST17で「↑」キーが操
作されていないと判定するときは、ステップST20で
「↓」キーが操作されたか否かを判定する。「↓」キー
が操作されたと判定するときは、ステップST21でX
が1であるか否かを判定する。X=1でないと判定する
ときは、ステップST22でXをデクリメントした後
に、ステップST15に戻って液晶表示器26にX番目
のリダイヤルデータ、従って時間的に1つ後のリダイヤ
ルデータによる電話番号を表示させる。
【0039】また、ステップST20で「↓」キーが操
作されていないと判定するときは、ステップST23で
終話キー44が操作されているか否かを判定し、終話キ
ー44が操作されていると判定するときはステップST
24でリダイヤルデータ検索モードより待ち受けモード
にする。ステップST23で終話キー44が操作されて
いないと判定するときは、ステップST25で所定時間
(例えば30秒)が経過したか否かを判定し、所定時間
が経過したときはステップST24でリダイヤルデータ
検索モードより待ち受けモードにする。
【0040】また、ステップST25で所定時間が経過
していないと判定するときは、ステップST26で着信
を検出したか否か判定し、着信を検出したと判定すると
きはステップST27でリダイヤルデータ検索モードよ
り呼び出しモードにし、呼出音出力部23を制御して着
信音(呼出音)を出力させる。なお、バイブレーション
モードに設定されている場合には、振動発生部22を制
御して電話機本体40を振動させる。以下においても同
様である。
【0041】ステップST26で着信を検出していない
と判定するときは、ステップST28で通話キー42が
操作されたか否かを判定し、操作されていないと判定す
るときは、ステップST17に戻る。ステップST28
で通話キー42が操作されていると判定するときは、ス
テップST29でリダイヤルデータ検索モードより発呼
モードにし、選択されているリダイヤルデータ(液晶表
示器26に表示されている)による発呼動作を実行す
る。
【0042】また、ステップST13でリダイヤルデー
タがないと判定するとき、あるいはステップST18で
Xがリダイヤルデータの件数Xmaxと一致していると判
定するときは、ステップST31でリダイヤルデータ検
索モードより電話帳データ検索モードに切り換える。そ
して、ステップST32で不揮発性メモリ25の電話帳
領域に電話帳データがあるか否かを判定する。
【0043】ステップST32で電話帳領域に電話帳デ
ータがあると判定するときは、ステップST33でNを
1に設定した後に、ステップST34で液晶表示器26
を制御してN番目の電話帳データ、従って1番目の電話
帳データ(最初の電話帳データ)による登録番号、名
前、電話番号等を表示させる。そして、ステップST3
5でタイマをスタートさせた後に、ステップST36で
「↑」キーが操作されたか否かを判定する。「↑」キー
が操作されたと判定するときは、ステップST37でN
が電話帳領域に記憶されている電話帳データの件数Nma
xと一致しているか否かを判定し、一致していないと判
定するときはステップST38でNをインクリメントし
た後に、ステップST34に戻って液晶表示器26にN
番目の電話帳データ、従ってひとつ後の電話帳データに
係る表示をさせる。
【0044】また、ステップST36で「↑」キーが操
作されていないと判定するときは、ステップST39で
「↓」キーが操作されたか否かを判定する。「↓」キー
が操作されたと判定するときは、ステップST40でN
が1であるか否かを判定する。N=1でないと判定する
ときは、ステップST41でNをデクリメントした後
に、ステップST34に戻って液晶表示器26にN番目
の電話帳データ、従って1つ前の電話帳データに係る表
示をさせる。
【0045】また、ステップST39で「↓」キーが操
作されていないと判定するときは、ステップST42で
は終話キー44が操作されているか否かを判定し、終話
キー44が操作されていると判定するときはステップS
T43で電話帳データ検索モードより待ち受けモードに
する。ステップST42で終話キー44が操作されてい
ないと判定するときは、ステップST44で所定時間
(例えば30秒)が経過したか否かを判定し、所定時間
が経過したときはステップST43で電話帳データ検索
モードより待ち受けモードにする。
【0046】また、ステップST44で所定時間が経過
していないと判定するときは、ステップST45で着信
を検出したか否か判定し、着信を検出したと判定すると
きはステップST46で電話帳データ検索モードより呼
び出しモードにし、呼出音出力部23を制御して着信音
(呼出音)を出力させる。ステップST45で着信を検
出していないと判定するときは、ステップST47で通
話キー42が操作されたか否かを判定し、操作されてい
ないと判定するときは、ステップST36に戻る。ステ
ップST47で通話キー42が操作されていると判定す
るときは、ステップST48で電話帳データ検索モード
より発呼モードにし、選択されている電話帳データ(液
晶表示器26に表示されている)による発呼動作を実行
する。
【0047】また、ステップST32で電話帳領域に電
話帳データがないと判定するときは、ステップST49
でリダイヤル領域にリダイヤルデータがあるか否かを判
定し、リダイヤルデータがないと判定するときは、ステ
ップST50で電話帳データ検索モードから待ち受けモ
ードにする。
【0048】また、ステップST37でNが電話帳領域
に記憶されている電話帳データの件数Nmaxと一致して
いると判定するとき、あるいはステップST49でリダ
イヤルデータがあると判定するときは、ステップST5
1で電話帳データ検索モードよりリダイヤルデータ検索
モードに切り換えた後、ステップST14に戻ってXを
1に設定し、ステップST15で液晶表示器26を制御
してX番目のリダイヤルデータ、従って1番目のリダイ
ヤルデータ(最も新しいリダイヤルデータ)による電話
番号を表示させる。そして、ステップST16に進む。
【0049】また、ステップST21でX=1であると
判定するときは、ステップST52でリダイヤルデータ
検索モードより電話帳データ検索モードに切り換える。
そして、ステップST53で不揮発性メモリ25の電話
帳領域に電話帳データがあるか否かを判定する。ステッ
プST53で電話帳領域に電話帳データがあると判定す
るときは、ステップST54でNをNmaxに設定した後
に、ステップST34で液晶表示器26を制御してN番
目の電話帳データ、従ってNmax番目の電話帳データ
(最後の電話帳データ)による登録番号、名前、電話番
号を表示させる。そして、ステップST35に進む。
【0050】ステップST53で電話帳領域に電話帳デ
ータがないと判定するときは、ステップST55でリダ
イヤル領域にリダイヤルデータがあるか否かを判定し、
リダイヤルデータがないと判定するときは、ステップS
T56で電話帳データ検索モードから待ち受けモードに
する。
【0051】また、ステップST40でNが1であると
判定するとき、あるいはステップST55でリダイヤル
データがあると判定するときは、ステップST57で電
話帳データ検索モードよりリダイヤルデータ検索モード
に切り換えた後、ステップST58でXをXmaxに設定
し、ステップST15で液晶表示器26を制御してX番
目のリダイヤルデータ、従ってXmax番目のリダイヤル
データ(最も古いリダイヤルデータ)による電話番号を
表示させる。そして、ステップST16に進む。
【0052】なお、図6は、上述したような「↑」キ
ー、「↓」キーの操作によるリダイヤルデータ検索モー
ドと電話帳データ検索モードの間の移行状態を示してい
る。
【0053】また、電話機10では、電話機本体40の
側面に配された音量調整キー54を操作することで、受
話音量、着信音量(呼出音量)、音声録再部21の再生
音量の調整が行われると共に、この音量調整キー54を
操作することで、リダイヤルデータおよび電話帳データ
の検索も行われる。マイコン11は、図7〜図9のフロ
ーチャートに沿って、音量調整動作や、音量調整キー5
4を使用した検索動作への移行を制御する。
【0054】まず、ステップST101で、着信がある
か否かを判定する。着信がないときは、ステップST1
02で、ダイヤルキー(テンキー48)の操作があるか
否かを判定する。ダイヤルキーの操作があるときは、ス
テップST103で、通話キー42が操作されたか否か
を判定する。通話キー42が操作されていないときは、
ステップ104で、終話キー44が操作されたか否かを
判定する。終話キー44が操作されていないときは、ス
テップST103に戻り、一方終話キー44が操作され
たときは、ステップST101に戻る。
【0055】また、ステップST103で通話キー42
を操作したとき、ステップST105で、発呼モードに
して、ダイヤルキーで入力された電話番号データによる
発呼動作を実行する。そして、ステップST106で、
発呼が成功したか否かを判定する。例えば、ダイヤルキ
ーで入力された電話番号データが不適当である場合に
は、発呼に失敗することとなる。発呼が成功すると、ス
ピーカ(受話器)17より相手側の呼出音(リングバッ
クトーン)が受話音として出力される。発呼が成功しな
いときは、ステップST101に戻る。
【0056】ステップST106で発呼が成功したとき
は、ステップST107で、音量調整キー54が操作さ
れたか否かを判定する。音量調整キー54が操作された
ときは、ステップST108で、スピーカ17より出力
される受話音の音量を調整する。ステップST107
で、音量調整キー54が操作されていないときは、ステ
ップST109で、相手側が応答したか否かを判定す
る。相手側が応答しないときは、ステップST110
で、終話キー44が操作されたか、あるいは回線が切断
されたか否かを判定する。終話キー44の操作や回線切
断がないときは、ステップST107に戻る。一方、終
話キー44の操作や回線切断があるときは、ステップS
T101に戻る。
【0057】次に、ステップST109で、相手側が応
答したときは、ステップST111で、通話可能状態と
する。そして、ステップST112で、音量調整キー5
4が操作されたか否かを判定する。音量調整キー54が
操作されたときは、ステップST113で、スピーカ1
7より出力される受話音の音量を調整する。ステップS
T112で、音量調整キー54が操作されていないとき
は、ステップST114で、終話キー44が操作された
か、あるいは回線が切断されたか否かを判定する。終話
キー44の操作や回線切断がないときは、ステップST
112に戻る。一方、終話キー44の操作や回線切断が
あるときは、ステップST101に戻る。
【0058】また、ステップST102でダイヤルキー
の操作がないときは、ステップST115で、再生キー
53による音声録再部21に対する音声再生操作がされ
たか否かを判定する。音声再生操作がされたときは、ス
テップST116で、音声録再部21を再生状態とす
る。そして、ステップST117で、音量調整キー54
が操作されたか否かを判定する。音量調整キー54が操
作されたときは、ステップST118で、スピーカ17
より出力される再生音の音量を調整する。ステップST
117で、音量調整キー54が操作されていないとき
は、ステップST119で、終話キー44が操作された
か、あるいは回線が切断されたか否かを判定する。終話
キー44の操作や回線切断がないときは、ステップST
117に戻る。一方、終話キー44の操作や回線切断が
あるときは、ステップST101に戻る。
【0059】また、ステップST115で音声再生操作
がされていないときは、ステップST120で、機能キ
ー43が操作されたか否かを判定する。操作キー43が
操作されたときは、ステップST121で、タイマをス
タートさせ、ステップST122で、キー操作があるか
否かを判定する。キー操作がないときは、ステップST
123で、一定時間が経過したか否かを判定し、一定時
間が経過したときはステップST101に戻る。
【0060】ステップST122で、キー操作があると
きは、ステップST124で、音量調整キー54が操作
されたか否かを判定する。音量調整キー54が操作され
たときは、ステップST125で、呼出音出力部23よ
り出力される着信音(呼出音)を調整し、ステップST
101に戻る。一方、ステップST124で音量調整キ
ー54が操作されていないときは、ステップST126
で、操作されたキーに対応したモードに移る。例えば、
登録キー46が操作されるときは、電話帳登録モードと
なる。
【0061】また、ステップST120で機能キー43
が操作されていないときは、ステップST127で、音
量調整キー54が操作されたか否かを判定する。音量調
整キー54が操作されていないときは、ステップST1
01に戻る。一方、音量調整キー54が操作されたとき
は、ステップST128で、リダイヤルデータや電話帳
データの検索モードに移行する。この場合、上述した図
4、図5のフローチャートによる検索動作のうち、ステ
ップST12に進み、まずリダイヤル検索モードとな
る。以下、音量調整キー54の+側および−側がそれぞ
れ「↑」キーおよび「↓」キーに対応し、音量調整キー
54によるリダイヤルデータや電話帳データの検索が可
能となる。
【0062】また、ステップST101で着信があると
きは、ステップST129で、呼出モードにし、呼出音
出力部23を制御して呼出音を出力させる。なお、バイ
ブレーションモードが設定されている場合には、振動発
生部22を制御して電話機本体40を振動させる。そし
て、ステップST130で、通話キー42が操作された
か否かを判定する。通話キー42が操作されていないと
きは、ステップST131で、着信が終了したか否かを
判定する。着信が終了していないときはステップST1
30に戻り、一方着信が終了したときはステップST1
01に戻る。
【0063】ステップST130で、通話キー42が操
作されて応答したときは、ステップST132で、通話
可能状態とする。そして、ステップST133で、音量
調整キー54が操作されたか否かを判定する。音量調整
キー54が操作されたときは、ステップST134で、
スピーカ17より出力される受話音の音量を調整する。
ステップST133で、音量調整キー54が操作されて
いないときは、ステップST135で、終話キー44が
操作されたか、あるいは回線が切断されたか否かを判定
する。終話キー44の操作や回線切断がないときは、ス
テップST133に戻る。一方、終話キー44の操作や
回線切断があるときは、ステップST101に戻る。
【0064】このように、通話可能状態や相手側の呼出
状態でスピーカ(受話器)17より受話音が出力される
状態で音量調整キー54を操作することで、受話音量の
調整が行われる。また、音声録再部21の再生状態でス
ピーカ17より再生音が出力される状態で音量調整キー
54を操作することで、再生音量の調整が行われる。ま
た、機能キー43を操作した後一定時間内に音量調整キ
ー54を操作することで、着信音量(呼出音量)が調整
される。さらに、それ以外の状態で音量調整キー54を
操作することで、音量調整キー54によるリダイヤルデ
ータや電話帳データの検索モードに移行することができ
る。
【0065】本実施の形態においては、電話機本体40
の側面に配された音量調整キー54を操作してリダイヤ
ルデータや電話帳データの検索を行うことができ、従っ
てリダイヤルデータや電話帳データによる発呼操作を片
手で簡単に行うことができる。また、リダイヤルデータ
や電話帳データを検索するためのキーを音量調整キー5
4と兼用しているので、装置の小型化を図ることができ
る。
【0066】なお、上述実施の形態においては、この発
明を簡易型携帯電話機に適用したものであるが、この発
明はリダイヤル機能や電話帳機能を有するその他の携帯
電話機に適用できることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、音量調整キーと電話
番号データの検索キーとを所定キーで兼用するものであ
り、検索キーを音量調整キーと別個に設けるものではな
く、装置の小型化を図ることができる。また、所定キー
を電話機本体の側面に設けることで、電話番号データの
検索操作を片手で行うことができ、従って発呼操作を片
手で簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機を示すブ
ロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機を示す正面図(キー保護蓋の
取り外し状態)である。
【図3】簡易型携帯電話機を示す側面図である。
【図4】リダイヤルデータ、電話帳データの検索動作を
示すフローチャート(1/2)である。
【図5】リダイヤルデータ、電話帳データの検索動作を
示すフローチャート(2/2)である。
【図6】リダイヤルデータ検索モードと電話帳データ検
索モードの間の移行状態を示す図である。
【図7】音量調整動作と音量調整キーを使用した検索動
作への移行を示すフローチャート(1/3)である。
【図8】音量調整動作と音量調整キーを使用した検索動
作への移行を示すフローチャート(2/3)である。
【図9】音量調整動作と音量調整キーを使用した検索動
作への移行を示すフローチャート(2/3)である。
【符号の説明】
10 簡易型携帯電話機 11 マイクロコンピュータ 12 送受信用のアンテナ 13 無線部 14 ディジタル変復調部 15 TDMA処理部 16 音声コーデック部 17 スピーカ(受話器) 18 マイクロホン(送話器) 19 DTMF変復調部 20 変換フォーマット記憶部 21 音声録再部 22 振動発生部 23 呼出音出力部 24 キー入力部 25 不揮発性メモリ 26 液晶表示器 28 タイマ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹島 義人 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)発明者 寺田 亮治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音を出力するための音出力手段と、 上記音出力手段の出力音量を調整する音量調整キーと、 電話番号データを記憶するためのデータ記憶手段と、 上記データ記憶手段より上記電話番号データを検索する
    検索キーとを有し、 上記音量調整キーと上記検索キーとを所定キーで兼用す
    ることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 上述所定キーは、電話機本体の側面に配
    置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 上記音出力手段は受話部であり、 上記受話部より音が出力される状態では上記所定キーは
    上記音量調整キーとなり、それ以外の状態では上記所定
    キーは上記検索キーとなることを特徴とする請求項1に
    記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 上記音出力手段は呼出音出力手段である
    と共に、キー機能変更手段を有し、 上記キー機能変更手段を操作した後の所定時間は上記所
    定キーは上記音量調整キーとなり、それ以外の期間は上
    記所定キーは上記検索キーとなることを特徴とする請求
    項1に記載の携帯電話機。
JP8066624A 1996-03-22 1996-03-22 携帯電話機 Pending JPH09261744A (ja)

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JP8066624A JPH09261744A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 携帯電話機

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ID=13321239

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20031224