JPH1198240A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1198240A
JPH1198240A JP25211697A JP25211697A JPH1198240A JP H1198240 A JPH1198240 A JP H1198240A JP 25211697 A JP25211697 A JP 25211697A JP 25211697 A JP25211697 A JP 25211697A JP H1198240 A JPH1198240 A JP H1198240A
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JP
Japan
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message
data
recording
calls
recorded
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JP25211697A
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Inventor
Akira Otake
旭 大竹
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発信者が自動応答前にメッセージ記録状況を容
易に認識できるようにし、余分な通話料の支払いを回避
可能とする。 【解決手段】留守録モードでは、音声及び文字のメッセ
ージをメモリに記録できる。音声メッセージの記録が可
能であるときは、呼び出し回数が3回となるまで待った
後に自動応答し、応答メッセージを発信側に送り、送ら
れてくるメッセージをメモリに記録する(ST2〜ST1
0)。文字メッセージのみの記録が可能であるときは、
呼び出し回数が6回となるまで待った後に自動応答し、
応答メッセージを発信側に送り、送られてくるメッセー
ジをメモリに記録する(ST2,ST12〜ST18)。メッセー
ジの記録が不可能であるときは、呼び出し回数が9回と
なるまで待った後に自動応答し、応答メッセージを発信
側に送る(ST2,ST12,ST19〜ST21)。例えば、呼び出し
回数が3回を越えるとき、発信者は音声メッセージの記
録が不可能であると認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば留守録モ
ードの設定時にデータ記録手段に音声や文字等の複数の
データ形態のメッセージの記録が可能なようにした通信
端末装置に関する。詳しくは、データ記録手段における
複数種類のデータ形態のメッセージの記録状況に応じ
て、留守録モード設定時における着信に対する自動応答
までの呼び出し回数を変更することによって、発信側で
その記録状況を容易に把握でき、余分な通話料金の支払
いを回避できるようにした通信端末装置に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、留守録モードの設定時に音声メッ
セージの他に文字メッセージの記録も可能にした電話機
が考えられている。この場合、着信があると、呼び出し
回数が所定回数となった後に自動応答し、データ記録手
段としての例えばICメモリ等に発信側からの音声メッ
セージや文字メッセージの記録が可能な状態に移行す
る。例えば、文字メッセージデータはDTMF(Dual T
one Multiple Frequency)信号コードの形式で記録され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データ記録
手段としての例えばICメモリの記憶容量の関係から、
音声メッセージおよび文字メッセージの記録可能な最大
件数は予め決められている。そのため、音声メッセージ
および文字メッセージの双方が最大件数まで記録されて
いるという記録状況、音声メッセージは最大件数まで記
録されているが文字メッセージは最大件数まで記録され
ていないという記録状況、あるいはその逆の記録状況等
も考えられる。
【0004】しかし、上述した従来の電話機では、着信
があると、データ記録手段の記録状況にかかわりなく、
呼び出し回数が所定回数となった後に自動応答し、回線
が接続された状態となる。したがって、メッセージの記
録が不可能な場合、あるいは発信者が希望するメッセー
ジの記録が不可能な場合にも回線が接続されることか
ら、発信者は余分な通話料を支払うこととなるという問
題点があった。
【0005】そこで、この発明では、自動応答によって
回線が接続される前に、発信者がデータ記録手段のメッ
セージの記録状況を知ることができ、余分な通話料の支
払いを回避して、電話代を節約できるようにした通信端
末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、複数種類のデータ形態のメッセージを記録する
データ記録手段と、留守録モードに設定するためのモー
ド設定手段と、留守録モードに設定されている状態で着
信があるとき、データ記録手段の複数種類のデータ形態
のメッセージの記録状況に応じて、自動応答までの呼び
出し回数を変更する制御手段とを備えるものである。
【0007】この発明においては、複数種類のデータ形
態のメッセージを記録するデータ記録手段を備えてい
る。例えば、データ記録手段は音声メッセージおよび文
字メッセージを記憶するものである。留守録モードで着
信があるとき、呼び出しを行った後に自動応答で回線が
接続される。この場合、自動応答までの呼び出し回数
は、データ記録手段のメッセージの記録状況に応じて変
更される。また例えば、記録状況に応じて、自動応答後
に発信側に送信する応答メッセージも変更される。
【0008】これにより、発信者は自動応答によって回
線が接続される前に、呼び出し回数よりデータ記録手段
のメッセージの記録状況、例えばメッセージの記録が不
可能な状況にあるか、あるいは希望するデータ形態のメ
ッセージの記録が不可能な状況にあるか等を知ることが
でき、余分な通話料の支払いを回避し、電話代を節約す
ることが可能となる。
【0009】例えば、データ記録手段は音声メッセージ
および文字メッセージを記憶するものであり、音声メッ
セージの記録が可能である第1の記録状況での自動応答
までの呼び出し回数N1を文字メッセージの記録が可能
である第2の記録状況での自動応答までの呼び出し回数
N2より少なくするものでは、発信者は、読み出し回数
がN1を越えるとき、データ記憶手段が音声メッセージ
の記録が不可能な状況にあることを認識し得る。
【0010】逆に、N1をN2より多くするものでは、
発信者は、読み出し回数がN2を越えるとき、データ記
憶手段が文字メッセージの記録が不可能な状況にあるこ
とを認識し得る。さらに、音声および文字の双方のメッ
セージの記録が不可能である第3の記録状況での自動応
答までの呼び出し回数N3をN1およびN2より多くす
るものでは、発信者は、読み出し回数がN1およびN2
を越えるとき、データ記憶手段がメッセージの記録が不
可能な状況にあることを認識し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handy
phone System)100の構成を示している。この電話機
100は、マイクロコンピュータを有して構成され、シ
ステム全体を制御するための制御部101と、送受信用
のアンテナ102と、このアンテナ102で捕らえられ
た所定周波数の受信信号をダウンコンバートしてπ/4
シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信
号を得ると共に、後述するディジタル変復調部より出力
されるπ/4シフトQPSK信号をアップコンバートし
て所定周波数の送信信号を得るための無線部103と、
この無線部103より出力されるπ/4シフトQPSK
信号に復調処理をして受信データを得ると共に、後述す
るTDMA(Time Division Multiple Access)処理部
より出力される送信データに変調処理をしてπ/4QP
SK信号を得るディジタル変復調部104とを有してい
る。
【0012】また、電話機100は、ディジタル変復調
部104より出力される受信データ(複数スロットの時
分割多重データ)より予め設定された下りスロットのデ
ータを選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離
すると共に、後述する音声コーデック部より出力される
圧縮音声データや、制御部101より出力される制御デ
ータを予め設定された上りスロットに多重するTDMA
処理部105を有している。
【0013】また、電話機100は、TDMA処理部1
05より出力される圧縮音声データに対して復号化処理
(誤り訂正処理を含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部106と、この音声コーデック部1
06より出力される受信音声信号を増幅する低周波アン
プ107と、このアンプ107の出力音声信号による音
声を出力する受話器としてのスピーカ108と、音声コ
ーデック部106より出力される受信音声信号がDTM
F(Dual ToneMultiple Frequency)信号である場合、
このDTMF信号を復調して4ビット(1ニブル)のD
TMF信号コードを得るDTMF復調器109とを有し
ている。
【0014】この場合、DTMF復調器109で得られ
るDTMF信号コードは制御部101に供給される。な
お、留守録モード時における音声メッセージの記録のた
めに、音声コーデック部106より出力される受信音声
信号は直接制御部101に供給される。また、その音声
メッセージの再生時に制御部101より出力される音声
信号は同じ経路を通ってアンプ107に供給されるよう
になっている。
【0015】また、電話機100は、送話器としてのマ
イクロホン111と、このマイクロホン111より出力
される音声信号を増幅する低周波アンプ112と、制御
部101より供給されるDTMF信号コードをDTMF
信号に変換するDTMF変調器113と、制御部101
より出力される留守録モード時の応答メッセージに対応
した音声信号SmsとDTMF変調器113の出力DTM
F信号を加算する加算器110と、アンプ112の出力
音声信号または加算器110の出力信号を選択的に取り
出して音声コーデック部106に送信音声信号として供
給する切換スイッチ114とを有している。
【0016】この場合、切換スイッチ114のa側の固
定端子にはアンプ112の出力側が接続され、そのb側
の固定端子には加算器110の出力側が接続される。切
換スイッチ114は、制御部101によって制御され、
DTMF信号を送信する場合、あるいは応答メッセージ
を送信する場合はb側に接続され、その他の通話等を行
う場合はa側に接続される。
【0017】また、電話機100は、ユーザが各種のキ
ー操作を行うための操作部115と、液晶表示器等で構
成される表示部116と、留守録モード設定時に発信側
より送信されてくる音声メッセージや文字メッセージ、
さらには発信側に送信するための応答メッセージのデー
タ等を記録するための不揮発性メモリ117と、着信時
に制御部101の制御によって呼出音を出力する呼出音
出力部118とを有している。これら操作部115、表
示部116、不揮発性メモリ117および呼出音出力部
118は、それぞれ制御部101に接続されている。
【0018】ここで、操作部115には、発呼を指示し
たり、着信時に応答するための通話キー、通話を終了す
るための終話キー、電話番号、文字メッセージ等を入力
するためのテンキー、留守録モードに設定するための操
作キー、文字メッセージを送信するための操作キー、不
揮発性メモリ117に記録された音声メッセージや文字
メッセージのデータを再生するための操作キー、不揮発
性メモリ117に応答メッセージデータを記録するため
の操作キー等が配されている。表示部116には、シス
テムの状態の他に、テンキーで入力される電話番号や文
字メッセージ、相手側端末機より送られてくる文字メッ
セージ等が表示される。
【0019】また、不揮発性メモリ117は、例えば4
メガバイトのフラッシュメモリで構成され、3メガバイ
トの領域は音声記録用メモリとして使用され、残りの1
メガバイトの領域は文字記録用メモリとして使用され
る。音声記録用メモリには、上述した応答メッセージや
留守録モード設定時に発信側より送信されてくる音声メ
ッセージのデータ等が記録される。この音声記録用メモ
リには、例えば5件分(各件の最大記録時間が30秒)
の音声メッセージの記録が可能とされている。また、文
字記憶用メモリには、留守録モード設定時に発信側より
送信されてくる文字メッセージのデータ(DTMF信号
コード)が記録される。この文字記録用メモリには、例
えば10件分(各件の最大記録文字数が50文字)の文
字メッセージの記録が可能とされている。
【0020】また、制御部101は、上述せずもマイク
ロコンピュータの動作プログラム、DTMF信号コード
をキャラクタコードに変換するための変換フォーマット
等が書き込まれているROM(read only memory)11
9と、データを一時的に記憶しておくための作業用のR
AM(random access memory)120とを備えている。
【0021】図1に示す簡易型携帯電話機100の動作
を説明する。
【0022】電源オン時には、制御チャネルとの同期が
はずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チ
ャネルを受信して制御チャネルとの同期確立が行われ
る。そしてその後に、その基地局のエリアにいるという
位置登録が行われる。この位置登録は通話チャネルを使
用して行われ、位置登録が終了した後に制御チャネルの
受信状態に戻って待ち受け状態となる。
【0023】まず、通話を行う場合の動作について説明
する。この場合、例えば操作部115のキー操作で相手
側の電話番号を入力した後に、通話キーを操作すると、
発呼処理が行われる。すなわち、制御部101より制御
データとして電話番号データ等がTDMA処理部105
に供給されて制御チャネルで基地局に送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。
【0024】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
105より制御部101に供給される。制御部101
は、通信周波数データに基づいて無線部103を制御し
て送受信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致する
ようにすると共に、スロット位置データに基づいてTD
MA処理部105で選択されるスロットを設定する。よ
って、通話は基地局より通知された通話チャネルを使用
して行われる。
【0025】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部105より制御部101に供給され
て着信が検出されると、制御部101によって呼出音出
力部118が制御されて呼出音が出力される。
【0026】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キーが操作されて応答があると、制御部101より
制御データとして応答データがTDMA処理部105に
供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これに
より、相手側との回線接続が行われて通話可能状態とな
る。この場合も、通話は基地局より通知された通話チャ
ネルを使用して行われる。
【0027】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部105より出力さ
れる。この圧縮音声データは音声コーデック部106に
供給されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変
換される。そして、音声コーデック部106より出力さ
れる受信音声信号がアンプ107を介してスピーカ10
8に供給され、このスピーカ108より受信音声信号に
よる音声が出力される。
【0028】また、マイクロホン111より出力される
送信音声信号はアンプ112で増幅された後に音声コー
デック部106に供給されてディジタル信号に変換され
た後に圧縮符号化処理されて圧縮音声データが形成され
る。そして、音声コーデック部106より出力される圧
縮音声データがTDMA処理部105に供給され、通話
チャネルで相手側に送信される。
【0029】また、通話状態で、相手側に文字メッセー
ジを送る場合、制御部101より文字メッセージに対応
したDTMF信号コードが出力され、このDTMF信号
コードがDTMF変調器113でDTMF信号に変換さ
れる。そして、このDTMF信号が音声コーデック部1
06に供給され、これにより文字メッセージがDTMF
信号として回線に送出される。
【0030】次に、図2のフローチャートを使用して、
留守録モードに設定された場合の制御部101の制御動
作を説明する。まず、ステップST1で着信があるか否
かを判定する。着信があるときは、ステップST2で、
不揮発性メモリ117に音声メッセージデータの記録が
可能であるか否かを判定する。メモリ17に音声メッセ
ージデータが最大件数まで記録されておらず、音声メッ
セージデータの記録が可能であるときは、ステップST
3で、呼び出し回数が3回となるまで待ち、その後にス
テップST4で、応答データをTDMA処理部105に
供給して基地局に制御チャネルで送信することで応答を
して回線を接続する。
【0031】そして、ステップST5で、文字メッセー
ジデータの記録が可能であるか否かを判定する。メモリ
117に文字メッセージデータが最大件数まで記録され
ておらず、文字メッセージデータの記録が可能であると
きは、ステップST6で、「音声メッセージ若しくは文
字メッセージの記録が可能」である旨の応答メッセージ
を発信側に送信し、ステップST8に進む。
【0032】一方、メモリ117に文字メッセージデー
タが最大件数まで記録されており、文字メッセージデー
タの記録が不可能であるときは、ステップST7で、
「音声メッセージのみ記録が可能」である旨の応答メッ
セージを発信側に送信し、ステップST8に進む。この
ように応答メッセージを送信する場合、制御部101
は、不揮発性メモリ117より対応する応答メッセージ
のデータを読み出し、それをアナログ信号に変換して応
答メッセージの音声信号Smsを得、この音声信号Smsを
切換スイッチ114を介して音声コーデック部106に
送信音声信号として供給する。以下においても、同様で
ある。
【0033】発信側に応答メッセージを送信した後、ス
テップST8で、発信側からの音声メッセージまたは文
字メッセージを受信したか否かを判定し、ステップST
9で、応答メッセージを送信してから所定時間が経過し
たか、あるいは発信側の回線切断があったか否かを判定
する。DTMF復調器109の出力データより文字メッ
セージデータとしてのDTMF信号コードが得られると
きは、文字メッセージを受信したと判定する。また、文
字メッセージの受信ではなく、音声コーデック部106
より受信音声信号が得られるときは、音声メッセージを
受信したと判定する。
【0034】ステップST8で、音声メッセージまたは
文字メッセージを受信したと判定するときは、ステップ
ST10で、メッセージデータを不揮発性メモリ117
に記録する。この場合、音声メッセージを受信する場
合、制御部101は受信音声信号をディジタル信号に変
換した後にメモリ117に音声メッセージデータとして
書き込む。一方、文字メッセージを受信する場合、制御
部101はDTMF復調器109より出力されるDTM
F信号コードを文字メッセージデータとして不揮発性メ
モリ117に書き込む。
【0035】ステップST10でメッセージデータをメ
モリ117に記録した後、ステップST11で回線を切
断し、ステップST12で待ち受け状態にする。なお、
ステップST9で、所定時間が経過し、あるいは発信側
の回線切断があったときは、直ちにステップST11に
進んで回線を切断し、ステップST12で待ち受け状態
にする。
【0036】また、ステップST2で、メモリ117に
音声メッセージデータが最大件数まで記録されており、
音声メッセージデータの記録が不可能であるときは、ス
テップST12で、文字メッセージデータの記録が可能
であるか否かを判定する。文字メッセージデータの記録
が可能であるときは、ステップST13で、呼び出し回
数が6回となるまで待ち、その後にステップST14
で、応答データをTDMA処理部105に供給して基地
局に制御チャネルで送信することで応答をして回線を接
続する。そして、ステップST15で、「文字メッセー
ジのみの記録が可能」である旨の応答メッセージを発信
側に送信する。その後、ステップST16で、発信側か
らの文字メッセージを受信したか否かを判定し、ステッ
プST17で、応答メッセージを送信してから所定時間
が経過したか、あるいは発信側の回線切断があったか否
かを判定する。
【0037】ステップST16で、文字メッセージを受
信したと判定するときは、ステップST18で、メッセ
ージデータを不揮発性メモリ117に記録する。その
後、ステップST11で、回線を切断し、ステップST
12で、待ち受け状態にする。なお、ステップST9
で、所定時間が経過し、あるいは発信側の回線切断があ
ったときは、直ちにステップST11に進んで回線を切
断し、ステップST12で待ち受け状態にする。
【0038】また、ステップST12で、文字メッセー
ジの記録が不可能であるときは。ステップST19で、
呼び出し回数が9回となるまで待ち、その後にステップ
ST20で、応答データをTDMA処理部105に供給
して基地局に制御チャネルで送信することで応答をして
回線を接続する。そして、ステップST21で、「メッ
セージの記録が不可能」である旨の応答メッセージを発
信側に送信する。その後、ステップST11で回線を切
断し、ステップST12で待ち受け状態にする。
【0039】なお、図2のフローチャートには図示せず
も、呼び出しの動作中に発信側で電話を切る操作が行わ
れた場合、直ちに呼び出しを停止して待ち受け状態に移
行する。
【0040】次に、上述した留守録モードで記録された
音声メッセージや文字メッセージの再生動作について説
明する。この再生動作は、ユーザの操作部115の操作
に対応して行われる。音声メッセージの再生操作がある
とき、制御部101によって不揮発性メモリ117より
各件の音声メッセージデータが順次読み出され、それが
アナログ信号に変換されてメッセージ音声信号とされ、
この音声信号が制御部101よりアンプ107を介して
スピーカ108に供給される。これにより、各件の音声
メッセージがスピーカ108より順次出力される。一
方、文字メッセージの再生操作があるとき、制御部10
1によって不揮発性メモリ117より各件の文字メッセ
ージデータ(DTMF信号コード)が順次読み出され、
これがROM119に記憶されている変換フォーマット
を使用してキャラクタコードに変換され、制御部101
の制御によって表示部116に各件の文字メッセージが
順次表示される。なお、不揮発性メモリ117に記録さ
れた音声メッセージや文字メッセージのデータは、例え
ば再生後に再び留守録モードに設定される際にクリアさ
れる。
【0041】以上説明した本実施の形態においては、留
守録モードに設定されている状態で着信があった場合、
音声メッセージの記録が可能であるときは3回の呼び出
しの後に自動応答をして、発信側に応答メッセージを送
信する。したがって、発信者は、3回の呼び出しを越え
ても応答メッセージが送られてこないときは、不揮発性
メモリ117に音声メッセージが最大件数まで記録され
ており、音声メッセージの記録が不可能な状況にあるこ
とを認識できる。そのため、例えば文字メッセージの入
力方法を知らず、音声メッセージの記録のみを希望する
発信者は、3回の呼び出しを越えた時点で電話を切るこ
とで、余分な通話料の支払いを回避し、電話代を節約で
きる。
【0042】また、音声メッセージの記録はできない
が、文字メッセージの記録が可能であるときは6回の呼
び出しの後に自動応答をして、発信側に応答メッセージ
を送信する。したがって、発信者は、6回の呼び出しを
越えても応答メッセージが送られてこないときは、不揮
発性メモリ117に文字メッセージも最大件数まで記録
されており、文字メッセージの記録も不可能な状況にあ
ることを認識できる。そのため、メッセージの記録を希
望する発信者は、6回の呼び出しを越えた時点で電話を
切ることで、余分な通話料の支払いを回避し、電話代を
節約できる。
【0043】なお、上述実施の形態においては複数種類
のデータ形態のメッセージとして音声メッセージおよび
文字メッセージを示したが、メッセージのデータ形態と
しては画像データ等その他のものも考えられる。また、
上述実施の形態において各状況における自動応答までの
読み出し回数は一例であって、この発明はこれに限定さ
れるものでないことは勿論である。また、図2のフロー
チャートで、音声メッセージと文字メッセージを入れ換
えた制御動作も考えられる。
【0044】また、上述実施の形態においては、この発
明を簡易型携帯電話機に適用したものであるが、この発
明はその他の携帯電話機や固定電話機等の通信端末装置
に同様に適用できる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、データ記録手段にお
ける複数種類のデータ形態のメッセージの記録状況に応
じて、留守録設定時での着信に対する自動応答までの呼
び出し回数を変更するものである。したがって、発信者
は、呼び出し回数よりその記録状況を容易に把握でき、
メッセージの記録が不可能な場合、あるいは希望するメ
ッセージの記録が不可能な場合には自動応答する前に電
話を切ることで、余分な通話料の支払いを回避し、電話
代を節約できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機の構成を
示すブロック図である。
【図2】留守録モード設定時の制御動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
100 簡易型携帯電話機 101 制御部 102 送受信用のアンテナ 103 無線部 104 ディジタル変復調部 105 TDMA処理部 106 音声コーデック部 108 スピーカ 109 DTMF復調器 111 マイクロホン 113 DTMF変調器 114 切換スイッチ 115 操作部 116 表示部 117 不揮発性メモリ 118 呼出音出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のデータ形態のメッセージを記
    録するデータ記録手段と、 留守録モードに設定するためのモード設定手段と、 上記留守録モードに設定されている状態で着信があると
    き、上記データ記録手段の上記複数種類のデータ形態の
    メッセージの記録状況に応じて、自動応答までの呼び出
    し回数を変更する制御手段とを備えることを特徴とする
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記着信に対する自動応答を行った後に
    発信側に応答メッセージを送信する応答メッセージ送信
    手段を備え、 上記制御手段は、上記データ記録手段の上記複数種類の
    データ形態のメッセージの記録状況に応じて、上記応答
    メッセージを変更することを特徴とする請求項1に記載
    の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記データ記録手段は、上記複数種類の
    データ形態のメッセージとして音声メッセージおよび文
    字メッセージを記憶することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記データ記録手段に上記音声メッセー
    ジの記録が可能である第1の記録状況での上記自動応答
    までの呼び出し回数は、上記データ記録手段に上記文字
    メッセージの記録が可能である第2の記録状況での上記
    自動応答までの呼び出し回数より少なくされることを特
    徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 上記データ記録手段に上記音声メッセー
    ジの記録が可能である第1の記録状況での上記自動応答
    までの呼び出し回数は、上記データ記録手段に上記文字
    メッセージの記録が可能である第2の記録状況での上記
    自動応答までの呼び出し回数より多くされることを特徴
    とする請求項3に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記データ記録手段に上記音声メッセー
    ジおよび上記文字メッセージの双方の記録が不可能であ
    る第3の記録状況での上記自動応答までの呼び出し回数
    は、上記第1および第2の記録状況での上記自動応答ま
    での呼び出し回数より多くされることを特徴とする請求
    項4または5に記載の通信端末装置。
JP25211697A 1997-09-17 1997-09-17 通信端末装置 Pending JPH1198240A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4850308B2 (ja) * 2007-07-12 2012-01-11 エルエスアイ コーポレーション 呼設定プロセスの制御
JP2014036354A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Hitachi Information & Telecommunication Engineering Ltd 自動応答システムおよび自動応答方法

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